| 【発明の名称】 |
超音波センサ取付角度調整システムおよび超音波センサ取付角度調整方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】甲斐 昭二
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| 【要約】 |
【課題】超音波センサにより乗場にいる乗客を検知して、エレベータのドアの開閉を制御するドア安全装置に用いられる超音波センサの取付角度の調整を一人で、かつ容易に行うための超音波センサ取付角度調整システムおよび超音波センサ取付角度調整方法を得る。
【解決手段】磁石222の固着された巻尺230の収納部221を乗場41の三方枠5の上枠5aに吸着させ、巻尺230の目盛り板215に反射体216を挿入し、目盛り板215の先端を床30の固定おもり218に固定する。反射体216を目盛り板215上を上下させ、所定の位置に固定し、超音波センサ106からの超音波を反射体216に照射して、超音波センサの取付角度を調整する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 エレベータのかごに取り付けられて、乗場にいる乗客を検知する超音波センサの取付角度を調整するための超音波センサ取付角度調整システムであって、上記超音波センサから発信された超音波を反射する反射体と、取り外し可能に乗場に固定できる固定体と、上記固定体に支持されて、上記反射体を任意の高さに支持し得る支持板とを備え、作業者をして上記超音波センサが所定範囲内にある上記反射体を検知できるか否かの判断を可能にしながら、上記超音波センサの取付角度を調整するための超音波センサ取付角度調整システム。 【請求項2】 上記支持板が、上記反射体の位置を表示するための目盛りを持つ請求項1に記載の超音波センサ取付角度調整システム。 【請求項3】 上記固定体が、上記エレベータの上記乗場の三方枠に取り付けられた第1固定部材と、上記乗場の床上に配置された第2固定部材とを備え、上記支持板がその両端で上記第1および第2固定部材によって支持されてなる請求項1あるいは2に記載の超音波センサ取付角度調整システム。 【請求項4】 上記支持板が上記第1および第2固定部材のうち少なくとも一方の固定部材によって収納可能に支持されてなる請求項1乃至3のいずれかに記載の超音波センサ取付角度調整システム。 【請求項5】 上記固定体が、上記三方枠に吸着する磁石を備えてなる請求項1乃至4のいずれかに記載の超音波センサ取付角度調整システム。 【請求項6】 エレベータのかごに取り付けられて乗場にいる乗客を検知する超音波センサの取付角度を調整するための超音波センサ取付角度調整方法であって、取り外し可能に乗場に固定できる固定体を乗場に固定し、上記固定体に支持され得る支持板を上記固定体に支持し、上記支持板上に上記超音波センサから発信された超音波を反射する反射体を移動可能に支持し、上記かご上の上記超音波センサからの超音波を上記反射体に照射し、作業者をして上記反射体からの超音波反射波を監視して上記超音波センサが所定範囲内にある上記反射体を検知できるか否かの判断を可能ならしめ、上記超音波センサの取付角度を調整する超音波センサ取付角度調整方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、エレベータの乗場にいる乗客を検知する超音波センサの取付角度を調整するための超音波センサ取付角度調整システムおよび超音波センサ取付角度調整方法に関するものである。とくに、超音波センサにより乗場にいる乗客を検知して、エレベータのドアの開閉を制御するドア安全装置に用いられる超音波センサについてその取付角度の調整を一人で行うための治具および取付角度調整方法に関する。 【0002】 【従来の技術】図8は、超音波センサをエレベータのかごに取り付けて、乗場にいる乗客を検知するドア、すなわちかごの戸および乗場の戸の開閉を制御するドア安全装置に用いられる超音波センサの取付角度を調整する従来からの方法を説明する斜視図である。エレベータのかご1には、かごの戸3が開閉自在に設けられている。かご1の上部にはかごの戸3のドアレール2が設けられている。かご1の上部には、超音波センサ6が取付金具7によりかご1に取り付けられている。超音波センサ6は、放射状に超音波を照射し、超音波センサ6を頂点とする円錐状空間内にある物体からの反射波を検知するものであり、破線に示すように超音波センサ6を頂点とする円錐状空間内の範囲が超音波センサの検出範囲31となる。超音波センサ6には、左右調整金具13が設けられ、かごの戸3の開閉方向である左右方向(図中X方向)に超音波センサ6の検知範囲を調整できる。左右調整金具13は、取付金具7に左右調整ボルト8でX方向に調整可能に固定されている。一方、乗場41側には、乗場41の三方枠5のかご1側に乗場の戸4が開閉自在に設けられている。 【0003】次に超音波センサの取付角度を調整する従来の方法の手順を示す。エレベータのかご1の上に作業者43を一人、乗場41に作業者42を一人配置する。かご1上の作業者43は、超音波センサ6から乗場41に向けて超音波を照射する。乗場41の作業者42は乗場41に照射される超音波に対して、例えば作業者42自身の手又は荷物等それに類する物体である被検体45をかざし、超音波センサ6の検出範囲31に入るようにし、超音波センサ6の検出範囲31に被検体45がある場合に動作する超音波センサを用いたドア安全装置の動作範囲を確認する。ここで、ドア安全装置の動作範囲とは、超音波センサ6の検出範囲31内に何か物体を検知したらドア安全装置が動作する範囲をいい、例えば、超音波センサ6が所定の範囲に物体を検知した場合に、ドア安全装置が動作し、閉まろうとしているかごの戸3が開くようになる動作を行う範囲をいう。まず、かご1上の作業者43が超音波センサ6の取付角度を仮決めした状態で超音波センサ6から超音波を照射する。乗場41の作業者42は、乗場41に被検体45を保持し、超音波センサ6からの超音波を反射させるようにする。次に、かご1上の作業者43は、超音波センサ6が被検体45を検知してドア安全装置が動作するように、超音波センサ6の角度を左右調整ボルト8により調整する。このとき、乗場41の作業者42は超音波センサの位置調整が完了するまで被検体45を所定の位置に保持し続ける。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の超音波センサの取付角度を調整する方法では、乗場41の作業者42が作業者42自身の手等の被検体45をあらかじめ定めた所定の位置に保持し続けた状態で、かご1の上の作業者43が超音波センサ6の取付角度を調整することになるため、作業者が二人必要であり作業効率が悪かった。また、この作業を行う現場で所定の位置に正確に作業者43自身の手等の被検体45を保持するのは困難であり作業が容易ではなかった。さらに、作業者一人で作業を行う場合においては、荷物などの被検体45を使用することになり、予め定めた所定の位置に被検体45を保持できるように適切な荷物を選んで置く必要があり、また、複数の位置でドア安全装置の動作範囲を確認するには、一人の作業者が乗場41とかご1上との間を何度も往復して作業を行わなければならないため作業効率が悪い。 【0005】この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、超音波センサにより乗場にいる乗客を検知して、エレベータのドアの開閉を制御するドア安全装置に用いられる超音波センサの取付角度の調整を一人で、かつ容易に行うための超音波センサ取付角度調整システムおよび超音波センサ取付角度調整方法を得ることを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】この発明は、エレベータのかごに取り付けられて、乗場にいる乗客を検知する超音波センサの取付角度を調整するための超音波センサ取付角度調整システムであって、超音波センサから発信された超音波を反射する反射体と、取り外し可能に乗場に固定できる固定体と、固定体に支持されて、反射体を任意の高さに支持し得る支持板とを備え、作業者をして超音波センサが所定範囲内にある反射体を検知できるか否かの判断を可能にしながら、超音波センサの取付角度を調整するための超音波センサ取付角度調整システムである。 【0007】また、この発明に係る超音波センサ取付角度調整システムは、支持板が、反射体の位置を表示するための目盛りを持つものである。 【0008】また、この発明に係る超音波センサ取付角度調整システムは、固定体が、エレベータの乗場の三方枠に取り付けられた第1固定部材と、乗場の床上に配置された第2固定部材とを備え、支持板がその両端で第1および第2固定部材によって支持されているものである。 【0009】また、この発明に係る超音波センサ取付角度調整システムは、支持板が第1および第2固定部材のうち少なくとも一方の固定部材によって収納可能に支持されているものである。 【0010】また、この発明に係る超音波センサ取付角度調整システムは、固定体が三方枠に吸着する磁石を備えているものである。 【0011】また、この発明は、エレベータのかごに取り付けられて乗場にいる乗客を検知する超音波センサの取付角度を調整するための超音波センサ取付角度調整方法であって、取り外し可能に乗場に固定できる固定体を乗場に固定し、固定体に支持され得る支持板を固定体に支持し、支持板上に超音波センサから発信された超音波を反射する反射体を移動可能に支持し、かご上の超音波センサからの超音波を反射体に照射し、作業者をして反射体からの超音波反射波を監視して超音波センサが所定範囲内にある反射体を検知できるか否かの判断を可能ならしめ、超音波センサの取付角度を調整する超音波センサ取付角度調整方法である。 【0012】 【発明の実施の形態】この発明の実施形態である超音波センサ取付角度調整システムの全体構成および超音波センサ取付角度調整方法を図1乃至7を用いて説明する。図1乃至7において、従来例である図8と同一もしくは同等の部材および部位には、同一符号を付し、重複する説明は省略する。 【0013】図1は、この発明の実施形態である超音波センサ取付角度調整システムの全体構成を示す斜視図であり、エレベータのかご1上には、乗場41にいる乗客を検知するための超音波センサ106を備えた超音波センサ取付装置100が取付角度を調整可能になるように取り付けられている。図2には超音波センサ取付装置100の部品構成を斜視図で示し、図3には超音波センサ取付装置100の組立後の状態を斜視図で示す。図2において、底部に超音波を照射する開口を有した略直方体状の超音波センサ106は、前面106aおよびその反対側の面である後面(図示せず)に雌ねじ穴106bが設けられている、また、超音波センサ6の両側面106cにも雌ねじ穴106dが設けられている。 【0014】平板を折り曲げたコの字型をしたセンサ固定部113aおよびセンサ固定部113aの中央部からコの字に折り曲げた方向と逆方向に垂直に延びる垂直板部113bからなる前後調整金具113には、センサ固定部113aの両側面に貫通穴113cが設けられている。固定ビス111がこの貫通穴113bに挿入され、超音波センサ106の雌ねじ穴106bに締結され、前後調整金具113が超音波センサ106に固定される。また、T字型の平板の3つの端部を垂直に折り曲げた形状を備え、平板の中央部に逆方向に垂直に延びる垂直板部114bを備えた左右調整金具114が、この前後調整金具113を上から覆うように設けられている。T字の水平に延びた両端部114aには貫通穴114cが設けられ、この貫通穴114cに、ビス112が外側より挿入され、超音波センサ106の雌ねじ穴106dに締結される。この際、ビス112は、かごの戸3の開閉方向である左右方向(X方向)に対して垂直な方向であってエレベータの乗客の乗降方向である前後方向(図中Y方向)に超音波センサ106がビス112を中心とする首振りができるように左右調整金具114を貫通して超音波センサ106に固定されている。さらに、左右調整金具114のT字の垂直に延びた端部114dには、前後調整ボルト109が挿入される貫通穴114eが設けられている。また、垂直板部114bの中央には雌ねじ穴114fが設けられている。前後調整ボルト109は、固定ナット110を予め、ねじ係合して貫通した後、貫通穴114eに挿入され、雌ねじ穴114fとねじ係合する。前後調整ボルト109を前後方向(Y方向)に移動して、ビス112を中心に超音波センサ106を首振りさせ、超音波センサ106を所定の角度にあわせる。固定ナット110を左右調整金具114に締め付けることによって前後調整ボルト109の位置が図4のような状態で固定され、超音波センサ106が前後方向(Y方向)の所定の角度に固定される。 【0015】締結ボルトである左右調整ボルト108がかご1への取付金具117の貫通穴117aに挿入され、左右調整金具114の雌ねじ穴114fとねじ係合して左右調整金具114を所定の角度に固定する。このように超音波センサ106は左右調整ボルト108を中心に回動できる。 【0016】図5は、超音波センサ取付角度調整システムを構成する被検装置200の全体構成を示す斜視図であり、図において、被検装置200は、スチール製の湾曲した断面をもち剛性を有する帯状体である目盛り板215とそれを収容する収納部221とを備えた巻尺230(例えば、コンベックス(商品名)が適当である)と、反射体216と、第2固定部材である固定おもり218とを備えている。巻尺230の目盛り板215は、反射体216の上下方向(図中Z方向)の位置を表示するための目盛り215aを備えている。目盛り板215は、第1固定部材であって目盛り板215を収容可能にする収納部221から、引き出され伸縮自在に延びており、目盛り板215の先端には、L字型に垂直に折り曲げられた目盛り板かえり219が設けられている。収納部221の目盛り板215が引き出される側と反対側には、磁石222が固着され、三方枠5の上枠5aに収納部221を吸着させる。 【0017】巻尺230の目盛り板215は、直方体状の反射体216を貫通している。反射体216は超音波センサ106から発信された音波を反射するものであり、反射体216の中央付近には、細長の矩形の貫通穴である反射体穴216aが設けられている。反射体216の一方の端部には、金属製で平板をコの字状に折り曲げた形状をした反射体おもり217が固着されている。 【0018】図6に示すように、この反射体おもり217により、反射体おもり217を含めた反射体216全体の重心位置216bを反射体216の中央からオフセットさせているので、反射体216には、反射体216全体の重力で、目盛り板215の周りに揺動して水平に対して傾けるモーメントが働く。このとき、反射体穴216aに挿入された目盛り板215と接触する反射体216の接触部216c、216dにはこのモーメントに対する支持反力が発生する。この支持反力により発生するエレベータの上方向への摩擦力によって反射体216が下方へずり落ちないように固定される。 【0019】図5に戻って、乗場41の床30の上には第2固定部材である直方体状の固定おもり218が置かれている。固定おもり218は、例えば金属製であり、巻尺230の収納部221が目盛り板215を上方に巻き上げる力に負けずに、目盛り板215の先端を乗場41の床30に固定して支持できる重量を備えている。 【0020】図7は、第2固定部材である固定おもり218の周辺を示す側面図であり、図7に示すように固定おもり218の中央付近には、目盛り板215の先端の目盛り板かえし219を挿入できる細長の矩形の貫通穴である目盛り板通し穴218aが設けられている。目盛り板通し穴218は、固定おもり218の目盛り板通し穴218aに目盛り板215を挿入した後、目盛り板215を水平に移動させ、目盛り板かえし219が固定おもり218の底面218bに係合するように配設されている。目盛り板215が挿入されている固定おもり218の目盛り板通し穴218aの隙間には、底面が鋭角三角形の三角柱であるいわゆる楔220が挿入され、その2つの側面を目盛り板215と固定おもり218の目盛り板通し穴218aの縁面に強く押しつけて、目盛り板215が固定おもり218から外れないようにされている。 【0021】このようにして、エレベータの乗場41の三方枠5に取り付けられた第1固定部材である巻尺230の収納部221と、乗場41の床30の上に配置された第2固定部材である固定おもり218とにより、支持板である巻尺230の目盛り板215がその両端で第1および第2固定部材によって支持されることになる。 【0022】次に、超音波センサの取付角度を調整する方法を図1に基づいて説明する。図において、円錐状に広がる破線で示す範囲は、超音波センサ106による検出範囲31であり、超音波センサ106の取付角度が調整されて、超音波センサ106により適正に乗客等の被検体を検知すべき所定範囲を示す。まず、この所定の検出範囲31内の内縁であって、超音波センサ取付角度調整の作業手順書にあらかじめ定められた第1の所定の位置に反射体216を配置する作業を次の手順で行う。すなわち、作業者42はエレベータのかご1上に搭乗し、乗場41の三方枠5の上枠5aに、磁石222が固着された巻尺230の収納部221を取り付ける。次に、作業者42は、乗場41の床30上に移動し、巻尺230より目盛り板215を引き出し、反射体216の反射体穴216aに通す。目盛り板215の端部の目盛り板かえり219を固定おもり218の目盛り板通し穴218aに入れ、目盛り板かえり219を固定おもり218の底面218bに引っかけた状態で、楔220で目盛り板215を固定する。すなわち、固定体である収納部221および固定おもり218を取り外し可能に乗場41の床30に固定し、固定体に支持され得る支持板である目盛り板215がこれらの固定体により支持される。 【0023】反射体216を上下に移動し、あるいは、巻尺230の収納部221を移動させることにより、超音波センサ106の所定の検出範囲31の所定の位置に反射体216を配置する。すなわち、支持板である目盛り板215上に、超音波センサ106から発信された音波を反射する反射体216を移動可能に支持する。 【0024】次に作業者42はかご1内に移動し、かご1の床32と乗場41の床30とを同じ水平位置に合わせる。作業者42はかご1上に移動し超音波センサ106より照射された超音波が反射体216に反射して、超音波センサ106が所定範囲にある反射体216を検知して、ドア安全装置が動作するように超音波センサ106の取付角度を調整する。超音波センサ106は、前後調整ボルト109と固定ナット110との位置関係を変えることによりY方向(前後方向)に回動され、超音波センサ106の検出範囲もY方向(前後方向)に回動する。また、超音波センサ106は、左右調整ボルト108を緩め、左右調整金具114の取り付け向きを変更して左右調整ボルト108を再度締めることによりX方向(左右方向)に回動され、超音波センサ106の検出範囲がX方向(左右方向)に回動する。すなわち、作業者42をして反射体216からの超音波反射波を監視して超音波センサ106が所定範囲内にある反射体216を検知できるか否かの判断を可能ならしめ、超音波センサ106の取付角度を調整し得る。同様な作業を検出範囲31内の他の位置に反射体216を置き直して行い、検出範囲31のすべてが超音波センサ106によってカバーされるように取付角度の調整を行う。 【0025】このようにして、ドア安全装置が正常に動作できるように超音波センサ106の取付角度調整を作業者一人で簡単に行うことができる。被検装置200は、反射体216が上下に移動可能であり、また巻尺230の収納部221を三方枠5の上枠5aに固定する位置を変更することにより、前後左右に移動可能であるので、反射体216を所望の位置の簡単に配置できる。 【0026】なお、この実施例では、巻尺230の収納部221は三方枠5の上枠5aに固定され、固定おもり218は乗場41の床30に配置されているが、これに限るものではなく、固定おもり218に磁石222を取り付けて上枠5aに固定し、巻尺230の収納部221を乗場41の床30に配置してもよい。また、第1固定部材および支持板は、巻尺230に限定されず、第1固定部材に支持板が収納される関係になくてもよく、支持板は収納可能に変形しない単なる細長板であってもよい。 【0027】 【発明の効果】この発明に係る超音波センサ取付角度調整システムによれば、エレベータのかごに取り付けられて乗場にいる乗客を検知する超音波センサの取付角度を調整するための超音波センサ取付角度調整システムであって、超音波センサから発信された超音波を反射する反射体と、取り外し可能に乗場に固定できる固定体と、固定体に支持されて反射体を任意の高さに支持し得る支持板とを備えているので、作業者をして超音波センサが所定範囲内にある反射体を検知できるか否かの判断を可能にしながら、超音波センサの取付角度の調整を一人で容易に行うことができる。 【0028】また、この発明に係る超音波センサ取付角度調整システムによれば、支持板が反射体の位置を表示するための目盛りを持つので、反射体の配置を容易に精度よく行うことができる。 【0029】また、この発明に係る超音波センサ取付角度調整システムによれば、固定体が、エレベータの乗場の三方枠に取り付けられた第1固定部材と乗場の床上に配置された第2固定部材とを備え、支持板がその両端で第1および第2固定部材によって支持されているので、反射体の配置をさらに容易に精度よく行うことができる。 【0030】また、この発明に係る超音波センサ取付角度調整システムによれば、支持板が第1および第2固定部材のうち少なくとも一方の固定部材によって収納可能に支持されているので、支持板を含む被検装置がコンパクトになり、超音波センサ取付角度調整を行う作業現場への被検装置の持ち運びが容易となる。 【0031】また、この発明に係る超音波センサ取付角度調整システムによれば、固定体が三方枠に吸着する磁石を備えているので、支持板を支持する固定体を容易にエレベータの乗場に設置でき、反射体を所望の位置の簡単に配置できる。 【0032】また、この発明に係る超音波センサ取付角度調整によれば、取り外し可能に乗場に固定できる固定体を乗場に固定し、固定体に支持され得る支持板を固定体に支持し、支持板上に超音波センサから発信された超音波を反射する反射体を移動可能に支持し、かご上の超音波センサからの超音波を反射体に照射し、作業者をして反射体からの超音波反射波を監視して超音波センサが所定範囲内にある反射体を検知できるか否かの判断を可能ならしめ、超音波センサの取付角度を調整し得るようにしたので、超音波センサの取付角度の調整を一人で容易に行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000236056 【氏名又は名称】三菱電機ビルテクノサービス株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年2月26日(1999.2.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100057874 【弁理士】 【氏名又は名称】曾我 道照 (外7名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−249533(P2000−249533A) |
| 【公開日】 |
平成12年9月14日(2000.9.14) |
| 【出願番号】 |
特願平11−49917 |
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