| 【発明の名称】 |
耕深制御装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】平田 光喜
【氏名】中島 健一郎
【氏名】大野 貴章
【氏名】坂根 弘史
【氏名】北村 祐二
【氏名】田井 通生
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| 【要約】 |
【課題】ロータリ耕耘装置の耕深制御装置において、主カバーを爪軸廻りに回動させることができるとともに、精度のよい制御が行える耕深制御装置を提供する。
【解決手段】走行車両に昇降自在に装着されるロータリ耕耘装置13の耕耘部の上方を覆う主カバー61を爪軸廻りに回動自在に支持すると共に、ロータリ耕耘装置13に、走行車両の作業装置昇降装置に連動連結されるセンサーアーム67を設け、このセンサーアーム67と耕耘部の後方を覆う後部カバー63とを連動連結し、後部カバー63によって耕深検出を行うと共に、この検出結果に基づいてロータリ耕耘装置13を昇降制御するようにした耕深制御装置において、フィードバックワイヤ55を左右方向に配設し、このフィードバックワイヤ55の一端側を後部カバー63側に連結すると共に他端側をセンサーアーム67に連結することで、後部カバー63とセンサーアーム67とを連動連結する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 走行車両に昇降自在に装着されるロータリ耕耘装置の耕耘部の上方を覆う主カバーを爪軸廻りに回動自在に支持すると共に、ロータリ耕耘装置に、走行車両の作業装置昇降装置に連動連結されるセンサーアームを設け、このセンサーアームと耕耘部の後方を覆う後部カバーとを連動連結し、後部カバーによって耕深検出を行うと共に、この検出結果に基づいてロータリ耕耘装置を昇降制御するようにした耕深制御装置において、フィードバックワイヤを左右方向に配設し、このフィードバックワイヤの一端側を後部カバー側に連結すると共に他端側をセンサーアームに連結することで、後部カバーとセンサーアームとを連動連結したことを特徴とする耕深制御装置。 【請求項2】 フィードバックワイヤの一端側と後部カバーとの間に、後部カバーの上下動を左右方向に変換すると共にフィードバックワイヤの一端側と後部カバーとを連動連結する運動変換部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の耕深制御装置。 【請求項3】 センサーアームを前後揺動自在に支持し、フィードバックワイヤの他端側とセンサーアームとの間に、フィードバックワイヤの左右動を前後方向に変換すると共にフィードバックワイヤの他端側とセンサーアームとを連動連結する運動変換部材を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の耕深制御装置。 【請求項4】 フィードバックワイヤの他端側を左右方向に折り返して運動変換部材に連結したことを特徴とする請求項3に記載の耕深制御装置。 【請求項5】 ロータリ耕耘装置の左右方向一側に、フィードバックワイヤの一端側と後部カバーとを連動連結する運動変換部材を配置し、他側にフィードバックワイヤの他端側とセンサーアームとを連動連結する運動変換部材を配置したことを特徴とする請求項3又は4に記載の耕深制御装置。 【請求項6】 フィードバックワイヤの戻し方向に付勢するバネを、フィードバックワイヤの他端側とセンサーアームとを連動連結する運動変換部材に組み込んだことを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の耕深制御装置。 【請求項7】 フィードバックワイヤの他端側とセンサーアームとを連動連結する運動変換部材を、連結部材を介して、センサーアームの枢支部よりも下側で連結したことを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の耕深制御装置。 【請求項8】 フィードバックワイヤの他端側とセンサーアームとを連動連結する運動変換部材を、連結部材を介して、センサーアームの枢支部よりも上側で連結したことを特徴とする請求項3〜7のいずれかに記載の耕深制御装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えばトラクタに三点リンク機構を介して昇降自在に装着されたロータリ耕耘装置の耕深制御装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来例の1として、トラクタに三点リンク機構を介してロータリ耕耘装置を装着し、このロータリ耕耘装置の後部カバーの上下動をセンシングして、トラクタの作業装置昇降装置の油圧シリンダを操作し、トラクタに対するロータリ耕耘装置の相対高さを目標耕深になる位置に保つようにした耕深制御(ディプス制御)を行えるようにしたものが、特許第2528194号公報(特開平3−254601号公報)に開示されている。 【0003】以下、この特許第2528194号公報にて開示された技術について、図18〜図26を参照して説明する。図18において、1はトラクタで、その車体2の後部側には、作業機昇降用の油圧装置3、運転席4、後輪5、PTO軸6、三点リンク機構7等が設けられている。油圧装置3は左右一対のリフトアーム8を有し、また三点リンク機構7はトップリンク9と左右一対のロワーリンク10とを備えて成り、これらトップリンク9と左右ロワーリンク10の前端部は車体2の後部に左右方向の軸心廻りに回動自在に枢着されており、各ロワーリンク10はリフトロッド11を介してリフトアーム8に連結されている。 【0004】三点リンク機構7の後端部には正面視A形状の連結枠12が備えられ、この連結枠12にロータリ耕耘装置(作業機)13が着脱自在に連結されている。ロータリ耕耘装置13はロータリ機枠14と、その下部に備えられたロータリ耕耘部15と、ロータリ耕耘部15を覆うロータリカバー60とを有する。ロータリカバー60はロータリ機枠14に固定された主カバー61と、この主カバー61の後端に左右方向の軸心廻りに回動自在に支軸62で枢着されて上下揺動自在とされた後部カバー63とを有し、このロータリカバー60の後部カバー63がロータリ耕耘部15の耕深検出部を構成する。 【0005】また、ロータリ耕耘部15は、トラクタ1のPTO軸6から自在接手軸16を経てロータリ機枠14側のギヤーケース17の入力軸に伝達される動力により駆動されるようになっている。ロータリ機枠14は、そのトップマスト23の上端に設けられた上部中央の上連結ピン(上連結部)24と、ギヤケース17から左右に延出された左右のサポートアーム64にそれぞれ固定した連結ブラケット28の前端部に設けられた左右一対の下連結ピン(下連結部)29とを有する(図24参照)。 【0006】そして、一対の連結ブラケット28の内、その一方の連結ブラケット28の内側には、図19及び図21に示すように、支軸65、取付筒66を介してセンサーアーム67が左右方向の軸心廻りに回動自在に枢着されて前後揺動自在に設けられている。このセンサーアーム67はフック状の係合凹部68を有し、かつロッド69を介して後部カバー63の突出片70に連結されている。従って、センサーアーム67は後部カバー63の揺動に連動して前後に揺動自在である。 【0007】なお、図18の71は後部カバー63用の弾下ロッドで、サポートアーム64から後方に突出する支持ブラケット72に挿通される共に、その上下にバネ73,74を有するが、耕深制御時には、バネ74を自由状態にして、後部カバー63の下降制限用に使用される。次に連結枠12側の詳細を図19、図20、図22、及び図24により説明する。連結枠12には上部の中央に上部体18が設けられ、下部の左右両端にはそれぞれ下部体19が設けられている。 【0008】上部体18はトップマスト23の上端の上連結ピン24を下側から嵌脱自在に引掛けるようにフック状に構成されており、その引掛凹部25(上係合部)内には上連結ピン24を下側から受ける防振ゴム26が設けられている。また、この上部体18の前部にトップリンク9が左右方向のピン27により連結されている。左右の下部体19には、嵌合受具20(下係合部)とロワーリンク連結ピン21とロック部材22とが夫々設けられている。下部体19は逆U字状であって、この下部体19の後部側に嵌合受具20が取付けられている。嵌合受具20は一対の連結ブラケット28に固設された下連結ピン29に前側から嵌脱自在に嵌合するように後開放状に構成され、また、その上部側には下連結ピン29を案内する案内部30が設けられている。 【0009】ロック部材22は嵌合受具20内の下連結ピン29を抜き出し不能にロックするためのものであって、そのボス部31が下部体19内のカラー32に回動自在に套嵌されている。カラー32はボルト33に套嵌され、このボルト33により下部体19に固定されている。ロック部材22は後部側にピン係止部34とピンガイド35とストッパー部36とを有し、そのピン係止部34及びピンガイド部35は嵌合受具20の切欠部37から嵌合受具20内に出退自在となっている。 【0010】ストッパー部36は、ピンガイド部35が嵌合受具20内に突出する位置で嵌合受具20の下側に当接して、ロック部材22のボス部31には、つる巻状のバネ38が巻着されており、このバネ38はピン係止部34、ピンガイド部35が嵌合受具20内に突出するようにロック部材22を付勢すべく、その一端が下部体19に、他端がロック部材22に夫々引掛けられている。各ロック部材22は連動機構39を介して操作レバー40に連動連結されている。即ち、連動機構39は、連結枠12の中間枠41に平行に設けられた連動軸42と、この連動軸42の両端に固定されたリンク43と、このリンク43及びロック部材22を連結するロッド44により構成され、その連動軸42に操作レバー40が固定されている。 【0011】操作レバー40は、連結枠12の後側において、左右方向の一方側に片寄った位置に配置されており、ロータリ装置13を上昇させた時にトラクタ1側から操作できるようになっている。中間枠41は逆U字状で、この中間枠41内に、切欠部45を有する固定板46が左右一対固定されている。そして、この各固定板46にL字状の支持板47がボルト48により固定され、これら固定板46と支持板47とにより連動軸42が回動自在に支持されている。 【0012】リンク43は、そのロッド44との連結部44aが、連動軸42と、ロッド44及びロック部材22との連結部44bとを結ぶ線分aよりも後方側に位置しており、操作レバー40を後方に操作した時に、線分aよりも前方に若干越えてロック部材22を解除状態に保持できるように設けられている。ロッド44は下部体19の内側板に形成された長孔49に挿通されている。ロワーリンク連結ピン21は、嵌合受具20内の下連結ピン29と同一軸心となるように、その基部が下部体19の外側板及び嵌合受具20に固定されており、このロワーリンク連結ピン21に、ロワーリンク10の後端のボールジョイント50が套嵌され、抜止ピン51で抜止めされている。 【0013】連結枠12の中間枠41と各下部体19との間には、図22及び図19に示すように、左右一対のL字状の支持板75が固定され、その支持板75間に横軸76を介してジョイントホルダ77が設けられている。このジョイントホルダ77は、ロータリ耕耘装置13の入力軸78に連結(スプライン嵌合)される自在接手軸16後端側のヨークを回転自在に支持しており、ロータリ耕耘装置13の着脱時に、入力軸78が自在接手軸16後端側のヨークに嵌脱するように構成されている。 【0014】連結枠12の一対の支持板75の内、センサーアーム67に対応する側の支持板75には取付部材79が固定され、この取付部材79にオートアーム80が取付筒81及び支軸82を介して左右方向の軸心廻りに回動自在に枢着されて揺動自在に設けられている。オートアーム80は、図26に示すように、取付部材79の受け面83上に上側から当接可能であると共に、下端に横方向に突出する係合部80aを有する。係合部80aは嵌合受具20に下連結ピン29が嵌脱する時に、センサーアーム67の係合凹部68に係脱するようになっている。 【0015】なお、図25に示すように、前記フック状の係合凹部68には、前記係合部80aを受け入れるための開口部と、該開口から受け入れた前記係合部80aを、前記係合凹部68の底部に案内するためのガイド面とが形成されている。オートアーム80の取付筒81にはリンク84が固定され、このリンク84にプッシュプルケーブル85のインナーワイヤー86が連結されている。プッシュプルケーブル85のアウターワイヤー87は取付部材79に固定のアウター受板88に固定されている。 【0016】プッシュプルケーブル85はロワーリンク10の側面に沿ってトラクタ1側に導かれ、オートアーム80に連動するようにポテンシャルメータ(電気信号発生部)89に連結されている。ポテンショメータ89は軸90廻りに揺動するアーム91を有し、そのアーム91は内部のバネにより復帰方向(b矢示)に付勢されている。従って、前記オートアーム80は、バネによりセンサーアーム67側に向かって常時付勢されている。そして、アーム91にプッシュケーブル85のインナーワイヤー86が連結され、またアウターワイヤー87はトラクタ1に固定のアウター受板88に固定されている。 【0017】なお、ポテンショメータ89は油圧装置3の電磁弁(図示せず)の制御回路に接続され、ディプス制御用のフィードバック信号を与えるようになっている。次に動作を説明する。先ず、トラクタ1にロータリ耕耘装置13を連結するには、連結枠12を下げた状態でトラクタ1を後退させて行く。そして、上部体18が上連結ピン24の下側に達すれば後退を停止し、油圧装置3を上昇方向に作動させ、三点リンク機構7を介して連結枠12を上昇させて、上部体18が上連結ピン24を下側から引掛ける。 【0018】そして、更に連結枠12を上昇させると、ロータリ装置13が上連結ピン24廻りにトラクタ1側に回動し、下連結ピン29が前方に若干移動するので、この下連結ピン29が嵌合受具20内に嵌合する。この時、ロック部材22のピンガイド部35が嵌合受具20内に突出しているため、このピンガイド部35を下連結ピン29が押し、ロック部材22がボルト33の軸心廻りに下方(C矢示方向)に回動し、下連結ピン29が嵌合受具20内に入る。そして、下連結ピン29が嵌合受具20内に収まれば、ロック部材22がバネ38によって復帰し、そのピン係止部34が下連結ピン29を後方側から抜き出し不能にロックする。 【0019】この時、ロータリ耕耘装置13の入力軸78がジョイントホルダ77に保持された自在継手軸16後端のヨークに嵌合して連結される。以上のようにして、ロータリ耕耘装置13の上連結ピン24と左右の下連結ピン29とが連結枠12に自動連結されると同時に、ロータリ耕耘装置13の入力軸78がトラクタ1のPTO軸6に自在継手軸16を介して連動連結されるようになっている。一方、ロータリ耕耘装置13の連結前にはオートアーム80がポテンショメータ89内のバネにより取付部材79の受け面83上に当接し、その係合部80aが第22図の如く後方に突出した状態にある。 【0020】そこで、下連結ピン29が嵌合受具20内に嵌合する時に、係合部80aがセンサーアーム67に当接し、オートアーム80が支軸82廻りにd矢示方向に回動して、係合部80aが図23及び図25の如くセンサーアーム67の係合凹部68の前記開口部から係合凹部68に入り、係合部80aはフック状係合凹部68に押出引き可能に係合する。以上のようにして、ロータリ耕耘装置13の連結と同時に、後部カバー63とポテンショメータ89とを結ぶ検出系を連動状態に連結することができるようになっている。 【0021】したがって、後部カバー63が上下動すれば、ロッド69を介してセンサーアーム67が支軸65廻りに前後に揺動し、その係合凹部68に係合する係合部80aを介してオートアーム80が支軸82廻りに揺動するので、プッシュプルケーブル85を介してポテンショメータ9が作動するようになる。なお、この時、支軸65,82は同一軸心にあり、また制御時にアーム91は第1の範囲A間で揺動する。ロータリ装置13を取外す際には、次のように行う。先ず、ロータリ装置13を上昇位置まで上げて、トラクタ1側に接近させておき、運転席4側から操作レバー40を後方側(e矢示方向)に仮想線位置まで操作する。 【0022】すると、連動軸42を介してロック部材22が押され、このロック部材22がボルト33廻りにc矢示方向に回動する。そして、連結部44bが線分aをこえれば、ロック部材22は仮想線の解除位置に保持され、下連結ピン29のロックを解除する。次に油圧装置3を下降方向に作動させ、三点リンク機構7、連結枠12を下降させて行く。ロータリ装置13が接地すれば、下連結ピン29が嵌合受具20から後方に外れる。そして、更に下降させれば、上連結ピン24から上部体18が下方に外れて行く。 【0023】この時、オートアーム80が反d矢示方向に揺動し、センサーアーム67の係合凹部68から外れる。従って、ロータリ装置13を取外すと同時に、センサーアーム67とオートアーム80との連動を解除できるようになっている。また、従来例の2として、ロータリ耕耘装置において、深耕又は浅耕に対応させるべく、ロータリカバーを爪軸廻りに回動自在としたものがある。以下、この技術について、図27〜図31を参照して説明する。13はロ−タリ耕耘装置で、トラクタ1の後方に三点リンク機構7を介して装着されている。三点リンク機構7の後端には連結枠12が設けられ、この連結枠12を介してロータリ耕耘装置13が自動連結されるようになっている。 【0024】ロータリ耕耘装置13はロータリ機枠14にロータリ耕耘部15を覆うロータリカバー60を設けている。ロータリ機枠14はギヤケース17から左右にサポートアーム64を突出し、左サポートアーム64に伝動ケース93を、右サポートアーム64にサイドフレーム94をそれぞれ取り付け、ギヤケース17の上部にブラケット95を固定し、このブラケット95にトップマスト23と支持体97とを固定している。前記伝動ケース93とサイドフレーム94との各下端には短軸98が回転自在に支持され、この短軸98間に多数本の耕耘爪99を有する爪軸100が取り付けられて左右方向の軸心廻りに回転自在になっており、ロータリ耕耘部15を形成している。 【0025】前記爪軸100を駆動する動力は、トラクタ1のPTO軸6から自在継手軸16を介して入力軸78に伝達され、この入力軸78から伝動ケース93内のチェーン伝動手段を介して短軸98に伝達されてくる。ロータリ耕耘部15を覆うロータリカバー60は、大別して、ロータリ耕耘部15の上方を覆う主カバー61と、後方を覆う後部カバー63と、主カバー61を支持する支持カバー101と、後側方を覆う後側カバー102と、前上方を覆い可能な補助カバー103とを有している。 【0026】前記伝動ケース93とサイドフレーム94との各下端には、図31に示すように、短軸98を支持している軸受部の外周にブッシュ104を介して回動板105が回動自在に嵌合しており、この回動板105に支持カバー101が固着され、この支持カバー101に主カバー61の側板106がネジを介して着脱自在に取り付けられている。主カバー61はロータリ耕耘部15の外周に沿った側面視略円弧状の主板107の左右両端に側板106を固着し、主板107の上面の前部に前補強材108が、後部に後補強材109及び枢支チャンネル材49がそれぞれ全幅にわたって取り付けられ、後補強材109及び枢支チャンネル材110の上側に補強板111が固定されている。 【0027】後部カバー63は上端が枢支チャンネル材110内の枢支軸112を介して主カバー61の後端に左右方向の軸心廻りに回動自在に枢支連結されており、この主カバー61と後部カバー63との間には、主カバー61に対して後部カバー63を下向きに弾下して均平圧を与える弾下ロッド71が設けられている。前記主カバー61は回動板105により、ロータリ耕耘部15の爪軸100を中心として回動自在であり、その主要部の主板107はロータリ耕耘部15の周方向前後に円弧移動することになり、その後端、即ち後部カバー63の上端は上下に変位される。 【0028】この主カバー61を前後動させる駆動機構113が主カバー61とロータリ機枠14との間に設けられている。前記駆動機構113は操作レバー114の回動操作で主カバー61を有段的に移動させるものであり、支持体97に回動軸115が枢支され、その一端に操作レバー114が固定され、その他端にアーム116が固着されており、このアーム116の先端はリンク117の一端と連結されている。リンク117の他端は主カバー61の後端の補強板111に設けたブラケット118に枢支連結されている。 【0029】前記支持体97の操作レバー114側の面には円弧状の角度設定体119が固定され、その内周側には等間隔に複数の凹部120が形成されている。一方、操作レバー114は図30に、詳述するように、回動軸115に取り付けられた基部材121にパイプ124を溶着して形成されており、基部材121には長孔122が形成され、この長孔122に前記凹部120と係合可能なロックピン123が挿通されている。このロックピン123にはガイドピン125が貫通して位置決めされており、ガイドピン125に嵌装したコイルバネ126は、ガイドピン125を介してロックピン123を回動軸115の径外方向、即ち、凹部120に係合する方向に付勢している。 【0030】パイプ124の先端にはノブ127が挿入され、このノブ127とガイドピン125との間のパイプ124内には、金属又は合成樹脂で形成された多数個のボール128が接触状態で配置されている。このボール128はノブ127の動きを伝達するものであり、ノブ127を押し込むと、ボール128を介してガイドピン125がコイルバネ126に抗して押し動かされ、ロックピン123を凹部120から離脱させ、操作レバー114の回動操作を許容するようになる。前記角度設定体119、ロックピン123、ガイドピン125及びコイルバネ126等で、操作レバー114を回動した位置で保持するラチェット構造の保持手段が構成され、この保持手段はノブ127で保持解除可能になっている。 【0031】129は回動軸115の外方に嵌装したバランスバネで、その両端は操作レバー114と角度設定体119とに係止されている。このバランスバネ129は操作レバー114を上げ方向に付勢しており、主カバー61を前方向に弾圧している。これは主カバー61に後部カバー63の重量が加わるため、それらの重心が爪軸100より後方にあり、操作レバー114に下げ方向の力が加わることになり、この力をバネ圧で相殺して操作力を軽減するためにが設けられている。前記バランスバネ66はカバー61、63の幅が変更されたり、後部カバー63に代掻き板を設けたりして重量が変わると、バネ圧も変更される。 【0032】前記操作レバー114はロータリ耕耘装置13を持ち上げたとき、トラクタ1上から操作可能である。この操作レバー114は、図29に実線で示す状態が主カバー61を最前位置に配置した深耕作業状態であり、この状態からノブ127を押してロックピン123を凹部120から離脱させ、そして操作レバー114を矢印A方向に下げていくと、回動軸115を介してアーム116が揺動し、リンク117を介して主カバー61が後方へ円弧移動し、後部カバー63が下げられて浅耕作業に適した高さになり、その状態でノブ127を離してロックピン123を対向する凹部120に係合すると、操作レバー114は角度設定体119に係止され、主カバー61の位置が保持されることになる。 【0033】前記従来例の2のロータリ耕耘装置13のようにロータリカバー60を爪軸100廻りに回動位置調整自在とする機構を、従来例の1のような耕深制御機構を備えたロータリ耕耘装置13に採用したとすると、従来例の1では、センサーアーム67と後部カバー63とがロッドによって連動連結されているので、ロータリカバー60を爪軸廻りに回動位置調整自在とすることができないこととなる。そこで、これを可能とした技術が、特許第2889412号公報(特開平6−205601号公報)に開示されている(従来例の3)。 【0034】 【発明が解決しようとする課題】前記従来例の3に記載のものにあっては、センサーアーム側と後部カバー側とをワイヤーを用いて連動連結しており、ロータリカバーを爪軸廻りに回動しても、後部カバーの上下動をセンサーアームに伝達できるものであるが、センサーアーム側と後部カバー側とを連動連結するワイヤーは、サポートアームの外周を取り巻くようにループ状に巻き掛けられているので、ロータリカバーを爪軸廻りに回動調整する際に、ループ状に巻き掛けられたワイヤーの巻き掛け部分の径が変化(拡縮)するものであり、これが耕深制御の精度に影響を及ぼす場合がある。 【0035】また、ワイヤーの周囲の部材との干渉をさけるための考慮をしなければならない。また、ロータリカバーを爪軸廻りに回動調整する際に、ループ状に巻き掛けられたワイヤーの巻き掛け部分の径が変化するものであるので、このことも考慮にいれなければならない。そこで、本発明は前記問題点に鑑みて、精度のよい制御を行える耕深制御装置を提供することを目的とする。 【0036】 【課題を解決するための手段】本発明が前記目的を達成するために講じた技術的手段は、走行車両に昇降自在に装着されるロータリ耕耘装置の耕耘部の上方を覆う主カバーを爪軸廻りに回動自在に支持すると共に、ロータリ耕耘装置に、走行車両の作業装置昇降装置に連動連結されるセンサーアームを設け、このセンサーアームと耕耘部の後方を覆う後部カバーとを連動連結し、後部カバーによって耕深検出を行うと共に、この検出結果に基づいてロータリ耕耘装置を昇降制御するようにした耕深制御装置において、フィードバックワイヤを左右方向に配設し、このフィードバックワイヤの一端側を後部カバー側に連結すると共に他端側をセンサーアームに連結することで、後部カバーとセンサーアームとを連動連結したしたことを特徴とする。 【0037】また、フィードバックワイヤの一端側と後部カバーとの間に、後部カバーの上下動を左右方向に変換すると共にフィードバックワイヤの一端側と後部カバーとを連動連結する運動変換部材を設けるのがよい。また、センサーアームを前後揺動自在に支持し、フィードバックワイヤの他端側とセンサーアームとの間に、フィードバックワイヤの左右動を前後方向に変換すると共にフィードバックワイヤの他端側とセンサーアームとを連動連結する運動変換部材を設けるのがよい。 【0038】また、フィードバックワイヤの他端側を左右方向に折り返して運動変換部材に連結してもよい。また、対地作業装置の左右方向一側に、フィードバックワイヤの一端側と後部カバーとを連動連結する運動変換部材を配置し、他側にフィードバックワイヤの他端側とセンサーアームとを連動連結する運動変換部材を配置してもよい。また、フィードバックワイヤの戻し方向に付勢するバネを、フィードバックワイヤの他端側とセンサーアームとを連動連結する運動変換部材に組み込んでもよい。 【0039】また、フィードバックワイヤの他端側とセンサーアームとを連動連結する運動変換部材を、連結部材を介して、センサーアームの枢支部よりも下側で連結してもよい。また、フィードバックワイヤの他端側とセンサーアームとを連動連結する運動変換部材を、連結部材を介して、センサーアームの枢支部よりも上側で連結してもよい。 【0040】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図9は第1の実施の形態を示しており、図2及び図3において、12は対地作業装置として例示するロータリ耕耘装置13をトラクタに自動連結するための連結枠であり、一端側(前端側)がトラクタの車体に枢着される三点リンク機構の他端側(後端側)に連結される。この連結枠12は、正面視山形の主枠12Aを有し、この主枠12Aの左右側部の上下方向中途部が中間枠41によって連結され、主枠12Aの頂部に上部体18が設けられ、主枠12Aの左右両側部の下端側に下部体19が設けられ、左右の下部体19は連結部材12Bによって連結され、この連結部材12Bと中間枠41の左右両端側とが左右一対の支持板75によって連結されている。 【0041】上部体18の前部には、トップリンクの後端側が球継手及び連結ピンを介して連結される連結孔18Aが形成され、上部体18の後部には、ロータリ耕耘装置13の上連結ピン(上連結部)24が係合する、上方に向けて開放状の上係合部25が形成されている。左右各下部体19は下方に向けて開放状の背面視コ字形に形成され、各下部体19の左右方向外面側には、左右方向外方に突出状とされたロワーリンク連結ピン21が設けられ、この連結ピン21にロワーリンクの後端側が球継手を介して連結される。また、各下部体19の背面側には、ロータリ耕耘装置13の下連結ピン(下連結部)29が後方側から嵌入する下係合部20が設けられている。 【0042】この連結枠12にあっては、従来例の1と同様に、上係合部25に上連結ピン24を係合させた状態で連結枠12を上昇させて、ロータリ耕耘装置13を吊り上げることにより、ロータリ耕耘装置13が上連結ピン24廻りにトラクタ側へと回動して、下連結ピン29が下係合部20に嵌合し、これにより、ロータリ耕耘装置13がトラクタに自動連結されるようになっている。したがって、この連結枠12においても、従来例の1と同様に、左右各下部体19に下連結ピン29の下係合部20からの離脱を阻止するロック部材等が組み込まれると共に、該ロック部材による下連結ピン29のロックを解除するための操作レバー及び該操作レバーとロック部材とを連動連結する連動機構を備え、さらに、左右の支持板75間に、PTO軸に連結された自在継手軸の後端側のヨークを回転自在に支持するジョイントホルダを備えていて、入力軸78も自動連結されるようになっている。 【0043】ロータリ耕耘装置13は、ギヤケース17から下方突出状に伝動ケース93を延設すると共に左右両側にサポートアーム64を延設してロータリ機枠14を主構成し、且つ伝動ケース93の下部左右両側から左右方向外方突出状に爪軸100を設けて成るセンタードライブ式のロータリ耕耘装置13を例示したが、サイドドライブ式のロータリ耕耘装置であってもよい。ロータリ耕耘部15を覆うロータリカバー60は、ロータリ耕耘部15の上方を覆う主カバー61と、この主カバー61の後端側に左右方向の軸心を有する支軸62を介して上下揺動自在に枢着された後部カバー63(感知部材)とを有し、主カバー61は、従来例の2と略同様の機構又はその他の公知の機構によって、ロータリ機枠14に、爪軸100廻りに前後回動調整自在に支持されている。 【0044】後部カバー61は耕耘部15で耕起された土を鎮圧して整地すると共に、接地して耕深検出(ロータリ耕耘装置13の対地高さ検出)を行う。図4及び図5に示すように、オートアーム80を取り付ける取付部材79は、板材によって左右方向外方に開放状の正面視コ字形に形成されて連結枠12の左右一側(右側)に配置され、連結部材12B上に溶接等によって固定されている。この取付部材79の縦壁79aの内面側に左右方向の軸心を有する支軸82が固定され、この支軸82に取付筒81が軸心廻りに回動自在に外嵌され、この取付筒81にオートアーム80が径方向外方で且つ下方側に突出状に固定されており、該オートアーム80が左右方向の軸心廻りに回動自在(前後揺動自在)に支持されている。 【0045】また、取付筒81には、リンク84がオートアーム80とは反対側の径方向外方突出状に固定され、リンク84の先端側にはプッシュプルケーブル85(ボーデンワイヤ)のインナーワイヤー86が連結され、プッシュプルケーブル85のアウターワイヤー87を固定するアウター受板88は、取付部材79の前面及び連結部材12Aの前面に溶接等によって固定されている。このプッシュプルケーブル85のアウターワイヤー87の他端側はトラクタ側に設けられたアウター受板に固定され、インナーワイヤー86の他端側は、トラクタの作業装置昇降装置(の油圧シリンダ)を制御するコントロールバルブのスプールに連動連結されている。 【0046】なお、取付部材79の上下壁79b,79cの後部は、オートアーム80及びリンク84が支軸82廻りに揺動しても干渉しないように切り欠かれている。図5〜図7に示すように、センサーアーム67は、ロータリ耕耘装置13が連結枠12に連結された状態において、オートアーム80を支持する支軸82と同心上とされて該支軸82の側方(右方)に位置する支軸65に軸心廻り回動自在に外嵌された取付筒66に、径方向外方で且つ下方側に突出状に固定されており、センサーアーム67が左右方向の軸心廻りに回動自在(前後揺動自在)に支持されている。 【0047】前記支軸65は、左右のサポートアーム64に固定されていて下連結ピン29が取付固定された連結ブラケット28の一方(右側)に固定されている。センサーアーム67は、フック状に形成されていて、オートアーム80の係合部80aが係脱自在に係合する係合凹部(被係合部)68が設けられており、前記従来例の1と同様に、ロータリ耕耘装置13の連結枠12への連結時に、オートアーム80(の係合部80a)がセンサーアーム67(の係合凹部68)に自動連結され、また、ロータリ耕耘装置13の連結枠12からの離脱時に、オートアーム80(の係合部80a)がセンサーアーム67(の係合凹部68)から自動的に離反されるようになっている。 【0048】センサーアーム67と、後部カバー63との間には、後部カバー63の上下動をセンサーアーム67に伝達するフィードバック機構52が設けられている。このフィードバック機構52は、センサーアーム67配置側(ロータリ耕耘装置13の右側)に設けられた第1リンクプレート(運動方向変換部材)53と、センサーアームアーム67配置側と左右方向反対側(ロータリ耕耘装置13の左側)に設けられた第2リンクプレート(運動方向変換部材)54と、これら第1、2リンクプレート53,54を連動連結するフィードバックワイヤ55とを有する。 【0049】第1リンクプレート53は、図6及び図7に示すように、平面視V字形に形成され、第1アーム53Aが左右に揺動すると第2アーム53Bが前後に揺動するように、屈曲部分が枢軸56を介してステー57に回動自在に支持されている。ステー57はサポートアーム64の下面側に固定されたブラケット58に固定され、ステー57には支持筒57Aが設けられ、この支持筒57Aに前記枢軸56が軸心廻りに回動自在に支持されている。支持筒57Aには、ステー57と第1リンクプレート53との間でねじりコイルバネ等からなる戻しバネ59が套嵌され、このバネ59の一端側はステー57側に係止され、他端側は第2アーム53B側に係止されていて、第2アーム53Bを後方に揺動させるように(第1リンクプレート53を図7の時計方向に)付勢している。 【0050】第2アーム53Bとセンサーアーム67の下部後側とは、連結ロッド131(連結部材)によって連動連結されている。第2リンクプレート54は、図8及び図10に示すように、平面視V字形に形成され、第1アーム54Aが前後に揺動すると第2アーム54Bが左右に揺動するように、屈曲部分が枢軸132を介してステー133に回動自在に支持されている。ステー133は主カバー61の後部上に設けられた補強板111上に固定されている。このステー133には支持筒135が固定され、この支持筒135に枢軸132が軸心廻り回動自在に支持されている。 【0051】フィードバックワイヤ55は、インナーワイヤ55Aとアウターワイヤ55Bとからなるプッシュプルケーブル(ボーデンワイヤ)によって構成され、ギヤケース17及び左右サポートアーム64の後方側で左右方向に配設されている。アウターワイヤ55Bの左端側は、第2リンクプレート54の右方に配置されて補強板111上に固定されたアウタ受け136に固定され、インナーワイヤ55Aの左端側は第2リンクプレート54の第2アーム54Bに連結されている。また、フィードバックワイヤ55の右側は左方を向くように折り返され、アウターワイヤ55Bの右端側はサポートアーム64側に設けられたアウタ受け137に固定され、インナーワイヤ55Aの右端側は、第1リンクプレート53の第1アーム53Aに連結されている。 【0052】また、第2リンクプレート54の第1アーム54Aは後部カバー63の背面上部左側に固定された取付片70に連結ロッド(連結部材)134を介して連動連結されている。前記構成において、後部カバー63が、図2に示すように、下がっているときには、センサーアーム67、オートアーム80、フィードバック機構52の各部材等は、図1〜図9に実線で示す位置にある。この状態から後部カバー63が支軸62廻りに回動して上がると、図4〜図9に仮想線で示すように、連結ロッド134に押動されて第2リンクプレート54の第1アーム54Aが前方に揺動すると共に第2アーム54Bが左方に揺動する(したがって、後部カバー63の上下動が第2リンクプレート54によって左右方向に変換される)。 【0053】また、第2リンクプレート54によってインナーワイヤ55Aが引っ張られることにより、第1リンクプレート53の第1アーム53Aが右方に揺動すると共に第2アーム53Bが前方に揺動する(したがって、第2リンクプレート54によって変換された左右の運動方向がさらに第1リンクプレート53によって前後方向、すなわちセンサーアーム67の揺動方向に変換される)。このとき、第1リンクプレート53はバネ59の付勢力に抗して揺動する。したがって、バネ59付勢力はフィードバックワイヤ55の戻し方向に作用している。 【0054】そして、第1リンクプレート53の第2アーム53Bによって、連結ロッド131を介してセンサーアーム67が前方に揺動され、このセンサーアーム67の前方揺動によってオートアーム80が前方に揺動し、リンク84を介してプッシュプルケーブル85のインナーワイヤ86が引っ張られ、コントロールバルブのスプールを上げ側に動かして上昇回路を作り、トラクタの作業装置昇降装置によって、三点リンク機構等を介してロータリ耕耘装置13を上昇させる。また、後部カバー63が下がったときは、前記と逆の動作により、ロータリ耕耘装置13が下降する。 【0055】以上のようにして、後部カバー63の上下動をセンサーアーム67に伝達すると共に、オートアーム80を介してトラクタの作業装置昇降装置のコントロールバルブを制御することで、トラクタに対するロータリ耕耘装置13の相対高さを目標耕深になる位置に保つように耕深制御することができる。また、耕深に合わせて主カバー61を爪軸100廻りに前後に位置調整しても、フィードバックワイヤ55が、後部カバー63とセンサーアーム67との相対位置の変更を吸収する。 【0056】前記構成のものにあっては、後部カバー63の上下動をセンサーアーム67に伝達するフィードバックワイヤ55が左右方向に配設されているので、従来例の3のようにフィードバックワイヤをサポートアームの外周を巻回するように配設したものに比して、収まりがよいと共に、主カバー61を爪軸100廻りに前後に位置調整したときの変化が少なく、精度の良い耕深制御が行える。また、後部カバー63の上下動を左右方向に変換しているので、フィードバックワイヤ55の配置が容易である。 【0057】また、第1リンクプレート53の第2アーム53Bを、連結ロッド131を介して、センサーアーム67に、支軸82(センサーアーム67の枢支部分)よりも下側で連結しているので、連結ロッド131及び第1リンクプレート53第2アーム等がサポートアーム64の下側に位置し、これらの部材がサポートアーム64によって保護されると共に、外観も良好となる。図10〜図14は第2の実施の形態を示しており、前記第1の実施の形態と異なる点は、センサーアーム67が固定された取付筒66に、リンク138がセンサーアーム67とは反対側の径方向外方突出状に固定され、このリンク138と第1リンクプレート53の第2アーム53Bとが連結ロッド131によって連動連結され、さらに、後部カバー63が上がって、第1リンクプレート53の第1アーム53Aがインナーワイヤ55Aに引っ張られて左方に揺動したときに、第2アーム53Bが後方に揺動するように、第1リンクプレート53が枢着されている点である。 【0058】この実施の形態では、後部カバー63が上がって、第1リンクプレート53の第2アーム53Aが後方に揺動すると、連結ロッド131を介してリンク138が後方に揺動することで、センサーアーム67が前方に揺動するようになっている。また、第1リンクプレート53を支持するステー57は連結ブラケット28に固定されている。また、センサーアーム67を枢支する支軸65の基部には、ねじりコイルバネ等からなる戻しバネ140が套嵌されており、このバネ140の一端側は、リンク138に係止され、他端側は連結ブラケット28側に形成されていて、リンク138を前方に付勢している。また、戻しバネ59は、第2アーム53Bを前方に揺動させるように、第1リンクプレート53を付勢している。 【0059】その他の構成は前記第1の実施の形態と略同様である。図15は第3の実施の形態を示しており、前記第2の実施の形態と異なる点は、フィードバックワイヤ55の右側がギヤケース17の上方を通るように配設されて、インナーワイヤ55Aの右端側が左側から第1リンクプレート53の第1アーム53Aに連結されている点である。アウターワイヤ55Bの右端側はギヤケース17等に固定されたアウタ受け141に固定される。この実施の形態では、フィードバックワイヤ55の右側の折り返し部分をなくし、フィードバックワイヤ55を短くして簡素化が図られている。 【0060】図16及び図17において、143L,143Rは、二点ヒッチ式装着機構によって、トラクタにロータリ耕耘装置等の作業装置を装着する場合に使用される左右のリフトロッドを示している。図16に示すリフトロッド143L,143Rは、上部に、トラクタの作業機昇降用の油圧装置144のリフトアーム145に枢着される取付金具146を有し、下部には、作業装置側に連結される連結部147が設けられ、この取付金具146と連結部147とをロッド部材148によって連結することで、主構成されている。 【0061】取付金具146は二股状に形成され、該二股部分及びリフトアーム145の先端側を貫通するピン151によって、取付金具146がリフトアーム145に連結されている。右側のリフトロッド143Rのロッド部材148の上部には、雄ネジ部149が形成され、この雄ネジ部149に螺合される上下一対のナット150によって、取付金具146の底壁を挟持することで、ロッド部材148が取付金具146に取り付けられている。したがって、右側のリフトロッド143Rは長さ調整自在とされている。 【0062】また、左側のリフトロッド143Lには、連結部147が上下一対設けられており(3つ以上設けても良い)、連結位置の異なる作業装置を取り付けることができ、トラクタに合わせた専用インプルの開発が不要とされている。図17に示すものは、連結部左側のリフトロッド143Lの取付金具146に形成される、ピン151を挿通するピン孔152を上下方向に複数形成している点が図16のものと異なる点である。なお、図16、又は、図17に示すものにおいて、右側のリフトロッド143Rも、左側のリフトロッド143Lと同様の構造のものに構成してもよい。 【0063】 【発明の効果】本発明によれば、後部カバーとセンサーアームとを連動連結するフィードバックワイヤを左右方向に配設したので、主カバーを爪軸廻りに回動して調整しても、フィードバックワイヤの変化が小さく、精度のよい耕深制御が行える。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001052 【氏名又は名称】株式会社クボタ
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| 【出願日】 |
平成12年3月8日(2000.3.8) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100061745 【弁理士】 【氏名又は名称】安田 敏雄
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| 【公開番号】 |
特開2001−245503(P2001−245503A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月11日(2001.9.11) |
| 【出願番号】 |
特願2000−63923(P2000−63923) |
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