トップ :: H 電気 :: H05 他に分類されない電気技術




【発明の名称】 電子機器の配線基板保持装置とビデオカメラ
【発明者】 【氏名】朏島 秀樹

【要約】 【課題】配線基板に加えられる垂直方向の荷重によって、その配線基板が撓むことを防止すること。

【解決手段】シャーシ5の上方位置に水平に配置された配線基板22とそのシャーシ5との間にモールド部品で構成された補強部品32を介在されて、その補強部品32に一体成形した複数の基板支持部31A、31Bで上記荷重を下方から受け止めるようにしたもの。
【特許請求の範囲】
【請求項1】プレス部品で構成された外装部品と、上記外装部品と平行に配置され、かつ、上記外装部品側に向けて垂直方向の荷重が加えられる配線基板と、上記配線基板に加えられる垂直方向の荷重をその配線基板の上記外装部品側から受け止める基板支持部とを備えたことを特徴とする電子機器の配線基板保持装置。
【請求項2】請求項1に記載の電子機器の配線基板保持装置において、上記基板支持部を上記外装部品に形成したことを特徴とする電子機器の配線基板保持装置。
【請求項3】プレス部品で構成された外装部品と、上記外装部品の上部に平行に配置された第1配線基板と、上記第1配線基板上にボード・ツー・ボードコネクタによって垂直状に、かつ、脱着可能に接続された第2配線基板と、上記外装部品と上記第1配線基板との間に配置され、上記外装部品側に向けて上記第1配線基板に加えられる垂直方向の荷重をその第1配線基板の上記外装部品側から受け止める補強部品とを備えたことを特徴とする電子機器の配線基板保持装置。
【請求項4】請求項2に記載の電子機器において、上記補強部品を合成樹脂等で成形したことを特徴とする電子機器の配線基板保持装置。
【請求項5】請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4に記載の配線基板保持装置を備えたことを特徴とするビデオカメラ。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、CCDビデオカメラ等に適用するのに最適な電子機器の配線基板保持装置とビデオカメラの技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子機器の一例であるCCDビデオカメラにおける角筒型のカメラ筐体内には配線基板保持装置が収納されている。そして、この配線基板保持装置には、シャーシ上等にネジ止めしたマザーボード等の第1配線基板の上部に信号処理系等の複数の第2配線基板をそれぞれボード・ツー・ボードコネクタによって垂直状に、かつ、脱着可能に接続する方式が多く、この方式によれば、配線基板保持装置全体をコンパクトに構成することができる。しかし、例えば、振動等の条件が過酷なFA(ファクトリーオートメーション)装置や自動車等にCCDビデオカメラ等の電子機器を搭載した場合には、外部振動によってボード・ツー・ボードコネクタ部分が離脱し易いために、複数の第2配線基板の上端側をそれぞれシャーシにネジ止めしておく必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、複数の第2配線基板をそれぞれシャーシにネジ止めする方式は、構造が複雑であり、組立や分解が不便であり、生産性が低い。また、複数の第2配線基板の上端側をシャーシにネジ止めしない場合には、これら複数の配線基板に搭載される多数の電子部品の総合荷重等の自重による垂直方向の荷重が水平な第1配線基板に加えられて大きな負荷となり、その第1配線基板に撓みが発生して、配線パターンの剥離やコネクタ端子部へのクラック発生等の問題を引き起す可能性が非常に高くなる。
【0004】本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであって、配線基板に加えられる垂直方向の荷重によって、その配線基板に撓みが発生することを未然に防止できるようにした電子機器の配線基板保持装置とビデオカメラを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するための本発明の電子機器の配線基板保持装置は、配線基板に加えられる垂直方向の荷重を外装部品側から受け止める基板支持部を設けたものである。
【0006】上記のように構成された本発明の電子機器の配線基板保持装置は、配線基板に加えられる垂直方向の荷重を外装部品側から基板支持部で受け止めることができるので、その荷重が負荷になって第1配線基板が撓むことを未然に防止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したCCDビデオカメラの実施の形態を図を参照して説明する。
【0008】まず、図9は、電子機器及びビデオカメラの一例であるCCDビデオカメラ1全体を示したものであって、このCCDビデオカメラ1の筐体であるカメラ筐体2は、外装部品を構成しているフロントパネル3と、リアパネル4と、ボトムカバーを兼用するシャーシ5と、トップカバー6とによって角筒型の中空構造に構成されている。そして、フロントパネル3及びリアパネル4はアルミニウム等のダイカスト部品等にて構成されていて、シャーシ5は板金等のプレス部品やアルミニウム等のダイカスト部品で構成され、トップカバー6は板金等のプレス部品で構成されている。そして、シャーシ5及びトップカバー6の前後両端を複数のネジ7によってフロントパネル3及びリアパネル4に締結して角筒型のカメラ筐体2を構成している。そして、フロントパネル3にはレンズマウント部10が一体成形されていて、リアパネル4には入出力端子11や複数の調整用スイッチ類等が取り付けられている。
【0009】次に、図5及び図6はカメラ筐体2の内部に収納された配線基板保持装置21全体を示したものであって、マザーボードである第1配線基板22をシャーシ5の上部に水平状に配置して、その第1配線基板22の前後両端の四隅をシャーシ5の上部に4つのスペーサ23を介して4本のネジ(図示せず)で締結するか、又は、その第1配線基板22の前後両端の四隅をフロントパネル3及びリアパネル4に一体成形された基板取付部上に4本のネジ(何れも図示せず)によって締結する。SG基板、PS基板及びPR基板等の信号処理系の配線基板で構成された複数の第2配線基板24を第1配線基板22上にカメラ筐体2の長さ方向(光軸方向)と平行状に立てるようにして、これら複数の第2配線基板24をそれぞれボード・ツー・ボードコネクタ25によって第1配線基板22上に垂直方向から脱着可能に接続している。
【0010】そして、合成樹脂等のモールド部品によってほぼ角柱状に構成された1つ又は2つの保持部材29A、29Bを複数の第2配線基板24の第1配線基板22側とは反対側の端部である上端部24aの上部間に直角状に架設する。そして、シリコンゴム等の弾性部材で構成された1つ又は複数の押圧部材26A、26Bを各保持部材29A、29Bの上部に配置して、これらの押圧部材26A、26Bをトップカバー6で上方から押圧させた状態で、そのトップカバー6とシャーシ5とをネジで締結させることによって、これらの押圧部材26A、26Bの圧縮反発力である弾性力によって複数の第2配線基板24の上端部24aを垂直方向から第1配線基板22側に矢印A方向に押圧している。この際、押圧部材26A、26Bは保持部材29A、29B上に接着しても良いが、押圧部材26A、26Bはトップカバー6の内面(下面)に接着されることが多い。
【0011】そして、これらの保持部材29A、29Bの下面に形成した複数の基板嵌合溝30を複数の第2配線基板24の上端部24aに嵌合させることによって、これら複数の第2配線基板24を一定間隔に正確に保持していて、第1配線基板22に対する複数の第2配線基板24の垂直度を確保している。
【0012】ところで、図6に示すように、各ボード・ツー・ボードコネクタ25は第1配線基板22側に半田付けされる雌側コネクタ25Aと、第2配線基板24側に半田付けされる雄側コネクタ25Bとによって構成されている。そして、図7及び図8に示すように、雌側コネクタ25Aは合成樹脂等にて成形されたインシュレータ41Aを有し、そのインシュレータ41Aの上面に開口した多数の空洞部42A内にジャック状のコンタクト43Aを多数配置したものである。そして、その多数のコンタクト43Aの基端部44Aを第1配線基板22のランド部に半田付けして固定及び配線されている。また、雄側コネクタ25Bは合成樹脂等にて成形されたインシュレータ41Bを有し、そのインシュレータ41Bの下面に開口した1つの空洞部42B内ににプラグ状のコンタクト43Bを多数配置したものである。そして、その多数のコンタクト43Bの基端部44Bを第2配線基板24のランド部に半田付けして固定及び配線されている。
【0013】そして、このボード・ツー・ボードコネクタ25は、雄側コネクタ25Bのインシュレータ41Bの空洞部42Bを雌側コネクタ25Aのインシュレータ41Aの外周に上方から差し込むことによって、これらの多数のコンタクト43A、43Bを垂直方向から相互に接続するように構成されている。しかし、この雌側コネクタ25Aへの雄側コネクタ25Bの差し込み時に、これらの多数のコンタクト43A、43Bに押圧による負荷が加えられると、第1、第2配線基板22、24のコンタクト43A、43Bの半田部に負荷が集中して、その半田部にクラックや断線等の不良が発生し易いものである。
【0014】そこで、例えば、図4に示すように(但し、この図4では基板押圧方法を説明し易いように保持部材29A、29Bを除去して図示してある。)、複数の第2配線基板24の第1配線基板22側の端部である下端部24bに一定間隔L2 を隔てて一体に形成した一対の突起部28A、28Bをボード・ツー・ボードコネクタ25の長さ方向の両側に位置している。そして、ボード・ツー・ボードコネクタ25の雄側コネクタ25Bを雌側コネクタ25Aに矢印A方向から差し込む際に、その差し込み終了時点で、複数の第2配線基板24の一対の突起部28A、28Bをボード・ツー・ボードコネクタ25の両側位置にて第1配線基板22上に突き当てるように構成したものである。
【0015】このようにして、ボード・ツー・ボードコネクタ25の差し込み終了時点で、複数の第2配線基板24の一対の突起部28A、28Bを第1配線基板22上に突き当てると、複数の第2配線基板24による矢印A方向の押圧による負荷をボード・ツー・ボードコネクタ25から安全に逃がすことができるので、このボード・ツー・ボードコネクタ25の図5及び図6に示した多数のコンタクト43A、43Bの半田部に押圧による負荷が集中して、その半田部にクラックや断線等の不良が発生することを未然に防止することができる。
【0016】しかし、図4に示すように、2つの押圧部材26A、26Bによって複数の第2配線基板24を第1配線基板22側に矢印A方向から弾性的に押圧する場合、一方の押圧部材26Aが一方の突起部28Aより外側に距離L1 外れた場合には、以下の問題が懸念される。即ち、この押圧部材26A、26Bの矢印A方向の押圧力P1、P2により、一方の突起部28Aを支点とした回転モーメントが発生する。ここで、コネクタ押圧方向の回転モーメント=P2 ×L2コネクタ離脱方向の回転モーメント=P1 ×L1とした場合、P1 ≒P2 、L2 >L1 から、P2 ×L2 >P1 ×L1 となり、第1配線基板22は回転することはないが、ボード・ツー・ボードコネクタ25に関して見れば、押圧する力に対して絶えず逆方向の回転モーメントが働くために、適正な押圧力を得ることができなくなる。
【0017】また、2つの押圧部材26A、26Bには経時変化による塑性変形を起して弾性力の低減、更には、弾性力が全く発生しなくなる場合も想定されるため、仮に、一方の押圧部材26Aが塑性変形していない弾性部材であり、他方の押圧部材26Bが塑性変形した弾性部材である場合には、一方の突起部28Aを支点とした多大の回転モーメントP1 ×L1 が発生することになる。そして、この回転モーメントP1 ×L1 によって第2配線基板24が回転して、ボード・ツー・ボードコネクタ25に大きな負荷がかかると共に、ボード・ツー・ボードコネクタが外れてしまい、接続がなされなくなってしまう。
【0018】また、2つの押圧部材26A、26Bはトップカバー6の内面に接着されて固定される方法がとられることが多く、この場合、接着力が経時変化やカメラ筐体2の温度上昇等で低下し、調整や分解、修理等の目的でトップカバー6を外した際に、2つの押圧部材26A、26Bのうちの他方26Bが剥れて脱着してしまうことが懸念される。そして、その押圧部材26Bの脱落に気づかずにトップカバー6を取り付けてしまった場合には、一方の押圧部材26Aによって上記同様の多大の回転モーメントP1 ×L1 が発生してしまう。
【0019】但し、以上述べた問題は、図4に示すように、一方の押圧部材26Aが一方の突起部28Aの外側に外れた時だけではなく、2つの押圧部材26A、26Bが共に2つの突起部28A、28Bの外側に外れた場合においても、部品公差等により、P1 ≒P2 、L1 ≒L2 となるために回転モーメントP1 ×L1 とP2 ×L2 のバランスが崩れて第2配線基板24が回転してしまうことになり、上述同様の症状が発生することになる。
【0020】そこで、更なる改良を加えて、例えば、図3に示すように(但し、この図3では基板押圧方法を説明し易いように保持部材29A、29Bを除去して図示してある。)、2つの押圧部材26A、26Bを2つの突起部28A、28Bの真上位置、若しくは2つの突起部28A、28B間の内側位置に配置した。これにより、回転モーメントとして見ても常に2つの突起部28A、28B間に荷重がかかることになり、上述したような逆方向(負の方向)の回転モーメントが第1配線基板22に発生することを未然に防止することができた。そして、このことにより、ボード・ツー・ボードコネクタ25に常に適正な押圧力を加えることができ、そのボード・ツー・ボードコネクタ25の接合が保証され、CCDビデオカメラ1の機能が損なわれることがなく、高耐久性、高信頼性のCCDビデオカメラ1を実現することができる。
【0021】ところで、図5に示すように、配線基板である水平な第1配線基板22上に複数の第2配線基板24を垂直状に接続する方式では、これら複数の第2配線基板24に搭載されている多数の電子部品の総合荷重等の自重による垂直方向の荷重が水平な第1配線基板22に加えられて大きな負荷となり、その第1配線基板22に撓みが発生して、配線パターンの剥離やボード・ツー・ボードコネクタ25の雌側コネクタ25Aにおけるコネクタ端子部である多数のコンタクト43Aの基端部44Aの半田部に負荷が集中して、その半田部にクラックや断線等の不良が発生し易い。
【0022】その上に、図3及び図4に示すように、1つ又は複数の押圧部材26A、26Bによって複数の第2配線基板24に垂直方向の押圧力P1 、P2 構造では、その押圧力P1 、P2 が一対の突起部28A、28Bを介して第1配線基板22に加えられる垂直方向の荷重となり、その第1配線基板22は更に撓み易くなり、上記した配線パターンの剥離やボード・ツー・ボードコネクタ25の雌側コネクタ25Aにおけるコネクタ端子部の半田部にクラックや断線等の不良を更に助長させることになる。
【0023】そこで、本発明では、図2に示すように、アルミニウム等のダイカスト部品で構成されたシャーシ5の上面に複数、例えば一対の基板支持部31A、31Bを複数の第2配線基板24の並列方向に沿ってほぼ全幅に亘って一体に形成して、複数の第2配線基板24の一対の突起部28A、28Bを介して水平な第2配線基板24に加えられる荷重(押圧力)P1 、P2 をその一対の突起部28A、28Bの真下位置にてシャーシ5側から受け止めるように構成したものである。
【0024】これによって、上記荷重(押圧力)P1 、P2 によって第1配線基板22が撓んで、配線パターンの剥離やボード・ツー・ボードコネクタ25の雌側コネクタ25Aのコネクタ端子部の半田部にクラックや断線等の不良が発生することを未然に防止することができる。なお、図2では、第1配線基板22の前後両端をシャーシ5に一体成形されたスペーサ23上にネジ35によって締結する方式を示している。
【0025】しかし、シャーシ5にダイカスト部品のように鋳造部品を使用すると、そのシャーシ5を鋳造する金型作製費及び部品鋳造のコストが非常に高くなって、CCDビデオカメラ1の大幅なコストアップを招くことになる。
【0026】そこで、本発明では、更なる改良を加えて、図1に示すように、複数、例えば一対の基板支持部31A、31Bが一体成形された補強部品32を例えば合成樹脂等にて射出成形されたモールド部品で構成し、この補強部品32をシャーシ5と第1配線基板22との間に挿入して配置したものである。なお、この補強部品32はダボ33とダボ穴34等の位置決め手段によってシャーシ5上に正確に位置決めすることができ、場合によってはネジ止めにてシャーシ5に正確に固定することができる。
【0027】このようなモールド部品で構成された補強部品32は形状の自由度が鋳造部品と同等であるにも拘らず、金型作製費及び部品単価は鋳造部品やプレス部品よりも大幅に安くなる。但し、この補強部品32は板金等のプレス部品によって作製することができる。なお、図1では、第1配線基板22の前後両端をフロントパネル3及びリアパネル4に一体成形された基板支持部3A、4A上にネジ35によって締結する方式を示している。
【0028】そして、シャーシ5と第1配線基板22との間に補強部品32を配置して、第1配線基板22に加えられた荷重((押圧力)を下方から支持する構造を採用することによって、外装部品であるシャーシ5には板金等によるプレス部品を使用することが可能になり、CCDビデオカメラ1のコストを更に大幅に低減することが可能になる。因みに、シャーシ5をダイカスト部品で構成した場合には、金型作製費が約350万円、部品単価が約500円となり、シャーシ5をプレス部品で構成した場合には、金型作製費が約100万円、部品単価が約70円となり、補強部品32をモールド部品で構成した場合には金型作製費が約90万円、部品単価が約15円となる。従って、ダイカスト製のシャーシ5からプレス製のシャーシ5及びモールド製の補強部品32に置き換えることにより、金型作製費で約45%、部品単価で約83%と大幅なコストセーブが可能になる。但し、シャーシ5をプレス部品で構成して、そのシャーシ5に複数の基板支持部31A、31Bをプレス加工することも可能である。
【0029】以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。例えば、上述した実施の形態では、2つの押圧部材26A、26Bで第2配線基板24を第1配線基板22側に弾性的に押圧するように構成したが、押圧部材を1つにして、その1つの押圧部材で第2配線基板24の一対の突起部28A、28Bのほぼ中間位置を第1配線基板22側へ弾性的に押圧するようにしても良い。また、この押圧部材には板バネや圧縮コイルバネその他の各種の弾性部材を使用することができる。また、本発明はCCDビデオカメラに限定されることなく、各種のビデオカメラやそれ以外の各種の電子機器に適用可能である。
【0030】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の電子機器の配線基板保持装置とビデオカメラは、次のような効果を奏することができる。
【0031】請求項1は、配線基板に加えられる垂直方向の荷重を外装部品側から基板支持部で受け止めることができるようにして、その荷重が負荷になって配線基板が撓むことを未然に防止することができるようにしたので、配線基板の配線パターンの剥離やコネクタの端子部の半田部にクラックや断線等の不良が発生することを未然に防止して、電子機器の高耐久性、高信頼性を確保することができる。
【0032】請求項2は、基板支持部を外装部品に形成したので、部品点数及び組立工数の削減によるコストダウンを図ることができる。
【0033】請求項3は、第2配線基板の荷重によって第1配線基板に加えられる垂直方向の荷重を外装部品側から受け止めるための補強部品をこれら第1配線基板と外装部品との間に配置したので、外装部品をプレス部品等で構成し、補強部品をモールド部品等で構成して、大幅なコストダウンを図ることができる。
【0034】請求項4は、補強部品を合成樹脂等によるモールド部品で構成して大幅なコストダウンを図ることができる。
【0035】請求項5は、上述した配線基板保持装置をビデオカメラに備えたので、振動等の条件が過酷なFA装置や自動車等に搭載するのに最適なビデオカメラを実現できる。
【出願人】 【識別番号】000002185
【氏名又は名称】ソニー株式会社
【出願日】 平成11年5月21日(1999.5.21)
【代理人】 【識別番号】100086841
【弁理士】
【氏名又は名称】脇 篤夫 (外1名)
【公開番号】 特開2000−332462(P2000−332462A)
【公開日】 平成12年11月30日(2000.11.30)
【出願番号】 特願平11−141586