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【発明の名称】 外付け変換モジュール付測定器
【発明者】 【氏名】森 公広

【要約】 【課題】省スペース化が可能で配線作業を簡素化した外付けモジュール付測定器を実現する【解決手段】 一つの測定単位の信号を入力する少なくとも1つの端子を有する測定器において、前記端子に前記測定単位とは異なる単位の少なくとも一つの外付け変換モジュールを設けた。

【解決手段】一つの測定単位の信号を入力する少なくとも1つの端子を有する測定器において、前記端子に前記測定単位とは異なる単位の少なくとも一つの外付け変換モジュールを設けた。
【特許請求の範囲】
【請求項1】一つの測定単位の信号を入力する少なくとも1つの端子を有する測定器において、前記端子に前記測定単位とは異なる単位の少なくとも一つの外付け変換モジュールを設けたことを特徴とする外付け変換モジュール付測定器。
【請求項2】外付け変換モジュールは3つの端子を有し、一つは信号端子、一つは測定器の電源から供給される電源端子、他の一つは測定器とモジュールに含まれる測定回路の接地端子であることを特徴とする請求項1記載の外付け変換モジュール付測定器。
【請求項3】外付け変換モジュールはセンサが測定した信号単位が測定器の一つの測定単位と異なる場合、測定器の信号単位に変換した後測定器側に出力するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の外付け変換モジュール付測定器。
【請求項4】一つの測定単位とは電圧であって、変換モジュールに入力する電圧以外の測定単位を電圧に変換後測定器側に出力するようにしたことを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の外付け変換モジュール付測定器。
【請求項5】外付け変換モジュールは単電源を測定器から入力し±の両電源を作成する電源変換回路を有することを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の外付け変換モジュール付測定器。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポータブル測定器等に用いて好適な外付け変換モジュール付き測定器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ポータブル電圧測定器としては、例えば図3〜5に示すようなものが知られている。図3は測定器1の平面図、図4は図3を矢印Z方向から見た側面図であり、この側面図には4チャネルの入力端子2が設けられている。図5は図4のA部拡大図である。図5に示すように一つのチャネル毎にH,Lの一組の端子があり、H側を入力端子、L側を接地端子として使用している。
【0003】図6はこのような電圧測定器1で温度を測定するための接続例を示すものである。3は温度センサ(例えば熱電対)、4は測定対象物、5はセンサ3からの検出出力が入力される変換アンプ、6は冷接点補償回路、7は変換アンプの駆動電源であり、外部電源により供給される。変換アンプ5の出力は信号線8を介して測定器1のHi,Lo端子に接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのように変換アンプ5を別に設けた場合、変換アンプ5を駆動するための外部電源を別に設けねばならず、変換アンプ5は信号線8を介して測定器1に接続されているため、配線スペースも必要となるという問題があった【0005】本発明はこのような問題を解決するためになされたもので変換アンプ5をモジュール化して測定器1に脱着自在とし、測定器1側から電源の供給を行うことにより省スペース化すると共に配線作業を簡素化した外付け変換モジュール付測定器を実現することを目的とする【0006】
【課題を解決するための手段】このような問題点を解決するために、請求項1においては、一つの測定単位の信号を入力する少なくとも1つの端子を有する測定器において、前記端子に前記測定単位とは異なる単位の少なくとも一つの外付け変換モジュールを設けたことを特徴とする。
【0007】請求項2においては、請求項1記載の外付け変換モジュール付測定器において、外付け変換モジュールは3つの端子を有し、一つは信号端子、一つは測定器の電源から供給される電源端子、他の一つは測定器とモジュールに含まれる測定回路の接地端子であることを特徴とする。
【0008】請求項3においては、請求項1又は2記載の外付け変換モジュール付測定器において、外付け変換モジュールはセンサが測定した信号単位が測定器の一つの測定単位と異なる場合、測定器の信号単位に変換した後測定器側に出力するようにしたことを特徴とする。
【0009】請求項4においては、請求項1〜3いずれかに記載の外付け変換モジュール付測定器において、一つの測定単位とは電圧であって、外付け変換モジュールに入力する電圧以外の測定単位を電圧に変換後測定器側に出力するようにしたことを特徴とする。
【0010】請求項5においては、請求項1〜4いずれかに記載の外付け変換モジュール付測定器において、外付け変換モジュールは単電源を測定器から入力し±の両電源を作成する電源変換回路を有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳細に説明する図1は本発明の実施形態の一例を示す概略構成図であり、図5に示す従来例とは図5における点線で囲ったBで示す部分を一体化して外付け変換モジュール10とした点のみが異なる。
【0012】図1において、図5と同一要素には同一符号を付している。10は外付けモジュールでこのモジュール10には、変換アンプ5、冷接点補償回路6、駆動電源回路7aが一体として組込まれている。そして本発明の外付け変換モジュールには従来のHi,Lo端子の他に外付け変換モジュール用電源端子11が設けられている。
【0013】この電源端子11には測定器1の駆動電源である例えば+5Vの電圧が接続されており、外付け変換モジュール10を端子に挿入した時点で駆動電源回路7に接続される。そして、センサとして熱電対3により温度を測定している場合においては、±5Vの電圧が作成される。
【0014】図2は従来のH,L端子の間に測定器1側から電圧が供給される電源端子11を形成し、2点鎖線で示すように外付けモジュール10を装着した実施例を示すものである。図2において、H,L端子間の距離を20mm、2つの端子の外周間の長さを40mmとしたときに、外付けモジュール10の寸法aを40mm,bを40mm、厚さ(図示省略)を30mmとして作成した。
【0015】本発明の以上の説明は、説明および例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎない。したがって本発明はその本質から逸脱せずに多くの変更、変形をなし得ることは当業者に明らかである。例えば本発明の実施例では測定器を電圧計、外付けモジュールを温度計として説明したが、外付けモジュールを用いた測定対象としては歪みや周波数等であっても良く、測定器が温度計で外付けモジュールが圧力計であっても良い。特許請求の範囲の欄の記載により定義される本発明の範囲は、その範囲内の変更、変形を包含するものとする。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、一つの測定単位の信号を入力する少なくとも1つの端子を有する測定器において、前記端子に前記測定単位とは異なる単位の少なくとも一つの外付け変換モジュールを設けたので、省スペース化が可能で配線作業を簡素化した外付けモジュール付測定器を実現することができた。
【0017】
【出願人】 【識別番号】000006507
【氏名又は名称】横河電機株式会社
【出願日】 平成11年5月18日(1999.5.18)
【代理人】
【公開番号】 特開2000−329621(P2000−329621A)
【公開日】 平成12年11月30日(2000.11.30)
【出願番号】 特願平11−137342