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【発明の名称】 草抜き具
【発明者】 【氏名】寺林 浩二

【要約】 【課題】軽い労力で草株をつかんで引き上げやすくすると共に、草株と、これに付着した土砂、小石等を簡単に除去できるようにし、また、取扱容易な上に、小型かつ構造簡単で安価に製作できる草抜き具を提供する。

【解決手段】一定間隙を隔てて並べた複数個の固定刃10と、固定刃10の間に挿入可能に回動する可動板20とを備え、固定刃10を鍬のように草株50の背後の土中に打ち込んで草株50を引き上げることができるようにすると共に、可動板20を固定刃10の間に挿入して固定刃10の間に挟着した草株50、土砂、小石、小枝等の挟着物を除去できるようにしたもの。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 一定間隙を隔てて並べた複数個の固定刃10と、固定刃10の間に挿入可能に回動する可動板20とを備え、固定刃10を鍬のように草株50の背後の土中に打ち込んで草株50を引き上げることができるようにすると共に、可動板20を固定刃10の間に挿入して固定刃10の間に挟着した草株50、土砂、小石、小枝等の挟着物を除去できるようにしたことを特徴とする草抜き具。
【請求項2】 可動板20の上面に突起物30を固着し、可動板20が固定刃10の間に挿入するとき、突起物30を押圧することにより、固定刃10の間の挟着物を除去しやすくしたことを特徴とする請求項1記載の草抜き具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、草株を除去するのに好適な草抜き具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スコップ状や鎌状の草抜き具があったが、前者は横幅があるので根を切断しやすく、また草株と共にかなりの土を取り去る欠点があり、後者はかなりの体力を必要とする欠点があった。そこで本発明者は、草株をつかんで引き上げるのに鍬と同様な操作をすることにより労力を軽減することができ、また、草株と、これに付着した土砂、小石等を簡単に除去できるようにして従来の草抜き具の改善をはかることに成功した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、軽い労力で草株をつかんで引き上げやすくすると共に、草株と、これに付着した土砂、小石等を簡単に除去できるようにした草抜き具を提供するものである。また、本発明は、取扱容易な上に、小型かつ構造簡単で安価に製作できる草抜き具を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の草抜き具は、上記課題を達成するため、図示するように、一定間隙を隔てて並べた複数個の固定刃10と、固定刃10の間に挿入可能に回動する可動板20とを備え、固定刃10を鍬のように草株50の背後の土中に打ち込んで草株50を引き上げることができるようにすると共に、可動板20を固定刃10の間に挿入して固定刃10の間に挟着した草株50、土砂、小石、小枝等の挟着物を除去できるようにしたものである。また、本発明の草抜き具は、上記課題を達成するため、図示するように、可動板20の上面に突起物30を固着し、可動板20が固定刃10の間に挿入するとき、突起物30を押圧することにより、固定刃10の間の挟着物を除去しやすくしたものである。本発明において、固定刃は、刃先が鋭利で土中に没入しやすく、また、草株の根の切断を避けるためジャックナイフのように縦幅があるのが好ましく、また、鍬打ち同様の操作で土中に没入するため、頑丈に製作する必要がある。固定刃同士の間隔は約3〜9ミリメートル程度が好ましい。可動板は、固定刃との間に挿入したとき、固定刃の間の挟着物を押し出す形状にすることが好ましい。突起物は、可動板の上面に棒状物を橋渡しするように固着することが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態1】本発明の実施の形態1が図1乃至図4に示されている。本発明の実施例の草抜き具は、3個の固定刃10と2個の可動板20と柄40とを備えている。固定刃10は、柄部40の先端に外嵌して固着する金具41に5ミリメートルの間隔で固着している。金具41は、柄部40に対し約135°程度に曲面した曲面部411を設けて同じ割合に曲切した固定刃10の付け根を固着している。可動板20は、回動して固定刃10の間に挿着されたとき金具41の曲面部411に嵌着できる曲切部21を有すると共に、回動板22に固着されている。回動板22は、その後端部に固着した回動軸23を回動可能に支持する1対の軸受板231、231を金具41の両側面部412、412に固着している。従って、図3に示すように、草株50の背後から固定刃10を地中に鍬入れして草株50を引き上げると、図4に示すように、これに伴って可動板20が固定刃10の間に挿入しようとするので、可動板20又は回動板22を地面に対し押圧すれば、草株50は土砂、小石等の挟着物を排除して引き抜くことができる。
【0006】
【発明の実施の形態2】本発明の実施の形態2が図5及び図6に示されている。本発明の実施例の草抜き具は、突起物30以外は本発明の実施の形態1と同じであるので詳細説明は省略する。突起物30は、図5に示すように回動板22上に固定された横棒状のものである。 従って、草株50の背後から固定刃10を地中に鍬入れして草株50を引き上げると、図6に示すように、これに伴って可動板20が固定刃10の間に挿入しようとするので、可動板20又は回動板22上の突起物30を地面に対し押圧すれば、草株50は土砂、小石等の挟着物を容易に排除して引き抜くことができる。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、草株抜きとこれに伴う土砂、小石等の排除が容易にでき、また、これらに要する労力が大幅に軽減されることとなった。さらに、本発明草抜き具は、小型な上、構造簡単で手入れしやすく、また製作費も安価につく利点がある。
【出願人】 【識別番号】399007936
【氏名又は名称】寺林 浩二
【出願日】 平成12年5月25日(2000.5.25)
【代理人】 【識別番号】100070253
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 弥一
【公開番号】 特開2001−333601(P2001−333601A)
【公開日】 平成13年12月4日(2001.12.4)
【出願番号】 特願2000−154032(P2000−154032)