| 【発明の名称】 |
耕耘機のハンドル支持装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】宇都宮 豊和
【氏名】山根 勉
【氏名】伊藤 建治
【氏名】鎌田 直樹
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、エンジン・トランスミッション・単軸の車軸、左右2輪の車輪と後部のロータリ耕耘装置を有する耕耘機において、構造簡単にしてかつ、ハンドル支持構造として強度、剛性とも充分な安定した耕耘機のハンドル支持装置を得ることを目的とする。
【解決手段】前記耕耘機1において、操向用のハンドル12の基部を構成するハンドルフレーム11を、前記トランスミッション3の外側ケースを挟むように装着し、更に、前記ハンドルフレーム11を下方に開口する断面略々コ字状に形成し、前記トランスミッション3の外側ケースを挟んで、貫通する1本の部材14で上下調節可能に装着した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 エンジン・トランスミッション・車輪を有し、操向用のハンドル操作に基づき前進しながら後部のロータリ耕耘装置で耕耘する耕耘機において、前記ハンドルの基部を構成するハンドルフレームを、前記トランスミッションの外側ケースを挟むように装着したことを特徴とする、耕耘機のハンドル支持装置。 【請求項2】 前記ハンドルフレームを、下方に開口する断面略々コ字状に形成し、前記トランスミッションの外側ケースを挟んで、貫通する1本の部材で上下調節可能に装着してなる、ことを特徴とする請求項1記載の耕耘機のハンドル支持装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン・トランスミッション・単軸の車軸、左右2輪の車輪と後部のロータリ耕耘装置を有する耕耘機に係り、詳しくは前記耕耘機を操向するハンドルの本体への装着構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、特開平1−235501号公報で公知のように、プレスにより形成された合わせケース状のトランスミッションケースのフランジ部を左右から挟むように、ハンドルフレーム内側に溶着されたパイプと、合わせケースのフランジ部の孔に、貫通する1本の部材を挿通して、上下調節可能に装着したものは既に知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来、既に知られている、プレスにより形成された合わせケース状のトランスミッションケースのフランジ部を左右から挟むように、ハンドルフレーム内側に溶着されたパイプと、合わせケースのフランジ部の孔に、貫通する1本の部材を挿通して、上下調節可能に装着したものは、図3に示すように、操向用のハンドル12′の基部を構成するハンドルフレーム11′の内側のパイプ3a′の端面とトランスミッションケース3′のフランジ部の接触面がパイプ3a′の端面の肉厚だけであるので、端面から締付力による両者間の摩擦力が不足するばかりでなく、左右のパイプ端面間の距離がフランジ部の厚さだけの極めて小さいため、ハンドルを操作する大きな左右のモーメントに対して強度、剛性とも不足し、ハンドル支持構造として不安定なものであった。 【0004】そこで、本発明は、構造簡単にしてかつ、ハンドル支持構造として強度、剛性とも充分な安定した耕耘機のハンドル支持装置を得ることを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、エンジン(2)・トランスミッション(3)・車輪(6)を有し、操向用のハンドル(12)操作に基づき前進しながら後部のロータリ耕耘装置(8)で耕耘する耕耘機(1)において、前記ハンドル(12)の基部を構成するハンドルフレーム(11)を、前記トランスミッション(3)の外側ケースを挟むように装着し、更に、前記ハンドルフレーム(11)を下方に開口する断面略々コ字状に形成し、前記トランスミッション(3)の外側ケースを挟んで、貫通する1本の部材(14)で上下調節可能に装着して上述の課題を解決した。 【0006】(作用)下方に開口するコ字状のハンドルフレーム(11)を、トランスミッション(3)の外側ケースを挟んで貫通する1本の部材(14)で固定すると、強度、剛性とも充分なハンドル支持構造が得られる。なお、前記固定を緩めると貫通軸を中心にハンドル(12)の上下調節可能となる。 【0007】なお、上述カッコ内の符号は、図面と対照するものであるが、何ら本発明の構成を限定するものではない。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実施の形態例について説明する。 【0009】耕耘機1は、図1に示すように、機体フレーム1の前部にエンジン2を搭載し、エンジン2の動力はトランスミッションケース3内の伝動装置4.車軸5を経て走行車輪6に伝達されると共に、後部に装着されるロータリ耕耘装置8の耕耘軸9にも伝達され、走行車輪6で前進しながら、耕耘軸9に植設された耕耘爪10で、圃場を耕耘する。 【0010】前記耕耘機1は、図1に示すように、単軸の車軸を有する車輛であるため、操向は後方に延設されたハンドル12を、立ち姿勢で人力で操縦・操作し、左右に操向する構造となっている。 【0011】前記トランスミッションケース3は平面視で機体中心線に近く、ほぼ垂直に配置され、構造的には、左右合わせ型の鋳造品で形成され、周囲には左右を締結して連結するための複数個の挿通孔を有するボス3aが設けられている。 【0012】前記ハンドル12の基部となるハンドルフレーム11は、図2に示すように、下方に向け開口した断面略々コ字形の板金製で構成され、その垂直面には、前記トランスミッションケース3のボス3aに対応して複数個の挿通孔を有している。 【0013】前記挿通孔の一つの左右の外側には、ハンドル12の上下調節のための菊座11aが固着されている。 【0014】前記ハンドル12は、左右2本のパイプで構成されその先端部は、断面が潰されて合わせ板状になりその内側には、前記ハンドルフレーム11の菊座11aに対応して菊座12aが固着されている。 【0015】次に本実施の形態例の作用について説明する。 【0016】上記構造に基づき、前記ハンドル12をトランスミッションケース3に装着するには、先ず、図2に示すように、ハンドルフレーム11を、トランスミッションケース3を挟むように上方から被せ、(他の断面のボス部・挿通孔で)トランスミッションケース3に固定し、次に、ハンドル12の菊座12aを、前記ハンドルフレーム11の菊座11aに係合させ、最後に、図2に示すように、側方からハンドル12,ハンドルフレーム11,トランスミッションケース3共通の挿通孔を貫通する1本のボルト14を通し、他端からノブ付ナット15で締め上げる。 【0017】ハンドル12の位置を上下に調整するには、前記ノブ付ナット15を弛めて菊座11aと菊座12aの係合を解除し、ハンドル12の後端を人力で上下させ、所定の高さになれば再びノブ付ナット15で締め上げて所要の位置に固定する。 【0018】 【発明の効果】エンジン・トランスミッション・車輪を有し、操向用のハンドル操作に基づき前進しながら後部のロータリ耕耘装置で耕耘する耕耘機において、前記ハンドルの基部を構成するハンドルフレームを、下方に開口する断面略々コ字状に形成し、前記トランスミッションの外側ケースを挟んで、貫通する1本の部材で上下調節可能に装着したので、ハンドル支持装置の剛性が高く、上下調節段数が増え、部品点数が少なく、重量軽減になった。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001878 【氏名又は名称】三菱農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年7月7日(1999.7.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082337 【弁理士】 【氏名又は名称】近島 一夫 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−16903(P2001−16903A) |
| 【公開日】 |
平成13年1月23日(2001.1.23) |
| 【出願番号】 |
特願平11−193735 |
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