| 【発明の名称】 |
中継増幅器用放熱板構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】高木 俊夫
【氏名】高橋 秀明
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| 【要約】 |
【課題】中継増幅器における放熱板として、狭領域で放熱板を取り付ける際、部品配置を変更することなく、工具を通す空間を有するように工夫した放熱板の構造を提供する。
【解決手段】中継増幅器の基板2上に放熱板1が配設される。放熱板1は端部を直角に折り曲げた脚のL形底面12に取り付け用の穴13を明け、この穴を隣接する基板3との狭い隙間に立設したねじ加工した柱9に嵌め込みワッシャ及びナット10で締付け固定する。放熱板1の脚部側面11には、取付け用穴13の位置に対応して柱9に平行してざぐり穴14を形成してある。このざぐり穴14を通してナット10を締める工具を入れて締付け固定する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 中継増幅器の基板上に設置される放熱板の端部を直角に折曲げた脚のL形底面に明けた取付用穴を隣接する基板との隙間に立設したねじ加工された柱に嵌め込みナット締め固定される放熱板構造において、放熱板の前記取付用穴の位置に対応する脚部の側面に前記柱に平行してナットを締付ける工具を通過させるざぐり穴を形成したことを特徴とする中継増幅器用放熱板構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、中継増幅器(ブースタ)に使用される放熱板構造、特に狭領域に取り付けられる放熱板構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図4は、中継増幅器の内部構造図を示す。1は放熱板、2は基板、3は隣に配置された他の基板を示す。基板2と放熱板1はねじ軸5上にスペーサ7及び8を介して、基板2、基板上に放熱板1を2段階に間隔を置いて重ね、ねじ5にナット6で締め付け固定する。放熱板1はさらに取り付けを完全にするために、右端を直角に折曲げた脚を有し、その下端がL字形に折れた底面をシャーシ4に固定する。シャーシ4にはねじ加工された柱9が立設してあり、前記放熱板1の下端L形に折れた底面に開けた穴を柱9に通し、ワッシャ及びナット10で締め付け固定する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、柱9が設けられた放熱板1を締め付け固定する位置が、図のように、基板2及び放熱板1と隣の基板3との間が極めて狭い領域であるため、柱9にナット10を締め付けるための工具を入れることが困難であった。 【0004】このような中継増幅器にあっては、全体構造を小型化するため、基板と基板との隙間が狭小に設計され、放熱板の取付け作業が困難となっていた。 【0005】本発明の目的は、このような構造の中継増幅器において、狭領域で放熱板を取り付ける際の、部品配置を変更することなく、工具を通す空間を有するよう工夫した放熱板構造の提供にある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の目的は、中継増幅器の基板上に設置される放熱板の端部を直角に折曲げた脚のL形底面に明けた取付用穴を隣接する基板との隙間に立設したねじ加工した柱に嵌め込みナット締め固定される放熱板構造において、放熱板の前記取付用穴の位置に対応する脚部の側面に前記柱に平行してナットを締付ける工具を通過させるざぐり穴(くり抜き)を形成したことによって達成される。 【0007】上記の手段によれば、放熱板をシャーシに取付ける部位が狭領域でも、ナット締付け用工具は放熱板の側面に形成したざぐり穴を通過させて入れることができ、狭い隙間でもナット締めにより放熱板を容易に固定し取り付けることができる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。 【0009】図1は、本発明の一実施形態の放熱板の平面図、図2は、取付部分の右側側面図を示す。放熱板1の右端部は、図4に側面図が示されるように直角に折り曲げた脚を形成してある。この脚部先端のL形底面12に取付用穴13が数ケ所に明けられている。そして、この脚部側面11の取付用穴13に対応した位置に、取付固定用柱9に平行してナット締付け用工具を通過させるざぐり穴(繰り抜き穴)14が形成されている。15は基板2と放熱板1を2段階に重ねて固定するねじ5に通す穴である。 【0010】図3は、基板2の平面図で、21、22、23は基板に実装した熱を発生するチップ(部品)である。 【0011】中継増幅器の内部の組立構造は図4に示される。シャーシ上にねじ軸5とスペーサ7及び8によって基板2と放熱板1が2段階に所定の間隔で重ねられナット6で固定される。さらに放熱板1は完全に固定するために、放熱板1の脚部のL形底面12に形成した穴13を固定用柱9に嵌め込む。その後ワッシャとナット10で締付け固定する。ナット10の締付けにはスパナ等の締付工具を使用するが、柱9を立設した領域は隣に配置された基板3との狭い隙間しかない。しかし、放熱板1の脚の側面11には柱9に平行するざぐり穴14が形成してある。このざぐりの繰り抜き穴14にナット10を締める工具を通すことができ、容易にナットの締付け固定をすることができる。 【0012】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、放熱板の取り付け位置が狭い隙間であっても、部品配置を変更することなく、放熱板自体に締付け工具を通すざぐり穴を形成しただけで、容易にナットの締付け固定をすることが可能となった。そのため中継増幅器自体の大きさを小形化することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001122 【氏名又は名称】国際電気株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年4月6日(1999.4.6) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100059269 【弁理士】 【氏名又は名称】秋本 正実
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| 【公開番号】 |
特開2000−294964(P2000−294964A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月20日(2000.10.20) |
| 【出願番号】 |
特願平11−99084 |
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