| 【発明の名称】 |
歩行型草刈機 |
| 【発明者】 |
【氏名】井手 宣弘
【氏名】武市 良
【氏名】森田 聡
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| 【要約】 |
【課題】刈刃と走行輪を具備した機枠からハンドル杆を斜め後上方へ向けて設けた歩行型の草刈機を道幅の狭い畦道等で前後刈り方向変更を容易に行なえるようにする。
【解決手段】機枠の前側に刈刃3,4を配設し後側に走行輪10を配設し、機枠上に設ける横軸18でハンドル杆43を枢支し、該ハンドル杆43を斜め後上方に向かう適宜の角度と機枠上に略垂直となる角度で固定可能にした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】機枠の前側に刈刃(3),(4)を配設し後側に走行輪(10)を配設し、機枠上に設ける横軸(18)でハンドル杆(34)を枢支し、該ハンドル杆(34)を斜め後上方に向かう適宜の角度と機枠上に略垂直となる角度で固定可能にしてなる歩行型草刈機。 【請求項2】ハンドル杆(34)の先端にループ状の取っ手(36)をハンドル杆(34)に対して直交する状態と延長する状態の間で適宜に固定可能に設けると共に、この取っ手(36)に沿って湾曲したアクセルレバー(37)を設けてなる請求項1に記載の歩行型草刈機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、畦や農道に生えている比較的短い草を刈る歩行型草刈機に関する。 【0002】 【従来の技術】地面に沿って回転する刈刃と走行輪を設けた機枠からハンドル杆を斜め後上方に向けて立設し、このハンドル杆の先端に設けた取っ手を持って歩行しながら草を刈り倒す歩行型の草刈機が有る。この歩行型草刈機で特に畦道を刈り取るに便利なように左右に設ける刈刃の片側が傾斜面に沿って傾いて水平面と傾斜面の二面を同時に刈れるようにしたものもある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】畦道は幅が狭く、前記の草刈機で方向転換する場合には、草刈機を傾斜面を走行させたり、作業者が傾斜面を歩いて前方へ回り込み草刈機の機枠を持って前後振り替えたりする面倒な作業を行なわなければならなかった。また、畦の傾斜面の草を刈る場合には、作業者が畦上を歩きながら草刈機の本体を畦の斜面に沿って上下動させるが、斜面の下部を刈る場合には作業者が座り込んで草刈機の本体を下部まで移動させたり作業者が斜面を歩いて降りていかなければならず、作業が困難であった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明では、まず、機枠の前側に刈刃3,4を配設し後側に走行輪10を配設し、機枠上に設ける横軸18でハンドル杆34を枢支し、該ハンドル杆34を斜め後上方に向かう適宜の角度と機枠上に略垂直となる角度で固定可能に歩行型草刈機を構成した。また、前記歩行型草刈機でハンドル杆34の先端にループ状の取っ手36をハンドル杆34に対して直交する状態と延長する状態の間で適宜に固定可能に設けると共に、この取っ手36に沿って湾曲したアクセルレバー37を設けた。 【0005】 【発明の作用及び効果】この草刈機で草刈り作業を行なうには、ハンドル杆34を斜め後上方に向けて取っ手36が作業によい高さとなるように固定して、作業者が機体後方を歩きながら使用する。畦道等の道幅が狭い場所で機体を前後に方向転換する場合には、作業者は移動することなくそのままの位置でハンドル杆34を略垂直に固定し、ハンドル杆34あるいは機枠を持って機体の前後向きを変更すればよい。このように、ハンドル杆34を機枠に対して略垂直に立てて固定できるようにすることで作業者が移動することなく道幅の狭い畦道等での機体の前後方向転換が容易に行なえるようになる。また、この歩行型草刈機でハンドル杆34の先端にループ状の取っ手36をハンドル杆34に対して直交する状態と延長する状態の間で適宜に固定可能に設けると共に、この取っ手36に沿って湾曲したアクセルレバー37を設けると、通常の草刈り作業ではハンドル杆34に対して直交する状態で取っ手36を固定し作業者が取っ手36の略垂直となった部分を両手で持って機体を軽快にコントロールでき、作業者から離れた位置を刈る作業の場合にはハンドル杆34に対して延長する状態で取っ手36を固定し作業者が取っ手36の略水平となった後端部分を両手で持って機体をコントロールすることで無理な姿勢とならず楽に作業が行える。この作業時に取っ手36に沿って設けたアクセルレバー37を握りながら刈刃3,4の回転速度もコントロール出来ることになる。 【0006】 【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。機体の中央に設けるギヤケース20の後部にはエンジン21を取り付け、このギヤケース20から左右に延ばした支持筒22,23の先端から下方に向けてアーム25,26を設け、このアーム25,26の下端部に走行輪10を軸支している。一方のアーム25には内部にチェン伝動機構を設け、エンジン21の動力で走行輪10を回転駆動するようにしている。 【0007】ギヤケース20の前側には、左右に振り分けて垂直に軸支する回転軸1,2を有する伝動ケース29を設け、左右の回転軸1,2には上下に刈刃3,4をそれぞれ取り付け、上方より見て左右の刈刃3,4の前側が中央に向って逆回転するようにしている。走行輪10の上側は、走行輪カバー30を前記ギヤケース20の下側に取り付け、この走行輪カバー30の前側に刈刃3,4を全面的に覆う刈刃カバー5を設けている。刈刃カバー5の前端は左右中央が後方に向けて凹んだ形状としていて、この前端形状に沿うようにガイド杆6を取り付けている。尚、刈刃カバー5は、図6に示す如く、前部7をヒンジ8で取り付け、ガイド杆6に草が当たると上方へ回動して、刈刃3,4を露出するようにすれば刈り取り走行がよりスムーズになる。45はカバー前部7を水平方向に保持すべく弾発させたばねである。 【0008】走行輪10は、図2に示す如く、左右両側部10aが大径で中間部10bを小径として、刈り倒した草が中間部10bの下側を通過し易くしている。両側部10aと中間部10bとには適宜間隔で鉄製ラグ13を突設していて、両側部10aの外側端にはゴムラグ12を巻き付けている。前記走行輪カバー30の下側には、走行輪10の鉄製ラグ13に対応してスクレパ15を設け、鉄製ラグ13に巻き付く草を取り除くようにしている。尚、この走行輪10の左右両側部10aは大径の筒で中間部10bは小径の筒としているが左右両端から中央に向けて順次小径とした鼓形状としてもよい。また、左側部10aと右側部10aとを一定角度例えば90°程度フリーで相互回転するように取り付けて左右旋回を行い易くすることもよい。 【0009】ギヤケース20の上部には、取付台31を取り付け、この取付台31上にハンドル基台32を水平回動可能に取り付けている。33はハンドル基台32の取付台31に対する水平回動位置を固定する固定具である。ハンドル基台32の上部には、ハンドル杆34を横軸18で枢支し、固定具35でハンドル杆34のハンドル基台32に対する傾きを固定するようにしていて、ハンドル杆34を略垂直にして固定することもできるようにしている。 【0010】ハンドル杆34の先端にはループ状の取っ手36を取り付け、この取っ手36にエンジン21に継がるアクセルレバー37を取り付け、ハンドル杆34にハンドル杆34の上下回動固定具35にワイヤーで連結した上下固定レバー38と、水平固定具33にワイヤーで連結した水平固定レバー39とを設けている。図7と図8は、取っ手36の取り付け状態を詳しく示すもので、ハンドル杆34の先端にループ状に形成した取っ手36を締結具40で締めつけて固定している。従って、締結具40を緩めると取っ手36が回動可能になる。取っ手36は、平面視で台形形状に屈曲したパイプで左右側部から後部にかけて柔らかい握り筒41を外装している。アクセルレバー37は、取っ手36に取り付け、そのアーム42にエンジン21のアクセルに繋がるワイヤー44を連結している。このアクセルレバー37は、取っ手36に沿って湾曲した形状としていて、丸棒を平板状に押し潰した部分46,47を形成し、取っ手36と一緒に握り易くしている。 【0011】このように構成した草刈機を使用する場合には、上下固定レバー38を操作して取っ手36が作業者の持ち易い高さとなるようにして、前進走行しながら草を刈り倒す。刈り倒された草は刈刃3,4の回転で左右中央に集まりながら走行輪10の中央部10b下方を通過して後方へ排出される。幅の狭い畦上で前後向きを変える場合には、ハンドル杆34を略垂直に固定して機体を180°回転させる。また、作業者から離れた位置の草を刈る場合には、取っ手36をハンドル杆34を延長する状態に固定し、アクセルレバー37の後端47と取っ手36の後端を共に握りながら刈刃3,4の回転をコントロールする。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000144980 【氏名又は名称】株式会社アテックス
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| 【出願日】 |
平成9年1月30日(1997.1.30) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−45832(P2001−45832A) |
| 【公開日】 |
平成13年2月20日(2001.2.20) |
| 【出願番号】 |
特願2000−210862(P2000−210862) |
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