| 【発明の名称】 |
田植機 |
| 【発明者】 |
【氏名】塩崎 孝秀
【氏名】石岡 成利
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、奇数条植田植機において、1条分植付装置への動力伝達にあたり、隣接の2条分植付装置から直接動力を取り出す構成とすることにより、動力伝達の簡素化を図り、安価に実施することのできる田植機を具現せんとするものである。
【解決手段】本発明は、苗植付部の左右横方向両サイドに2条分植付装置12a,12dを、この左右の各2条分植付装置12a,12d間には1条分植付装置12b或は2条分植付装置12cと1条分植付装置12bを配設し、前記各2条分植付装置は左右横方向の植付駆動ケ−ス15から後方に延出する縦伝動ケ−ス16a,16b,16cに架設して回転駆動可能に連動構成し、前記1条分植付装置12bへの伝動は隣接の2条分植付装置12cから取り出すように連動構成してあることを特徴としている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 苗植付部の左右横方向両サイドに2条分植付装置を、この左右の各2条分植付装置間には1条分植付装置或は2条分植付装置と1条分植付装置を配設し、前記各2条分植付装置は左右横方向の植付駆動ケ−スから後方に延出する縦伝動ケ−スに架設して回転駆動可能に連動構成し、前記1条分植付装置への伝動は隣接の2条分植付装置から取り出すように連動構成してあることを特徴とする田植機。 【請求項2】 苗植付部の左右横方向両サイドに2条分植付装置を、この左右の各2条分植付装置間には1条分植付装置或は2条分植付装置と1条分植付装置を配設し、前記各2条分植付装置は左右横方向の植付駆動ケ−スから後方に延出する縦伝動ケ−スに架設して回転駆動可能に連動構成し、前記1条分植付装置への伝動は隣接の2条分植付装置からユニバ−サルジョイントを介して動力伝達するよう連動構成してあることを特徴とする田植機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、5条植、7条植、9条植等にかかる奇数条植田植機に関し、農業機械の技術分野に属する。 【0002】 【従来の技術】特開昭56−131307号公報には7条植用田植機が開示されている。かかる田植機は、左右横方向の植付駆動ケ−スから後方に延出する4本の縦伝動ケ−スに2条分植付装置が3基、1条分植付装置が1基装着されて駆動される構成である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来のものは1条分植付装置も2条分植付装置と同様に植付駆動ケ−ス部から動力を取り出す構成であるが、本発明は、1条分植付装置への動力伝達においては、隣接の2条分植付装置から直接動力を取り出す構成とすることにより、動力伝達の簡素化を図り、安価に実施することのできる田植機を具現せんとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。すなわち、本発明における課題解決のための第1の具体的手段は、苗植付部の左右横方向両サイドに2条分植付装置12a,12dを、この左右の各2条分植付装置12a,12d間には1条分植付装置12b或は2条分植付装置12cと1条分植付装置12bを配設し、前記各2条分植付装置12a,12c,12dは左右横方向の植付駆動ケ−ス15から後方に延出する縦伝動ケ−ス16に架設して回転駆動可能に連動構成し、前記1条分植付装置12bへの伝動は隣接の2条分植付装置12cから取り出すように連動構成してあることを特徴とする。これによって、植付部の左右バランスが良好となり、特に、1条分植付装置への動力伝達が簡素化され、安価に実施することができる。 【0005】本発明における課題解決のための第2の具体的手段は、苗植付部の左右横方向両サイドに2条分植付装置12a,12dを、この左右の各2条分植付装置12a,12d間には1条分植付装置12b或は2条分植付装置12cと1条分植付装置12bを配設し、前記各2条分植付装置12a,12c,12dは左右横方向の植付駆動ケ−ス15から後方に延出する縦伝動ケ−ス16に架設して回転駆動可能に連動構成し、前記1条分植付装置12bへの伝動は隣接の2条分植付装置12cからユニバ−サルジョイント20を介して動力伝達するよう連動構成してあることを特徴とする。これによって、前記第1の具体的手段の効果に加えて、組立時の芯出しが良くなり、取付誤差による伝動の抵抗を低減することができる。 【0006】 【発明の効果】従って、この発明によれば、少なくとも、植付部の左右両サイドには2条分植付装置を対称的に配設するので、左右のバランスが良好となり、安定した植付部を具現することができるものでありながら、1条分植付装置への動力伝達が簡素化され、安価に実施できる特徴がある。 【0007】 【発明の実施の形態】この発明の実施例を図面に基づき説明する。図1及び図2は、7条植田植機を示すものであり、車体1の前後には走行車輪としての左右一対の前輪2,2及び後輪3,3が架設されている。車体上前部に操作ボックス4及びステアリングハンドル5等を有する操縦装置6が設置され、車体後方部には昇降可能な苗植付部7が装備されている。操縦装置6の後側に運転席8が設置され、運転席の下側に田植機の各部に動力を伝達するエンジン9が搭載されている。 【0008】苗植付部7は、左右に往復動する苗載タンク10、1株分の苗を切取って土中に植込む植込杆11を有する2条分植付装置12a、1条分植付装置12b、2条分植付装置12c,12d、苗植付面を整地するフロ−ト13等からなる。苗植付部7の左右中央部に苗載タンクの横移動機構等を含む主な伝動部分を内装した主伝動ケ−ス14を設け、この主伝動ケ−ス14から左右両側へ突出し駆動軸15aを内装する植付駆動ケ−ス15を設け、更に、この植付駆動ケ−ス15から後方へ延出する3本の縦伝動ケ−ス16,16,16を突設している。 【0009】2条分植付装置12a,12c,12dは、前記縦伝動ケ−ス16,16,16を挟んで左右両側に突出する植込回転軸17,17,17とこの各植込回転軸17,17,17に固着して回転する左右一対の植込回転体18a,18bとこの植込回転体18a,18bに複数個装着してこれと一体的に回転するよう設けられた植込杆11とからなる。各植込回転軸17,17,17は前記駆動軸15aから各縦伝動ケ−ス16,16,16内の伝動チエン16aを介して回転駆動される構成になっている。 【0010】1条分植付装置12bは、前記植付駆動ケ−ス15から後方へ突設した支持フレ−ム19において植込回転軸17aを隣接の2条分植付装置12cの植込回転軸17延長線上に架設し、この植込回転軸17aに複数個の植込杆11を装着した植込回転体18aを回転可能に設けることにより1条分の苗を植え付ける構成である。そして、この1条分用の植込回転軸17aは、2条分植付装置12cの植込回転軸17から動力伝達するよう該植込回転軸17と前記1条分用植込回転軸17aとをユニバ−サルジョイント20を介して連動連結している。 【0011】なお、前記苗載タンク10は、横移動機構、つまり、リ−ドカム21、リ−ドカム軸22を介して左右移動軸23を左右移動し、これにより、苗載タンク10が左右横方向に往復移動する構成である。苗植付部の左右のバランスは、1条分植付装置を中央に位置させることのできる5条植、9条植が最も安定することになる。 【0012】苗植付作業時には、苗載タンク10に土付マット状苗を収納載置して車体1を走行し、苗植付部7を牽引しながら各部を回転駆動する。すると、苗植付部7は、下部のフロ−ト13で土壌表面に支持されて滑走されながら、左右往復移動する苗載タンク10から植込杆11が一株分づつの苗を分割して土壌表面に植付けて行く。このようにして、一行程の走行で7条列の苗植付け作業が行われる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年8月3日(1999.8.3) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−45814(P2001−45814A) |
| 【公開日】 |
平成13年2月20日(2001.2.20) |
| 【出願番号】 |
特願平11−220148 |
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