| 【発明の名称】 |
供給装置付き苗植付装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】中村 正一
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| 【要約】 |
【課題】苗載せ台上の苗に薬剤を供給しながら植え付け作業できる供給装置付き苗植付装置を、苗載せ台の複数列の苗に数少ない供給装置で薬剤供給でき、かつ、苗を傷めないで精度よく供給できる状態に得る。
【解決手段】苗載せ台14に薬剤を落下させる供給装置30がガイドレール27に摺動自在に支持されている。ガイドレール27に回動自在に支持されている無端回動チェーンがモータ44によって駆動されると、供給装置30のフレームをガイドレール27に沿わせて移動操作することによって、供給装置30を苗載せ台14に対して横方向に相対移動させる。ガイドレール27の支柱26に対する取付け高さを変更し、供給装置30の排出部34と苗載せ台14との機体上下方向との間隔を変更する調節ピン71を備えてある。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 苗植付機構に苗供給する苗載せ台と、苗に供給するべき流動物を前記苗載せ台に上方から落下させる供給装置とを備えている供給装置付き苗植付装置であって、前記供給装置を苗載せ台に対して苗載せ台横方向に相対移動させる横送り駆動機構を備え、前記供給装置の流動物を落下させる排出部と、苗載せ台の苗載置部との機体上下方向での間隔が変化する方向に前記排出部を苗載せ台に対して移動させる調節機構を備えてある供給装置付き苗植付装置。 【請求項2】 苗植付機構に苗供給する苗載せ台と、苗に供給するべき流動物を前記苗載せ台に上方から落下させる供給装置とを備えている供給装置付き苗植付装置であって、前記供給装置の複数個を備えるとともに、前記複数個の供給装置が苗載せ台に対してその横方向に相対移動して、苗載せ台のその横方向に異なる部分に各別に流動物を落下させるように前記複数個の供給装置を移動させる横送り駆動機構を備えてある供給装置付き苗植付装置。 【請求項3】 苗植付機構に苗供給する苗載せ台と、苗に供給するべき流動物を前記苗載せ台に上方から落下させる供給装置とを備えている供給装置付き苗植付装置であって、前記供給装置を苗載せ台に対してその横方向に相対移動する状態にガイドレールに沿わせて移動させる横送り駆動機構を備え、前記ガイドレールを取り外し自在に取付けてある供給装置付き苗植付装置。 【請求項4】 苗植付機構に苗供給する苗載せ台と、苗に供給するべき流動物を前記苗載せ台に上方から落下させる供給装置とを備えている供給装置付き苗植付装置であって、前記供給装置を苗載せ台に対してその横方向に相対移動する状態にガイドレールに沿わせて移動させる横送り駆動機構を備え、前記横送り駆動機構を、前記ガイドレールに回動自在に支持されて前記供給装置を移動操作する無端回動索状体と、この無端回動索状体を駆動するモータとによって構成してある供給装置付き苗植付装置。 【請求項5】 前記供給装置に、流動物を排出部に繰り出す繰り出し回転体を備えてあるとともに、この繰り出し回転体を駆動するための回転輪体を、回動する前記無端回動索状体によって駆動されるようにこの無端回動索状体に係合させある請求項4記載の供給装置付き苗植付装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、苗植付機構に苗供給する苗載せ台と、苗に供給するべき流動物を前記苗載せ台に上方から落下させる供給装置とを備えている供給装置付き苗植付装置に関する。 【0002】 【従来の技術】上記苗植付装置は、苗載せ台に載置した苗に殺虫剤や殺菌剤、肥料などの流動物を供給装置によって供給し、流動物供給済みの苗を苗植付機構によって植え付けていけるものである。この種の苗植付装置として、従来、たとえば特公昭59−26249号公報に示されるように、殺虫剤収容函と、この収容函から苗代床の上方に延出する供給管とを機枠に取付け、苗代床が往復横動すれば、供給管が苗代床に対して相対移動することにより、供給管の供給孔が苗代床に対して相対移動しながら殺虫剤を落下させて苗代床の苗に供給していくものがあった。すなわち、供給装置が苗載せ台に対してその横方向に相対移動しながら流動物を供給するのであり、供給装置として、排出部の苗載せ台横方向での幅が苗横幅よりも小さいコンパクトなものを採用しながら供給できるものがあった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記した従来の供給技術では、供給装置が機枠に固定されているため、苗載せ台が機体横方向に並ぶ複数個の苗植付機構に苗供給するように複数列の苗載置部を備えている場合、いわゆる複数条植えの場合、全ての苗載置部に対応させて供給装置を設ける必要があった。また、苗植付機構に供給する苗の苗載せ台横方向での大きさを変更できるように、苗植付機構の苗植え運動に伴って苗載せ台が横送りされる速度を変更する変速機構を設けられることがあるが、このように苗載せ台の横送り速度を変更した場合、供給装置が苗載せ台に対して相対移動する速度が変化し、苗の単位面積当たりに落下する流動物の量が変化しやすくなっていた。本発明の目的は、複数条植えの場合でも供給装置を少なく済ませられるとか、苗載せ台の横送り速度が変更されても苗に供給される流動物の量を変化しにくくすることを可能にしながら供給できるとか、さらには、苗を傷めるなどのトラブルを回避しながら精度よく供給したり、苗載せ台に対する苗の出し入れが容易にできる供給装置付きの苗植付装置を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。 【0005】〔構成〕苗植付機構に苗供給する苗載せ台と、苗に供給するべき流動物を前記苗載せ台に上方から落下させる供給装置とを備えている供給装置付き苗植付装置において、前記供給装置を苗載せ台に対して苗載せ台横方向に相対移動させる横送り駆動機構を備え、前記供給装置の流動物を落下させる排出部と、苗載せ台の苗載置部との機体上下方向での間隔が変化する方向に前記排出部を苗載せ台に対して移動させる調節機構を備えてある。 【0006】〔作用〕供給装置が横送り駆動機構による移動操作によって苗載せ台に対して相対移動するから、苗載せ台が機体に対して横送りされる速度が変更されても、供給装置の苗載せ台に対する移動速度が変化しないとか、大幅には変化しない状態で供給装置が苗載せ台に対して相対移動するように、移動の設定をできる。また、苗載せ台が複数列の苗載置部を備える場合でも、供給装置が複数の苗載置部にわたって横移動する状態で苗載せ台に対して相対移動し、供給装置の数を苗載置部の数よりも少なくしながら、複数列の苗載置部に載置された苗に流動物を供給させられる。 【0007】苗の草丈が異なる場合、調節機構によって排出部を苗載せ台に対して移動調節する。すると、排出部と苗載せ台の苗載置部との機体上下方向での間隔が変化し、草丈が大きくても小さくても、排出部が苗に当たらないとか当たってもわずかになる状態で極力接近する位置から流動物を落下させて供給するように調節できる。 【0008】〔効果〕苗載せ台の横送り変速ができる場合でも、供給装置の苗載せ台に対する移動速度が変化しないとか、大幅には変化しないようにして供給装置を移動させて、苗に供給むらが出にくいように流動物を供給することが可能である。また、複数条植えの場合でも、苗載せ台の苗載置部よりも数少ない供給装置で各苗載置部の苗に流動物を供給して、重量面や経済面などで有利に得られる。 【0009】その割には、苗載せ台に装着する苗の草丈が大小変化しても、排出部を苗に極力接近するように調節し、苗が相対移動していく排出部に当たらないとか当たってもわずかで損傷しにくいように供給でき、かつ、排出部からの流動物が苗に極力近くから落下して供給むらなどが出にくいように精度よく供給できる。 【0010】請求項2による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。 【0011】〔構成〕苗植付機構に苗供給する苗載せ台と、苗に供給するべき流動物を前記苗載せ台に上方から落下させる供給装置とを備えている供給装置付き苗植付装置において、前記供給装置の複数個を備えるとともに、前記複数個の供給装置が苗載せ台に対してその横方向に相対移動して、苗載せ台のその横方向に異なる部分に各別に流動物を落下させるように前記複数個の供給装置を移動させる横送り駆動機構を備えてある。 【0012】〔作用〕複数個の供給装置が横送り駆動機構による移動操作によって苗載せ台に対して相対移動して苗載せ台の横方向に異なる部分に各別に流動物を落下させるものだから、供給装置の数を苗載せ台の苗載置部の数よりも少なくしながら、複数の苗載置部に載置された苗に流動物を供給させられる。また、苗載せ台が機体に対して横送りされる速度が変更されても、供給装置の苗載せ台に対する移動速度が変化しないとか、大幅には変化しない状態で供給装置が苗載せ台に対して相対移動するように、移動の設定をできる。 【0013】〔効果〕複数条植えの場合でも、苗載せ台の苗載置部よりも数少ない供給装置で各苗載置部の苗に流動物を供給して、重量面や経済面などで有利に得られる。また、苗載せ台の横送り変速ができる場合でも、供給装置の苗載せ台に対する移動速度が変化しないとか、大幅には変化しないようにして供給装置を移動させて、苗に供給むらが出にくいように流動物を供給することが可能である。 【0014】請求項3による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。 【0015】〔構成〕苗植付機構に苗供給する苗載せ台と、苗に供給するべき流動物を前記苗載せ台に上方から落下させる供給装置とを備えている供給装置付き苗植付装置において、前記供給装置を苗載せ台に対してその横方向に相対移動する状態にガイドレールに沿わせて移動させる横送り駆動機構を備え、前記ガイドレールを取り外し自在に取付けてある。 【0016】〔作用〕供給装置が横送り駆動機構によってガイドレールに沿わせて移動操作されて苗載せ台に対して相対移動するから、苗載せ台が機体に対して横送りされる速度が変更されても、供給装置の苗載せ台に対する移動速度が変化しないとか、大幅には変化しない状態で供給装置が苗載せ台に対して相対移動するように、移動の設定をできる。また、苗載せ台が複数列の苗載置部を備える場合でも、供給装置が複数の苗載置部にわたって横移動する状態で苗載せ台に対して相対移動し、供給装置の数を苗載置部の数よりも少なくしながら、複数列の苗載置部に載置された苗に流動物を供給させられる。 【0017】苗載せ台に苗を装着したり、苗載せ台から苗を取り出す際、ガイドレールを取り外すことにより、ガイドレールが出し入れ作業の障害物にならないようにしながら出し入れできる。 【0018】〔効果〕苗載せ台の横送り変速ができる場合でも、供給装置の苗載せ台に対する移動速度が変化しないとか、大幅には変化しないようにして供給装置を移動させて、苗に供給むらが出にくいように流動物を供給することが可能である。また、複数条植えの場合でも、苗載せ台の苗載置部よりも数少ない供給装置で各苗載置部の苗に流動物を供給して、重量面や経済面などで有利に得られる。 【0019】しかも、苗載せ台に苗を補充したり、苗載せ台に残った苗を取り出すとかの際、ガイドレールが障害物にならないようにして、楽に迅速に出し入れできる。 【0020】請求項4による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。 【0021】〔構成〕苗植付機構に苗供給する苗載せ台と、苗に供給するべき流動物を前記苗載せ台に上方から落下させる供給装置とを備えている供給装置付き苗植付装置において、前記供給装置を苗載せ台に対してその横方向に相対移動する状態にガイドレールに沿わせて移動させる横送り駆動機構を備え、前記横送り駆動機構を、前記ガイドレールに回動自在に支持されて前記供給装置を移動操作する無端回動索状体と、この無端回動索状体を駆動するモータとによって構成してある。 【0022】〔作用〕供給装置が横送り駆動機構によってガイドレールに沿わせて移動操作されて苗載せ台に対して相対移動するから、苗載せ台が機体に対して横送りされる速度が変更されても、供給装置の苗載せ台に対する移動速度が変化しないとか、大幅には変化しない状態で供給装置が苗載せ台に対して相対移動するように、移動の設定をできる。また、苗載せ台が複数列の苗載置部を備える場合でも、供給装置が複数の苗載置部にわたって横移動する状態で苗載せ台に対して相対移動し、供給装置の数を苗載置部の数よりも少なくしながら、複数列の苗載置部に載置された苗に流動物を供給させられる。 【0023】供給装置に走行モータを付設し、この走行モータが供給装置と共に移動しながら供給装置をガイドレールに沿わせて移動させるように構成すると、走行モータに電力供給するケーブルが供給装置に付いて移動することになる。これに対し、このモータによって駆動される無端索状体が供給装置をガイドレールに沿わせて移動操作するものだから、モータをガイドレールなどに固定し、モータに電力供給するケーブルが供給装置に付いて移動することにならないようにしながら、供給装置をモータの駆動力で移動操作できる。 【0024】〔効果〕苗載せ台の横送り変速ができる場合でも、供給装置の苗載せ台に対する移動速度が変化しないとか、大幅には変化しないようにして供給装置を移動させて、苗に供給むらが出にくいように流動物を供給することが可能である。また、複数条植えの場合でも、苗載せ台の苗載置部よりも数少ない供給装置で各苗載置部の苗に流動物を供給して、重量面や経済面などで有利に得られる。 【0025】電力供給のケーブルが供給装置に付いて移動しないようにしながら供給装置をモータ動力で移動させて、ケーブルが垂れ下がって苗に接触するとか、ケーブルを垂れ下がらないように支持する構造が必要になることを回避し、苗損傷が生じないように、かつ、構造簡単に得られる。 【0026】請求項5による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。 【0027】〔構成〕請求項4による発明の構成において、前記供給装置に、流動物を排出部に繰り出す繰り出し回転体を備えてあるとともに、この繰り出し回転体を駆動するための回転輪体を、回動する前記無端回動索状体によって駆動されるようにこの無端回動索状体に係合させある。 【0028】〔作用〕無端回動索状体が駆動されて供給装置を移動操作すると、回転輪体がその索状体によって駆動されて繰り出し回転体を回動操作する。これにより、ガイドレールなどの固定部に設けた同一のモータによって供給装置の移動操作も、繰り出し回転体の駆動も行える。 【0029】〔効果〕繰り出し回転体を採用するものでありながら、供給装置の移動操作も繰り出し回転体の駆動も供給装置に付いて動かない同一のモータで行って、構造簡単に得られるとともに、電源ケーブルの接触による苗損傷を回避できる。 【0030】 【発明の実施の形態】図1に示すように、左右一対の操向操作及び駆動自在な前車輪1,1、左右一対の駆動自在な後車輪2,2、エンジン3を有する原動部、運転座席4を有する運転部を備える自走車体の後部にリンク機構5を介して苗植付装置Aを連結し、前記エンジン3からの回転動力を回転軸6によって苗植付装置Aに伝達するように構成するとともに、前記リンク機構5をリフトシリンダ7によって自走車体に対して上下に揺動操作して苗植付装置Aを昇降操作するように構成してある。前記苗植付装置Aに、これの苗載せ台14の上方に位置する供給装置30と、苗植付装置Aの複数個の苗植付機構13による植え付け苗それぞれの近くに肥料を供給する施肥装置Cとを備えさせ、もって施肥および供給装置付きの乗用型田植機を構成してある。 【0031】前記苗植付装置Aは、図2などに示すように、機体横方向に沿う角パイプ材で成るメインフレーム10と、このメインフレーム10の中間部に支持されるフィードケース11と、前記メインフレーム10によって前端側どうしが連結されている状態で機体横方向に並ぶ複数個の植付け伝動ケース12とによって機体フレームを構成し、前記複数個の植付け伝動ケース12それぞれの後端部の両横側に、2個の苗植え付け具13aを備える苗植付機構13を駆動自在に取り付け、前記機体フレームの前端部の上側に苗載せ台14を設け、前記機体フレームの下部に機体横方向に並ぶ複数個の接地フロート15を取り付け、前記苗載せ台14の上方にタンク33を備える前記供給装置30を設けて構成してある。この苗植付装置Aは、供給装置30の前記タンク33に顆粒の殺虫・殺菌剤などの薬剤を投入し、苗植付装置Aの苗載せ台14に機体横方向に並べて設けてある複数列の苗載置部14aそれぞれにマット状苗Bを載置して自走車体を走行させていくことにより、供給装置30が苗載せ台14上の複数列のマット状苗Bそれぞれに薬剤を供給し、接地フロート15が泥面上を移動して整地していった箇所に苗植付機構13が薬剤供給済みの苗を植え付けていくものであり、詳しくは次の如く構成してある。 【0032】図2などに示すように、前記複数個の苗植付機構13のそれぞれは、前記植付け伝動ケース12が回動自在に支持するロータリケース13bと、このロータリケース13bの両端部に回動自在に取り付けた前記苗植え付け具13aとによって構成してある。すなわち、前記回転軸6によってフィードケース11に入力された回動力が植付け伝動ケース12の内部に位置する伝動機構によってロータリケース13bの回転支軸に伝達されてロータリケース13bが駆動される。すると、これに伴って2つの苗植え付け具13aがロータリケース13bの内部に設けてある植え付け駆動機構によってロータリケース13bに対して回動操作され、2個の苗植え付け具13aそれぞれに備えてある苗植え付け爪13cの先端が図2に示す運動軌跡Tを描いて上下に回動移動するように苗植え運動を行う。 【0033】前記苗載せ台14は、苗載せ台14の前端側を摺動自在に支持するように構成して前記機体フレームに立設してある苗載せ台支柱16と、苗載せ台14の後端部を摺動自在に支持するように構成するとともに複数個の苗植付機構13に各別に対応する複数個の苗取り出し口17aを形成する切欠き部を備えさせて前記機体フレームに固定してあるガイドレール17とにわたって取り付けることにより、前記苗取り出し口17aに至るほど低レベルに位置する後下がりの傾斜姿勢で前記ガイドレール17に沿って機体横方向に摺動するようにして機体フレームに支持させてある。ガイドレール17の前記複数個の苗取り出し口17aのぞれぞれは、これに対応する苗植付機構13の一方の苗植え付け具13aの苗植え付け爪13cと、他方の苗植え付け具13aの苗植え付け爪13cとが交互に苗取り出し口17aを上方から下方に通過していき、苗取り出し口17aを通過する際に苗載せ台14上のマット状苗Bの下端部から一株分のブロック苗を切断して取り出していくように配置してある。 【0034】前記フィードケース11を摺動自在に貫通するとともに両端側が苗載せ台14に連結していて、機体フレームに対して苗載せ台14と共に摺動する苗載せ台横送り軸18と、この苗載せ台横送り軸18を摺動操作するようにフィードケース11の内部に設けた送り軸駆動機構とにより、苗横送り機構19を構成してある。前記送り軸駆動機構は、各苗植付機構13の駆動に連動させて苗載せ台横送り軸18を左右に往復摺動するように操作することにより、苗横送り機構19は、各苗植付機構13が苗植え運動を行うと、これに伴って苗載せ台横送り軸18を摺動操作することによって苗載せ台14を前記ガイドレール17に沿わせて機体横方向に往復移動させる。 【0035】図3に示すように、苗載せ台14の前記複数列の苗載置部14aそれぞれに、苗載せ台14の横方向に並ぶ一対の無端回動形式の苗縦送りベルト20を設けてあるとともに、各苗縦送りベルト20は、所定の回動方向に駆動されることにより、苗載置部14aに載置されているマット状苗Bを前記苗取り出し口17aに向けて縦送りするように構成してある。図4に示すように、苗載せ台14に設けてある全ての前記苗縦送りベルト20それぞれの下端側が巻回しているベルト駆動輪21に一体回動自在に連結して全てのベルト駆動輪21を駆動自在に支持している1本のベルト駆動軸22の2箇所に一回転方向クラッチを介して連動させた操作レバー23と、前記フィードケース11の両横側に常に回動駆動されるように設けた駆動アーム24とにより、苗縦送り機構25を構成してある。苗載せ台14が左右に往復移送されて左側のストロークエンドに到達すると、前記左右一対の操作レバー23,23のうちの一方の操作レバー23の遊端側が前記左右一対の駆動アーム24,24のうちの一方の駆動アーム24の回動経路に入り込み、苗載せ台14が右側のストロークエンドに到達すると、前記左右一対の操作レバー23,23のうちの他方の操作アーム23の遊端側が前記左右一対の駆動アーム24,24のうちの他方の駆動アーム24の回動経路に入り込み、いずれの場合にも、駆動アーム24が回動するに伴い、その遊端部に備えてある操作用ローラ24aが操作アーム24に当接してこの操作アーム24を所定の回転方向に所定の回転角度だけベルト駆動軸22の軸芯まわりで揺動操作し、前記クラッチを介してベルト駆動軸22を回動操作する。これにより、苗載せ台14が左右の横移動ストロークエンドに到達すると、その都度、苗縦送り機構25が全ての苗縦送りベルト20を苗縦送り方向に所定のストロークだけ回動させる。 【0036】これにより、苗植付機構13が苗植え運動を行うと、これに伴い、苗載せ台14は苗横送り機構19による移動操作のために機体横方向に往復移動して各苗載置部14aに載置されているマット状苗Bをその苗載置部14aに対応する苗取り出し口17aに対して機体横方向に往復移動させることにより、複数個の苗植付機構13それぞれが二つの苗植え付け爪13cによってその苗植付機構13に対応する一つの苗載置部14aに載置されたマット状苗Bの下端部の横一端側から他端側に向かって順次に一株分のブロック苗を切断して取り出していくように、複数個の苗植付機構13に複数列の苗載置部14aによって各別に苗供給する。そして、苗載せ台14が左右の横移動スロトークエンドに到達すると、その都度、複数列の苗載置部14aそれぞれの苗縦送りベルト20が前記苗縦送り機構25によって苗縦送り方向に所定ストークだけ回動駆動され、苗載置部14aの載置マット状苗Bを前記苗取り出し口17aに向けて、苗植付機構13が取り出す一株分のブロック苗の苗載せ台縦方向での長さに相当する長さだけ縦送りする。 【0037】したがって、複数個の苗植付機構13それぞれは、一方の苗植え付け具13aの苗植え付け爪13cと、他方の苗植え付け具13aの苗植え付け爪13cとによって交互に、苗取り出し口17aで苗載せ台14の載置マット状苗Bの下端部から一株分のブロック苗を切断するとともに取り出して圃場の泥土面に下降して植え付けていく。 【0038】前記苗横送り機構19が備える前記送り軸駆動機構に苗取り変速部を設けてある。すなわち、この苗取り変速部を変速操作することにより、苗植付機構13の駆動速度が変化しないで送り軸駆動機構による苗載せ台横送り軸18の送り速度が変化し、苗植付機構13が苗載せ台14から取り出すブロック苗の苗載せ台横幅方向での大きさが変化する。 【0039】図2〜図5などに示すように、苗植付装置Aの苗載せ台14の両横端部に立つ支柱26によって支持されて苗載せ台14の上方に苗載せ台横方向に沿って位置しているとともに苗植付装置Aの機体フレームに対して苗載せ台14と共に横移送される溝形チャンネル材で成るガイドレール27の上面側に取付け板部31aが摺動自在に当接している天板フレーム31と、この天板フレーム31の下面側に上端部が連結している縦フレーム32とによって、供給装置30のフレーム部を構成してある。供給装置30は、前記フレーム部と、前記天板フレーム31の上面側に取付けたタンク33と、前記天板手フレーム31の下面側に上端側が連結している樹脂製の排出筒34aを有する排出部34とによって構成してあるととともに、前記排出筒34aから後方側に突出している繰り出し駆動軸35と、この繰り出し駆動軸35の前記縦フレーム32から後方に突出している端部に一体回動自在に連結しているチェーンスプロケット36と、排出筒34aの下端側に連結しているブラケット部32aに回動自在に支持されていて、ガイドレール27の下辺部の端面に当接して転動する左右一対のガイドローラ37と、前記縦フレーム32の後面側に連結している操作体38とを備えている。 【0040】前記タンク33は、前記天板フレーム31に底部が連結しているタンク本体と、このタンク本体の上端側に揺動操作自在に連結していてタンク本体の投入口を開閉する蓋体33aとで成り、前記薬剤を前記投入口から入れて貯溜する。 【0041】図4、図6などに示すように、前記排出部34は、前記タンク33の内部に天板フレーム31の貫通孔31bを介して上端側が連通している前記排出筒34aと、この排出筒34aの内部に回動自在に位置する繰り出し回転体39と、排出筒34aの内面側に固定してある左右一対の落下ガイド板34bとによって構成してあるとともに、前記各落下ガイド板34bの下端部と排出筒34aの下端部とが形成する機体上下方向視で矩形の排出口34cと、前記繰り出し回転体39の両横側に配置して排出筒34aに固定してある摺り切りブラシ34dとを備えている。 【0042】前記繰り出し回転体39は、排出筒34aの内部に位置する前記繰り出し駆動軸35の端部に一体回動自在に支持されており、繰り出し駆動軸35が駆動されることにより、この駆動力によって繰り出し駆動軸35の機体前後向きの軸芯まわりで繰り出し駆動軸35の回転方向と同じ回転方向に回動操作される。そして、繰り出し回転体39は、正回転と逆回転のいずれの方向に回転操作されても、排出筒内部の繰り出し回転体39と摺り切りブラシ34dとによって仕切られている上側部分にタンク33から落下して溜まっている薬剤を、繰り出し回転体39の周面に繰り出し回転体39の回転方向に並べて設けてある繰り出し凹部39aによって排出筒内部の前記上側部分から下側部分に繰り出して落下させる。すると、前記一対の落下ガイド板34bがこれの下端側の傾斜案内面によって繰り出し回転体39からの薬剤を前記排出口34cに下降案内して、この排出口34cから落下させる。 【0043】これにより、供給装置30はフレーム部でガイドレール27に摺動自在に支持されていて、前記操作体38によってガイドレール27に沿わせて摺動操作されることにより、苗載せ台14に対してこれの横方向に相対移動する。このとき、前記チェーンスプロケット36が正回転や逆回転方向に駆動されると、繰り出し駆動軸35が同回転方向に駆動されて繰り出し回転体39を駆動し、排出部34が繰り出し回転体39によって薬剤をタンク33から取り出して排出口34cから落下させていくことにより、供給装置30は、タンク33から苗載せ台14に薬剤を繰り出し回転体39の繰り出し凹部39aの容量で決まる供給量で落下させていく。 【0044】図4、図5などに示すように、前記ガイドレール27の一端側の溝内に回動自在に取り付けたチェーンスプロケット41と、他端側の溝内に回動自在に取り付けたチェーンスプロケット42とにわたって巻回してあることによって、ガイドレール27の溝内に回動自在に支持されている無端回動チェーン43と、ガイドレール27の一端側にモータ本体を取付けてある正逆転駆動自在な電動モータ44とにより、供給装置30を苗載せ台14に対してその左向き方向にも右向き方向にも相対移動させる横送り駆動機構40を構成してある。 【0045】すなわち、前記電動モータ44の出力軸が、前記一対のチェーンスプロケット41,42の一方41をこれと一体回転する状態で支持する回転支軸41aに連動している。供給装置30の前記操作体38の先端部に設けてある複数本の引っ掛け爪38aが、前記繰り出し駆動軸35の上方で前記無端回動チェーン43のローラ間に入り込んで無端回動チェーン43に一体移動するように係合している。したがって、電動モータ44が回転支軸41aを介してチェーンスプロケット41を駆動することによって無端回動チェーン43を正回転方向や逆回転方向に駆動し、無端回動チェーン43が操作体38をガイドレール27に沿わせて左向きや右向きに移動操作する。これにより、横送り駆動機構40は、電動モータ44が正回転や逆回転方向に駆動されると、このモータ44によって駆動される無端回動チェーン43によって供給装置30をガイドレール27に沿わせて移動させて苗載せ台14に対して苗植付装置Aの左向きや右向き方向に相対移動させる。 【0046】図4に示すように、供給装置30の前記チェーンスプロケット36が前記無端回動チェーン43の環状内に入り込んで前記繰り出し駆動軸35の下方で無端回動チェーン43に噛合っている。これにより、前記横送り駆動機構40は、供給装置30を移動操作する際、電動モータ44によって駆動される無端回動チェーン43によってチェーンスプロケット36を駆動する。すなわち、供給装置30を移動させながら、供給装置30の移動操作を行う無端回動チェーン43によって繰り出し回転体39を駆動して、供給装置30に薬剤排出を行わせる。 【0047】図10に示すように、前記電動モータ44の駆動回路45に連係させた供給制御手段46に、始動装置50の一対の始動スイッチ51,52と、一対の位置検出スイッチ61,62とを連係させてある。 【0048】図8、図9に示すように、始動装置50は、苗載せ台14の一方の横端部に固定した支持ブラケット53に苗載せ台14の横方向に並べて固定した前記一対の始動スイッチ51,52と、前記ベルト駆動軸22の端部に一体回動自在に取り付けたスイッチ操作体54とによって構成してある。このスイッチ操作体54の周部に、苗載せ台14の横方向に互いに位置ずれしている一対のスイッチ操作部54a,54bを備えてある。この一対のスイッチ操作部54a,54bは、図9に明示する如くスイッチ操作体54の回転方向に互いに位置ずれしている。すなわち、ベルト駆動軸22が360度にわたって回動操作される毎に、一対のスイッチ操作部54a,54bのうちの第1スイッチ操作部54aが一対の始動スイッチ51,52のうちの左行き始動スイッチ51の操作片51aに当接してこの左行き始動スイッチ51を入り操作し、他方の第2スイッチ操作部54bが他方の右行き始動スイッチ52の操作片52aに当接してこの右行き始動スイッチ52を入り操作するように、かつ、一方のスイッチ操作部54a,54bが始動スイッチ51,52を入り操作してからベルト駆動軸22が180度にわたる回転をした後に他方のスイッチ操作部54b,54aが始動スイッチ52,51を入り操作するように、さらに、一方のスイッチ操作部54a,54bが始動スイッチ51,52を入り操作してから他方のスイッチ操作部54b,54aが始動スイッチ52,51を入り操作するまでの間に少なくとも1度のベルト駆動軸22の駆動が行われるように位置ずれしている。 【0049】一方のスイッチ操作部54a,54bが始動スイッチ51,52を入り操作してから他方のスイッチ操作部54b,54aが始動スイッチ52,51を入り操作するまでの間に苗の縦送りが行われる回数としては、供給装置30が苗載せ台14の横一端側から他端側に移動して複数列の苗載置部14aそれぞれの載置マット状苗Bに薬剤を供給する供給範囲の苗載せ台縦方向での長さから見て、供給装置30が一度横移動して薬剤供給してから次に横移動して薬剤供給するまでの間に、苗の縦送りが行われても、先の供給範囲と次の供給範囲とが若干苗載せ台縦方向に重なって載置マット状苗Bに供給漏れの部分が出ないことになる回数を設定する。 【0050】一対の始動スイッチ51,52は、入り操作されると、供給制御手段46に供給装置30の移動操作を行わせるべき指令を出力する。 【0051】これにより、始動装置50は、供給装置30が横移動してから苗の縦送りが何回行われたかを検出し、その検出回数が設定回数に到達すると、その都度、供給装置30を移動させるように始動指令を供給制御手段46に出力する。 【0052】一対の位置検出スイッチ61,62は、ガイドレール17の左側の端部と右側の端部とに振り分けて固定してある。左側の位置検出スイッチ61は、供給装置30の排出部34が苗載せ台14における左端の苗載置部14の左端部の上方に到達すると、供給装置30の前記ブラケット部32aが位置検出スイッチ61の操作片に当たって入り側に切り換わることにより、供給装置30が左側のストロークエンドに到達したと検出し、この検出結果を供給制御手段46に出力する。右側の位置検出スイッチ62は、供給装置30の排出部34が苗載せ台14における右端の苗載置部14の右端部の上方に到達すると、供給装置30の前記ブラケット部32aが位置検出スイッチ62の操作片に当たって入り側に切り換わることにより、供給装置30が右側のストロークエンドに到達したと検出し、この検出結果を供給制御手段46に出力する。 【0053】供給制御手段46は、マイクロコンピュータで成り、前記始動装置50の一対の始動スイッチ51,52からの情報と、一対の位置検出スイッチ61,62からの情報とに基づいて、駆動回路45に所定のモータ操作信号を出力して横送り駆動機構40を自動的に操作することにより、供給装置30を苗載せ台14の複数列の苗載置部14aの全てに対して苗載せ台14の左右方向に往復移動するように移動操作する。 【0054】つまり、苗植え付けを行うに当たり、供給制御手段46を電源入りの状態にしておくことにより、供給装置30が自動的に作動して各苗載置部14aのマット状苗Bに薬剤を供給する。 【0055】すなわち、マット状苗Bの縦送りが設定回行われて左行きの始動スイッチ51が入りに切り換わると、供給制御手段46は、供給装置30が繰り出し回転体39を回動させながら左向きに移動するように横送り駆動機構40を駆動操作する。供給装置30が前記左ストロークエンドに到達して左側の位置検出スイッチ61が入りに切り換わると、供給制御手段46は横送り駆動機構40の駆動を停止させる。この後、右行きの始動スイッチ52が入りに切り換わると、供給制御手段46は、供給装置30が繰り出し回転体39を回動させながら右向きに移動するように横送り駆動機構40を駆動操作する。供給装置30が前記右ストロークエンドに到達して右側の位置検出スイッチ62が入りに切り換わると、供給制御手段46は横送り駆動機構40の駆動を停止させる。これにより、供給装置30は、苗載せ台14の全ての苗載置部14aに載置されているマット状苗Bに対してその左右方向に往復移動する。そして、左右のストロークエンドに到達すると、マット状苗Bの縦送りが行われることによってマット状苗Bに対して上端側に相対移動する状態になり、全ての苗載置部14aのマット状苗Bに薬剤を落下させて供給する。 【0056】ガイドレール27は、前記各支柱26に対して図7に示す取り付け構造によって取り付けてある。すなわち、ガイドレール27の下面側に上端側が連結している取付け筒70と、支柱26に外嵌した取付け筒70の下端面にストッパー作用して取付け筒70の支柱26に対する外嵌深さを設定するように支柱26に支持させてあるストッパー71と、取付け筒70を支柱26に締め付け固定して取付け筒70の支柱26からの抜け外れや、取付け筒70のガタ付きを防止するように取付け筒70の下端側に螺着してあるロックねじ72とを備える取付け構造によって取り付けてある。 【0057】前記各取り付け構造における前記ストッパー71は、支柱26のピン孔73に抜き差し自在なベータピンによって構成してある。すなわち、各取付け構造におけるストッパー71を支柱26の長さ方向に並ぶ複数個のピン孔73に差し替えることにより、取付け筒70の支柱26に対する取付け高さが変化してガイドレール27の支柱26に対する取付け高さが変化し、供給装置30の排出部34が苗載せ台14に対して機体上下方向に移動してその排出部34と苗載せ台14の苗載置部14aとの機体上下方向での間隔が拡大側や縮小側に変化する。 【0058】これにより、苗載せ台14にマット状苗Bを装着したり、苗載せ台14に残ったマット状苗Bを取り出すなどの際、ガイドレール27の各取付け筒70を支柱26から抜き外すことにより、ガイドレール27を苗載せ台14から取り外して出し入れ作業の障害物にならないようにしながら苗Bを出し入れできる。 【0059】また、草丈が異なるマット苗Bを使用する場合、各取り付け構造におけるストッパー71を支柱26の適切なピン孔73に付け替えることにより、供給装置30の排出部34と苗載置部14aとの間隔を苗丈に応じたものに調節し、排出部34が苗葉に当たらないで極力接近する位置で移動して流動物を落下させていくように調節できる。 【0060】〔別実施形態〕図11は別の実施形態を備える供給装置付き苗植付装置を示し、この苗植付装置にあっては、図3などに示す供給装置30と同様の2個の供給装置30を、苗載せ台14の上方に苗載せ台14の横方向に沿って位置する1本のガイドレール27に摺動自在に支持させてある。 【0061】ガイドレール27に回動自在に支持されている1本の無端回動チェーン43と、この無端回動動チェーン43が巻回しているスプロケットを駆動するモータ44とにより、両供給装置30をガイドレール27に沿わせて苗載せ台14に対して左方向や右方向の往復移動させる横送り駆動機構40を構成してある。すなわち、前記無端回動チェーン43が各供給装置30の操作体に連結しており、モータ44によって駆動されると、供給装置30どうしの間隔を所定距離の間隔に保った状態で両供給装置30を共にガイドレール27に沿わせて往復移動させる。両供給装置30を左向きに移動するように操作して、左側の供給装置30が苗載せ台14の左端のストロークエンドに到達すると、その左向き操作を停止し、両供給装置30を右向きに移動するように操作して、右側の供給装置30が苗載せ台14の右端のストロークエンドに到達すると、その右向き操作を停止するようにして、往復移動させる。 【0062】これにより、一対の供給装置30が共にかつ同時に横送り駆動機構によってガイドレール27に沿わせて移動操作され、左側の供給装置30が苗載せ台14の左半分に対して左右方向に相対移動してその左半分の苗載置部14aの苗Bに流動物を供給し、右側の供給装置30が苗載せ台14の右半分に対して左右方向に相対移動してその右半分の苗載置部14aの苗Bに流動物を供給する。 【0063】このように複数個の供給装置によって一つの苗載せ台14の苗Bに流動物を供給させるに当たり、2個の供給装置30を採用する他、3個以上の供給装置30を採用し、3個の供給装置が苗載せ台の横方向に異なる3部分に対して各別に相対移動して流動物を供給するように構成して実施してもよい。 【0064】薬剤の他、肥料などを苗載せ台14の載置苗に供給するよう構成する場合にも本発明は適用できる。したがって、これら薬剤、肥料などを総称して、苗に供給するべき流動物と呼称する。 【0065】前記ストッパー71に替え、ネジ機構によって取付け筒70を支柱26に対して昇降調節して取付け筒70の取付け高さを変更する構成を採用して実施してもよい。また、ガイドレール27の取付け高さを変更せず、供給装置30の全体や、排出部34のみの苗載せ台14に対する高さを調節する手段を採用して実施してもよいのであり、これらストッパー71、ネジ機構、供給装置や排出部のみを高さ調節する手段を総称して排出部34を苗載せ台14に対して移動させる調節機構71と呼称する。 【0066】前記無端回動チェーン43に替え、無端回動式のベルトやタイミングベルトを採用するとか、無端ロープを採用して実施してもよいのであり、これらを総称して無端回動索状体43と呼称し、前記チェーンスプロケット36を回転輪体36と呼称する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001052 【氏名又は名称】株式会社クボタ
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| 【出願日】 |
平成11年12月27日(1999.12.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107308 【弁理士】 【氏名又は名称】北村 修一郎
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| 【公開番号】 |
特開2001−178215(P2001−178215A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月3日(2001.7.3) |
| 【出願番号】 |
特願平11−370390 |
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