| 【発明の名称】 |
播種装置の移送装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】武田 康志
【氏名】矢野 省三
【氏名】半田 茂雄
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| 【要約】 |
【課題】ポットシ−トのポットの所定2列毎間歇移送し、点播型播種装置によりポット2列に播種するものにおいて、何らかの理由でポット2列毎間歇移送できなくてポットへの播種もれが生じるおそれがある。
【解決手段】縦横に複数のポット10a,10a,…を配列したポットシート10を載せた播種コンベヤ2は、通常はポットの所定2列毎間歇移送し、点播型播種装置の播種管40a、40bによりポット2列に播種する。播種時にポットの所定2列より少ないポット1列が間歇移送された場合には、リセットボタンを押すと、所定2列よりも少ないポット1列分だけ播種コンベヤ2は間歇移送して停止し、点播型播種装置の播種管40a、40bにより所定2列のポット10a,10a,…に播種する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 縦横に複数のポット10a,10a,…を配列したポットシート10を播種コンベヤ2により間歇移送しながら前記ポット10a,10a,…における移送方向の複数列毎に播種する点播型播種装置7であって、通常は前記ポットシート10を載せた播種コンベヤ2を前記点播型播種装置7によりまとめて播種するポットの複数列分だけ間歇移送する通常間歇移送手段を設け、前記播種コンベヤ2を前記通常間歇移送手段により移送する複数のポット列数よりも少ないポット列数だけ間歇移送する非常時間歇移送手段を設け、前記非常時間歇移送手段の作動を開始させる非常時間歇移送開始手段を設けたことを特徴とする播種装置の移送補正装置。 【請求項2】 前記非常時間歇移送手段における間歇移送するポット列数を1列分としたことを特徴とする請求項1記載の播種装置の移送装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、点播型播種装置における播種コンベヤの間歇移送装置の改良に関するものである。 【0002】 【従来技術】縦横に複数のポット10a,10a,…を配列したポットシート10を播種コンベヤ2により、通常の播種作業時にはポットの2列分を間歇移送して点播型播種装置7によりポット2列分播種し、検出器43が通常はポット2列を検出するところ、何らかの理由でポット列を1列だけしか検知できない誤検出の発生した場合には、外部よりリセットボタンを押すと、播種コンベヤ2がポット3列分間歇移送して停止し、点播型播種装置7によりポット2列にのみ播種して、ポット列のずれを補正していた。 【0003】 【発明が解決しようとする問題点】しかし、従来装置前記方法では、リセットボタンを押して播種コンベヤ2の移送を補正すると、図5(1)に示すように、ポット3列分間歇移送して、ポット2列分の播種をするので、ポット1列分は播種できないという不具合が発生していた。そこで、この発明ではこのような不具合を解消しようとするものである。 【0004】 【問題を解決するための手段】請求項1の発明は、縦横に複数のポット10a,10a,…を配列したポットシート10を播種コンベヤ2により間歇移送しながら前記ポット10a,10a,…における移送方向の複数列毎に播種する点播型播種装置7であって、通常は前記ポットシート10を載せた播種コンベヤ2を前記点播型播種装置7によりまとめて播種するポットの複数列分だけ間歇移送する通常間歇移送手段を設け、前記播種コンベヤ2を前記通常間歇移送手段により移送する複数のポット列数よりも少ないポット列数だけ間歇移送する非常時間歇移送手段を設け、前記非常時間歇移送手段の作動を開始させる非常時間歇移送開始手段を設けたことを特徴とし、請求項2の発明は、前記非常時間歇移送手段における間歇移送するポット列数を1列分としたことを特徴とする。 【0005】 【発明の作用及び効果】この発明では、縦横に複数のポット10a,10a,…を配列したポットシート10を載せた播種コンベヤ2は、通常はポットの所定複数列毎間歇移送するところ、ポットの所定複数列より少ない複数列間歇移送された場合には、例えば、リセットボタンを押すと、制御部からの指令により、所定複数列よりも少ないポット複数列分、あるいは、ポット1列分だけ播種コンベヤ2を間歇移送して停止し、点播型播種装置7により所定複数列のポット10a,10a,…に播種する。 【0006】従って、縦横に複数のポット10a,10a,…を配列したポットシート10を播種コンベヤ2により間歇移送するにあたり、播種コンベヤ2が通常の移送ポット複数列よりも少ない複数列だけ間歇移送する非常移送時には、播種コンベヤ2の間歇移送ポット列数を通常ポット列数より少ないポット列数だけ間歇移送して停止し、点播型播種装置7では通常の複数列分ぼ播種をするので、点播型播種装置7の制御を簡単にしたものでありながらポット列の播種もれを解消し、播種コンベヤ2の間歇移送を通常の播種状態に復帰させることができる。 【0007】また、播種コンベヤ2により通常移送時にはポット2列分の間歇移送をして、点播型播種装置7でポット2列分の播種をするものにあっては、播種コンベヤ2がポット2列分間歇移送するところを、ポット1列分しか間歇移送しない異常時には、播種コンベヤ2をポット1列分だけ間歇移送し、点播型播種装置7により通常のポット2列分を播種することにより、ポット1列目だけは複数粒の種子が播種されるが、ポット2列目には通常どおりの1粒播種され、播種もれを解消しながらポット2列毎の正常な播種状態に復帰させることができる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、図面に示すこの発明の実施例の形態について説明する。まず、播種施設の全体構成について説明する。この播種施設は、連続移送用の第1コンベヤ1と、連続移送と間歇移送とに切り替え可能な播種コンベヤ2と、連続移送の移送用の第2コンベヤ3とが移送上手側から順次連ねて設置されており、これらの第1コンベヤ1,播種コンベヤ2,第2コンベヤ3上を順次苗箱4が引き継がれて移送される構成である。 【0009】そして、第1コンベヤ1の上方に床土供給装置5、鎮圧・均平装置6が順次設置されており、播種コンベヤ2の上方に点播型播種装置7及び繰出型播種装置7aが設置され、第2コンベヤ3の上方に覆土供給装置8、灌水装置9が設置されている。 【0010】これにより、移送上手側の第1コンベヤ1の始端部に載せられた苗箱4は、最初に床土が詰められ、次いで鎮圧・均平され、次いで、播種コンベヤ2に引き継がれて播種され、次いで、第2コンベヤ3に引き継がれて覆土・灌水されて、播種作業が終了する。 【0011】なお、移送方向に対して左右方向に例えば8個、前後方向に16個(あるいは17個)の台形のポット10a,10a,…の並んでいるポットシート(ポットトレイ)10を、例えばパルプにより一体成形して構成し、このポットシート10を苗箱4に入れて、コンベヤで搬送する。 【0012】床土供給装置5は、床土ホッパ5aと、床土を薄い層で繰り出す床土ベルト5bと、苗箱4に落下した余分の床土を掻き落とす均平ブラシ(図示省略)を備えている。オーガ11が第1コンベヤ1の下方に設けられていて、苗箱4に入らないで落下した床土をオーガ11により中央に集め、箱に回収できる構成である。 【0013】次に、播種コンベヤ2の移送構成について説明する。フレームに支持された前・後ローラー軸12a,12aに前・後ローラー13a,13aが夫れ夫れ取り付けられ、その前・後ローラー13a,13a間に播種コンベヤ2が巻き掻けられている。そして、図4に示すように、前ローラー軸12aの連続移送用スプロケット14aとモータ(図示省略)のスプロケット14bとの間にチエン15を巻き掻け、前ローラー軸12aの間歇移動用スプロケット14cと間歇駆動軸16のスプロケット14dとに間歇移送用チエン17を巻き掻けている。 【0014】間歇駆動軸16には、ワンウエークラッチ18の内面側を遊動不能に嵌合し、ワンウエークラッチ18の外面側にアーム筒19の内面が遊動不能に嵌合し、アーム筒19の外面側に揺動アーム20を取り付け、その揺動アーム20の自由端側に間歇駆動用エアーシリンダ21のピストン22を連結している。 【0015】しかして、ワンウエークラッチ18はエアーシリンダ21のピストン22が突出しアーム筒19が反時計方向に回転すると、間歇駆動軸16が一体的に回転して播種コンベヤ2を間歇移送し、また、エアーシリンダ21のピストン22が引っ込み、アーム筒19の時計方向の回転に対しては、間歇駆動軸16は駆動されないように構成されている。 【0016】これにより、エアーシリンダ21のピストン22が所定のタイミングで所定ストロークの伸縮をすると、間歇駆動軸16が所定角度づつ間歇回転し、前ローラー軸12aが間歇回転し、播種コンベヤ2が間歇移送状態となる。また、エアーシリンダ21が作動しない状態で連続移送用のモータ(図示省略)が間歇駆動回転と同じ方向に回転すると、前ローラー軸12aは連続移送状態となる。このとき、間歇駆動軸16が間歇駆動と同じ方向に連続回転するが、前記のような方向性でワンウエークラッチ18が組み付けられているので、アーム筒19には伝達されない。従って、播種コンベヤ2に載せられた苗箱4は、モータ(図示省略)とエアーシリンダ21との作動切替により、播種コンベヤ2は連続移送あるいは間歇移送される。 【0017】点播型播種装置7は播種コンベヤ2で間歇的に送られてくる苗箱4のポット10a,10a,…内の床土に種子1粒づつ点播する構成で、次ぎのように構成されている。即ち、図2及び図3に示すように、種子ホッパ23からの種子を受ける左右方向に長い受け皿24が設けられている。受け皿24の前側の受け板25は、左右方向のポット数の2倍(16個)のラッパ状の受け口26,26,…が左右方向に並べて設けられている。一対のメタル27,27が受け皿24の上方に配置されていて、メタル27,27には左右方向のポット数と同数の8個の前ノズル28a,28a,…、後ノズル28b,28b,…が設けられていて、このメタル27,27が交互に下方に突出する。このメタル27,27はシリンダ29からピストン29aが出没すると、案内棒30の摺動と、アーム31の揺動により上下に往復移動し、前・後ノズル28a,28b,…が受け皿24と受け口26,26との間を往復できる構成である。 【0018】図4(2)に示すように、ポンプ32の吸気路33が途中で前・後吸気路33a,33bに分岐して、前吸気路33aが一方の前ノズル28a,28a,…に連通し、後吸気路33bが他方の後ノズル28b,28b,…に連通している。そして、切替弁35が吸気路33に設けられていて、前・後ノズル28a,28b,…が受け皿24上に移動すると、ポンプ32の吸引により夫れ夫れの前・後ノズル28a,28b,…が種子を吸着し、次いで、受け口26,26,…の上方に移動すると、ポンプ32の吸引が解除され、夫れ夫れの種子が受け口26,26,…に落下する構成である。 【0019】前・後開閉弁36a,36bが前・後吸気路33a,33bに設けられ、前・後開閉弁36a,36bが閉じると、対応する前・後ノズル28a,28b,…からの吸気が停止し、種子を吸着しない構成である。左右一対の第2シリンダ37,37から第2ピストンロッド37a,37aが夫れ夫れ下方に突出する構成で、第2ピストンロッド37a,37aには上枠体38及び下枠体39が取り付けられていて上下動する。この上枠体38及び下枠体39には左右方向のポット10a,10a,…数と同数(8個)の前・後播種管40a,40b,…が前後にずらせて同ピッチで取り付けられている。受け口26,26,…の左右方向奇数番目の受け口26,26,…及び偶数番目の受け口26,26,…が屈曲自在のチューブ41,41,…により前播種管40a,40a,…及び後播種管40b,40b,…に接続されている。下端が錐状で左右方向に夫れ夫れ8個の播種孔を開けるの前・後作孔具42a,42bが前・後播種管40a,40bの移送上手側に2列に設けられている。 【0020】ポット10a,10a,…に床土の詰まった苗箱4が播種コンベヤ2の移送上手部に載ると、播種コンベヤ2の連続移送で下手側に移送され、上手側のポット10a,10a,…が前作孔具42a,42a,…の下方まで移送されると、播種コンベヤ2の連続移送が停止し、間歇移送に代わり、点播型播種装置7が作動を開始する。 【0021】すると、先ず、上・下枠体38,39が下降して、前・後作孔具42a,42b,…が停止中の第1列目及び第2列目のポット10a,10a,…列に突入し、夫れ夫れの床土に播種孔を形成して上昇する。次いで、播種コンベヤ2が間歇移動し、前記第1列目及び第2列目のポット10a,10a,…が前・後播種管40a,40bの下方に移動した所でその移動を停止する。次いで、上・下枠体38,39が下降して前・後播種管40a,40b,…の下端部が播種孔まで下降すると共に、夫れ夫れの前・後作孔具42a,42bが第3列目及び第4列目のポット10a,10a,…に入ってこれらの床土に播種孔を穿孔する。併せて、前・後ノズル28a,28b,…が受け皿24の種子を夫れ夫れ1粒づつ吸着し、受け口26,26,…の上まで運んで落下させる。夫れ夫れの種子はチューブ41,41,…を通って前・後播種管40a,40b,…に入り、夫れ夫れの下端から播種孔に播種される。この繰り返しによって夫れ夫れのポット10a,10a,…に対する点播が終了すると、播種コンベヤ2が連続移送に移り、苗箱4を第2コンベヤ3に送る。 【0022】なお、前・後播種管40a,40bの下端部及び前・後作孔具40a,40bの下端部は、上下方向に移動自在として、バネあるいは自重で押し下げられている。そして、上・下枠体39,40の下降によりポット10a,10a,…の播種孔や床土に当たったときには共に下降するが、硬い苗箱4に当たると、当たったものだけがその位置に停止し下降しないように構成されている。 【0023】検出器43が点播型播種装置7の上手側に設けられていて、移送される苗箱4の左右方向のポット10a,10a,…の数を検出できる構成である。検出器43の検出結果は制御部(図示省略)に入力され、制御部の指令により前記播種の回数と前・後開閉弁36a,36bの開閉が次のように実行される。 【0024】即ち、検出器43が検出したポット10a,10a,…数が偶数(2n、nは整数)のときには、前・後ノズル28,28,…がn回種子を運んで夫れ夫れのポット10a,10a,…列に点播する。また、そのポット10a,10a,…の数が奇数(2n+1)の場合には、前・後ノズル28,28,…がn回種子を運んで播種した後、後開閉弁36bが吸気路33bを閉じ、前ノズル28aのみが種子を1回運んで播種を終了する。 【0025】なお、制御部に入力装置を設け、ポット10a,10a,…の列数を人為的に入力すると、検出器43は不要となる。覆土供給装置8及び灌水装置9は次のように構成されている。第2コンベヤ3が播種コンベヤ2の下手側に設けられ、播種が終了した苗箱4が第2コンベヤ3に送られて来ると、覆土ホッパ44内の土を覆土ベルト(図示省略)で繰り出して苗箱4上に散布し、その後ブラシにより余分の土を掻き落とす構成である。掻き落とされた余分の土及び苗箱4に入らなかった土は、第2コンベヤ3の下方の覆土案内板46により中央部に集められ、箱47に回収される。第2コンベヤ3により覆土された苗箱4が灌水装置9の下方に送られて来ると、苗箱4に上方から灌水ノズル48,48,…で水を散布する構成である。あふれた水は下方の水案内板49にまとめられ、ホースを経て排水溝に流される構成である。 【0026】次に、図5に基づき検出器43の誤検出時の対策について説明する。この実施例は、検出器43により苗箱4内のポット10a,10a,…列数を検知し、例えば、播種コンベヤ2によるポット10a,10a,…の2列分の移動を検出すると、播種コンベヤ2の間歇移送を停止し、2列分の播種をする点播型播種装置において、検出器43の誤検出の対策用として、制御部に接続されているリセットボタン(図示省略)を設けている。このリセットボタンを押すと、制御部からのポット1列分の移送をする間歇移送指令が出され、例えば、前記揺動アーム20のポット10aの1列分の移送が終了する位置にストッパ(図示省略)が突出し、このストッパ(図示省略)によりエアーシリンダ21のピストン22の伸長による揺動アーム20の回動を停止し、播種コンベヤ2を苗箱4のポット10a1列分だけ移動した状態で停止させる。次いで、播種指令が出されて、点播型播種装置7により通常通りのポット10a2列分の播種をするものであり、播種もれを防止することができる。なお、前記播種が終了すると、エアーシリンダ21のピストン22は短縮退避し、ストッパ(図示省略)も退避する。 【0027】従来のポット10a,10a,…の2列を同時に播種する装置にあっては、検出器43がポット10a,10a,…の偶数列目を検知すると、播種コンベヤ2の間歇移送を停止し、2列分を播種している。しかし、検出器43が何らかの理由でポット10a列を1列だけしか検知できない誤検出が発生することがある。その時には苗箱4の最終ポット列が播種できないという不具合が発生する。 【0028】従来装置では、このような不具合を解消するために、リセットボタンを設け、外部よりリセットボタンを押すと、播種コンベヤ2がポット3列分移送されて停止し、ポット2列に播種して、ポット列のずれを補正していた。しかし、この方法では、リセットボタンを押して補正すると、図5(1)に示すように、ポット3列移送して、ポット2列の播種をするので、ポット1列分は播種できないという不具合が発生する。そこで、この実施例ではこのような不具合を解消しようとするものである。 【0029】この実施例では前記のように、検出器43によりポット2列ずつ検出するところ、誤ってポット1列しか検出できない場合に、ポット1列ずれたところで(図5−2に示す状態)、リセットボタンを押すと、播種コンベヤ2がポット1列分だけ間歇移送して停止し、播種装置によりポット2列に播種する。従って、図5(3)に示すように、ポット1列目だけは複数粒の種子が播種され、ポット2列目には1粒播種され、播種もれを解消しながらポット2列毎の正常な播種状態に復帰することができる。 【0030】次に、図6及び図7に基づき繰出ロール型播種装置7a他の実施例について説明する。播種コンベヤ2の上方に播種ホッパ50を配置し、播種ホッパ50の繰出口に播種ロール51を設け、播種ロール51を回転させて種子を繰り出し播種する。播種ホッパ50の繰出口両側部には、飛散防止板52,52を設けて種子の飛散を防止し、この飛散防止板52,52には播種コンベヤ2の進行方向前側に伸び且つ移送される苗箱4の側面を覆うように接近させて延長飛散防止板53,53を設けている。なお、この延長飛散防止板53,53をボルト・ナットで上下調節自在に取り付け、苗箱4の高さに合わせて調節する構成としてもよい。 【0031】従来装置は、図8(2)に示すように、播種ホッパ50の繰出口両側部に小面積の飛散防止板52,52を設けるだけの構成であるので、播種ロール51で繰り出された種籾が苗箱4の左右外側に飛散しムダとなり、苗箱4の左右両側部まで均等に播種できないという不具合があった。 【0032】しかし、前記のように延長飛散防止板53,53を設けることにより、苗箱4の左右両側方への種籾の飛散を防止し、苗箱4の左右両側部まで確実に播種することができて、従来装置の欠点を解消することができる。次に、図8〜図9について説明する。 【0033】この実施例は、床土供給装置5、繰出ロール型播種装置7a、覆土供給装置8、苗箱段積み装置54を備える播種プラントにおいて、播種作業中に播種装置7aに異常が発生すると、コンベヤを停止させ作業を中断するが、その際に発生した不良播種等の苗箱4を機外に取り出そうとするものである。 【0034】繰出ロール型播種装置7に異常が発生しコンベヤを停止させると、床土供給装置5、繰出ロール型播種装置7、覆土供給装置8の3か所で床土及び種子の過不足による不良が発生する。その際に、不良の発生した苗箱4を機外に取り出すために、苗箱4の左右横側部に不良検出用具55を嵌合装着し、不良苗箱検出器61で検知して機外に取り出し、苗箱段積み装置54での段積みを排除するものである。 【0035】以下具体構成を説明する。図8に示すように、第1コンベヤ1の上方に床土供給装置5を配置し、播種コンベヤ2の上方に繰出ロール型播種装置7を設置し、第2コンベヤ3の上方に覆土供給装置8を配置し、段積みコンベヤ56の上方に苗箱段積み装置54を設けている。 【0036】苗箱段積み装置54は、昇降部57、移送部58、段積み部59で構成され、段積みコンベヤ56で送られてくる苗箱4を昇降部57で上昇させ、昇降部57の上端に達した苗箱4を移送部58により後方の段積み部59の上端部まで送り、段積み部59では送られてきた苗箱4,4,…を徐々に下降するホーク60により順次重箱状に積み重ねる構成である。 【0037】昇降部57の上手側には図9に示すように不良苗箱検出器61を設け、下手側にはストッパ62を設けている。このストッパ62は、突出して段積みコンベヤ56による苗箱4の移送を停止したり、あるいは退避して、昇降部57の下方を通過させるものである。 【0038】しかして、繰出ロール型播種装置7に何らかの理由で異常が発生し、苗箱4内に適正に播種できない場合には、監視員が覆土、播種、床土供給について不良の発生した苗箱4,4,…に、夫れ夫れ不良検出用具55,55,…を取り付けていく。この不良検出用具55,55,…の取り付けられている苗箱4,4,…が段積みコンベヤ56により送られて来ると、不良苗箱検出器61が不良苗箱4,4,…を検出し、制御部(図示省略)に入力する。すると、制御部からの指令によりストッパ62を退避させ、段積みコンベヤ56の終端から不良苗箱4,4,…を外部に排出し、不良苗箱4,4,…の段積みを防止する。なお、破損した苗箱4を発見した場合にも同様にして、破損した苗箱4を機外に排出することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年5月23日(2000.5.23) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−327206(P2001−327206A) |
| 【公開日】 |
平成13年11月27日(2001.11.27) |
| 【出願番号】 |
特願2000−151701(P2000−151701) |
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