| 【発明の名称】 |
草巻付き防止部材付きロータリ耕耘装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】佐藤 貴之
【氏名】大窪 晋
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| 【要約】 |
【課題】エンジン出力のロスを避け、草の巻付きや変形を防止ぎ、かつ組付けが容易な草巻付き防止部材付きロータリ耕耘装置を提供する。
【解決手段】エンジン14で駆動する出力軸18に、耕耘爪26・・・を備えた耕耘軸アタッチメント21,30を連結するとともに、耕耘軸アタッチメント30に耕耘軸アタッチメント30に草が巻付くことを防止する中央草巻付き防止部材33を備え、出力軸18で耕耘軸アタッチメント21,30を廻すことで土壌を耕耘する。中央草巻付き防止部材33は、略コ字又は略L字を呈するとともに、その両端が共に中央耕耘軸アタッチメント30に密接する様に取付けたものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 駆動源で駆動する出力軸に、耕耘爪を備えた耕耘軸アタッチメントを複数個連結するとともに、これらの耕耘軸アタッチメントのうち少なくとも左右一対には、耕耘軸アタッチメントに草が巻付くことを防止する草巻付き防止部材を備え、出力軸で耕耘軸アタッチメントを廻すことで耕耘をなすロータリ耕耘装置において、前記草巻付き防止部材は、略コ字又は略L字を呈するとともに、その両端が共に耕耘軸アタッチメントに密接する様にして取付けたものであることを特徴とする草巻付き防止部材付きロータリ耕耘装置。 【請求項2】 前記草巻付き防止部材は、単一の耕耘軸アタッチメントに取付けたことを特徴とする請求項1記載の草巻付き防止部材付きロータリ耕耘装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、耕耘爪で土壌を耕す際に耕耘軸に草が巻き付くことを防ぐ草巻付き防止部材付きロータリ耕耘装置に関する。 【0002】 【従来の技術】ロータリ耕耘装置で土壌を耕す際に、耕耘軸に草が巻き付くと、巻付いた草の除去に手間がかかり作業性が低下する。このため、草の巻付きを防ぐように構成したロータリ耕耘装置が、例えば実公平4−32006号公報「耕耘機における耕耘輪装置」に提案されている。 【0003】この技術は、耕耘軸に沿わせてプレートを配置するとともにプレートを耕耘軸の半径方向外側に向けて張出し、張出したプレートで耕耘軸に草が巻き付くことを阻止するものである。しかし、耕耘軸をプレートに取り付けると、土壌の耕耘中に土壌がプレートに貼り付き、貼り付いた土壌で重量が増加しエンジン出力にロスが生じる虞れがある。 【0004】エンジン出力のロスを避ける例として、実用新案登録第2569257号公報「耕耘機における草巻付防止装置」が知られている。この技術は、耕耘軸のブラケットにロッドの一端を取り付ける片持ち支持で、ロッドを耕耘軸から所定間隔離した状態で耕耘軸に沿わせて配置し、このロッドで耕耘軸に草が巻き付くことを阻止するものである。しかし、ロッドを片持ち支持とすることで他端側が開放されており、開放された他端側から草が侵入して耕耘軸に巻き付いてしまう虞れがある。加えて、ロッドが片持ち支持のため、ロッドの他端側に荷重がかかるとロッドが変形しやすい。 【0005】エンジン出力のロスを避け、かつ草の巻付きやロッドの変形を防止ぐ例として、実開昭60−10404号公報「耕耘爪軸ロータの草巻付き防止装置」が知られている。この技術は、車体中心側から外側に向けて複数の耕耘軸を同軸上に連結し、各々の耕耘軸にフランジを介して耕耘爪を取付け、隣接するフランジの各々の貫通孔にロッドの両端を差し込むことにより、ロッドを耕耘軸から所定間隔離した状態で耕耘軸に沿わせて配置し、このロッドで耕耘軸に草が巻き付くことを阻止するものである。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】この装置は、隣接するフランジの各々の貫通孔にロッドの両端を差し込むことでロッドを取り付けるので、ロッドを差し込む貫通孔を同軸上に揃える必要がある。しかし、フランジは、それぞれ個別の耕耘軸に取り付けたものなので、これらの貫通孔を同軸上に揃えるためには組付け作業に手間がかかる。 【0007】そこで、本発明の目的は、エンジン出力のロスを避け、草の巻付きや変形を防止ぎ、かつ組付けが容易な草巻付き防止部材付きロータリ耕耘装置を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために請求項1は、駆動源で駆動する出力軸に、耕耘爪を備えた耕耘軸アタッチメントを複数個連結するとともに、これらの耕耘軸アタッチメントのうち少なくとも左右一対には、耕耘軸アタッチメントに草が巻付くことを防止する草巻付き防止部材を備え、出力軸で耕耘軸アタッチメントを廻すことで耕耘をなすロータリ耕耘装置において、前記草巻付き防止部材は、略コ字又は略L字を呈するとともに、その両端が共に耕耘軸アタッチメントに密接する様にして取付けたものであることを特徴とする。 【0009】草巻付き防止部材を略コ字又は略L字を呈するように形成した。これにより、耕耘軸アタッチメントと草巻付き防止部材との間に間隔が開く。このため、耕耘軸アタッチメントを廻して土壌を耕耘する際に、耕耘した土壌は、耕耘軸アタッチメントと草巻付き防止部材との間の間隔を通過する。従って、耕耘軸アタッチメントに土壌が貼り付くことを防ぐ。 【0010】また、草巻付き防止部材の両端を共に耕耘軸アタッチメントに密に接合した。このため、耕耘軸アタッチメントを廻して土壌を耕耘する際に、草巻付き防止部材の両端から、草巻付き防止部材と耕耘軸アタッチメントとの間に草が侵入することを防ぐ。加えて、草巻付き防止部材の両端を共に耕耘軸アタッチメントで支えることで、草巻付き防止部材の変形を防止する。 【0011】請求項2は、草巻付き防止部材を単一の耕耘軸アタッチメントに取付けたことを特徴とする。草巻付き防止部材を単一の耕耘軸アタッチメントに取付けることで、複数の耕耘軸アタッチメントの着脱が簡単になり、着脱作業を手間をかけないで容易にできる。 【0012】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」は作業者から見た方向に従う。また、図面は符号の向きに見るものとする。図1は本発明に係る草巻付き防止部材付きロータリ耕耘装置(第1実施の形態)の側面図である。草巻付き防止部材付きロータリ耕耘装置10は、ケーシング11の上端に駆動源(エンジン)14を取付け、エンジン14に動力伝達機構(図2に示す)を介して出力軸18を連結し、出力軸18に耕耘軸アタッチメントユニット20を連結するとともに、耕耘軸アタッチメントユニット20に草巻付き防止部材を備えた歩行型自走式耕耘機である。 【0013】このロータリ耕耘装置10は、エンジン14で出力軸18を回転させ、出力軸18で耕耘軸アタッチメントユニット20を廻すとともにハンドル45で走行操作することで耕耘軸アタッチメントユニット20の耕耘爪26・・・(・・・は複数個を示す)で土壌を耕耘する。その際に、抵抗棒46を土壌の中に差込むことにより、耕耘爪26・・・による耕深量を設定するとともに耕耘爪26・・・の牽引力に対する抵抗力を付加する。 【0014】図2は図1の2−2線断面図である。動力伝達機構15は、エンジン14(図1に示す)の駆動力で回転するピニオン16と、ピニオン16に噛み合ったベベルギヤ17とからなり、ピニオン16及びベベルギヤ17をケーシング11の内部に配置したものである。出力軸18は、動力伝達機構15のベベルギヤ17にセレーション19で噛み合い、左右端18a,18bがケーシング11から突出した部材である。 【0015】耕耘軸アタッチメントユニット20は、出力軸18の左右端18a,18bに連結した左右の耕耘軸アタッチメント(内側耕耘軸アタッチメント)21,21と、各々の内側耕耘軸アタッチメント21,21の外側に連結した左右の耕耘軸アタッチメント(中間耕耘軸アタッチメント)30,30と、これらの中間耕耘軸アタッチメント30,30の外側に連結した左右の耕耘軸アタッチメント(外側耕耘軸アタッチメント)40,40とからなる。なお、左右の耕耘軸アタッチメントは同一部材であり、以下左側のアタッチメント21,30,40について説明して右側のアタッチメント21,30,40の説明を省略する。 【0016】左側の内側耕耘軸アタッチメント21は、出力軸18の左端部18aに嵌め込み可能な内側耕耘軸22と、内側耕耘軸22の略中央に取付けた第1フランジ23と、第1フランジ23に取付けた大径筒体状の外側草巻付き防止部材24と、外側草巻付き防止部材24の反対側の第1フランジ23にボルト・ナット25で取付けた4個の耕耘爪26・・・とからなる。 【0017】左側の内側耕耘軸アタッチメント21は、出力軸18の左端部に内側耕耘軸22を嵌め込み、外側草巻付き防止部材24、内側耕耘軸22及び出力軸18の左端部に第1ピン27を挿入することで出力軸18の左端部に連結する。外側草巻付き防止部材24は、大径筒体に形成した部材であり、大径筒体で内側耕耘軸22を覆うことにより、内側耕耘軸22に草が巻き付くことを防ぐ。また、外側草巻付き防止部材24をケーシング11まで延すことにより、ケーシング11に取付けたカバー12を覆い、外側草巻付き防止部材24とカバー12との間の隙間から外側草巻付き防止部材24内に土壌や草が侵入することを防ぐ。なお、カバー12でケーシング11の開口を塞ぐことでシール材13を保護する。 【0018】左側の中央耕耘軸アタッチメント30は、内側耕耘軸22の左端部に嵌め込み可能な中央耕耘軸31と、中央耕耘軸31の左端に取付けた第2フランジ32と、第2フランジ32の外側にボルト・ナット25で取付けた4個の耕耘爪26・・・と、中央耕耘軸31に両端を密接する様に上下に取付けた略コ字の草巻付き防止部材(下側の草巻付き防止部材は想像線で示す)33とからなる。 【0019】草巻付き防止部材33は、左折曲部35が第2フランジ32に接触し、かつ右折曲部36が耕耘爪26・・・に接触又は殆ど隙間がない状態に配置されている。これにより、左折曲部35と第2フランジ32との間や、右折曲部36と耕耘爪26・・・との間に草が侵入することを防ぐ。左側の中央耕耘軸アタッチメント30は、内側耕耘軸22の左端に中央耕耘軸31を嵌め込み、中央耕耘軸31及び内側耕耘軸22に第2ピン38を挿入することで内側耕耘軸22の左端に取付ける。 【0020】左側の外側耕耘軸アタッチメント40は、中央耕耘軸31の左端部に嵌め込み可能な外側耕耘軸41と、外側耕耘軸41の左端に取付けたディスク42とからなる。左側の外側耕耘軸アタッチメント40は、中央耕耘軸31の左端部に外側耕耘軸41を嵌め込み、外側耕耘軸41及び中央耕耘軸31に第3ピン43を挿入することで中央耕耘軸31の左端部に取付ける。これにより、内側耕耘軸22、中央耕耘軸31及び外側耕耘軸41は、エンジン14(図1に示す)の駆動力で出力軸18を回転することにより一体に回転する。なお、左側の耕耘軸アタッチメントユニット20については図3でさらに詳しく説明する。 【0021】図3は本発明に係る草巻付き防止部材付きロータリ耕耘装置(第1実施の形態)の要部分解図である。左側の内側耕耘軸アタッチメント21は、内側草巻付き防止部材24の貫通孔24a及び内側耕耘軸22の貫通孔22aを出力軸18の貫通孔18cに合わせ、これらの貫通孔24a,22a,18cに第1ピン27を矢印の如く差し込むことにより出力軸18に着脱自在に取付ける。 【0022】また、左側の中央耕耘軸アタッチメント30は、中央耕耘軸31の貫通孔31aを内側耕耘軸22の貫通孔22bに合わせ、これらの貫通孔31a,22bに第2ピン38を矢印の如く差し込むことにより内側耕耘軸22に着脱自在に取付ける。中央草巻付き防止部材33は、中央耕耘軸31に所定間隔をおいて配置した延長部34、延長部34の左右端で折曲げた左右の折曲部35、36からなる略コ字を呈し、左右の折曲部35、36の端部35a、36aを共に中央耕耘軸31に密接する様にして溶接し、かつ左側の折曲部35を第2フランジ32に溶接したものである。 【0023】左側の外側耕耘軸アタッチメント40は、外側耕耘軸41の貫通孔41aを中央耕耘軸31の貫通孔31bに合わせ、これらの貫通孔41a,31bに第3ピン43を矢印の如く差し込むことにより中央耕耘軸31に着脱自在に取付ける。 【0024】図4は図3の4−4線断面図であり、内側耕耘軸22に矩形の第1フランジ23を取付け、第1フランジ23に4個の耕耘爪26・・・をボルト・ナット25・・・で取付け、第1フランジ23に外側草巻付き防止部材24を取付けた状態を示す。外側草巻付き防止部材24は、大径筒体に形成することで草が巻き付くことを防ぐ。 【0025】図5は図3の5−5線断面図であり、中央耕耘軸31に矩形の第2フランジ32を取付け、第2フランジ32に4個の耕耘爪26・・・をボルト・ナット25・・・で取付け、中央耕耘軸31の上下に中央草巻付き防止部材33を取付け、中央草巻付き防止部材33の左側折曲部35の端部35aを中央耕耘軸31に密に接合し、かつ第2フランジ32に中央草巻付き防止部材33の左側折曲部35を溶接した状態を示す。中央草巻付き防止部材33を中央耕耘軸31の上下に取付けることで中央耕耘軸31に草が巻付くことを防ぐ。 【0026】次に、草巻付き防止部材付きロータリ耕耘装置10の作用を説明する。図6(a),(b)は本発明に係る草巻付き防止部材付きロータリ耕耘装置(第1実施の形態)の第1作用説明図であり、(a)は比較例1を示し、(b)は実施例を示す。(a)において、第1〜第3耕耘軸100,101,102を連結し、第1、第2の耕耘軸100,101に各々第1、第2のフランジ103,104を取付け、第1フランジ103の貫通孔103aに草巻付き防止用パイプバー105の一端105aを差し込み、第2フランジ104の貫通孔104aに草巻付き防止用パイプバー105の他端105bを差し込む。この草巻付き防止用パイプバー105で耕耘軸に草が巻き付くことを阻止する。 【0027】第1、第2のフランジ103,104の貫通孔103a,104aにパイプバー105の両端105a,105bを差し込むことでパイプバー105を取り付けるので、各々の貫通孔103a,104aを同軸上に揃える必要がある。しかし、第1、第2のフランジ103,104は、それぞれ個別の耕耘軸100,101に取り付けたものなので、これらの貫通孔103a,104aを同軸上に揃える必要があり組付け作業に手間がかかる。 【0028】(b)において、略コ字の中央草巻付き防止部材33を中央耕耘軸31のみに取付けた。このため、例えば内側耕耘軸22に中央耕耘軸31を矢印■の如く取付ける際に、内側耕耘軸22に対する中央耕耘軸31の位置合せを、比較例1と比べて比較的ラフに行うことができる。従って、組付け作業が簡単になり組付け作業に手間がかからない。 【0029】図7(a)〜(c)は本発明に係る草巻付き防止部材付きロータリ耕耘装置(第1実施の形態)の第2作用説明図であり、(a)は比較例2、(b)は比較例3、(c)は実施例を示す。(a)において、耕耘軸110に沿わせて草巻付き防止用プレート111を配置し、このプレート111を耕耘軸110の半径方向外側に向けて張出した。このため、土壌の耕耘中に土壌がプレート111に貼り付き、貼り付いた土壌112で重量が増加しエンジン出力にロスが生じる虞れがある。 【0030】(b)において、耕耘軸115のブラケット116に草巻付き防止用ロッド117の一端を片持ち支持となるように取付けた。このため、草巻付き防止用ロッド117の他端117a側が開放された状態になり、開放された他端117a側から草が侵入して耕耘軸115に巻き付いてしまう虞れがある。加えて、草巻付き防止用ロッド117が片持ち支持のため、草巻付き防止用ロッド117の他端側117aに荷重がかかると草巻付き防止用ロッド117が変形しやすい。 【0031】(c)において、中央草巻付き防止部材33を略コ字を呈するように形成し、左右の折曲部35、36の端部35a、36aを共に中央耕耘軸31に取付けることで、中央耕耘軸31と中央草巻付き防止部材33との間に間隔Sを開けることができる。このため、土壌の耕耘中に、中央耕耘軸31と草巻付き防止部材33との間の間隔Sを土壌が通り抜ける。従って、中央耕耘軸31に土壌が貼り付くことを防ぎ、エンジン出力のロスを抑える。 【0032】また、中央草巻付き防止部材33の端部35a、36aを共に中央耕耘軸31に密に接合した。このため、土壌の耕耘中に、草巻付き防止部材33の端部35a、36aから、中央草巻付き防止部材33と中央耕耘軸31との間に草が侵入することを防ぐ。加えて、中央草巻付き防止部材33の端部35a、36aを共に中央耕耘軸31で支えることで、中央草巻付き防止部材33の変形を防ぐ。 【0033】図8は本発明に係る草巻付き防止部材付きロータリ耕耘装置(第2実施の形態)の要部拡大図である。なお、第1実施の形態と同一部材については同一符号を付して説明を省略する。第2実施の形態の左側の中央耕耘軸アタッチメント50は、図3に示す内側耕耘軸22の左端部に嵌め込み可能な中央耕耘軸31と、中央耕耘軸31の左端に取付けた第2フランジ32と、第2フランジ32の外側にボルト・ナット25・・・で取付けた4個の耕耘爪26・・・と、中央耕耘軸31に両端を密接する様に上下に取付けた略L字の草巻付き防止部材53とからなる。 【0034】中央草巻付き防止部材53は、中央耕耘軸31に所定間隔をおいて配置した延長部54、延長部54の右端で折曲げた折曲部55からなる略L字を呈し、折曲部55の端部55aを中央耕耘軸31に密に接合するとともに、延長部54の左端54aを第2フランジ32に密に接合したものである。 【0035】第2実施の形態は第1実施の形態と同様の効果を得ることができる。すなわち、中央草巻付き防止部材53を中央耕耘軸31の単体に取付ける構成としたので、組付け作業が簡単になり組付け作業に手間がかからない。また、中央草巻付き防止部材53の両端を共に密に接合し、かつ中央耕耘軸31と中央草巻付き防止部材53との間に間隔Sを開けた。このため、土壌の耕耘中に、土壌が間隔Sを通り抜けて、中央耕耘軸31に土壌が貼り付くことを防ぎ、エンジン出力のロスを抑える。 【0036】さらに、中央草巻付き防止部材53の両端を密に接合することで、土壌の耕耘中に、中央草巻付き防止部材53の両端側から、中央草巻付き防止部材53と中央耕耘軸31との間の間隔Sに草が侵入することを防ぐ。加えて、中央草巻付き防止部材33の両端を支えることで、中央草巻付き防止部材53の変形を防ぐ。 【0037】なお、前記実施の形態では、歩行型自走式耕耘機に草巻付き防止部材を採用した例について説明したが、その他にロータリ装置をトラクタの後部に取り付けてけん引するリヤタインロータに適用することも可能である。また、中央草巻付き防止部材33,53を中央耕耘軸31に取付けた例について説明したが、その他の例として内側耕耘軸22や外側耕耘軸41に取付けることも可能である。さらに、中央草巻付き防止部材33,53として略コ字や略L字を呈する部材を使用した例について説明したが、その他の例として矩形状の板材の中央に大きな開口を開けてもよい。 【0038】 【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮する。請求項1は、草巻付き防止部材を略コ字又は略L字に形成することで、耕耘軸アタッチメントと草巻付き防止部材との間に間隔を開けることができる。このため、耕耘軸アタッチメントを廻して土壌を耕耘する際に、耕耘した土壌は、耕耘軸アタッチメントと草巻付き防止部材との間の間隔を通過させることができる。従って、耕耘軸アタッチメントに土壌が貼り付くことを防ぎ、エンジン出力のロスを抑えることができる。 【0039】また、草巻付き防止部材の両端を共に耕耘軸アタッチメントに密に接合した。このため、耕耘軸アタッチメントを廻して土壌を耕耘する際に、草巻付き防止部材の両端から、草巻付き防止部材と耕耘軸アタッチメントとの間に草が侵入することを防ぐことができる。加えて、草巻付き防止部材の両端を共に耕耘軸アタッチメントで支えることで、草巻付き防止部材の変形を防止することができる。 【0040】請求項2は、草巻付き防止部材を単一の耕耘軸アタッチメントに取付けることで、複数の耕耘軸アタッチメントの着脱を簡単にすることができる。従って、複数の耕耘軸アタッチメントの着脱作業を手間をかけないで容易にできる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005326 【氏名又は名称】本田技研工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年6月7日(2000.6.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100067356 【弁理士】 【氏名又は名称】下田 容一郎
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| 【公開番号】 |
特開2001−346402(P2001−346402A) |
| 【公開日】 |
平成13年12月18日(2001.12.18) |
| 【出願番号】 |
特願2000−171328(P2000−171328) |
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