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【発明の名称】 農業用薬液散布装置
【発明者】 【氏名】田島 初雄

【要約】 【課題】果樹や背の高い作物に農業用薬液を散布する作業を楽にし、狭い場所でも散布できる農業用薬液散布装置を提供することにある。

【解決手段】旋回機構12で旋回させる空気噴出部7を設け、空気噴出部7に送風装置4を連結し、圧送装置11で送った農業用薬液を噴出する噴霧ノズル9を設けた。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 先端に空気噴出口を備えた空気噴出部を同空気噴出口から離れた位置を中心に旋回自在に設け、前記空気噴出部に送風装置を連結し、前記空気噴出口の噴出方向の外側位置に農業用薬液を噴出する噴霧ノズルを設け、同噴霧ノズルに農業用薬液を送る圧送装置を設け、前記空気噴出部を旋回させる旋回機構を設け、噴霧ノズルから噴出された薬液の噴霧粒を空気で遠方まで送るようにした農業用薬液散布装置。
【請求項2】 旋回機構が空気噴出部にL字管を連結し、同L字管の折曲した部分を回動させて空気噴出部を旋回自在とした請求項1記載の農業用薬液散布装置。
【請求項3】 空気噴出部の空気通路が、細長の空気噴出口に向って徐々に偏平に広がる三角形状にした請求項1又は2に記載の農業用薬液散布装置。
【請求項4】 噴霧ノズルが、ノズル孔を空気噴出方向に向け、ノズル孔の先端形状をコーン状にして農業用薬液を広い角度で噴出させる請求項1〜3いずれかに記載の農業用薬液散布装置。
【請求項5】 請求項1〜4いずれかに記載の農業用薬液散布装置を走行車に搭載した散布作業車。
【請求項6】 旋回機構が、手動操作部の手動回転操作で駆動される構造とし、前記手動操作部を散布作業車の運転操作部の位置に設けた請求項5記載の散布作業車。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型のトラクタなどに搭載して大型のトラクタやトラックなどでは移動できない場所で散布でき、果樹や背の高い作物に容易に消毒液や液体肥料などの農業用薬液を散布できるようにした農業用薬液散布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において果樹や背の高い作物に消毒液や液体肥料などの農業用薬液を散布する場合には、大型のトラクタやトラックでは果樹と果樹の間や背の高い作物を植えた畑のあぜ道などに入って行くことが困難であったので、長尺な管の先端に散布口を設けたものを用いて人が手で、その散布口を移動させて散布を行っていた。特に害虫による被害が出ないよう散布される消毒液は暑い時期に散布が行われるため非常につらい作業になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようとする課題は従来のこれらの問題を解消し、果樹や背の高い作物に農業用薬液を散布する作業を楽にし、狭い場所でも散布できる農業用薬液散布装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本発明の構成は、1) 先端に空気噴出口を備えた空気噴出部を同空気噴出口から離れた位置を中心に旋回自在に設け、前記空気噴出部に送風装置を連結し、前記空気噴出口の噴出方向の外側位置に農業用薬液を噴出する噴霧ノズルを設け、同噴霧ノズルに農業用薬液を送る圧送装置を設け、前記空気噴出部を旋回させる旋回機構を設け、噴霧ノズルから噴出された薬液の噴霧粒を空気で遠方まで送るようにした農業用薬液散布装置2) 旋回機構が空気噴出部にL字管を連結し、同L字管の折曲した部分を回動させて空気噴出部を旋回自在とした前記1)記載の農業用薬液散布装置3) 空気噴出部の空気通路が、細長の空気噴出口に向って徐々に偏平に広がる三角形状にした前記1)又は2)に記載の農業用薬液散布装置4) 噴霧ノズルが、ノズル孔を空気噴出方向に向け、ノズル孔の先端形状をコーン状にして農業用薬液を広い角度で噴出させる前記1)〜3)いずれかに記載の農業用薬液散布装置5) 前記1)〜4)いずれかに記載の農業用薬液散布装置を走行車に搭載した散布作業車6) 旋回機構が、手動操作部の手動回転操作で駆動される構造とし、前記手動操作部を散布作業車の運転操作部の位置に設けた前記5)記載の散布作業車にある。
【0005】
【作用】本発明では、旋回機構によって空気噴出部を旋回させると、空気の噴出部は空気噴出口から離れた位置を中心に旋回自在となっているので旋回によって空気噴出口の方向が変わる。よって方向を変えて空気を噴き出させることができる。さらに圧送装置から送られた農業用薬液を噴出する噴霧ノズルは、空気噴出口の噴出方向の外側位置に設けられているので、噴霧ノズルから噴出した農業用薬液の噴霧の粒は、空気噴出口から噴き出す空気流によって遠くまで飛ばされる。よって遠方まで散布することができる。旋回機構が空気噴出部にL字管を連結し、L字管の折曲した部分を回動させて空気噴出部を旋回自在としたものは、空気噴出部から離れたL字管の折曲した部分を回動させる中心として回動させることによって空気噴出部の噴出方向を変更できるよう旋回自在となる。空気噴出部の空気通路が、細長の空気噴出口に向って徐々に偏平に広がる三角形状にしたものは、三角形状にして空気通路を広げることによって形状抵抗により空気の流速損失を少なくし、偏平に広げることで空気の流速低下を少なくし、かつ適度に噴霧を広げて散布できるようにする。噴霧ノズルがノズル孔を空気噴出方向に向け、ノズル孔の先端形状をコーン状にして農業用薬液を広い角度で噴出させるものは、噴霧ノズルがノズル孔を空気噴出方向に向けて、空気噴出口から噴出する空気流に運ばれやすくし、ノズル孔の先端形状をコーン状にして広げることで噴霧の粒を小さくなるようにして、より空気噴出口から噴出する空気流に運ばれやすくする。農業用薬液散布装置を走行車に搭載したものは、散布する場所を容易に変更できるよう移動することができる。旋回機構が、手動操作部の手動回転操作で駆動される構造とし、手動操作部を散布作業車の運転操作部の位置に設けたものは、散布作業車の運転操作部の操作する位置から作業する人が移動することなく手動操作部に手動回転操作をして旋回機構を駆動する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の農業用薬液散布装置を搭載して移動するものとしては、狭い小型トラクタや一輪の手押し車、小型の移動車などがあり、大型のトラクタやトラックが移動できない場所で用いることができるものが好ましい。本発明の農業用薬液散布装置を用いて農業用の薬液を散布するものとしては、ぶどうやりんごなどの果樹やとうもろこしなど背の高い作物があり、どのような作物に用いてもかまわない。農業用薬液としては消毒液や液体肥料などがあり、農業用として用いられる液体のものであればどのようなものでもかまわない。薬液送り出し装置に用いられる圧送ポンプには、手動、電動、他の装置の駆動力で圧送するものなどがあり、軽量で小容積なものが好ましい。送風管,L字管の材質としては、金属,樹脂などがあるが、耐食性に優れたものが好ましい。
【0007】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して具体的に説明する。
実施例(図1〜7参照)
図1〜7に示す実施例1は、空気噴出口から離れた位置を中心に旋回自在に設けた空気噴出部に送風装置を連結し、噴霧ノズルを設け、噴霧ノズルへの圧送装置を設け、空気噴出部の旋回機構を設け、空気噴出部にL字管を連結し、空気の噴出部の空気通路が細長の空気噴出口に向って徐々に偏平に広がる三角形状にし、噴霧ノズルのノズル孔を空気噴出方向に向け、ノズル孔の先端をコーン状にした農業用薬液散布装置の例であって、この農業用薬液散布装置を走行車に搭載し、旋回機構が運転操作部の位置に設けた手動操作部の手動回転操作で駆動される構造にした散布作業車の例である。図1は実施例の農業用薬液散布装置及び散布作業車の側面図である。図2は実施例の農業用薬液散布装置及び散布作業車の正面図である。図3は実施例の農業用薬液散布装置の説明図である。図4は実施例の農業用薬液散布装置及び散布作業車を使用している状態を示す説明図である。図5は実施例の農業用薬液散布装置及び散布作業車を使用している状態を示す説明図である。図6は実施例の農業用散布装置の説明図である。図7は実施例の農業用散布装置の説明図である。図中、1は散布作業車、2は農業用薬液散布装置、3は散布装置本体、4は送風装置、4aは小型エンジン、5は送風管、6はL字管、6aはスプロケット、7は空気噴出部、7aは空気噴出口、8は圧送管、9は噴霧ノズル、9aはコーン状部分、10は圧送ホース、11は圧送装置、12は旋回機構、12aは回転ハンドル、12bは減速機、12c〜12fは回転軸、12g〜12iはユニバーサルジョイント、12jはスプロケット、12kはチェーン、12l,12mは軸受部、13はフード、14はアーム、15はバルブ、16は小型トラクタ、16aは荷台、16bはエンジン、16cは操作エンジン、16dはクローラー部、tは果樹である。
【0008】実施例では農業用薬液散布装置をクローラー式の小型トラクタに搭載して散布作業車としている。まず、図1,2に示すように箱型の散布装置本体3の後部に小型エンジン4aによって駆動される送風装置4を設ける。送風装置4は小型エンジン4aの駆動によって内部のファンを回転させて高圧にした空気を送り出すことができるものである。次に送風装置4の送風口から前方に伸び先端が散布装置本体3の前面から突出するようにして送風管5を設ける。次に図1〜3に示すように送風管5の先端にL字管6を回転自在に連結する。連結した部分のL字管6の外周の周方向に歯面を配置したスプロケット6aを設ける。次に図1〜7に示すようにL字管6の先端に空気噴出部7を設ける。空気噴出部7は図6,7に示すように先端に細長い空気噴出口7aを設け、空気噴出部7内の空気通路は細長い空気噴出口7aに向ってL字管6への連結部分から広がりかつ、広がる方向と直角な方向は、細長い空気噴出口7aに向って偏平になって行くように三角形状になっている。次に図6,7に示すように空気噴出部7の空気噴出口7aより空気噴出方向に所定の間隔離れた位置に空気噴出口7aの長い方向に沿うようにして圧送管8を設ける。次に図6,7に示すように圧送管8から空気噴出方向に向って突出するようにして噴霧ノズル9を設ける。図7に示すように噴霧ノズル9の先端部分には噴霧ノズル9からの噴出させる薬液が広がるようにコーン状に先端に向って広がるコーン状部分9aを設ける。この噴霧ノズル9は圧送管8の5箇所に設ける。図6に示すように圧送管8及び噴霧ノズル9は空気噴出口7aから噴出される空気内に位置するようになっている。次に圧送管8の一端に圧送ホース10を取り付け、圧送ホース10を散布装置本体3内に伸ばす。次に散布装置本体3の上面から後方に伸びた支持台を設け、支持台から側方に伸びるアーム14を設ける。次に農業用薬液散布装置2の後方に圧送装置11を設置する。次に圧送ホース10を散布装置本体3の後部からアーム14に沿うように配置し、アーム14の先端から後方に伸ばして農業用薬液散布装置2の後方に設置した圧送装置11の送り口に圧送ホース10の一端を取り付ける。アーム14に近い圧送ホース10の一部にはバルブ15を設ける。バルブ15の開閉によって、圧送管8への薬液の送りを止めたり、送ったりできる。
【0009】次に旋回機構12を設ける。図1に示すように散布装置本体3の上面から後方に伸びた支持台上に回転ハンドル12aを備えた減速機12bを設ける。減速機12bは、回転ハンドル12aの回転を減速させて出力させることができる。この減速機12bの出力部に回転軸12cを取り付け、回転軸12cが散布装置本体3の前方に向かうようにし、回転軸12cの先端にユニバーサルジョイント12gを取り付ける。ユニバーサルジョイントは、自在継手と一般に言われるもので、角度の異なる2軸に回転を伝えることができるものである。さらにユニバーサルジョイント12gから前方に向かう回転軸12dを設ける。回転軸12dの先端近くは軸受部12lによって回転自在に支持される。次に回転軸12dの先端にユニバーサルジョイント12hを設け、ユニバーサルジョイント12hから前方斜め下方に向かう回転軸12eを設ける。次に回転軸12eの前方の先端にユニバーサルジョイント12iを設ける。次にユニバーサルジョイント12iから前方に向かうように回転軸12fを設ける。回転軸12fの途中には図3に示すように軸受部12mを設け、回転軸12fを回転自在に支持して散布装置本体3に固定される。このようにユニバーサルジョイント12h,12iによって高さの異なる回転軸に回転を伝えることができるようになっている。次に図3に示すように回転軸12fの先端でL字管6に設けたスプロケット6aと前後位置が同じとなる位置にスプロケット12jを設ける。次にスプロケット12jとスプロケット6aにチェーン12kをはり渡す。次に散布装置本体の上面に図1,2に示すようにフード13を設ける。
【0010】本実施例では小型トラクタ16を用いている。小型トラクタ16は後方にエンジン16bを設け、下部にエンジン16bで駆動されるクローラー部16dを設けている。この駆動は、後方上部に伸びた操作ハンドル16cによって操作される。小型トラクタ16は前方上部に荷台16aを設けている。この小型トラクタ16の荷台16aに農業用薬液散布装置2を搭載して散布作業車1としている。
【0011】実施例の農業用薬液散布装置2を搭載した散布作業車1を使用して果樹に散布を行うには、図5に示すように果樹の近くまでトラックに散布作業車1を載せて移動し、散布作業車1を降してエンジン16bを駆動させて散布作業車1を図5に示すようにトラックが入って行けない果樹と果樹の間の散布を行う場所に移動させる。実施例では図5に示すようにトラックに圧送装置11を積んだ状態で使用する。移動したならば、図4に示すように散布する方向に空気噴出部7及び噴霧ノズル9が向くように旋回させる。作業を行う人は、旋回機構12の回転ハンドル12aを回転させる。旋回機構12の回転ハンドル12aは操作ハンドル16cのすぐ近くに設けられているので、作業する人が移動せずに回転ハンドル12aを操作できるので使いやすい。回転ハンドル12aの回転は、減速機12bによって減速されて回転軸12cに出力される。減速機12bはウォームギアを用いた構造になっていて、出力側から回転力を受けても容易に回転しないようになっている。よって旋回させた位置を保持できる。回転軸12cの回転は、ユニバーサルジョイント12gを介して回転軸12dに伝えられ、さらにユニバーサルジョイント12hを介して角度の異なる回転軸12eに伝えられ、さらにユニバーサルジョイント12iを介して角度の異なる回転軸12fに伝えられる。回転軸12fが回転することによって回転軸12fに取り付けられたスプロケット12jが回転する。スプロケット12jの回転はチェーン12kによってスプロケット6aに伝えられるので、L字管6が回転する。よってL字管6の折曲した前方部分が旋回する。よって図2に示すように空気噴出部7の空気を噴出する方向を旋回させて変更できる。よって、簡単な構造でコストを抑え空気の噴出方向を容易に変更させることができる。このようにして散布方向に空気噴出口7a及び噴霧ノズル9を向けたならば、農業用薬液散布装置2の送風装置4のファンが回転して送風管5に空気が送り出される。送り出された空気はL字管6内を通って方向をターンし、空気噴出口7aに向かう空気噴出部7の空気通路は空気噴出口7aに向かって偏平に広がって細長の空気噴出口7aから噴出される。次に圧送装置11を始動させて薬液を圧送ホース10に高い圧力で送る。薬液は圧送ホース10から圧送管8に送られ、圧送管8に設けられた噴霧ノズル9から噴出される。噴霧ノズル9の先端部分には絞りとコーン状部分9aが設けられているので、薬液は噴霧ノズル9の先端から広がりながら微粒化して噴出する。噴霧ノズル9の後方からは、空気噴出口7aから送り出された空気が噴霧ノズル9を包むようにして前方に流れて行く。よって噴霧ノズル9から噴出して微粒化して一粒が軽くなった薬液の粒はこの気流に乗って前方に流されて行く。このようにまた、徐々に広がる三角形状にすることで空気通路の形状抵抗によって流速が損失しないようにし、空気噴出口7aは偏平になるようにして流速が落ちないようにしてかつ広がる流れになるようになる。よって空気通路を三角形状にして空気の噴出口7aから広げて噴出される空気によって適度に広がりながら遠くまで薬液の散布が行える。よって図4に示すように、果樹などに散布するような背の高い位置に散布を行うことができる。噴霧ノズル9のコーン状部分9aによって噴霧を微粒化することによってさらに遠方に薬液の粒を飛ばすことができる。この状態でさらに回転ハンドル12aを回転させてL字管を旋回させて、散布する方向を変えてさらに散布を行ってもよいし、散布をさせた状態で、この散布作業車1を移動させてもよい。散布装置本体3の上面には、フード13を設けているので、散布した薬液が作業する人に付着しにくいようにしている。このように本実施例は、小型であるので、トラックや大型のトラクタなどが入れない場所に移動して散布でき、高い位置に散布を行うことができるので、非常に作業が容易にでき、農作業を行う人の負担を減らすことができる。また、散布作業車1が移動する際には、圧送ホース10はアーム14によって散布装置本体3の側方から地面に垂らすので、クローラーに圧送ホース10がからまらないようになっている。
【0012】図8に示すのは実施例の他の例である。図8は実施例の農業用薬液散布装置及び散布作業車の他の例の説明図である。図中、20は蛇腹、21a,21b,21cは回転軸、22a,22bはユニバーサルジョイント、23a,23bは軸受部、24は小型トラクタである。実施例の他の例では、作業をする人が運転席に座って操作する小型トラクタ24の運転操作部の位置に減速機12bを回転ハンドル12aを設け、ユニバーサルジョイント22a,22bを介して回転軸21a,21b,21cを連結し、回転軸21cを減速機12bに連結し、最も先端となる回転軸21aの先端を空気噴出部7の空気噴出口7aから離れた位置を貫通させて、空気噴出部7を旋回自在としている。さらに空気噴出部7と送風装置4を蛇腹20で連結している。このように、回転軸で直接空気噴出部7を旋回させ、蛇腹20を用いて空気を送るようにしてもよい。その他符号、構成、作用、使い方は実施例と同じである。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、果樹や背の高い作物に農業用薬液を散布する作業を楽にし、狭い場所でも散布できる農業用薬液散布装置にできる。旋回機構が空気噴出部にL字管を連結し、L字管の折曲した部分を回動させて空気噴出部を旋回自在としたものは、簡単な構造でコストを抑え、空気の噴出方向を容易に変更させることができる。空気噴出部の空気通路が、細長の空気噴出口に向って徐々に偏平に広がる三角形状にしたものは、適度な広い範囲に散布でき、より遠方まで散布することができる。噴霧ノズルがノズル孔を空気噴出方向に向け、ノズル孔の先端形状をコーン状にして農業用薬液を広い角度で噴出させるものは、さらに遠方まで散布を行うことができる。農業用薬液散布装置を走行車に搭載したものは、散布を広範囲な場所で行うことができ、散布する場所までの移動などを容易にする。旋回機構が、手動操作部の手動回転操作で駆動される構造とし、手動操作部を散布作業車の運転操作部の位置に設けたものは、使いやすい散布作業車にできる。
【出願人】 【識別番号】595136999
【氏名又は名称】株式会社大洋機械製作所
【出願日】 平成11年7月22日(1999.7.22)
【代理人】 【識別番号】100081824
【弁理士】
【氏名又は名称】戸島 省四郎
【公開番号】 特開2001−28915(P2001−28915A)
【公開日】 平成13年2月6日(2001.2.6)
【出願番号】 特願平11−207074