| 【発明の名称】 |
トラクタの作業機取付延長装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】高橋 恒
【氏名】桜原 清文
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| 【要約】 |
【課題】作業機を装着する延長取付装置の強度アップを図ろうとするものである。
【解決手段】上・下支持板21、22、及び左・右支持板23、24で箱形状25に形成すると共に、一方側の該右支持板24に取付用受ボ−ル26を設けてなる延長取付装置7の該箱形状25部をトラクタ後側の取付装置2の後端部へ挿入して装着し、該延長取付装置7へ各種の作業機3を装着する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 上・下支持板21、22及び左・右支持板23、24で箱形状25に形成すると共に、一方側の該右支持板24に装着した取付用受ボ−ル26等よりなる延長取付装置7の該箱形状25部をトラクタ1後側の取付装置2の後端部へ挿入して装着し、該延長取付装置7へ各種の作業機3を装着することを特徴とするトラクタの作業機取付延長装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、上・下支持板、及び左・右支持板で箱形状に形成すると共に、一方側の該右支持板に取付用ボ−ルを設けてなる延長取付装置の該箱形状部をトラクタ後側の取付装置の後端部へ挿入して装着し、該延長取付装置へ各種の作業機を装着する技術であり、トラクタの作業機取付延長装置として利用できる。 【0002】 【従来の技術】トラクタの後部に設けた3点リンク構成のセンタリンク杆、及び左右両側の下リンク杆等よりなる取付装置へ、例えば、圃場を耕耘する耕耘作業であると、作業機であるロ−タリ耕耘装置を装置して、該トラクタを圃場を走行させ、該トラクタより動力が該ロ−タリ耕耘装置へ入力され、回転駆動されて耕耘する。 【0003】又、耕耘する圃場の表面は比較に軟らかいが下は超軟らかい超軟質圃場であると、前記トラクタの後輪を取り外して、三角形状のクロ−ラ走行装置に交換して耕耘作業をすることがあり、交換するとこのクロ−ラ走行装置の後方下部へロ−タリ耕耘装置の耕耘爪が当接することがあり、このときは、3点リンク構成の取付装置の下側左右両側の下リンク杆へボルト等によって延長取付装置の左右両側の取付板を装着し、この各取付板に設けた取付用受ボ−ルへ該ロ−タリ耕耘装置を装着して、このロ−タリ耕耘装置を後方へずらして、当接しない状態にして耕耘する。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】延長取付装置の各取付板はボルト等により、トラクタ後部に装着した取付装置の左右両側の下リンク杆ヘ装着していることにより、この装着用のボルトに作業機の荷重が総て掛ることとなり、超荷重となってこのボルトが折損することが発生していた。又、該取付装置の下リンク杆を長い下リンク杆に交換するとコストアップになることが発生していたが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】このために、この発明は、上・下支持板21、22及び左・右支持板23、24で箱形状25に形成すると共に、一方側の該右支持板24に装着した取付用受ボ−ル26等よりなる延長取付装置7の該箱形状25部をトラクタ1後側の取付装置2の後端部へ挿入して装着し、該延長取付装置7へ各種の作業機3を装着することを特徴とするトラクタの作業機取付延長装置の構成とする。 【0006】 【発明の作用】トラクタの後部に設けた3点リンク構成のセンタリンク杆、及び左右両側の下リンク杆等よりなる取付装置へ、例えば、圃場を耕耘する耕耘作業であると、作業機であるロ−タリ耕耘装置を装着して、該トラクタを圃場を走行させて、該トラクタより動力が該ロ−タリ耕耘装置へ入力され、回転駆動されて耕耘する。 【0007】又、耕耘する圃場が超軟質圃場であると、前記トラクタの後輪を取り外して、三角形状のクロ−ラ走行装置に交換して耕耘作業をすることがあり、交換するとこのクロ−ラ走行装置の後方下部へロ−タリ耕耘装置の耕耘爪とが当接することがあり、このときは、3点リンク構成の取付装置の左右両側の下リンク杆の後端部に、上・下支持板21、22、及び左・右支持板23、24で箱形状25に形成すると共に、一方側の右支持板24に装着した取付用受ボ−ル26等よりなる延長取付装置7の該箱形状25部を挿入して装着し、該延長取付装置7の取付用受ボ−ル26部へ該ロ−タリ耕耘装置を装着して、このロ−タリ耕耘装置を後方ヘずらして、当接しない状態にして耕耘する。 【0008】 【発明の効果】取付装置2の左右両側の下リンク杆の後端部へ左右両側の延長取付装置7の箱形状25部を挿入して装着し、後方へ延長状態となったこの延長取付装置7の一方側の右支持板24の後部に設けた取付用受ボ−ル26部へ作業機3のロ−タリ耕耘装置3を装着して、このロ−タリ耕耘装置3を後方へずらしたことにより、当接が解消できると共に、該箱形状25を挿入したことにより、この延長取付装置7全体で該ロ−タリ耕耘装置3の荷重を受けることとなり、超荷重になることがなくなり、又、特別な超延長下リンクが必要なく、コスト低減が可能である。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。トラクタ1の後部に装着した三点リンク構成のセンタリンク杆2aと左右両側の下リンク杆2b,2b等よりなる取付装置2の後側には、各種の作業を行う作業機3を装着した構成である。 【0010】前記作業機3は本発明では、圃場を耕耘するロ−タリ耕耘装置3を図示して説明すると共に、このロ−タリ耕耘装置3で耕耘する圃場は、表面は比較的軟らかいが下は超軟らかい超軟質の圃場を耕耘するときに、トラクタ1の沈下を防止するために、このトラクタ1の後部の左右両側に回転自在に軸支した後輪4、4を取り外して、三角形状に走行クロ−ラ5aを張設したクロ−ラ走行装置5に取り換えたときには、この走行クロ−ラ5aの後方下部へ該ロ−タリ耕耘装置3の耕耘爪6が回転駆動したときに、当接することがある。このときには、当接防止のために、延長取付装置7を該取付装置2の後側に装着して、この延長取付装置7に該ロ−タリ耕耘装置3を装着し、このロ−タリ耕耘装置3を後方へずらす装置の作業機取付延長装置8を図示して説明する。 【0011】前記トラクタ1の走行車台9の下側には、土壌面を走行する前部に左右一対前輪10と、後部に左右一対の後輪4に変えて、クロ−ラ走行装置5の走行クロ−ラ5aを回転自在に軸支した構成である。該各クロ−ラ走行装置5の上側には、後輪カバ−11を配設した構成である。 【0012】前記走行車台9の上側に載置したエンジン12の上部には、フェンダカバ−13を設け、このフェンダカバ−13の後部には、走行操作する操作ハンドル14と、この操作ハンドル14の前側には、各種項目を表示する表示装置15とを配設した構成である。 【0013】前記操作ハンドル14の後側には、作業者が搭乗して走行操作等を行う操縦席16を設け、この操縦席16の横側には、各種の操作レバ−等よりなる操作装置17を設けた構成である。前記操縦席16の下側で走行車台9の後側には、フロント伝動ケ−ス18を設け、このフロント伝動ケ−ス18の後側には、リヤ−伝動ケ−ス19を設けた構成である。このリヤ−伝動ケ−ス19の後壁より後方へ突出するPTO軸19aを設けた構成である。 【0014】前記リヤ−伝動ケ−ス19の後側には、取付装置2を設けた構成である。この取付装置2は該リヤ−伝動ケ−ス19の上部に、後方上部へ突出するセンタリンク杆2aと、該リヤ−伝動ケ−ス19の下部の左右両側に、後方へ突出する下リンク杆2bと、この下リンク杆2bの後端部の近傍で上下方向略中央部に固着して設けた取付用受ボ−ル2c等よりなる構成である。これらセンタリンク杆2aと下リンク杆2bとは、連結杆20で所定位置を接続させた構成である。この連結杆20は伸縮自在な構成であると共に、該下リンク杆2bへの装着位置を変更できる構成である。 【0015】前記後輪4、4を取り外し、クロ−ラ走行装置5、5に取り換えしたときには、取付装置2の後側に作業機取付延長装置8の延長取付装置7を装着ピン7aで装着して、この延長取付装置7の後側にロ−タリ耕耘装置3を装着する構成として、このロ−タリ耕耘装置3の耕耘爪6が該クロ−ラ走行装置5の走行クロ−ラ5aの後方下部の外周部へ当接しないように、該ロ−タリ耕耘装置3を後方へ所定距離ずらして装着した構成である。 【0016】前記作業機取付装置8は、左右両側の延長取付装置7と装着ピン7aとよりなる構成であり、これら延長取付装置7と装着ピン7aとは、図1、及び図2で示す如くこの延長取付装置7は前後方向に所定長さの上・下支持板21、22、及び前後方向に長さの異なる所定長さの左・右支持板23、24で箱形状25に形成すると共に、全長の長い該右支持板24は該上・下支持板21・22の後端部より後方へ突出させて設けた構成であると共に、後端の近傍部には、中央部に取付用孔26aを有する取付用受ボ−ル26を固着した構成である。又、これら左・右支持板23、24には、貫通孔23a,24aを設けた構成である。 【0017】前記延長取付装置7の箱形状25部は、取付装置2の下リンク杆2bへ後端部から挿入し、この箱形状25部を形する左・右支持板23、24の貫通孔23a,24aと、該下リンク2bに設けた取付用受ボール2cの取付用孔2dとには、取付ピン27を挿入して、この延長取付装置7を装着した構成である。 【0018】前記延長取付装置7の右支持板24に設けた取付用受ボール26の取付用孔26aと、ロ−タリ耕耘装置3の前部に装着した取付板27の前方部で上下方向略中央部に設けた取付孔27aとには、装着ピン7aを挿入して、このロ−タリ耕耘装置3を後方所定距離へずらした状態で取付け、走行クロ−ラ5aの後端下部の外周部へ耕耘爪6の回転外周部が当接することを防止した構成である。 【0019】前記延長取付装置7の右支持板24に設けた取付用受ボス26の取付用孔26aと、ロ−タリ耕耘装置3の前部に装着した取付板27の前方部で上下方向略中央部に設けた取付孔27aとには、装着ピン7aを挿入して、このロ−タリ耕耘装置3を後方所定距離へずらした状態で取付け、走行クロ−ラ5aの後端部下部の外周部へ耕耘爪6の回転外周部が当接することを防止した構成である。 【0020】又、前記トラクタ1に後輪4が装着されているときは、延長取付装置7は取り外して、左右両側の取付装置2の下リンク杆2bの取付用受ボ−ル2c部と、センタリンク杆2aとに、ロ−タリ耕耘装置3を直接装着する構成である。前記ロ−タリ耕耘装置3は、図3で示す如く中央部のギヤ−ケ−ス28の左右両側に設けたサポ−トア−ム29の外端の左側には、伝動ケ−ス30aを設けると共に、右側には、サイドフレ−ム30bを設け、これら伝動ケ−ス30aと、サイドフレ−ム30bとの下部には、爪軸31を軸支して設け、この爪軸31に耕耘爪6を所定間隔に装着した構成である。該ギヤ−ケ−ス28には、前方へ突出する入力軸28aを設け、この入力軸28aと、リヤ−伝動ケ−ス19のPTO軸19aとは、接続具28bで接続させ、トラクタ1の動力を入力する構成である。 【0021】前記伝動ケ−ス30a、及びサイドフレ−ム30bの内側には、横ロ−タリカバ−32、32を設け、この横ロ−タリカバ−32、32間には、上ロ−タリカバ−33、及び後ロ−タリカバ−34とを設けた構成である。前記ギヤ−ケ−ス28には、上方へ突出した支持板35を設けると共に、後方へ突出した支持杆36を回動自在に設け、この支持杆36の後端部には、尾輪支持杆37aで尾輪37を支持させると共に、該支持板35の後方上部と、該支持杆36の前後方向の略中央部との間には、該尾輪37を上下調節する調節ハンドル装置38を設けた構成である。 【0022】前記支持板35の前端部と、リヤ−伝動ケ−ス19の後端部との間には、連結ロット39を設けて接続させると共に、この支持板35の前方部と、ロ−タリ耕耘装置3の取付板27との間には連接板39aを設けて接続させた構成である。前記後ロ−タリカバ−34の後端部と、支持杆36の後方部との間には、接続ロット40を設けて接続させた構成である。又、この接続ロット40の外径部には、弾発するスプリング40aを設け、該後耕耘カバ−35を下方へ向けて押圧する構成である。 【0023】前記トラクタ1の操縦席41aを形成する操縦室枠41には、図4で示す如くワイヤ巻き取り装置42を吊り下げ状態に設け、この巻き取り装置42には、先端部にフック43aを装着した一定長さのワイヤ−43を手動で引出し、及び自動で収納自在に設けた構成である。 【0024】ロ−タリ耕耘装置44は、回動軸46を回動中心として、上下回動自在に設けた構成であり、このロ−タリ耕耘装置44には、上下に回動自在に後ロ−タリカバ−45を設けた構成である。このロ−タリ耕耘装置44を自動で該回動軸46を回動中心として上下シリンダ(図示せず)で最上部位置へ上昇させた後に、図5で示す如く巻き取り装置42のワイヤ43先端部のフック43aを該後ロ−タリカバ−45の後端部へ係合させる。その後に図6で示す如く該上下シリンダの作動により、該ロ−タリ耕耘装置44を下降制御させると、該後ロ−タリカバ−45は最上部位置へこの巻き取り装置42により、開き制御され、この後ロ−タリカバ−45はロック状態になる構成である。この状態で該ロ−タリ耕耘装置44の下降を停止させる構成である。 【0025】前記ロ−タリ耕耘装置44の後ロ−タリカバ−45の内側面に多量の土が付着すると、手でこの後ロ−タリカバ−45を上端位置まで開き操作して、ロックすることが困難であったが、この発明により、自動で容易に上端位置まで開き制御されて、ロックすることが可能になり、水洗い等が容易である。 【0026】前記横ロ−タリカバ−32の後端部に横補助カバ−47を装着するときは、図7、及び図8で示す如く該横ロ−タリカバ−32の後端部の上下に複数個設けた取付孔32aと、板バネ材等よりなる所定の大きさの取付板48の前端部の上下に複数設けた取付孔48aとには、ボルトを挿入してナット等で装着すると共に、この取付板48の後端部の上下に複数個設けた取付孔48bと、該横補助カバ−47の前端部の上下に複数個設けた取付孔47aとには、ボルトを挿入してナット等で装着した構成である。該横補助カバ−47が障害物に当接したときであっても、この横補助カバ−47の変形を防止する構成である。 【0027】これにより、板バネ材の前記取付板48を介して、横補助カバ−47を装着したことにより、板バネ材の効果により、この横補助カバ−47が障害物に当接しても、変形を防止することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年3月17日(2000.3.17) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−258307(P2001−258307A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月25日(2001.9.25) |
| 【出願番号】 |
特願2000−76601(P2000−76601) |
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