| 【発明の名称】 |
LED取付用スペーサ |
| 【発明者】 |
【氏名】栗田 豊司
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| 【要約】 |
【課題】LEDを横型にしてプリント基板に対して垂直方向に複数取り付ける場合にも、LEDの先端の位置が不安定にならず、位置合わせのための部品等が不要で、LEDの取付高さに応じてスペーサの形状を変化させる必要のないLED取付用スペーサを提供する。
【解決手段】本体10と、2つの第1貫通孔11と、2つの第2貫通孔12と、第1貫通孔11が穿設された一面に立設された第1突起13と、LED30または第1突起11を挿入可能な第1挿入孔14と、第2貫通孔12が穿設された一面に立設された第2突起15と、第2突起15を挿入可能な第2挿入孔16と、先端に傾斜面22を有する棒状の2本のガイド部21を有するガイド部材20とを有し、ガイド部21の各々が第1貫通孔11の各々に挿入されると、傾斜面22によって第1貫通孔11及び第2貫通孔12が略々完全に閉じられる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 直方体状に形成された本体と、該本体の一面から、該一面と相対向する他の一面までを貫通する2つの第1貫通孔と、前記一面に隣接する一面から、該一面と相対向する他の一面までを貫通するとともに、各々が前記第1貫通孔の各々と交差する2つの第2貫通孔と、該第1貫通孔が穿設された一面に立設された第1突起と、該第1突起が穿設された一面と相対向する他の一面に穿設され、LEDまたは前記第1突起を挿入可能な第1挿入孔と、前記第2貫通孔が穿設された一面に立設された第2突起と、該第2突起が穿設された一面と相対向する他の一面に穿設され、前記第2突起を挿入可能な第2挿入孔と、先端に傾斜面を有する棒状の2本のガイド部を有するガイド部材とを有し、前記ガイド部の各々が前記第1貫通孔の各々に挿入されると、前記傾斜面によって前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔が略々完全に閉じられることを特徴とするLED取付用スペーサ。 【請求項2】 前記第2挿入孔が穿設された一面から、該一面と相対向する一面までを貫通するとともに、前記第2挿入孔と交差しない2つの第3挿入孔を有することを特徴とする請求項1記載のLED取付用スペーサ。 【請求項3】 前記第1挿入孔及び前記第2挿入孔のいずれも穿設されていない一面に立設された第3突起と、該第3突起が穿設された一面と相対向する他の一面に穿設され、前記第3突起を挿入可能な第3挿入孔とを有することを特徴とする請求項1または2記載のLED取付用スペーサ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、LED取付用スペーサに関し、特に、LEDをプリント基板に横型に取り付けるために使用されるLED取付用スペーサに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、発光ダイオード(以下「LED」という)をプリント基板に取り付けるため、例えば特開平6−188535号公報に記載のスペーサ等が提案されている。 【0003】このスペーサは、LEDの取付位置毎に専用のものが単独で使用され、図7に示すように、LED104を横型に取り付ける場合には、プリント基板106上にスペーサ101を載置し、上方からLED104のリード105を段部101aの貫通孔101bに挿入し、プリント基板106の下側に突出させ、この部分をはんだ付けする。その後、LED104を矢印X方向に曲げて横型にする。この際、LED104の取付高さは、スペーサ101の高さを変化させることにより調節し、リード105の折り曲げ位置は、段部101aの高さを変化させることにより調節していた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のLED取付用スペーサにおいては、LEDを横型にして、プリント基板に対して垂直方向に複数取り付ける場合には、LEDの取付位置がプリント基板上から離れるに従って、LEDの先端からリードの曲げ位置までの距離が大きくなるため、LEDの先端の位置が不安定になるという問題がある。また、この際、位置合わせのための部品等が必要になるという問題もある。 【0005】さらに、LEDの取付高さに応じてリードの曲げ位置が変わるため、LEDの取付高さに応じてスペーサの形状を変化させなければならないという問題がある。 【0006】そこで、本発明は、上記従来のLED取付用スペーサにおける問題点に鑑みてなされたものであって、LEDを横型にして、プリント基板に対して垂直方向に複数取り付ける場合にも、LEDの先端の位置が不安定になることがなく、位置合わせのための部品等が不要で、LEDの取付高さに応じてスペーサの形状を変化させる必要のないLED取付用スペーサを提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、LED取付用スペーサであって、直方体状に形成された本体と、該本体の一面から、該一面と相対向する他の一面までを貫通する2つの第1貫通孔と、前記一面に隣接する一面から、該一面と相対向する他の一面までを貫通するとともに、各々が前記第1貫通孔の各々と交差する2つの第2貫通孔と、該第1貫通孔が穿設された一面に立設された第1突起と、該第1突起が穿設された一面と相対向する他の一面に穿設され、LEDまたは前記第1突起を挿入可能な第1挿入孔と、前記第2貫通孔が穿設された一面に立設された第2突起と、該第2突起が穿設された一面と相対向する他の一面に穿設され、前記第2突起を挿入可能な第2挿入孔と、先端に傾斜面を有する棒状の2本のガイド部を有するガイド部材とを有し、前記ガイド部の各々が前記第1貫通孔の各々に挿入されると、前記傾斜面によって前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔が略々完全に閉じられることを特徴とする。 【0008】そして、請求項1記載の発明によれば、第1貫通孔に挿入されたガイド部の傾斜面によって、第1貫通孔から挿入されたLEDのリードが曲げられて第2貫通孔を通って出ていくため、工具が不要で、リードの曲げ位置に留意することなく容易に曲げ加工を行うことができる。 【0009】また、一つのLED取付用スペーサの第2突起を他のLED取付用スペーサの第2挿入孔に挿入することにより、複数のLED取付用スペーサをプリント基板に対して垂直方向に取り付けることができ、この際、複数のLED取付用スペーサの第2貫通孔が一体となるため、LEDのリードの曲げ位置からLEDの先端までの距離を部品の種類を変えることなく、一定の間隔で設定することが可能となり、プリント基板に対して垂直方向にLEDを横型に複数取り付けても、LEDの先端位置を正確に合わせることができる。 【0010】さらに、一つのLED取付用スペーサの第1突起を他のLED取付用スペーサの第1挿入孔に挿入することにより、複数のLED取付用スペーサをプリント基板に対して平行な方向に取り付けることができ、この際、複数のLED取付用スペーサの第1貫通孔が一体となるため、プリント基板に対し平行な方向にLEDを横型に取り付ける場合に、LEDの取付位置を容易に変えることができ、専用のスペーサを用意する必要がない。 【0011】請求項2記載の発明は、前記第2挿入孔が穿設された一面から、該一面と相対向する一面までを貫通するとともに、前記第2挿入孔と交差しない2つの第3挿入孔を有することを特徴とする。 【0012】これによって、第3挿入孔に電気部品のリードを挿入してプリント基板に取り付けると、該電気部品のリードとLEDのリードとが互いに接触することがなく、プリント基板上に高密度に電気部品を実装することができる。 【0013】請求項3記載の発明は、前記第1挿入孔及び前記第2挿入孔のいずれも穿設されていない一面に立設された第3突起と、該第3突起が穿設された一面と相対向する他の一面に穿設され、前記第3突起を挿入可能な第3挿入孔とを有することを特徴とする。 【0014】これによって、一つのLED取付用スペーサの第3突起を他のLED取付用スペーサの第3挿入孔に挿入することにより、複数のLED取付用スペーサをプリント基板に対して平行な方向に並列させることができ、プリント基板上に横方向に一定の間隔でLEDを取り付けることができる。 【0015】 【発明の実施の形態】次に、本発明にかかるLED取付用スペーサの実施の形態の具体例を図面を参照しながら説明する。 【0016】図1は、本発明にかかるLED取付用スペーサ(以下「スペーサ」と略称する)の一実施例を示す図であって、このスペーサ1は、直方体状に形成された本体10と、LED30のリード31を水平方向に挿入するための2つの第1貫通孔11と、リード31を垂直方向に挿入するための2つの第2貫通孔12と、スペーサ1を奥行き方向に連結するための第1突起13と、LED30またはスペーサ1の第1突起13を挿入するための第1挿入孔14と、スペーサ1を垂直方向に連結するための2つの第2突起15と、この第2突起15を挿入するための2つの第2挿入孔16とを備える。 【0017】また、図2に示すように、スペーサ1の部品の一つとしてのガイド部材20はLED30のリード31を垂直方向に曲げるための傾斜面22を備えた棒状のガイド部21を2本有している。 【0018】次に、上記構成を有するスペーサ1の動作について説明する。 【0019】図3(a)に示すように、スペーサ1Aにガイド部材20を取り付けると、ガイド部21の各々が第1貫通孔11の各々に挿入され、傾斜面22によって第1貫通孔11及び第2貫通孔12が略々完全に閉じられる。 【0020】そして、LED30のリード31を第1貫通孔11に挿入し、ガイド部材20のガイド部21の傾斜面22によりリード31を垂直方向に曲げ、第2貫通孔12から突出させる。 【0021】次に、スペーサ1Bの第1突起13をスペーサ1Cの第1挿入孔14に挿入して連結し、ガイド部材20を取り付け、LED30のリード31を第1貫通孔11に挿入し、ガイド部材20のガイド部21の傾斜面22を利用して垂直方向に曲げ、第2貫通孔12から突出させる。そして、スペーサ1Bの第2突起15をスペーサ1Aの第2挿入孔16に挿入してスペーサ1を連結する。 【0022】次に、プリント基板40上の位置決め孔41にスペーサ1Aの第2突起15を合わせて載置し、LED30のリード31をプリント基板40の下側に突出させこの部分をはんだ付けして、図3(b)に示すように、プリント基板40上へのLED30の実装が完了する。 【0023】図4は、スペーサ1を使用してLED30の取付高さを変える一例を示す。すなわち、図4(a)に示すように、スペーサ1Dにガイド部材20を取り付け、スペーサ1Dの第2突起15をスペーサ1Eの第2挿入孔16に挿入し縦方向に連結させる。 【0024】次に、LED30のリード31を第1貫通孔11に挿入し、ガイド部材20のガイド部21の傾斜面22を利用して垂直方向に曲げ、第2貫通孔12から突出させる。 【0025】最後に、プリント基板40上の位置決め孔41にスペーサ1Eの第2突起15を合わせて載置し、LED30のリード31をプリント基板40の下方に突出させ、この部分をはんだ付けして、図4(b)に示すように、プリント基板40へのLED30の実装が完了する。 【0026】図5は、本発明にかかるLED取付用スペーサの第2実施例を示し、図5(a)に示すように、スペーサ1には、第3貫通孔51が穿設される。そして、図5(b)に示すように、第3貫通孔51に電気部品60のリード61を挿入してプリント基板40に取り付けると、LED30のリード31と接触しないため、プリント基板40の上に高密度に部品を実装することができる。 【0027】図6は、本発明にかかるLED取付用スペーサの第3実施例を示し、図6(a)に示すように、スペーサ1には、第3突起71と、この第3突起71を挿入するための第3挿入孔72が設けられている。これによって、横方向の連結が可能となり、図6(b)に示すように、プリント基板40上に横方向に一定の間隔でLED30を取り付けることができる。 【0028】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、工具が不要で、リードの曲げ位置に留意することなく容易に曲げ加工を行うことができ、プリント基板に対して垂直方向にLEDを横型に複数取り付けても、LEDの先端位置を正確に合わせることができ、プリント基板に対し平行な方向にLEDを横型に取り付ける場合に、LEDの取付位置を容易に変えることができ、専用のスペーサを用意する必要のないLED取付用スペーサを提供することができる。 【0029】また、請求項2記載の発明によれば、上記効果に加え、プリント基板上に高密度に電気部品を実装することが可能なLED取付用スペーサを提供することができる。 【0030】さらに、請求項3記載の発明によれば、上記効果に加え、プリント基板上に横方向に一定の間隔でLEDを取り付けることが可能なLED取付用スペーサを提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000232047 【氏名又は名称】日本電気エンジニアリング株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年2月8日(1999.2.8) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100106563 【弁理士】 【氏名又は名称】中井 潤
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| 【公開番号】 |
特開2000−228589(P2000−228589A) |
| 【公開日】 |
平成12年8月15日(2000.8.15) |
| 【出願番号】 |
特願平11−30583 |
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