| 【発明の名称】 |
部品装着装置および方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】小沢 正人
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| 【要約】 |
【課題】撮像手段により装着精度を安定させ、実装精度を向上させる電子部品装着装置および方法の提供。
【解決手段】基板1に設けられた基板マーク10a,10bをヘッド6に設けられた第1撮像手段27により読みとり、供給部から供給された部品25をヘッド部に設けられた部品吸着ノズル11により吸着し、この部品をズームレンズ17付き第2撮像手段7により撮像して部品の位置を計測し、この計測位置と第1撮像手段で読みとった基板マークの位置より、標準視野で取得したパラメータと、可変視野で取得したパラメータとの差を位置補正データとして求め、部品あるいは基板を相対的に補正して部品を基板に装着する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】基板に設けられた基板マーク、もしくはICマークをヘッド部に設けられた第1撮像手段により読みとり、供給部から供給された部品をヘッド部に設けられたノズルにより吸着し、このノズルに吸着された部品を、部品の大きさにより撮像視野を可変にして部品を認識する第2撮像手段により撮像して部品の位置を計測し、この計測した部品の位置と第1撮像手段により読みとった基板マーク、もしくはICマークの位置より、部品あるいは基板を相対的に補正移動して部品を基板に装着する装置において、撮像視野を変更する時に、この変更後の視野におけるノズルの位置及び補正値を第2撮像手段で求める手段と、メモリに保存する手段とを備え、以後撮像視野を変えるまで、第2撮像手段で求めたノズル位置及び補正値を使用し、部品装着をすることを特徴とする部品装着装置。 【請求項2】基板に設けられた基板マーク、もしくはICマークをヘッドに設けられた第1撮像手段により読みとり、供給部から供給された部品をヘッド部に設けられたノズルにより吸着し、このノズルに吸着された部品を、部品の大きさにより撮像視野を可変にして部品を認識する第2撮像手段により撮像して部品の位置を計測し、この計測した部品の位置と第1撮像手段により読みとった基板マーク、もしくはICマークの位置より、部品あるいは基板を相対的に補正移動して部品を基板に装着する方法において、撮像視野を変更する時に、この変更後の視野におけるノズルの位置及び補正値を第2撮像手段で求め、メモリに保存し、以後撮像視野を変えるまで、上記第2撮像手段で求めたノズル位置及び補正値を使用し、部品装着をすることを特徴とする部品装着方法。 【請求項3】基板に設けられた基板マーク、もしくはICマークをヘッド部に設けられた第1撮像手段により読みとり、供給部から供給された部品をヘッド部に設けられたノズルにより吸着し、このノズルに吸着された部品を、部品の大きさにより撮像視野を可変にして部品を認識する第2撮像手段により撮像して部品の位置を計測し、この計測した部品の位置と第1撮像手段により読みとった基板マーク、もしくはICマークの位置により、部品あるいは基板の位置を相対的に補正移動して部品を基板に装着する装置において、標準視野における第2撮像手段で前記ノズルの中心位置とカメラスケールを計測する手段と、その計測したノズル中心位置データをメモリに格納する手段と、第2撮像手段の視野を替え次の撮像視野に設定した後、この撮像視野に対応するカメラスケールから第2撮像手段でノズル中心位置を計測する手段と、計測したノズル中心位置データと前記格納した標準視野のノズルの中心位置データと比較をし、次の撮像視野のノズル位置補正データを最新視野ノズル位置補正データとしてメモリに格納する手段とから構成され、以後撮像視野を変えるまで、この最新視野ノズル位置補正データにより部品装着をすることを特徴とする部品装着装置。 【請求項4】基板に設けられた基板マーク、もしくはICマークをヘッド部に設けられた第1撮像手段により読みとり、供給部から供給された部品をヘッド部に設けられたノズルにより吸着し、このノズルに吸着された部品を、部品の大きさにより撮像視野を可変にして部品を認識する第2撮像手段により撮像して部品の位置を計測し、この計測した部品の位置と第1撮像手段で読みとった基板マーク、もしくはICマークの位置により、部品あるいは基板の位置を相対的に補正移動して、部品を基板に装着する方法において、標準視野における第2撮像手段で前記ノズル中心位置とカメラスケールを計測し、その計測したノズル中心位置データを標準視野ノズル中心位置データとしメモリに格納し、第2撮像手段の視野を替え、次の撮像視野に設定した後、この撮像視野に対応するカメラスケールから第2撮像手段でノズル中心位置を計測し、計測したノズル中心位置データと前記格納した標準視野におけるノズル中心位置データと比較をし、次の撮像視野のノズル位置補正データを生成し、次の撮像視野のノズル位置補正データを最新視野ノズル位置補正データとしてメモリに格納し、以後撮像視野を変えるまで、この最新視野ノズル位置補正データにより部品装着をすることを特徴とする部品装着方法。 【請求項5】基板に設けられた基板マーク、もしくはICマークをヘッド部に設けられた第1撮像手段により読みとり、供給部から供給された部品をヘッド部に設けられたノズルにより吸着し、このノズルに吸着された部品を、部品の大きさにより撮像視野を可変にして部品を認識する第2撮像手段により撮像して部品の位置を計測し、この計測した部品の位置と第1撮像手段で読みとった基板マーク、もしくはICマークの位置より、部品あるいは基板の位置を相対的に補正移動して部品を基板に装着する装置において、標準視野における第2撮像手段で前記ノズルの中心位置とカメラスケールを計測する手段と、その計測したノズル中心位置データを前視野ノズル中心位置データとしメモリに格納する手段と、第2撮像手段の視野を替え、次の視野に設定した後、この撮像視野に対応するカメラスケールから第2撮像手段でノズル中心位置を計測し、その計測したノズル中心位置データと視野変更直前に格納されていた前視野におけるノズル中心位置データとを比較し、次の撮像視野のノズル位置補正データを生成する手段と、次の視野のノズル位置補正データを最新視野ノズル位置補正データとしてメモリに格納する手段と、最新視野ノズル中心位置データとして前視野のノズル中心位置データを格納する手段から構成され、以後撮像視野を変えるまで、この最新視野ノズル位置補正データにより部品装着をすることを特徴とする部品装着装置。 【請求項6】基板に設けられた基板マーク、もしくはICマークをヘッド部に設けられた第1撮像手段により読みとり、供給部から供給された部品をヘッド部に設けられたノズルにより吸着し、このノズルに吸着された部品を、部品の大きさにより撮像視野を可変にして部品を認識する第2撮像手段により撮像して部品の位置を計測し、この計測した部品の位置と第1撮像手段で読みとった基板マーク、もしくはICマークの位置により、部品あるいは基板の位置を相対的に補正移動して部品を基板に装着する方法において、標準視野における第2撮像手段で前記ノズル中心位置データとカメラスケールを計測し、その計測したノズル中心位置データを前視野ノズル中心位置データとしメモリに格納し、第2撮像手段の視野を替え次の視野に設定した後、この撮像視野に対応するカメラスケールから第2撮像手段でノズル中心位置を計測し、その計測したノズル中心位置データと視野変更直前に格納されていた前視野におけるノズル中心位置データとを比較し、次の視野のノズル位置補正データを生成し、次の視野のノズル位置補正データを最新視野のノズル位置補正データとしてメモリに格納し、最新視野ノズル中心位置データとして前視野のノズル中心位置データを格納し、以後撮像視野を変えるまで、この最新視野のノズル位置補正データにより部品装着をすることを特徴とする部品装着方法。 【請求項7】基板に設けられた基板マーク、もしくはICマークをヘッド部に設けられた第1撮像手段により読みとり、供給部から供給された部品をヘッド部に設けられたノズルにより吸着し、このノズルに吸着された部品を、部品の大きさにより撮像視野を可変にして部品を認識する第2撮像手段により撮像して部品の位置を計測し、この計測した部品の位置と第1撮像手段により読みとった基板マーク、もしくはICマークの位置より、部品あるいは基板を相対的に補正移動して部品を基板に装着する方法において、撮像視野を変更する時に、この変更後の視野におけるノズル中心位置を測定する治具の位置及び補正値を第2撮像手段で求める手段と、メモリに保存する手段とを備え、以後撮像視野を変えるまで、第2撮像手段で求めた前記治具の位置及び補正値と、ノズルと前記治具間の補正値を使用し、部品装着をすることを特徴とする部品装着装置。 【請求項8】基板に設けられた基板マーク、もしくはICマークをヘッド部に設けられた第1撮像手段により読みとり、供給部から供給された部品をヘッド部に設けられたノズルにより吸着し、このノズルに吸着された部品を、部品の大きさにより撮像視野を可変にして部品を認識する第2撮像手段により撮像して部品の位置を計測し、この計測した部品の位置と第1撮像手段により読みとった基板マーク、もしくはICマークの位置より、部品あるいは基板を相対的に補正移動して部品を基板に装着する方法において、撮像視野を変更する時に、この変更後の視野におけるノズル中心位置を測定する治具の位置及び補正値を第2撮像手段で求め、メモリに保存し、以後撮像視野を変えるまで、上記第2撮像手段で求めた前記治具の位置及び補正値と、ノズルと治具間の補正値を使用し、部品装着をすることを特徴とする部品装着方法。 【請求項9】基板に設けられた基板マーク、もしくはICマークをヘッド部に設けられた第1撮像手段により読みとり、供給部から供給された部品をヘッド部に設けられたノズルにより吸着し、このノズルに吸着された部品を、部品の大きさにより撮像視野を可変にして部品を認識する第2撮像手段により撮像して部品の位置を計測し、この計測した部品の位置と第1撮像手段により読みとった基板マーク、もしくはICマークの位置より、部品あるいは基板を相対的に補正移動して部品を基板に装着する装置において、撮像視野可変時に既存のカメラスケールを使うか、あらたに再取得するカメラスケールを使うかを、選択可能であることを特徴とする部品装着装置。 【請求項10】基板に設けられた基板マーク、もしくはICマークをヘッドに設けられた第1撮像手段により読みとり、供給部から供給された部品をヘッド部に設けられたノズルにより吸着し、このノズルに吸着された部品を、部品の大きさにより撮像視野を可変にして部品を認識する第2撮像手段により撮像して部品の位置を計測し、この計測した部品の位置と第1撮像手段により読みとった基板マーク、もしくはICマークの位置より、部品あるいは基板を相対的に補正移動して部品を基板に装着する方法において、撮像視野可変時に既存のカメラスケールを使うか、あらたに再取得するカメラスケールを使うかを、選択可能であることを特徴とする部品装着方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、電子部品を電子回路基板上に装着する部品装着方法、装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、電子回路基板は電子部品を正確に装着し実装品質を向上する事が要求されている。部品の種類に対応する電子部品装着装置としては特開平2−226484号に部品の種類によりズームレンズによる最適視野で部品認識することの記載がある。また以下、図12を参照しながら、別の方法の電子部品装着装置の一例について説明する。図12は、従来の電子部品装着装置の全体概略図である。図12にて、32は電子回路基板31を搬入・搬出する搬送部、34はXYロボットで供給部33より電子部品37を吸着・装着するノズル35及び電子回路基板31の位置を計測する基板認識カメラ36を任意の位置に位置決めする。38a,38bは電子部品37の吸着姿勢を撮像計測する部品認識カメラである。 【0003】次に上記部品装着装置の動作について説明する。図12において電子回路基板31は搬送部32により装着位置に搬入される。XYロボット34は基板認識カメラ36を電子回路基板31上に移動し、基板マーク39を計測し実装すべき位置を調べる。次に、XYロボット34は吸着ノズル35を部品供給部33上に移動させ、吸着ノズル35は電子部品37を吸着し、部品の大きさにより部品認識カメラ38a、または38bにて吸着姿勢を撮像し、この情報をもとに位置補正後、電子部品37は電子回路基板31上に装着される。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記構成においては、以下の様な課題を有する。電子部品装着装置においては近年部品形状の種類が増える傾向にあるため、特開平2−226484号に記載されている、被写体に対する焦点距離を可変するズームレンズを駆動する手段を備えたカメラ装置の倍率を制御する方法がある。しかしこの方法では視野可変時、光軸がずれるため高精度を必要とする装置には向いていない。また多品種を1視野固定にて高精度に部品認識することが難しい。図12の様に、吸着ノズル35で電子部品37を吸着し、部品認識カメラ38a、または38b上で部品37を認識する場合、部品形状によっては充分満足できる計測状態ではないことがある。しかし、現状では認識精度を悪くしてでも対応可能な種類を増やす必要にせまられている。その対応策として認識アルゴリズムの改良も試みられているが、基本的に認識視野と認識対象部品形状の大きさの違いよる影響がもつとも大きい要因である。 【0005】本発明は上記の課題に鑑み、電子部品装着装置で部品の大きさに応じて、部品認識カメラの視野を選択でき、また目的視野における光軸の補正を実施する方法を採るため、部品の吸着姿勢を正確に計測可能となり、電子部品装着装置の装着精度を安定させ、電子回路基板の実装品質を向上させる装置及び、方法を提供するものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解決するために、基板に設けられた基板マーク、もしくはICマークを部品装着装置のヘッド部に設けられた第1撮像手段により読みとり、供給部から供給された部品をヘッド部に設けられたノズルにより吸着し、このノズルに吸着された部品を第2撮像手段により撮像して部品の位置を計測し、この計測した部品の位置と第1撮像手段で読みとった基板マーク、もしくはICマークの位置より、部品あるいは基板の位置を相対的に補正して部品を基板に装着する方法において、この装置の標準視野でのノズル中心位置データを取得したときの画像中心位置からノズル中心位置までの距離をノズル中心オフセット値とし、撮像視野を可変する毎に第2撮像手段で前記ノズルの中心位置を計測し、たえず標準視野でのノズル中心位置と可変後の、ノズル中心位置との差をノズル位置補正データとして求める(固定比較法)。もしくは初めに、この装置の標準視野でのノズル中心位置データを取得したときの画像中心位置からノズル中心位置までの距離をノズル中心オフセット値として、次に撮像視野を可変する毎に、第2撮像手段で前記ノズルの中心位置を計測し、可変前のノズル中心位置と、可変後の中心位置との差をノズル位置補正データとして求める(順次比較法)。なお両方法共、視野の違いによる長さ補正も加味し最新視野ノズル位置補正データとし保存する。以後撮像視野を変えるまで、この最新視野ノズル位置補正データにより部品装着をすることを特徴とする部品装着方法、及び部品装着装置。 【0007】 【作用】この構成により認識視野を可変する毎に第2撮像手段がノズル中心位置を計測し、この装置の部品装着するノズル中心位置データを取得した時に、第2撮像手段が取得したノズル中心位置データといままでの視野のノズル中心位置データとの相対位置を計算し、最新視野のノズル位置補正データを取得することが出来、多品種の部品を高精度に搭載できる。 【0008】 【実施例】本発明の一実施例を図1〜図11、図20、2を参照しながら説明する。図1及び図2にて本発明の電子部品装着装置の構成を述べる。図1は、本発明の電子部品装着装置の全体概略図である。図1にて、1は電子回路基板、2は電子回路基板1を搬入搬出する搬送部、5はXYロボットで供給部3・4より電子部品を吸着・装着するノズルを含むヘッド部6を任意の位置に位置決めする。7は電子部品の吸着姿勢を撮像計測するズームレンズ付き部品認識カメラ7(第2撮像装置)で、8は交換用ノズル先端部を備えたノズルステーションである。ズームレンズ付き部品認識カメラ7に使用しているズームレンズを駆動するモータはサーボモータ、ステップモータ、超音波モータなどが使用出来る。 【0009】図2は電子回路基板1及びヘッド部6及びズームレンズ付き部品認識カメラ7及びノズルステーション8の詳細図である。図2にて電子回路基板1には電子部品25(図示してないフィーダより吸着した部品)を実装するランド9とランド9の位置を計測するためにランド9に対して正確に配置されたICマーク10a及び10bを有する。また図2にてヘッド部6には上下に昇降し且つ回転方向に自由に位置決めできるノズル11を有し、照明14及びレンズ13及び基板用カメラ12からなり電子回路基板1上にフォーカス面を持つ基板認識カメラユニット27(第1撮像装置)を有している。また図2にてズームレンズ付き部品認識カメラ7は照明接続部26に対し鏡筒18及びズームレンズ17及び部品用カメラ16が取り付けられ、LED照明を備えた照明部21が取り付けられている。また図2にてノズルステーション8には装着する電子部品に応じて交換されるノズル先端部24を備えている。 【0010】次に上記部品装着装置の動作について説明する。まず図3〜図7にて本発明の電子部品装着装置の吸着ノズル11及び基板認識カメラユニット27及びズームレンズ付き部品認識カメラ7の補正データの計測方法について述べる。ここで用いる認識カメラ7の視野オフセットデータとしては、XYロボットとなすカメラ回転角データ(θs)、ノズル中心位置データ(Xs、Ys)、ノズル位置補正データ(ΔXs、ΔYs)、カメラの倍率に対する長さを示すカメラスケール(1画素あたりの長さ、Ss)がある。 【0011】図3は部品認識カメラ7の断面図であり、図4ないし図5は部品認識カメラ7で撮像される画面であり、ノズル先端部11を示している。図3にて吸着ノズル11はノズルステーション8からノズル11を取り出しズームレンズ付き部品認識カメラ7上に移動する。その時ズームレンズ付き部品認識カメラ7の認識視野は標準視野に設定されている。ノズル11の先端部は照明部21内のLED28に照射され、その光像は鏡筒18及びズームレンズ17をへて部品用カメラ16にて撮像される。図4はXYロボット5がノズル11の先端部を移動させたときの撮像結果を示す。図4にて、最初のノズル11の先端部の位置は11aであり、その面積中心がOaである。ノズルの位置計測方法は多数あるが本実施例では面積中心をもってノズル中心とする。つぎにXYロボット5はX方向に一定距離移動し、11bにての面積中心がObである。同様にXYロボット5はY方向に一定距離移動し、11cにての面積中心がOcである。OaとObを結ぶ線と部品認識カメラ7の水平ラインの成す角度θを部品認識カメラ7のカメラ回転角データ(θs)とする(数1)。Oa・Obの距離とXYロボット5のX方向の移動距離の比率と、Ob・Ocの距離とXYロボット5のY方向の移動距離の比率との平均を部品認識カメラ7のカメラスケール(Ss)とする(数2)。前もってズームレンズの各認識視野におけるカメラスケールの関係データは図20で示すようなデータが取得してある。搭載精度を必要とする場合は前もって取得した図20のカメラスケールでなく、視野可変時に取得したカメラスケールを使用することが可能である。既存データを使うか、再取得するかは視野あるいは部品装着精度により選択可能である。以上がズームレンズ付き部品認識カメラ7のカメラスケール及びカメラ回転角データの計測方法の1実施例である。これ以外にカメラスケールはノズルの直径を計測し、真の値と実測値との比を算出してもよい。 【0012】 【数1】
【0013】 【数2】
【0014】上記以外のSsの求め方としてはSs=前もって分かっているノズル直径/認識カメラ7で計測したノズル直径の画素数がある。図5にてノズル11の先端部をズームレンズ付き部品認識カメラ7の中心に移動する。ズームレンズ付き部品認識カメラ7の中心とノズル11の先端部の中心は通常一致していないので以下の方法でノズル中心位置データ(Xs、Ys)を計測する。 【0015】ノズル11の先端部の面積中心Ohを計測する。本実施例の電子部品装着装置では、ズームレンズ付き部品認識カメラ7の視野中心Ocamを基準としている。従ってズームレンズ付き部品認識カメラ7で計測した時点でのXYロボット5の座標Ohをもってズームレンズ付き部品認識カメラ7のノズル中心位置データ(Xs、Ys)としている。以上で標準視野におけるズームレンズ付き部品認識カメラ7のノズル中心位置データが計測される。 【0016】次に上記部品装着装置のズームレンズ付き部品認識カメラ7と基板認識カメラユニット27とノズル中心位置オフセットの各装置間の微調整データを取得する。図1ないし図6〜図8を用いて説明する。精度確認電子回路基板101は搬送部2により装着位置に搬入される。XYロボット5はヘッド部6を精度確認電子回路基板101上に移動し、基板認識カメラユニット27がICマーク110a・110bを計測し実装すべき位置を調べる。次に、XYロボット5はヘッド部6をノズルステーション8上に移動し、吸着ノズル11はテスト用電子部品23を吸着し、ズームレンズ付き部品認識カメラ7の計測位置に移動後、吸着ノズル11はテスト用電子部品23を部品認識カメラ7のフォーカス面まで下降する。テスト用電子部品23は照明部21内のLED28に照射され、その光像は照明接続部26及びズームレンズ17をへて部品用カメラ16にて撮像される。図8はテスト用電子部品23の撮像結果23aを示す。この時のノズル中心値と部品中心値の差と傾きを求め部品演算結果(Δx21、Δy21、ΔΘ21)とし、部品認識カメラ7の標準視野オフセットと、基板認識カメラユニット27が取得したデータ(Δx11、Δy11、ΔΘ11)(図示せず)をもとに位置補正計算後、位置補正動作後テスト用電子部品23は精度確認電子回路基板101上に装着される。装着されたテスト用電子部品23を三次元計測器(図示せず)などの計測器で計測し、この時計測した誤差データをテスト用電子部品23の標準視野におけるこの装着装置のための微調整データ(ΔX3、ΔY3、ΔΘ3)とし図15のメモリ15に保存する。微調整データの取得は工場出荷時あるいは装置部品交換後に実施する。 【0017】以上により、基板認識カメラユニット27と吸着ノズル11、ズームレンズ付き部品認識カメラ7について、カメラ回転角オフセットとカメラスケールとノズル中心位置オフセット、並びに微調整データを計測し求めた。即ち、吸着ノズル11と基板認識カメラユニット27とズームレンズ付き部品認識カメラ7の位置関係がきまる。 【0018】次に視野変更後のズームレンズ付き部品認識カメラ7での吸着ノズル11のノズル位置補正データ取得方法を説明する。目的視野にズームレンズ付き部品認識カメラ7を視野変更後、図9にてノズル11の先端部をズームレンズ付き部品認識カメラ7の中心に移動する。ズームレンズ付き部品認識カメラ7の中心位置とノズル11の先端部の中心位置は通常一致していないので以下の二つの方法での計測例で説明する。 1.固定比較法ノズル11の先端部の面積中心Oh1を計測する。本実施例の電子部品装着装置では、装置の座標系はズームレンズ付き部品認識カメラ7の視野中心Ocamを基準としている。従って ズームレンズ付き部品認識カメラ7で計測した時点でのXYロボット5の座標Oh1(Xs1、Ys1)をもって目的視野におけるズームレンズ付き部品認識カメラ7のノズル中心位置データOh1(Xs1、Ys1)を取得出来る、それと同時に前記の方法でカメラスケール(Ss1)も取得する。次に標準視野における”XYロボット5の座標Oh(Xs、Ys)”と目的視野におけるXYロボット5の座標Oh1(Xs1、Ys1)と比較しその差をノズル位置補正データ( Xs、 Ys)とし、目的視野のノズル中心位置オフセットデータは(Xs、Ys)と( Xs、 Ys)とする。ノズル中心位置オフセットデータは標準ノズル中心位置データとノズル位置補正データからなる。 2.順次比較法ノズル11の先端部の面積中心Oh1を計測する。本実施例の電子部品装着装置では、装置の座標系はズームレンズ付き部品認識カメラ7の視野中心Ocamを基準としている。従って ズームレンズ付き部品認識カメラ7で計測した時点でのXYロボット5の座標Oh1(Xs1、Ys1)をもって目的視野におけるズームレンズ付き部品認識カメラ7のノズル中心位置データOh1(Xs1、Ys1)を取得出来る、それと同時に前記の方法でカメラスケール(Ss1)も取得する。次に目的視野のノズル位置補正データ(ΔXs、ΔYs)は前の目的視野における”XYロボット5の座標Oh1(Xs1、Ys1)”と次の目的視野におけるXYロボット5の座標Oh1(Xs1、Ys1)と比較しその差をノズル位置補正データ(ΔXs、ΔYs)とし、目的視野のノズル中心位置オフセットデータは(Xs1、Ys1)と(ΔXs、ΔYs)とする。ノズル中心位置オフセットデータは前視野ノズル中心位置データとノズル位置補正データからなる。この場合両方法共最初の状態においてはXs=Xs1、Ys=Ys1となる。両方法共ノズル位置補正データを求めるときはその視野におけるカメラスケール(Ss)により比較する単位系を同じにするのは言うまでもない。 【0019】以上により、吸着ノズル11とズームレンズ付き部品認識カメラ7の視野変換後のノズル中心位置データが計測され、もしくはノズル位置補正データが計算され、目的視野における吸着ノズル11とズームレンズ付き部品認識カメラ7の相対位置が分かる。次に上記部品装着装置のズームレンズ付き部品認識カメラの視野オフセットデータ(カメラ回転角データ、ノズル中心位置データ、ノズル位置補正データ、カメラスケール)取得後の実際の装着運用動作について図1ないし図2、図10、図11、図13…図15を用いて説明する。図6、図7、図8で表したように標準視野でテスト用電子部品23を精度確認電子回路基板101に搭載する時、取得した部品認識データ(Δx21、Δy21、ΔΘ21)と、基板認識カメラユニット27が取得した位置データ(Δx11、Δy11、ΔΘ11)と、標準視野での視野オフセットデータ(カメラ回転角データ、ノズル中心位置データ、カメラスケール)、と部品装着装置の標準視野における装着のための微調整データ(ΔX3、ΔY3、ΔΘ3)を基礎データとして、さらに図15のメモリ15に保存する。図13、図14は部品装着時の運用動作フローチャートである。次にフローチャート等に基ずいて動作を説明する。 【0020】電子回路基板1は搬送部2により装着位置に搬入される。XYロボット5はヘッド部6を電子回路基板1上に移動し、基板認識カメラユニット27が基板マーク40、41を撮像し位置データ(Δx12、Δy12、ΔΘ12)(図示せず)を取得する。(図13のs100)次に、部品データを読み出し(図13のs101)認識視野が正しいかどうか確認し、正しくない場合は視野変更ルーチン(図14のs200)を実行し、正しい場合は、XYロボット5はヘッド部6を部品供給部4上に移動し、吸着ノズル11は電子部品25を吸着し(図13のs102)、ズームレンズ付き部品認識カメラ7上に移動(図13のs103)後、吸着ノズル11は電子部品25を部品認識カメラ7のフォーカス面まで下降する。図10で電子部品25は照明部21内のLED28に照射され、その光像は鏡筒18及びズームレンズ17をへて部品用カメラ16にて撮像される。図11は電子部品25の撮像結果25bを示す(図13のs106)。チップ部品以外の時、この部品の認識結果(Δx22、Δy22、ΔΘ22)と基礎データとその他のデータ(ICマークに基ずく位置補正データ、ノズル中心位置補正データ、部品認識補正データ)をもとに演算(図13のs108)し装着位置補正データを求め位置補正され、またチップ部品の時は、部品の認識結果(Δx22、Δy22、ΔΘ22)と基礎データとその他のデータ(基板マークに基ずく位置補正データ、ノズル中心位置補正データ、部品認識補正データ)をもとに演算(図13のs109)し装着位置補正データを求め位置補正され、電子部品25は電子回路基板1上に装着(図13のs110)される。以上のように視野変更後のノズル中心位置データとノズル位置補正データ取得方法以外は従来実施している技術である。 【0021】視野変更ルーチン(図14のs200)は視野変更起動トリガ(s300)ルーチンとノズル中心位置補正補正データ取得(s400)ルーチンから成り立っている。基本的な考えは前記で説明済みであるため、ここでは一実施例について説明する。視野変更起動トリガ(s300)では図21部品データから部品番号の種類に対応する部品の大きさを、読み出し5mm単位に切り上げ方式(例えば、部品番号1の場合、部品の大きさが6mmであるので認識視野は10mmとなる)で認識視野を求める(s301)。次に図20を参照し認識視野に対応する位置データを求める(s302)、そして現視野の位置データと新視野の位置データとの差を求め(s303)、その差分に基づきズームレンズの視野を可変させ目的視野に成るようにズームレンズを制御する(s304)。この時点で目的視野にズームレンズを変更し、その後ノズル中心位置補正データ取得(s400)は固定比較法、あるいは順次比較法で行う。 【0022】第2の実施例としてのノズル中心位置補正量の求め方として図15〜図19で表す方法を説明する。図16はノズル中心位置測定の代用方法を示す装置の詳細斜視図である。ズームレンズ付き部品認識カメラ7上をノズル位置測定の代用治具19はモータなどの駆動装置(図示せず)の動作により、ズームレンズ付き部品認識カメラ7の視野内や、視野外に移動する。ノズル位置測定の代用治具19の下面(撮像側)には吸着ノズルの先端部と同等な物を取り付ける。ノズル位置測定の代用治具19の下面に取り付けた先端部19aはズームレンズ付き部品認識カメラ7の焦点位置になるように組み付けられている。またズームレンズ付き部品認識カメラ7で正確な画像が取れるように、ノズル位置測定の代用治具19の下面はコントラストが充分高く取れるように作られている。図17は標準視野におけるノズル中心位置データを取得する(Xa、Ya)時のズームレンズ付き部品認識カメラ7とノズル位置測定の代用治具19とノズル11の位置関係を示す。図18は標準視野及び視野変更後の、ズームレンズ付き部品認識カメラ7と、ノズル位置測定の代用治具19の位置関係を示す。標準視野時のノズル位置測定の代用治具19の中心位置データを(Xb、Yb)とする。ここで取得した(Xa、Ya)と(Xb、Yb)の差分データがズームレンズ付き部品認識カメラ7と、ノズル位置測定の代用治具19の修正データとして図15のメモリ15に保存する。図19は部品認識時のズームレンズ付き部品認識カメラ7と、ノズル位置測定の代用治具19との位置関係を示す。以下視野変更毎に図18に示すようにノズル位置測定の代用治具19の中心位置と代用治具19の直径を計測して、前記説明した、固定比較法または順次比較法のノズル11の代わりに代用治具19を使用して中心位置誤差を求め、修正データにて補正すればノズルを使いノズル中心位置データを求めたのと同様である。この方法の良い点はノズルがズームレンズ付き部品認識カメラ7の上側に無くとも、ノズルの中心位置を相対的に計測出来、高速化も可能となる。 【0023】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、部品の大きさにより最適視野にズームレンズ付き部品認識カメラを設定する事ができ、精度の高い認識が可能となる。また視野変更後に起こる光軸ずれも標準視野との差により吸着ノズル中心位置データを求めることができ、また同時にカメラスケールの確認と修正もできる。従って、吸着ノズルと基板認識カメラとズームレンズ付き部品認識カメラについて、相対位置関係を正確に把握出来、かつカメラスケールも正確に成るため、電子部品の装着を高精度に正確に行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003399 【氏名又は名称】ジューキ株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年6月8日(1999.6.8) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−294996(P2000−294996A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月20日(2000.10.20) |
| 【出願番号】 |
特願平11−160748 |
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