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【発明の名称】 デジタルバスモニタ―システム
【発明者】 【氏名】リー ディー.ウェットセル

【要約】 【課題】多数の集積回路を接続するバス上のデータをダイナミックに観察する。

【解決手段】アドレスバス、データバス、コントロールバスで接続された集積回路と、アドレスバスとデータバスの一方とコントロールバスに接続され、イベント条件ポートとシリアルポートを有するデータバスモニター装置と、テストデータ入出力、テストクロック、テストモード選択出力、イベント条件入力の信号によりデータバスモニター装置を制御してバスモニターを行うテストバスコントロール装置と、を含むデジタルバスモニターシステム。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 A;信号のアドレスバス、信号のデータバス、信号のコントロールバスによって共に接続された少なくとも2つの集積回路と、B;i;信号のコントロールバスに接続された第1クロック入力と、ii;信号のアドレスバスと信号のデータバスのうちの1つに接続されたパラレルポートと、iii;シリアルポートと、iv;イベント条件ポートと、を有する少なくとも1つのデータバスモニター装置と、C;データバスモニター装置のシリアルポートに接続されたテストデータ出力と、データバスモニター装置のシリアルポートに結合されたテストデータ入力と、データバスモニター装置のシリアルポートに接続されたテストクロック出力と、データバスモニター装置のシリアルポートに接続されたテストモード選択出力と、データバスモニター装置のイベント条件ポートに結合されたイベント条件入力とを有するテストバスコントロール装置と、を含むシステム。
【請求項2】 集積回路の少なくとも1つがテストデータ入力と、テストデータ出力と、テストクロック入力と、テストモード選択入力とを含む請求項1記載のシステム。
【請求項3】 パラレルポートがオブザーバビリティデータ入力である請求項2記載のシステム。
【請求項4】 シリアルポートが、テストデータ入力と、テストデータ出力と、テストクロック入力と、テストモード選択入力とを含み、イベント条件ポートが、イベント条件入力とイベント条件出力とを含み、イベント条件入力はイベント条件出力に結合されており、コントロール装置が、少なくとも1つの集積回路のテストデータ入力とデータバスモニター装置とに接続されたテストデータ出力と、データバスモニター装置のテストデータ出力に結合されたテストデータ入力と、少なくとも1つの集積回路のテストクロック入力とデータバスモニター装置とに接続されたテストクロック出力と、少なくとも1つの集積回路のテストモード選択入力とデータバスモニター装置とに接続されたテストモード選択出力と、データバスモニター装置のイベント条件出力に結合されたイベント条件入力とを含む請求項3記載のシステム。
【請求項5】 i;信号のコントロールバスに接続された第1クロック入力と、ii;信号のアドレスバスと信号のデータバスの残りに接続されたオブザーバビリティデータ入力と、iii;データバスモニター装置のテストデータ出力に接続されたテストデータ入力と、iv;テストバスコントロール装置のテストデータ入力に接続されたテストデータ出力と、v;テストバスコントロール装置のテストクロック出力に接続されたテストクロック入力と、vi;テストバスコントロール装置のテストモード選択出力に接続されたテストモード選択入力と、vii;イベント条件出力と、viii;イベント条件出力に結合されたイベント条件入力と、を有する他のデータバスモニター装置を含む請求項4記載のシステム。
【請求項6】 両方のデータバスモニター装置のイベント条件出力に接続された入力と、データバスモニター装置のイベント条件入力とテストバスコントロール装置とに接続された出力とを有するANDゲートを含む請求項5記載のシステム。
【請求項7】 A;信号のアドレスバス、信号のデータバス、信号のコントロールバスによって共に接続された少なくとも2つの論理回路であって、該論理回路の少なくとも1つはテストデータ入力、テストデータ出力、テストクロック入力、テストモード選択入力を有するシリアル走査径路を含む、少なくとも2つの論理回路と、B;i;信号のコントロールバスに接続された第1クロック入力と、ii;信号のアドレスバスと信号のデータバスのうちの1つに接続されたオブザーバビリティデータ入力と、iii;テストデータ入力、テストデータ出力、テストクロック入力、テストモード選択入力を有するシリアル走査径路と、iv;オブザーバビリティデータ入力とシリアル走査径路とに結合され、イベント条件テストプロトコルを実行するために使用された期待された比較データとマスク比較データとを保持するための記憶回路を含むイベント条件回路とを有するデータバスモニター回路と、C;少なくとも1つの論理回路のテストデータ入力とデータバスモニター回路とに接続されたテストデータ出力を有するシリアル走査径路と、データバスモニター回路のテストデータ出力に結合されたテストデータ入力と、少なくとも1つの論理回路のテストクロック入力とデータバスモニター回路とに接続されたテストクロック出力と、少なくとも1つの論理回路のテストモード選択入力とデータバスモニター回路とに接続されたテストモード選択出力とを含むテストバスコントロール回路と、を含むシステム。
【請求項8】 イベント条件回路がイベント条件出力とイベント条件入力とを含み、イベント条件入力がイベント条件出力に結合されており、テストバスコントロール回路がデータバスモニター回路のイベント条件出力に結合されたイベント条件入力を含む請求項7記載のシステム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的に電子回路に関し、より詳細には多数の集積回路を接続するバス上のデータを観察するデジタルバスモニターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ボードデザイン上の集積回路の機能的な相互作用をダイナミックに監視するには高価なテスト装置を必要とした。テスト中に、外部テスターが集積回路間に生じるトランザクションを観察する間集積回路は互いに機能的に作動するようにされる。境界走査等の他の技術では集積回路間の相互接続ワイヤリングのオフラインすなわちスタティックテストが行われるが、集積回路間のバス径路内に生じるアットスピード機能問題の検出には有効ではない。
【0003】集積回路間を通過するデータをリアルタイムでダイナミックに(すなわち、回路板の正規動作中に)観察する能力により、ボード上の多数の集積回路間の機能的相互作用を監視することができる。高価なテスターや機械的プローブを使用しないと検出できない時間感知及び/もしくは断続的な故障をこのようなテストにより判明することができる。システムデータバスをリアルタイムでダイナミックに観察する能力によりシステム集積、環境チャンバーテスト、遠隔診断テスト及び組込み自己テストが容易になる。
【0004】従来、集積回路間のデジタルバスをダイナミックに観察する能力は利用することはできなかった。ボードデザイン上の集積回路間信号径路を監視もしくは観察するのに使用する現在のテスト法は高価な外部テスター装置及び信号ノードプローブ機構を使用する必要がある。現在のテスト法に関する一つの問題点は、最新式のボードデザインには集積回路が非常に密に集積されているため信号径路の物理的なプロービングは、不可能とは言わないまでも、非常に困難なことである。もう一つの問題点はボードテスターが外部テスター及びプローブ器具の利用可能性に依存することである。所要のテスト装置を輸送して現場環境においてシステムをサポートするように維持することは非常に高価な問題となることがある。
【0005】従って、多数の集積回路を持続するバス上のデータをダイナミックに観察するのに使用できるデジタルバスモニター装置に対するニーズが生じた。
【0006】本発明に従って、従来のデジタルバステスト装置に付随する欠点や問題点を実質的に解消もしくは防止するデジタルバスモニターが提供される。
【0007】本発明のデジタルバスモニターは集積回路が機能モードにある時に多数の集積回路を接続するバス上のデータを観察するのに使用することができる。入データを受信する入力回路が設けられる。テスト回路が入力回路に接続されて所定状態の検出に応答してデータを分析し記憶する。所定の状態は論理回路からのデータをレジスタやメモリ内に記憶された予期データ語と比較して検出することができる。マスキングデータ語を使用して予期データ語の数ビットをマスクして、マスクされたビットがマッチング操作に含まれないようにすることができる。多数のデジタルバスモニターデバイスを互いに縦続接続に可変幅データバスの観察及びテストを行うことができる。
【0008】本発明のデジタルバスモニターは従来技術に比べていくつかの技術的利点を提供する。本発明のデジタルバスモニターはボードデザイン内に埋設することができ、ボードのライフサイクルを通じて、生成テストからフィールドサービス及びメンテナンスまで起動することができる。もう一つの利点はデジタルバスモニターはボードの回路の性能を妨げないことである。被モニター信号はデジタルバスモニターを通す必要はなく、単にデジタルバスモニターヘ入力されるため、これらのデバイスの使用中に重大な機能的ペナルティが課せられることはない。
【0009】本発明の第2の実施例において、第2の所定状態を検出することができ、その時記憶及び分析は中止される。記憶及び分析は第3の所定状態検出後に再開することができ第4の所定状態検出後に停止することができる。
【0010】本発明のデジタルバスモニターは集積回路がアットスピードで作動している時に多数の集積回路を連結するデータバス上のデータを分析するという利点を提供する。集積回路のアットスピードテストにより見つけられないはずのエラーが検出される。
【0011】
【実施例】デジタルバスモニター応用図1に本発明のデジタルバスモニター(DBM)を使用した模範的回路のブロック図を示す。図1に示すように、2つの集積回路ICl 10及びIC2 12が3本のバスにより接続されている。それらは、アドレスバス14、データバス16及びコントロールバス18である。第1のデータバスモニターDBM120がそのCK入力によりコントロールバス18に接続されており、且つそのODI(オブザーバビリティデータ入力)入力を介してデータバス16に接続されている。第2のデータバスモニターDBM2 22がそのCK入力を介してコントロールバス18に接続され、且つそのODI入力を介してアドレスバス14に接続されている。DBM1 20及びDBM2 22はテストデータ入力(TDI)及びテストデータ出力(TDO)を有するシリアル走査径路接続を介して互いに相互接続されている。DBM1 20のTDOはDBM2 22のTDIに接続されている。DBM20,22の走査及びオフラインテスト動作の動作コントロールはテストクロック(TCK)及びテストモード選定(TMS)入力を介して入力される。TDI、TDO、TCK及びTMS走査径路信号は集積回路に対して推薦されているIEEE標準テストとコンパチフルである。各DBM20,22からANDゲート24ヘイベント条件出力(EQO)が出力される。ANDゲート24の出力は各DBM20,22のイベント条件入力(EQI)へ入力される。TMS/TCK及びTDIは外部テストバスコントローラ25により供給することができる。オプションとして、TMS/TCK及びTDIを内部テスト回路を有するICへ入力することができる。TDO及びEQIはテストバスコントローラにより、それぞれDBM22及びANDゲート24から受信される。
【0012】動作上、DBM20,22は2つの集積回路10,12間に接続されたバス14〜18を観察しテストするのに使用される。DBMデバイスは2つのモードで作動し、それはオフラインテストモード及びオンラインテストモードである。オフラインモードにおいて、ボード回路はテストモードとされ信号モニターコントロールが外部テストバスインターフェイスからDBM20及び22へ入力される。外部テストバスインターフェイスは4つの信号を含み、それらはTCK、TMS、TDI、TDOである。TCK及びTMSはそれぞれ外部テストコントローラからのテストクロック及びテストモード選定信号である。TDI及びTDOはIEEEインターフェイス仕様に従うDBM及び他のデバイスを接続するのに使用するシリアルテストデータ入力及び出力信号である。オンラインモードを使用すると、ボード回路は正規に作動し、図7aに関して詳説するようにDBM内部イベント条件モジュール(EQM)からモニターコントロールが到来する。
【0013】図1の模範回路において、IC1 10はIC2 12ヘアドレス及びコントロール情報を出力し2つの集積回路間でデータを通せるようにする。第1及び第2のDBM20,22が図1の回路に含まれていて、IC1 10及びIC212間のデータ及びアドレス径路を監視することができる。監視されるアドレス及びデータバス信号はODIを介してDBMへ入力される。図1の回路例にDBMが含まれていない場合には、外部プローブをこれらのデータ回路に接続してDBMにより与えられる信号オブザーバビリティレベルを達成しなければならない。
【0014】回路がオフラインテストモードとされると、アドレス及びデータバス径路14,16を第1及び第2のDBM20,22により監視できるようにIC1 10及びIC2 12を制御することができる。テスト中に、IC1 10はそのアドレス及びデータバス14,16上にデータを出力するようにすることができる。IC1 10からのデータ及びアドレス出力はODI14,16入力を介して両DBM20,22内に捕捉することができる。データは捕捉後、DBM1 20のTDI入力ピンからDBM2 22のTDO出力ピンヘのシリアル走査径路を介してシフトアウトして調べることができる。
【0015】同様に、IC2 12はデータバス16上にデータを出力し、データは第1のDBM20により捕捉されシフトアウトして調べることができる。このオフラインテストモードにおいて、データを捕捉し走査径路を作動させるコントロールがTCK及びTMSテストバス入力ピンを介して入力される。
【0016】図1の回路がオンラインで正規に機能している場合、第1及び第2のDBM20,22は後記する内部EQM回路を使用してデータ及びアドレスバス14,16を監視し続けることができる。オンラインモニターリング中に、各DBMデバイス20,22の内部EQMは各DBMのODI入力上に生じるデータを捕捉するコントロール信号を出力する。内部EQMはCK入力を介して各DBMへ入力されるICl 10からのコントロール信号出力に同期して作動する。いつデータを捕捉するかを知るために、各DBM20及び22内のEQM回路はODI入力に現れるデータを所定の予期データパターンもしくは1組の予期データパターンと整合させることができるコンパレタ論理を有している。
【0017】イベント条件ケーパビリティを拡張するために、多数のDBM(もしくはEQM、EQI及びEQOを含む他のデバイス)を、ANDゲート24等の、外部結合ネットワーク24上で互いに接続して、ある範囲のDBMデバイスにより検出されるイベントによりテストモニター動作の条件をコントロールすることができる。拡張された条件が要求される場合には、各DBMはそのEQO出力ピン上に整合状態を出力する。多数のDBMのEQO出力は外部結合回路24へ入力されてグローバルイベント条件子(EQI)入力信号を発生し、それはそのEQI入力ピンを介して各DBMヘフィードバックされる。整合された信号がEQIピン上に入力されると、内部EQMはテストモニター動作を開始することができる。イベント条件モジュールの動作とプロトコルは、共に1989年2月9日付で共に参照としてここに組み入れた米国特許出額第308,272号“集積回路のイベント条件テストアーキテクチュア”及び米国特許出願第308,273号“集積回路のイベント条件テストプロトコル”に記載されている。
【0018】テストバスコントローラ25がDBM(及び他のデバイス)を通るデータのシフトをコントロールすることができる。結合されたEQI信号はテストバスコントローラ25により監視されて、ある状態が発生する時を決定する。一つもしくはそれ以上の状態に応答して、テストバスコントローラはDBM及び他のデバイスに記憶されたデータを走査することができる。テストプロトコル及び状態については図7b〜図7eに関して後記する。
【0019】デジタルバスモニターアーキテクチュア図2に本発明のDBMのブロック図を、一般的に番号20で示す。DBM集積回路はテストセルレジスタコントロール回路(TCRコントロール)26、テストセルレジスタ(TCR)28、メモリバッファ30(メモリ)、イベント条件モジュール(EQM)32、バイパスレジスタ(バイパス)34、コマンドレジスタ(コマンド)36、及びテストポート38を具備している。DBM20は次の入出力を有している。フィードバック入力(FBI)、ODI、EQI、クロック1(CK1)、クロック2(CK2)、TDI、TMS、TCK、フィードバック出力(FBO)、EQO、及びTDO。FBIはTCR28へ入力される。ODIはTCR28及びメモリヘ入力され、EQIはEQM32へ入力される。第1のマルチプレクサ(MX1)40がCK1及びCK2から入力を受信して、EQM32へCKl/2信号を出力する。TDIはコマンドレジスタ36、バイパス34、EQM32、メモリ30、TCR28及びTCRコントロール26へ入力される。TMS及びTCK信号はテストポート38へ入力される。コマンドレジスタ36はテストポート38、MX1 40、第2のマルチプレクサ(MX2)42、バイパスレジスタ34、EQM32、メモリバッファ30、TCR28及びTCRコントロール26ヘコマンドバス44を介して接続されている。テストポート38は第3のマルチプレクサ(MX3)46、コマンドレジスタ36、バイパスレジスタ34、EQM32、メモリ30、TCR28及びTCRコントロール26ヘテストバス48を介して接続されている。データレジスタTCRコントロール26、TCR28、メモリ30、EQM32及びバイパス34のシリアル出力はコマンドバス44からの信号によりコントロールされるMX242の入力に接続されている。MX2 42の出力はMX3 46の第1の入力に接続されている。MX3 46の他方の入力はコマンドレジスタ36のシリアルデータ出力から受信される。MX3 46の出力はTDO出力に接続されている。EQO出力はEQM32により供給され、FBO出力はTCR28から受信される。TCR28はコントロールバス50を介してTCRコントロール26からコントロール信号を受信する。EQM32はEQMバス52を介してメモリ30及びTCR28へ信号を出力する。EQM32はTCRバス54を介してTCR28から信号を受信する。
【0020】DBMアーキテクチュアは4線テストバス入力(TCK、TMS、TDI、TDO)及び推薦されたP1149.1 IEEE標準に一致する多数の内部走査径路の並列アクセスを有している。TMS及びTCK入力を介してテストポート38ヘコントロールが入力されると、コマンドレジスタ36もしくは選定可能なデータレジスタ26〜34の中の一つを介してTDI入力からTDO出力ヘシリアルデータがロードされてシフトインされる。
【0021】テストポート38は外部TMS及びTCKを介して入力されるテストバスプロトコルに応答し、データをロードしてコマンドレジスタ36もしくは5つの選定可能なデータレジスタ26〜34の中の一つを介してシフトする。コントロールバス44を介したコマンドレジスタ36からのコントロール入力はテストポート38へ入力される。このコントロール入力によりデータレジスタ走査動作中に選定データレジスタ26〜34へクロックを出力することができる。選定されたデータレジスタクロック出力はオフラインテストモニター動作中にEQM32及び/もしくはTCR28をコントロールするのに使用することができる。データおよびコマンドレジスタクロック出力は、他のコントロール信号と共に、コントロールバス48を介してテストポート38から出力される。
【0022】選定されると、コマンドレジスタはコントロールバス48を介してテストポート38からコントロールを受信しTDI入力からTDO出力へデータをシフトする。コマンドレジスタ36へシフトされる命令はマルチプレクサMX2 42及びMX3 46を介してTDO出力に接続されるデータレジスタ26〜34の中の1個を選定するのに使用される。選定されると、データレジスタはコントロールバス48を介してテストポート38からコントロールを受信しTDI入力からTDO出力ヘデータをシフトすることができる。走査アクセスのためのデータレジスタを選定する外に、コマンドレジスタ36内の命令はDBM20内でテストモニター動作を実行するのに必要なコントロールを出力することができる。
【0023】バイパスレジスタ34は1個の走査セルを具備している。コマンドバス44及びコントロールバス48を介して選定されると、バイパスレジスタ34はTDI入力を一つのシフトレジスタ段を介してTDO出力に接続する。バイパスレジスタ34はDBMを介した短縮走査径路を提供するのに使用される。
【0024】EQM32はオンラインテスト監視動作中にTCR28及びメモリ30の動作制御に使用される回路である。EQM32は外部EQI入力からの入力、MX140からの選定可能なクロック出力信号、TCR28からの比較項(CTERM)信号出力、コマンドパス44及びコントロールバス48からの入力を受信する。EQM32はバス52を介してTCR28及びメモリ30ヘテストコントロール信号を出力し、且つ外部EQO出力信号上に比較結果を出力する。EQM32については図7aに関して詳細に説明する。
【0025】メモリ30はテストモニター動作中に入データを記憶するのに使用される。メモリ30は外部ODIからの入力、コマンドバス44、EQMバス52及びコントロールバス48から入力を受信する。
【0026】TCR28はテストモニター動作中に入データを捕捉もしくは圧縮するのに使用される。TCR28は外部FBI信号、外部ODI入力、コマンドバス44、EQMバス52及びコントロールバス48から入力を受信する。TCRは外部FBO信号及びCTERM信号をEQM32へ出力する。
【0027】TCRコントロールレジスタ26はODI入力をマスクオフするのに使用する構成信号をTCR28に記憶し、TCRの多項タップ構成を選定しTCR28を調整して他のDBMデバイス内のTCRと縦続接続するのに使用される。TCRコントロールレジスタ26はコマンドバス44及びコントロールバス48から入力を受信する。TCRコントロールレジスタ26はバス50を介してTCR28ヘコントロールを出力する。
【0028】MX1 40はEQM32に与えられる2つの外部クロック入力の一方を選定するのに使用される。MX1 40は一つの出力、CKl/2及び2つの入力、外部CK1入力及び外部CK2入力を有している。MX1 40はコマンドバス44を介してコマンドレジスタ36によりコントロールされる。利用可能なピンに従って、2つよりも多くの外部クロックをDBM20へ入力できることをお判り願いたい。付加クロックによりDBMは多数のタイミングソースと同期化することができる。
【0029】MX2 42はMX3 46へ入力される5つの選定可能なデータレジスタ26〜34からのシリアル出力の一つを選定するのに使用される。MX242はバイパスレジスタ34、EQM32、メモリ30、TCR28及びTCRコントロールレジスタ26からのシリアルデータ出力からその出力を選定し、コマンドバス44を介してコマンドレジスタ36によりコントロールされる。
【0030】MX3 46はコマンドレジスタ36もしくはMX2 42からのシリアルデータ出力を外部TDO出力に接続するのに使用される。MX3はテストバス48を介してテストポート38により制御される。
【0031】DBM入出力記述図2のDBMのTDI入力及びTDO出力は、先行するデバイスのTDO出力がDBMのTDI入力を駆動し後続デバイスのTDI入力がDBMのTDO出力により駆動されるように配線されている。TCK及びTMS入力信号は多数のDBMもしくは他のデバイスと並列に同じ標準テストバスインターフェイスに接続されている。この相互接続図の一例を図1に示す。
【0032】図2のDBMのODI入力は被監視デジタルバス径路に接続されている(図1参照)。説明の目的で、DBM20は16ビットのODI入力バス幅を有し16ビット幅のバスを同時に監視できるものと仮定する。しかしながら、DBMはより広いODI入力バス幅で設計して16ビットよりも広いバスを監視することができる。16ビットDBMを縦続接続すれば、32、48、64等のバス幅を監視することができる。また、一連のDBMを互いに縦続接続しDBMのFBI及びFBO信号ピンに適切なフィードバック配線接続を行うことにより、内部TCRのデータ圧縮ケーパビリティを16ビットの倍数に拡張することができる。
【0033】DBMのCKl及びCK2入力ピンはODI入力上に発生する妥当なデータと同期的なシステムクロックソースに接続されている。2つのクロック入力、CKl及びCK2、によりオンライン監視中に使用される可能な2つのクロックソース入力の一方を選定することができる。選定されたクロックソースはMX1 42へ通されEQM32へ入力される。オンライン監視中に、EQM32は選定クロック入力と同期的に作動してTCR28及び/もしくはメモリ30ヘコントロールを送出しODI入力上に現れるデータを捕捉する。所望ならば、図示する2つのクロック信号の他にクロック信号もしくは他のコントロール信号をDBMへ入力することができる。
【0034】DBMのEQI入力及びEQO出力は外部論理及び図1に示すANDゲート24からなるフィードバックネットワークと接続されている。外部フィードバックにより多数のDBM及び/もしくはイベント修飾アーキテクチュアを含む他のデバイスが一緒に修飾動作及びオンラインテスト動作を行うことができる。図1には結合回路に対するANDゲート24を図示したが、外部フィードバックネットワーク用のORゲート等の他の論理回路を使用することもできる。例えば、EQO信号が整合に応答して論理“1”を出力する場合には、ANDゲートはオール1の発生を検出する。しかしながら、EQO信号が整合に応答して論理“0”を出力する場合には、ORゲートを使用してオール0を検出することができる。
【0035】テストポート図3aにテストポートのデザインを示す。テストポートはコントロール部56及びクロック選定部58からなっている。コントロール部はTMS及びTCK入力から外部コントロールを受信してロード/シフト(L/S)コントロール出力上の内部コントロール、命令クロック出力(IRCK)及びデータクロック出力(DRCK)を出力する。実施例において、コントロール部56は推薦されたIEEEテストバス標準プロトコルに合致してコマンドレジスタ36もしくは選定データレジスタ26〜34を介してデータをロードしシフトする。クロック選定部はコマンドバス44及びDRCKから入力を受信し、コントロールバス48上へ5つのクロック(DRCK1〜DRCK5)を出力する。
【0036】図3bにおいて、L/Sコントロール出力がハイでIRCKクロックが加えられるとコマンドレジスタ上でロード動作が生じる。ロード動作が生じると、L/Sコントロール出力がローに設定され各IRCKクロック出力中にロードされるデータをシフトアウトする。シフト動作が完了すると、IRCKクロック出力はローに設定されL/S出力はハイに戻る。
【0037】図3cにおいて、L/S出力がハイでDRCKクロックが加えられると選定データレジスタ26〜34上でロード動作が生じる。ロード動作が生じると、L/Sコントロール出力がローに設定され各DRCKクロック出力中にロードされるデータをシフトアウトする。シフト動作が完了すると、DRCK出力がローに設定されL/S出力はハイに戻る。
【0038】コマンドレジスタ36ヘロードされる命令はデータレジスタ走査動作中にどのデータレジスタ26〜34がクロック入力を受信するかを選定する。データレジスタクロック(DRCKl〜5)の一つを選定するコントロールがコマンドバス44を介して選定論理58へ入力される。選定されたデータレジスタクロックはデータレジスタ走査動作中にDRCKと共に遷移する。
【0039】コマンドレジスタ図4にコマンドレジスタ36のデザインを示す。コマンドレジスタ36はテスト命令を記憶するのに使用される。コマンドレジスタ36はTDI入力上のシリアル入力及びコントロールバス48上のL/S及びIRCK信号を介したテストポート38からのコントロール入力を受信する。コマンドレジスタ38はTDO出力信号上にシリアルデータを出力する。コマンドレジスタは相互接続されてシフトレジスタを形成する一連の走査セルを具備している(図5参照)。
【0040】命令レジスタ走査動作中に、テストポート38からのL/S及びIRCK出力が励起されコマンドレジスタ36を介してTDI入力からTDO出力ヘデータをロードしてシフトする。ロード動作中に、L/S及びIRCK入力によりコマンドレジスタセルは2:1マルチプレクサの一入力に付随するデータをロードする。ロードされるデータは固定2進パターンもしくは可変状態入力とすることができる。ロード動作の後に、L/Sコントロール入力は2:1マルチプレクサの他方の入力を選定して走査セルを一緒にリンクし、DBM及び命令レジスタを介してTDI入力からTDO出力ヘ、次にMX3 46へデータをシフトし、そこでデータは選択的にTDO信号へ出力される。
【0041】バイパスレジスタ図5にバイパスレジスタ34のデザインを示す。バイパスレジスタ34は1個の走査セル60を具備し、DBMのデータ走査径路を僅か1ビット長に短縮するのに使用される。走査セル60は2:1マルチプレクサ62及びDフリップフロップ64を具備している。選定されると、走査セル60はコントロールバス48を介してテストポート38からL/S及びDRCK1コントロール入力を受信し、2:1マルチプレクサ62の一入力に付随するデータをロードする。ロード動作の後に、L/Sコントロール入力101は2:1マルチプレクサ62の他方の入力を選定し、TDI入力からのDBM20を介したデータをバイパスレジスタ34走査セルを介してバイパスレジスタ34のTDO出力ヘシフトし、次にMX2 42及びMX3 46を介してDBM20のTDO106出力ヘシフトする。
【0042】TCRコントロールレジスタ図6にTCRコントロールレジスタ50のデザインを示す。TCRコントロールレジスタ50は図5に示すバイパス走査セル60と同様な一連の走査セルを具備している。TCRコントロールレジスタ50はTDI入力上のシリアル入力及びコントロールバス48上のL/S及びDRCK5信号を介したテストポート38からのコントロール入力を受信する。TCRコントロールレジスタ50はTDO出力信号上にシリアルデータを出力する。選定されると、TCRコントロールレジスタ内の走査セルはL/S及びDRCK5コントロール信号を受信して2:1マルチプレクサの一入力に付随するデータをロードする。TCRコントロールレジスタ50において、L/Sがハイの時に選定されるマルチプレクサ入力が走査セルのQ出力に付随されロード動作中にセルがその現在状態に維持されるようにする。ロード動作の後に、L/Sコントロール入力は2:1マルチプレクサの他方の入力を選定して走査セルを一緒にリンクし、TDI入力からのDBMを介したデータをTCRコントロールレジスタを介してTDO出力ヘシフトし、次にDBMのTDO出力ヘシフトする。
【0043】イベント条件モジュール図7aにEQM32のブロック図を示す。EQMは7つの信号を受信する。それらはTDI、L/S、DRCK2、(TCR28からの)CTERM、EQI、(コマンドレジスタ36からの)EQENA及びCK1/2である。EQM32は6つの出力を有しており、それらはEQO、EXPDAT0〜15、CMPMSK0〜15、TGATE、TDO、及びSYNCKである。SYNCK出力はANDゲート66から発生され、TGATE、EQENA及びCKl/2の入力を有している。EQMの詳細説明は前記米国特許出願第308,272号に記載されている。
【0044】EQM32はEQMコマンドレジスタ、イベントループカウンタ、構成ビットレジスタ、開始及び停止予期比較データレジスタ、開始及び停止マスク比較データレジスタを含む走査径路を有している。選定されると、コントロールバス48を介したテストポート38からのL/S及びDRCK2コントロール入力によりEQM走査径路はTDI入力からEQM32を介してEQM32のTDOヘデータをロード旦つシフトし、次にMX2 42及びMX3 46を介してDBM20のTDO出力ヘシフトする。
【0045】EQM32は内部CTERM信号及び外部EQI信号からの状態入力を受信する。EQM32はこれら2つの状態入力の選定された一方の状態入力に応答してオンラインイベント条件テストモニター動作を実行する。EQMは図2のMX140のCKl/2出力からの外部クロック入力を受信する。オンラインイベント条件テストモニター動作の実行中に、EQM32はCKl/2入力と同期して作動する。EQM32はコマンドバス44のEQMイネーブル(EQENA)信号出力からの入力を受信する。EQENAがハイであると、(EQM32内部の)EQMコントローラは、状態入力に応答して、イネーブルされて所要のコントロールを出力しTCR及び/もしくはメモリバッファ内でイベント条件テストモニター動作を実行する。
【0046】EQENAがハイに設定されると、EQMがイネーブルされて予期比較データ(EXPDAT)及びマスク比較データ(CMPMSK)をTCR28へ出力する。ODI上に生じる入力信号を予期入力パターンと比較するのにEXPDATパターンが使用される。一つ以上のODI入力信号の比較動作を実施される比較動作に影響を及ばさない所ヘマスクオフするのにCMPMSKパターンが使用される。実施例において、EQM32は多数組のEXPDAT及びCMPMSKデータパターンを保持する記憶装置を有している。
【0047】ODI入力上の入データとEXPDAT間の整合が見つかると、EQM32はTGATE出力上にハイ論理レベルを出力する。TGATE出力はTCR28及びメモリ30へ通されてテストモニター動作を行うことができる。TGATE出力がハイであると、図7aのANDゲート66がイネブルされてSYNCK信号へCKl/2クロック入力が通される。SYNCK信号はTCR28及びメモリ30へ通されてオンラインテストモニター動作のクロックを与える。さらに、EQM32は外部EQO出力信号の整合状態の発生を出力して近くのデバイスに整合を知らせる。EQO信号は図1に示す外部ANDフィードバックネットワーク24を使用してよりグローバルなイベント条件テスト動作を行なわせるのに使用することができる。
【0048】EQM32は4種のイベント条件テストプロトコルを実施することができる。4種の各プロトコルのタイミング図を図7b、図7c、図7d及び図7eに示す。プロトコル1動作により状態入力に応答した一つのテストモニター動作を実施することができる。プロトコル2動作により状態入力が存在する時にテストモニター動作を実施することができる。プロトコル3動作により開始状態入力と停止状態入力間の期間にわたってテストモニター動作を実施することができる。プロトコル4動作により、第1の状態入力で開始し、第2の状態入力で休止し、第3の状態入力で再開し、第4の状態入力で停止するテストモニター動作を実施することができる。全てのプロトコルはEQMの内部イベントループカウンタにより決定される所定の回数だけ繰り返すことができる。EQMの動作とそのプロトコルは前記米国特許出願第308,272号及び米国特許出願第308,273号に記載されている。
【0049】メモリバッファ図8にメモリバッファ30のブロック図を示す。メモリバッファ30はコントロールバス48を介したL/S及びDRCK3、コマンドバス44を介したMODE1、ENA、CNTEN、DISEL及びLDSEL、EQMバス52を介したSYNCK及びTGATE信号、TDI信号及び(16ビットで示す)ODI信号を受信する。メモリバッファ30はTDO信号を出力する。第1のマルチプレクサ68はデータレジスタ70及びRAMメモリ72から受信する入力を有している。第1のマルチプレクサ68はLDSEL信号の制御の元にある。第1のマルチプレクサ68の出力はデータレジスタ70に接続されている。第2のマルチプレクサ74の一方の入力はデータレジスタ70に接続されており他方の入力はODI信号に接続されている。第2のマルチプレクサの出力はDISEL信号の制御下にあるRAM72に接続されている。L/S信号はENA信号と共にANDゲート76に接続されている。ANDゲート76の出力はTGATE信号と共に第3のマルチプレクサ78に接続されている。DRCK3信号及びSYNCK信号は第4のマルチプレクサ80へ入力される。第3及び第4のマルチプレクサ78,80は共にMODE1信号によりコントロールされる。第3のマルチプレクサ78の出力はRAM72のライトイネーブル10に接続されている。第4のマルチプレクサ80の出力はRAM72のリード/ライトピン(WR)に接続されている。第4のマルチプレクサ80の出力はデータレジスタ70及びアドレス/カウンタ81にも接続されている。アドレス/カウンタ81の出力はRAM72のアドレスピンに接続されている。アドレス/カウンタ81はL/S信号、CNTEN信号及びデータレジスタ70にも接続されている。TDO信号はアドレス/カウンタ81からも出力される。データレジスタ70は第4のマルチプレクサ80の出力であるL/S信号及びTDI信号にも接続されている。
【0050】メモリバッファ30はスタティツクデザインランダムアクセスメモリ(RAM)72、走査径路、及び所要のインターフェイス論理及びマルチプレクサを具備している。RAMメモリ72はODI入力信号数に等しいデータ入力幅及び最大データ記憶に充分な深さを有している。走査径路はデータレジスタ70及びアドレス/カウンタ80からなっている。選定されると、コントロールバス48を介したテストポート38からのコントロール入力L/S及びDRCK3により、走査径路はTDIからデータレジスタ70及びアドレス/カウンタ81を介してメモリ30のTDO出力ヘデータをロード且つシフトし、次にMX2 42及びMX3 46を介してDBM20のTDO出力ヘシフトする。走査動作中に、バス44からのMODE1入力はDRCK3入力が第4のマルチプレクサ80を通って走査径路のデータレジスタ70及びアドレス/カウンタ81部をクロックできるように設定される。
【0051】メモリ読取命令中に、走査径路ロード及びシフト動作はRAM72の内容を抽出するのに使用される。この命令中に、コマンドバス44からのENA入力はローとなつてRAM書込動作をディセーブルし、コマンドバス44からのロード選定(LDSEL)信号により第1のマルチプレクサ68が設定されて、走査径路のデータレジスタ70はアドレス/カウンタ81によりアドレスされるメモリ位置をロードすることができる。走査ロード動作中、アドレス/カウンタ部81はその現在状態にとどまる。ロード動作後、L/S入力はローに設定され走査はRAMデータ位置をシフトアウトして次の走査径路ロード/シフト動作中に読み取られる次のRAMアドレスを読み取り且つシフトアウトすることができる。この走査径路ロード/シフトプロセスは全てのRAMメモリ位置がロードされ且つシフトアウトされるまで繰り返される。
【0052】メモリ書込命令中に、走査径路ロード及びシフト動作はRAM72ヘデータをロ一ドするのに使用される。この命令中に、第1のマルチプレクサ68はLDSEL入力により設定されてロード動作中に走査径路のデータレジスタ70をその現在状態にとどまらせることができる。また、第2のマルチプレクサ74はコマンドバス44からのデータ入力選定(DISEL)信号により設定され、走査径路のデータレジスタ70内のデータによりRAM入力を駆動することができる。また、コマンドバス44からのENA入力はハイに設定され、走査径路ロード動作中にRAM72はデータ入力を受信することができる。ロード動作中に、RAM書込イネーブル(WE)入力はハイであるENA及びL/S入力によりハイとされ、DRCK3クロックパルスによりRAM72は第2のマルチプレクサ74からのデータ人力をアドレス/カウンタ81によりアドレスされる位置へ受信することができる。ロード動作の後、走査径路は次のデータ及びアドレスパターンをロードするようにシフトされる。シフト動作中にL/S入力はローとなるため、WE入力はローとなりシフト中に生じるDRCK3入力によりさらにRAM書込動作が行われることはない。このロード/シフトプロセスはRAMメモリが充満されるまで繰り返される。
【0053】オフラインデータバッファリング動作中に、コマンドバス44からのCNTEN入力はハイに設定されアドレス/カウンタはカウントアップ動作を行うことができる。MODE1入力はDRCK3入力が第4のマルチプレクサ80を介してRAMのWR入力、データレジスタ70、及びアドレス/カウンタ81を駆動できるように設定される。LDSEL入力はDRCK3クロックが加えられる時にデータレジスタ70がその現在状態にとどまるように設定される。また、MODElによりENA及びL/S信号のハイ論理レベル入力は第3のマルチプレクサ78を介してRAM WE入力を励起することができる。DISEL入力は第2のマルチプレクサ74を介してRAM72へODI信号を入力できるように設定される。
【0054】データバッファリング動作を実行する前にアドレス/カウンタ81はゼロに設定される。オフラインデータバッファリング中に、TMS及びTCK信号を介した外部コントロール入力がDRCK3出力のクロックパルスを励起できるようにテストポート38が設定される。DRCK3信号上にハイクロックパルスが生じると、ODI入力のデータは現在アドレスされているRAM位置へ書き込まれる。DRCK3上のクロックパルスがローに戻ると、アドレス/カウンタ82は次のRAMアドレス位置へ増分する。アドレス/カウンタ81の増分が続くODI信号のデータ入力を記憶するこのプロセスは外部テストバスコントロール信号を介してDRCK3クロック入力がイネーブルされる間繰り返される。
【0055】オンラインデータバッファリング動作中に、CNTEN入力はハイに設定されアドレス/カウンタ81はカウントアップ動作を行うことができる。MODE1入力はEQM32からゲートされたSYNCK入力がRAM WR入力、データレジスタ70及びアドレス/カウンタ81を駆動できるように設定される。LDSEL入力はSYNCKクロックが加わる時にデータレジスタ70がその現在状態にとどまるように設定される。SYNCKクロック入力はEQM32からのTGATE入力がハイの時にイネーブルされ、TGATE入力がローの時にゲートオフされる。また、MODE1入力は、TGATEがハイの時に、EQM32からのTGATE入力が第3のマルチプレクサ78を介してRAM WE入力を励起することができるように設定される。DISEL入力は第2のマルチプレクサ74を介してRAMへODI信号を入力できるように設定される。
【0056】データバッファリング動作を実行する前に、アドレス/カウンタ81はゼロに設定される。EQM32がTGATE信号をハイに設定するとオンラインデータバッファリングが開始される。TGATEがハイであると、RAM WEはハイでありSYNCKクロックがイネーブルされてRAM72及びアドレス/カウンタ81をクロックすることができる。SYNCKクロック上にハイクロックパルスが生じると、現在アドレスされているRAM位置へODI入力が書き込まれる。SYNCKクロックがローに戻ると、アドレス/カウンタ81は次のRAMアドレス位置へ増分する。EQM32からのTGATE入力信号がハイに設定されている間、ODI信号のデータ入力を記憶するこのプロセスは繰り返されそれにはアドレス/カウンタ81の増分が続く。
【0057】テストセルレジスタ(TCR)図9にTCR28のブロック図を示す。TCR28は相互接続されてテストレジスタを形成する一連のテストセルからなるレジスタ82を含んでいる。テストレジスタ82は、参照としてここに組み入れた、1988年10月3日付ヘッツェルの米国特許出願第241,439号“テストバッファ/レジスタ”に詳記されている。テストレジスタ82内の各テストセルはEXPDAT、CMPMSK、DATMSK及びODI信号の各ビット(0〜15)に接続されている。テストセルレジスタ82はまたコマンドバス44を介したコマンドレジスタ36からのPSAENA信号及び第1,第2及び第3のマルチプレクサ84,86,88の出力も受信する。マルチプレクサ84はTDI入力及びFBO信号も受信する。マルチプレクサ84から受信されるFBO信号はTCR28の一部である排他的ORネットワーク90の出力である。マルチプレクサ84はTCRコントロールレジスタ26からのFBSEL信号によりコントロールされる。マルチプレクサ86はL/S及びTGATE信号を入力として有し、コマンドバス44を介したコマンドレジスタ36からのMODE2信号によりコントロールされる。マルチプレクサ88はDRCK4及びSYNCK信号を受信し、やはりMODE2信号によりコントロールされる。EXORゲートネットワーク90はテストセルレジスタ82からのTDO0〜15出力、TAP0〜15信号、及びANDゲート92の出力を受信する。ANDゲート92はTRCコントロールレジスタ26からのFBIENA信号及びFBI信号を受信する。テストセルレジスタ82はレジスタ内の各テストセルに対してCMPOUT信号を出力し、信号はCTERM信号を出力するANDゲート94へ入力される。テストセルレジスタ82はTDO信号も出力する。テストレジスタ内のテストセル数はODI入力信号数に等しい。
【0058】テストレジスタ82はL/S及びDRCK4テストポート信号から入力を受信し、TDI入力からテストレジスタ82を介して図9のTDO出力ヘデータをロードし且つシフトする。走査動作中に、TCRコントロールレジスタ26からのフィードバック選定(FBSEL)信号はマルチプレクサ84を介してテストレジスタ82へTDI信号が入力できるように設定される。また、走査動作中に、コマンドレジスタ36からのMODE2入力はL/S及びDRCK4入力がマルチプレクサ86,88を通りそれぞれSEL及びCK入力を介してテストレジスタ82へ入力できるように設定される。
【0059】テストレジスタを構成するのに使用するテストセルデザインの例を図10に示す。テストセルはマスカブルPSA論理96、マスカブルコンパレタ論理98、及び2:1マルチプレクサ102とDフリップフロップ104からなる走査セル100を具備している。マスカブルDSA論理96はNANDゲート106,108及びEXORゲート110からなっている。NANDゲート106はTCRコントロールレジスタ26からのODI入力信号及びDATMSK入力信号から入力を受信し、NANDゲート108はコマンドレジスタ36からのPSAENA入力信号及び先行走査セルのTDO出力からのTDI入力信号を受信する。EXORゲート110はNANDゲート106,108の出力を受信し2:1マルチプレクサ102へPSA信号を出力する。
【0060】マスカブルコンパレタ論理98はEXORゲート112及びNANDゲート114を具備している。EXORゲート112はEQM32からのODI入力信号及びEXPDAT入力信号から入力を受信する。NANDゲート114はCMPMSK信号及びEXORゲート112の出力を受信し、CMPOUT信号を出力してそのセルにおける整合を表示する。走査セルの2:1マルチプレクサ102はPSA信号及びテストセルヘのTDI信号入力を受信する。マルチプレクサ86(図9)からのSEL信号の制御の元で、マルチプレクサ102はDフリップフロップ104のD入力ヘ信号を出力する。Dフリップフロップ104は2:1マルチプレクサ102からのデータ入力及びマルチプレクサ88(図9)からのクロック(CK)入力を受信する。これら各論理部の動作を第I表の真理表に記載する。
【0061】
【表1】第I表走査セル真理表セル CLK 動 作0 / シフト(TDIからTDO)
1 / ロード(PSAをTDOへ)
ここで、“/”は立上りクロック縁である。
【0062】図9を参照として、EXORゲートネットワーク90は図11の実施例に示すようなANDゲート116とEXORゲート118の構成からなっている。EXORゲートネットワーク90はテストレジスタ82内のテストセルのTDO出力からの入力と、TCRコントロールレジスタ26からの多項タップ(TAP)選定入力と、外部フィードバック入力(FBI)を受信する(図2参照)。EXORゲートネットワーク90はフィードバック出力(FBO)を出力しそれはマルチプレクサ84を介しテストレジスタ82の第1のテストセルヘ入力されている。DBM20からもFBO信号が出力される。EXORネットワーク90へのTAPl〜15入力により、PSA動作中に使用されるFBO信号の計算に含まれるテストレジスタ82からのTDO0〜15出力のプログラマブル選定を行うことができる。TCRコントロールレジスタ26からのFBIENA入力がハイに設定されていれば外部FBI入力信号はFBOの計算に含めることができ、さもなくばFBI上のデータ入力はEXORネットワーク90により無視される。
【0063】再び図9を参照として、テストレジスタ内のテストセルからのCMPOUT0〜15出力は互いにANDされ、CTERM信号を介してTCR28から出力される。CTERM信号は状態入力としてEQM32へ入力される。CMPOUT0〜15出力はTCR28へのODI0〜15及びEXPDAT0〜15信号バス入力間の比転動作の結果を反映している。CMPMSK0〜15入力は一つ以上のこれらの比較動作をマスクオフするのに使用することができる。比較論理部がマスクオフされると、そのCMPOUT出力はハイ論理レベルヘ設定される。
【0064】コマンドレジスタ36からテストレジスタ82へのPSAENA入力信号は、テストセルがPSAもしくはサンプル動作を実施するかどうかを選定するのに使用される。PSAENAがハイに設定されると、PSA動作に対して全てのテストセルが選定される。PSAENAがローであれば、サンプル動作に対して全てのテストセルが設定される。TCRコントロールレジスタ26からのDATMSK0〜15信号は、PSAもしくはサンプル動作中に一つ以上のODI0〜15信号入力をマスクオフするのに使用する。
【0065】DATMSK入力がローであれば、それに関連するODI入力はマスクオフされテストセルはPSAもしくはサンプル動作中にロー論理レベルをロードする。DATMSK入力がハイであれば、それに関連するODI入力の論理レベルはPSAもしくはサンプル動作中にテストセルヘロードされる。
【0066】オフラインPSAもしくはサンプル命令中に、テストポート38からのL/S及びDRCK4信号がマルチプレクサ86,88を介してテストレジスタ82へ入力できるようにMODE2入力信号が設定される。このテストモード中にL/S入力信号はハイに設定され、DRCK4クロックはテストポート38への外部入力によりイネーブルされる。PSA動作が実施されると、テストレジスタヘのPSAENA入力はハイに設定される。サンプル動作が実施されると、PSAENA入力はローに設定される。ODI0〜15入力上に生じるデータはDRCK4入力上の各ハイクロックパルス中にテストレジスタセルヘクロックされる。PSAもしくはサンプル動作が完了すると、集収されたデータやサインはTCR読取命令を介してシフトアウトされ調べられる。
【0067】オンラインPSAもしくはサンプル命令中に、EQM32からのTGATE及びSYNCK信号がマルチプレクサ86,88を介してテストレジスタヘ入力できるようにモード2入力信号が設定される。このテストモード中に、TGATE信号はハイに設定されてSYNCKをイネーブルし、テストレジスタのテストセル内でPSA/サンプル動作モードを選定する。図7b、図7c、図7dもしくは図7eに示すように選定されるプロトコルのタイプに従った入力状態に応答してTGATE信号がハイに設定される。PSA動作が実施されていると、テストレジスタヘのPSAENA入力はハイに設定される。サンプル動作が実施されると、PSAENAはローに設定される。ODI0〜15入力に生じるデータはSYNCK入力上の各ハイクロックパルス中にテストレジスタセル内ヘクロックされる。PSAもしくはサンプル動作が完了すると、収集されるデータやサインはTCR読取命令を介してシフトアウトされて調べられる。
【0068】データはTCR28内で圧縮される間、メモリバッファ30内に逐次記憶することができる。
【0069】TCR28及びメモリバッファ30は外部バスコントローラ25及びEQM32によりコントロールすることができる。外部テストバスコントローラ25は多数のDBM及び他のデバイスをコントロールしていることがあるため、内部EQM32は各DBMに対して詳細コントロールを与える。
【0070】マスカブルPSA入力の利点図12において、DBMデバイスのTCRは多数の並列ODI入力上にサインを集めるように示されている。このモードにおいて、TCRコントロールレジスタ26からTCR28へのDATMSK0〜15入力は、全てのODI入力信号をサイン値の生成に関連できるように設定される。サインは収集されると、シフトアウトされそのサインは何に等しくなければならないかが比較される。集収されたサインが正しい値と整合しない場合には、一つもしくはそれ以上のODI入力に障害が発生している。どのODI入力もしくは入力群がサインに障害をもたらしたかを決定するのは、不可能とは言わないまでも、困難である。
【0071】DBMは一つもしくはそれ以上のODI信号をマスクオフすることができるので、一時に一つのODI入力をイネーブルするだけでテスト動作を繰り返すことができる。この能力を使用して一時に一つのODI入力を収集することができる。この技術を使用して、どのODI入力が並列サインに障害を及ぼしたかを診断することができる。
【0072】図13に、一つ、ODI0、を除く全てのODI入力信号がマスクオフされる例を示す。一つのODI入力をイネーブルして失敗した同じテストを繰り返すことにより、一つのイネーブルされたODI入力のみによるデータ入力を反映するサインを生成することができる。この一つの入力サインは取り出されると、シフトアウトされそのODI入力に対する予期サインと比較される。予期サインと整合する場合には、ODI入力は良好であり並列入力サインが失敗することはない。整合しない場合には、他の潜在的に悪いODI入力と共に、並列入力サイン失敗の原因となっている。
【0073】このプロセスは他の全てをマスクオフしながらもう一つのODI入力信号をイネーブルし且つイネーブルされたODI入力信号からのサインを収集するテストを再び繰り返しそれをそれが等しくなければならないものと比較することにより繰り返される。全てのODI入力に対してこの手順をふむことにより、どのODI入力が並列サインを失敗させたかを決定することができる。この技術は失敗した並列サイン分析動作の診断に有用である。一時に一つのODI入力信号を選択的にイネーブルする能力がないと、この簡単で完璧な診断テスト技術を採用することはできない。この診断テストはODI入力群を分離して実施することもできることをお判り願いたい。
【0074】DBMを縦続接続してPSAサイン幅を拡張する取り出されるサインの幅の拡張は図14に示すような一連の連結されたDBM集積回路を介して実施される。図14のDBMは、一つ以上のDBM(MIDBM)122を介して、最上位DBM(MSDBM)120から最下位DBM(LSDBM)へ直列接続されている。先行する各DBMのTDOは次のDBMのTDIへ接続されており、先行する各DBMのFBIは次のDBMのFBOに接続されている。
【0075】図14のMSDBMに対して、TCR28ヘのFBIENA及びFBSEL入力は縦続接続応用において共に論理ハイレベルに設定しなければならない。FBIENA及びFBSELのこの設定により、MSDBM120への外部FBI入力は図9のANDゲート92(GFBI)を介してMSDBM EXORネットワーク90へ入力され、MSDBMのEXORネットワーク90からのFBO出力は図9のマルチプレクサ84を介してテストレジスタ82へ入力される。
【0076】図14のMIDBM122に対して、TCR28へのFBIENA及びFBSEL入力は、縦続接続応用において、それぞれ論理ハイ及びローレベルヘ設定しなければならない。FBIENA及びFBSELのこの設定により、MIDBM320への外部FBI入力は図9のANDゲート92(GFBI)を介してMIDBMのEXORネットワーク90へ入力され、MSDBMからのTDO出力は図9のマルチプレクサ84へのTDI入力を介してMIDBM122のテストレジスタ82へ入力される。MIDBM122からのFBO出力はMSDBM120のFBIへ入力される。
【0077】図14のLSDBM124に対して、TCR28へのFBIENA及びFBSEL入力は縦続接続応用において共に論理ローレベルヘ設定しなければならない。FBIENA及びFBSELのこの設定により、LSDBM124への外部FBI入力はゲートオフされロー論理レベルが図9のANDゲートGFBIを介してLSDBMのEXORネットワーク90へ入力され、MIDBM122からのTDO出力は図9のマルチプレクサ84へのTDI入力を介してLSDBM124のテストレジスタ82へ入力される。LSDBM124からのFBO出力はMIDBM122のFBIへ入力される。
【0078】非縦続接続PSA構成中に、MSDBM120、MIDBM122及びLSDBM124のTCRへのFBIENA及びFBSEL入力はそれぞれロー及びハイ論理レベルヘ設定される。FBIENA及びFBSELのこの設定により、TCR88への外部FBI入力はゲートオフされ、ロー論理レベルが図9のANDゲート92(GFBI)を介してEXORネットワーク90へ入力され、EXORネットワークからの内部FBOは図9のマルチプレクサ84を介してテストレジスタ82へ入力される。
【0079】DBM命令コマンドレジスタ36へ命令がシフトされると、コントロールバス48を介して適切なコントロールが出力され一つ以上の選定可能なデータレジスタ走査径路内でテストもしくは走査動作を実行する。バイパスレジスタ34、EQM32、メモリバッファ30、TCR28もしくはTCRコトンロールレジスタ26。
【0080】オフラインデータサンプル命令中に、TCR28はテストポート38及びコントロールバス48を介して外部テストバスからコントロールを受信してODI入力上に生じるデータを捕捉する。データは捕捉されると、TCRからシフトオフされTCR読取命令を介して調べられる。
【0081】オンラインデータサンプル命令中に、TCR28はEQMコントロールバス52を介して内部EQM32からコントロールを受信しODI入力上に生じるデータを捕捉する。データは捕捉されると、TCR読取命令を介してTCR28からシフトアウトして調べることができる。
【0082】オフライン並列サイン分析(PSA)テスト命令中に、TCR28はテストポート38及びコントロールバス48を介して外部テストバスからコントロールを受信しODI入力上に生じるデータを16ビットサインヘ圧縮する。データの圧縮後、結果として得られるサインはTCR読取命令を介してTCR28からシフトアウトして調べることができる。
【0083】オンラインPSAテスト命令中に、TCR28はEQMコントロールバス52を介して内部EQM32からコントロールを受信しODI入力上に生じるデータを16ビットサインヘ圧縮する。データの圧縮後、結果として得られるサインはTCR読取命令を介してTCRからシフトアウトして調べることができる。
【0084】オフラインデータバッファリング命令中に、メモリバッファ30はテストポート38及びコントロールバス48を介して外部テストバスからコントロールを受信してODI入力上に生じるデータを内部RAMメモリバッファ72内へ記憶する。データの記憶後、メモリ内容はメモリ読取命令を介してシフトアウトして調べることができる。
【0085】オンラインデータバッファリング命令中に、メモリバッファ30はEQMコントロールバス52を介して内部EQM32からコントロールを受信してODI入力上に生じるデータを内部RAMメモリバッファ72内に記憶する。データの記憶後、メモリ内容はメモリ読取命令を介してシフトアウトして調べることができる。
【0086】オフラインPSA及びバッファ命令中に、TCR28はテストポート38及びコントロールバス48を介して外部テストバスからコントロールを受信してODI入力上に生じるデータを、それぞれ、圧縮し記憶する。データはTCR28内へ圧縮してRAMメモリ内へ記憶した後、TCR28内のサインヘアクセスするTCR読取命令を実行し続いてメモリ内容ヘアクセスするメモリ読取命令を実行することによりシフトアウトして調べることができる。
【0087】オンラインPSA及びバッファ命令中に、TCR28及びメモリバッファ30はEQMコントロールバス52を介して内部EQM32からコントロールを受信し、ODI入力上に生じるデータを、それぞれ、圧縮且つ記憶する。データはTCR内へ圧縮されRAMメモリ72内へ記憶された後、TCR28内のサインヘアクセスするTCR読取命令を実行し続いてメモリ内容ヘアクセスするメモリ読取命令を実行することによりシフトアウトして調べることができる。
【0088】TCR読取命令中に、TCR28はテストポート38及びコントロールバス48を介して外部テストバスからコントロールを受信し、TCR28を介してTDI入力からデータをシフトし且つTDO出力ピンを介してDBM20からデータをシフトアウトする。この命令はデータサンプルもしくはPSA命令中にTCR内に捕捉もしくは圧縮されたデータヘアクセスするのに使用される。
【0089】TCRコントロール走査命令中に、TCRコントロールレジスタ26はテストポート38及びコントロールバス48を介して外部テストバスからコントロールを受信し、TCRコントロールレジスタ26を介してTDI入力からデータをシフトし且つTDO出力ピンを介してDBM20からデータをシフトアウトする。この命令はTCRの入力データマスク論理及び多項フィードバックタップ接続を特定のデータサンプルやPSAテスト動作に対して設定するのに必要なコントロールビット信号をロードするのに使用される。
【0090】バイパス走査命令中に、バイパスレジスタ34はテストポート38及びコントロールバス48を介して外部テストバスからコントロールを受信し、バイパス走査セル34を介してTDI入力からデータをシフトし且つTDO出力ピンを介してDBM20からデータをシフトアウトする。この命令はDBMを通る走査径路を一つの走査セルもしくはフリップフロップのみに短縮するのに使用される。
【0091】メモリ読取命令中に、メモリバッファ30はテストポート38及びコントロールバス48を介して外部テストバスからコントロールを受信し、TDI入力及びTDO出力ピンを介して現在アドレスされるメモリ位置をロード且つシフトアウトする。シフトアウト動作中に、読み取られる次のメモリアドレスがメモリバッファ30ヘシフトされる。
【0092】メモリ書込命令中に、メモリバッファ30はテストポート38及びコントロールバス48を介して外部テストバスからコントロールを受信し、メモリ走査径路のデータ部の内容をメモリ走査径路のアドレス部によりアドレスされるメモリ位置へロードする。この命令はメモリバッファをテストモニタリング及び自己テスト目的のための公知の状態へ初期化するのに使用される。
【0093】本発明について詳細に説明してきたが、特許請求の範囲に記載された発明の精神及び範囲から逸脱することなくさまざまな変更、置換及び交替が可能である。
【0094】以上の説明に関して更に以下の項を開示する。
(1)複数のデバイスに接続されたバス上のデータを観察するデジタルバスモニター装置において、該装置は、バスからデータを受信する入力回路と、前記入力回路に接続されデバイスが機能モードにある時に所定の状態に応答してデータを記憶するテスト回路、を具備する、デジタルバスモニター装置。
【0095】(2)第1項に記載のデジタルバスモニターにおいて、前記テスト回路は、前記入力回路に接続され前記所定の状態が生じた時を示すイベント条件回路、を具備する、デジタルバスモニター装置。
(3)第2項記載のデジタルバスモニターにおいて、前記テスト回路はさらに前記所定の状態に関連する複数の予期データ語を記憶する予期データメモリを具備する、デジタルバスモニター。
(4)第3項記載のテジタルバスモニターにおいて、前記テスト回路は前記予期データ語を前記回路から受信したデータ語と比較し且つ前記受信データが前記予期データ語と整合するかどうかを示すように作動する、デジタルバスモニター。
(5)第4項記載のデジタルバスモニターにおいて、前記テスト回路はさらに前記予期データ語に関連するマスキングデータ語を記憶するマスキングデータメモリを具備し、前記マスキングデータ語は整合表示に対して整合を必要としない前記予期データ語部分を識別する、デジタルバスモニター。
(6)第2項記載のデジタルバスモニターにおいて、前記テスト回路は前記所定の状態に応答してバスからの前記入データ上のサイン分析を実施するように作動する、デジタルバスモニター。
(7)第6項記載のデジタルバスモニターにおいて、前記テスト回路はさらにバスからの前記入データの部分を選択的にマスクして、不正サインの検出後にエラーソースを識別するように作動する、デジタルバスモニター。
(8)第5項記載のデジタルバスモニターにおいて、前記予期データメモリは各予期データ語を記憶する複数のメモリ位置を有する、デジタルバスモニター。
(9)第1項記載のデジタルバスモニターにおいて、さらにモニター内に記憶されたデータを外部コントローラヘシリアルに転送して調べる走査径路回路を具備する、デジタルバスモニター。
(10)第1項記載のデジタルバスモニターにおいて、前記テスト回路はさらに前記所定の状態に応答してバスからの複数のデータ語を記憶するテストメモリバッファを具備する、デジタルバスモニター。
(11)第10項記載のデジタルバスモニターにおいて、前記テストメモリバッファは前記テスト回路により前記複数のデータ語に対して実施されるサイン分析と同時期に複数のデータ語を記憶するように作動する、デジタルバスモニター。
(12)第2項記載のデジタルバスモニターにおいて、前記イベント修飾回路は複数のソースの一つからクロック信号を受信するように作動する、デジタルバスモニター。
(13)第1項記載のデジタルバスモニターにおいて、前記テスト回路は第1の所定の状態に応答してデータ記憶を開始するように作動し且つ第2の所定の状態に応答してデータ記憶を停止するように作動する、デジタルバスモニター。
(14)第13項記載のデジタルバスモニターにおいて、前記テスト回路は第3の所定の状態の後にデータ記憶を再開し第4の所定の状態の後にデータ記憶を停止するように作動する、デジタルバスモニター。
(15)第1項記載のデジタルバスモニターにおいて、前記テスト回路は、選定プロトコルに所定回応答してデータを記憶するコントロール回路と、プロトコルに応答して記憶動作数をカウントするカウンタ回路を具備する、デジタルバスモニター。
(16)第1項記載のデジタルバスモニターにおいて、前記デジタルバスモニターはさらに複数のデジタルバスモニターデバイスを縦続接続するカスケード回路を具備するデジタルバスモニター。
【0096】(17)複数のデバイス間に接続されたバス上のデータ転送をテストする方法において、該方法は、バスから入データを受信し、所定の状態の発生を検出し、集積回路が機能モードにある時に前記所定の状態に応答して入力データを処理する、ステップからなる、データ転送テスト法。
【0097】(18)第17項記載の方法において、所定の状態を検出する前記ステップは前記入データを所定の予期データと比較するステップからなる、データ転送テスト法。
(19)第17項記載の方法において、前記処理ステップは前記入データにサイン分析を実施するステップからなる、データ転送テスト法。
(20)第19項記載の方法において、前記処理ステップはさらに前記サイン分析ステップと同時期に前記入データをメモリバッファ内に記憶するステップからなる、データ転送テスト法。
(21)第19項記載の方法において、前記処理ステップはさらに前記入データの一つ以上のビットを選択的にマスクするステップからなる、データ転送テスト法。
(22)第17項記載の方法において、前記データ処理ステップはメモリバッファ内のシーケンシャルな位置にデータを記憶するステップからなる、データ転送テスト法。
(23)第22項記載の方法において、さらに第2の所定の状態に応答して前記入データの処理を停止するステップからなる、データ転送テスト法。
(24)第23項記載の方法において、さらに第3の所定の状態に応答して入データの処理を再開するステップを具備する、データ転送テスト法。
【0098】(25)メモリバッファ30、バイパスレジスタ34、テストポート38及びイベント条件モジュール(EQM)32によりコントロールされる出力コントロール回路42,46を具備し、多数の集積回路10,12を接続するバス14,16,18上のデータを観察するのに使用されるデジタルバスモニター。整合状態に応答してEQM32は、集積回路10,12がアットスピードで作動し続ける間、入データにさまざまなテストを実施することができる。複数のデジタルバスモニター20,22を縦続接続して可変幅データバス及び可変幅サイン分析を観察及びテストすることができる。
【出願人】 【識別番号】590000879
【氏名又は名称】テキサス インスツルメンツ インコーポレイテツド
【出願日】 平成2年6月29日(1990.6.29)
【代理人】 【識別番号】100066692
【弁理士】
【氏名又は名称】浅村 皓 (外3名)
【公開番号】 特開2000−148603(P2000−148603A)
【公開日】 平成12年5月30日(2000.5.30)
【出願番号】 特願平11−256332