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【発明の名称】 リール式の草刈り機の切断ユニットのための草捕獲装置の支持アセンブリ
【発明者】 【氏名】ネイサン・エム・レデン

【要約】 【課題】刈り取った草の効率良い収集のために、籠を切断ユニットに追従させる籠の取り付けアセンブリの提供。

【解決手段】草刈り車両10上に担持された切断ユニット24によって切断された草を収集するための収集容器34を支持するためのアセンブリ36が提供されている。このアセンブリは、切断ユニットと一緒に動くように同切断ユニットに作動可能に結合された横方向に延びている部材26を含んでいる。この横方向に延びている部材は、車両のリフトアーム14に対して動くように同リフトアーム上に支持されている。切断ユニットによって刈り取られた草を受け入れるために、籠のような容器が切断ユニットに隣接して配置されている。前記横方向に延びている部材と係合して前記容器を前記切断ユニットに結合するために、第1及び第2の横方向に隔置された係合部材56,58が容器に結合されている。前記容器が切断ユニットと一緒に且つ前記リフトアームと独立して動けるように、前記係合部材は前記横方向に延びている部材に固着されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 草刈り車両上に担持された切断ユニットによって刈り取られた草を収集するための容器を支持するためのアセンブリであって、切断ユニットを車両に作動可能に結合するリフトアームと、切断ユニットに、同切断ユニットと共に作動可能に結合され且つ同切断ユニットに対して動くようにリフトアーム上に支持されている、横方向に延びている部材と、切断ユニットによって刈り取られた草を受け入れるために、切断ユニットに隣接して配置された容器と、前記横方向に延びている部材に係合して前記容器を前記切断ユニットに作動可能に結合するために、前記容器に作動可能に結合された第1及び第2の横方向に隔置された係合部材であって、前記容器が前記切断ユニットと一緒に且つリフトアームと独立して動く動きを提供するために前記横方向に延びている部材に固定されている横方向に隔置された第1及び第2の横方向に隔置された係合部材と、を含むアセンブリ。
【請求項2】 請求項1に記載のアセンブリであって、前記切断ユニットが側壁を含むフレームを有し、前記横方向に延びている部材の外側端部が対応する側壁に作動可能に結合されている、アセンブリ。
【請求項3】 請求項1に記載のアセンブリであって、前記第1及び第2の係合部材が対応する側壁に枢動可能に取り付けられた端部を有する下方支持部材を含む、アセンブリ。
【請求項4】 請求項3に記載のアセンブリであって、前記下方支持部材が、前記容器に設けられた相補形状の孔内に係合可能である上に曲がった部分を有している、アセンブリ。
【請求項5】 請求項3に記載のアセンブリであって、前記横方向に延びている部材の断面が概して円形である、アセンブリ。
【請求項6】 請求項2に記載のアセンブリであって、前記横方向に延びている部材が、2つの脚部を有する逆U字形状であり、同U字形状部材の各脚部が、前記切断ユニットの対応する側壁に作動可能に結合されている、アセンブリ。
【請求項7】 請求項1に記載のアセンブリであって、前記横方向に延びている部材がボールジョイントによって前記リフトアームに結合されている、アセンブリ。
【請求項8】 請求項7に記載のアセンブリであって、前記ボールジョイントが軸線を有し、前記横方向に隔置された係合部材が、前記ボールジョイントの軸線上の点において、前記籠を前記横方向に延びている部材に結合させている、アセンブリ。
【請求項9】 請求項1に記載のアセンブリであって、前記横方向に隔置された係合部材が、横方向に隔置された対をなす上方支持部材と下方支持部材とを含んでいる、アセンブリ。
【請求項10】 請求項9に記載のアセンブリであって、前記上方支持部材と下方支持部材とを作動可能に結合しているケーブルを更に含む、アセンブリ。
【請求項11】 請求項10に記載のアセンブリであって、前記ボールジョイントが軸線を有し、前記ケーブルが、同ボールジョイントの軸線上の点において前記上方支持部材の端部に枢動可能に結合されている、アセンブリ。
【請求項12】 リール式の草刈り機上に担持された切断ユニットによって刈り取られた草を収集するための収集容器を支持するためのアセンブリであって、前記切断ユニットを草刈り機に作動可能に結合するためのリフトアームと、前記切断ユニットと共に動くように同切断ユニットに作動可能に結合され且つ前記リフトアームに対して動くように同リフトアーム上に支持された横方向に延びている部材と、前記切断ユニットによって刈り取られた草を受け入れるために前記切断ユニットに隣接して配置された容器と、前記横方向に延びている部材と係合して前記容器を前記切断ユニットに作動可能に結合するために、前記容器に作動可能に結合された第1及び第2の対の横方向に隔置された上方及び下方支持部材であって、同支持部材は、前記切断ユニットと共に且つ前記リフトアームと独立して前記容器を動かす動きを提供するために前記横方向に延びている部材に固定されている、第1及び第2の対の横方向に隔置された上方及び下方支持部材と、を含むアセンブリ。
【請求項13】 請求項12に記載のアセンブリであって、前記切断ユニットが側壁を含むフレームを有し、前記横方向に延びている部材の外側端部が、前記側壁の対応する側壁に作動可能に結合されている、アセンブリ。
【請求項14】 請求項13に記載のアセンブリであって、前記下方支持部材の各々が、前記側壁の対応する側壁に枢動可能に取り付けられた端部を有している、アセンブリ。
【請求項15】 請求項14に記載のアセンブリであって、前記下方支持部材が、前記容器内の相補形状の孔内に結合可能である上に曲がった部分を有している、アセンブリ。
【請求項16】 請求項14に記載のアセンブリであって、前記横方向に延びている部材の断面が概して円形である、アセンブリ。
【請求項17】 請求項13に記載のアセンブリであって、前記横方向に延びている部材が、2つの脚部を有する逆U字形状であり、同U字形状部材の各脚部が、前記切断ユニットの対応する側壁に作動可能に結合されている、アセンブリ。
【請求項18】 請求項1に記載のアセンブリであって、前記横方向に延びている部材がボールジョイントによって前記リフトアームに結合されている、アセンブリ。
【請求項19】 請求項18に記載のアセンブリであって、前記ボールジョイントが軸線を有し、前記上方支持部材が、前記ボールジョイントの軸線上の点において、前記籠を前記横方向に延びている部材に結合させている、アセンブリ。
【請求項20】 請求項19に記載のアセンブリであって、前記上方支持部材と下方支持部材とを作動可能に結合しているケーブルを更に含む、アセンブリ。
【請求項21】 請求項20に記載のアセンブリであって、前記ケーブルが、前記ボールジョイントの軸線上の点において前記上方支持部材の端部に枢動可能に結合されている、アセンブリ。
【請求項22】 フレームを有するリール式の草刈り機のための草の捕獲装置の支持アセンブリであって、前記フレームに揺動可能に結合されたリフトアームと、同リフトアームに対して動くように同リフトアーム上に支持された切断ユニットと、前記切断ユニットに関して隣接する関係を維持するために、同切断ユニットに対する実質的に堅固な結合部を有する草の捕獲装置と、前記草の捕獲装置の重量の大部分を前記リフトアームに伝達するために、同草の捕獲装置を前記リフトアームに作動可能に結合するための支持構造と、を含むアセンブリ。
【請求項23】 草刈り車両のリフトアーム上に担持された切断ユニットによって刈り取られた草を収集するための刈り取り草の収集容器を支持するためのアセンブリであって、横方向に延びている部材と、同横方向に延びている部材を前記リフトアームに作動可能に結合しているユニバーサルジョイントと、第1及び第2の横方向に隔置された支持部材であって、前記ユニバーサルジョイントの軸線のほぼ近くに配置された容器支持部分を有する、支持部材と、を含み、前記収集容器は、同容器支持部分上に取り外し可能に支持されている、アセンブリ。
【請求項24】 請求項23に記載のアセンブリであって、前記第1及び第2の支持部材が、前記ユニバーサルジョイントの両側に配置されている、アセンブリ。
【請求項25】 請求項23に記載のアセンブリであって、前記容器を前記切断ユニットに取り付けるために、同切断ユニットに結合された第1及び第2の横方向に隔置された下方支持部材を更に含んでいる、アセンブリ。
【請求項26】 請求項25に記載のアセンブリであって、前記第1及び第2の横方向に隔置された下方支持部材が、前記切断ユニットに枢動可能に取り付けられている、アセンブリ。
【請求項27】 請求項25に記載のアセンブリであって、前記容器が前記切断ユニットの前方に配置されている、アセンブリ。
【請求項28】 請求項25に記載のアセンブリであって、前記第1及び第2の支持部材と、前記第1及び第2の下方支持部材とが、可撓性部材によって連結されている、アセンブリ。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して、刈り取った草を受け入れるためのリール式草刈り機の切断ユニットに取り付けられる取り外し可能な刈り取った草の収集籠に関し、より特定すると、このような籠を切断ユニットに結合する支持アセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術】刈り取った草を受け入れるために切断ユニットに隣接して位置決めされる籠又は容器を備えたリール式の草刈り機の切断ユニットを設けることは知られている。籠が刈り取った草で一杯になると、オペレータは、空にするために所望の位置でこの籠を切断ユニットから取り外す。
【0003】切断ユニットによってもたらされた刈り取った草を集め且つ空にするために取り外すことができるように、籠を切断ユニットに取り付けすなわち結合するために種々の機構が提供されて来た。一つのこのような機構は、切断ユニットの左側及び右側の各々に固定された一対の横方向に隔置されたロッド又はスティンガー(stinger)を提供している。この籠は、定位置に保持するためにスティンガーが受け入れられる噛み合い開口又は孔を含んでいる。オペレータは、籠の両側をロッド又はスティンガーが孔の中から外れるまで持ち上げることによって、一杯になった籠を取り外す。このような籠は、典型的には、オペレータが籠の両側を把持して籠をスティンガーから持ち上げて取り外すことができるように、オペレータが籠にアクセスするために多大な努力を必要とするので、前面に取り付けられた切断ユニットには適しないことが多い。スティンガーは、重量が切断ユニットに支持されるように、切断ユニットのフレームに取り付けられる。籠が一杯になると、付加的な重量によって、切断ユニットが傾き、切断ブレードと切断される草木との間の関係を変化させて、切断ユニットの切断高さ及び切断性能が悪影響を受ける傾向がある。
【0004】別の従来の機構は、草の捕獲装置を支持するように協働する上方のフック、ハンドル及び下方のベール(横木)の3つの部品からなる設計を使用している。最初に、第1のハンドルがフックから外され、次いで、捕獲装置が外へ持ち上げられても良い。この設計においては、上方フックはリフトアームに掛け止めされ、一方、下方のベールは切断ユニットに接続される。切断ユニットが操舵されるとき、下方のベールは、上方フックと独立して動いて、これらを摺動させ且つ摩耗させる。重量の大部分は、リフトアームに伝達されるが、切断ユニットには伝達されないので、切断の性能及び高さが大きく影響されない。しかしながら、籠をリフトアームに取り付けることによって、切断ユニットを動かすこと(例えば、回転させたとき)と比較して、籠の動きの不均衡を可能にしてそれらの間に間隔を作り、その結果、刈り取られた草が効率良く集められない。又、フック及びベールは、切断ユニットの前方に突出して、他の対象物上の構造に当たるのを容易にし、これは、取り付け構造又はその他の対象物にダメージを与えるかも知れない。
【0005】他の従来の取り付け機構は、籠の両側に配置されたフック又はブラケットを含んでおり、従って、これらもまた、オペレータが車両の下に配置された切断ユニットから一杯になった籠を取り外すのを困難にする。それらのブラケットも又、籠を切断ユニットに結合して、一杯になった籠が切断高さ及び切断の質に影響を及ぼす。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、刈り取った草の効率良い収集のために籠を切断ユニットに追従させる刈り取った草のための籠の取り付けアセンブリを提供することが望ましい。
【0007】切断ユニット自体よりも支持構造に支持されつつ、切断ユニットに密接して追従することができる刈り取った草用の籠を提供して、籠が刈り取った草で一杯になったときに、切断ユニットの切断高さ及び質が付加的な重量によって実質的に影響を受けないようにすることもまた望ましい。
【0008】更に、切断ユニットが車両の下方に配置されている場合でさえ、容易に取り外すことができ且つリール式の草刈り機の切断ユニットに再度取り付けることができるような籠を提供することが望ましい。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の好ましい実施形態は、刈り取った草の収集容器をリール式の草刈り機の切断ユニットに取り付けるためのアセンブリを提供する。横方向に延びている部材すなわちヨークが切断ユニットに固定される。ヨークは、次いで、ヨーク(及び切断ユニット)のいつくかの独立した動きを可能にする好ましい実施形態におけるボールジョイントのような結合によって一端が切断ユニットに結合され、もう一方の端部が車両のリフトアームに結合される。
【0010】好ましい実施形態の新しい設計は、ヨークの両側に取り付けられた2つの上方支持部材を有している。この上方支持部材の端部もまた、ボールジョイントの軸線上にある。2つの下方支持部材は、切断ユニットのフレームに枢動可能に取り付けられており且つ捕獲装置の両側に形成された孔の中に受け入れられている。ケーブル又はチェーンのような2つの調節可能な可撓性のリンクが、下方支持部材が捕獲装置の重量の少しの割合のみを担持するように、上方支持部材と下方支持部材との間に延びている。好ましい実施形態においては、上方支持部材は、ワイヤ形態の端部がボールジョイントの軸線上にある限りヨーク上のどこに取り付けられても良い。次いで、結果的に得られた力が、ボールジョイントの軸線を介して、リフトアームに伝達される。従って、切断高さ又は質に直接影響を及ぼすような結果的な力又はモーメントはヨーク上(及び切断ユニットへと通過した)又は切断ユニット上に直接存在しない。
【0011】本発明は、車両が操舵されるときに、草の捕獲装置が切断ユニットと共に動くことを確保する。従って、切断ユニットと捕獲装置との間に著しい空隙が存在しないであろう。
【0012】好ましい実施形態のアセンブリは、捕獲装置の前方に突出せず、他の物体にぶつかることによってダメージを受ける虞が減じられる。更に、本発明は、清潔で簡単な設計を提供する。捕獲装置を取り外すためには、オペレータは、捕獲装置をアセンブリから持ち上げるだけでよい。
【0013】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明の好ましい実施形態による車両10が示されている。車両10はフレーム12を含んでおり、同フレームからリフトアーム14が垂下している。シート18,ステアリングホイール20及びフット制御装置22を含んでいるオペレータステーション16が車両10上に作動可能に配置されており、以下の説明において左及び右という用語の示す内容は、車両10に座ったときのオペレータの左及び右を指している。各リフトアーム14は、ボールジョイント28においてリフトアームに取り付けられているヨーク26上にリール式の草刈り機の切断ユニット24を担持している。一組の切断ユニット24が、車両10の前方で引っ張られ(図1においては右側のユニットが見えている)、少なくとも一つの切断ユニット24が、車両10の下方の前輪の組30と後方のキャスター車輪32との間に配置されている。各切断ユニット24には、籠形状の刈り取った草の収集容器34が設けられており、この容器は、切断ユニット24の前方に配置されており且つ籠支持アセンブリ36によって支持されている。
【0014】図2を参照すると、車両10の前方において引っ張られる左側切断ユニット24が示されている。切断ユニット24は、側方フレーム40と、横方向に延びている支持棒42とを含んでいるフレーム38を含んでいる。フレーム38は、切断リール44を支持しており、この切断リール44は、概して水平で且つ横方向に延びている軸を中心に回転するようにモーター46によって駆動される。前方及び後方ローラー48及び50が、取り付けブラケット52を介して側方フレーム40に結合されている。ローラー48及び50は、作動中に地面と接触し且つ切断ユニット24の切断高さを変えるために上方又は下方に調節することができる。切断ユニット24の作動中に、草は、公知の方法で側方フレーム40間に取り付けられた切断リール44の回転リールブレード(図示せず)とベッドナイフ(図示せず)との間で切断される。
【0015】好ましい実施形態の刈り取った草の収集容器は、切断ユニット24のすぐ前方で同ユニットに隣接して担持されているリール44によって刈り取られた草を受け入れるためのプラスチック容器又は籠34を含んでいる。リール44の回転によって、刈り取った草は、刈り取った草を籠34内へと前方に移動させるプレート54へと前進せしめられる。支持アセンブリ36は、籠34を切断ユニット24に解除可能に結合するために設けられている。横方向に延びている部材又はヨーク26の端部は、図3から最もよく分かるように、ローラー取り付けブラケット52同士の間にある切断ユニット24の各々の側方フレーム40にボルト止めされるか、他の方法で固定される。ヨーク26は、次いで、ボールジョイント28の位置でリフトアーム14の端部に結合されている。従って、切断ユニット24は、地面の凹凸に追従し且つローラー48、50の調整によって設定された高さで草木を刈り取る能力を維持しつつ、リフトアーム14によって移送位置へと持ち上げられ且つ刈り取り位置へと降ろされても良い。
【0016】図2〜4は、ヨーク26及びリフトアーム14と協働して籠34を所望の位置に支持する下方支持部材56,上方支持部材58、及び刈り取りユニット24の両側に設けられたケーブル60を含む支持アセンブリ36を示している。図2〜4に示された切断ユニット24の車両内に設けられた構成要素を以下に説明する(車両外の対応物は鏡像である)。下方支持部材56の管状端部62は側方フレーム40にボルト止めされ、下方支持部材56の上に曲がった部分64は、籠34に形成された相補形状の孔66内に受け入れられて、下方支持部材56が、籠34を切断ユニット24に関して所望の姿勢に維持するための枢動可能なブラケットとして機能するようになされている。上方支持部材58は、(溶接によるように)ヨーク26に固定され、部材58の端部はボールジョイント28の軸線Aを横切る方向に延びている。ケーブル60は、一端において上方支持部材58の端部に枢動可能に取り付けられており且つ反対側のねじが切られた端部において、下方支持部材56の上に曲がった部分64の延長部において下方支持部材56に取り付けられている。ケーブル60の有効長さは、ケーブル60のねじが切られた端部に設けられたナット68を調整することによって調整可能である。
【0017】籠34とその内容物との重量がボールジョイント28の軸線に沿ってリフトアーム14に伝達されるので(図2〜3)、切断ユニット24を傾け(且つ、それによって有効切断高さを変更する)傾向があるモーメントが効率良く排除され、一方、これと同時に、下方支持部材及びボールジョイント28が、籠34を切断ユニット24に密接した関係で維持させ、その結果、車両10が操舵されているときでさえ、刈り取った草が効率良く且つ信頼性高く収集される。ケーブル60は、籠34が地面の凹凸に追従するように可撓性であるのが好ましい。
【0018】ここに記載した利点を達成するために、上方支持部材58は、同上方支持部材58の端部(この端部に、下方支持部材56からの力がケーブル60を介して伝達される)がボールジョイント28の軸線A上に実質的に位置する限り、いかなる点においてもヨーク26に取り付けることができる。これによって得られた力は、次いで、ボールジョイント28の軸線Aを介してリフトアーム14に伝達される。図1〜4に示された好ましい実施形態においては、籠34の重量の2/3以上が切断ユニット24よりもむしろリフトアーム14によって支持されるであろう。従って、結果的な力及びモーメントは、これらが切断高さ又は切断の質に重大な影響を及ぼす程はヨーク26又は切断ユニット24によって支持されない。好ましい実施形態のアセンブリ36は、籠34の前方に突出しないで、オペレータが動作中に対象物に触れることによって偶発的にアセンブリ36にダメージを及ぼす機会を大幅に減少させる。
【0019】次に、切断ユニット16の作動を説明する。草刈り動作中に、刈り取られた草は籠34内に溜まる。車両10の前方の籠34が一杯になると、オペレータは、車両10の前方へ歩いて行き、手を伸ばして籠34を取り外さなければならない。籠34を取り外すためには、オペレータは、簡単に籠34を持ち上げて、下方支持部材56の上に曲がった部分64が籠34内の対応する孔66内に係合されないようにする。これによって、好ましい実施形態は、オペレータが一杯になった籠34を単一動作で持ち上げることができる。
【0020】籠34が一度空になると、オペレータは、草刈り作業を続ける前に、籠36を切断ユニット24上に再度装着しなければならない。このようにするためには、オペレータは、単に、籠を下方に滑らせて、下方支持部材56の上に曲がった部分64を再度籠34内の対応する孔66内に係合させるだけでよい。上に曲がった部分64の頂部が孔66の頂部に当接すると、籠は、再び草刈り動作のために適正に位置決めされる。
【0021】切断ユニットが車両10の下方で且つ車輪30、32の間に取り付けられる場合に、この好ましい実施形態もまた、オペレータが、籠34を取り外して空にするため及び籠34を再度取り付けるために車両10の側に立つことを可能にする。前方取り付け及び中間取り付けの両収集装置において同じ部品が使用されるので、多くの部品が減らされ、これに対応して製造コストが減じられる。
【0022】以上、図示した実施形態を参考にして本発明を説明したが、本発明は、他の用途において使用するために変形されたような形態においても有利であることが当業者によって理解されるであろう。例えば、上記した支持アセンブリ36はまた、動作中に籠が切断ユニットの後ろからついて行くように配設された切断ユニットにおいて利用することもできる。本発明は、上記の実施形態によって限定されるべきではなく、特許請求の範囲によってのみ限定されるべきである。
【出願人】 【識別番号】591005165
【氏名又は名称】ディーア・アンド・カンパニー
【氏名又は名称原語表記】DEERE AND COMPANY
【出願日】 平成12年8月8日(2000.8.8)
【代理人】 【識別番号】100089705
【弁理士】
【氏名又は名称】社本 一夫 (外5名)
【公開番号】 特開2001−61324(P2001−61324A)
【公開日】 平成13年3月13日(2001.3.13)
【出願番号】 特願2000−239313(P2000−239313)