| 【発明の名称】 |
ベンチ通路用台車 |
| 【発明者】 |
【氏名】鈴木 貞夫
【氏名】舩橋 映雄
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ビニールハウス5内あるいは屋外の所定の幅を有する通路7の両側に、何れも通路7側に上方に起立するレール部10を有するベンチ台6を並設し、前記レール部10の上に載置される前後に並設した一対の走行車輪と、前記通路7内に位置し該通路7の長さ方向に長くかつ全長を可変しうる載置部16とを有するベンチ通路用台車。 【請求項2】 ビニールハウス5内あるいは屋外の所定の幅を有する通路7の両側に、何れも通路7側に上方に起立するレール部10を有するベンチ台6を並設し、前記通路7内に位置し該通路7の長さ方向に長い載置部16と、前記レール部10の上に載置され下部が回動するアーム部の上部に設けられ前後に並設した一対の走行車輪とを有するベンチ通路用台車。 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記載置部16は、所定長さの不動載置部18と、該不動載置部18に格納される可動載置部19および可動載置部19に格納される可動載置部19と、前記可動載置部19のうち最端位置の可動載置部19に格納される可動枠棒20とにより構成したベンチ通路用台車。 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3において、前記不動載置部18には、一人の作業者が両手を指し渡せる位置に窓部21を設けたベンチ通路用台車。 【請求項5】 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4において、前記不動載置部18は、前後何れ側からでも中央の物品1に手が届く長さに形成したベンチ通路用台車。 【請求項6】 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5において、前記走行車輪は載置部16側に下部を回動自在に取付けたアーム部の上部に設けたベンチ通路用台車。 【請求項7】 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6において、前記走行車輪のうち前後何れか一方の走行車輪は、載置部16側に略中央を回動自在に取付けた連結部33の両側に設けた脚部31の下部に軸着したアーム部の上部に取付けたベンチ通路用台車。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、屋内屋外を問わずに両側のベンチ台の間の通路を走行する台車に関するものである。 【0002】 【従来技術】従来、公知公報の存在は不知であるが、両側のベンチ台の間の通路にレールを敷設し、該レール上を走行する台車は公知である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、レールを敷設しなければならず、設備に費用が掛かるという課題がある。また、ベンチ台の上面より低いので、載せ替えが面倒であるという課題がある。また、載置面積が狭く、効率が悪いという課題がある。即ち、狭い通路内を移動する台車の長さを単に長くすると、手が届かず、作業性が低い。この台車の走行車輪の取付を工夫すると、床面にレールを敷設しなくても、台車を走行させることができ、また、載置部を工夫すると、作業性を低下させずに載置面積を広くできる。 【0004】 【発明の目的】作業性の向上、作業効率の向上、作業の容易化、コストの削減。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、ビニールハウス5内あるいは屋外の所定の幅を有する通路7の両側に、何れも通路7側に上方に起立するレール部10を有するベンチ台6を並設し、前記レール部10の上に載置される前後に並設した一対の走行車輪と、前記通路7内に位置し該通路7の長さ方向に長くかつ全長を可変しうる載置部16とを有するベンチ通路用台車としたものである。本発明は、ビニールハウス5内あるいは屋外の所定の幅を有する通路7の両側に、何れも通路7側に上方に起立するレール部10を有するベンチ台6を並設し、前記通路7内に位置し該通路7の長さ方向に長い載置部16と、前記レール部10の上に載置され下部が回動するアーム部の上部に設けられ前後に並設した一対の走行車輪とを有するベンチ通路用台車としたものである。本発明は、前記載置部16は、所定長さの不動載置部18と、該不動載置部18に格納される可動載置部19および可動載置部19に格納される可動載置部19と、前記可動載置部19のうち最端位置の可動載置部19に格納される可動枠棒20とにより構成したベンチ通路用台車としたものである。本発明は、前記不動載置部18には、一人の作業者が両手を指し渡せる位置に窓部21を設けたベンチ通路用台車としたものである。本発明は、前記不動載置部18は、前後何れ側からでも中央の物品1に手が届く長さに形成したベンチ通路用台車としたものである。本発明は、前記走行車輪は載置部16側に下部を回動自在に取付けたアーム部の上部に設けたベンチ通路用台車としたものである。本発明は、前記走行車輪のうち前後何れか一方の走行車輪は、載置部16側に略中央を回動自在に取付けた連結部33の両側に設けた脚部31の下部に軸着したアーム部の上部に取付けたベンチ通路用台車としたものである。 【0006】 【実施例】本発明の実施例を図面により説明すると、1は運搬する物品であり、実施例ではポット2等の育苗容器3を入れたトレイと呼ばれたりする枠体で構成しているが、土・肥料その他何れのものでもよい。前記物品1は、ビニールハウス5内あるいは屋外に設けたベンチ台(載置台)6に運搬して載置する。前記ベンチ台6は複数並設するが、少なくとも左右側に2列に並べ、左右のベンチ台6の間に通路7を形成する。換言すると、通路7を挟んで両側にベンチ台6を設け、また、通路7の長さ方向に長く並設する。前記ベンチ台6の形状は任意であるが、前記通路7側に上方に起立するレール部10を設け、レール部10は通路7の長さ方向(前後方向)に長く形成する。 【0007】しかして、前記通路7にはベンチ通路用台車15を設ける。ベンチ通路用台車15は前後方向に長い載置部16を有する。載置部16は、所定の厚さを有する上下板部材17、17により不動載置部18を形成し、該不動載置部18の上下板部材17と上下板部材17の間に板部材により構成した可動載置部19を出入り自在に挿入し、可動載置部19の左右側には左右一対の可動枠棒20を出入り自在に挿入して、全体長を変更可能に構成する。即ち、不動載置部18は、前後何れか一方側から作業者が他方側に載っている物品1を取れる(載置し得る)長さに形成し、前記可動載置部19は不動載置部18より、可動枠棒20は可動載置部19より夫々短く形成して夫々収納可能に構成する。なお、前記可動載置部19は、不動載置部18に格納される可動載置部19の外に、この可動載置部19に格納するために順に小さくした可動載置部19を複数設け(図9)、数段に長さ変更可能にし、前記可動載置部19のうち最端位置の可動載置部19に可動枠棒20を格納する。 【0008】しかして、前記不動載置部18の長さは任意であるが、前後何れ一方端より作業者が両手を広げた間隔で握り用の窓部21を形成し、前後長さが長くても、一端と窓部21とに手を掛けることにより一人の作業者が運搬可能に構成すると、好適である。しかして、載置部16の不動載置部18には左右一対の前側走行車輪25、25と後側走行車輪26、26とを前後に並設する。前記前側走行車輪25および後側走行車輪26は、夫々アーム部27、28の上部に、夫々の下面が前記レール部10上に載るように取付ける。 【0009】前側アーム部27は正面視下向きコ型形状に形成した前側可動脚30の左右の前側脚部31の下部に軸32により回動自在に夫々取付ける。前側可動脚30は、左右の前側脚部31を連結する連結部33の左右中央部分を不動載置部18の下面に設けたステー34に軸35により回動自在に取付ける。したがって、前側走行車輪25は前側脚部31に対して前側アーム部27が回動することにより高さ位置が変化するだけでなく、連結部33がシーソー(seesaw)のように振れて、左右の前側走行車輪25の高さ位置が変位可能にしている。即ち、図6のように、前側脚部31に対して前側アーム部27が回動するに従って前側走行車輪25は低くなり、更に、前側可動脚30が軸35を中心に回動すると、一層上下幅が大きくなってレール部10の高さの変化に対応しうる。また、図7は、左側の前側走行車輪25が後側走行車輪26より高く(H1)、左側の前側走行車輪25が右側の前側走行車輪25より高く(H2)、左側の後側走行車輪26が右側の後側走行車輪26より低く(H3)、右側の前側走行車輪25が後側走行車輪26より低くい(H4)ことを示し、夫々レール部10上に載っている。 【0010】また、前記後側走行車輪26は、後側アーム部28の下部を前記前側可動脚30の前側脚部31に相当する後側脚部36の下部に軸37により回動自在に取付け、後側脚部36の上部は前記載置部16側に固定する。この場合、図1では不動載置部18に固定し、図2では不動載置部18の後部に設けた一対の固定枠棒38に固定している。また、図8の実施例では、フレーム枠39の左右の前後枠40に前側可動脚30と後側脚部36を夫々取付け、前記不動載置部18はフレーム枠39に対して前後移動可能に取付ける。したがって、可動枠棒20と可動載置部19を夫々格納して全長を短くすると共に、不動載置部18もフレーム枠39に対して移動させることによりベンチ台6への物品1の載せ替え作業を容易にする。特に、ビニールハウス5の奥側のスペースが少ないとき有効となる。41は前側可動脚30の連結部33を取付ける横枠である。 【0011】しかして、前記前側アーム部27と後側アーム部28および前側脚部31と後側脚部36は、夫々断面コ型形状に形成し、夫々重合するように嵌合させ、前側アーム部27と前側脚部31および後側アーム部28と後側脚部36の夫々の側面が摺接するようにして、回動を案内する作用を期待する(図4、図5)。なお、前側脚部31と後側脚部36の側面に摺接する案内ガイドを別途設けてもよい。また、前側脚部31と後側脚部36には出入り自在の調節軸42を夫々螺合させ、該調節軸42を前側アーム部27と後側アーム部28に当接させることにより、前側アーム部27と後側アーム部28の角度を調節する。また、前側脚部31と後側脚部36には、着脱自在の幅変更用アジャスタ43を設ける。幅変更用アジャスタ43は基部をコ型形状の嵌合部44に形成し、嵌合部44を前側脚部31と後側脚部36に嵌合させて軸着し、幅変更用アジャスタ43の先端に前側アーム部27と後側アーム部28を取付け、幅変更用アジャスタ43の長さ分前側走行車輪25と後側走行車輪26は外側に位置し、間隔の広い通路7内を走行させることができる。 【0012】 【作用】次に作用を述べる。ベンチ通路用台車15の載置部16を、一番短い状態にし、この状態で、左右の前側走行車輪25と後側走行車輪26の夫々を左右のベンチ台6のレール部10上に載置すると、各前側走行車輪25と後側走行車輪26はレール部10上を走行可能となる。この場合、載置部16の不動載置部18には窓部21を設けてあるから、全体長さが両手を広げた長さより長くなっても、窓部21と端部とをつかめるので、一人の作業者でも運搬可能あるいは運搬を容易にする。 【0013】しかして、載置部16は、上下板部材17で構成した不動載置部18と、該不動載置部18内に出入り自在に格納した可動載置部19と、可動載置部19に対して出入り自在の一対の可動枠棒20により構成しているから、可動載置部19を格納した状態で不動載置部18上に前側から順に物品1を載置し、不動載置部18上が一杯になると可動載置部19を手前(後側)に引き出し、この可動載置部19上に前側から順に物品1を載置し、可動載置部19上が一杯になると可動枠棒20を手前(後側)に引き出し、この可動枠棒20上に前側から順に物品1を載置する。 【0014】したがって、狭い通路7で手が届かない不動載置部18の前側から後側の可動枠棒20までの載置部16の全長に亘って物品1を載置し、この状態で、ベンチ通路用台車15を押すと、ベンチ通路用台車15は通路7を奥まで走行し、物品1を運搬する。次ぎに、奥までベンチ通路用台車15を走行させると、可動枠棒20上の物品1を降ろしてベンチ台6上に載置し、可動枠棒20上の物品1を降ろすと、次ぎは可動枠棒20の間に身体を入れて可動載置部19上の物品1を降ろしてベンチ台6上に載置し、可動載置部19上の物品1を降ろすと、可動載置部19を不動載置部18内に格納し、不動載置部18上の物品1をベンチ台6上に載置する。 【0015】したがって、可動枠棒20の後端からはとても手が届かない不動載置部18の前側の物品1でもベンチ台6上に載置できる。即ち、載置部16は全長を長短可変に構成し、短い状態で載置しながら長くするので、全長に亘って物品1の載置が可能となり、また、長い状態でベンチ台6に載置しながら短くするので、全長に亘って載置された物品1の載せ替えが可能となる。しかして、ベンチ通路用台車15の前側走行車輪25、25と後側走行車輪26、26をレール部10上に載置して走行するが、前側走行車輪25と後側走行車輪26は前側アーム部27と後側アーム部28の夫々の上部に設け、前側アーム部27は前側脚部31の下部に、後側アーム部28は後側脚部36の下部に回動自在に取付けているから、前側アーム部27と後側アーム部28が回動することにより前側走行車輪25と後側走行車輪26の高さ位置が変位し、左右のレール部10の高さが相違していても、脱輪することなく走行する。 【0016】この場合、前側走行車輪25、25と後側走行車輪26、26の前後左右のレール部10の高さが相違すると、何れかの車輪が浮くことになるが、左右の前側アーム部27を取付けた左右の前側脚部31は連結部33により連結され、連結部33は左右中央部分を不動載置部18に設けたステー34に軸35に回動自在に取付けているから、左右の前側走行車輪25は、シーソーのように前側可動脚30が左右に傾くことによりレール部10より脱輪しない。したがって、4輪共にレール部10に接地して走行する。しかして、前側脚部31と後側脚部36には出入り自在の調節軸42を夫々螺合させ、該調節軸42を前側アーム部27と後側アーム部28に当接させることにより、前側アーム部27と後側アーム部28の角度を調節するから、左右の走行車輪25、26の間隔を規制することができ、左右のレール部10上にベンチ通路用台車15をセットするのが容易になる。また、前側脚部31と後側脚部36には、着脱自在の幅変更用アジャスタ43を設けているから、ビニールハウス5によって大きく間隔の相違する通路7にも対応させることができる。 【0017】 【効果】本発明は、ビニールハウス5内あるいは屋外の所定の幅を有する通路7の両側に、何れも通路7側に上方に起立するレール部10を有するベンチ台6を並設し、前記レール部10の上に載置される前後に並設した一対の走行車輪と、前記通路7内に位置し該通路7の長さ方向に長くかつ全長を可変しうる載置部16とを有するベンチ通路用台車としたものであるから、短い状態で載置しながら長くするので、全長に亘って物品1の載置が可能となり、また、長い状態でベンチ台6に載置しながら短くするので、全長に亘って載置された物品1の載せ替えが可能となって、作業性の向上、作業効率の向上、作業の容易化を図れる。本発明は、ビニールハウス5内あるいは屋外の所定の幅を有する通路7の両側に、何れも通路7側に上方に起立するレール部10を有するベンチ台6を並設し、前記通路7内に位置し該通路7の長さ方向に長い載置部16と、前記レール部10の上に載置され下部が回動するアーム部の上部に設けられ前後に並設した一対の走行車輪とを有するベンチ通路用台車としたものであるから、前側アーム部27と後側アーム部28が回動することにより前側走行車輪25と後側走行車輪26の高さ位置が変位し、左右のレール部10の高さが相違していても、脱輪することなく走行する。本発明は、前記載置部16は、所定長さの不動載置部18と、該不動載置部18に格納される可動載置部19および可動載置部19に格納される可動載置部19と、前記可動載置部19のうち最端位置の可動載置部19に格納される可動枠棒20とにより構成したベンチ通路用台車としたものであるから、簡単な構成で長さを可変にできる。本発明は、前記不動載置部18には、一人の作業者が両手を指し渡せる位置に窓部21を設けたベンチ通路用台車としたものであるから、セットが容易にできて、操作性、作業性を向上させる。本発明は、前記不動載置部18は、前後何れ側からでも中央の物品1に手が届く長さに形成したベンチ通路用台車としたものであるから、操作性、作業性を向上させる。本発明は、前記走行車輪は載置部16側に下部を回動自在に取付けたアーム部の上部に設けたベンチ通路用台車としたものであるから、載置部16をベンチ台6と略同じ高さにして、作業を容易にする。本発明は、前記走行車輪のうち前後何れか一方の走行車輪は、載置部16側に略中央を回動自在に取付けた連結部33の両側に設けた脚部31の下部に軸着したアーム部の上部に取付けたベンチ通路用台車としたものであるから、前側走行車輪25、25と後側走行車輪26、26の前後左右のレール部10の高さが相違しても、左右の前側アーム部27は連結部33が軸35中心に上下に振れてレール部10より脱輪せず、4輪共にレール部10に接地して走行する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000132219 【氏名又は名称】株式会社スズテック 【識別番号】599156276 【氏名又は名称】有限会社冬の華
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| 【出願日】 |
平成11年11月5日(1999.11.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080470 【弁理士】 【氏名又は名称】新関 宏太郎 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−128506(P2001−128506A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月15日(2001.5.15) |
| 【出願番号】 |
特願平11−314678 |
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