| 【発明の名称】 |
刈取収穫機 |
| 【発明者】 |
【氏名】松谷 俊一
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| 【要約】 |
【課題】前処理部の左右位置を調節可能にした刈取収穫機において、オペレータの操作負担を軽減すると共に、誤操作や操作忘れによって前処理部の左右位置が不適正になる不都合を解消する。
【解決手段】走行機体の前方で茎稈を刈取る前処理部2と、走行機体に対する前処理部2の左右位置を調節する前処理移動モータ15と、未刈茎稈に対する前処理部2の位置検出に応じて走行機体を自動的に操向する「方向自動制御」手段と、該「方向自動制御」のON/OFFを切換える方向自動制御スイッチ22とを備えるコンバイン1において、前記方向自動制御スイッチ22がONの場合に、走行機体に対して未刈り地側の偏倚位置に前処理部2を自動的に移動させる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 走行機体の前方で茎稈を刈取る前処理部と、走行機体に対する前処理部の左右位置を調節する前処理位置調節手段と、未刈茎稈に対する前処理部の位置検出に応じて走行機体を自動的に操向する方向自動制御手段と、該方向自動制御手段のON/OFFを切換える方向自動制御スイッチとを備える刈取収穫機において、前記方向自動制御スイッチがONの場合に、走行機体に対して未刈り地側の偏倚位置に前処理部を自動的に移動させる前処理位置自動調節手段を設けたことを特徴とする刈取収穫機。 【請求項2】 走行機体の前方で茎稈を刈取る前処理部と、走行機体に対する前処理部の左右位置を調節する前処理位置調節手段とを備える刈取収穫機において、前記走行機体の車速が所定の設定速度を越えた場合に、走行機体の略正面位置に前処理部を自動的に移動させる前処理位置自動調節手段を設けたことを特徴とする刈取収穫機。 【請求項3】 走行機体の前方で茎稈を刈取る前処理部と、走行機体に対する前処理部の左右位置を調節する前処理位置調節手段と、未刈茎稈に対する前処理部の位置検出に応じて走行機体を自動的に操向する方向自動制御手段と、該方向自動制御手段のON/OFFを切換える方向自動制御スイッチと、刈取茎稈を脱穀処理する脱穀部と、該脱穀部への動力供給を入切する脱穀クラッチとを備える刈取収穫機において、前記方向自動制御スイッチがOFFで、かつ脱穀クラッチが切りの場合に、走行機体の略正面位置に前処理部を自動的に移動させる前処理位置自動調節手段を設けたことを特徴とする刈取収穫機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、前処理部の左右位置を調節自在にしたコンバイン等の刈取収穫機の技術分野に属するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、この種刈取収穫機のなかには、走行機体の前方で茎稈を刈取る前処理部を、走行機体(走行部左右中心)に対して未刈り地側(例えば左側)の偏倚位置に取付けることにより、未刈り地側走行部による未刈茎稈の踏倒しを防止するようにしたものがある。しかるに、このものでは、未刈り地の中を中割状に走行する中割作業時に、他側(例えば右側)の走行部が未刈茎稈を踏み倒す可能性がある許りでなく、機体の左右バランスが未刈り地側に偏って走行性が低下する不都合がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】そこで、走行機体に対する前処理部の左右位置を状況に応じて調節できるようにしたものが既に提案されているが、従来のものでは、スイッチ操作に応じて前処理部を左右に移動させるようにしていたため、オペレータの操作負担が増す許りでなく、誤操作や操作忘れによって前処理部の左右位置が不適正になる可能性があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、走行機体の前方で茎稈を刈取る前処理部と、走行機体に対する前処理部の左右位置を調節する前処理位置調節手段と、未刈茎稈に対する前処理部の位置検出に応じて走行機体を自動的に操向する方向自動制御手段と、該方向自動制御手段のON/OFFを切換える方向自動制御スイッチとを備える刈取収穫機において、前記方向自動制御スイッチがONの場合に、走行機体に対して未刈り地側の偏倚位置に前処理部を自動的に移動させる前処理位置自動調節手段を設けたことを特徴とするものである。つまり、方向自動制御手段を備える刈取収穫機においては、通常の刈取作業時(条刈り作業または横刈り作業)に方向自動制御スイッチがON操作されることに着目し、該操作に応じて前処理部を未刈り地側の偏倚位置に自動的に移動させるようにしたため、スイッチ操作を要求していた従来のものに比してオペレータの操作負担を軽減することができる許りでなく、誤操作や操作忘れに起因する未刈茎稈の踏倒しを防止することができる。また、走行機体の前方で茎稈を刈取る前処理部と、走行機体に対する前処理部の左右位置を調節する前処理位置調節手段とを備える刈取収穫機において、前記走行機体の車速が所定の設定速度を越えた場合に、走行機体の略正面位置に前処理部を自動的に移動させる前処理位置自動調節手段を設けたことを特徴とするものである。つまり、走行機体の車速が所定の設定速度を越えた場合に、非作業走行状態であると判断して前処理部を走行機体の略正面位置に自動的に移動させるため、スイッチ操作を要求していた従来のものに比してオペレータの操作負担を軽減することができる許りでなく、誤操作や操作忘れに起因する走行性の低下を防止することができる。また、走行機体の前方で茎稈を刈取る前処理部と、走行機体に対する前処理部の左右位置を調節する前処理位置調節手段と、未刈茎稈に対する前処理部の位置検出に応じて走行機体を自動的に操向する方向自動制御手段と、該方向自動制御手段のON/OFFを切換える方向自動制御スイッチと、刈取茎稈を脱穀処理する脱穀部と、該脱穀部への動力供給を入切する脱穀クラッチとを備える刈取収穫機において、前記方向自動制御スイッチがOFFで、かつ脱穀クラッチが切りの場合に、走行機体の略正面位置に前処理部を自動的に移動させる前処理位置自動調節手段を設けたことを特徴とするものである。つまり、方向自動制御スイッチがOFFで、かつ脱穀クラッチが切りの場合に、非作業走行状態であると判断して前処理部を走行機体の略正面位置に自動的に移動させるため、スイッチ操作を要求していた従来のものに比してオペレータの操作負担を軽減することができる許りでなく、誤操作や操作忘れに起因する走行性の低下を防止することができる。 【0005】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の一つを図面に基づいて説明する。図面において、1はコンバインであって、該コンバイン1は、機体前方で茎稈を刈取る昇降自在な前処理部2、刈り取った茎稈から穀粒を脱穀し、かつ穀粒を選別する脱穀部3、選別済の穀粒を貯溜する穀粒タンク4、脱穀済みの排稈を排出処理する後処理部(図示せず)、各種の操作具が配置される操作部5、左右一対のクローラ走行装置6aを備える走行部6等で構成されている。そして、前記穀粒タンク4は、機体の左右中心に対して右側(既刈り地側)の偏倚位置に配置されているため、穀粒タンク4内の穀粒量に応じて機体の左右バランスに変化が生じるが、これらの基本構成は何れも従来通りである。 【0006】前記前処理部2は、茎稈を分草する複数のデバイダ7、該デバイダ7間に導入された茎稈を引き起す引起装置8、導入茎稈の株元部を切断する刈刃装置(図示せず)、刈取茎稈を脱穀部3に向けて搬送する扱深さ搬送体9等で構成されると共に、機体前部に架設される前処理支持フレーム10に沿って左右方向スライド自在に支持されている。尚、11は機体側から前処理動力を取り出す動力取出ケースであって、該動力取出ケース11は、機体前部に左右方向を向いて配設される前処理駆動軸12からベベルギヤ機構13を介して動力を取り出すが、ベベルギヤ機構13は、前処理駆動軸12に対してスプライン嵌合しているため、前処理部2の左右スライドに一体的に追随するようになっている。 【0007】14は前記前処理支持フレーム10に並設される螺旋回転軸であって、該螺旋回転軸14は、一端部に連動連結される前処理移動モータ15の駆動で正逆回転するが、螺旋回転軸14の中間部は前処理部2側に係合しているため、前処理移動モータ15の駆動制御に基づいて前処理部2の左右位置を調節することができるようになっている。尚、16は前処理部2の左右位置を検出すべく、前処理部2と機体前部との間に介設されるストロークセンサである。 【0008】17は走行機体に設けられる制御部であって、該制御部17は、マイクロコンピュータ(CPU、ROM、RAM等を含む)を用いて構成されており、その入力側には、前述したストロークセンサ16に加え、刈取茎稈に対するデバイダ7の通過位置を検出する方向センサ18、車速を検出する車軸回転センサ19、脱穀クラッチの入り/切りを検出する脱穀クラッチセンサ20、穀粒タンク4の満タン状態を検出する穀粒量センサ21、後述する「方向自動制御」のON/OFFを切換える方向自動スイッチ22、「方向自動制御」の制御モードを中割作業に適したモードに切換える中割スイッチ23等の入力機器群が所定の入力インタフェース回路を介して接続される一方、出力側には、前述した前処理移動モータ15に加え、左側サイドクラッチを入り/切りする左操向バルブ24L、右側サイドクラッチを入り/切りする右操向バルブ24R等の出力機器が所定の出力インタフェース回路を介して接続されている。即ち、制御部17は、方向センサ18の検出信号に応じて機体進行方向を自動的に修正する「方向自動制御」、前処理部2の左右位置を状況に応じて自動的に調節する「前処理位置調節制御」等の制御プログラムを予め具備しており、以下、本発明の要部である「前処理位置調節制御」の各種制御モードをフローチャートに基づいて説明する。 【0009】前記「前処理位置調節制御」の第一制御モードは、方向自動スイッチ22(中割スイッチ23無し)および車軸回転センサ19を備える機種に適合すべく用意されるものであって、該制御モードでは、まず、車速が設定速度以上(非作業走行速度)であるか否かを判断し、該判断がYESの場合には、前処理部2を右端位置(機体の略正面位置)まで自動的に移動させるようになっている。つまり、車速に基づいて非作業走行状態を判断して前処理部2を走行機体の略正面位置に自動的に移動させるため、スイッチ操作を要求していた従来のものに比してオペレータの操作負担を軽減することができる許りでなく、誤操作や操作忘れに起因する走行性の低下を防止することができるようになっている。 【0010】一方、車速が設定車速未満である場合には、さらに方向自動スイッチ22のON/OFFを判断し、該判断がONである場合には、前処理部2を左端位置(機体に対して未刈り地側の偏倚位置)まで自動的に移動させるようになっている。つまり、「方向自動制御」機能を備える機種においては、通常の刈取作業時(条刈り作業または横刈り作業)に方向自動スイッチ22がON操作されることに着目し、該操作に応じて前処理部2を未刈り地側の偏倚位置に自動的に移動させるため、スイッチ操作を要求していた従来のものに比してオペレータの操作負担を軽減することができる許りでなく、誤操作や操作忘れに起因する未刈茎稈の踏倒しを防止することができるようになっている。 【0011】また、第二制御モードは、方向自動スイッチ22、中割スイッチ23および車軸回転センサ19を備える機種に適合すべく用意されるものであって、該制御モードでは、まず、車速が設定速度以上(非作業走行速度)であるか否かを判断し、該判断がYESの場合には、前処理部2を右端位置(機体の略正面位置)まで自動的に移動させるが、この点は第一制御モードと同様である。 【0012】一方、車速が設定車速未満である場合には、さらに方向自動スイッチ22および中割スイッチ23のON/OFFを判断し、ここで方向自動スイッチ22がONで、かつ中割スイッチ23がOFFである場合には、第一制御モードと同様に前処理部2を左端位置(機体に対して未刈り地側の偏倚位置)まで自動的に移動させるが、方向自動スイッチ22および中割スイッチ23がONである場合には、前処理部2を右端位置(機体の略正面位置)まで自動的に移動させるようになっている。つまり、つまり、方向自動スイッチ22および中割スイッチ23を備える機種においては、中割作業時に方向自動スイッチ22および中割スイッチ23がON操作されることに着目し、該操作に応じて前処理部2を機体の略正面位置まで自動的に移動させるため、スイッチ操作を要求していた従来のものに比してオペレータの操作負担を軽減することができる許りでなく、誤操作や操作忘れに起因する未刈茎稈の踏倒しを防止することができるようになっている。 【0013】また、第三制御モードは、方向自動スイッチ22(中割スイッチ23無し)および脱穀クラッチセンサ20を備える機種に適合すべく用意されるものであって、該制御モードでは、まず、方向自動スイッチ22のON/OFFを判断し、該判断がONである場合には、前処理部2を左端位置(機体に対して未刈り地側の偏倚位置)まで自動的に移動させるようになっている。一方、方向自動スイッチ22がOFFである場合には、脱穀クラッチセンサ20のON/OFFを判断し、該判断がOFFである場合には、前処理部2を右端位置(機体の略正面位置)まで自動的に移動させるようになっている。つまり、脱穀クラッチの入り/切りに基づいて非作業走行状態を判断して前処理部2を走行機体の略正面位置に自動的に移動させるため、スイッチ操作を要求していた従来のものに比してオペレータの操作負担を軽減することができる許りでなく、誤操作や操作忘れに起因する走行性の低下を防止することができるようになっている。 【0014】また、第四制御モードは、方向自動スイッチ22(中割スイッチ23無し)、脱穀クラッチセンサ20および穀粒量センサ21を備える機種に適合すべく用意されるものであって、該制御モードでは、まず、方向自動スイッチ22のON/OFFを判断し、該判断がONである場合には、前処理部2を左端位置(機体に対して未刈り地側の偏倚位置)まで自動的に移動させるが、この点は前記第三制御モードと同様であるため、フローチャートでの説明は省略する。 【0015】一方、方向自動スイッチ22がOFFである場合には、脱穀クラッチセンサ20のON/OFFを判断するが、この判断がOFFである場合には、さらに穀粒タンク4が満タン状態であるか否かを穀粒量センサ21のON/OFFに基づいて判断するようになっている。そして、穀粒量センサ21がOFFの場合には、前記第三制御モードと同様に、前処理部2を右端位置(機体の略正面位置)まで自動的に移動させる一方、穀粒量センサ21がONの場合には、前処理部2を左端位置(機体に対して未刈り地側の偏倚位置)まで自動的に移動させるようになっている。つまり、穀粒タンク4が満タン状態のときは、機体の左右バランスが右側に偏る一方、穀粒タンク4が空状態(非満タン状態)のときは、機体の左右バランスが左側に偏る可能性があるが、本実施形態では、前処理部2を背反方向に移動させて機体の左右バランスを改善するため、左右バランスの偏りに伴う走行性の低下を可及的に防止することができるようになっている。 【0016】また、第四制御モードでは、穀粒量センサ21のON/OFFに基づいて前処理部2を自動的に移動させるにあたり、前処理部2の移動前の左右位置を記憶し、その後、脱穀クラッチが入り操作された場合には、前処理部2を記憶位置まで自動的に復帰させるようになっている。つまり、作業再開時に前処理部2を意識的に元の位置に戻す操作が不要なため、オペレータの操作負担を軽減できる許りでなく、誤操作や操作忘れに起因する不都合の発生を防止することが可能になる。 【0017】一方、25は燃料タンクであって、該燃料タンク25は、操作部5の床部下方スペースに配設されている。そして従来では、図10の(A)に示す如く、操作部5の床部を形成するフロア部材26の下方に所定間隔を存して燃料タンク27を配置すると共に、その外側部にステップ部材28を設けていたため、燃料タンク27の高さ寸法が制限されて必要なタンク容量を確保できない可能性がある許りでなく、部品点数の増加や構造の複雑化を招く不都合があるが、本実施形態の燃料タンク25においては、これらの不具合が解消されている。つまり、燃料タンク25の上部は、操作部5の床面高さまで延設されると共に、その上面部には、従来の滑り止め部材29に相当する凹凸状の滑り止め部25aが一体形成されているため、燃料タンク25の容量アップを計ることができる許りでなく、燃料タンク25の上面部をフロア部材に兼用して部品点数の削減および構造の簡略化を計ることができ、また、燃料タンク25の外側部も、従来のステップ位置まで延設されると共に、その下部には、従来のステップ部材28に相当するステップ部25bが一体形成されているため、燃料タンク25の容量をさらに大きくすることができる許りでなく、燃料タンク25の外側部をステップ部材に兼用して部品点数の削減および構造の簡略化をさらに促進することができるようになっている。 【0018】また、30は前記燃料タンク25の下部に接続される燃料供給ホースであって、該燃料供給ホース30は、燃料タンク25内の燃料(軽油)を燃料ポンプ(図示せず)を介してディーゼルエンジン(図示せず)に供給するものであるが、その燃料吸込み口30aは、燃料タンク25内に上下揺動自在に設けられるフロート弁31で開閉されるようになっている。即ち、フロート弁31は、燃料の残量に応じて上下するフロート部31aの下部に、燃料の残量が少なくなった段階で燃料吸込み口30aを気密的に塞ぐ弁部31bを一体的に設けて構成されているため、本来の燃料切れ以前に強制的にエンスト状態を発生させることができ、その結果、エンスト時に燃料供給ホース30内に多量のエアが入り込んでしまう従来のものに比してエンスト後のエア抜き作業を簡略化することができるようになっている。 【0019】叙述の如く構成されたものにおいて、走行機体の前方で茎稈を刈取る前処理部2と、走行機体に対する前処理部2の左右位置を調節する前処理移動モータ15と、未刈茎稈に対する前処理部2の位置検出に応じて走行機体を自動的に操向する「方向自動制御」手段と、該「方向自動制御」のON/OFFを切換える方向自動制御スイッチ22とを備えるものであるが、前記方向自動制御スイッチ22がONの場合には、走行機体に対して未刈り地側の偏倚位置に前処理部2を自動的に移動させることになる。つまり、「方向自動制御」を備えるコンバイン1においては、通常の刈取作業時(条刈り作業または横刈り作業)に方向自動スイッチ22がON操作されることに着目し、該操作に応じて前処理部2を未刈り地側の偏倚位置に自動的に移動させるようにしたため、スイッチ操作を要求していた従来のものに比してオペレータの操作負担を軽減することができる許りでなく、誤操作や操作忘れに起因する未刈茎稈の踏倒しを防止することができる。 【0020】また、前記走行機体の車速が所定の設定速度を越えた場合には、走行機体の略正面位置に前処理部2を自動的に移動させることになる。つまり、走行機体の車速が所定の設定速度を越えた場合に、非作業走行状態であると判断して前処理部2を走行機体の略正面位置に自動的に移動させるため、スイッチ操作を要求していた従来のものに比してオペレータの操作負担を軽減することができる許りでなく、誤操作や操作忘れに起因する走行性の低下を防止することができる。 【0021】また、前記方向自動制御スイッチ22がOFFで、かつ脱穀クラッチが切りの場合には、走行機体の略正面位置に前処理部2を自動的に移動させることになる。つまり、方向自動制御スイッチ22がOFFで、かつ脱穀クラッチが切りの場合に、非作業走行状態であると判断して前処理部2を走行機体の略正面位置に自動的に移動させるため、スイッチ操作を要求していた従来のものに比してオペレータの操作負担を軽減することができる許りでなく、誤操作や操作忘れに起因する走行性の低下を防止することができる。 【0022】また、非作業走行時に穀粒タンク4が満タン容態の場合は、前処理部2を左端位置(機体に対して未刈り地側の偏倚位置)まで自動的に移動させて機体の左右バランスを改善するため、左右バランスの偏りに伴う走行性の低下を可及的に防止することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001878 【氏名又は名称】三菱農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年9月3日(1999.9.3) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100085394 【弁理士】 【氏名又は名称】廣瀬 哲夫
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| 【公開番号】 |
特開2001−69834(P2001−69834A) |
| 【公開日】 |
平成13年3月21日(2001.3.21) |
| 【出願番号】 |
特願平11−250455 |
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