| 【発明の名称】 |
移植機 |
| 【発明者】 |
【氏名】布野 隆
【氏名】高見 幸徳
【氏名】渡里 圭介
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| 【要約】 |
【課題】複数の苗載台のうち、左右両端部側の複数条分を可動苗載台とし、該可動苗載台を折畳み状に格納すべく構成すると共に、少なくとも左右何れかの可動苗載台の条数を3以上の奇数に設定するにあたり、苗移植機構を偶数単位で条止めした際に、対応する縦送り機構を偶数単位で停止させることを可能にする。
【解決手段】奇数条の可動苗載台14のうち、内側1条分に設けられる縦送り機構35の動力を、隣接する固定苗載台13側の縦送り機構35から取り出す。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 左右方向に並列する偶数条の苗載台に、所定のタイミングで苗を縦送りする縦送り機構をそれぞれ設けると共に、各苗載台に対応して設けられる苗移植機構を、偶数条単位で駆動させる移植機において、前記複数の苗載台のうち、左右両端部側の複数条分を可動苗載台とし、該可動苗載台を折畳み状に格納すべく構成すると共に、少なくとも左右何れかの可動苗載台の条数を3以上の奇数に設定するにあたり、該奇数条の可動苗載台のうち、内側1条分に設けられる縦送り機構の動力を、隣接する固定苗載台側の縦送り機構から取り出すことを特徴とする移植機。 【請求項2】 請求項1において、奇数条の可動苗載台のうち、内側1条分以外に設けられる縦送り機構の動力取出しは、可動苗載台側で2条ずつ行うことを特徴とする移植機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、左右両端部側の苗載台を折畳み状に格納する移植機の技術分野に属するものである。 【0002】 【従来技術】近来、多条の移植が可能な移植機においては、機体運搬時や機体格納時の左右幅を可及的に縮小すべく、左右両端部側の苗載台を、中央部側苗載台の上面側に重合状に折り畳んで格納することが提唱されている。そして、この様なものでは、折り畳まれる可動苗載台の合計条数と、固定苗載台の条数とを同数にした場合に、最もコンパクトな格納が可能になるが、従来のものでは、格納する左右の苗載台条数を偶数に設定しているため、例えば10条植えや12条植えの移植機では、固定側条数と可動側条数とを同数にすることができず、上記のようなコンパクトな格納が困難になる不都合があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】そこで、少なくとも左右何れかの可動苗載台の条数を3以上の奇数に設定することが考えられるが、各苗載台に対応して設けられる苗移植機構は、偶数条単位で駆動されるため、苗移植機構を偶数単位で条止め操作(停止操作)した場合に、対応する苗載台の縦送り機構を停止させることが困難になる可能性がある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、左右方向に並列する偶数条の苗載台に、所定のタイミングで苗を縦送りする縦送り機構をそれぞれ設けると共に、各苗載台に対応して設けられる苗移植機構を、偶数条単位で駆動させる移植機において、前記複数の苗載台のうち、左右両端部側の複数条分を可動苗載台とし、該可動苗載台を折畳み状に格納すべく構成すると共に、少なくとも左右何れかの可動苗載台の条数を3以上の奇数に設定するにあたり、該奇数条の可動苗載台のうち、内側1条分に設けられる縦送り機構の動力を、隣接する固定苗載台側の縦送り機構から取り出すことを特徴とするものである。つまり、少なくとも左右何れかの可動苗載台の条数を3以上の奇数に設定したものでありながら、縦送り機構を偶数単位で駆動させることができるため、苗移植機構を偶数単位で条止めした際に、対応する縦送り機構を偶数単位で停止させることができる。また、奇数条の可動苗載台のうち、内側1条分以外に設けられる縦送り機構の動力取出しは、可動苗載台側で2条ずつ行うことを特徴とするものである。つまり、内側1条分以外の縦送り機構については、固定苗載台側の縦送り機構と同様の動力取出し構造を採用することができるため、部品の共通化を計れる許りでなく、構造の複雑化を回避することができる。 【0005】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の一つを図面に基づいて説明する。図面において、1は乗用型田植機(移植機)の走行機体であって、該走行機体1の後部には、10条植えの移植装置2がリンク機構3を介して昇降自在に装備されている。 【0006】4は前記移植装置2に左右方向を向いて配設される中央側移植フレームであって、該中央側移植フレーム4は、リンク機構3のリンクホルダ3aにローリング自在に支持されると共に、左右方向に所定間隔を存して並列する都合三個の固定プランタケース5群を一体的に支持するが、該固定プランタケース5群の左右外側方には、折畳み状に格納可能な各一個の可動プランタケース6、7がそれぞれ配設されている。つまり、可動プランタケース6、7は、左右端の固定プランタケース5から上方外側方に延設した支持アーム5aと、各可動プランタケース6、7から上方内側方に延設した支持アーム6a、7aとを連結する回動支軸8を支点として回動自在に支持されているため、固定プランタケース5群に対して左右方向に一列状に並列する移植姿勢と、前記回動支軸8を支点として上方内側方に折畳み状に回動した格納姿勢とに変姿することができるようになっている。また、9は固定プランタケース5に動力を供給する固定移植駆動軸、10は可動プランタケース6、7に動力を供給する可動移植駆動軸であって、可動プランタケース6、7を移植姿勢に展開した場合、両軸9、10が自動的に連動連結すべく構成されている。 【0007】6b、7bは可動プランタケース6、7が一体的に支持される左右端側移植フレームであって、該左右端側移植フレーム6b、7bは、前記プランタケース6、7を移植姿勢にした場合に、中央側移植フレーム4と左右方向一直線状に直列すると共に、左右端側移植フレーム6b、7bを貫通する螺子杆6c、7cを中央側移植フレーム4に螺装することで各左右端側移植フレーム6b、7bが中央側移植フレーム4の左右両端部に一体的に連結されるようになっている。 【0008】一方、可動プランタケース6、7を格納姿勢にした場合は、中央側移植フレーム4に基端側が回動自在に軸支され、かつ先端側が係脱自在に支持された支持ロッド4aを引起し、該支持ロッド4aの先端部に前記螺子杆6c、7cを螺装することで格納姿勢の可動プランタケース6、7が固定されるようになっている。 【0009】11は各プランタケース5、6、7の左右両側部に設けられるロータリケースであって、該ロータリケース11は、両端部に設けられるプランタアーム(移植爪)12の植付作動により、後述する苗載台13、14、15の下端部から植付け苗を掻取って圃場に植付け(移植)するようになっている。つまり、各プランタケース5、6、7は、2条分の苗移植機構を構成すると共に、該2条分の苗移植機構にプランタクラッチ(図示せず)を介して移植駆動軸9、10の動力を伝動するため、各プランタケース5、6、7のプランタクラッチ操作に応じて苗移植機構を2条単位で停止操作(条止め操作)することができるようになっている。 【0010】また、5d、6d、7dは各プランタケース5、6、7に一体的に設けられるエプロンであって、該エプロン5d、6d、7dは、苗載台13、14、15に載置した植付け苗が落下しないよう苗押さえをしつつ、苗掻取り口5e、6e、7eからの植付け苗の掻取りを許容するが、可動プランタケース6、7を移植姿勢とした場合に、左右方向に一直線状に連結される一方、可動プランタケース6、7を格納姿勢とした場合には、可動プランタケース6、7と共に折畳み状に格納されるようになっている。 【0011】ところで、前記エプロン5d、6d、7dの長さは、一直線状に連結された場合、全苗載台13、14、15の左右幅に対し、機体の左右方向中心線(機体センター)Cを基準として左右にそれぞれ略1/2条分だけ長くなるように設定されている。つまり、苗載台13、14、15の左右往復移動を考慮し、中心線Cを基準として左右にそれぞれ略5.5条分(都合11条分)の長さになるようにプロン5d、6d、7dを形成しているが、中央側エプロン5dと、各左右側エプロン6d、7dとの仕切りXは、前記5.5条の半分の凡そ2.75条分のところに位置するよう設定され、かつ前記回動支軸8についても、この仕切りXの位置に平面視において軸芯が略一致する設定になっており、これによって、折り畳まれる左右のエプロン6d、7d同志は、その対向端となる先端同志が互いに干渉しないように設定されると共に、折り畳まれることなく固定側となる中央側プランタアーム12は6個、折り畳まれる左右両側のプランタアーム12は左右にそれぞれ2個ずつの都合4個となる設定になっている。尚、図中、L、Rは格納した場合の左側、右側の端部位置である。 【0012】13は中央側5条分の固定苗載台、14は左側3条分の可動苗載台、さらに15は右側2条分の可動苗載台であって、これら苗載台13、14、15は、前高後低状に傾斜しており、移植姿勢においては、プランタアーム12の苗掻取りタイミングに合わせて左右往復方向に強制的に横送りされるようになっている。 【0013】次に、前記可動苗載台14、15の格納機構(折畳み構造)について説明をするが、ここで可動苗載台14、15の折畳み構造は、左右対称である点、リンク長が苗載台の数により長短相違しているだけで構造自体は同じであるので、右側可動苗載台15の格納機構について説明し、左側苗載台14の折り畳み構造については以下の説明を援用する。 【0014】前記格納機構は、可動苗載台14、15に設けられる後述の縦送り機構35の背面(前面)にオーバーラップする状態で配設されているが、可動苗載台15の下半側背面左右中央部には、該苗載台15の裏面から後方に少し離間する状態で第一ブラケット18が固定され、該第一ブラケット18に縦軸19が回動自在に軸支されている。縦軸19には、上下一対の軸アーム19aが固定苗載台13側に向けて延設され、この軸アーム19aには、後述するように平行リンク機構を構成する上下リンクアーム20の基端部が前後方向を向く支軸20aを介して揺動自在に軸支されている。 【0015】一方、固定苗載台13の右端には、該苗載台13の後面と略位置を同じにし、かつ該右端より右方向に突出する関係で上下一対の第二ブラケット21が設けられているが、該第二ブラケット21には、上下左右のアーム部材が長四角形状に一体枠組みされることで補強された揺動アーム22の基端アーム部22aの上下両端部が回動自在に軸支されている。そして、揺動アーム22の上下アーム部22bは、可動苗載台15が移植姿勢の状態で、基端側が後方外方に向けて湾曲し、略左右方向を向く先端部が、前記リンクアーム20の先端部に前後方向を向く支軸20bを介して揺動自在に軸支されており、さらに上側アーム部22bと下側リンクアーム20とのあいだには引張り弾機23が介装されている。 【0016】そして、可動苗載台15を、固定苗載台13に対して左右方向面一状になる移植姿勢にした場合には、リンクアーム20の揺動アーム22側に連結される部位が、縦軸19に連結される部位より上側に位置する縦姿勢となっているが、さらにこのものでは、この移植状態の可動苗載台15を固定すべく、該可動苗載台15の裏面に左右に亘って設けた螺子杆24の先端螺子部(内端部)を第二ブラケット21に設けた螺子孔21aに螺入緊締することができ、また、移植姿勢では、引張り弾機23が引張られて緊張状態となっている。尚、25は第二部ラケット21を補強すべく固定苗載台13の背面に設けた補強杆、26は固定苗載台13と可動苗載台14、15との位置決めをする位置決めピンである。 【0017】前記移植姿勢の可動苗載台15を格納姿勢にするには、螺子杆24を第二部ラケット21から抜き取った後、可動苗載台15を右上外方に持ち上げる力を与えると、リンクアーム20が平行リンク機構となって略水平状態まで持ち上がり、これによって可動苗載台15は、固定苗載台13に対して右側上方に離間した姿勢となり、これが可動苗載台15を格納する場合の中間姿勢となる。この場合に、前記緊張状態の引張り弾機23の緊張力が助けとなって可動苗載台15の持ち上がりが容易となるよう配慮されている。 【0018】次に、前記中間姿勢の可動苗載台15を後方に向けて押すと、可動苗載台15は、前記リンクアーム20が水平姿勢の状態を維持すると共に、前記前高後低姿勢を維持しながら縦軸19、基端アーム部22aを支点として固定苗載台13の後方に重なり合う格納姿勢に変姿する。そして、この様にして、2条分の右側可動苗載台15が固定苗載台13の右2条分の後方に平行状に格納される一方、3条分の左側可動苗載台14が固定苗載台13の左3条分の後方に平行状に格納されるようになっている。 【0019】また、格納姿勢となった前記可動苗載台14、15は、互いに対向する内側縁同志が近接し、該近接対向する内側縁同志を、前記固定苗載台13の条間リブ13aの上面に突設した一つの第三ブラケット27に螺子杆24を左右方向から内方に向けて螺装することで一連状に連結されるようになっている。 【0020】一方、前述した固定移植駆動軸9は、左右方向に所定間隔を存して並列する固定プランタケース5の基端部を貫通し、また、可動移植駆動軸10は、可動プランタケース6、7の基端部を貫通すべく、それぞれ左右方向を向いて配設されるが、固定移植駆動軸9は、中央側移植フレーム4に取付けられる入力ケース28を介して機体側から動力を入力すると共に、該動力を、左右両端部に構成されるカップリング29を介して可動移植駆動軸10に伝動するようになっている。 【0021】30は中央側移植フレーム4の上方に所定間隔を存して並設される苗載台横送り軸であって、該苗載台横送り軸30の外周面には、方向が異なる2本の螺旋溝が刻設されると共に、螺旋溝に噛合するスライドピース31が外嵌している。そして、前記スライドピース31は、固定苗載台13に回動規制状態で連結されるため、横送り変速ケース32を介して固定移植駆動軸9の動力を苗載台横送り軸30に伝動すると、苗載台横送り軸30の一方向回転に伴ってスライドピース31が左右往復移動し、これに追随して苗載台13、14、15が横送り作動するようになっている。また、33は苗載台横送り軸30の一端側に設けられる縦送りアームであって、該縦送りアーム33は、苗載台13、14、15が横送り端に達した際、苗載台13、14、15側に設けられる縦送りレバー34を叩き上げるようになっている。 【0022】35は苗載台13、14、15の各条に設けられる縦送り機構であって、該縦送り機構35は、苗載台13、14、15の裏側に左右方向を向いて設けられる駆動ローラ軸36、該駆動ローラ軸36の上方に並設される従動ローラ軸37、各ローラ軸36、37にそれぞれ設けられる駆動ローラ38および従動ローラ39、両ローラ38、39間に懸回される突起付の縦送りベルト40、駆動ローラ軸36に一方向クラッチ41を介して連結される駆動レバー42等を備えている。そして、縦送りベルト40は、その張り側が苗載台13、14、15の苗載面上に沿っているため、駆動レバー42(駆動ローラ軸36)の回動に伴って苗載面上のマット苗を強制的に縦送りするようになっている。 【0023】43は前記駆動ローラ軸36と従動ローラ軸37との間に並設される縦送りレバー軸であって、該縦送りレバー軸43の中央部には、左右方向に所定間隔(苗載台横送りストロークに対応した間隔)を存して一対の縦送りレバー34が一体的に設けられているが、さらに縦送りレバー軸43には、連結リンク44を介して前記駆動レバー42に連動連結される複数の連結レバー45(一方の縦送りレバー34は連結レバーに兼用)が一体的に設けられている。即ち、前述した縦送りアーム33が縦送りレバー34を叩き上げると、縦送りレバー軸43の回動に伴って連結レバー45が駆動レバー42を引き上げ、このとき一方向クラッチ41はクラッチ入り方向に回動するため、駆動ローラ軸36を一体的に回動させて縦送りベルト40を所定ピッチだけ縦送りすることになるが、図示しない戻し弾機の付勢力で縦送りレバー34が下方に復帰回動した際には、一方向クラッチ41がクラッチ切り方向に回動するため、駆動ローラ軸36および縦送りベルト40は停止状態を維持することになる。 【0024】46は縦送り停止ワイヤ47を介して条止めレバー48に連結される条止めプレートであって、該条止めプレート46に突設されるピン46aは、前記連結リンク44の上端部に形成される長孔44aに係合している。つまり、条止めレバー48を条止め側に操作した場合には、条止めプレート46がピン46aを介して連結リンク44を引き上げ状態に保持するため、縦送りレバー34の叩き上げ動作に拘わらず縦送りベルト40の縦送り動作を停止させることができるようになっている。また、49は前記条止めレバー48をプランタクラッチに連結するプランタ停止ワイヤであって、該プランタ停止ワイヤ49は、条止めレバー48の条止め操作に伴い、プランタクラッチを切って対応する2条分の苗移植機構を停止させるようになっている。 【0025】また、前記縦送りレバー軸43は、固定苗載台13に設けられる中央側縦送りレバー軸43aと、左側可動苗載台14に設けられる左側縦送りレバー軸43bと、右側可動苗載台15に設けられる右側縦送りレバー軸43cとに分割されると共に、各可動苗載台14、15の折畳、展開に際して自動的に分離、連結すべく、噛合い自在なカップリング50を介して互いに連動連結されている。 【0026】ところで、前記縦送り機構35は、苗移植機構が2条単位で駆動(条止め)されることに対応し、原則として2条単位で構成されている。つまり、2条分の駆動ローラ軸36を単一軸で構成し、該駆動ローラ軸36毎に、前記一方向クラッチ41、駆動レバー42、連結リンク44等を介して縦送りレバー軸43a、43b、43cに連動連結している。 【0027】さて、前記苗載台13、14、15のうち、左右両端部側の可動苗載台14、15を折畳み状に格納すべく構成すると共に、縦送り機構35を2条単位で駆動させるにあたり、右側可動苗載台15の2条分、固定苗載台13の右側2条分および中央側2条分、左側可動苗載台14の外側(左側)2条分については、各2条分の駆動ローラ軸36を単一軸で構成し、前述の如く、駆動ローラ軸36毎に縦送りレバー軸43a、43b、43cに連動連結している。つまり、固定苗載台13の左側1条分および左側可動苗載台14の内側(右側)1条分については、左側可動苗載台14の折畳み時に分断されてしまうため、2条分の縦送りローラ軸36を単一軸で構成することが不可能であるが、その他のものについては、仮令可動苗載台14、15側に設けられるものであっても、縦送り機構35を2条単位で構成すると共に、その動力を、各可動苗載台14、15に設けられる縦送りレバー軸43b、43cから取り出すため、固定苗載台13側の縦送り機構35と同様の動力取出し構造を採用することができ、その結果、部品の共通化を計れる許りでなく、構造の複雑化を回避することができるようになっている。 【0028】また、前記固定苗載台13の左側1条分として設けられる縦送り機構35と、左側可動苗載台14の内側1条分として設けられる縦送り機構35は、それぞれ独立した1条幅の駆動ローラ軸51、52を備えており、そのうち固定苗載台13側に設けられる固定側駆動ローラ軸51は、前述した一方向クラッチ41、駆動レバー42、連結リンク44等を介して縦送りレバー軸43aから動力を取り出すが、可動苗載台14側に設けられる可動側駆動ローラ軸52は、可動苗載台14の折畳、展開に際して自動的に分離、連結するカップリング53を介して固定側駆動ローラ軸51から動力を取り出すようになっている。即ち、可動苗載台14の条数を3以上の奇数に設定するにあたり、該奇数条の可動苗載台14のうち、内側1条分に設けられる縦送り機構35の動力を、隣接する固定苗載台13側の縦送り機構35から取り出すようにしたため、可動苗載台14の条数を3以上の奇数に設定したものでありながら、縦送り機構35を偶数単位で駆動させることができ、その結果、苗移植機構を偶数単位で条止めした際に、対応する縦送り機構35を偶数単位で停止させることが可能になる。 【0029】叙述の如く構成されたものにおいて、左右方向に並列する偶数条の苗載台13、14、15に、所定のタイミングで苗を縦送りする縦送り機構35をそれぞれ設けると共に、各苗載台13、14、15に対応して設けられる苗移植機構(プランタアーム12)を偶数条単位で駆動させるが、前記複数の苗載台13、14、15のうち、左右両端部側の複数条分を可動苗載台14、15とし、該可動苗載台14、15を折畳み状に格納すべく構成すると共に、少なくとも左右何れかの可動苗載台14の条数を3以上の奇数に設定するにあたり、該奇数条の可動苗載台14のうち、内側1条分に設けられる縦送り機構35の動力を、隣接する固定苗載台13側の縦送り機構35から取り出すようにしたため、可動苗載台14の条数を3以上の奇数に設定したものでありながら、縦送り機構13を偶数単位で駆動させることができ、その結果、苗移植機構を偶数単位で条止めした際に、対応する縦送り機構35を偶数単位で停止させることができる。 【0030】また、奇数条の可動苗載台14のうち、内側1条分以外に設けられる縦送り機構35の動力取出しを、可動苗載台14側で2条ずつ行うようにしたため、内側1条分以外の縦送り機構35については、固定苗載台13側の縦送り機構35と同様の動力取出し構造を採用することができ、その結果、部品の共通化を計れる許りでなく、構造の複雑化を回避することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001878 【氏名又は名称】三菱農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年8月26日(1999.8.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100085394 【弁理士】 【氏名又は名称】廣瀬 哲夫
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| 【公開番号】 |
特開2001−61315(P2001−61315A) |
| 【公開日】 |
平成13年3月13日(2001.3.13) |
| 【出願番号】 |
特願平11−240109 |
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