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【発明の名称】 移動農機
【発明者】 【氏名】松川 雅彦

【氏名】中村 八郎

【氏名】遠藤 智恵

【要約】 【課題】従来の表示パネルに若干の改造を施すことにより、1つの表示パネルで全ての肥料タンクの残量を確認できるようにする。

【解決手段】乗用田植機10は、走行機体14の前部に搭載された左右の肥料タンク20から、略々同時にペースト肥料を排出して圃場に施肥可能としている。各肥料タンク20の夫々には、残量表示センサ40及び警報センサ41が設けられ、これら残量表示センサ40及び警報センサ41からの信号を1個の表示パネル49に表示することで、1つの表示パネルで左右の肥料タンク20の残量を確認することが可能であると共に、左右の肥料タンク20のいずれか1方の残量が減ったときには、ホーン53にて警報が発せられる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 走行車体に搭載された複数の肥料タンクを有し、該複数の肥料タンクから略々同時に肥料を排出して圃場に施肥可能とした移動農機において、前記複数の肥料タンクの夫々に、残量表示センサ及び警報センサを設け、これら残量表示センサ及び警報センサからの信号を1個の表示部に表示してなる、ことを特徴とする移動農機。
【請求項2】 前記表示部に、通常はいずれか1つの残量表示センサの値を表示し、警報センサが作動した場合、該警報センサが作動した側の残量表示センサの値を表示する、ことを特徴とする請求項1記載の移動農機。
【請求項3】 前記表示部に、複数の肥料タンクのうち少ない方の残量表示センサの値を表示する、ことを特徴とする請求項2記載の移動農機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用田植機等の移動農機に係り、詳しくは複数の残量表示センサ及び警報センサからの信号を1個の表示部に表示可能とした移動農機に関する。
【0002】
【従来の技術】乗用田植機等においては、主としてペースト状又は液状の肥料を収容する肥料タンクを走行機体の前部左右側に設け、この肥料タンクから排出される肥料を肥料流路を介して施肥ポンプに供給し、ここで加圧して施肥ノズルに送り出し、圃場に施肥するようにした施肥装置が公知である。
【0003】例えば、本件出願人の出願に係る実公平7−46099号公報によれば、走行機体の前部左右側に肥料タンクを設け、これら各肥料タンクから排出される肥料を1箇所に合流させて施肥ノズルから圃場に施肥するものであって、各肥料タンクには、残量表示センサと残量警報センサを夫々左右の肥料タンクに振り分けて配置した施肥装置が提案されている。
【0004】この従来例によれば、肥料残量が少なくなった状態で機体が左右に傾斜して、肥料が片側の肥料タンクに集中したような場合でも、左右いずれかのセンサが肥料残量を知らせて、機体姿勢に関係なく肥料残量をモニタすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術によると、左右の肥料タンクはつながっていることから、粘度の低い肥料であれば、左右の肥料タンクの残量は略々同一となるため、残量表示センサと残量警報センサとを左右タンクに振り分けて配置しても何ら問題は生じなかった。
【0006】しかし、粘度の高い肥料の場合は、左右の肥料タンクの残量に差が生じるおそれがあるため、この場合は、各肥料タンク毎に残量表示センサと残量警報センサとを配置しなければならないという課題があった。また、従来技術によると、モニタ表示部において、左右いずれの側の肥料タンクの残量を表示しているのかを確認することができなかった。
【0007】本発明は、斯かる課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、従来の表示部に若干の改造を施すことにより、1つの表示部で全ての肥料タンクの残量を確認することを可能とすると共に、複数の肥料タンクのうち、最も残量が少ないために警報が作動した肥料タンクの残量表示を行えるようにし、更に、残量の少ない肥料タンクがどれかを即座に判断することのできる移動農機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、走行車体(14)に搭載された複数の肥料タンク(20)を有し、該複数の肥料タンク(20)から略々同時に肥料を排出して圃場に施肥可能とした移動農機(10)において、前記複数の肥料タンク(20)の夫々に、残量表示センサ(40)及び警報センサ(41)を設け、これら残量表示センサ(40)及び警報センサ(41)からの信号を1個の表示部(49)に表示してなる、ことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、前記表示部(49)に、通常はいずれか1つの残量表示センサ(40)の値を表示し、警報センサ(41)が作動した場合、該警報センサ(41)が作動した側の残量表示センサ(40)の値を表示する、ことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、前記表示部(49)に、複数の肥料タンク(20)のうち少ない方の残量表示センサ(40)の値を表示する、ことを特徴とする。
【0011】[作用]以上により、本発明の移動農機(10)は、走行車体(14)に搭載された複数の肥料タンク(20)から略々同時に肥料を排出して圃場に施肥可能としたものであって、各肥料タンク(20)の夫々に残量表示センサ(40)及び警報センサ(41)を設け、これら残量表示センサ(40)及び警報センサ(41)からの信号を1個の表示部(49)に表示可能としたため、例えば、従来から用いていた表示部を若干改造するのみで、しかも1個の表示部(49)を設けるのみで、全ての肥料タンク(20)の残量を個別に確認することが可能となる。
【0012】なお、上述した括弧内の符号は図面を参照するために示すものであって、本発明を何ら限定するものではない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施の形態について説明する。
【0014】図1は、本発明が適用された移動農機としての乗用田植機を示すもので、この乗用田植機10は、前輪12及び後輪13により支持された走行機体14、及び該走行機体14の後方部分にリンク機構15を介して植付部16を備えたもので、走行機体14の前方部分にはボンネット17に覆われてエンジンが配設されていて、走行機体14の中間部分には運転席18が配設されている。前記植付部16は、苗を載置する苗載せ台31と、この苗載せ台31から供給される苗を植え付けるプランタ32と、土圧感知用のフロート23とを備えている。
【0015】また、走行機体14には、圃場に施肥するための施肥装置19が搭載されている。この施肥装置19は、図2及び図3に示すように、走行機体14のボンネット17の前側を囲むように配設される左右の肥料タンク20,20と、この肥料タンク20の底部に設けられ、流動性のペースト肥料を正逆両方向に圧送する複数の施肥ポンプ21と、この施肥ポンプ21の夫々の吐出口33に連設され、ペースト肥料を先端ノズル35に導く肥料管22とを備えていて、前記先端ノズル35は、前記フロート23の左右側の近傍に配設されている。
【0016】前記肥料タンク20,20は、走行機体14の前部のフレーム24に取り付けられたタンク支持パイプ25に取付けられ、これら左右の肥料タンク20,20は走行機体14の前部にて連結ホース20cにより接続されている。この連結ホース20cの略々中央側には、肥料供給口37が設けられている。
【0017】前記肥料タンク20の底部には、サブタンク20bが連設され、該サブタンク20b内には、ペースト状の肥料を略々均一に攪拌する攪拌羽根58が設けられていて、前記施肥ポンプ21は、左右の肥料タンク20,20内に、夫々植付部16の植付け条数と同じ数だけ略々水平に並列配置されている。
【0018】前記施肥ポンプ21は、ロータ21aとステータ21bを有し、ステータ21bの内部をロータ21aが回動及び上下動することにより、ロータ21aとステータ21bの一定空間部が移動し、吸入側より肥料を吸い込んで吐出側へ吐き出す構造を有している。この施肥ポンプ21は、ロータ21aと一体的に連結された連結軸21cが、走行機体の左右幅方向の略々中心に対して左右対称に、かつ略々水平に並列配置されている。前記連結軸21cは、サブタンク20b内を横断するように延設されていて、内側端に吐出口33を有し、外側端には前述した攪拌羽根58を介して駆動部59に連結されている。
【0019】図2に示すように、前記吐出口33には、植付条に対応して延設された肥料管22が接続され、更にインジケータ34を介して、前記ノズル35に接続されている。このインジケータ34は、肥料が確実に流れているか否かを確認するためのもので、各植付条ごとに設けられている。また、このインジケータ34には、各植付条ごとに切替レバー57が設けられていて、この切替レバー57により「施肥停止」と「洗浄」とに切替えることができる。
【0020】なお、前記肥料タンク20とインジケータ34との間には、肥料管22に沿って戻し管36が並設されていて、この戻し管36により、ノズル35から排出されなかったペースト肥料が元の肥料タンク20に戻される。
【0021】図3に示すように、乗用田植機10のミッションケース26の出力シャフト38からは、スプロケット60及びチエーン61により、施肥装置19のミッションケース39に動力が伝達され、ここで変速されて左右のポンプ21が駆動される。すなわち、ミッションケース39の出力軸39aから、駆動ベルト27を介してギヤ結合により左右の伝動軸28a,28bに動力が伝達され、これらの伝動軸28a,28bから、機体左右に配置されたスプロケット29とチエーン30を介して施肥ポンプ21の駆動部に動力が伝達され、ポンプ軸が駆動される。
【0022】本実施の形態では、前記複数の肥料タンク20の夫々に、残量表示センサ及び警報センサを設け、これら残量表示センサ及び警報センサからの信号を1個の表示部に表示したものである。
【0023】図4ないし図6は、左右の肥料タンク20L,20Rの夫々の中に、残量表示センサ40及び警報センサ41を設けた実施の形態を示している。そして、これら残量表示センサ40及び警報センサ41からの信号は、後述する制御部55(図12〜図15参照)を介して1個の表示パネル49に表示される。
【0024】前記残量表示センサ40は、マイクロスイッチ(センサ部)42とアーム43、及び該アーム43を介して連結されたフロート44を有していて、このフロート44はペースト肥料が満タンの場合は、上方(F位置)に移動し、肥料の残量が少なくなると下方(E位置)に移動する。このとき、前記フロート44の移動により、アーム43が移動し、このアーム43がマイクロスイッチ42の接点を押す構成となっている。
【0025】また、図7及び図8(a)(b)に示すように、警報センサ41は、上下方向に垂設された筒部45とその下端に設けられたフロート46とを有していて、このフロート46が、タンク内を上下移動することにより、フロート46内の永久磁石47にてリードスイッチ48を作動させ、後述する制御部55を介してモニタ及びブザーを作動させる構成となっている。
【0026】図9及び図10は、運転操作部に設けられた表示パネル49と、そのモニタの表示内容を示している。
【0027】前記表示パネル49の下方部には、左右の肥料タンク20,20の残量表示の切替スイッチ50が設けられ、このスイッチ50の切替えによって、オペレータは左右いずれかの肥料タンク20,20の残量表示を選択することができる。また、前記表示パネル49の左方部には、残量表示モニタ51が配設され、更に、表示パネル49の右方部には、警報モニタ52が配置されている。そして、これら残量表示モニタ51及び警報モニタ52は、前記残量表示センサ40と警報センサ41からの信号に基づき、残量表示を行うと共に所定の警報を発する。
【0028】以上により、左右の肥料タンク20,20のうち、いずれか一方の残量が減ったときには、警報が発せられる。
【0029】図11は、本実施の形態の制御フローチャートを示している。
【0030】この実施の形態では、左右の肥料タンク20,20のうち、肥料残量の少ない方のタンクの残量を表示すると共に、肥料切れの場合には、警報を発するようにしたものである。
【0031】すなわち、S1で、右側タンク20Rの残量センサ40Rからの信号により、該右側タンク20Rの肥料の有無を判断し、肥料があると判断した場合は、S2で左側タンク20Lの残量を表示して、S3に進む。また、S1で、右側タンク20Rの肥料切れなら、S4で右側タンク20Rの残量を表示してから、S5で、警報ブザーを吹鳴すると共に、モニタランプを点灯する。更に、S3で、左側タンク20Lの残量センサ40Lからの信号により、該左側タンク20Lの肥料が有ると判断した場合は、S6で、警報ブザーを吹鳴すると共に、モニタランプを点灯し、左側タンク20Lの肥料切れなら、前述したS5に進む。
【0032】次に、本実施の形態では、前記表示パネル49に、通常は左右の残量表示センサ40,40のうち、いずれか1つの残量表示センサ40の値を表示し、警報センサ41が作動した場合、該警報センサ41が作動した側の残量表示センサ40の値を表示するようにしている。
【0033】図12は、その配線図を示している。この実施の形態によれば、左右の肥料タンク20,20の夫々に警報センサ41L,41Rを設けると共に、右側の肥料タンク20に残量表示センサ40を設け、かつ前記左右の警報センサ41L,41Rを直列に接続することで、いずれか一方の肥料タンク20の残量が少なくなり、該一方の警報センサ41の接点が開放されると、このときの警報出力により、ホーン53が警報を発するようになっている。なお、残量表示モニタ51には、右側の肥料タンク20の残量表示センサ40からの信号に基づく残量表示がなされる。
【0034】図13は、他の実施の形態の配線図を示しており、この実施の形態では、左右の肥料タンク20,20の夫々に警報センサ41L,41Rと残量表示センサ40L,40Rを設け、かつ表示パネル49の近傍に設けたタンク残量表示の切替スイッチ50により、左右いずれか一方の肥料タンク20の残量を表示することができる。また、左右の警報センサ41L,41Rは、前記と同様に直列に接続されていて、いずれか一方の警報センサ41の接点が開放されることで、ホーン53が警報を発する。この実施の形態によれば、任意の知りたい方の残量を表示することができる。
【0035】なお、例えば、5条植え仕様の場合は、左側タンク20Lから3条分の肥料を繰り出すため、右側タンク20Rよりも左側タンク20Lの方が肥料の減少が速いため、肥料の減少の速い側の左側タンク20Lを優先表示して利便性の向上を図ることもできる。
【0036】図14は、更に他の実施の形態の配線図を示している。
【0037】この実施の形態では、左右の肥料タンク20,20の夫々に警報センサ41L,41Rと残量表示センサ40L,40Rを設け、左右の肥料タンク20,20の残量表示を、リレー54を用いて自動的に切替え可能としている。そして、この実施の形態によれば、左側の肥料タンク20Lの残量を優先表示するようにしていて、右側タンク20Rの残量表示センサ40Rの接点が開放されると、モニタ表示が右側に自動的に切替えられる。なお、左右の警報センサ41L,41Rは、前記と同様に直列に接続されていて、いずれか一方の警報センサ41の接点が開放されることで、ホーン53が警報を発する。
【0038】次に、本実施の形態では、前記表示パネル49に、複数の肥料タンク20のうち少ない方の残量表示センサ40の値を表示するものである。
【0039】図15は、このときの制御ブロック図を示しており、左右の残量表示センサ40L,40Rからの出力信号を、制御部55に内蔵された比較・切替部56に入力することにより、該比較・切替部56でいずれか少ない方の残量表示センサ40を選択し、その選択された側の値を残量表示モニタ51に表示するようにしている。この実施の形態によれば、左右の肥料タンク20の残量を比較し、常に少ない方のタンク残量を表示することができる。
【0040】図16は、この比較・切替部56による制御フローチャートを示す図であり、同図において、S11で、タンク内の肥料残量が右側タンク20Rの方が左側タンク20Lよりも少ないか否かを判断し、Yesなら、S12で右側タンク20Rの残量を表示し、Noなら、S13で左側タンク20Lの残量を表示する。
【0041】図17は、タンク残量表示の切替えにタイマを設け、走行振動等による肥料液面の変動等により、タンク残量表示の切替えのハンチングが起きるのを抑止した場合の制御フローチャートを示す。
【0042】同図において、S21では、現在表示中の肥料タンク20が右側タンクか左側タンクかを判断し、左側タンク20Lを表示中なら、S22において、タンク残量が右側タンク20Rよりも左側タンク20Lの方が少ないか否かを判断し、Yesなら、S23で左側タンク20Lの肥料残量を表示する。また、S21で、現在表示中の肥料タンク20が右側タンク20Rの場合は、S24に進み、ここで、タンク残量が左側タンク20Lよりも右側タンク20Rの方が少ないか否かを判断する。そして、このS24で、Yesなら、S25において右側タンク20Rの残量を表示し、NoならS26に進む。このS26では、切替えタイマの値が0になったか否かを判断し、0でなければS25に進み、0ならS27で左側タンク20Lの残量を表示し、S28で切替えタイマをセットする。
【0043】更に、S22で、タンク残量が右側タンク20Rよりも左側タンク20Lの方が少ないか否かを判断した結果、Noなら、S29で、切替えタイマの値が0か否かを判断し、0でなければS23に進み、0ならS30で右側タンク20Rの残量を表示し、S31で切替えタイマをセットする。
【0044】この実施の形態によれば、タンク残量表示の切替え後、一定時間経過してからでないと、他方の表示切替えができないようにして、走行振動等による外乱によって、左右の肥料タンクの表示切替えが頻繁に起こらなくなり、装置の寿命延長が期待でき、かつメータ表示振れを抑止することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、複数の肥料タンクの夫々に、残量表示センサ及び警報センサを設け、これら残量表示センサ及び警報センサからの信号を1個の表示部に表示したことにより、1つの表示部で全ての肥料タンクの残量を確認することができると共に、例えば、従来から用いていた表示部に若干の改造を施すのみで、簡単に本発明を構成することができる。また、複数の肥料タンクのいずれか1つの肥料残量が減ったときには、警報を発することができる。
【0046】請求項2記載の発明によれば、警報センサが作動した場合、表示部には該警報センサが作動した側の残量表示センサの値が表示されるようにしたので、複数の肥料タンクのうち、警報が作動した残量が最も少なくなった肥料タンクに対して残量表示を行うこととなり、警報と残量表示とが一致するため、オペレータは、肥料補給の必要性をより一層認識することができる。
【0047】請求項3記載の発明によれば、表示部には、複数の肥料タンクのうち、いずれか少ない方の残量表示センサの値を表示するようにしたので、オペレータは、より少ない残量の肥料タンクがどれかを即座に判断することができ、かつその少ない残量を常に認識することができる。
【出願人】 【識別番号】000001878
【氏名又は名称】三菱農機株式会社
【出願日】 平成12年6月7日(2000.6.7)
【代理人】 【識別番号】100082337
【弁理士】
【氏名又は名称】近島 一夫 (外1名)
【公開番号】 特開2001−346419(P2001−346419A)
【公開日】 平成13年12月18日(2001.12.18)
【出願番号】 特願2000−171004(P2000−171004)