| 【発明の名称】 |
高さ測定装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】神谷 浩太郎
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| 【要約】 |
【課題】測定対象物の表面における任意の点の高さを簡単かつ短時間に測定することができる高さ測定装置を提供する。
【解決手段】対物レンズ8と、この対物レンズ8を介して測定対象物4の表面の任意に指定された測定点45に向かってレーザー光線5を照射可能なピンホール26を有する発光手段6と、対物レンズ8とピンホール26との間の光路途中に配設されたハーフミラー7と、レーザー光線5が測定点45で反射されたときの反射光9の強度を検出する反射光強度検出手段10と、ピンホール26を対物レンズ8に対して相対移動させる移動手段と、この移動手段の作動によって移動する発光手段6の、対物レンズ8に対するその光軸11方向の移動位置を検出する位置検出手段36とを備え、移動位置に基づいて測定点45の測定対象物4における光軸11方向の高さを測定する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】対物レンズと、この対物レンズを介して測定対象物の表面の任意に指定された測定点に向かって光線を照射可能な光源を有する発光手段と、前記対物レンズと前記光源との間の光路途中に配設された反射手段と、前記光線が前記測定点で反射されたときの反射光の強度を検出する反射光強度検出手段と、前記光源または反射手段のうち少なくとも光源を前記対物レンズに対して相対移動させる移動手段と、この移動手段の作動によって移動する前記発光手段または反射手段の、前記対物レンズに対するその光軸方向の移動位置を検出する位置検出手段とを備えた高さ測定装置であって、少なくとも前記反射光の強度を前記反射光強度検出手段によって検出するときには、前記光線のうち前記対物レンズの中心点を通る主光線の線上に前記測定点が位置するよう前記光源から前記中心点までの光路長を前記移動手段により変更し、前記位置検出手段が検出した前記移動位置と当該移動位置に対応して前記反射光強度検出手段が検出した前記反射光の強度との関係から前記測定点の前記対物レンズに対する結像位置と前記光源の位置とが一致するときの前記移動位置を求め、この移動位置に基づいて前記測定点の前記測定対象物における前記光軸方向の高さを測定する構成とした高さ測定装置。 【請求項2】請求項1の高さ測定装置において、前記移動手段は、前記光軸に平行な方向に前記発光手段を移動させる第1の移動手段と前記光軸に直交する仮想平面に沿う任意の方向に前記光源を移動させる第2の移動手段とを備え、これらの移動手段をそれぞれ独立に作動させる構成とした高さ測定装置。 【請求項3】請求項2の高さ測定装置において、前記第2の移動手段は、光線が透過可能な極細のスリットがそれぞれ形成された一対のピンホール板を備え、これらのピンホール板を重合すると共に前記各スリットを交差させることによってピンホールを形成し、このピンホールを介して光線を照射することによって点光源に近似できる前記光源を形成し、前記各ピンホール板の板面に直交する一つの軸芯回りに前記各ピンホール板を相対回転させることによって前記ピンホールの位置を前記仮想平面に沿う任意の方向に移動可能とした高さ測定装置。 【請求項4】請求項1の高さ測定装置において、前記移動手段は、前記光軸に平行な方向に前記反射手段を移動させる第3の移動手段と前記光軸に直交する仮想平面に沿う任意の方向に前記光源を移動させる第4の移動手段とを備え、これらの移動手段をそれぞれ独立に作動させる構成とした高さ測定装置。 【請求項5】請求項1の高さ測定装置において、前記反射光強度検出手段の受光点を前記光源の位置とは異なる位置に設けると共に、この位置において前記反射光を他の反射手段を介して受光し、少なくとも前記反射光強度検出手段が前記反射光の強度を検出するときには、前記測定点に対して、前記光源の位置と光学的に等価な位置に前記受光点を位置付ける構成とした高さ測定装置。 【請求項6】請求項5の高さ測定装置において、光線が透過可能な一対の極細のスリットがそれぞれ形成された一対のピンホール板を重合すると共に前記各スリットを交差させることによって一対のピンホールを形成し、これら一対のピンホールのうち何れか一方のピンホールを介して光線を照射することによって点光源に近似できる前記光源を形成し、他方のピンホールを前記受光点となし、前記各ピンホール板の板面に直交する一つの軸芯回りに前記各ピンホール板を相対回転させることによって前記一対のピンホールの互いの位置関係を前記軸芯を中心に点対称となるように変更させ、前記測定点に対して、前記光源の位置と光学的に等価な位置に前記受光点を位置付ける構成とした高さ測定装置。 【請求項7】請求項1乃至6の高さ測定装置において、撮像手段によって撮像された前記測定対象物の画像を表示手段の画面上に写し出し、この表示手段の画面上の画面側二次元座標系と前記測定点が位置する部位の測定点側二次元座標系とを予め設定された拡大率で対応させ、前記画面側二次元座標系において前記測定点に対応する画面側測定点を指定し、この指定した画面側測定点に対応する前記測定点側二次元座標系の座標点に向かって前記光源から光線を照射すると共に前記座標点からの反射光の強度を検出する構成とした高さ測定装置。 【請求項8】請求項7の高さ測定装置において、前記撮像手段は所定の配列で並設された複数の受光素子を備え、これら複数の受光素子から出力された受光信号を前記表示手段に送信することによって前記測定対象物の画像を前記表示手段の画面上に写し出すようにし、さらに前記複数の受光素子のうち、前記画面上において指定した前記画面側測定点に対応する受光素子から出力された受光信号を検出することによって前記撮像手段を前記反射光強度検出手段として兼用させる構成とした高さ測定装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は高さ測定装置に関し、特に、測定対象物(例えばコネクタピン,ビデオチップ,セラミックシート等)の表面(顕微鏡等でしか視認することのできない微細な部分)に対物レンズを介して光線を照射し、その照射された光線が前記測定対象物の表面で反射されたときの反射光の強度に基づいて前記任意の点の前記測定対象物における光軸方向の高さを測定するようにした高さ測定装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種の高さ測定装置としては、実開平5−75607号公報に開示されたものがある。この装置は、以下のような構成になっている。光源からの照射光を載置台に載置された測定対象物の表面上において直線状の焦点を結ぶように集光し、この集光した照射光を前記直線状の焦点と直交する方向に走査し、前記測定対象物からの反射光の強度に基づいて測定対象物のいわば等高線のような点の集合を求めるようにしている。 【0003】ついで鏡筒を対物レンズの光軸方向にスライドさせて再度、照射光を前記直線状の焦点と直交する方向に走査し、測定対象物からの反射光の強度に基づいて測定対象物の他の等高線を求める。このような手順を何度か繰り返して測定対象物の立体形状を求め、測定対象物の表面における任意の点の高さを求めることができる。尚、前記従来の装置では、前記載置台および測定対象物は移動させず測定対象物の一定範囲をカバーするように光源側を走査して測定したい部位を必ず含むようにするので、光源に対する測定対象物の位置(前記照射光の照射の方向に直交する方向の位置)は精度を必要としない。 【0004】このため、測定対象物が一定の方向・タイミングで移動している工場の搬送ライン上に載置された部品(例えば半導体等)である場合でも、測定対象物の測定したい部位を含む一定範囲に亘って光源側が走査されるので、前記測定対象物の搬送ライン上における載置位置の精度の悪さに何ら影響されることなく測定対象物の高さを測定することができる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来の装置は、測定対象物の表面における測定点の高さを含むように一定の範囲に亘って鏡筒を対物レンズの光軸方向にスライドさせながら照射光を走査することにより、測定対象物の等高線を幾つか求めて測定対象物の立体形状を求めた後でないと、測定対象物の表面における前記測定点の高さを求めることができない。このため、測定対象物の表面における任意の点の高さを求める場合に長時間を要していた。 【0006】本発明は前記従来の事情に鑑みてなされたもので、測定対象物の表面における任意の点の高さを簡単かつ短時間に測定することができる高さ測定装置を提供することを目的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】前記課題を達成するための本発明の高さ測定装置は次の如くである。 【0008】請求項1の発明に係る高さ測定装置1は、対物レンズ8と、この対物レンズ8を介して測定対象物4の表面の任意に指定された測定点45に向かってレーザー光線5(光線)を照射可能なピンホール26(光源)を有する発光手段6と、前記対物レンズ8と前記ピンホール26(光源)との間の光路途中に配設された反射手段と、前記レーザー光線5(光線)が前記測定点45で反射されたときの反射光9の強度を検出する反射光強度検出手段10と、前記ピンホール26(光源)または反射手段のうち少なくともピンホール26(光源)を前記対物レンズ8に対して相対移動させる移動手段と、この移動手段の作動によって移動する前記発光手段6または反射手段の、前記対物レンズ8に対するその光軸11方向の移動位置を検出する位置検出手段36とを備えた高さ測定装置であって、少なくとも前記反射光9の強度を前記反射光強度検出手段10によって検出するときには、前記レーザー光線5(光線)のうち前記対物レンズ8の中心点8aを通る主光線50の線上に前記測定点45が位置するよう前記ピンホール26(光源)から前記中心点8aまでの光路長を前記移動手段により変更し、前記位置検出手段36が検出した前記移動位置と当該移動位置に対応して前記反射光強度検出手段10が検出した前記反射光9の強度との関係から前記測定点45の前記対物レンズ8に対する結像位置と前記ピンホール26(光源)の位置とが一致するときの前記移動位置を求め、この移動位置に基づいて前記測定点45の前記測定対象物4における前記光軸11方向の高さを測定する構成としたことを特徴としている。 【0009】また、請求項2の発明に係る高さ測定装置1は、請求項1において、前記移動手段は、前記光軸11に平行な方向に前記発光手段6を移動させる第1の移動手段と前記光軸11に直交する仮想平面に沿う任意の方向に前記ピンホール26(光源)を移動させる第2の移動手段とを備え、これらの移動手段をそれぞれ独立に作動させ得る構成としたことを特徴としている。 【0010】また、請求項3の発明に係る高さ測定装置1は、請求項2において、前記第2の移動手段は、レーザー光線5(光線)が透過可能な極細のスリット24,25がそれぞれ形成された一対のピンホール板14a,14bを備え、これらのピンホール板14a,14bを重合すると共に前記各スリット24,25を交差させることによってピンホール26,26aを形成し、このピンホール26,26aを介してレーザー光線5(光線)を照射することによって点光源に近似できる前記光源を形成し、前記各ピンホール板14a,14bの板面に直交する一つの軸芯73回りに前記各ピンホール板14a,14bを相対回転させることによって前記ピンホール26,26aの位置を前記仮想平面に沿う任意の方向に移動可能としたことを特徴としている。 【0011】また、請求項4の発明に係る高さ測定装置1は、請求項1において、前記移動手段は、前記光軸11に平行な方向に反射鏡体67(反射手段)を移動させる第3の移動手段と前記光軸11に直交する仮想平面に沿う任意の方向に前記ピンホール26,26a(光源)を移動させる第4の移動手段とを備え、これらの移動手段をそれぞれ独立に作動させ得る構成としたことを特徴としている。 【0012】また、請求項5の発明に係る高さ測定装置1は、請求項1において、前記反射光強度検出手段10の受光側ピンホール26b(受光点)を発光側ピンホール26a(光源)の位置とは異なる位置に設けると共に、この位置において前記反射光9を第4,第5反射鏡70,74(他の反射手段)を介して受光し、少なくとも前記反射光強度検出手段10が前記反射光9の強度を検出するときには、前記測定点45に対して、前記発光側ピンホール26a(光源)の位置と光学的に等価な位置に前記受光側ピンホール26b(受光点)を位置付ける構成としたことを特徴としている。 【0013】また、請求項6の発明に係る高さ測定装置1は、請求項5において、レーザー光線5(光線)が透過可能な一対の極細のスリット24,25がそれぞれ形成された一対のピンホール板14a,14bを重合すると共に前記各スリット24,25を交差させることによって一対のピンホール26a,26bを形成し、これら一対のピンホール26a,26bのうち何れか一方のピンホール26aを介してレーザー光線5(光線)を照射することによって点光源に近似できる前記光源を形成し、他方のピンホール26bを前記受光点となし、前記各ピンホール板14a,14bの板面に直交する一つの軸芯73回りに前記各ピンホール板14a,14bを相対回転させることによって前記一対のピンホール26a,26bの互いの位置関係を前記軸芯73を中心に点対称となるように変更させ、前記測定点45に対して、前記ピンホール26a(光源)の位置と光学的に等価な位置に前記ピンホール26b(受光点)を位置付ける構成としたことを特徴としている。 【0014】また、請求項7の発明に係る高さ測定装置1は、請求項1乃至6において、撮像手段によって撮像された前記測定対象物4の画像43をディスプレイ42(表示手段)の画面上に写し出し、このディスプレイ42(表示手段)の画面上の画面側二次元座標系(X,Y)と前記測定点45が位置する部位の測定点側二次元座標系(x,y)とを予め設定された拡大率で対応させ、前記画面側二次元座標系(X,Y)において前記測定点45に対応する画面側測定点46を指定し、この指定した画面側測定点46に対応する前記測定点側二次元座標系(x,y)の座標点(x1,y1)に向かって前記光源からレーザー光線5(光線)を照射すると共に前記座標点(x1,y1)からの反射光9の強度を検出する構成としたことを特徴としている。 【0015】また、請求項8の発明に係る高さ測定装置1は、請求項7において、前記撮像手段は所定の配列で並設された複数のCCD素子37(受光素子)を備え、こらら複数のCCD素子37(受光素子)から出力された受光信号を前記ディスプレイ42(表示手段)に送信することによって前記測定対象物4の画像43を前記ディスプレイ42(表示手段)の画面上に写し出すようにし、さらに前記複数のCCD素子37(受光素子)のうち、前記画面上において指定した前記画面側測定点46に対応するCCD素子37a(受光素子)から出力された受光信号を検出することによって前記撮像手段を前記反射光強度検出手段10として兼用させる構成としたことを特徴としている。 【0016】 【発明の実施の形態】(1) 第1実施形態以下、本発明の第1実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1乃至6は本発明の第1実施形態を示すものであり、図1において1は高さ測定装置であり、該高さ測定装置1は本体1aと後述するコントローラ2とを備えている。また、3は高さを測定しようとする測定対象物4が載置された載置台である。高さ測定装置1の本体1aには測定対象物4に向かってレーザー光線5を照射する発光手段6が設けられ、この発光手段6と載置台3との間には、ハーフミラー7と対物レンズ8が配設されている。ハーフミラー7が本発明(請求項1)に係る反射手段を構成している。また、高さ測定装置1には、照射されたレーザー光線5の測定対象物4からの反射光9の強度を検出するための反射光強度検出手段10が設けられている。 【0017】この反射光強度検出手段10の受光面10aには、複数のCCD(Charge Coupled Device)素子37・・がマトリクス状に配列されている。ハーフミラー7は対物レンズ8の光軸11に対して図1に示すように45度の角度をもって対物レンズ8と発光手段6との間に配設され、一定の透過率(例えば50パーセント)を有している。その透過率に応じてハーフミラー7はレーザー光線5を透過したり測定対象物4の表面で反射された反射光9を反射する。尚、反射光強度検出手段10はその受光面10aが対物レンズ8の光軸11と平行になるように位置付けられている。 【0018】一方、発光手段6は、発光部12と、この発光部12から発光されたレーザー光線5を拡散する発光側レンズ13と、この拡散されたレーザー光線5が照射されるピンホール板14と、このピンホール板14を回転させる第1,第2モータ15,16とを備えている。ピンホール板14は、それぞれ厚さ0.1乃至0.2ミリの透明板材からなる表側ピンホール板14aと裏側ピンホール板14bとを備え、これらピンホール板14a,14bの面同士が当接するように重合されている。また、第1モータ15の回転軸15aの一端部にはハブ17が結着され、該ハブ17の端面に形成された段付部17aには、表側ピンホール板14aがその中心部の円孔18が嵌合された状態で接着剤等で固着されている。 【0019】一方、第1プーリ19が、第1モータ15の回転軸15aに固定された一対の軸受20,20によって回転軸15aに相対回転自在に軸支されている。第2モータ16の回転軸16aの一端部に結着された第2プーリ21と第1プーリ19とに巻回されたタイミングベルト22によって第2モータ16の回転軸16aの回転が第1プーリ19に正確に伝達される。前記ピンホール板14,第1モータ15,第2モータ16,ハブ17,第1プーリ19,第2プーリ21及びタイミングベルト22等が本発明に係る第2の移動手段を構成している。第1プーリ19の端面には段付部19aが形成され、該段付部19aには裏側ピンホール板14bがその中心部の円孔23が嵌合された状態で接着剤等によって固着されている。両ピンホール板14a,14bの重合された各対向面上には、メッキ又は塗装等の表面処理により形成された不透過性の薄膜14c,14dにエッチング加工を施すことによって極細のスリットがそれぞれ形成されている。表側ピンホール板14aには渦巻状のスリット24が形成され、裏側ピンホール板14bには直線状のスリット25が形成されている(図2の(a),(b)参照)。両ピンホール板14a,14bを各スリット24,25が交差するように重合することによって図3に示すように微小なピンホール26が形成される。 【0020】このピンホール26が光学的には光源となるものであり、ピンホール26が微小な孔ゆえ点光源に近似できるものである。尚、スリット24,25の幅寸法は、図2においては作図の都合上、太く描いているが、実際はピンホール26にレーザー光線5が照射されたときに回折現象を生じるように数ミクロンに設定されている。第1モータ15の回転軸15aの他端部に結着された第1回転体27の回転角度位置は、第1回転角度検出センサ28によって検出される。 【0021】一方、第2モータ16の回転軸16aの他端部に結着された第2回転体29の回転角度位置は、第2回転角度検出センサ30によって検出される。また、発光手段6には従動部材31の一端部が結着され、他端部の端面31aが第3モータ32の回転軸32aに結着された偏芯カム33によって押圧される。偏芯カム33は、第3モータ32の回転軸32aに結着された偏芯ハブ33aと、その外周に軸受を介して偏芯ハブ33aに対して相対回転自在に軸支された外輪33bとを備えている。従動部材31は、高さ測定装置1の本体1aに固定されたガイド34によって摺動自在にガイドされており、このガイド34と発光手段6との間に一対の引張スプリング35,35が架設されている。これによって従動部材31の端面31aが偏芯カム33の外輪33bの外周面に対して離間したり相対的な滑りを生ずることなく常に押圧されている。前記従動部材31,第3モータ32,偏芯カム33,ガイド34及び引張スプリング35等が本発明に係る第1の移動手段を構成している。後述するように、第3モータ32は間欠的に回転駆動され、発光手段6が偏芯カム33の偏芯量に応じて図1の矢印Rの方向(対物レンズ8の光軸11に沿う方向)に一定量Sずつ間欠的に移動する。また、高さ測定装置1には、従動部材31が偏芯カム33によって矢印R方向に移動したときの移動位置を検出するための位置検出手段36が配設されている。 【0022】このように構成された高さ測定装置1の作用を図4に示すブロック図を参照しながら以下に説明する。測定対象物4の表面の高さを測定するには、高さを測定したい測定対象物4を対物レンズ8の前方であって対物レンズ8の中心点8aに略対応する位置に配置し、測定対象物4に発光手段6からレーザー光線5を照射する。この照射したレーザー光線5が、発光側レンズ13を透過し、さらにピンホール板14a,14bによって形成されたピンホール26を通過した後、ハーフミラー7及び対物レンズ8を透過して測定対象物4の表面に向かって照射される。このとき、ピンホール26の位置は対物レンズ8の光軸11上に位置付けられている。照射されたレーザー光線5は測定対象物4の表面で反射され、その反射光9が対物レンズ8を透過した後、ハーフミラー7によってその一部が反射され、反射光強度検出手段10に導かれる。 【0023】反射光9を受光することによって反射光強度検出手段10が撮像した測定対象物4の表面の画像信号がコントローラ2のインターフェイス38を介してCPU39内の測定点位置演算処理部40に入力される。この入力された画像信号はインターフェイス41を介してディスプレイ42に入力され、このディスプレイ42の表示部42aを通じて測定者は測定対象物4の表面の拡大された画像43を肉眼で視認することができる(図5参照)。 【0024】次に測定者は、ディスプレイ42の表示部42aに写し出された画像43を見ながら、測定対象物4の表面の高さを測定したい点を、キーボード44を操作して指定する。即ち、測定対象物4の前記高さを測定したい点(測定点45)が位置する部位の測定点側二次元座標系(x,y)に対して、ディスプレイ42の画面上の画面側二次元座標系(X,Y)が予め設定された拡大率で関連付けられている。測定者は、測定点45の前記測定点側二次元座標系(x,y)における座標点(x1,y1)に対応するディスプレイ42の画面上における画面側測定点46の座標点(X1,Y1)をキーボード44を操作して入力する。この操作により測定点45が指定される。キーボード44によって入力された座標点(X1,Y1)の信号値はインターフェイス47を介して光源位置演算処理部48に入力される。この光源位置演算処理部48では、まず、反射光強度検出手段10の複数のCCD素子37…のうち、ディスプレイ42の画面上で指定された座標点(X1,Y1)と対応するCCD素子37aを特定する。 【0025】次に光源位置演算処理部48では、特定された前記CCD素子37aに照射された測定対象物4からの反射光9のうち、対物レンズ8の中心点8aを通過して照射された主光線50を特定する。さらに光源位置演算処理部48では、該主光線50のうち対物レンズ8の中心点8aを通過してハーフミラー7に至るまでの主光線50の線上を通る直線51の式が演算によって求められる。 【0026】また光源位置演算処理部48には、位置検出手段36の検出信号がインターフェイス52を介して入力され、現時点における両ピンホール板14a,14bの接合面Fと前記直線51との交点の二次元座標(前記接合面Fにおける二次元座標)が演算により求められる。この演算結果が光源位置演算処理部48から第1モータ指令値演算処理部53及び第2モータ指令値演算処理部54にそれぞれ送信される。この送信された各信号に基づいてピンホール26の位置を前記接合面Fにおける二次元座標に一致させるべく、第1モータ15の回転軸15a及び第2モータ16の回転軸16aの回転すべき角度の指令値が演算によりそれぞれ求められる。ここで演算された各指令値が第1,第2モータ制御処理部55,56を介して第1,第2モータドライバ57,58にそれぞれ入力され、これら入力された指令値に基づいて第1,第2モータドライバ57,58は電源(図示せず)から第1,第2モータ15,16にそれぞれ電流を流す。 【0027】これによって第1,第2モータ15,16の回転軸15a,16aがそれぞれ回転する。一方、各回転軸15a,16aの回転角度はそれぞれ第1,第2回転角度検出センサ28,30によって検出され、これらの検出信号がインターフェイス59,60を介して第1,第2モータ指令値演算処理部53,54にフィードバックされ、各回転軸15a,16aは指令値の通り正確に回転させられる。これによってピンホール26の位置が前記接合面Fにおける二次元座標に一致させられる。反射光強度検出手段10の複数のCCD素子37…は、一定の順序で走査されて反射光9の受光強度に応じた受光信号を出力する。 【0028】尚、反射光強度検出手段10の全てのCCD素子37…を1回だけ走査するのに要する時間(1サイクル当たりに要する時間)は数十分の1秒である。複数のCCD素子37…が全て走査されて、各CCD素子37…による出力信号はインターフェイス38を介して測定点位置演算処理部40に送信され、そのうち光源位置演算処理部48で特定されたCCD素子37aから送信された受光信号の値B1(図6参照)が測定点位置演算処理部40内のメモリ部に記憶される。また、この演算処理部40には位置検出手段36によって検出された発光手段6の位置P1の信号値がインターフェイス52を介して入力され、この信号値が測定点位置演算処理部40内の前記メモリ部に記憶される。 【0029】尚、この段階では第3モータ32の回転角度は初期位置(発光手段6が対物レンズ8に対して最も離間した位置)に予め位置付けられている。この時、両ピンホール板14a,14bの接合面Fとハーフミラー7の中心点7aとの最短距離L1は、対物レンズ8の光軸11と反射光強度検出手段10の受光面10aとの最短距離L2と略等しくなるように設定されている。これによって、測定対象物4の測定点45に対する、ピンホール26の位置(光学的には光源の位置)と反射光強度検出手段10のCCD素子(光源位置演算処理部48によって特定されたCCD素子37a)の位置とが光学的に略等価な関係となる。 【0030】このため、前記CCD素子37aに照射される測定対象物4からの反射光9が強くなり、反射光強度検出手段10の感度を向上させることができる。上述したCCD素子37aによる受光信号の値B1及び位置検出手段36による発光手段6の位置P1の信号値が測定点位置演算処理部40内の前記メモリ部にそれぞれ記憶された後、測定点位置演算処理部40から第3モータ指令値演算処理部61にトリガ信号62が入力される。トリガ信号62が入力されると、第3モータ指令値演算処理部61から第3モータ制御処理部63を介して第3モータドライバ64に第3モータ32を駆動するための指令値が入力され、この指令値に基づいて第3モータドライバ64は前記電源から第3モータ32に電流を流す。これによって第3モータ32の回転軸32aが回転駆動されると偏芯カム33の偏芯ハブ33aが回転し、発光手段6が偏芯カム33の偏芯量に応じて矢印Rの方向に移動して発光手段6が対物レンズ8に対して接近する。尚、測定点位置演算処理部40から第3モータ指令値演算処理部61にトリガ信号62を入力する代わりに、プログラムにより予め設定された時間が経過した後、第3モータ32を再度駆動して発光手段6を矢印Rの方向に移動させるようにしてもよい。 【0031】発光手段6の矢印R方向の移動位置は、位置検出手段36によって検出され、この検出信号がインターフェイス52を介して第3モータ指令値演算処理部61に入力され、発光手段6が一定量Sだけ移動した時点で第3モータ32の回転は中断される。そして現在における両ピンホール板14a,14bの接合面Fと前記直線51との交点の二次元座標(前記接合面Fにおける二次元座標)が光源位置演算処理部48において演算により求められる。この演算結果が第1,第2モータ指令値演算処理部53,54に入力される。この入力信号に基づいてピンホール26の位置を前記接合面Fにおける二次元座標に一致させるべく、第1,第2モータ15,16の回転軸15a,16aの回転すべき角度の指令値がそれぞれ演算により求められる。ここで演算された各指令値が第1,第2モータ制御処理部55,56を介して第1,第2モータドライバ57,58にそれぞれ入力され、これら入力された指令値に基づいて第1,第2モータドライバ57,58は前記電源から第1,第2モータ15,16にそれぞれ電流を流す。 【0032】これによって第1,第2モータ15,16の回転軸15a,16aがそれぞれ回転し、両ピンホール板14a,14bが軸芯73回りに相対回転する。一方、回転軸15a,16aの回転角度はそれぞれ第1,第2回転角度検出センサ28,30によって検出され、これらの検出信号がインターフェイス59,60を介して第1,第2モータ指令値演算処理部53,54にフィードバックされ、第1,第2モータの各回転軸15a,16aは常に指令値の通り正確に回転制御される。これによってピンホール26の位置が前記接合面Fにおける二次元座標に一致させられる。ピンホール26を介して発光部12から照射されたレーザー光線5は測定対象物4の表面で反射され、その反射光9の一部がハーフミラー7によって反射され、反射光強度検出手段10に導かれる。反射光強度検出手段10の複数のCCD素子37…は一定の順序で走査され、反射光9の受光強度に応じた受光信号を出力する。 【0033】CCD素子37…による出力信号はインターフェイス38を介して測定点位置演算処理部40に送信され、光源位置演算処理部48で特定されたCCD素子37aから送信された受光信号の値B2(図6参照)が測定点位置演算処理部40内のメモリ部に記憶される。 【0034】また、この演算処理部40には位置検出手段36によって検出された発光手段6の位置P2の信号値がインターフェイス52を介して入力され、この信号値が測定点位置演算処理部40内の前記メモリ部に記憶される。上述したCCD素子37aによる受光信号の値B2及び位置検出手段36による発光手段6の位置P2の信号値が測定点位置演算処理部40内の前記メモリ部にそれぞれ記憶された後、測定点位置演算処理部40から第3モータ指令値演算処理部61にトリガ信号62が入力される。トリガ信号62が入力されると、第3モータ指令値演算処理部61から第3モータ制御処理部63を介して第3モータドライバ64に第3モータ32を駆動するための指令値が入力され、この指令値に基づいて第3モータドライバ64は前記電源から第3モータ32に電流を流す。これによって第3モータ32の回転軸32aが回転駆動されると偏芯カム33の偏芯ハブ33aが回転し、発光手段6が偏芯カム33の偏芯量に応じて矢印Rの方向に移動して発光手段6が対物レンズ8に対してさらに接近する。 【0035】上述した行程が繰り返されることによって、ピンホール26が、光源位置演算処理部48で求めた前記直線51に沿って正確に移動することになる。このようにして、ピンホール26から対物レンズ8の中心点8aに向かう主光線50の光路長が変更される。そして、CCD素子37aによる受光信号の値B1,B2,B3,…,Bn−1,Bn及び位置検出手段36による発光手段6の位置P1,P2,P3,…,Pn−1,Pnの各信号値が測定点位置演算処理部40内の前記メモリ部にそれぞれ記憶される。そして発光手段6が図1の矢印Rの方向に一定量Sずつ移動して、発光手段6が対物レンズ8に対して最も接近した位置まで移動して上述した行程が終了すると、発光手段6は対物レンズ8に対して最も離間した位置まで自動的に移動し、次の測定作業に備えられる。 【0036】尚、発光手段6が図1の矢印Rの方向に移動すると、その分、ピンホール26の位置と反射光強度検出手段10のCCD素子37aの位置とが光学的に等価な関係にならなくなり、反射光強度検出手段10の感度が低下することになるが、発光手段6の最大移動量は数ミリメートルに設定されているので、その範囲内で発光手段6が移動しても受光強度の変化は十分検出することができるため実用上問題にならない。 【0037】測定点位置演算処理部40内の前記メモリ部にそれぞれ記憶された受光信号の値B1,…,Bn及び発光手段6の位置P1,…,Pnの各信号値がグラフ化された図6を見ると分かるように、受光強度の最大値は曲線で表された受光強度の特性線図Tの極大値Bmであり、そのときの発光手段6の位置はPmである。この発光手段6の位置Pmは、測定点位置演算処理部40において受光信号の値B1,B2,…,Bn及び発光手段6の位置P1,P2,…,Pnの各信号値に基づいて最小二乗法等の周知の演算方法によって算出される。尚、この発光手段6の位置Pmにおけるピンホール26の位置が、光学的には対物レンズ8に対して測定点45が像を結ぶ位置、即ち結像位置である。 【0038】一方、載置台3からの高さ位置Hと発光手段6の位置Pとの相関関係は測定点位置演算処理部40内のメモリ部に記憶されており、発光手段6の位置Pmが算出されると、前記相関関係から測定対象物4の測定点45の載置台3からの光軸11方向の高さH1が測定点位置演算処理部40で算出される。この算出された測定点45の高さH1の値はインターフェイス41を介してディスプレイ42の表示部42aに表示される。 【0039】尚、本実施形態では位置検出手段36によって発光手段6の移動位置を検出するようにしたが、これに代えて第3モータ32の回転軸32aの回転角度を回転角度検出センサ28,30と同様のセンサで検出し、その検出値と偏芯カム33の偏芯量との関係から発光手段6の移動位置を検出するようにしてもよい。また、本実施形態では発光手段6を矢印R方向に一定量Sだけ移動させた後、両ピンホール板14a,14bを相対回転させることによってピンホール26を前記接合面Fにおける二次元座標に一致させるようにした。即ちピンホール26を、最初矢印R方向に一定量Sだけ移動させ、その後、対物レンズ8の光軸11に直交する方向に移動させるようにしたが、これに代えて前記一定量Sを微小寸法に設定する等してピンホール26を常に前記直線51上に沿って移動させるようにしてもよい。また上述した測定方法では、発光手段6を対物レンズ8に対して最も離間した位置から最も接近した位置まで移動させて測定対象物4の測定点45における高さH1を求めるようにしたが、逆に発光手段6を対物レンズ8に対して最も接近した位置から最も離間した位置まで移動させて高さH1を求めるようにするか、又は発光手段6の最大移動量の中間位置を発光手段6の初期位置として該位置から発光手段6を対物レンズ8に対して離間もしくは接近させて前記最大移動量に亘って1往復移動させ、測定対象物4の測定点45における高さH1を求めるようにしてもよい。また、発光手段6を前記最大移動量に亘って1回だけ移動させるのではなく、数回移動させてその回数ごとに測定点45における高さH1を求め、その回数分の測定点45における高さH1の平均値を求めてその値を測定点45における高さとするようにしてもよい。 【0040】さらにまた、測定対象物4の測定点45における高さH1としては、載置台3からの高さ位置Hを求めるようにしたが、この測定方法に限らず測定対象物4の表面における任意の点(測定点45以外の点)を基準点として該基準点と測定点45との高低差を求めて、この高低差をもって該基準点に対する測定点45の高さとするようにしてもよい。 【0041】以上のような本実施形態による高さ測定装置によれば、表側ピンホール板14aに極細の渦巻状のスリット24を設けると共に裏側ピンホール板14bに同じく極細の直線状のスリット25を設け、両ピンホール板14a,14bを両面同士が当接するように重合させることによって、各スリット24,25を交差させ微小なピンホール26を形成し、さらに第1,第2モータ15,16を独立的に駆動させて両ピンホール板14a,14bを同一軸芯73回りに相対的に回転させるようにしたので、ピンホール26を二次元座標における任意の点に位置させることが簡単な構造で達成できると共にコンパクトに構成することができる。また、表側ピンホール板14aのスリット24は渦巻状としたので、表側ピンホール板14aに対する裏側ピンホール板14bの相対回転角を略360度に亘って選定することができ、前記二次元座標におけるピンホール26の位置を精度よく位置付けることができる。 【0042】そして、この構成と第3モータ32を駆動させて発光手段6を対物レンズ8の光軸11方向に移動させる構成とを複合させることにより、光学的な光源となるピンホール26の三次元的位置を任意かつ正確に移動させることができる。このため、測定対象物4を移動させることなく測定対象物4の表面の任意に指定された測定点に向かってレーザー光線5を照射することができると共にピンホール26を介して照射されたレーザー光線5のうち対物レンズ8の中心点8aを通る主光線50(発光手段6の初期位置における主光線)の線上に沿ってピンホール26の三次元的位置を正確に、かつ、簡単な構造で変更することができる。この結果、測定対象物4の表面の任意に指定された測定点における対物レンズ8の光軸11方向の高さを容易に、かつ、短時間に測定することができる。この測定方法を適宜応用することによって、コネクタピンの反り量,ビデオチップの平行度,セラミックシートの厚さを初め、さらには工作機械のスライドテーブルや産業用ロボットアームの移動量,パソコンのハードディスクヘッドの振動振幅等を測定することができる。 【0043】また、測定対象物4の拡大された画像43が写し出されたディスプレイ42の表示部42aを見ながら、その画面上で測定者は測定点を指定することができるので、測定点の指定が容易であり、かつ、測定対象物4における測定点の位置を正確に指定できる。また、ディスプレイ42の画面上で指定された画面側測定点46に基づいて光学的に光源となるピンホール26を位置付けることができると共に、光学的に受光点となるCCD素子37aを特定することができるので、光学的な光源および受光点の位置付けが容易かつ正確にできる。また、本実施形態では、反射光強度検出手段10がCCD素子37…を備えているため、反射光強度検出手段10を、測定対象物4の拡大された画像43をディスプレイ42に写し出すための撮像手段として兼用させることができるので、その分、部品点数が少なくなる。また、上述の測定方法を繰り返すことにより測定対象物4の表面における複数の測定点の三次元座標を求め、それらの座標を演算処理して測定対象物4の立体形状を求めることもできる。 【0044】(2) 第2実施形態図7は、本発明の第2実施形態に係る高さ測定装置1を模式図的に示すものであり、前記第1実施形態の図1に相当するものである。この第2実施形態に係る高さ測定装置1は第1実施形態のものと対比すると、基本的には反射鏡65を追加した点と、発光手段6は固定したまま移動させずにハーフミラー7及び反射鏡65を移動させるようにした点が異なるだけで、それ以外は第1実施形態のものと実質的に同じ構成である。尚、図7において、前記第1実施形態で説明したものと同一若しくは同等部材については、同一符号を付し詳細な説明は省略する。 【0045】図7において、ハーフミラー7及び反射鏡65は連結具66を介して一体化されている。この一体化されて構成された反射鏡体67は、図で明示していないが第1実施形態の第3モータ32及び偏芯カム33等(本発明に係る第1の移動手段)に相当する構成部材(本発明に係る第3の移動手段)によって矢印Rの方向(対物レンズ8の光軸11に沿う方向)に移動させられると共に第1実施形態の第1,2モータ15,16等(本発明に係る第2の移動手段)に相当する構成部材(本発明に係る第4の移動手段)によってピンホール26の二次元座標(両ピンホール板14a,14bの接合面F上における二次元座標)が適宜変更させられる。尚、ハーフミラー7及び反射鏡65の反射面の傾斜角度は、対物レンズ8の光軸11に対して45度に設定されている。 【0046】尚、両ピンホール板14a,14bは作図の都合上、図7において若干隙間を空けて図示しているが、実際には、第1実施形態と同様、両ピンホール板14a,14bは互いに当接させている。而して、反射鏡体67が矢印Rの方向に移動したとき、ピンホール26を介して照射されたレーザー光線5のうち対物レンズ8の中心点8aを通る主光線50(反射鏡体67の初期位置における主光線)の線上を、ピンホール26を介して照射されたレーザー光線5であって反射鏡体67によって反射されたレーザー光線が通過する。而して、ピンホール26から対物レンズ8の中心点8aまでの光路長が変更される。 【0047】尚、両ピンホール板14a,14bの接合面Fと反射鏡65の中心点65aとの最短距離L1に、該中心点65aとハーフミラー7の中心点7aとの最短距離L2を加えた距離(L1+L2)は、ハーフミラー7の中心点7aと反射光強度検出手段10の受光面10aとの最短距離L3と略等しくなるように設定されている。これによって、測定対象物4の測定点45に対する、ピンホール26の位置(光学的には光源の位置)と反射光強度検出手段10におけるCCD素子37aの位置とが光学的に略等価な関係となる。 【0048】以上のような本実施形態による高さ測定装置によれば、前記第1実施形態のものと実質的に同じ構成部分については前記第1実施形態において述べたと同様の効果を奏することができる。また、反射鏡体67は矢印Rの方向に移動させられるものの光学的な光源となるピンホール26は、両ピンホール板14a,14bの接合面F上における二次元座標の位置が変更させられるだけで、対物レンズ8の光軸11に沿う方向には移動させないので、矢印Rの方向に移動させる対象が反射鏡体67だけになる。このため第1実施形態の第3モータ32,従動部材31,ガイド34及びスプリング35に相当する各構成部材(図示せず)を小型化することができる結果、第2実施形態に係る高さ測定装置1は第1実施形態のものと比べてコンパクト化することができる。 【0049】(3) 第3実施形態図8は、本発明の第3実施形態に係る高さ測定装置1を示すものであり、前記第1実施形態の図1の相当するものである。この第3実施形態に係る高さ測定装置1は、第2実施形態のものに対して、基本的には第2実施形態の反射鏡65に相当するものを2つの反射鏡(第1,第2反射鏡65A,65B)で構成した点及びハーフミラー7は固定したまま移動させずに前記第1,第2反射鏡65A,65Bを移動させるようにした点が異なるだけで、それ以外は第2実施形態のものと実質的に同じ構成である。尚、図8において、前記第1及び第2実施形態で説明したものと同一若しくは同等部材については、同一符号を付し詳細な説明は省略する。 【0050】図8において、ピンホール板14,第1モータ15,第2モータ16,ハブ17,第1プーリ19,第2プーリ21及びタイミングベルト22等が本発明に係る第4の移動手段を構成している。また、従動部材31,第3モータ32,偏芯カム33,ガイド34及び引張スプリング35等が本発明に係る第3の移動手段を構成している。第1,第2反射鏡65A,65Bを備える反射鏡体67には従動部材31の一端部が結着され、他端部の端面31aが第3モータ32の回転軸32aに固定された偏芯カム33によって押圧される。従動部材31及び反射鏡体67は偏芯カム33によって矢印Rの方向(対物レンズ8の光軸11に沿う方向)に移動させられるようになっており、それ以外の部材は高さ測定装置1の本体1aに固定されている。発光部12から照射されたレーザー光線5は、発光側レンズ13を通過した後、第3反射鏡69によって方向を90度屈折させられ、ピンホール26を介して反射鏡体67に入射される。その後、反射鏡体67の第1,第2反射鏡65A,65Bによって方向を180度逆向きに屈折させられたレーザー光線5は、ハーフミラー7及び対物レンズ8を透過して測定対象物4の表面に向かって照射される。 【0051】照射されたレーザー光線5は測定対象物4の表面で反射され、その反射光9の一部がハーフミラー7によって反射され、その反射光9が第4反射鏡70によって方向を90度屈折させられ、受光側レンズ71を介して反射光強度検出手段10に導かれる。第1,第2,第3,第4反射鏡65A,65B,69,70及びハーフミラー7の反射面の角度は対物レンズ8の光軸11に対して45度に設定されている。尚、本実施形態では反射光強度検出手段10の受光感度を向上させるべく受光側レンズ71によって反射光9を集光させて反射光強度検出手段10に導くように構成したが、受光側レンズ71を設けずにハーフミラー7によって反射された反射光9を反射光強度検出手段10に直接導くようにしてもよい。 【0052】而して反射鏡体67が矢印Rの方向に移動したとき、ピンホール26を介して照射されたレーザー光線5のうち対物レンズ8の中心点8aを通る主光線50(反射鏡体67の初期位置における主光線)の線上を、ピンホール26を介して照射されたレーザー光線5であって反射鏡体67によって反射されたレーザー光線が通過する。而して、ピンホール26から対物レンズ8の中心点8aまでの光路長が変更される。 【0053】尚、両ピンホール板14a,14bの接合面Fと反射鏡65Aの中心点65aとの最短距離L1,該中心点65aから第2反射鏡65Bの中心点65bまでの距離L2及び該中心点65bからハーフミラー7の中心点7aまでの距離L3を加えた距離(L1+L2+L3)は、ハーフミラー7の中心点7aから第4反射鏡70の中心点70aまでの距離L4に該中心点70aから受光側レンズ71の中心点71aまでの距離L5を加えた距離(L4+L5)と略等しくなるように設定されている。これによって、測定対象物4の測定点45に対する、ピンホール26の位置(光学的には光源の位置)と受光側レンズ71の位置とが光学的に略等価な関係となる。 【0054】以上のような本実施形態による高さ測定装置によれば、前記第1及び第2実施形態のものと実質的に同じ構成部分については前記第1及び第2実施形態において述べたと同様の効果を奏することができる。また、矢印Rの方向に移動させる対象が反射鏡体67だけであるので(ハーフミラー7は移動しない。)、反射鏡体67の第1,第2反射鏡65A,65Bの裏面側(反射面と反対側)を不透過性の部材で支持することができる。このため設計する際の自由度が大きくなるので、一般的に受けやすい移動部材の支持構造上の制約を軽減することができる。 【0055】(4) 第4実施形態図9乃至11は、本発明の第4実施形態に係る高さ測定装置1を示すものであり、前記第1実施形態の図1乃至3にそれぞれ相当するものである。この第4実施形態に係る高さ測定装置1は、第3実施形態のものに対して、基本的には、発光側ピンホール26aの位置(光学的には光源の位置)と実質的に受光強度を検出する位置(受光側ピンホール26b)とが、測定対象物4の測定点45に対して常に光学的に等価な位置関係となるように構成した点及びレーザー光線5の光路上における反射鏡体67,ハーフミラー7をこれらの順に対物レンズ8に対して配設した点が異なるだけで、それ以外は第3実施形態のものと実質的に同じ構成である。尚、図9乃至11において、前記第1,第2及び第3実施形態で説明したものと同一若しくは同等部材については、同一符号を付し詳細な説明は省略する。 【0056】図9において、ピンホール板14,第1モータ15,第2モータ16,ハブ17,第1プーリ19,第2プーリ21及びタイミングベルト22等が本発明に係る第4の移動手段を構成している。また、従動部材31,第3モータ32,偏芯カム33,ガイド34及び引張スプリング35等が本発明に係る第3の移動手段を構成している。第1,第2反射鏡65A,65Bを備える反射鏡体67には従動部材31の一端部が結着され、他端部の端面31aが第3モータ32の回転軸32aに固定された偏芯カム33によって押圧される。従動部材31及び反射鏡体67は偏芯カム33によって矢印Rの方向(対物レンズ8の光軸11に沿う方向)に移動させられるようになっている。ピンホール板14の表側ピンホール板14aには、軸芯73を中心に点対称になるように極細の円弧状のスリット24が一対設けられ、裏側ピンホール板14bには、同じく極細の直線状のスリット25が軸芯73を中心に点対称になるように一対設けられている(図10の(a),(b)参照)。そして両ピンホール板14a,14bが軸芯73を中心に重合されると図11に示すように一対のピンホール(発光側ピンホール26a,受光側ピンホール26b)が形成される。 【0057】これら一対のピンホール26a,26bは、両ピンホール板14a,14bが同一の軸芯73回りに相対的に回転すると、常に軸芯73を中心に点対称となる位置に形成される。発光部12から照射されたレーザー光線5は、発光側レンズ13を通過した後、発光側ピンホール26aを介して第3反射鏡69によって方向を90度屈折させられ、ハーフミラー7に入射される。その後、レーザー光線5は、その一部がハーフミラー7によって反射されて方向を90度屈折させられ、反射鏡体67の第1,第2反射鏡65A,65Bによってさらに方向を180度逆向きに屈折させられる。その後、レーザー光線5は、対物レンズ8を透過して測定対象物4の表面に向かって照射される。 【0058】照射されたレーザー光線5は測定対象物4の表面で反射され、その反射光9は、反射される前に既に通ってきた光路を、対物レンズ8及び反射鏡体67を介してハーフミラー7まで逆戻りし、その後、ハーフミラー7を透過して第4,第5反射鏡70,74によって方向をそれぞれ90度屈折させられ、ピンホール板14の受光側ピンホール26bに向かって入射される。第4,第5反射鏡70,74が本発明に係る他の反射手段を構成している。受光側ピンホール26bを通過した反射光9は、受光側レンズ71を透過して受光強度検出装置75に導かれる。前記受光側ピンホール26b,受光側レンズ71及び受光強度検出装置75によって反射光強度検出手段10が構成される。尚、第1,第2,第3,第4,第5反射鏡65A,65B,69,70,74及びハーフミラー7の反射面の角度は対物レンズ8の光軸11に対して45度に設定されている。 【0059】而して、第3モータ32及び偏芯カム33にによって矢印Rの方向(対物レンズ8の光軸11に沿う方向)に反射鏡体67が移動させられると共に第1,2モータ15,16によって発光側ピンホール26aの二次元座標(両ピンホール板14a,14bの接合面F上における二次元座標)が適宜変更させられる。このとき、発光側ピンホール26aを介して照射されたレーザー光線5のうち対物レンズ8の中心点8aを通る主光線50(反射鏡体67の初期位置における主光線)の線上を、発光側ピンホール26aを介して照射されたレーザー光線5であって反射鏡体67によって反射されたレーザー光線5が通過する。而して、発光側ピンホール26aから対物レンズ8の中心点8aまでの光路長が変更される。 【0060】尚、両ピンホール板14a,14bの接合面Fと第3反射鏡69の中心点69aとの最短距離L1は、ハーフミラー7の中心点7aから第4反射鏡70の中心点70aまでの距離L2に第5反射鏡74の中心点74aと両ピンホール板14a,14bの接合面Fとの最短距離L3を加えた距離(L2+L3)と等しくなるように設定されている。一方、第3反射鏡69の中心点69aからハーフミラー7の中心点7aまでの距離L4と、第4反射鏡70の中心点70aのから第5反射鏡74の中心点74aまでの距離L5とが等しくなるように設定されている。このことと上述した一対のピンホール26a,26bが常に軸芯73を中心に点対称となる位置に形成されるということよって、反射鏡体67が矢印Rの方向に移動しても測定対象物4の測定点45に対する、発光側ピンホール26a(光学的には光源)の位置と受光側ピンホール26b(光学的には受光点)の位置とが光学的に常に等価な関係が維持される。ところで、測定対象物4の測定点45を指定する方法は、第1乃至第3実施形態と同様であり、測定者はディスプレイの表示部に写し出された測定対象物4の画像を見ながらキーボードを操作して測定点を指定する。このため、前記ディスプレイの表示部に測定対象物4の画像を写し出すためのCCDカメラ等の撮像手段を別個に設ける必要がある。 【0061】以上のような本実施形態による高さ測定装置によれば、前記第1乃至第3実施形態のものと実質的に同じ構成部分については前記第1乃至第3実施形態において述べたと同様の効果を奏することができる。 【0062】また、本実施形態では上述したように、測定対象物4の測定点45に対する、発光側ピンホール26a(光学的には光源)の位置と受光側ピンホール26b(光学的には受光点)の位置とが光学的に常に等価な関係が維持される。このため、本実施形態の受光強度検出装置10は、受光側ピンホール26bを通過する反射光9の強度を検出するだけで測定点45の反射光9の強度を測定することができ、第1乃至第3実施形態において採用した受光強度検出方法(受光強度検出装置10における複数のCCD素子37…のうち測定点45に対応するCCD素子37aを特定し、その特定されたCCD素子37aの受光強度を検出する方法)を採用する必要がなくなる。このため、受光強度検出装置10は単に受光強度を検出できるセンサで足り、安価な装置を用いることができる。また、第1乃至第3実施形態のものでは、受光強度検出装置10における全てのCCD素子37…の走査が完了しないと測定点45における反射光9の受光強度を検出することができない。 【0063】これに対して本実施形態の受光強度検出装置10は、上述したように複数のCCD素子を備えるものでなく単に受光強度を検出できるセンサを使用することができるので、測定点45における反射光9の受光強度をリアルタイムで検出することができる。この結果、受光強度を検出するのに要する時間を短縮できる。また上述のように、測定対象物4の測定点45に対する、発光側ピンホール26aの位置(光学的には光源の位置)と受光側ピンホール26bの位置とが光学的に常に等価な関係が維持されるため、発光側ピンホール26aが光学的に測定点45の結像位置にある時、同時に受光側ピンホール26bも光学的に測定点45の結像位置(受光強度が最も大きくなる位置)にあるので、受光強度検出装置10によって受光強度の変化を精度よく検出することができる。 【0064】また、一対の極細のスリット24,25がそれぞれ形成された一対のピンホール板14a,14bを重合すると共に前記各スリット24,25を交差させることによって一対のピンホール26a,26bを形成し、各ピンホール板14a,14bを軸芯73回りに相対回転させるだけで前記一対のピンホール26a,26bが軸芯73を中心に互いに点対称となる位置関係を維持しつつ移動するので、発光側ピンホール26a(光学的には光源)と受光側ピンホール26bとを光学的に常に等価な関係に位置させることが簡単な構造で達成できると共にコンパクトに構成することができる。 【0065】 【発明の効果】請求項1の発明に係る高さ測定装置によれば、測定対象物の表面の任意に指定された測定点における対物レンズの光軸方向の高さを容易に、かつ、短時間に測定することができる。 【0066】請求項2の発明に係る高さ測定装置によれば、光軸に平行な方向と光軸に直交する仮想平面に沿う任意の方向という単純な二つの方向成分に分けて、それらの方向にそれぞれ独立に光源を移動させるようにしたので、光源を精度よく所望の経路に沿って移動させることができる。 【0067】請求項3の発明に係る高さ測定装置によれば、光学的に光源となるピンホールを二次元座標における任意の点に位置させることが精度よくできると共に、簡単な構造でしかもコンパクトに構成することができる。 【0068】請求項4の発明に係る高さ測定装置によれば、光軸に平行な方向と光軸に直交する仮想平面に沿う任意の方向という単純な二つの方向成分に分けて、それらの方向にそれぞれ独立に反射手段と光源とを移動させるようにしたので、光源を精度よく所望の位置に合わせつつ、前記光源から前記対物レンズの中心点までの光路長を適宜変更させることができる。また、反射手段を光軸に平行な方向に移動させるようにしたので、その分、光軸に平行な方向への移動対象部材が少なくて済み、装置をコンパクトに構成することができる。 【0069】請求項5の発明に係る高さ測定装置によれば、測定対象物の測定点に対する、光源の位置と受光点の位置とを光学的に等価な関係に維持するようにしたため、受光強度の変化を精度よく検出することができる。 【0070】請求項6の発明に係る高さ測定装置によれば、測定対象物の測定点に対する、ピンホールの位置(光学的には光源の位置)とピンホールの位置(光学的には受光点の位置)とを光学的に常に等価な関係に維持するようにしたため、前者のピンホールが光学的に測定点の結像位置にある時、同時に後者のピンホールも光学的に測定点の結像位置(受光強度が最も大きくなる位置)にあるので、反射光の強度の変化を精度よく検出することができる。また、一対のスリットがそれぞれ形成された一対のピンホール板を重合すると共に前記各スリットを交差させることによって一対のピンホールを形成し、各ピンホール板を軸芯回りに相対回転させるだけで前記一対のピンホールが前記軸芯を中心に互いに点対称となる位置関係を維持しつつ移動するようにしたので、点光源に近似できる一方のピンホールと受光点となる他方のピンホールとを光学的に等価な関係に位置させることが簡単な構造で達成できると共にコンパクトに構成することができる。 【0071】請求項7の発明に係る高さ測定装置によれば、測定対象物の拡大された画像が写し出された表示手段の画面を見ながら、その画面上で測定者は測定点を指定するようにしたので、測定点の指定が容易であり、かつ、測定対象物における測定点の位置を正確に指定できる。また、表示手段の画面上で指定された画面側測定点に対応する測定点側二次元座標系の座標点に向かって光源から光線を照射すると共に前記座標点からの反射光の強度を検出するようにしたしたので、測定点に向かって正確に光線を照射することができると共に測定点からの反射光の強度を正確に検出することができる。 【0072】請求項8の発明に係る高さ測定装置によれば、撮像手段が複数の受光素子を備えているため、測定対象物の拡大された画像を表示手段に写し出すための撮像手段を反射光強度検出手段として兼用させる構成としたので、その分、部品点数を少なくすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】392032605 【氏名又は名称】榎本工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年3月3日(1999.3.3) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100095614 【弁理士】 【氏名又は名称】越川 隆夫
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| 【公開番号】 |
特開2000−249516(P2000−249516A) |
| 【公開日】 |
平成12年9月14日(2000.9.14) |
| 【出願番号】 |
特願平11−55952 |
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