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【発明の名称】 移植機
【発明者】 【氏名】中村 八郎

【氏名】松川 雅彦

【氏名】遠藤 智恵

【要約】 【課題】苗切れ等により作動した警報を一旦停止した後に、再び警報を復帰できるようにする。

【解決手段】乗用田植機10は、苗切れを検出する苗センサ34や肥料切れを検出する肥料残量センサ44等を有し、これら苗センサ34及び肥料残量センサ44等のいずれか1つがオン作動するとブザー65が吹鳴するが、このとき、警報停止スイッチ50をオン操作してブザー65を強制的に停止させた後に、苗補給や肥料補給を忘れたりすると、その後に植付部24が上げ位置から下げ位置に変化するか、又は下げ位置から上げ位置に変化した場合に、警報復帰部53が作動してブザー65を再度吹鳴するので、苗や肥料の補給忘れが防止される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 移植作業を継続するのが困難な状態であることを検出する各種検出手段と、該各種検出手段の少なくともいずれか1つのオン作動に基づき警報を発する警報発生手段と、を備えた移植機において、前記警報発生手段による警報の作動を強制的に停止させる警報停止手段と、該警報停止手段を操作した後における機体の作業状態の変化に基づき、一旦停止された警報を復帰させる警報復帰手段と、を備えている、ことを特徴とする移植機。
【請求項2】 前記警報復帰手段は、機体に支持された作業部の昇降操作又は昇降作動の変化、或いは作業機クラッチの入切操作又は入切作動の変化が検出され、かつ前記各種検出手段の少なくともいずれか1つが継続してオン作動状態が検出されている場合に、前記警報を復帰させる、ことを特徴とする請求項1記載の移植機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用田植機等の移植機に係り、詳しくは一旦停止された警報を再び復帰させることが可能な移植機に関する。
【0002】
【従来の技術】乗用田植機等の移植機においては、従来、例えば、苗載せ台の苗が減って苗継ぎが必要な位置にまでくると、苗補給モニタランプが点灯し、同時に警報ブザーも鳴り、苗を補給することにより苗補給モニタランプは消灯し、ブザーも鳴り止むような制御が行われている。同様に、肥料タンクの肥料がなくなると、肥料警報モニタランプが点灯し、同時に警報ブザーも鳴り、肥料を補充するとランプが消灯し、警報ブザーも鳴り止む。また、施肥作業中に肥料が詰まると、施肥モニタランプが点灯し、同時に警報ブザーも鳴る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術によると、苗切れや肥料切れ時に警報が吹鳴した場合、スイッチなどの操作により、その吹鳴を停止させる機能を備えているが、オペレータが吹鳴を停止させた後に、そのまま苗や肥料の補給を忘れてしまうおそれがあった。
【0004】本発明は、斯かる課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、一旦停止された警報を再び復帰させることのできる移植機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、移植作業を継続するのが困難な状態であることを検出する各種検出手段(34,40,44)と、該各種検出手段の少なくともいずれか1つのオン作動に基づき警報を発する警報発生手段(64,65)と、を備えた移植機(10)において、前記警報発生手段(64,65)による警報の作動を強制的に停止させる警報停止手段(50)と、該警報停止手段(50)を操作した後における機体の作業状態の変化に基づき、一旦停止された警報を復帰させる警報復帰手段(53)と、を備えている、ことを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、前記警報復帰手段(53)は、機体に支持された作業部(24)の昇降操作又は昇降作動の変化、或いは作業機クラッチの入切操作又は入切作動の変化が検出され、かつ前記各種検出手段(34,40,44)の少なくともいずれか1つが継続してオン作動状態が検出されている場合に、前記警報を復帰させる、ことを特徴とする。
【0007】[作用]以上により、本発明によれば、移植機(10)は、苗切れや肥料切れ等を検出する各種検出手段(34,40,44)と、これら各種検出手段(34,40,44)のうちいずれか1つがオン作動したときに警報を発する警報発生手段(64,65)とを有していて、苗切れや肥料切れ等が生じた場合に警報が作動したことで、警報停止手段(50)を操作して警報を強制的に停止させた場合に、苗補給や肥料補給を忘れたりすると、その後に機体の作業状態が変化したとき、例えば、作業部(24)が昇降変化したり作業機クラッチが入切変化したときに、警報復帰手段(53)が作動して再度警報を発することで、補給忘れを防止するようにしたものである。
【0008】なお、上述した括弧内の符号は図面を参照するために示すものであって、本発明を何ら限定するものではない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施の形態について説明する。
【0010】図1は、本発明が適用された移植機としての乗用田植機を示すもので、この乗用田植機10は、前輪11及び後輪12により支持された走行機体13を有しており、該走行機体13にはその前輪前方のボンネット14内にエンジン(図示せず)が搭載され、その後方の運転席20には、ステアリングホイール16と主変速レバー17が設けられ、更にその後方には座席シート18が配設されている。
【0011】前記ステアリングホイール16の手元には、植付部24を手元で操作可能な手元操作レバー19が設けられている。この座席シート18の側方には、油圧・植付レバー21が設けられていて、この油圧・植付レバー21は、レバーガイドに沿い、「上げ」「固定」「下げ(自動)」「植付(自動)」の各位置に操作可能とされていて、この操作に基づき、後述の植付部が昇降制御される。
【0012】前記走行機体13の後方には、昇降リンク機構22を介して植付部24が昇降自在に支持され、該植付部24には、プランタケース25、ロータリケース26、プランタアーム27、及びフロー卜28及びマット苗を縦方向(上下方向)に載置し得る苗載せ台29が設けられている。この苗載せ台29には、苗送り用のベルト30が取り付けられていて、マット苗は、このベルト30の駆動に基づき順次下方に移送され、プランタアーム27により掻取って植付けられる。
【0013】そして、植付作業に伴い、マット苗が残り少なくなると、苗載せ台29の背面側に配置された苗センサ34により苗不足が検出され、運転席20の前部の表示パネル45に設けられた後述のモニタランプが点灯し、かつ警報ブザーが吹鳴するようになっている。
【0014】なお、前記走行機体13には、昇降リンク機構22との間に油圧シリンダ(図示せず)が配設されていて、前記手元操作レバー19(又は油圧・植付レバー21)の操作に基づき、座席シート18の下部のリヤカバー32内に配置された油圧コントロールバルブ(図示せず)を介して前記油圧シリンダが伸縮制御されて、植付部24が昇降制御される。
【0015】一方、この乗用田植機10は、ペースト状の肥料を圃場に施肥するペースト施肥部35を備えていて、このペースト施肥部35は、ボンネット14の周囲に架設された肥料タンク36と、座席シート18の下方に配置された変速装置39及びポンプ38と、肥料がパイプ内を確実に流れているかを確認するためのインジケータ(肥料詰りセンサ)40等を有している。そして、条件に適応したペースト肥料が、肥料タンク36から、これら変速装置39とポンプ38、インジケータ40及び切換えレバー41等を経て、フロート28に取り付けたノズル42により土中に注入される。
【0016】前記肥料タンク36内には、肥料の残量を検出する残量センサ44が配置されていて、肥料タンク36の肥料が少なくなると、前記表示パネル45に設けられたモニタランプや警報ブザーが作動し、また、施肥作業中に肥料詰りを生じると、施肥モニタランプや警報ブザーが作動するようになっている。
【0017】図2は、表示パネル45に設けられた各種モニタランプの配置状態を示す図である。
【0018】同図において、パネル面には、オン操作することで各種モニタ及び警報ブザーが作動状態になる植付スイッチ46、苗載せ台29の苗が減って苗継ぎが必要な状態になると点灯し、かつ警報を鳴らす苗補給モニタ47、施肥作業中に肥料が詰まると点灯し、かつ警報を鳴らす肥料詰りモニタ48、肥料タンク36の肥料が少なくなると点灯し、かつ警報を鳴らす肥料切れモニタ49等が設けられ、更に、前記植付スイッチ46が「入り」のときに点灯する植付モニタ51等が設けられている。
【0019】図3は、本実施の形態における制御ブロック図を示している。
【0020】乗用田植機10は、前記手元操作レバー19(又は油圧・植付レバー21)からの操作信号を含む各種制御系をつかさどる制御部(マイクロコンピュータ)52を有し、この制御部52に各種センサ等からの信号が入力されており、これらの入力信号に基づき、各種モニタランプ47,48,49,51を点灯したり、ホーン64や警報ブザー65を鳴らす。
【0021】前記各種センサとしては、例えば苗警報センサ34、肥料詰りセンサ40、肥料残量センサ44等を有していて、これらの各検出信号に基づき、前記制御部52を介して警報を発する状態か否かが判断され、このときの判断に基づき、植付モニタランプ51、苗補給モニタランプ47、肥料切れモニタランプ49、肥料詰りモニタランプ48、ホーン64及びブザー65等が作動制御される。
【0022】なお、制御部52には、油圧・植付レバー21の操作位置を検出するリフトレバーポテンショ54、前記手元操作レバー19(又は油圧・植付レバー21)の操作に基づき回動して、油圧コントロールバルブ(図示せず)を作動させるカム位置検出用のリフタカムポテンショ56、昇降リンク機構22のリフト角を検出するリフト角ポテンショ58、手元操作レバー19の操作内容を判別する切換スイッチ60等からの信号が入力されている。そして、これら各入力信号に基づき、前記制御部52を介してリフタカムモータ62が制御され、これにより植付部24が昇降制御されるようになっている。
【0023】ここで、本実施の形態では、前記警報発生手段64,65による警報の作動を強制的に停止させる警報停止手段と、該警報停止手段を操作した後における前記植付部24の作動状態の変化に基づき、一旦停止された警報を復帰させる警報復帰手段とを備えている。
【0024】すなわち、図3に示すように、前記制御部52には、植付モニタランプ51、苗補給モニタランプ47、肥料切れモニタランプ49、肥料詰りモニタランプ48等の各種モニタランプが点灯した場合に、警報発生手段としてのホーン64及びブザー65の作動を強制的に停止させる警報停止スイッチ(警報停止手段)50からの信号が入力されている。
【0025】そして、苗切れや肥料切れ等が発生すると、夫々の検出スイッチによりホーン64又はブザー65が作動するが、この警報停止スイッチ50をオン操作すると、これらの警報が停止される。これは、苗切れや肥料切れ等が発生した場合、オペレータは、苗補給や肥料補給に先立って、警報停止スイッチ50をオン操作して警報を停止させてから、補給作業を行うことが一般的であるからである。
【0026】また、前記制御部52には、前述した警報停止スイッチ50を操作した後、機体の作業状態が変化した場合、例えば、前記植付部24が下降状態から上昇状態に変化したり、上昇状態から下降状態に変化することによって作業状態が変化したことに基づき、或いは、植付クラッチが「入り」状態から「切り」状態に変化したり、「切り」状態から「入り」状態変化したことに基づき、一旦停止された警報を復帰させる警報復帰部(警報復帰手段)53を内蔵している。
【0027】これは、オペレータが、警報停止スイッチ50をオン操作してまず警報を停止させてから、補給作業を行う予定であったところ、補給作業を忘れてしまうことがあるため、このような場合に、一旦停止された警報を復帰させるようにしたものである。
【0028】すなわち、前記警報復帰部53は、機体に支持された植付部2の昇降操作又は昇降作動の変化、或いは植付クラッチの入切操作又は入切作動の変化が検出され、かつ前記各種検出センサ34,40,44の少なくともいずれか1つが継続してオン作動状態が検出されている場合に、前記警報を復帰させる制御を行う。
【0029】これにより、例えば植付部24が下降状態で、苗切れや肥料切れ等が発生し、ブザー65が作動したため、オペレータが警報停止スイッチ50をオン操作して警報を停止させた場合、その後、苗補給や肥料補給を忘れて回行等のため植付部24を上昇させたとすると、前記警報復帰部53により再度ブザー65が作動してオペレータに注意を促すことになる。
【0030】このとき、植付部24の上昇或いは植付クラッチ切りを検出したことで、警報を復帰させることとした場合は、畦際での回行前半で警報が復帰するため、畦際に近接した位置での補給作業が容易となる。また、植付部24の下降或いは植付クラッチ入りを検出したことで、警報を復帰させることとした場合は、回行後の作業再開時に警報が復帰するため、例えば、苗切れ、肥料残量、肥料詰りのうちの複数が切れた状態が検出されて警報が作動して、回行後にいずれか1つを補給し忘れた場合等においても有効である。
【0031】図4は、本実施の形態における制御フローチャートを示している。
【0032】この制御フローの概要を説明すると、植付部24の高さは前述したリフト角ポテンショ58によって検出されていて、例えば植付部24が所定高さより上にあるときに警報ブザー55が作動し、警報停止スイッチ50をオン操作して警報ブザー55を停止させると、その後、植付部24が所定高さより下降したときで、かつ、苗警報センサ(苗警報スイッチ)34や肥料残量センサ44又は肥料詰りセンサ40が引き続き警報を必要とする状態を検出している場合に、再度警報ブザー65を吹鳴させる。
【0033】また、植付部24が所定高さより下にあるときに警報ブザー55が作動し、警報停止スイッチ50をオン操作して警報を停止させると、その後、植付部24が所定高さまで上昇したときで、かつ、苗警報センサ34や肥料残量センサ44又は肥料詰りセンサ40が引き続き警報を必要とする状態を検出している場合に、再度警報ブザー65を吹鳴させる。以下、この制御フローについて説明する。
【0034】まず、S11では、植付スイッチ46がONかOFFかを判断し、植付スイッチ46がOFFなら警報は作動しない状態になっているため、この場合は、S12において、苗補給モニタ47を消灯させると共に、S13でリフトフラグをリセットし、更にS26に移行して、警報ブザー65の吹鳴を停止する。
【0035】一方、S11で植付スイッチ46がONなら、S14で苗警報センサ34がONかOFFかを判断する。そして、苗警報スイッチ34がOFFなら、前述のS12に進み、また、苗警報スイッチ34がONなら、S15で苗補給モニタ47を点灯させて、S16に進む。このS16では、警報停止スイッチ50がONかOFFかを判断する。
【0036】前記警報停止スイッチ50は、自動復帰接点が用いられていて、これを押圧操作すれば警報停止スイッチ50がONとなり、押さないときはOFFとなる。そして、この警報停止スイッチ50がONなら、S17に進み、ここで植付部24の高さが所定値より上方にあるか下方にあるかを判断する。そして、植付部24の高さが所定値より下方にあれば、S19でリフトフラグを「下げ」にしてから、S20に進み、また、植付部24の高さが所定値より上方にあるなら、S18でリフトフラグを「上げ」にしてから、S20に進む。
【0037】このS20では、リフトフラグのセット・リセットを判断し、リセットされていればS24に進み、セットされていればS21に進む。このS21では、再び植付部24の高さが所定値より上か下かを判断し、所定値より上なら、S22でリフトフラグが「上げ」か「下げ」かを判断する。そして、リフトフラグが「上げ」ならS26に進み、「下げ」ならS23でリフトフラグをリセットしてから、S24で警報ブザーを吹鳴させて元に戻る。一方、S21で、植付部24の高さが所定値以下なら、S25でリフトフラグが「上げ」か「下げ」かを判断し、リフトフラグが「上げ」ならS23に進んで、リフトフラグをリセットしてから(S23)、警報ブザーを吹鳴させる(S24)。また、リフトフラグが「下げ」なら、S26で警報ブザーの吹鳴を停止する。
【0038】なお、S25において、リフトフラグが「上げ」か「下げ」かは、S16での警報停止スイッチ50をONしたときのリフトフラグの状態で判断され、このときのリフトフラグの状態が保持されていることになる。
【0039】次に、図5は、他の実施の形態における制御フローチャートを示している。
【0040】この制御フローの概要を説明すると、例えば植付部24が所定高さより上にあるときに警報ブザー55が作動し、警報停止スイッチ50をオン操作して警報を停止させると、その後、植付部24が所定高さより下降したときで、かつ、苗警報センサ34や肥料残量センサ44又は肥料詰りセンサ40が引き続き警報を必要とする状態を検出している場合に、再度警報ブザー65を吹鳴させる。
【0041】また、植付部24が所定高さより下にあるときに警報ブザー55が作動し、警報停止スイッチ50をオン操作して警報を停止させると、その後、一旦植付部24が所定高さまで上昇してから、更に再び所定高さまで下降した後で、かつ、苗警報センサ34や肥料残量センサ44又は肥料詰りセンサ40が、引き続き警報を必要とする状態を検出している場合に、再度警報ブザー65を吹鳴させる。これは、植付部24は、下降した位置にある状態で植付け作業を行なうからである。以下、この制御フローについて説明する。
【0042】まず、S31では、植付スイッチ46がONかOFFかを判断し、植付スイッチ46がOFFなら警報が作動しない状態であるため、S32において苗補給モニタ47を消灯させると共に、S33でリフトフラグをリセットし、更にS46において、警報ブザー65の吹鳴を停止する。
【0043】一方、S31で植付スイッチ46がONなら、S34で苗警報センサ34がONかOFFかを判断する。そして、苗警報センサ34がOFFなら、前述したS32に進み、苗警報センサ34がONなら、S35で苗補給モニタ47を点灯し、S36に進む。このS36では、警報停止スイッチ50がONかOFFかを判断する。このとき、警報停止スイッチ50は自動復帰接点が用いられていて、これを押圧操作すれば、警報停止スイッチ50はONとなり、押さないとOFFとなる。そして、警報停止スイッチ50がONなら、S37に進み、ここで植付部高さが所定値より上か下かを判断する。そして、植付部高さが所定値以下であれば、S39でリフトフラグを「下げ」にしてから、S40に進み、また、植付部高さが所定値より上なら、S38でリフトフラグを「上げ」にしてから、S40に進む。
【0044】このS40では、リフトフラグのセット・リセットを判断し、リセットされていればS44に進み、セットされていればS41に進む。このS41では、再び植付部高さが所定値より上か下かを判断し、所定値以下なら、S42でリフトフラグが「上げ」か「下げ」かを判断する。そして、リフトフラグが「下げ」ならS46に進み、「上げ」ならS43でリフトフラグをリセットしてから、S44で警報ブザーを吹鳴させて元に戻る。一方、S41で、植付部高さが所定値より上なら、S45でリフトフラグが「上げ」か「下げ」かを判断し、リフトフラグが「上げ」ならS46に進み、「下げ」ならS45’でリフトフラグを「上げ」にしてからS46に進む。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、警報停止手段を操作した後における機体の作業状態の変化に基づき、一旦停止された警報を復帰させる警報復帰手段を備えていることにより、苗切れや肥料切れ等が生じて警報が発せられた後に、苗補給や肥料補給を忘れたまま作業を続行すると、再度警報が発せられるので、苗や肥料の補給忘れ等を防止することができる。
【0046】請求項2記載の発明によれば、機体に支持された作業部の昇降操作又は昇降作動の変化、或いは作業機クラッチの入切操作又は入切作動の変化が検出され、かつ各種検出手段の少なくともいずれか1つが継続してオン作動状態が検出されている場合に、再度警報を復帰させるようにしたので、機体を枕地や畦際にて回行させるときには、作業部が昇降すると共に、作業機クラッチの入切状態が変化するため、機体がこの枕地や畦際にあるときに再度警報を発することで、苗や肥料の補給忘れ等を防止することができる。
【出願人】 【識別番号】000001878
【氏名又は名称】三菱農機株式会社
【出願日】 平成12年6月6日(2000.6.6)
【代理人】 【識別番号】100082337
【弁理士】
【氏名又は名称】近島 一夫 (外1名)
【公開番号】 特開2001−346412(P2001−346412A)
【公開日】 平成13年12月18日(2001.12.18)
【出願番号】 特願2000−169344(P2000−169344)