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【発明の名称】 画像記録装置及び載置台
【発明者】 【氏名】横田 理彦

【要約】 【課題】平面の設置面を不要にすることができ、かつまた外部及び内部の熱源の影響を受けることのない画像記録装置及び載置台の提供。

【解決手段】載置面上で略水平に支持するための高さ調整用のネジ2a、2b、2cを有する複数の支持脚1a、1b、1cを備え、下面部3、4と載置面200a、200bとの間で形成される間隙を介して、大気および熱交換を行なう流路を形成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 載置面上で略水平に支持するための高さ調整部を有する複数の支持手段を備えた画像記録装置であって、前記画像記録装置の下面部と前記載置面との間で形成される間隙を介して、大気および熱交換を行なう流路を形成したことを特徴とする画像記録装置。
【請求項2】 前記下面部に送風ファンを含む冷却手段を配設し、前記流路に送風することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項3】 前記載置面は、前後方向に高さの異なる表示装置を含む装置の上面であり、前記画像記録装置の前方及び後方に配設される前記高さ調整部を個別に調整可能にすることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の画像記録装置。
【請求項4】 前後方向で高さの異なる段差部を有する表示装置の載置面上で略水平に支持するために、高さ調整部を有する前後の支持手段を備えた画像記録装置であって、前記画像記録装置の下面部と前記載置面との間で形成される間隙を介して、大気および熱交換を行なう流路を形成したことを特徴とする画像記録装置。
【請求項5】 前記下面部に送風ファンを含む冷却手段を配設し、前記流路に送風することを特徴とする請求項4に記載の画像記録装置。
【請求項6】 前記送風ファンからの気体の流れを規制する通風規制部材を前記載置面と前記下面部との間に設けたことを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載の画像記録装置。
【請求項7】 前記前の支持部材と前記通風規制部材とを一体化させて、前記下面部に設けたことを特徴とする請求項6に記載の画像記録装置。
【請求項8】 前記下面部は、前記表示装置の前記載置面に応じた前後の段差部を形成したことを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載の画像記録装置。
【請求項9】 前記下面部に配設される開口部と、前記開口部と熱源である画像記録手段との間と、前記通風規制部材で熱の流れが規制されない部位に配設される送風ファンとの間を連通するように配設されるダクト手段とを備えてなり、前記開口部を介して前記表示装置を含む外部熱源からの熱を前記ダクト手段の内部に導入するとともに、前記送風ファンにより装置外部に排気することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の画像記録装置。
【請求項10】 前記画像記録手段の近傍に配設されることで前記画像記録手段の温度を検出する温度検知手段と、前記温度検知手段からの検出温度に基づき、前記画像記録手段の動作開始時は放熱ファンを停止させておき、温度検知センサが所定の温度以上の熱を検知したとき放熱ファンを回転させ、また前記温度検知手段が別の所定温度以下を検知しているときに画像記録動作が始まったときは始めから前記送風ファンを回転させるように制御を行なう制御手段とを備えることを特徴とする請求項9に記載の画像記録装置。
【請求項11】 前記支持手段は、傾斜した前記載置面における支持のために玉軸受により変位可能に軸支される皿部材と、前記玉軸受けを端部に形成するとともに、前記下面部に形成されるネジ孔部に螺合されるネジ部を形成した前記軸体とから形成されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像記録装置。
【請求項12】 前後方向で高さの異なる段差部を有する表示装置を含む載置面上で略水平に載置される載置台であって、高さ調整部を有する前後の支持手段を備えるとともに、下面部と前記載置面との間で形成される間隙を介して、大気および熱交換を行なう流路を形成した基部と、前記下面部の前方縁部と前記載置面との間において、気体の流れを規制する通風規制部材とを備えることを特徴とする載置台。
【請求項13】 前記基部において、前記流路に連通する開口部を形成したことを特徴とする請求項12に記載の載置台。
【請求項14】 前記支持手段は、傾斜した前記載置面における支持のために玉軸受により変位可能に軸支される皿部材と、前記玉軸受けを端部に形成するとともに、前記下面部に形成されるネジ孔部に螺合されるネジ部を形成した前記軸体とから形成されることを特徴とする請求項12または13のいずれかに記載の載置台。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像記録装置及び載置台に係り、例えば熱源となる画像記録手段を装置内部に備えた複写機・電子写真式プリンタ・インクジェットプリンタ・ファクシミリ装置等の画像記録装置をディスプレイ装置上に載置状態にセットして用いるようにした技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デスクトップ型の画像記録手段を装備した装置である、例えば電子写真式プリンタ、インクジェットプリンタ、ファクシミリ装置などは装置の安定性を確保する必要上からその底面は平面状に形成され、平面の机上に設置され、使用されることを前提として筐体の設計が行なわれる。
【0003】一方、テレビ受像機の上部の領域に人形や花瓶を置けるように有効利用するため、実開平7−14764号によれば、載置板に高さ調整可能な脚を設けて、上面が傾斜したテレビ受像機の上に載せ、脚の高さを調整して物品を載置できるようにする平面部を増設することが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】また、従来の画像記録装置は、ユーザーが日常利用する机上にパソコンとともに置かれる場合が多く、このためにユーザーの作業領域を狭くしていた。また、実開平7−14746号において提案されたテレビ受像機用物置台では、テレビ受像機の後部から放出される熱が、テレビ受像機と物置台との間に篭りやすく、稼働時間の長いコンピュータ用ディスプレイモニタに、このテレビ受像機用物置台をそのまま適用すると、熱によりディスプレイを傷め、故障しやすく、装置寿命が短くなるという問題があった。
【0005】したがって、本発明の画像記録装置及び載置台は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、例えば平面の設置面を不要にすることができ、かつまた外部及び内部の熱源の影響を受けることのない画像記録装置及び載置台の提供を目的としている。
【0006】加えて、使用中に使用者に不快感を与えることのない画像記録装置及び載置台の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明によれば、 載置面上で略水平に支持するための高さ調整部を有する複数の支持手段を備えた画像記録装置であって、前記画像記録装置の下面部と前記載置面との間で形成される間隙を介して、大気および熱交換を行なう流路を形成したことを特徴としている。
【0008】また、前記下面部に送風ファンを含む冷却手段を配設し、前記流路に送風することを特徴としている。
【0009】また、前記載置面は、前後方向に高さの異なる表示装置の上面であり、前後方向に配設される前記高さ調整部を個別に調整可能にすることを特徴としている。また、前後方向で高さの異なる段差部を有する表示装置を含む装置の載置面上で略水平に支持するために、高さ調整部を有する前後の支持手段を備えた画像記録装置であって、前記画像記録装置の下面部と前記載置面との間で形成される間隙を介して、大気および熱交換を行なう流路を形成したことを特徴としている。また、前記下面部に送風ファンを含む冷却手段を配設し、前記流路に送風することを特徴としている。
【0010】また、前記送風ファンからの気体の流れを規制する通風規制部材を前記載置面と前記下面部との間に設けたことを特徴としている。
【0011】また、前記前の支持部材と前記通風規制部材とを一体化させて、前記下面部の前方に設けたことを特徴としている。
【0012】また、前記下面部は、前記表示装置の前記載置面に応じた前後の段差部を形成したことを特徴としている。
【0013】また、前記下面部に配設される開口部と、前記開口部と熱源である画像記録手段との間と、前記下面部の前方以外の部位に配設される送風ファンとの間を連通するように配設されるダクト手段とを備えてなり、前記開口部を介して前記表示装置を含む外部熱源からの熱を前記ダクト手段の内部に導入するとともに、前記送風ファンにより装置外部に排気することを特徴としている。
【0014】また、前記画像記録手段の近傍に配設されることで前記画像記録手段の温度を検出する温度検知手段と、前記温度検知手段からの検出温度に基づき、前記画像記録手段の動作開始時は放熱ファンを停止させておき、温度検知センサが所定の温度以上の熱を検知したとき放熱ファンを回転させ、また前記温度検知手段が別の所定温度以下を検知しているときに画像記録動作が始まったときは始めから前記送風ファンを回転させるように制御を行なう制御手段とを備えることを特徴としている。
【0015】また、前記支持手段は、傾斜した前記載置面における支持のために玉軸受により変位可能に軸支される皿部材と、前記玉軸受けを端部に形成するとともに、前記下面部に形成されるネジ孔部に螺合されるネジ部を形成した前記軸体とから形成されることを特徴としている。
【0016】また、前後方向で高さの異なる段差部を有する表示装置を含む載置面上で略水平に載置される載置台であって、高さ調整部を有する前後の支持手段を備えるとともに、下面部と前記載置面との間で形成される間隙を介して、大気および熱交換を行なう流路を形成した基部と、前記下面部の前方縁部と前記載置面との間において、気体の流れを規制する通風規制部材とを備えることを特徴としている。また、前記基部において、前記流路に連通する開口部を形成したことを特徴としている。
【0017】そして、載置台の支持手段は、傾斜した前記載置面における支持のために玉軸受により変位可能に軸支される皿部材と、前記玉軸受けを端部に形成するとともに、前記下面部に形成されるネジ孔部に螺合されるネジ部を形成した前記軸体とから形成されることを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な各実施形態について添付図面を参照して述べる。
【0019】先ず、図1は、画像記録手段を搭載したマルチファンクション装置100を破断して示した概略構成図である。また、図2は、図1の装置100のブロック図である。
【0020】図1と図2において、このマルチファンクション装置100は大きくは制御手段203、画像記録手段210、画像読取手段212、通信手段202、外部インターフェース201、表示手段208と入力手段209とから構成され、さらに制御手段203に付随して揮発記憶手段(RAM)204と不揮発記憶手段(ROM基板/HDD装置)205と画像メモリ206とが図2に図示のようにバスラインを介して接続されている。通信手段202は、スタンドアロンで接続されたコンピュータとの間の通信、アナログ電話回線による通信、デジタル電話回線による通信、LANによる通信、赤外線・無線による通信を行なう部分を示している。
【0021】制御手段203には、後述する送風ファン30の駆動部と、記録手段210の近傍に配置されることで、温度検出を行ない制御手段に検出温度上方を送るようにした温度センサ31が接続されている。
【0022】以上の各手段は、破線図示の基板15上に実装された電子回路基板として構成され、不図示のコネクタにより組立可能にされている。
【0023】続いて、図1において、本体の全体構成について説明すると、装置100の下面部は、図中の一点鎖線図示の表示装置200の前の載置面200aと後の載置面200b上に略合致するようにした、図示のような前後の段差部3、4が形成されている。
【0024】これらの段差部3、4には図示の位置においてネジ孔3a、4aが形成されており、支持手段である支持脚1a〜1cの外周面に形成されたネジ山部2a〜2cを装置に対して矢印方向に転しながら装着することで、固定とともに高さ調整部を構成している。この支持脚は後述するように本体装置の下面の前方側中央にひとつ、後方に二つ設けられており、全体を3点支持している。また、支持脚は、角度θで傾斜した載置面200bにおける支持のために図示の玉軸受により変位可能に軸支される皿部材を設けている。
【0025】次に、本体下面部には放熱ファン30が図示の位置に設けられており、本体装置内の定着器5とその周辺部位とプロセスカートリッジ8とその周辺の熱を本体外へ放出する吐き出すようにしている。このプロセスカートリッジは感光ドラム8aのほか、図示しないクリーニング手段、帯電手段とトナーから構成される。電源および外部ネットワークとのデータのやりとりをする通信手段16と、上記の各手段を実装した回路基板15とは図示の位置に固定される。
【0026】一方、プロセスカートリッジ8の上部には、画像読取装置10が設けられており、LED光源を内蔵した密着型イメージセンサ10aにより、搬送される原稿Dの画像を光電変換して2値データとして読み取られ、このデータが回路基板15に送られて所定の画像処理がなされるように構成されている。また、操作部9は、タクトスイッチからなる入力キーとLCDからなる表示手段とから構成されており、ユーザが操作しやすい前面斜め上に配設されている。
【0027】読取部10の構成は、積載原稿Dを積載状態で載置する原稿載置台12と、原稿の両端を揃えて斜行やスキューが発生するのを防ぐようにした幅方向に調整可能な原稿幅規制板12a、12bと、原稿Dを1枚毎に引き出して下流に搬送する分離部11と、密着型イメージセンサ10aで構成されており、排紙ローラ13の一方の回転軸を回動中心として実線図示の位置から破線図示の位置に開閉可能になっており、破線図示の位置に破線矢印方向に回動した状態で、原稿ジャム処理を行うことができるようにしている。一方、画像を読み取り終わった原稿Dは本体上面の排紙部20に排出される。
【0028】また、このようにして原稿読取部10を開閉可能にすることにより、プロセスカートリッジ8の交換が可能となる。
【0029】図4の動作説明図において、原稿読取部10を実線図示の位置に開き、プロセスカートリッジ8を矢印方向に沿うように移動して、装置100の外部に取出すことができる。また、新品をセットできるようになる。このとき、原稿載置台12は上方に移動されている。
【0030】記録部の構成は、記録紙Sを積載して載置した記録紙積載台14と、記録紙Sの両端を規制して斜行やスキューが発生するのを防ぐ幅調整できる規制板14a、14bと、記録紙Sを1毎にピックアップするピックアップローラ21と、1枚毎に引き出された記録紙Sに所定画像を感光する転写プロセスカートリッジ8内の感光ドラム8aと、転写部の転写ローラ8bとから構成される。
【0031】7はポリゴンミラー、半導体レーザー部、折り返しミラーで構成されるレーザースキャナユニットで、コントローラ15での画像処理により画像読取手段10で読み取った画像信号や外部インターフェース16から受信した画像情報をレーザー信号に変換してクリーニング及び帯電後の感光ドラム8aにレーザーを照射して感光させる。感光したドラムにトナーが転写され(現像)、記録紙Sにトナーが転写されると、記録紙は搬送ガイド44を通って定着器5へ搬送する。
【0032】定着器5において高温と高圧でトナーを記録紙Sに定着させ、排紙ローラ6から本体外へ排出され、台17上に置かれる。
【0033】図3は、以上のように構成される本体の外観斜視図である。本図において、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、装置100の下部に設けられた3つの支持脚1a〜1cは本体の前後で別々の高さに調整でき、かつ、本体を設置場所から浮かせた状態を作り上げることができる。
【0034】また、載置面に凹凸があるディスプレイモニタ上や、下方から熱を放出するような場所であっても装置100を設置することができるようにしている。
【0035】また上記の高さ調整要の雌雄ネジは、最も高さが低い位置に調整しても装置100の下部に通気のための間隙ができるように最低位置が規制されている。
【0036】次に、図5の載置状態を示した外観斜視図において、装置100の下部にはさらに通風規制部材である風路ガイド18が装置101とディスプレイモニタ102との隙間の手前部分を遮蔽するように設けられている。この風路ガイド18は装置100の前の下面の前面部分と両側部部を覆い囲うように図示のように配置される。
【0037】このガイド18用にゴムやモルトプレンなどの弾性変形自在な材料を用いればディスプレイモニタ200と装置本体100との隙間の大きさに如何に拘わらず確実に遮蔽することができる。また、支持脚1aと一体的にガイド18を形成して、上下伸縮可能にしてもよい。
【0038】次に、図6の使用状態を示す断面図において、放熱のための送風ファン30は装置100内の熱を放出させる際に、ディスプレイモニタ上面に吹きつける形になるが、このとき風路ガイド18が障壁となる結果、ディスプレイモニタの正面に座って操作しているユーザに直接排熱風が当たらないようにできる。また、ディスプレイモニタ200の後方の載置面200bからもCRT高圧部の熱が発生するため、装置100との間隙H2に熱がたまりやすい。そこで、送風ファン30はこの間隙H2における熱も発散させるはたらきがある。
【0039】以上説明したように構成することで、装置100をモニタ200上に載置可能となるので、机上を別目的に使用できるようになる。また、長期使用でもモニタへの悪影響を防止できる。
【0040】次に、図7は別実施形態の要部破断図である。本図において既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、画像読取部10の後方に記録部25が配置され、制御回路基板15は原稿読取部10の下方に配置されている。また、記録部25の下方にダクト手段である風路53を設けている。この風路53は本体下面の通気用の開口部52と、本体後方に設けられた送風ファン30との間を連通するように設けられている。
【0041】図8と図9は図7に示したマルチファンクション装置100をディスプレイモニタ200上に設置したときの動作説明図である。図8では、マルチファンクション装置100の待機状態が示されており、この状態ではディスプレイモニタ200の後部の熱はマルチファンクション装置100との間の間隙H1に留まらずに、開口部52を通って定着器5の周辺の紙搬送ガイド54、55を温めている状態となっている。
【0042】ここで、熱定着方式の電子写真記録装置では、記録紙の水分が定着器5によって蒸発し、周辺の部材に結露するが、この結露量が多くなると搬送中の記録紙Sに滴下して画像不良を引き起こすことがある。そこで、マルチファンクション装置のダクト53はディスプレイモニタ200からの熱を定着器の5の周辺に導くことにより、紙搬送ガイド54、55を温めておいて結露を防いでいる。
【0043】一方、図9において、定着器5の周辺の熱が上がりすぎたり、ディスプレイモニタ200が動作していない状態でマルチファンクション装置100内を温められない状況のときは、放熱用の送風ファン51を動作させてマルチファンクション装置100内の過剰な熱や水蒸気を装置外へ排出する。定着器5の周辺の温度を測定する温度センサ31は、このセンサによって結露を生じ易いときの温度と定着器の加熱具合を検知して、送風ファンの動作・停止を後述のように制御している。
【0044】図10は、センサ31による温度センサ結果に基づき実施される送風ファンの駆動制御のフローチャートである。
【0045】本図において、上記のように定着器の近傍に配設される温度センサ31により温度検出が行われ(ステップS1)、ステップS2で所定温度T以上であるか否かの判断がされて、所定温度以上であると判断されるとステップS3において、記録部のプリンタが起動しているか否かの判断がされて(ステップS3)、プリンタが起動していないときは、リターンする。また、ステップS3でプリンタ起動中であると判断されると、送風ファン30の起動を行ない(ステップS4)、ステップS5でプリンタ停止判断されるまでファンへの通電を行なう。その後、ステップS6でファンを呈しする。また、ステップS2で所定温度以下であるとリターンする。
【0046】以上のように記録部における動作開始時は放熱ファンを停止させておき、温度検知センサが所定の温度以上の熱を検知したとき放熱ファンを回転させる一方で、温度検知センサ31が別の所定温度以下を検知しているときに画像記録動作が始まったときは始めから送風ファンを回転させるように制御を行なう。
【0047】最後に、図11は、マルチファンクション装置100を載置する載置台60とモニタ装置200の外観斜視図である。
【0048】本図において、マルチファンクション装置100の底面は机などの平面上に安定して設置できるように、設置部を水平面となるように構成している。載置台60は、図示のように前方下側に支持脚と風路規制部材を兼用したガイド部61を設けている。このガイド部61をディスプレイモニタ200の前の載置面200aに載せたとき、ガイド部61は破線図示の設置部200cの上に置かれることとなり、載置台60の前方脚として機能すると同時に、ディスプレイモニタ200の前方側を覆い、マルチファンクション装置200の下面から排出される風がユーザーが操作する前方へ流れることを防止できるようにしている。
【0049】また、載置台60の後方両側には支持脚62a、62bが配設されており、上記のネジ63a、63bによって高さを調整することが可能となっている。以上のネジを調整することで載置台60をディスプレイモニタ200上に置いたときに、マルチファンクション装置100を不動状態にするために凹部を夫々形成した置き位置部64a〜64dを水平にすることができる。
【0050】また、この載置台60の中央付近には大きくくり貫いた開口部65が設けられており、ディスプレイモニタ200からの熱やマルチファンクション装置100の下面からの排熱風が通るようになっている。
【0051】以上説明したように、高さ調整自在な支持手段を装置下面に設けることにより、装置を設置場所から浮かせて設置できるため、装置下方で発生する熱を発散させることができる。画像記録装置をディスプレイモニタなどの熱を発する装置の上に置いたとき、放熱ファンは画像読取装置内の放熱のほかにディスプレイモニタの熱が画像読取装置との間に滞留するのを防ぐ効果がある。装置の支持手段をそれぞれ別々の高さに調整することができるため、前後で高さの異なるディスプレイモニタの上に画像読取装置を設置しても水平を保つことができ、かつ装置本体からの放熱処理と画像読取装置内の熱の放熱処理を行うことができる。画像読取装置とその下のディスプレイモニタとの間に滞ってもユーザー側へ熱風が流れないようにする効果がある。支持部材と通風規制部材を兼用にすることにより装置コストを低くする効果がある。画像読取装置をディスプレイモニタ上に設置したとき、画像読取装置内の熱とディスプレイモニタの熱の両方を排出する効果がある。画像読取装置をディスプレイモニタ上に設置した状態で、紙搬送路結露しやすい温度のとき、放熱ファンの動作を禁止してディスプレイモニタが発する熱を電子写真式画像読取装置内の定着部に誘導することにより、定着部近傍の紙搬送路を温めることができ、それにより画像定着時に紙から発する水蒸気によって紙搬送路が結露することを防ぐ効果がある。ディスプレイモニタ上に設置する載置板の前方部分の遮蔽壁が、ディスプレイモニタからの熱がユーザ側に流れるのを防ぐ効果がある。また同時に、ディスプレイモニタの上部から発する熱を載置板の通気穴から逃がすことにより、ディスプレイモニタの過剰な発熱を抑える効果もある。ディスプレイモニタの上に載置板を設置し、載置板の上に画像記録手段を載置することにより、ディスプレイモニタの熱と画像読取装置の熱の両方を画像記録手段の放熱ファンで放熱することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば平面の設置面を不要にすることができ、かつまた外部及び内部の熱源の影響を受けることのない画像記録装置及び載置台を提供することができる。
【0053】加えて、使用中に使用者に不快感を与えることのない画像記録装置及び載置台を提供できる。
【出願人】 【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
【出願日】 平成11年4月23日(1999.4.23)
【代理人】 【識別番号】100076428
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 康徳 (外2名)
【公開番号】 特開2000−307253(P2000−307253A)
【公開日】 平成12年11月2日(2000.11.2)
【出願番号】 特願平11−116894