| 【発明の名称】 |
ファン制御装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】鈴木 好道
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| 【要約】 |
【課題】情報処理装置の信頼性を向上させ、故障,トラブル等を防ぐファン制御装置を提供する。
【解決手段】充電可能なバッテリー4と、複数のタイマー出力信号を持つタイマー5と、ファン8の隙間を自動的に塞ぐためのシャッターまたはカバーとを備える。ファン8は、タイマー5によりバックアップ制御され、停電および不意の電源切断に対して、情報処理装置内部の冷却機能を損なうことなく、異常時の対応も実施できる。タイマー5は、電源切断により内部カウンターがスタートし、時間差を持つ2つの信号を出力する。また、バッテリー4の電圧をタイマー5の制御にてオン/オフさせるトランジスタ7と、電源2からの電圧と、バッテリー4の供給電圧とを切り換えるダイオード7とを備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】電源と、前記電源からの供給電圧を用いて充電を制御する充電回路と、前記充電回路を介して充電可能なバッテリーと、複数のタイマー出力信号を持つタイマーと、前記バッテリの電圧を前記タイマー出力によりオン/オフさせるトランジスタと、前記電源からの電圧と前記バッテリからの供給電圧とを切り替えるダイオードとを備え、情報処理装置のファンを制御するファン制御装置において、前記ファンの隙間を自動的に塞ぐためのシャッターまたはカバーを備え、外部からのごみおよび昆虫等の侵入を防止したことを特徴とするファン制御装置。 【請求項2】前記ファンは、前記タイマーによりバックアップ制御され、停電および不意の電源切断に対しても、前記情報処理装置内部の冷却機能を損なわないことを特徴とする、請求項1に記載のファン制御装置。 【請求項3】前記タイマーは、前記電源切断により内部カウンターがスタートし、時間差を持つ2つの信号を出力することを特徴とする、請求項2に記載のファン制御装置。 【請求項4】前記2つの信号は、前記シャッターまたはカバーを開閉させる開閉信号、および前記ファンを回転/停止させる駆動信号であることを特徴とする、請求項3に記載のファン制御装置。 【請求項5】前記駆動信号のオン/オフにより回転/停止する第1のモータと、前記駆動信号のオン,前記開閉信号のオフにて一方に回転し、前記駆動信号のオン並びに前記開閉信号のオンにて他方に回転する第2のモータとを備えたことを特徴とする、請求項4に記載のファン制御装置。 【請求項6】前記シャッターまたはカバーの開閉によりオン/オフする第1および第2のセンサを備え、前記第2のモータは、前記一方に回転した後、前記第1のセンサのオンにより停止し、前記他方に回転した後、前記第2のセンサにより停止すること特徴とする、請求項5に記載のファン制御装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ファン制御装置に関し、特に、外部からのごみなどの侵入を防止するシャッターを有するファン制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】本発明は、情報処理装置の、特に、ファン装置の制御に関して、情報処理装置の故障およびトラブルを防止するために構成されている。このような情報処理装置のファン制御装置部は、一般的に電源が切られると、それに連動してファンも送風を停止する。停止後はファンの隙間が発生するため、外部からファン停止に伴う隙間に対して、ごみまたは昆虫が侵入してしまう場合があり、それが原因で故障,トラブルが発生してしまう。従来技術に開示された手法は、本発明の実施例の図である図2の比較から明らかなように、ファンの隙間に対してバックアップ手段を備え、自動的にファンの隙間を塞ぐという構成を有していない。このため、ファン停止後に外部からのごみおよび昆虫等の侵入が可能となってしまう。その結果、故障,トラブルが発生してしまうという欠点がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来の技術では、ファンの隙間に対してバックアップ手段を有していないために、ごみおよび昆虫などが侵入して故障,トラブルが発生するという問題があった。 【0004】そこで、本発明の主な目的は、情報処理装置の信頼性を向上させ、故障,トラブル等を防ぐファン制御装置を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明のファン制御装置は、電源と、電源からの供給電圧を用いて充電を制御する充電回路と、充電回路を介して充電可能なバッテリーと、複数のタイマー出力信号を持つタイマーと、バッテリの電圧をタイマー出力によりオン/オフさせるトランジスタと、電源からの電圧とバッテリからの供給電圧とを切り替えるダイオードとを備え、情報処理装置のファンを制御するファン制御装置において、ファンの隙間を自動的に塞ぐためのシャッターまたはカバーを備え、外部からのごみおよび昆虫等の侵入を防止したことを特徴とする。 【0006】また、ファンは、タイマーによりバックアップ制御され、停電および不意の電源切断に対しても、情報処理装置内部の冷却機能を損なわないのが好ましい。 【0007】さらに、タイマーは、電源切断により内部カウンターがスタートし、時間差を持つ2つの信号を出力するのが好ましい。 【0008】またさらに、2つの信号は、シャッターまたはカバーを開閉させる開閉信号、およびファンを回転/停止させる駆動信号であるのが好ましい。 【0009】また、駆動信号のオン/オフにより回転/停止する第1のモータと、駆動信号のオン,開閉信号のオフにて一方に回転し、駆動信号のオン並びに開閉信号のオンにて他方に回転する第2のモータとを備えるのが好ましい。 【0010】さらに、シャッターまたはカバーの開閉によりオン/オフする第1および第2のセンサを備え、第2のモータは、一方に回転した後、第1のセンサのオンにより停止し、他方に回転した後、第2のセンサにより停止するのが好ましい。 【0011】 【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。 【0012】図1は、本発明のファン制御装置の実施の形態の構成を示す概略図である。本発明は、情報処理装置におけるファン制御装置に関して、充電可能なバッテリー4と、複数のタイマー出力信号を持つタイマー5と、トランジスタ6と、ダイオード7と、自動開閉シャッターが内臓されたファン8とを設けたことを特徴としている。図1に示すように、本発明によるファン制御装置は、電源2と、充電回路3と、バッテリ4と、タイマー5と、トランジスタ6と、ダイオード7と、ファン8という構成に対し、本発明に従って、ファンに自動開閉可能なシャッターを設けている。このファン8は、自動的にシャッターを開閉するという動作を実行する。従って、ファン8停止時にファン8の隙間を自動的に塞ぐことができるため、外部からのごみ及び、昆虫等の侵入を防止し、装置の故障,トラブル等を防ぐという効果が得られる。また、タイマー監視によるバックアップ制御を実施しているため、停電および不意の電源切断時についても、情報処理装置内部の冷却機能を損なうことなく、異常時の対応も実施できるという特徴を有している。 【0013】 【実施例】次に、図面を参照して、本発明の実施例について詳細に説明する。 【0014】図1を参照して、本発明のファン制御装置の実施例について説明する。図1において、情報処理装置1の内部には、電源2と、電源2投入による供給電圧を用いて、バッテリー4に対する充電を制御する充電回路3と、充電可能なバッテリー4と、電源2の切断により内部カウンターがスタートし、時間差を持つ2つの制御信号を出力するタイマー5と、バッテリー4の電圧をタイマー5の制御にてオン/オフさせるトランジスタ6と、電源2からの電圧とトランジスター6のオン/オフにより接続されるバッテリー4の供給電圧とを切り換えるダイオード7と、開閉信号14,駆動信号15の組み合わせにてシャッターの開閉を自動的に実施するシャッター付ファン8とを有している。 【0015】図2は、本発明のファン制御装置の実施例におけるシャッター付ファン8の詳細図である。駆動信号15のオン/オフにより回転/停止するモータ9と、駆動信号15のオン,開閉信号14のオフにて左に回転し、センサー12のオンで停止し、駆動信号15のオン並びに開閉信号14のオンにて右に回転し、センサー13のオフで停止するモータ10と、モータ10の回転方向に連動して開閉するシャッター11と、シャッター11の開閉によりオン/オフするセンサー12,13とを有している。本発明に従って設けられたファン8は、ファン8に内臓されたシャッターの開閉を自動的に行うことができる。図1に示した充電回路3は、当業者にとってよく知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成は省略する。 【0016】次に、図1,図2を参照して、本発明の実施例の動作について説明する。尚、シャッター付ファン8の部分に関しては、図2を用いて説明する。図1において情報処理装置1の電源2が投入されると、充電回路3はバッテリー4の電圧レベルを監視し、その電圧レベルに応じて充電を開始する。同時にタイマー5はリセットされ、開閉信号14をオフ並びに、ダイオード7出力の駆動信号15をオンにする。シャッター付ファン8は、開閉信号14オフ,駆動信号15オンの条件によりモータ9を回転させる。同時にモータ10を左に回転させ、センサー12がオンするまでの間、回転を継続する。尚、センサー12は、シャッター11が完全に開いた状態を検出してオンとなる。又、電源2が切断されると、ダイオード7は電源2からの供給電圧をダイオード6を介して供給しているバッテリー4からの電圧に切り換えて、駆動信号15のオンを継続させる。従って、シャッター付ファン8は停止することなく、駆動し続けることができる。同時にタイマー5のリセットが解除され、タイマー5内部のカウンタがスタートし、一定時間経過後に開閉信号14をオンにする。シャッター付ファン8は、開閉信号14オン,駆動信号15オンの条件でモータ10を右に回転させ、センサー13がオフするまでの間、回転を継続する。センサー13は、シャッター11が完全に閉じた状態を検出してオフとなる。その後タイマー5がトランジスタ6をオフする。ダイオード7ではトランジスタ6のオフによるバッテリー4からの供給電圧切断により、駆動信号14をオフする。駆動信号14のオフによりシャッター付ファン8はモータ9の駆動を停止する。 【0017】次に、本発明の他の実施例について説明する。 【0018】図3は、本発明の他の実施例の構成を示す概略図である。本発明の他の実施例として、その基本的構成は上記の実施例と同様であるが、ファン装置についてさらに工夫している。その構成図を図3に示す。本図において、カーバー付ファン16は、電源端子26,27の組み合わせにより、モータの回転方向が決まるモータ17と、モータ17の回転に連動して動作するギア18,19,20,21,22と、ギア18,19,20,21.22の回転に連動して開閉が実施されるカバー23,24と、外部入力信号であり、ファンを回転/停止させるための駆動信号25,モータ17の回転方向を制御する電源信号26,27とを有している。 【0019】次に、本発明の他の実施例の詳細な動作について説明する。駆動信号25がオンされると、ファンが回転を開始する。さらに、電源信号26,27の組み合わせにより、独立したモータ17を駆動させる。このとき、ギア18,19,20,21,22は、モータ17の回転に連動して動作することから、ギア18,19,20,21.22の回転に連動してカバー23,24が開閉する。カバー23,24が開くためには、電源端子26がオン,電源端子27がオフの条件にて、モータ17が左に回転する。モータ17が左に回転すると、ギア18,19,20,21,22がそれに連動してカバー23,24を開き、ファンの送風を有効にする。その後、電源端子26をオフしてモータ17を停止させる。カバー23,24を閉じるためには、電源端子26がオフ,電源端子27がオンの条件にて、モータ17が右に回転する。モータ17が右に回転すると、ギア18,19,20,21,22がそれぞれ連動してカバー23,24を閉じ、ファンの送風を無効にする。その後、電源端子27をオフしてモータ17を停止させる。よって、カバー23,24を閉じることでファンの隙間を塞ぎ、外部からのごみ及び、昆虫等の侵入を防止することができる。 【0020】 【発明の効果】以上説明したように、本発明により、ファンに内臓されたシャッターを自動的に開閉できるので、ファン停止時にファンの隙間を塞ぎ、外部からのごみ及び昆虫等の侵入を防止することができるという効果を奏する。 【0021】また、これにより、ごみ並びに、昆虫等の侵入が原因で発生する装置の故障,トラブル等を防げるという効果を奏する。 【0022】さらに、停電及び、不意の電源切断時でもバッテリー内臓によるバックアップ制御が組み込まれているため、ファンに内臓されたシャッターを通常処理と同じ様に閉じることもできるという効果を奏する。 【0023】またさらに、電源がバックアップされており、タイマー機能により一定時間のファン制御が可能であるため、電源が切断されても情報処理装置内部の上昇した温度を継続して冷却することができ、装置の故障の対策及び、電子部品の寿命をも向上させるという効果も奏する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000165033 【氏名又は名称】群馬日本電気株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年6月4日(1999.6.4) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100086645 【弁理士】 【氏名又は名称】岩佐 義幸
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| 【公開番号】 |
特開2000−349478(P2000−349478A) |
| 【公開日】 |
平成12年12月15日(2000.12.15) |
| 【出願番号】 |
特願平11−157493 |
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