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【発明の名称】 半導体素子の製造装備、これを利用した半導体素子のパタ―ン形成方法及びこれを適用した半導体素子製造用フォトレジスト
【発明者】 【氏名】鄭 圭贊

【氏名】崔 光錫

【氏名】鄭 震恒

【氏名】金 永善

【氏名】李 鴻

【要約】 【課題】好ましい大きさのパターンを形成する半導体素子の製造装備、これを利用した半導体素子のパターン形成方法及び半導体素子製造用フォトレジストを提供する。

【解決手段】製造装備30はウェーハ上に特定のフォトレジストを塗布するフォトレジスト塗布部36、フォトレジストが塗布された後、露光されたウェーハ上にフォトレジストパターンを形成させる現像部44、及びフォトレジストパターンのフロー工程時、安定されたフローを提供するためにフォトレジストパターンを架橋反応させるための架橋反応部を備えてなる。また、ウェーハ上にフォトレジストを塗布する段階、フォトレジスト上にフォトマスクを整列させて露光する段階、ウェーハ上にフォトレジストパターンを形成させる段階、フォトレジストパターンを架橋反応させる段階、及び架橋反応後、フォトレジストパターンをフローベークさせる段階を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ウェーハ上に特定のフォトレジストを塗布するフォトレジスト塗布部と、前記フォトレジストが塗布された後、露光された前記ウェーハ上にフォトレジストパターンを形成させる現像部と、前記フォトレジストパターンのフロー工程時安定されたフローを提供するために前記フォトレジストパターンを架橋反応させるための架橋反応部と、を備えることを特徴とする半導体素子の製造装備。
【請求項2】 スピナーとトラック装備の中の一つであることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子の製造装備。
【請求項3】 フォトレジスト塗布部にウェーハを伝達する前にウェーハローディング部から移送されたウェーハ表面にフォトレジストとの接着力を増大させるためのHMDS塗布部と、前記フォトレジストが塗布されたウェーハ、露光されたウェーハ及び現像されたウェーハをベークすることが可能なベーク部と、ウェーハの縁部分の所定の幅を露光するウェーハエッジ露光部と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子の製造装備。
【請求項4】 前記ウェーハローディング部、前記HMDS塗布部、前記フォトレジスト塗布部、前記現像部、前記ベーク部、前記ウェーハエッジ露光及び前記架橋反応部は一つ以上の複数個が設置されることを特徴とする請求項3に記載の半導体素子の製造装備。
【請求項5】 前記架橋反応部は、現像されたウェーハにUV光を照射させるためのUVベーク部であることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子の製造装備。
【請求項6】 前記UVベーク部は、上部にUVを発生するUVランプと、下部に前記UVランプと所定の間隔離隔されてウェーハが安着され、前記ウェーハを加熱させることが可能なホットプレートと、を備えることを特徴とする請求項5に記載の半導体素子の製造装備。
【請求項7】 前記UVランプは極超短波励起ランプまたはマーキュリゼノンアルクランプであることを特徴とする請求項6に記載の半導体素子の製造装備。
【請求項8】 前記フォトレジストパターンをエッチングマスクとして使用するウェーハ上の下部膜質のエッチング工程が遂行される工程チャンバーを、前記工程チャンバーと前記架橋反応部との間でウェーハの移送が容易な位置にさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の半導体素子の製造装備。
【請求項9】 前記架橋反応部と前記工程チャンバーを連結するロードロックチャンバーをさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の半導体素子の製造装備。
【請求項10】 ウェーハ上にフォトレジストを塗布する段階と、前記フォトレジスト上にフォトマスクを整列させて露光する段階と、前記ウェーハ上にフォトレジストパターンを形成させる段階と、前記フォトレジストパターンを架橋反応させる段階と、前記架橋反応後、前記フォトレジストパターンをフローベークさせる段階と、を含むことを特徴とする半導体素子のパターン形成方法。
【請求項11】 前記フォトレジストはi−line用またはディップUV用であることを特徴とする請求項10に記載の半導体素子のパターン形成方法。
【請求項12】 前記i−line用フォトレジスト使用時、前記フォトマスクは位相反転マスクを使用することを特徴とする請求項11に記載の半導体素子のパターン形成方法。
【請求項13】 前記i−line用フォトレジストはベース樹脂、光活性剤及び溶剤等で構成されるポジティブフォトレジストであって、フォトレジストパターンの架橋反応を活性化するための添加剤として2、4、6−トリアミノ−1、3、5−トリアジンを含むことを特徴とする請求項12に記載の半導体素子のパターン形成方法。
【請求項14】 前記フォトレジストパターンはコンタクトホールパターンであることを特徴とする請求項10に記載の半導体素子のパターン形成方法。
【請求項15】 前記架橋反応は前記フォトレジストパターンをUVベークさせることを特徴とする請求項10に記載の半導体素子のパターン形成方法。
【請求項16】 前記UVベークは前記フォトレジストパターンにUV光を照射しながら熱によるベーク工程を同時に遂行することを特徴とする請求項15に記載の半導体素子のパターン形成方法。
【請求項17】 前記UVベークさせる段階前にハードベークさせる段階をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の半導体素子のパターン形成方法。
【請求項18】 前記熱によるベーク工程の工程温度は50乃至140℃であることを特徴とする請求項16に記載の半導体素子のパターン形成方法。
【請求項19】 前記UV光照射時、工程時間は10乃至80秒であることを特徴とする請求項16に記載の半導体素子のパターン形成方法。
【請求項20】 前記フローベークの工程温度は140乃至200℃であることを特徴とする請求項10に記載の半導体素子のパターン形成方法。
【請求項21】 前記フローベーク時、工程時間は80乃至120秒であることを特徴とする請求項20に記載の半導体素子のパターン形成方法。
【請求項22】 前記フローベークを1回以上反復することを特徴とする請求項10に記載の半導体素子のパターン形成方法。
【請求項23】 前記架橋反応は、前記フォトレジストパターンをハードベークさせる段階と、前記ハードベークが終った前記フォトレジストパターンを現像液処理する段階と、を含むことを特徴とする請求項10に記載の半導体素子のパターン形成方法。
【請求項24】 前記ハードベークが終った後、前記フォトレジストパターンの現像処理を2回以上反復遂行することを特徴とする請求項23に記載の半導体素子のパターン形成方法。
【請求項25】 ベース樹脂、光活性剤及び溶剤等で構成されるi−line用フォトレジストにおいて、フォトレジストパターンの架橋反応を活性化するための添加剤として2、4、6−トリアミノ−1、3、5−トリアジンを含むことを特徴とする半導体素子製造用i−line用ポジティブフォトレジスト。
【請求項26】 前記2、4、6−トリアミノ−1、3、5−トリアジンはベース樹脂、光活性剤及び溶剤の総量に対して0.001乃至5重量%で含まれていることを特徴とする請求項25に記載の半導体素子製造用i−line用ポジティブフォトレジスト。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子の製造に関するもので、より詳しくは写真工程で現像後、フォトレジストパターン上にUV(Ultra Violet)光を照射した後、フロー工程を遂行することで好ましい大きさのパターンを形成する半導体素子の製造装備、これを利用した半導体素子のパターン形成方法及びこれを適用した半導体素子製造用フォトレジストに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、半導体素子は蒸着工程、写真工程、エッチング工程及びイオン注入工程等の一連の工程を遂行してなる。
【0003】即ち、半導体素子はウェーハ上に多結晶膜、酸化膜、窒化膜及び金属膜等のようないくつかの層の薄膜を蒸着した後、写真工程、エッチング工程及びイオン注入工程等を通じてパターン(Pattern)を形成させて完成する。前記写真工程はフォトマスク(Photo Mask)を使用して好ましい半導体集積回路のパターンを前記ウェーハ上に形成させる半導体素子製造工程の核心技術である。前記写真工程は露光時、使用する光源によって16M DRAM、64M DRAM進んでは256M及び1G DRAM以上の半導体素子製造工程に利用されている。現在前記写真工程の光源としてはそれぞれg−line(436nm)、i−line(365nm)、DUV(248nm)及びKrFレーザー(193nm)等が使用されている。
【0004】前記写真工程に使用されるフォトレジスト(Photoresist)は、光によって化学反応が起こり一般的に溶解度等が変換される感光性高分子材質で作られる。即ち、微細回路が既形成されたフォトマスクを通じて光が照射されることにより光が照射されたフォトレジスト部分には化学反応が起き、光が照射されない部分に比べ、さらに可溶性材質で変形されるか不可溶性材質に変形されることによって適当な現像液で現像すると、それぞれのポジティブ(Positive)またはネガティブ(Negative)型フォトレジストパターンが形成される。前記フォトレジストパターンは前記写真工程以後の工程即ち、エッチング及びイオン注入工程等でマスクの役割をする。
【0005】前記フォトレジストは露光波長によってg−line,i−line,DUV用フォトレジストで区分され、通常前記フォトレジストは光源の露光波長より小さな大きさのパターンは具現し難いという問題点があった。
【0006】現在、写真工程でコンタクトホール(Contact Hole)パターンはラインアンドスペース(Line & Space)パターンに比べ解像度が低く、ウェーハ全面のパターン均一度もよくない。
【0007】従って、前記フォトレジストの限界解像度を克服し、64M DRAM以上の高集積半導体素子が要求する0.02μm以下の大きさを有するコンタクトホールパターンの形成のためには新しい技術が適用されなければならない。
【0008】現在、露光波長より小さな大きさを有するコンタクトホールを具現するために次のような方法が利用されている。
【0009】(1) フォトレジストパターンのフロー(Flow)方法として、好ましい大きさ以上のコンタクトホールのフォトレジストパターンを一般的なクロム(Cr)マスクを使用して形成した後、前記フォトレジストパターンに前記フォトレジストの軟化点以上の熱を加え、前記フォトレジスト高分子の軟化及び粘度が減少されてフローされるようにして前記フォトレジストパターンの大きさを小さくする。
【0010】(2) 変形露光方法として、変形照明と位相反転マスク(PSM:PhaseShift Mask)を使用して露光することで、前記フォトレジストの露光と非露光の部位がもう少し明確に区分され、通常の照明とフォトマスクを使用して露光する時より小さなコンタクトホールを有するフォトレジストパターンを具現する。
【0011】ノボラックレジン(Novolak Resin)、PAC(Photo Active Compound)、ソルベント(Solvent)及び添加剤(Additives)等を含めてなるi−line用フォトレジストのフロー方法は、熱によってPACが熱分解されてレジン(Resin)と架橋(CrossLinking)反応して熱特性が増加する現象と熱による粘度の減少によるフォトレジストパターンフロー現象の間の速度の差を利用する。前記i−line用フォトレジストは架橋反応が起きながら連続的に前記フローが進行されるので、前記架橋反応によって前記フロー現象が適切に制御される。即ち、前記i−link用フォトレジストのフロー現象は、温度変化によって円満に進行されて工程及び設備による温度変化に大きく影響を与えない。前記i−line用フォトレジストの場合、フロー方法としては0.25μmの大きさのパターンを具現することができた。また、前記i−line用フォトレジストに変形照明と位相反転マスクを適用することで、0.28μm大きさのパターンを具現することができた。
【0012】図1は、従来の半導体素子のパターン形成方法に関するもので、具体的には、i−line用フォトレジストを使用してコンタクトホールパターン形成方法を説明するための工程順序図である。
【0013】図1でみるように、まずウェーハ上にフォトレジストを塗布するS2段階で、i−line用フォトレジストをHMDS(Hexamethyldisilazane)が塗布された前記ウェーハ上に所定の厚さ塗布する。継続して前記塗布されたフォトレジストをソフトベーク(Soft Bake)させるS4段階で、前記フォトレジストが含んでいるソルベントを除去することで前記フォトレジストの接着力を増加させ、また、前記フォトレジストが前記ウェーハ上に一定な厚さに塗布された状態を維持するようにする。継続して前記ソフトベークが終った前記フォトレジスト上にフォトマスクを整列させて露光するS6段階で、前記i−line用フォトレジストが塗布された前記ウェーハをi−line用ステッパーに移動させて前記ウェーハ上に微細ホールパターンが形成された位相反転マスクを整列させた後、i−lineを前記位相反転マスクを通過して前記フォトレジストが塗布された前記ウェーハに照射させて露光する。継続して前記露光されたウェーハをPEB(Post Exposure Bake)させるS8段階で、前記露光が完了されたウェーハを所定の温度にベークしてフォトレジストパターン上に前記露光光源の入射光と、反射光の干渉によって補強及び相殺現象が起きながら生じるスタンディングウェーブ(Standing Wave)効果によって発生する波模様を除去して前記フォトレジストパターンのプロファイルを向上させ、前記フォトレジストパターンの解像度を向上させる。継続して前記PEBが完了された前記ウェーハを現像及び洗浄して前記フォトレジストパターンを形成させるS10段階で、前記PEBが完了された前記ウェーハを現像装置に移動させて前記フォトレジスト上に現像液を供給してパターンを形成した後、洗浄液で現像不純物を除去する。
【0014】継続して前記現像されたウェーハをハードベーク(Hard Bake)させるS12段階で、現像が完了された前記フォトレジストパターンを乾燥させ、硬化させて前記フォトレジストパターンを堅固にする。
【0015】継続して前記ハードベークの後、フローベークをするS14段階として、前記フォトレジストの軟化点以上の熱を前記フォトレジストパターンに加えて前記フォトレジスト高分子を軟化及び粘度が減少するようにして、前記フォトレジストパターンをフローさせてパターンの大きさを小さくする。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のようにi−line用フォトレジストと、前記変形照明を使用する位相反転マスクを使用してフロー方法を遂行する場合0.18μm解像度を有する前記フォトレジストパターンを形成することができるが、非露光部位も一部不均一に露光されて高分子であるフォトレジストパターンの熱的特性が不均一になる。即ち、フローのためのベーク時、パターンの密度が高いセル(Cell)地域とパターン密度が低いペリ(Peri)地域の非露光部位に加えられた露光量が不均一である。従って、前記露光量の不均一は熱による効果によるフローの速度の差が発生して前記セル地域とペリ地域の境界地域でコンタクトホールパターンがつぶれるバルク効果(Bulk effect)が発生するという問題点があった。
【0017】また、DUV用フォトレジストのフロー方法の適用は、前記DUV用フォトレジストは前記i−line用フォトレジストより熱的にとても脆弱でフロー時、使用されるベークオーブン(Bake Oven)の温度均一度に相当に敏感で、急激にフローされ、ウェーハ全面に均一な大きさを有するコンタクトホールパターン分布を得ることが難しいという問題点があった。前記問題点はフロー時、前記DUV用フォトレジストのフロー過程が前記i−line用フォトレジストのフロー過程と異なるからである。そこで、前記DUV用フォトレジストの場合フローが起きる温度またはフロー発生温度より低い温度で架橋反応が発生するメカニズムが欠けているので、i−line用フォトレジストのような効果を期待することができないという問題点があった。
【0018】図2乃至図5は、図1の工程順序図によるi−line用フォトレジスト及び位相反転マスクを使用したフロー方法でコンタクトホールパターン形成を示す工程断面図である。
【0019】図2に示すように、上部に非パターン形成膜4が形成されているウェーハ2にi−line用フォトレジスト6を塗布した後、ソフトベークする。継続して図3に示すように、前記ウェーハ2をi−line用ステッパに移動させて前記i−line用フォトレジスト6が塗布された前記ウェーハ2の上に微細ホールパターンが形成されている位相反転マスク7を整列させてi−lineを利用して露光を実施する。継続して図4に示すように前記露光された前記ウェーハ2をPEBを実施した後、現像及び洗浄をして第1コンタクトホールパターン8を形成する。この際、前記第1コンタクトホールパターン8の大きさは0.25μm程度である。継続して図5のように前記第1コンタクトホールパターン8をフローベークさせて、第2コンタクトホール9を形成する。 しかし、前記変形照明を使用する位相反転マスクを使用してフローを遂行する場合、非露光部位も一部不均一に露光されて高分子であるフォトレジストパターンの熱的特性が不均一になり、熱による硬化によるフロー速度の差が発生して図5に示すように、フローベーク時、前記第2コンタクトホール9がつぶれるバルク効果(Bulk effect)が発生する問題点があった。
【0020】本発明の目的は、i−lineフォトレジストと位相反転マスクが同時に適用される工程でフロー方法が可能であるように均一で好ましい大きさを有するコンタクトホールパターンを形成させる半導体素子のパターン形成方法を提供することにある。
【0021】本発明の他の目的は、DUV用フォトレジストにフロー方法が適用されるようにして均一で好ましい大きさを有するコンタクトホールパターンを形成させる半導体素子のパターン形成方法を提供することにある。
【0022】本発明のまた他の目的は、前記半導体素子のパターン形成方法のための半導体素子の製造装備を提供することにある。本発明のまた他の目的は、前記半導体素子のパターン形成方法に適用される半導体素子製造用フォトレジストを提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するための本発明による半導体素子の製造装備は、ウェーハ上に特定のフォトレジストを塗布するフォトレジスト塗布部と、前記フォトレジストが塗布された後、露光された前記ウェーハ上にフォトレジストパターンを形成させる現像部及び前記フォトレジストパターンのフロー工程時安定されたフローを提供するために前記フォトレジストパターンを架橋反応させるための架橋反応部とを備えてなる。前記半導体素子の製造装備はスピナー(Spinner)とトラック(Track)装備の中の一つである。
【0024】前記半導体素子の製造装備には、フォトレジスト塗布部にウェーハを伝達する前にウェーハローディング部から移送されたウェーハ表面にフォトレジストとの接着力を増大させるためのHMDS塗布部と、前記フォトレジストが塗布されたウェーハ、露光されたウェーハ及び現像されたウェーハをベークすることができるベーク部と、ウェーハ縁部分の所定の幅を露光するウェーハエッジ露光(WEE:Wafer Edge Exposure)部とがさらに設置されることが好ましい。
【0025】前記ウェーハローディング部、前記HMDS塗布部と、前記フォトレジスト塗布部、前記現像部、前記ベーク部、前記ウェーハエッジ露光及び前記架橋反応部は一つ以上の複数個が設置されることが好ましい。
【0026】前記ベーク部は、前記ウェーハに塗布されたフォトレジストに含まれた溶剤を除去するためのソフトベーク(Soft Bake)部と、フォトレジストパターンに表れる微細な構造のスタンディングウェーブなどを除去するためのPEB(Post Expourse Bake)部と、前記フォトレジストパターンを硬化させるためのハードベーク(Hard Bake)部と区分される。
【0027】前記架橋反応部は、現像されたウェーハにUV光を照射させるためのUVベーク部である。前記UVベーク部は、上部にUVを発生させられるUVランプ(Lamp)と、下部に前記UVランプと所定の間隔離隔されてウェーハが安着され、前記ウェーハを加熱させることができるホットプレート(Hot Plate)とを備えてなる。
【0028】前記UVランプは極超短波励起ランプ(Microwave−ExcitedLamp)またはマーキュリゼノンアルクランプ(Mercury−Xenon Arch Lamp)である。
【0029】前記半導体素子の製造装備には前記フォトレジストパターンをエッチングマスクとして使用する下部膜質のエッチング工程が遂行される工程チャンバーが前記工程チャンバーと前記架橋反応部の間でウェーハの移送が容易な位置にさらに備えられることができる。
【0030】前記半導体素子の製造装備には、前記架橋反応部と前記工程チャンバーを連結するロードロックチャンバーがさらに備えられる。前記架橋反応部は現像されたウェーハにUV光を照射させるためのUVベーク部であり得る。
【0031】本発明による半導体素子のパターン形成方法は、ウェーハ上にフォトレジストを塗布する段階と、前記フォトレジスト上にフォトマスクを整列させて露光する段階と、前記ウェーハ上にフォトレジストパターンを形成させる段階と、前記フォトレジストパターンを架橋反応(Cross linking)させる段階と、前記架橋反応後、前記フォトレジストパターンをフローベーク(Flow Bake)させる段階とを含めてなる。
【0032】前記フォトレジストはi−line用またはディップUV(DUV:DeepUltraviolet)用が好ましく、前記i−line用フォトレジスト使用時、前記フォトマスクは位相反転マスク(PSM:Phase ShiftMask)になり得る。
【0033】前記i−line用フォトレジストはベース樹脂、光活性剤及び溶剤等で構成されるポジティブフォトレジストで、フォトレジストパターンの架橋反応を活性化するための添加剤として2、4、6−トリアミノ−1、3、5−トリアジンを含めてなるものが使用できる。
【0034】前記フォトレジストパターンはコンタクトホールパターン(ContactHole Pattern)であり得るし、前記架橋反応は前記フォトレジストパターンをUVベーク(UV Bake)させることである。
【0035】前記UVベークは前記フォトレジストパターンにUV光を照射しながらフローベークより低い温度の熱によるベーク工程を同時に遂行することが好ましい。前記UVベークさせる段階前にハードベークさせる段階をさらに添加することができる。
【0036】前記UV光照射時、工程時間は10乃至80秒が好ましく、前記UVベーク時、前記熱によるベーク工程の工程温度は50乃至140℃で、前記フローベークの工程温度は140乃至200℃で、前記フローベーク時、工程時間は80乃至120秒が好ましい。前記フローベークを1回以上反復することができる。
【0037】本発明による他の架橋反応は、前記フォトレジストパターンをハードベーク(Hard Bake)させる段階と、前記ハードベークが終った前記フォトレジストパターンを現像液処理する段階とを含む。前記ハードベークが終った後、前記フォトレジストパターンの現像処理を2回以上反復遂行することができる。
【0038】また、本発明のまた他の目的を達成するための本発明によるフォトレジストは、ベース樹脂、光活性剤及び溶剤等で構成されるi−line用フォトレジストであって、フォトレジストパターンの架橋反応を活性化するための添加剤として2、4、6−トリアミノ−1、3、5−トリアジンを含めてなる。
【0039】この際、前記2、4、6−トリアミノ−1、3、5−トリアジンがベース樹脂と光活性剤及び溶剤の総量に対して0.001乃至5重量%で含まれることが好ましい。
【0040】
【発明の実施の形態】本発明は、半導体素子の高集積化によって線幅をより小さくするために写真工程で現像した後、フォトレジストパターン上にUV光を照射して前記フォトレジストパターンのフロー工程時、パターンがつぶれる現象を防止して効果的に好ましいパターンの大きさを形成することができるようにする半導体素子の製造装備、これを利用した半導体素子のパターン形成方法及びこれを適用した半導体素子製造用フォトレジストに関するものである。
【0041】以下、本発明の具体的な一実施例を添付した図面を参照して詳しく説明する。図6は本発明による半導体素子の製造装備の一実施例を説明するための構成図で、図7は図6の極超短波励起ランプが付着されたUVベーク部を説明するための断面図である。
【0042】図6は、本実施例による半導体素子の製造装備30と露光装備90がインターペース80を通じてインライン(In Line)で連結された状態を示している。
【0043】半導体素子の製造装備30はウェーハが内在されたウェーハカセットが積載されるウェーハローディング部32、前記ウェーハローディング部32から移送されたウェーハの表面にフォトレジストとの接着力を増大させるためのHMDS塗布部34、前記HMDS塗布部34でHMDSが塗布されたウェーハ上にフォトレジストを塗布するフォトレジスト塗布部36、前記フォトレジスト塗布部36で前記フォトレジストが塗布された後、露光されたウェーハを現像してフォトレジストパターンを形成させる現像部44、前記フォトレジストが塗布されたウェーハに含まれた溶剤を除去するためのソフトベーク(Soft Bake)部38、前記フォトレジストが塗布されたウェーハの露光後、フォトレジストパターンに表れる微細な構造のスタンディングウェーブ(Standing wave)などを除去するためのPEB部42、前記フォトレジストパターンを硬化させるためのハードベーク部40を含むベーク部37、及び前記現像によってフォトレジストパターンが形成されたウェーハ上にUV光を照射させて前記フォトレジストパターンを架橋反応させて前記フォトレジストパターンのフロー工程時、安定されたフローを提供する架橋反応部としてUVベーク部48を含めてなる。
【0044】半導体素子の製造装備30は、スピナーとトラック装備の中の一つであり得るし、半導体素子の製造装備30にはウェーハの縁部分を所定幅露光するウェーハエッジ露光部46がさらに設置されることが好ましい。
【0045】半導体素子の製造装備30は、半導体素子製造工程の効率的なマルチ工程(Multi Process)のためにウェーハローディング部32、HMDS塗布部34、フォトレジスト塗布部36、現像部44、ソフトベーク(SoftBake)部38、PEB部42、ハードベーク部40、ウェーハエッジ露光部46及びUVベーク部48は一つ以上の複数個が設置されることが好ましい。
【0046】UVベーク部48はチャンバー上部にUVを発生させることができるUVランプ及びチャンバー下部に前記UVランプと所定間隔離隔されてウェーハが安着され、前記ウェーハを加熱させることができるホットプレートを備えてなる。
【0047】前記UVランプは極超短波励起ランプまたは、マーキュリゼノンランプが好ましい。前記極超短波励起ランプ60が装着されたUVベーク部48を実例で調べてみると、極超短波ガイド61が付着された水銀電球62、前記水銀電球62を包み、前記極超短波ガイド61により与えられた極超短波によって前記水銀電球62から発散するUVをウェーハに集中させる下面に石英板64が付着された反射鏡63を含めてなる極超短波励起ランプ60、及び極超短波励起ランプ60と所定間隔離隔されてウェーハ68が安着され、前記ウェーハ68を加熱させることが可能なホットプレート70を備えてなる。
【0048】前記ホットプレート70にウェーハ68が装着されると、極超短波ガイド61がエネルギーを水銀が内在された水銀電球62に加え、前記水銀をプラズマ状態にしてUVを発生させる。いくつかの方向に発散されて発生したUVは反射鏡63によって反射されてウェーハ68に効率的に到達する。
【0049】本実施例による半導体素子の製造設備30の動作順序を調べてみると、最初ウェーハローディング部32にウェーハが内在されたウェーハカセットがローディングされると第1移送アーム50によって前記ウェーハはHMDS塗布部34に移送される。前記HMDS塗布部34は前記ウェーハにフォトレジストが効果的に塗布されるように所定の厚さのHMDSを塗布する。
【0050】継続して、前記HMDSが塗布されたウェーハはフォトレジスト塗布部36に第2移送アーム52によって移送されて特定工程の特定のフォトレジストが前記ウェーハ表面に塗布される。前記移送アーム50、52は単に一実施例を説明するために添付したものであり、特定位置に限定されることではないことは当業者には公知の事実である。
【0051】継続して、前記フォトレジストが塗布されたウェーハはソフトベーク部38に移送されて所定の温度でベークされ、前記フォトレジストに含まれた溶剤を除去して塗布されたフォトレジストが一定の厚さに塗布された状態を維持するようにする。
【0052】継続して、前記ソフトベークを遂行したウェーハはインターペース80を通じて露光装備90に移送されて露光が遂行される。前記露光が遂行されたウェーハはウェーハエッジ露光部46を通過した後、PEB部42に移送されて所定の温度でベークされて現像後フォトレジストパターンに露光光源の入射光と反射光の干渉によって補強及び相殺現象が起きながら生じるスタンディングウェーブ効果によって発生する波模様が除去され、パターンのプロファイルが向上される。
【0053】継続して、前記PEBが完了されたウェーハは前記現像部44に移送されて、前記ウェーハ表面に現像液が噴射されて露光による陽性フォトレジストパターンまたは陰性フォトレジストパターンが形成される。この際、前記フォトレジストパターンの線幅は好ましい線幅より大きい。
【0054】続いて、前記ウェーハはUVベーク部48に移送されて前記フォトレジストパターン上にUV照射とホットプレートによるベーク工程を遂行して前記フォトレジスト内に架橋反応(Cross Linking)が起きるようにした後、前記フォトレジストパターンをフローベークさせて現像後の最初の前記フォトレジストパターンより小さくなったフォトレジストパターンを得る。
【0055】半導体素子の製造装備30のそれぞれの単位工程部は便宜によって配列順序を変更することができ、製造装備30のファブライン(Fab Line)内の占有面積の効率性を高くするために前記単位工程部を垂直形態に配置することができることは当業者には当然である。
【0056】本実施例による半導体素子の製造装備30の重要なポイントは、従来のスピナーまたはトラック装備にUVベーク部48を添付することで、UVベーク部48の特別な位置地点を限定はしない。UVベーク部48の位置はUVベークが工程順序上現像工程の次に遂行されるもので現像部44に近接して配置することが好ましい。
【0057】従って、UVベーク部48が付加された半導体素子の製造設備30を通過してフォトレジストパターンが形成されたウェーハを後続工程のエッチング装備に移動させて前記フォトレジストパターンをエッチングマスクとして下部膜質をエッチングして素子パターンを形成する。
【0058】前述したように、本実施例の素子パターン形成方法は現像工程によって形成されたフォトレジストパターンをUVベークとフローベークを遂行した後、エッチング工程を遂行するもので、前記UVベーク部が付加されたエッチング装備を使用して素子パターンを形成することができる。
【0059】従って、前記エッチング装備は現像工程が遂行されて形成されたウェーハ上のフォトレジストパターンにUV光を照射させて前記ウェーハ上のフォトレジストパターンのフロー工程時、安定されたフローを提供するためのUVベーク部及び前記UVベーク部と隣接して前記フォトレジストパターンをエッチングマスクとする下部膜質のエッチング工程が遂行される工程チャンバーを含めてなる。
【0060】前記UVベーク部と前記工程チャンバーは工程の効率上ロードロックチャンバーに連結されることが好ましい。図8は、本発明の一実施例による半導体素子のパターンの形成方法を示す工程順序図である。
【0061】図8に示すように、半導体素子のパターンの形成方法は、現像及び洗浄段階の後、3つの順序中で一つを選択して遂行することができる。前記3つの工程順序は、A、B及びCであり、まずA順序に対して記述した後、B及びCの順序の記述において、A順序と重複される段階は説明を省略した。まず、A工程順序を調べて見ると最初ウェーハ上に前記フォトレジストを塗布するS20段階で、前記ウェーハ上にi−line用フォトレジストを塗布する。
【0062】継続して前記塗布された前記i−line用フォトレジストをソフトベークさせるS22段階として、前記フォトレジストが含めているソルベントを除去することで前記i−line用フォトレジストの接着力を増加させるためにソフトベークを遂行する。
【0063】この際、前記i−line用フォトレジストはベース樹脂、光活性剤及び溶剤などで構成されるポジティブフォトレジストとしてフォトレジストパターンの架橋反応を活性するための添加剤として2、4、6―トリアミノ−1、3、5―トリアジンがベース樹脂と光活性剤及び溶剤の総量に対して0.001乃至5重量%で含まれたことを使用することができる。 前記2、4、6−トリアミノ−1、3、5−トリアジンはいわゆるメラミン(melamine)とするもので、化学式がC366で、フォルムアルデヒドと付加縮合反応によってメラミンフォルムアルデヒド樹脂を形成する。
【0064】続いて、前記ソフトベークが終ったフォトレジスト上にフォトマスクを整列させて前記フォトレジストを露光するS24段階として、i−line用フォトレジストが塗布されたウェーハをi−lineステッパに移動させて前記ウェーハ上に微細ホールパターンが形成された位相反転マスクを整列させてi−lineを位相反転マスクを通じてi−lineを入射させて前記ウェーハを露光する。
【0065】継続して、前記露光されたウェーハをPEBさせるS26段階として、前記PEBは前記フォトレジストパターンの前記露光光源の入射光と反射光の干渉によって補強及び相殺現象が起こりながら生じるスタンディングウェーブ効果によって発生する波模様を除去して前記パターンのプロファイルを向上させて前記フォトレジストパターンの解像度を向上させる。
【0066】継続して、前記PEBが完了された前記ウェーハを現像及び洗浄して前記フォトレジストパターンを形成させるS28段階として、PEBが完了された前記ウェーハを現像装置に移動させて前記フォトレジスト上に現像液を供給してパターンを形成した後、洗浄液に現像不純物を除去する。
【0067】継続して、前記フォトレジストパターンをUVベークさせるS32段階として、前記フォトレジストパターンにUV光を照射しながら熱を加えフォトレジスト内に架橋反応(Cross Linking)が起こるようにして前記フォトレジストパターンの熱的安全性が確保されて温度上昇によるフロー時、熱に鈍感であるようにする。前記UVベークは前記フォトレジストパターンにUV光を照射しながら熱によるベーク工程を同時に遂行することができ、前記熱によるベーク工程はUV光を照射した後、独立的に遂行することができる。
【0068】継続して、前記UVベークの後、前記フォトレジストパターンをフローベークするS36段階として、前記フォトレジストの軟化点以上の熱を前記フォトレジストパターンに加えて前記フォトレジスト高分子を軟化及び粘度が減少するようにして前記フォトレジストパターンをフローさせてパターンの大きさを小さくする。また、パターンの密度が高いセル地域とパターンの密度が低いペリ地域の前記フォトレジストパターンのフロー程度の差が大きくなく前記フォトレジストパターンが前記ウェーハの全面に均一に形成される。
【0069】続いて、B工程順序は、前記A工程順序で前記フォトレジストパターンにUVベークさせるS32段階の前にフロー工程をもう少し安定に遂行するためにハードベークさせるS30段階がさらに添加される。
【0070】最後にC工程順序は前記A工程順序で遂行されたフォトレジスト内に架橋反応が起こるようにして、前記フォトレジストパターンの熱的安定性が確保されて温度上昇によるフロー時、熱に鈍感であるようにUVベークさせるS32段階の代わりにハードベークさせるS33段階と前記S28の現像段階で使用する同一な現像液と同一な方法で、前記ハードベークが遂行されたウェーハを現像液処理させるS34段階を次々に遂行する。即ち、C工程順序では前記現像工程によって形成された前記フォトレジストパターンを現像液処理することでフォトレジストの特性を変化させて前記UVベークと同一な特性を得る。
【0071】図9乃至図12は、図8の工程順序図によるi−line用フォトレジスト及び位相反転マスクを使用してフロー方法でコンタクトホールパターン形成を表す工程断面図でA工程順序を説明する。
【0072】図9に示すように、上部に非パターン形成膜14が形成されているウェーハ12にi−line用フォトレジスト16を塗布した後、80乃至120℃で50乃至100秒の間ソフトベークする。前記ソフトベークは、前記i−line用フォトレジスト16に含まれた溶剤を除去して塗布された前記i−line用フォトレジスト16が一定の厚さで塗布された状態を維持するようにする。前記ソフトベークの好ましい工程温度は90乃至110℃である。
【0073】この際、前記i−line用フォトレジストはベース樹脂、光活性剤、溶剤及び添加剤として2、4、6−トリアミノ−1、3、5−トリアジンがベース樹脂と光活性剤及び溶剤の総量に対して0.001乃至5重量%で含まれたポジティブフォトレジストを使用することができる。
【0074】継続して、図10に示すように前記ウェーハ12をi−line用ステッパに移動させてi−line用フォトレジスト16の上に微細ホールパターンが形成されている移送反転マスク17を整列させてi−lineを利用して露光を実施する。
【0075】継続して、図11に示すように露光されたウェーハ12を100乃至140℃で50乃至100秒の間PEBを実施した後、現像及び洗浄をして第1コンタクトホールパターン18を形成する。前記PEBはフォトレジストからなるパターンに表れる微細な構造のスタンディングウェーブなどを除去してパターンのプロファイルを向上させて、解像度を高くするための目的で遂行される。この際、前記第1コンタクトホールパターン18の大きさは0.28μm程度で、前記ウェーハ12の全面の前記第1コンタクトホールパターン18の均一度は良くない。
【0076】継続して、図12のように前記第1コンタクトホールパターン18にUVベーク及びフローベークを連続遂行して前記第1コンタクトホールパターン18より大きさが小さい0.20μm以下の第2コンタクトホール20を形成する。前記UVベークは、前記第1コンタクトホールパターン18にUV光を照射させながら熱を加えて同時にベークする。前記UV光の照射時間は、10乃至80秒であり、好ましくは10乃至50秒である。前記熱によるベークの温度は50乃至140℃で、好ましくは110℃である。即ち、前記第1コンタクトホールパターン18が前記UV光の照射とベークによって熱的に安定化されながら前記第1コンタクトホールパターン18に架橋反応が起きるようにする。
【0077】継続して、前記UVベークを遂行した後、UV光照射を停止して、同一チャンバーまたは独立のベークチャンバーにウェーハを移動させて140乃至200℃で80乃至120秒の間フローベークを実施して、第2コンタクトホール20を形成する。前記フローベークの工程温度は好ましくは170乃至190℃である。従って、フローベーク時、パターンが反復して存在する粗密な部分とパターンがない部分との高分子のフロー程度の差が大きく、発生するパターンがつぶれるバルク効果(Bulk effect)が発生せず、露光光源より小さな0.20μm以下の第2コンタクトホール20がウェーハ12の全面に均一に形成される。前記フローベークはフォトレジストの種類及びフロー量によって1回以上反復することができる。
【0078】従って、前述した構成からなる本実施例の製造装備の特徴を調べてみると、従来のスピナーまたはトラック装備に架橋反応部としてUVベーク48をさらに設置することで、また通常のエッチング装備でエッチング工程チャンバーに隣接してUVベーク48を設置することで、装備の効率性を高くして円滑なフローベーク工程を遂行することができる。そして、本実施例のパターン形成方法にはi−line用フォトレジストとDUV用フォトレジスト全てが適用される。
【0079】前記フォトレジストは二つの場合がある。即ち、光に露光されると現像液に不可溶性であるネガティブフォトレジストと光に露光されると現像液に可溶性になるポジティブフォトレジストがある。本実施例の場合には、前記i−line用ポジティブフォトレジストはベース樹脂(Resin)としてノボラックレジン、光活性剤としてディアゾナプトキノン(Diazonaptoquinone)ベースにブラスト系(Balast Group)としてポリハイドロッキシベンゾピノン(Polyhydroxy Benzophenone)などが結合された構造物及び溶剤として2−ヘプタノン(Heptanone)などからなり、添加剤としていわゆるメラミンと称する2、4、6−トリアミノ−1、3、5−トリアジンを添加することでフォトレジストパターンのフロー効果をさらに向上させることができる。通常、ポジティブフォトレジストにUV照射またはベークを遂行すると、酸(Acid)が発生して前記ポジティブフォトレジストを可溶性とする。
【0080】従って、前記ポジティブフォトレジストに添加剤の添加は前記ポジティブフォトレジスト上部での架橋反応を手伝い、その結果、本発明のフロー工程は相当に向上される。即ち、前記i−line用ポジティブフォトレジストに、2、4、6−トリアミノ−1、3、5−トリアジンを添加することで酸触媒下で樹脂間の架橋反応がさらに活性化されてフォトレジストの熱特性が向上される。
【0081】
【発明の効果】従って、本発明によると、前述したようにフォトレジストパターン形成後、UV光を前記フォトレジストパターンに照射して前記フォトレジストパターンの高分子に架橋反応を誘発させて前記フォトレジストを熱的に安定化させた後、フローを進行することでパターンが反復して存在する粗密な部分とパターンがない部分の高分子のフロー程度の差が大きく、発生するパターンがつぶれるバルク効果を発生させなく均一な前記フォトレジストパターンの大きさを露光光源の波長より小さく形成することができる効果がある。
【0082】以上、本発明は記載された具体例に対してのみ詳しく説明されたが、本発明の技術思想範囲内で多様な変形及び修正が可能であることは当業者にとって明白なことであり、このような変形及び修正が添付された特許請求の範囲に属することは当然なことである。
【出願人】 【識別番号】390019839
【氏名又は名称】三星電子株式会社
【出願日】 平成11年6月17日(1999.6.17)
【代理人】 【識別番号】100093779
【弁理士】
【氏名又は名称】服部 雅紀
【公開番号】 特開2000−31001(P2000−31001A)
【公開日】 平成12年1月28日(2000.1.28)
【出願番号】 特願平11−170904