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【発明の名称】 商品販売設備
【発明者】 【氏名】緒方 顕吉

【要約】 【課題】お客が気兼ねすることなく店に入ることができ、店内には商品陳列棚に数多くの商品を並べることができ、数多くの商品の中からお客自身が手にとって自分にあった商品を自分の予算で自由に選ぶことができるとともに、少人数の従業員でお客と対応できる商品販売設備の提供。

【解決手段】商品を並べる複数段の棚を備えるとともに、従業員呼び出し用ボタン8が設けられた複数の商品陳列棚1と、従業員呼び出し用ボタン8が押された商品陳列棚の番号を表示する商品陳列棚番号表示パネル4とが店内に配置されている商品販売設備。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 商品を並べる複数段の棚を備えるとともに、従業員呼び出し用ボタンが設けられた複数の商品陳列棚と、従業員呼び出し用ボタンが押された商品陳列棚の番号を表示する商品陳列棚番号表示パネルとが店内に配置されていることを特徴とする商品販売設備。
【請求項2】 商品陳列棚に商品の内容を説明する商品説明表示具を設けたことを特徴とする請求項1記載の商品販売設備。
【請求項3】 商品が眼鏡フレームであって、商品陳列棚にレンズ価格表および鏡が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の商品販売設備。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店内に配置された複数の商品陳列棚上に並べられた眼鏡フレームなどの商品を販売するための商品販売設備に関する。
【0002】
【従来の技術】商品を販売する方法として、例えば、眼鏡の販売店の場合、お客は、図5に示す平らな平台13に並べられた多くの眼鏡フレームの中から、店の従業員から眼鏡フレームの説明を聞いたり、眼鏡フレームをかけて鏡で見たりして気に入った眼鏡フレームを選び、さらに従業員からレンズの説明、完成時の金額の説明等を聞いて購入するという方法が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の販売方法では、一人のお客に対して一人の従業員がマンツーマンで対応して商品や金額などの説明をしなくてはならない。そのため、お客が多い場合、全てのお客に対して従業員が対応することができなくなり、従業員が対応することのできないお客は、従業員が他のお客との応対が済むまで待たなくてはならなくなり、待ち時間が長くなるとしびれを切らして、あるいは時間的制約から、商品を購入することなく店から出ていく場合がある。しかしながら、多くのお客に対応するために、多くの従業員を揃えておくことは、人件費が高くなり好ましくなく、逆に、お客が少ない時には、従業員がダブつき、効率が悪いという問題も生じる。
【0004】また、図5に示す平台に商品を並べて展示する場合、商品の展示数に限りがあり、数多くの商品を展示することができず、店内スペースを有効に利用できないという欠点もある。
【0005】さらに、お客の中には、例えば、自分の予算の範囲内の商品があるかどうかをみたい場合、あるいは購入するか否か決めかねている場合でも、回りを気にすることなく、自由に商品を見たり、あるいは触れたりして気にいったものを選びたい人もいる。しかしながら、店に入って従業員を呼んで説明を聞くのに気がひけたり、あるいは従業員から声をかけられるのがいやで、店内に入りづらいという人もいる。
【0006】そこで、本発明は、お客が気兼ねすることなく店に入ることができ、店内には商品陳列棚に数多くの商品を並べることができ、数多くの商品の中からお客自身が手にとって自分にあった商品を自分の予算で自由に選ぶことができるとともに、少人数の従業員でお客と対応できる商品販売設備を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の商品販売設備は、商品を並べる複数段の棚を備えるとともに、従業員呼び出し用ボタンが設けられた複数の商品陳列棚と、従業員呼び出し用ボタンが押された商品陳列棚の番号を表示する商品陳列棚番号表示パネルとが店内に配置されていることを特徴とする。
【0008】また、商品陳列棚には、商品の内容を説明する商品説明表示具を設けることができる。
【0009】商品が眼鏡フレームの場合、商品陳列棚にレンズ価格表および鏡を設けることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の商品販売設備を備えた眼鏡店内のレイアウトの一例を示す店内レイアウト図、図2は本発明の商品販売設備を構成する陳列棚の全体を示す斜視図、図3は陳列棚を側面から視た斜視図、図4において、(a)は店内用パネル、(b)は表示パネル、(c)はレンズ価格表を示す図である。
【0011】本実施例は、眼鏡販売店の実施例で、図1において、店内には、眼鏡フレーム等の商品を並べる複数の商品陳列棚1が入口から店内の奥に向かって複数列配置され、さらに商品陳列棚1の近くには、お客と対応するカウンター2やテーブル3が配置されている。カウンター2の近くには、お客から呼び出しのあった商品陳列棚番号を表示する商品陳列棚番号表示パネル4が配置されている。商品陳列棚番号表示パネル4は、壁に設けたり、あるいは天井から吊り下げたりして配置する。
【0012】図2および図3に示すように、商品陳列棚1には、フレーム5に複数段に棚6が上下方向に架けられている。棚6は、商品を見やすくするため、天井の照明が下までとどくようにガラス棚を用いることが好ましい。商品陳列棚1の下部には、必要に応じて引き出しを備えたストック棚7を設けてもよい。棚6を複数段に設けることにより、商品を立体的に展示することができるので、商品が取りやすくなり、また、展示数も、例えば、売場面積30坪の場合、眼鏡フレームの展示数は、従来の平台では約1000本であるのに対して、本発明による商品陳列棚1では約3000本展示することが可能となる。
【0013】各商品陳列棚1のフレーム5には、それぞれ従業員呼び出し用ボタン8が片側あるいは両側に設けられている。従業員呼び出し用ボタン8が押されると、従業員呼び出し用ボタン8が押された商品陳列棚1の商品陳列棚番号が図4(b)に示すカウンター2の近くに配置された商品陳列棚番号表示パネル4に表示されるようになっている。従業員呼び出し用ボタン8が押されると、ブザーあるいはチャイムが鳴って、従業員がすぐに商品陳列棚番号表示パネル4に表示された商品陳列棚番号に気が付くようにすることが好ましい。
【0014】商品陳列棚1のフレーム5には、図4(a)に示す従業員呼び出し用ボタン8についての説明表示板9、お客が予算に応じてレンズを選べることができるように図4(c)に示すレンズ価格表10を表示するとともに、近くに見本レンズを置くこともできる。レンズ価格表10により完成金額およびレンズの厚み、色などのイメージがお客自身で判断できる。
【0015】また、商品陳列棚1には、お客が眼鏡フレームの内容について理解できるようにするため、商品の説明を記載した商品案内表示具11を商品陳列棚1に配置することもできる。商品案内表示具11により、眼鏡フレームの特長などをいちいち聞く必要はなく、お客自身、あるいはグループで気に入った商品を選ぶことができる。
【0016】さらに、お客が選んだ眼鏡フレームをかけて見られるようにするため、三面鏡などの鏡12を設けてもよい。これにより、自分が気に入った商品を選ぶことができる。
【0017】本実施例の商品販売設備では、店内に入ったお客は、商品陳列棚1に並べられた眼鏡フレームをかけて鏡12で見たり、商品案内表示具の表示あるいはレンズ価格表により眼鏡フレームの内容や金額が分かる。その後、従業員呼び出し用ボタン8を押すと、商品陳列棚番号が商品陳列棚番号パネル4に表示され、従業員は従業員呼び出し用ボタン4が押された商品陳列棚1に向かい、お客と対応する。
【0018】
【発明の効果】本発明の効果は、次のとおりである。
【0019】(1)商品陳列棚に従業員呼び出し用ボタンを設け、従業員呼び出し用ボタンが押された商品陳列棚の番号が商品陳列棚番号表示パネルに表示されるので、お客は必要な時に従業員呼び出し用ボタンを押して従業員を呼ぶことができる。そのため、お客は気兼ねすることなく店に入ることができるとともに、商品の中から気に入った商品を選ぶことができる。
【0020】(2)商品陳列棚に商品の内容を説明する商品説明表示具を設けることにより、商品の特長が理解できるので、わざわざ従業員を呼んで説明を聞く必要がなくなり、気に入った商品を選ぶことができる。また、従業員は、お客が必要とする時だけ対応すればよいので、お客への説明の労力が省け、少人数の従業員で運営することができる。
【0021】(3)品陳列棚は、商品を並べる棚を複数段に配置するので、従来の平台に比べると、数多くの商品を立体的に展示することができ、また、商品が取りやすくなる。
【0022】(4)商品が眼鏡の場合、商品陳列棚にレンズ価格表および鏡を設けることにより、お客は数多くの商品の中から自分の予算の範囲で気に入った眼鏡を手にとって選ぶことができる。
【出願人】 【識別番号】599009857
【氏名又は名称】有限会社メガネの愛眼
【出願日】 平成11年1月20日(1999.1.20)
【代理人】 【識別番号】100082164
【弁理士】
【氏名又は名称】小堀 益 (外1名)
【公開番号】 特開2000−215354(P2000−215354A)
【公開日】 平成12年8月4日(2000.8.4)
【出願番号】 特願平11−12535