| 【発明の名称】 |
収穫機 |
| 【発明者】 |
【氏名】岩淵 義信
【氏名】川上 喜之
【氏名】宮田 幸一郎
【氏名】村山 生夫
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| 【要約】 |
【課題】往路側搬送面4を押し上げるとともに、この往路側搬送面4を急激に落下させ、この往路側搬送面4の強い振動で、この往路側搬送面4から確実に土をふるい落とすことができる収穫機を提供する。
【解決手段】農産物掘取体3と、農産物掘取体3にて掘り取った農産物を土をふるい落としながら往路側搬送面4で搬送する無端回行体5を有するコンベヤ6と、コンベヤ6の無端回行体5の往路側搬送面4を振動する搬送面振動手段7とを具備する。搬送面振動手段7は、往路側搬送面4の下方位置に固定した支点軸37と、支点軸37に先端側38を往路側搬送面4の裏面4aに当接して上下に振動可能に軸支した振動アーム39と、無端回行体5の復路側非搬送面32の裏面32a に周面40を当接して回転可能に軸支し復路側非搬送面32の移動で振動アーム39の先端側38を上下に振動させる押動突部54を設けた駆動回転体41とを有する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 農産物を掘り取る農産物掘取体と、この農産物掘取体にて掘り取られた農産物を土をふるい落としながら往路側搬送面で搬送する無端回行体を有するコンベヤと、このコンベヤの無端回行体の往路側搬送面を振動させる搬送面振動手段とを具備し、前記搬送面振動手段は、支点軸を中心として先端側が前記往路側搬送面の裏面に当接した状態で上下に振動可能に設けられ前記往路側搬送面の移動方向に長手方向を有した振動アームと、前記無端回行体の復路側非搬送面の裏面に周面が当接した状態で回転可能に設けられこの移動中の復路側非搬送面から駆動力を受けて回転する駆動回転体と、この駆動回転体の回転に応じて前記振動アームを断続的に押動してこの振動アームの先端側を上下に振動させる押動体とを有することを特徴とする収穫機。 【請求項2】 押動体は、駆動回転体にこの駆動回転体の回転中心からの距離を調節できるように設けられた押動突部であることを特徴とする請求項1記載の収穫機。 【請求項3】 振動アームは、この振動アームの裏面側から下方に向かって突出形成され押動体にて押動される被押動突部を有することを特徴とする請求項1または2記載の収穫機。 【請求項4】 搬送面振動手段は、支点軸を中心として先端側を上下動可能に軸支した支持アームを有し、駆動回転体は、前記支持アームに回転可能に軸支した支軸に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の収穫機。 【請求項5】 支持アームは、この支持アームの先端側に振動アームを支持するストッパーを有することを特徴とする請求項4記載の収穫機。 【請求項6】 搬送面振動手段は、コンベヤの搬送方向と交差する方向の両端側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の収穫機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、馬鈴薯、薩摩芋、人参等の農産物を収穫する収穫機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の収穫機としては、たとえば、実開平1−101311号公報に記載された構成が知られている。この公報に記載の構成は、農産物を掘り取る農産物掘取体を設け、この農産物掘取体にて掘り取られた農産物を土をふるい落としながら往路側搬送面で搬送する無端回行体を有するコンベヤを設け、このコンベヤの無端回行体の往路側搬送面の裏面に周面を当接してこの往路側搬送面を振動させる偏心ローラを設け、この偏心ローラを前記コンベヤとは別に設けた駆動手段にて偏心回転駆動する構成となっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載された構成では、偏心回転される偏心ローラの周面ですなわち偏心ローラの周面の半径の小さい部分と半径の大きい部分とで往路側搬送面を徐々に上下に振動させるため、往路側搬送面の振動が緩やかで、この往路側搬送面上の農産物から土を分離し難く、土量が多く往路側搬送面上で土がブリッジ現象を起こしているときはその土を崩し難く、土が湿っているときは土を分離し難く、したがって、往路側搬送面から確実に土をふるい落とすことができず、また、偏心ローラを回転駆動させる駆動手段を必要とするので構成が複雑になるという問題がある。 【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、往路側搬送面を押し上げるとともに、この押上げ位置から往路側搬送面を急激に落下させ、この往路側搬送面の強い振動で、この往路側搬送面上の農産物から土を分離でき、土量が多く往路側搬送面上で土がブリッジ現象を起こしているときはその土を崩すことができ、土が湿っているときは土を分離でき、したがって、往路側搬送面から確実に土をふるい落とすことができる収穫機を提供することを目的とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の収穫機は、農産物を掘り取る農産物掘取体と、この農産物掘取体にて掘り取られた農産物を土をふるい落としながら往路側搬送面で搬送する無端回行体を有するコンベヤと、このコンベヤの無端回行体の往路側搬送面を振動させる搬送面振動手段とを具備し、前記搬送面振動手段は、支点軸を中心として先端側が前記往路側搬送面の裏面に当接した状態で上下に振動可能に設けられ前記往路側搬送面の移動方向に長手方向を有した振動アームと、前記無端回行体の復路側非搬送面の裏面に周面が当接した状態で回転可能に設けられこの移動中の復路側非搬送面から駆動力を受けて回転する駆動回転体と、この駆動回転体の回転に応じて前記振動アームを断続的に押動してこの振動アームの先端側を上下に振動させる押動体とを有するものである。 【0006】そして、農産物掘取体にて農産物が順次掘り取られるとともに、この農産物掘取体からコンベヤの無端回行体の往路側搬送面上に農産物が順次搬入され、この往路側搬送面にて農産物が土をふるい落としながら順次搬出部に向かって搬送される。 【0007】また、無端回行体の復路側非搬送面の移動により、この復路側非搬送面の裏面に周面を当接した駆動回転体が復路側非搬送面の裏面にて回転駆動され、この駆動回転体とともに押動体が回転し、この押動体にて振動アームが押動され、この振動アームが支点軸を中心として往路側搬送面の裏面に向かって回動する。 【0008】そして、振動アームの先端側が往路側搬送面の裏面に当接した状態でこの振動アームの先端側にて往路側搬送面が押し上げられる。 【0009】このとき、振動アームは、往路側搬送面の移動方向に長手方向を有することにより、押動体の回転でこの押動体にて支点軸を中心として振動アームが押し上げ揺動され、この振動アームの先端側にて往路側搬送面が徐々に押し上げられ、往路側搬送面上の農産物が農産物掘取体側に向かって転がり落ちたり、農産物を損傷することを防止される。 【0010】また、駆動回転体が更に回転駆動され、押動体による揺動アームの押動が解除されると、振動アームの先端側にて押し上げられた押上げ位置から往路側搬送面が急激に落下され、この往路側搬送面の落下する強い振動で、この往路側搬送面上の農産物から土が分離され、土量が多く往路側搬送面上で土がブリッジ現象を起こしているときはその土が崩され、土が湿っているときは土が分離される。 【0011】したがって、無端回行体の復路側非搬送面の移動により回転駆動される駆動回転体の回転に応じて回転する押動体にて振動アームが支点軸を中心として上下に大きな振幅で強く振動されることにより、この振動アームにて往路側搬送面から確実に土がふるい落とされる。そして、この往路側搬送面にて農産物が順次搬出部に向かって搬送される。 【0012】請求項2記載の収穫機は、請求項1記載の収穫機において、押動体は、駆動回転体にこの駆動回転体の回転中心からの距離を調節できるように設けられた押動突部であるものである。 【0013】そして、押動突部の駆動回転体の回転中心からの距離を調節することにより、振動アームの落差を土質等の状態に応じて確実に調節可能である。 【0014】請求項3記載の収穫機は、請求項1または2記載の収穫機において、振動アームは、この振動アームの裏面側から下方に向かって突出形成され押動体にて押動される被押動突部を有するものである。 【0015】そして、押動体が被押動突部を押動することで往路側搬送面が押し上げられ、振動アームの先端側にて押し上げられた押上げ位置から急激に落下する。 【0016】請求項4記載の収穫機は、請求項1乃至3のいずれかに記載の収穫機において、搬送面振動手段は、支点軸を中心として先端側を上下動可能に軸支した支持アームを有し、駆動回転体は、前記支持アームに回転可能に軸支した支軸に取り付けられているものである。 【0017】そして、支点軸を中心として上下動する支持アーム及びこの支持アームの支軸に取り付けた駆動回転体の自重により、この駆動回転体の周面下部が無端回行体の復路側非搬送面の裏面に押し付けた状態に当接する。 【0018】請求項5記載の収穫機は、請求項4記載の収穫機において、支持アームは、この支持アームの先端側に振動アームを支持するストッパーを有するものである。 【0019】そして、振動アームの押動が解除されて下降回動した振動アームを支持アームの先端側のストッパーにて確実に支持でき、支点軸を中心として上下動する支持アーム及びこの支持アームのストッパにて支持された振動アーム並びに支持アームの支軸に取り付けられた駆動回転体の自重により、この駆動回転体の周面下部が無端回行体の復路側非搬送面の裏面に強く押し付けられた状態に当接する。 【0020】請求項6記載の収穫機は、請求項1乃至5のいずれかに記載の収穫機において、搬送面振動手段は、コンベヤの搬送方向と交差する方向の両端側にそれぞれ設けられているものである。 【0021】そして、コンベヤの搬送方向と交差する方向の両端側の搬送面振動手段にて、コンベヤの無端回行体の往路側搬送面を適切に振動させることができ、往路側搬送面から確実に土をふるい落とすことが可能である。 【0022】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。 【0023】図1及び図2において、1は収穫機で、この収穫機1は、機体2と、農産物を掘り取る農産物掘取体3と、この農産物掘取体3にて掘り取られた農産物を土をふるい落としながら往路側搬送面4で搬送する無端回行体5を有するコンベヤ6と、このコンベヤ6の無端回行体5の往路側搬送面4を振動させる搬送面振動手段7とを具備し、さらに、接地体8と、前記コンベヤ6の往路側搬送面4から搬出される農産物を前記農産物掘取体3にて掘り取り後の畝の表面上に案内する農産物案内手段9とを具備している。 【0024】そして、前記機体2は、前記収穫機1の進行方向に対して左右方向に長手方向を有したパイプ状の主フレーム10を有し、この主フレーム10の両端部に前後方向に長手方向を有したコンベヤフレーム兼用の側板11,11がそれぞれ相対して固定されている。また、前記主フレーム10の両側部にロワアーム12がそれぞれ前下方に向かって突出した状態で固定され、これらロワアーム12の先端部にロワピン13がそれぞれ固定されている。 【0025】また、前記主フレーム10の中間部にトップアーム14が前上方に向かって突出した状態で固定され、このトップアーム14の先端部に連結ピン15が着脱可能に挿着されている。そして、前記両側部のロワアーム12のロワピン13と前記トップアーム14の連結ピン15とにより、収穫機1がトラクタの三点連結機構に連結されるようになっている。 【0026】さらに、前記主フレーム10の中間下部にミッション装置16が固定され、このミッション装置16は、前記主フレーム10の中間下部に固定されたミッションケース17を有し、このミッションケース17に入力軸18が先端部を前方に向かって突出した状態で回転自在に設けられ、この入力軸18の基端部にベベルギヤ19が固定されている。 【0027】また、前記ミッションケース17に伝動パイプ20内に回転自在に軸支された出力軸21の内端部が突出され、この出力軸21の内端部に前記ベベルギヤ19に噛合したベベルギヤ22が固定されている。前記伝動パイプ20は前記主フレーム10と平行に前記一方側のロワアーム12の後端部と前記一方側の側板11とにより固定され、この伝動ケース20内に回転自在に軸支された前記出力軸21の外端部が前記一方側の側板11から外方に向かって突出されている。なお、23は前記入力軸18のカバーである。 【0028】つぎに、前記農産物掘取体3は、前記収穫機1の進行方向に対して左右方向に長手方向を有した掘取刃24にて形成されている。また、この掘取刃24は両端部に固定した支持片25をそれぞれ有し、これら支持片25は前記掘取刃24を前下方に向かって傾斜した状態で前記主フレーム10の両端部に固定された前記側板11の前側下端部にそれぞれ固定されている。 【0029】そして、前記農産物掘取体3すなわち前記掘取刃24にて掘り取られた農産物がこの掘取刃24から前記コンベヤ6の無端回行体5の往路側搬送面4に搬入されるようになっている。 【0030】つぎに、前記コンベヤ6は、図1乃至図3に示すように、前記掘取刃24の後方に位置して前記主フレーム10の両端部に固定された前記側板11の前側下端部にそれぞれ支軸26にて回転自在に軸支された従動輪27と、これら従動輪27に対向して駆動輪28をそれぞれ両端部に固定し前記側板11の後端側上部に回転自在に軸支された駆動軸29と、前記従動輪27と前記駆動輪28との間に掛け回された前記無端回行体5とを有している。 【0031】そして、前記無端回行体5は、図2に示すように、前記前後の従動輪27と駆動輪28との間にそれぞれ掛け回すように両端部に相対して配置されリンクプレートを連繋した無端帯30と、これら無端帯30間に農産物を搬送し土をふるい落とす間隔をおいて回転可能に並設軸架されて搬送杆31とを有している。 【0032】また、前記従動輪27にて折返される前記無端回行体5の折返部と前記掘取刃24の後端部との間には土のみをふるい落とす間隙が形成されている。そして、掘取刃24から農産物を前記無端回行体5の往路側搬送面4に搬入するようになっている。 【0033】また、前記無端回行体5において、前記従動輪27と前記駆動輪28との間で前記従動輪27にて折返されて前記駆動輪28に向かって移動する側が前記往路側搬送面4で、前記従動輪27と前記駆動輪28との間で前記駆動輪28にて折返されて前記従動輪27に向かって移動する側が復路側非搬送面32となっている。 【0034】つぎに、前記一方側の側板11に前後方向に長手方向を有した伝動ケース33が固定され、この伝動ケース33の前端部内に前記出力軸21の外端部が回転自在に突出され、この出力軸21の外端部にプーリ34が固定されている。 【0035】また、前記伝動ケース33の後端部内に前記コンベヤ6の駆動軸29の外端部が回転自在に突出され、この駆動軸29の外端部にプーリ35が固定され、このプーリ35と前記プーリ34との間に無端ベルト36が掛け回されている。そして、出力軸21の回転で前記プーリ34,35及び無端ベルト36を介して前記駆動軸29が回転駆動され、この駆動軸29にて前記無端回行体5が回行移動されるようになっている。 【0036】つぎに、前記搬送面振動手段7は、図2に示すように、前記コンベヤ6の無端回行体5の往路側搬送面4の両端側、すなわち、コンベヤ6の搬送方向と交差する方向の両端側にそれぞれ設けられている。 【0037】前記往路側搬送面4の両端側に設けた搬送面振動手段7の各々は、図1、図3及び図4に示すように、前記往路側搬送面4の下方に位置して固定された支点軸37と、この支点軸37にこの支点軸37を中心として先端側38を前記往路側搬送面4の裏面4aに当接して上下に振動可能に軸支され前記往路側搬送面4の移動方向に長手方向を有した振動アーム39と、前記無端回行体5の復路側非搬送面32の裏面32a に周面40を当接して回転可能に軸支され前記移動中の復路側非搬送面32から押圧により駆動力を受けて駆動回転する駆動回転体41と、この駆動回転体41に一体的に突設され駆動回転体41の回転に応じて前記振動アーム39を断続的に押動してこの振動アーム39の先端側を上下に振動させる押動体としての押動突部54と、を有し、さらに、前記支点軸37は、この支点軸37を中心として先端側42を上下動可能に軸支した支持アーム43を有している。 【0038】そして、この支点軸37は、前記往路側搬送面4の下方に位置して前記側板11に固定され前記収穫機1の進行方向に対して左右方向に軸方向を有した固定支軸44にて形成されている。 【0039】また、前記振動アーム39は、この振動アーム39の基端部に前記支点軸37に回動可能に嵌合した軸支部45を有している。また、前記振動アーム39は、この振動アーム39の先端側38に前記往路側搬送面4の裏面4aに当接する円弧状の当接面46を有し、この当接面46は前記往路側搬送面4の裏面4aとの摩擦係数が小さい滑動面にて形成されている。さらに、前記振動アーム39は、この振動アーム39の裏面側から下方に向かって突出形成され前記駆動回転体41の押動突部54にて押動される被押動突部50を有している。 【0040】また、前記支持アーム43は、前記往路側搬送面4の移動方向に長手方向を有し、この支持アーム43の基端部に前記支点軸37に回動可能に嵌合した軸支部47を有し、この支持アーム43の先端側42に前記振動アーム39を支持するストッパー48を有している。このストッパー48は、前記支持アーム43の先端側42の側面部に固定されたストッパー支持突部49上に突出されている。 【0041】また、前記支持アーム43は、この支持アーム43の先端側42にベアリング等の軸受51を有し、この軸受51にて前記収穫機1の進行方向に対して左右方向に軸方向を有した支軸52が回転可能に軸支されている。この支軸52は前記往路側搬送面4の両端側に設けた両搬送面振動手段7,7の前記駆動回転体41に共用されている。 【0042】さらに、前記駆動回転体41は、復路側非搬送面32の裏面32a に周面40の下面部が当接した状態で前記支軸52にて回転可能に軸支され、この駆動回転体41は、前記支軸52と一体となって回転する円盤状体53にて形成されている。 【0043】また、前記振動アーム39を押動して振動させる押動突部54は、前記駆動回転体41の一方の側面部に設けられている。そして、前記駆動回転体41の回転によりこの駆動回転体41に設けた押動突部54にて前記被押動突部50を押動してこの被押動突部50を突出した振動アーム39の先端側38を前記支点軸37を中心として上下に振動させるようになっている。 【0044】前記押動突部54は、前記駆動回転体41の円盤状体53の側面部に前記被押動突部50を押動する所定の位置から前記振動アーム39の裏面側に向かって突出された押動軸55にて形成されている。また、前記駆動回転体41の円盤状体53の周面40は前記復路側非搬送面32の裏面32a との摩擦係数が大きい当接面にて形成されている。 【0045】つぎに、前記接地体8は、図1及び図2に示すように、前記収穫機1の進行方向に長手方向を有したそり体56にて形成されている。前記そり体56の前端部が前記両側板11の下端部にそれぞれ回動可能に取り付けられ、これらそり体56の後端側上に支柱57の下端部がそれぞれ回動可能に軸支され、これら支柱57の上部が前記両側板11に固定されたホルダー58内に上下方向に位置調節可能に挿通され、これら支柱57の所定の位置が前記ホルダー58に図示しない連結ピンにて支持されている。 【0046】つぎに、前記農産物案内手段9は、図1及び図2に示すように、前記コンベヤ6の搬出部に臨ませて設けられコンベヤ6の搬出部から搬出される農産物を、農産物掘り取り後の畝の表面上に案内する第1の案内体59と、この第1の案内体59の両端側下方にそれぞれ設けられこの第1の案内体59にて落下された農産物を掘り取り後の畝溝側でガードして畝の表面上に集散させる第2の案内体60と、これら第2の案内体60を上下動可能に支持するリンク機構61とを有している。 【0047】そして、前記第1の案内体59は、前記両側板11の後端側に固定された取付アーム62を設けた案内枠63と、この案内枠63の下端側中間部に設けられた振分枠64とを有している。また、前記案内枠63は、前方に向かって拡開傾斜した相対する側板部65と、これら側板部65の後端部に形成された後側板部66とにより平面視略コ字形状に形成されている。 【0048】また、前記相対する側板部65の下端部に前記振分枠64に向かって傾斜した案内片部67がそれぞれ形成され、前記後側板部66は下端側を前下方に向かって傾斜した状態に形成されている。また、前記振分枠64は前記後側板部66の中間部の下端に固定されている。 【0049】また、前記振分枠64は、前記後側板部66の中間部の下端に水平状に固定され前記収穫機1の進行方向に長手方向を有した枠体69にて形成され、この枠体69は両側部に前記案内片部67に向かって下降傾斜した振分板部70をそれぞれ有している。 【0050】さらに、前記第2の案内体60は、上下方向に所定の間隔をおいて配置され前記収穫機1の進行方向に長手方向を有した複数のガイドバー71と、これらガイドバー71の基端部を固定した可動支体72とを有している。そして、前記複数のガイドバー71は丸棒にてそれぞれ形成されている。また、前記可動支体72は矩形板にて形成されている。 【0051】また、前記リンク機構61は、前記接地体8のそり体56を支持した支柱57に固定された固定支体73の上下に一端側が支軸74にて回動可能に軸支されるとともに、他端側が支軸75にて前記可動支体72の上下に回動可能に軸支され、平行に配置された上下の平行リンク76にて形成されている。 【0052】つぎに、前記実施の形態の作用を説明する。 【0053】トラクタの三点連結部に収穫機1の両側のロワアーム12のロワピン13及びトップアーム14の連結ピン15をそれぞれ連結し、トラクタのPTO軸に動力伝達軸を介して収穫機1のミッション装置16の入力軸18を連結する。また、必要に応じて収穫機1の両側のそり体56をそれぞれ上下動して農産物を掘り取る農産物掘取体3の掘り取り深さを調節する。 【0054】また、トラクタにて収穫機1を牽引して進行され、トラクタのPTO軸にて動力伝達軸を介してミッション装置16の入力軸18が回転されると、この入力軸18にてベベルギヤ19,22を介して出力軸21が回転され、この出力軸21の回転でプーリ34,35及び無端ベルト36を介してコンベヤ6の駆動軸29が回転駆動され、この駆動軸29にてコンベヤ6の無端回行体5が回行され、この無端回行体5の往路側搬送面4が収穫機1の進行方向に対して後方に向かって移動される。 【0055】そして、農産物掘取体3の掘取刃24にて馬鈴薯等の農産物が順次掘り取られるとともに、この掘取刃24からコンベヤ6の無端回行体5の往路側搬送面4上に農産物が順次搬入され、この往路側搬送面4の各搬送杆31にて農産物がこれら各搬送杆31の間から土をふるい落としながら順次搬出部に向かって搬送される。 【0056】また、無端回行体5の復路側非搬送面32の移動により、この復路側非搬送面32の裏面32a に周面40を当接した駆動回転体41である円盤状体53が復路側非搬送面32の裏面32a にて押圧されて回転駆動され、この円盤状体53の押動突部54が振動アーム39の被押動突部50に当接し、この円盤状体53の押動突部54にて被押動突部50を介して振動アーム39が押動されるとともに、この振動アーム39が支点軸37を中心として往路側搬送面4の裏面4aに向かって回動される。 【0057】そして、この振動アーム39の先端側38が往路側搬送面4の裏面4aに当接した状態でこの振動アーム39の先端側38にて往路側搬送面4が押し上げられる。 【0058】このとき、振動アーム39は往路側搬送面4の移動方向に長手方向を有することにより、円盤状体53の押動突部54の回転移動でこの押動突部54にて支点軸37を中心として振動アーム39が押し上げ回動され、この振動アーム39の先端側38にて往路側搬送面4が徐々に押し上げられ、往路側搬送面4上の農産物が農産物掘取体3側に向かって転がり落ちたり、農産物を損傷することを防止される。 【0059】また、この振動アーム39の先端側38の当接面46は、往路側搬送面4の裏面4aとの摩擦係数が小さい滑動面にて形成されていることにより、この当接面46にて往路側搬送面4が押し上げられても、この当接面46と往路側搬送面4の裏面4aとの摩擦抵抗が少なく、この当接面46を裏面4aが滑動して往路側搬送面4がスムーズに移動される。 【0060】また、駆動回転体41の円盤状体53の周面40は復路側非搬送面32の裏面32a との摩擦係数が大きい当接面にて形成されていることにより、この円盤状体53の周面40と復路側非搬送面32の裏面32a との摩擦抵抗により、移動中の復路側非搬送面32から円盤状体53に適切に駆動力が伝達され、復路側非搬送面32の移動によりこの復路側非搬送面32の裏面32a にて円盤状体53が確実に回転駆動される。 【0061】そして、図5に示すように、振動アーム39の先端側38の当接面46にて往路側搬送面4が押し上げられると、無端回行体5の復路側非搬送面32が緊張され、この復路側非搬送面32の裏面32a にて円盤状体53が押動され、この円盤状体53が支持アーム43を介して支点軸37を中心として押上げ回動される。そして、この円盤状体53にて振動アーム39が更に押動され、この振動アーム39の先端側38にて往路側搬送面4が更に押し上げられる。 【0062】また、復路側非搬送面32の裏面32a にて円盤状体53が更に回転駆動されると、この円盤状体53の押動突部54が振動アーム39の被押動突部50から外れ、この振動アーム39の押動が解除されるとともに、振動アーム39の先端側38の当接面46にて押し上げられた押上げ位置から往路側搬送面4が急激に落下され、この往路側搬送面4の落下する強い振動で、この往路側搬送面4上の農産物から土が分離され、土量が多く往路側搬送面4上で土がブリッジ現象を起こしているときはその土が崩され、土が湿っているときは土が分離される。 【0063】また、円盤状体53の押動突部54が振動アーム39の被押動突部50から外れ、往路側搬送面4が落下すると、この振動アーム39の先端側38が支持アーム43のストッパー48上に当接して支持されるとともに、支点軸37を中心として振動アーム39及び支持アーム43並びにこの支持アーム43に軸支した円盤状体53が下降回動され、これらの自重により円盤状体53の周面40が復路側非搬送面32の裏面32a に強く押し付けられた状態に当接される。 【0064】そして、復路側非搬送面32の移動により、この復路側非搬送面32の裏面32a にて周面40が押圧された状態の円盤状体53が更に確実に回転駆動される。 【0065】したがって、無端回行体5の復路側非搬送面32の移動により回転駆動される円盤状体53の回転でこの円盤状体53の押動突部54にて振動アーム39が所定の間隔で支点軸37を中心として上下に大きな振幅で強く振動されることにより、この振動アーム39にて往路側搬送面4から確実に土がふるい落とされる。そして、この往路側搬送面4にて農産物が順次搬出部に向かって搬送される。 【0066】また、搬送面振動手段7は、コンベヤ6の無端回行体5の往路側搬送面4の両端側にそれぞれ設けられていることにより、無端回行体5の復路側非搬送面32の移動により回転駆動される搬送面振動手段7の駆動回転体41の円盤状体53がそれぞれ回転され、これら円盤状体53の回転で振動アーム39がそれぞれ所定の間隔でそれぞれの支点軸37を中心として上下に大きな振幅で強く振動されることにより、これら振動アーム39にて往路側搬送面4から更に確実に土がふるい落とされる。そして、この往路側搬送面4にて農産物が順次搬出部に向かって搬送される。 【0067】そして、往路側搬送面4にて農産物が順次搬出部から搬出されると、これら農産物が農産物案内手段9の第1の案内体59の両端側の側板部65及び後側板部66にて農産物掘り取り後の畝の表面上に順次案内されるとともに、この第1の案内体59の中間部に設けた振分枠64の両側の振分板部70にて農産物が両側に振り分けられる。 【0068】また、第1の案内体59の両端側下方の第2の案内体60にて農産物を掘り取り後の畝溝側でガードし、これらの農産物が畝溝に落下することを防止するとともに、畝の表面上に集散される。 【0069】そして、農産物掘り取り後の畝の表面上には重なり合うことなく農産物が二列に載置した状態に収穫される。そして、この状態で農産物がそれぞれ地干しされる。 【0070】つぎに、前記実施の形態では、駆動回転体41は、周面40を復路側非搬送面32の裏面32a に当接した円盤状体53にて形成した構成について説明したが、これに限らず、たとえば、図6に示すように、駆動回転体41は、周面40に復路側非搬送面32の搬送杆31に係脱可能に係合する係合突部77を所定の間隔をおいて順次突出形成した円盤状体53にて形成するようにしてもよい。 【0071】その他の構成は前記実施の形態の場合と同一であるから前記実施の形態と同一構成については前記実施の形態の説明に用いた符号を記入してそれらの構成の説明を省略する。 【0072】そして、このように構成することにより、復路側非搬送面32の移動により、この復路側非搬送面32の各搬送杆31が駆動回転体41の周面40の係合突部77に順次係合し、これら搬送杆31にて各係合突部77を介して駆動回転体41が更に確実に回転駆動される。 【0073】また、前記実施の形態では、振動アームを押動して振動させる押動突部54は駆動回転体41の円盤状体53に固定した場合について説明したが、これに限らず、押動突部54は駆動回転体41に位置調節可能、すなわち、駆動回転体41の回転中心からの距離を調節できるように設けてもよい。 【0074】この場合は、たとえば、図7及び図8に示すように、駆動回転体41の円盤状体53にこの円盤状体53を軸支した支軸52を中心した両側面部に前記支軸52に対して異なる間隔で複数の取付孔78をそれぞれ形成し、これら取付孔78の中で選択した位置の取付孔78に押動突部54をボルト79・ナット80にて取り付けるようにする。 【0075】その他の構成は前記実施の形態の場合と同一であるから前記実施の形態と同一構成については前記実施の形態の説明に用いた符号を記入してそれらの構成の説明を省略する。 【0076】そして、このように構成することにより、支軸52に対して狭い間隔Aの位置の円盤状体53の取付孔78に押動突部54を取り付けることにより、この押動突部54にて押動される振動アーム39は小さい振幅aで上下に振動される。また、支軸52に対して広い間隔Bの位置の円盤状体53の取付孔78に押動突部54を取り付けることにより、この押動突部54にて押動される振動アーム39は前記小さい振幅aより大きい振幅bで上下に振動される。 【0077】したがって、駆動回転体41の円盤状体53に対して押動突部54の位置を調節することにより、この押動突部54にて押動及びこの押動が解除される振動アーム39の上下に振動する振幅すなわち落差が土質等の状態に応じて調節され、この振動アーム39にて往路側搬送面4から確実に土がふるい落とされる。 【0078】さらに、前記実施の形態では、図4等に示す搬送面振動手段7は、移動中の復路側非搬送面32から駆動力を受けて駆動回転する駆動回転体41と、この駆動回転体41の一側面部に一体的に突設されこの駆動回転体41である円盤状体53の回転に応じて振動アーム39を断続的に押動してこの振動アーム39の先端側を上下に振動させる押動体としての押動突部54とを有する構成について説明したが、例えば、図9および図10に示す搬送面振動手段7aでもよい。 【0079】この図9および図10に示す搬送面振動手段7aは、図4等に示す搬送面振動手段7とは異なり、支持アーム43の先端側42の軸受51にて軸支された支軸52に取り付けられ、駆動回転体41および支軸52と一体となって回転して振動アーム39を断続的に押動してこの振動アーム39の先端側を上下に振動させるカム機能を有する押動体81を有している。 【0080】この押動体81は、駆動回転体41である円盤状体53と離間対向した状態で、振動アーム39の下方位置に取り付けられている。また、この押動体81は、支軸52に連結固定された円筒形状の基体部82を有し、この基体部82からは互いに離反する方向に向って突出した複数、例えば二つの突出部83,83が形成されている。 【0081】これらの二つの突出部83,83の各々の外面には、一端から他端に向って押動体81の回転中心からの離間距離が徐々に増大する半円弧状の押動曲面部84が形成されているとともに、この押動曲面部84の他端からは押動体81の回転中心側に向って基体部82の径方向に沿った平面部85が形成されている。なお、その他の構成は前記実施の形態の場合と略同一であるから前記実施の形態と同一構成については前記実施の形態の説明に用いた符号を記入してそれらの構成の説明を省略する。 【0082】そして、このような図9および図10に示す搬送面振動手段7aでも、図4等に示す搬送面振動手段7と同様の作用効果を奏することができる。 【0083】すなわち、無端回行体5の復路側非搬送面32の移動により、この復路側非搬送面32の裏面32a に周面40を当接した駆動回転体41である円盤状体53が復路側非搬送面32の裏面32a にて押圧されて回転駆動されると、円盤状体53および支軸52とともに押動体81が支軸52を中心として駆動回転し、この押動体81の突出部83の押動曲面部84にて被押動突部50を介して振動アーム39が徐々に押動され、この振動アーム39が支点軸37を中心として先端側が上に向う方向に徐々に回動される。 【0084】そして、この振動アーム39の先端側38が往路側搬送面4の裏面4aに当接した状態でこの振動アーム39の先端側38にて往路側搬送面4が徐々に押し上げられる。 【0085】このとき、振動アーム39は往路側搬送面4の移動方向に長手方向を有することにより、押動体81の回転でこの押動体の突部にて支点軸37を中心として振動アーム39が徐々に押し上げ回動され、この振動アーム39の先端側38にて往路側搬送面4が確実に徐々に押し上げられ、往路側搬送面4上の農産物が農産物掘取体3側に向かって転がり落ちたり、農産物を損傷することを防止される。 【0086】そして、振動アーム39の先端側38の当接面46にて往路側搬送面4が押し上げられると、無端回行体5の復路側非搬送面32が緊張され、この復路側非搬送面32の裏面32a にて円盤状体53が押動され、この円盤状体53および押動体81が支持アーム43を介して支点軸37を中心として押上げ回動される。そして、押動体81にて振動アーム39が更に押動され、この振動アーム39の先端側38にて往路側搬送面4が更に押し上げられる。 【0087】また、復路側非搬送面32の裏面32a にて円盤状体53が更に回転駆動されると、押動体81の突出部83の押動曲面部84が振動アーム39の被押動突部50から外れ、この振動アーム39の押動が解除されるとともに、振動アーム39の先端側38の当接面46にて押し上げられた押上げ位置から往路側搬送面4が急激に落下され、この往路側搬送面4の落下する強い振動で、この往路側搬送面4上の農産物から土が分離され、土量が多く往路側搬送面4上で土がブリッジ現象を起こしているときはその土が崩され、土が湿っているときは土が分離され、したがって、図9および図10に示す搬送面振動手段7aでも、図4等に示す搬送面振動手段7と同様、振動する往路側搬送面4で確実に土をふるい落とすことができる。 【0088】また、この図9および図10に示す搬送面振動手段7aでは、押動体81が振動アーム39を支持するストッパー48の機能を兼ねているため、図4等に示す搬送面振動手段7に比べて、構成を簡単にでき、部品点数の減少により製造性を向上でき、コスト低減を図ることができる。 【0089】なお、この図9および図10に示す搬送面振動手段7aにおいても、図11に示すように、図6と同様、駆動回転体41は、周面40に復路側非搬送面32の搬送杆31に係脱可能に係合する係合突部77を周方向に互いに間隔をおいて順次突出形成した円盤状体53にて形成してもよい。その他の構成は前記実施の形態の場合と同一であるから前記実施の形態と同一構成については前記実施の形態の説明に用いた符号を記入してそれらの構成の説明を省略する。そして、このように構成することにより、復路側非搬送面32の移動により、この復路側非搬送面32の各搬送杆31が駆動回転体41の周面40の係合突部77に順次係合し、これら搬送杆31にて各係合突部77を介して駆動回転体41が更に確実に回転駆動される。 【0090】さらに、前記いずれの実施の形態でも、駆動回転体41に設けた押動突部54或いは押動体81にて被押動突部50を介して振動アーム39を押動してこの振動アーム39の先端側38を上下に振動させる場合について説明したが、これに限らず、駆動回転体41に設けた押動突部54或いは押動体81にて直接振動アーム39を押動してこの振動アーム39の先端側38を上下に振動させるようにしてもよい。 【0091】また、前記いずれの実施の形態でも、駆動回転体41は円盤状体53にて形成する場合について説明したが、これに限らず、駆動回転体41は復路側非搬送面32にて回転駆動されるものであればよく、周面40を楕円形状または多角形に形成した回転体であってもよい。 【0092】また、前記各実施の形態では、農産物掘取体3にて掘り起こした農産物はこの農産物を掘り起こした跡の畝の表面上に落下させて収穫し地干しする場合について説明したが、農産物はコンベヤ6の往路側搬送面4の搬出部から機体2に設けた図示しないコンテナ内に収納して収穫するようにしてもよく、畝から農産物を収穫する点で、本発明の収穫機は農産物を掘り取る掘取機を含むものである。 【0093】 【発明の効果】請求項1の発明によれば、駆動回転体の回転に応じて押動体にて振動アームを往路側搬送面を押し上げる方向に向かって確実に押動することができ、また、押動体にて振動アームの押動を確実に解除してこの振動アームの先端側にて押し上げられた押上げ位置から往路側搬送面を急激に確実に落下させることができ、この往路側搬送面の落下する強い振動で、この往路側搬送面上の農産物から土を確実に分離でき、土量が多く往路側搬送面上で土がブリッジ現象を起こしているときはその土を確実に崩すことができ、土が湿っているときは土を確実に分離でき、したがって、往路側搬送面から確実に土をふるい落とすことができる。 【0094】また、振動アームは往路側搬送面の移動方向に長手方向を有することにより、支点軸を中心として押動体にて押動される振動アームの先端側にて往路側搬送面を徐々に押し上げることができ、往路側搬送面上の農産物が農産物掘取体側に向かって転がり落ちたり、農産物を損傷することを防止できる。 【0095】さらに、押動体は、復路側非搬送面からの駆動力に基づいて回転して振動アームを振動させるので、押動体を回転させる専用の駆動源を設けた構成に比べて、構成を簡単にできる。 【0096】請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、押動突部の駆動回転体の回転中心からの距離を調節することにより、振動アームの落差を土質等の状態に応じて確実に調節することができる。 【0097】請求項3の発明によれば、請求項1または2の発明の効果に加え、押動体が被押動突部を押動することで往路側搬送面を確実に押し上げることができ、また、振動アームの先端側にて押し上げられた押上げ位置から往路側搬送面を急激に確実に落下させることができる。 【0098】請求項4の発明によれば、請求項1乃至3のいずれかの発明の効果に加え、支点軸を中心として上下動する支持アーム及びこの支持アームの支軸に取り付けた駆動回転体の自重により、この駆動回転体の周面下部を無端回行体の復路側非搬送面の裏面に押し付けた状態に当接でき、移動中の復路側非搬送面から駆動力を適切に伝達でき、復路側非搬送面の裏面にて駆動回転体を更に確実に回転させることができる。 【0099】請求項5の発明によれば、請求項4の発明の効果に加え、振動アームの押動が解除されて下降回動した振動アームを支持アームの先端側のストッパーにて確実に支持でき、支点軸を中心として上下動する支持アーム及びこの支持アームのストッパにて支持された振動アーム並びに支持アームの支軸に取り付けられた駆動回転体の自重により、この駆動回転体の周面下部を無端回行体の復路側非搬送面の裏面に強く押し付けられた状態に当接でき、移動中の復路側非搬送面から駆動力を適切に伝達でき、復路側非搬送面の裏面にて駆動回転体を更に確実に回転させることができる。 【0100】請求項6の発明によれば、請求項1乃至5のいずれかの発明の効果に加え、コンベヤの搬送方向と交差する方向の両端側の搬送面振動手段にて、コンベヤの無端回行体の往路側搬送面を適切に振動させることができ、往路側搬送面から確実に土をふるい落とすことができ、したがって、往路側搬送面にて農産物を搬出部に向かって搬送できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000188009 【氏名又は名称】松山株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年5月25日(2000.5.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062764 【弁理士】 【氏名又は名称】樺澤 襄 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−45821(P2001−45821A) |
| 【公開日】 |
平成13年2月20日(2001.2.20) |
| 【出願番号】 |
特願2000−154901(P2000−154901) |
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