| 【発明の名称】 |
入出力ボックス及び記録・再生装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】小野寺 淳一
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| 【要約】 |
【課題】アナログ用の音声入出力ポートを取り付けるために設けられるとともに、サーバとは別個にラックの中に取り付ける入出力ボックスの取付自由度を大きくする。
【解決手段】子機としてのサーバに接続するためのキャノンコネクタ25を有する入出力部21に対し、親機としてのサーバに接続するためのマルチコネクタを有するインターフェース部22を回動自在に結合し、入出力部21、インターフェース部22をアングル23を介して夫々ラックに取り付ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 親機に接続するためのマルチコネクタと、マルチコネクタに接続されるとともに子機に接続するためのキャノンコネクタとを有する入出力ボックスにおいて、マルチコネクタを有するインターフェース部と、キャノンコネクタを有する入出力部とを設け、入出力部に対してインターフェース部を相対的に回動可能に設けたことを特徴とする入出力ボックス。 【請求項2】 前記入出力部に対するインターフェース部の相対的な回動角度が所定の値を越えないように回動角制限手段を設けた請求項1に記載の入出力ボックス。 【請求項3】 前記入力部と前記インターフェース部との対向面のうちのいずれか一方には、溝又は溝に嵌まり込む突起のうちのいずれか一方を、回動する軸を中心とする円に沿って一定の角度ごとに形成し、他方には溝又は突起のうちの他方を形成し、溝又は突起のうちの一方を他方へ向かって付勢する付勢手段を設けた請求項1に記載の入出力ボックス。 【請求項4】 親機に接続するためのマルチコネクタと、マルチコネクタに接続されるとともに子機に接続するためのキャノンコネクタとを有する入出力ボックスを取り付けた記録・再生装置において、マルチコネクタを有するインターフェース部と、キャノンコネクタを有する入出力部とを設け、入出力部に対してインターフェース部を相対的に回動可能に設けたことを特徴とする記録・再生装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は入出力ボックス及び記録・再生装置に関し、入出力ボックスの取り付けの自由度を大きくしたものである。 【0002】 【従来の技術】放送局では、映像及び音声を記録したり編集したり再生したりするための記録・再生装置が用いられている。記録・再生装置の構成を図10,図11に示す。図のように、ラック1の中に複数の機器が収容されている。ラック1は4本の支柱1aと左右の側板1bと背面板1cと天井板1dとキャスタ1eとで構成されている。 【0003】ラック1の内部には機器が段積みされている。図10,図11中、2はAVサーバと呼ばれるHDDセット、3はプロセッサ、4はモニタ、5は電源である。夫々の機器は図11(b)に示すようにラックマウント板6に取り付けられており、ラックマウント板6をスライドレール7に沿って水平方向へ挿入し、前面板6aの孔6bに挿入した止めねじを支柱1aのタップ孔へねじ込むことで取り付けられている。 【0004】夫々のHDDセット2は、ハードディスク・ドライブを複数設けたものであり、放送局用VTR複数台分に相当する。夫々のHDDセット2の背面には入力ポートと出力ポートとが複数設けられている。HDDセット2ではデジタル信号の使用がメインであるためにデジタル信号の映像用及び音声用の入出力ポートと、アナログ信号の映像用の入出力ポートとは背面側に設けられているが、アナログ信号の音声用の入出力ポートは取付スペースが足りないことと必要性が少ないこととから設けられていない。 【0005】一方、オプションとして入出力ボックスとマルチケーブルとアナログ信号の入力用と出力用とのプロセッサボードとが設けられている。そして、図12のようにHDDセット2の背面に設けられたマルチコネクタ18と入出力ボックス16に設けられたマルチコネクタ16bとをマルチケーブル17を介して接続するとともにオプションのプロセッサボードをHDDセット2に装着すると、入出力ボックス16に設けられた入力ポートや出力ポートから音声用のアナログ信号を入出力することができる。 【0006】この入出力ボックス16として、従来は図13に示す構造のものが用いられていた。図中、16aは入出力ポートとしてのキャノンコネクタ、16bはマルチコネクタ、16cは取付部、16dは取手である。図13(a)のように入出力ボックス16はラック1の背面側から挿入し、取付部16cの取付孔16e及び座金16fに挿入したネジ16gを支柱1aに形成されたタップ孔1fにねじ込むことによって取り付ける。そして、図12のようにマルチケーブル17を介してマルチコネクタ16bとHDDセット2の背面のマルチコネクタ18とを接続する。そして、子機としての他のHDDセット2を、キャノンケーブル19を介して入出力ボックス16のキャノンコネクタ16aに接続する。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】ところが、マルチコネクタやキャノンコネクタの軸心の方向が水平方向に固定されているため、ケーブルの取り付け形状が複雑になってケーブルに無理な力が加わったり、図12のようにケーブルがラックの背面からとび出して背面板が取り付けられなくなったりする。 【0008】そこで本発明は、斯かる課題を解決した入出力ボックス及び記録・再生装置を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するための請求項1に係る入出力ボックスの構成は、親機に接続するためのマルチコネクタと、マルチコネクタに接続されるとともに子機に接続するためのキャノンコネクタとを有する入出力ボックスにおいて、マルチコネクタを有するインターフェース部と、キャノンコネクタを有する入出力部とを設け、入出力部に対してインターフェース部を相対的に回動可能に設けたことを特徴とし、請求項2に係る入出力ボックスの構成は、請求項1において、前記入出力部に対するインターフェース部の相対的な回動角度が所定の値を越えないように回動角制限手段を設けたことを特徴とし、請求項3に係る入出力ボックスの構成は、請求項1において、前記入力部と前記インターフェース部との対向面のうちのいずれか一方には、溝又は溝に嵌まり込む突起のうちのいずれか一方を、回動する軸を中心とする円に沿って一定の角度ごとに形成し、他方には溝又は突起のうちの他方を形成し、溝又は突起のうちの一方を他方へ向かって付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする。 【0010】請求項4に係る記録・再生装置の構成は、親機に接続するためのマルチコネクタと、マルチコネクタに接続されるとともに子機に接続するためのキャノンコネクタとを有する入出力ボックスを取り付けた記録・再生装置において、マルチコネクタを有するインターフェース部と、キャノンコネクタを有する入出力部とを設け、入出力部に対してインターフェース部を相対的に回動可能に設けたことを特徴とする。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明による入出力ボックス及び記録・再生装置の実施の形態を説明する。 (a)実施の形態1まず、実施の形態1について説明する。 【0012】図5に示すのは、いわゆるビテオサーバと呼ばれる放送用機器であり、HDDセット2に相当する。ビテオサーバは、複数のプロセッサボード11と複数のハードディスクドライブ9等で構成されている。夫々のプロセッサボード11は割り当てられたタイムスロットで動作して複数のハードディスクドライブ9にアクセスするようになされ、複数チャンネルの同時入出力を実現している。ちなみにタイムスロットを発生するタイムスロット発生回路はプロセッサボード11と同じ基板にマウントされている。図中、8はマザーボード、10はハードディスクドライブ用インターフェースボード、12は電源、13はファン、14はフロントパネル、15はコントロールパネル、16は入出力ボックス、17はマルチケーブルである。 【0013】入出力ボックスユニットの構成を図1に示す。入出力ボックスユニット40は、入出力ボックス20と、入出力ボックス20をラックに取り付けるための一対のアングル23とで構成されている。入出力ボックス20は、入出力ポートを有する入出力部21と、HDDセットに接続するためのインターフェース部22とで構成されている。 【0014】インターフェース部22と入出力部21とは共に、その横断面形状が縦横aの正方形であり、水平方向への長さが相互に異なっている。インターフェース部22には、入出力ボックス20をマルチケーブルを介して親機としてのAVサーバであるHDDセット2に接続するためのマルチコネクタ24が正方形をなす四っの面のうちの一つの面に取り付けられている。一方、入出力部21には、入出力ボックス20をキャノンケーブルを介して子機としての他のAVサーバやVTRに接続するためのキャノンコネクタ25が、正方形をなす四っの面のうちのひとつの面に取り付けられている。図1(b)において、キャノンコネクタ25のうちのキャノンコネクタ25aは入力用でありキャノンコネクタ25bは出力用である。そして、図中の上下のものがL,Rと対応する。 【0015】入出力部21に対してインターフェース部22を相対的に270度だけ回動できるように構成されている。以下にその構造を説明する。 【0016】図2に示すように入出力部21の側面には貫通孔21aが形成されている。そして、貫通孔21aの外側にはアース板26とクリック板27とが取り付けられている。アース板26は金属板をリング状にくり抜き、円周方向の4ケ所に立ち上げ部26aを形成したものである。クリック板27は樹脂をリング状に形成するとともにアース板26及び貫通孔21aに嵌まり込むインロー部27aを形成したものである。図3に示すようにクリック板27のインターフェース部22側には円に沿って270°(90°+180°)の範囲に回動角制限手段を構成する円周溝27bが形成されており、前記立ち上げ部26aがはいり込んで反対側まで突出するように4つのスリット27cが形成されている。このほか、クリック板27における円周溝27bの外側には、円周方向へ90°ごとに半径方向へ長い小さな突起27dが4つ形成されている。 【0017】入出力部21とアース板26とクリック板27との三者を相対的に位置決めするために、クリック板27には一対の突起27eが形成される一方、アース板26と入出力部21とには一対の位置決め孔26b,21bが形成され、突起27eが位置決め孔26b,21bに嵌合されている。また、上記三者を結合するために、クリック板27とアース板26とには3つの取付孔27f,26cが形成されるとともに入出力部21には3つのタップ孔21cが形成され、夫々の取付孔27f,26cに挿入された皿ネジ28がタップ孔21cにねじ込まれている。 【0018】一方、インターフェース部22にも貫通孔22dが形成され、インターフェース部22の内側にはクリック受板29が取り付けられている。クリック受板29も樹脂をリング状に形成するとともに貫通孔22dに嵌まり込むインロー部29aを形成したものである。インロー部29aの側面には前記円周溝27bの中へ遊嵌されてインターフェース部22と入出力部21との相対的な回動角度を制限するために回動角制限手段を構成する突起29bが円弧に沿って形成されている。また、前記突起27dがはいり込むことによりクリック感を出すための半径方向へ長い溝29cが円周方向へ90°ごとに形成されている。 【0019】クリック受板29とインターフェース部22とは、クリック受板29に形成された一対の突起29dをインターフェース部22に形成された一対の位置決め孔22eに嵌合した状態で、インターフェース部22に形成された3つの取付孔22cに挿通した皿ネジ30をクリック受板29に形成されたタップ孔29eにねじ込むことにより結合されている。 【0020】以上のようにして結合されたインターフェース部22と入出力部21とを回動自在に結合するため、ねじ軸31が設けられている。ねじ軸31は円筒部31aとフランジ部31bとで構成され、円筒部31bの先端の外周面にねじ部31cが形成されている。付勢手段としての波ワッシャ32に円筒部31aを挿通したのちにねじ軸31がインターフェース部22の内部からクリック受板29等そしてクリック板27等に挿通され、入出力部21の内部においてねじ部31cにジョイントノブ33がねじ込まれている。クリック板27の内周面に形成された凸部27gがねじ軸31の外周面に形成された凹部31dに嵌合するため、ねじ軸31の回動が拘束され、ジョイントノブ33がゆるむことはない。 【0021】上記ねじ軸31の内部には図示しないハーネスが挿通され、このハーネスを介してインターフェース部22に設けたマルチコネクタ24と入出力部21に設けたキャノンコネクタ25とが接続されている。図2における入出力部21及びインターフェース部22にはL字形の横断面形状を有する長さの異なる図示しない蓋が取り付けられ、夫々が開口部を閉塞した筐体となっている。 【0022】以上のようにして結合された入出力部21とインターフェース部22とには、入出力ボックス20をラック1に取り付けるための一対のアングル23が取り付けられている。入出力部21に対してインターフェース部22を90°ステップで相対的に回動させてラック23に取り付けることができる一方、ラツク1に対するアングル23の取付姿勢は一定であることから、入出力部21,インターフェース部22に対してアングル23を90°ステップて回動させて結合することができ、かつアングル23に対して入出力部21,インターフェース部22を水平方向へスライドさせて結合することができるように構成されている。以下にその構成につい説明する。 【0023】図4(a)はインターフェース部22の側面であり、図4(b)はアングル23である。インターフェース部22におけるマルチコネクタ24の取り付けられた面を基準にすると、前記のように円周溝27bに突起29bがはいり込んで入出力部21に対してインターフェース部22は図4(a)に示す270°の範囲で回動できることから、Aの位置にあったマルチコネクタ24は、時計方向へ90°回動させるとB位置を占め、反時計方向へ90°,180°回動させるとC位置,D位置を占める。 【0024】アングル23における直線(イ)上にピッチPで一対の取付孔23aを形成する一方、インターフェース部22の直線(a)上にピッチPで一対のタップ孔22aを形成し、取付孔23aに挿通した一対のねじ34をタップ孔22aにねじ込むと、図1(c)のようにインターフェース部22とアングル23とが略重なった状態になる。アングル23をラツク1に固定した状態でマルチコネクタ24がA位置ではなくB,C,D位置を占める状態に設定できるように、インターフェース部22における直線(b),(c),(d)の上にも夫々一対のタップ孔22aが同一ピッチPで形成されている。また、アングル23をラック1に固定した状態でインターフェース部22を図4(b)中の右方へ約15mmずつスライドできるようにするため、アングル23には直線(イ)とは15mmステップで離れた直線(ロ),(ハ),(ニ)の上に夫々一対の取付孔23aが同一ピッチPで形成されている。 【0025】このほか、インターフェース部22に対して相対的にアングル23を回動させたりスライドさせたりする際にアングル23がインターフェース部22から分離して煩雑になるのを防止するため、インターフェース部22の中央にタップ孔22bが形成される一方、アングル23の中央から右へ向かって長い長孔23bが形成され、長孔23bに挿通された支持軸としてのネジ35がタップ孔22bにねじ込まれている。ネジ35を締めても、アングル23はインターフェース部22に対して自由に回動したりスライドしたりできるようになっている。図1(b)に示すように、アングル23におけるラック1への取付面にはネジを挿入するための一対の取付孔23cが形成されている。 【0026】他方のアングル23と入出力部21との結合部の構成も、前述したアングル23とインターフェース部22との結合部の構成と同じである。 【0027】次に、斯る入出力ボックスユニット及び記録・再生装置の作用を説明する。まず、図6(a)に示すようにマルチコネクタ24及びキャノンコネクタ25がラック1の背面側を向いた状態で入出力ボックス20をラック1の背面から取り付けるには以下のようにして行う。図4(a)(b)における直線(イ)上の一対の取付孔23aに挿通したネジ34を直線(a)上の一対のタップ孔22aにねじ込んで一方のアングル23をインターフェース部22に固定し、他方のアングル23と入出力部21との取り付けも同様にして行う。その後、ワッシャ36とアングル23の取付孔23cに挿入したネジ37を介して入出力ボックス20を一対の支柱1aに取り付ける。 【0028】次に、マルチコネクタ24及びキャノンコネクタ25が図6(b)のように上を向いた状態で入出力ボックス20をラック1の背面から取り付けるには、ネジ35を中心としてアングル23を90°回動させたのちに、図4(a)(b)における直線(イ)上の一対の取付孔33aに挿通したネジ34を直線(b)上のタップ孔22aにねじ込む。その他については前記と同じである。 【0029】このほか、マルチコネクタ24及びキャノンコネクタ25が下を向いたり前方を向いたりした状態で入出力ボックス20を取り付けるには、直線(c)上の一対のタップ22aを用いたり、直線(d)上の一対のタップ22aを用いたりする。 【0030】次に、図7(a)に示すようにマルチコネクタ24及びキャノンコネクタ25がラック1の背面側を向いた状態で、入出力ボックス20がラック1の前方へスライドした状態に取り付けるには以下のように行う。図4(a)(b)における直線(ニ)上の一対の取付孔23aと直線(a)上の一対のタップ孔22aとを用いる。アングル23を水平方向へスライドさせると、タップ孔22bへねじ込まれているネジ35は長孔23bに沿って移動することになる。この結果、アングル23とインターフェース部22とネジ34との関係は図7(b)のようになる。スライド量を少なくするには直線(ニ)上の取付孔23aに代えて直線(ロ),(ハ)上の取付孔23aを用いる。 【0031】マルチコネクタ24及びキャノンコネクタ25が上を向いたり下を向いたり前方を向いたりした状態で入出力ボックス20をスライドさせるには、直線(b)上のタップ孔22aあるいは直線(c)上のタップ孔22aあるいは直線(d)上のタップ孔22aを用いて同様に行う。 【0032】以上はマルチコネクタ24とキャノンコネクタ25とが同一方向を向いた構成の場合であるが、異なる方向を向いた状態で取り付けることもできる。図4(ab)に示すように入出力部21に対してインターフェース部22を時計方向へ90°あるいは反時計方向へ180°回動させることができる。つまり、円周溝27bが形成された270°の範囲内で突起29bが動くことによって前記の動きが達成され、ねじ軸31の内部に配設されたハーネスのねじり角は270°以内に制限されることから、ハーネスが損傷することはない、入出力部21に対してインターフェース部22を回動させる際には、波ワッシャ32の付勢力によってクリック板27がクリック受板29に押圧されており、4つの突起27dが4つの溝29cに嵌まり込むと回動に対する抵抗力が大きくなる。このため、インターフェース部22を90°回動させる都度にクリック感が生じ、クリック感が生じた状態で正確に位置決めされたことになる。 【0033】入出力部21に対してインターフェース部22を図4(a)のA位置からB,C,D位置へ夫々回動させるとアングル23も共に回動してラック1に取り付けられなくなってしまう。このため、アングル23だけを逆方向へ回動させて元の姿勢に戻すため、図4(a)の直線(a)上のタップ22aに代えて直線(b)(c)(d)上のタップ22aに一対のネジ34がねじ込まれる。 【0034】上記においては入出力部21におけるキャノンコネクタ25が背面側を向いた状態であったが、他の三方を向いた状態にすることもできる。つまり、入出力部21の向きである4方向と、インターフェース部22の向きである4方向と、入出力ボックス20のスライド位置である4位置とについて、4×4×4=64から64通りの組み合わせができる。 【0035】図8(a)のようにマルチコネクタ24をラック1の背面側へ向けて取り付ける一方、キャノンコネクタ25を上方へ向けて取り付けた構成にした場合は、入出力ボックス20を前方へスライドさせて取り付けることができるので、マルチケーブル17に干渉することはなく背面板を取り付けることができる。 【0036】また、図8(b)に示すようにマルチコネクタ24を下方へ向けて取り付ける一方、キャノンコネクタ25を上方へ向けて取り付ける構成にした場合は、マルチケーブル17及びキャノンケーブル19の長さは短くして足りるだけでなく、ケーブルの曲率半径が大きいことから無理な力の加わらない曲げ形状にすることができる。 (b)実施の形態2次に、実施の形態2について説明する。この実施の形態2はインターフェース部と入出力部との結合部の構造が異なるだけなので、当該部分についてのみ説明する。 【0037】図9に示すように入出力部21の側面には正方形の筒部21dの一端が固着され、筒部21dを介して入出力部21の内外が連通している。一方、インターフェース部22における入出力部21との対向面には筒部21dが隙間なくはいり込む図示しない正方形の開口部が形成されている。 【0038】前記筒部21dにおける夫々の辺には一対のタップ孔21eが形成される一方、インターフェース部22における夫々の辺にはタップ孔21eと対向する位置に一対の孔22fが形成されている。そして、夫々の孔22fに挿通されたネジ38がタップ孔21eにねじ込まれている。 【0039】インターフェース部22と入出力部21との相対的な角度を変える場合は、ネジ38を取り外したのちに筒部21dからインターフェース部22を抜き取り、時計方向あるいは反時計方向へ90°あるいは180°回動させて挿入する。そして、ネジ38をねじ込んで固定する。 【0040】その他の構成,作用は実施の形態1と同じなので、説明を省略する。 【0041】なお、実施の形態1ではクリック板に円周溝を形成し、クリック受板に突起を形成したが、形成されるクリック板とクリック受板とを入れ替えてもよい。また、回動角度としては270°に限定されるものではなく、ねじりによりハーネスが損傷しない範囲であればよい。更に、クリック感を出すための突起又は溝のうちのいずれか一方を単一にしてもよい。また更に、付勢手段としての波ワッシャと突起とに代えて鋼球とバネとをクリック板に形成した穴の中に収容する構成にすることもできる。 【0042】 【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項1,4に係る入出力ボックス及び記録・再生装置によれば入出力ボックスにおける入出力部に対してインターフェース部が回動可能なので、配線のためのスペースが少なくてすむとともに機器の配置の自由度が大きくなる。また、入出力ボックスに接続するケーブルの曲率半径が小さくならず、ケーブルに無理な力が加わるようなこともない。 【0043】請求項2に係る入出力ボックスによれば、入出力部に対するインターフェース部の相対的な回動角度を制限する回動角制限手段を設けたので、マルチコネクタとキャノンコネクタとを接続するハーネス等がねじれて損傷するおそれがない。 【0044】請求項3に係る入出力ボックスによれば、一定の角度回動するたびに突起が溝に嵌まり込んでクリック感を生じるので回動角度の設定が容易である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002185 【氏名又は名称】ソニー株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年6月3日(1999.6.3) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062199 【弁理士】 【氏名又は名称】志賀 富士弥 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−349470(P2000−349470A) |
| 【公開日】 |
平成12年12月15日(2000.12.15) |
| 【出願番号】 |
特願平11−157187 |
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