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【発明の名称】 厨芥処理機
【発明者】 【氏名】東山 義幸

【要約】 【課題】乾燥処理時間の短い安価な厨芥処理機を提供する。

【解決手段】生ゴミを収納する生ゴミ収納容器1と生ゴミを加熱する加熱手段10と生ゴミ収納容器1内の温度を検知する温度検知手段9とを備え、温度検知手段9の検知温度が所定温度T1に達するまでは加熱手段10の発熱量をW1とし、温度検知手段9がT1に達した後、加熱手段10の発熱量をW1より小さいW2に制御する制御手段を設けた厨芥処理機。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを加熱するための加熱手段と、生ゴミ収納容器内の温度を検知する温度検知手段とを備え、前記温度検知手段の検知温度が所定温度T1に達するまでは加熱手段の発熱量をW1とし、温度検知手段がT1に達した後、加熱手段の発熱量をW1より小さいW2に制御する制御手段を設けた厨芥処理機。
【請求項2】 生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを加熱するための加熱手段と、生ゴミ収納容器内の温度を検知する温度検知手段と、生ゴミ収納容器内の温度の上昇率を測定する温度上昇率測定手段とを備え、前記温度検知手段の検知温度が所定温度T1に達するまでは加熱手段の発熱量をW1とし、温度検知手段がT1に達した後、前記温度上昇率測定手段の出力に応じて加熱手段の発熱量を制御することを特徴とする厨芥処理機。
【請求項3】 生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを加熱するための加熱手段と、生ゴミ収納容器内の温度を検知する温度検知手段と、温度検知手段からの検知温度に基づき加熱手段の発熱量を制御する制御手段と、温度検知手段からの検知温度に基づき加熱手段の発熱量を決定する発熱量決定手段とを備え、温度検知手段の検知温度が所定温度T1に達するまでは加熱手段の発熱量をW1とし、温度検知手段がT1に達した後、温度検知手段の検知温度がT1に近づくように制御手段が加熱手段の発熱量を制御し、温度検知手段の検知温度がT1に近づいた時点で発熱量決定手段が加熱手段の発熱量を決定することを特徴とする厨芥処理機。
【請求項4】 生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを加熱するための複数の加熱手段と、生ゴミ収納容器内の温度を検知する温度検知手段と、温度検知手段の検知温度がT1に達するまでは複数の加熱手段を通電し、温度検知手段がT1に達した後、T1に達するまで運転した加熱手段より小さい加熱手段で温度検知手段の温度がT1になるように制御するようにした厨芥処理機。
【請求項5】 温度検知手段の検知温度がT2に達したときに乾燥判定手段が生ゴミの乾燥が終了したと判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の厨芥処理機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生ゴミ等の厨芥を処理する厨芥処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の厨芥処理機を図10、11を用いて説明する。図10に於て、1は本体2に固着された底断面円形の生ゴミ収納容器である。生ゴミ収納容器1内には生ゴミの粉砕、撹拌手段として回転自在に水平配置された回転手段4に羽根固定軸5を介して複数個の撹拌羽根6が固着してある。撹拌羽根6は偏平で隣の羽根と水平方向に若干のオーバーラップをしながら生ゴミ収納容器1の内周壁面にこすれる程度に近接して設けられている。
【0003】回転手段4は本体2の下部に固着した駆動モータ7とチェーン8によって駆動される。生ゴミ収納容器1の外側上面には生ゴミ収納容器1内の温度を検知する温度検知手段9が当接している。生ゴミ収納容器1の上部には熱風発生撹拌手段として上ヒータ10と、上ヒータ10の熱を生ゴミ収納容器1内に送り込むための送風ファン11が設けられ、送風ファン11外周には下方に開口部を有するフード12を配している。
【0004】送風ファン11はファンモータ20と連結して、回転駆動される。22は温度検知手段9の検知温度に基づき上ヒータ10の通電を制御する制御手段である。13は生ゴミから発生した臭気を脱臭する触媒脱臭装置である。触媒脱臭装置13の上部には生ゴミが乾燥したときの温度変化によって生ゴミが乾燥しているかどうかを検知するための乾燥温度検知手段23が当接している。
【0005】24は乾燥温度検知手段23の検知温度に基づき生ゴミが乾燥しているかどうかを判定する乾燥判定手段である。触媒脱臭装置13は排気ダクトA14によって排出装置15と連結されている。排出装置15内には生ゴミ収納容器1内の蒸気を外部に排出するための排出ファン16が設けられている。排出ファン16は排出モータ21と連結によって回転され、生ゴミ収納容器1内の蒸気を触媒脱臭装置13内に吸い込みさらに排気ダクトA14、排気ダクトB17を通って本体外に排出される。
【0006】以上のように構成された厨芥処理機についてその動作を説明する。生ゴミ収納容器1内に投入された生ゴミは、撹拌羽根6によって掻き上げられながら上部の上ヒータ10と送風ファン11によって満遍なく加熱乾燥していく。
【0007】このときの上ヒータ10の制御を図11で説明する。上ヒータ10は温度検知手段9の検知温度がT1に達するまでは通電し続けるが、温度検知手段9の検知温度がT1に達してからは温度検知手段9の温度がT1となるように制御手段22が上ヒータ10の通電を制御する。そして、生ゴミから発生した蒸気は排出装置15内の排出ファン16が回転することによって触媒脱臭装置13内に吸い込まれ脱臭される。脱臭された蒸気は排気ダクトA14、排気ダクトB17を通って本体外へ排出される。そして、生ゴミが乾燥し蒸気の発生が少なくなると乾燥温度検知手段23の検知温度が上昇し検知温度がある温度に達すると乾燥判定手段24が生ゴミの乾燥が終了したと判定し機器を停止させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来の構成では温度検知手段9の検知温度がT1に達してからは、乾燥判定手段24が乾燥が終了したと判断するまで上ヒータ10はON−OFFをくり返すので、上ヒータ10に通電されていない時間ができ、乾燥時間が延びるという問題があった。また、上ヒータ10の制御と生ゴミの乾燥判定のために温度検知手段9と乾燥温度検知手段23の2つの温度検知手段が必要であり、コストが高くなるという問題があった。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもので、処理時間が短く、安価な厨芥処理機を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明は生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを加熱するための加熱手段と、生ゴミ収納容器内の温度を検知する温度検知手段とを備え、前記温度検知手段の検知温度が所定温度T1に達するまでは加熱手段の発熱量をW1とし、温度検知手段がT1に達した後、加熱手段の発熱量をW1より小さいW2に制御する制御手段を設けることで乾燥処理中でも加熱手段は常に通電し続けるので処理時間が短くなるとともに生ゴミの乾燥の判定も1つの温度検知手段ででき、安価な厨芥処理機を提供できるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを加熱するための加熱手段と、生ゴミ収納容器内の温度を検知する温度検知手段とを備え、前記温度検知手段の検知温度が所定温度T1に達するまでは加熱手段の発熱量をW1とし、温度検知手段がT1に達した後、加熱手段の発熱量をW1より小さいW2に制御する制御手段を設けたもので、乾燥処理中でも加熱手段は常に通電し続けるので処理時間が短くなるとともに生ゴミの乾燥の判定も1つの温度検知手段ででき、安価な厨芥処理機を提供できるものである。
【0012】本発明の請求項2記載の発明は生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを加熱するための加熱手段と、生ゴミ収納容器内の温度を検知する温度検知手段と、生ゴミ収納容器内の温度の上昇率を測定する温度上昇率測定手段とを備え、前記温度検知手段の検知温度が所定温度T1に達するまでは加熱手段の発熱量をW1とし、温度検知手段がT1に達した後、前記温度上昇率測定手段の出力に応じて加熱手段の発熱量を制御するようにしたもので、生ゴミの投入量に関係なく生ゴミ収納容器内の温度を一定にできるので生ゴミの投入量によるばらつきをなくすことができ、加熱手段は常に通電し続けることになり処理時間を短縮できる厨芥処理機を提供できる。
【0013】本発明の請求項3記載の発明は生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを加熱するための加熱手段と、生ゴミ収納容器内の温度を検知する温度検知手段と、温度検知手段からの検知温度に基づき加熱手段の発熱量を制御する制御手段と、温度検知手段からの検知温度に基づき加熱手段の発熱量を決定する発熱量決定手段とを備え、温度検知手段の検知温度が所定温度T1に達するまでは加熱手段の発熱量をW1とし、温度検知手段がT1に達した後、温度検知手段の検知温度がT1に近づくように制御手段が加熱手段の発熱量を制御し、温度検知手段の検知温度がT1に近づいた時点で発熱量決定手段が加熱手段の発熱量を決定するようにしたもので、生ゴミ収納容器内の温度を一定にできるので本体によるばらつきをなくすことができ、加熱手段は常に通電し続けることになり処理時間を短縮できる厨芥処理機を提供できる。
【0014】本発明の請求項4記載の発明は生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを加熱するための複数の加熱手段と、生ゴミ収納容器内の温度を検知する温度検知手段と、温度検知手段の検知温度がT1に達するまでは複数の加熱手段を通電し、温度検知手段がT1に達した後、T1に達するまで運転した加熱手段より小さい加熱手段で温度検知手段の温度がT1になるように制御するようにしたもので、加熱手段のON、OFFによるオーバーシュートやアンダーシュートを抑えることができ処理時間を短縮できる厨芥処理機を提供できる。
【0015】本発明の請求項5記載の発明は温度検知手段の検知温度がT2に達したときに乾燥判定手段が生ゴミの乾燥が終了したと判定するようにしたもので、一つの温度検知手段で生ゴミの乾燥を判定することができ安価な厨芥処理機を提供することができる。
【0016】
【実施例】(実施例1)以下本発明の請求項1の一実施例について図1〜3を参照しながら説明すると、図において1は本体2に固着された底断面円形の生ゴミ収納容器である。生ゴミ収納容器1内には生ゴミの粉砕、撹拌手段として回転自在に水平配置された回転手段4に羽根固定軸5を介して複数個の撹拌羽根6が固着してある。撹拌羽根6は偏平で隣の羽根と水平方向に若干のオーバーラップをしながら生ゴミ収納容器の内周壁面にこすれる程度に近接して設けられている。回転手段4は本体2の下部に固着した駆動モータ7とチェーン8によって駆動される。生ゴミ収納容器1の外側上面には生ゴミ収納容器1内の温度を検知する温度検知手段9が当接している。
【0017】24は温度検知手段9の検知温度に基づき生ゴミが乾燥しているかどうかを判定する乾燥判定手段である。生ゴミ収納容器1の上部には熱風発生撹拌手段として上ヒータ10と、上ヒータ10の熱を生ゴミ収納容器1内に送り込むための送風ファン11が設けられ、送風ファン11外周には下方に開口部を有するフード12を配している。送風ファン11はファンモータ20と連結しており、送風ファン11はファンモータ20によって回転する。22は温度検知手段9の検知温度に基づき上ヒータ10の通電を制御する制御手段である。13は生ゴミから発生した臭気を脱臭する触媒脱臭装置である。
【0018】触媒脱臭装置13は排気ダクトA14によって排出装置15と連結されている。排出装置15内には生ゴミ収納容器1内の蒸気を外部に排出するための排出ファン16が設けられている。排出ファン16は排出モータ21と連結しており、排出モータ21によって排出ファン16が回転することによって生ゴミ収納容器1内の蒸気を触媒脱臭装置13内に吸い込みさらに排気ダクトA14、排気ダクトB17を通って本体外に排出される。図2において18は生ゴミ収納容器1の前方上部に設けた生ゴミを投入する為の生ゴミ投入口19を開閉する投入扉である。
【0019】以上のように構成された厨芥処理機についてその動作を説明する。投入口19から生ゴミ収納容器1内に投入された生ゴミは、撹拌羽根6によって掻き上げられながら生ゴミ収納容器1外底面の下ヒータ9によって加熱されるとともに掻き上げられた生ゴミは上部の上ヒータ10と送風ファン11によって満遍なく加熱乾燥していく。そして、生ゴミから発生した蒸気は排出装置15内の排出ファン16が回転することによって触媒脱臭装置13内に吸い込まれ脱臭される。脱臭された蒸気は排気ダクトA14、排気ダクトB17を通って本体外へ排出される。
【0020】このときの上ヒータ10の制御を図3を用いて説明する。上ヒータ10は温度検知手段9の検知温度がT1に達するまでは発熱量W1で生ゴミを連続して加熱し、温度検知手段9の検知温度がT1に達した後は制御手段22が上ヒータ10の発熱量を上記W1より低い発熱量W2に制御し生ゴミを加熱する。上ヒータ10を発熱量W2で加熱すると生ゴミから蒸気が出ている間は温度検知手段9の検知温度はある温度で推移するが生ゴミの乾燥が進行し、蒸気の発熱量が減少してくると生ゴミ収納容器1内の温度が徐々に上昇し、温度検知手段9の検知温度も生ゴミ収納容器1内の温度とともに上昇しT2達する。温度検知手段9の検知温度がT2に達すると乾燥判定手段24が生ゴミが乾燥していると判定し運転を停止する。
【0021】以上のような構成により生ゴミ収納容器1内の温度が上昇するまでは上ヒータ10の発熱量W1で生ゴミを加熱するので生ゴミの温度上昇が早くなるとともに、温度検知手段9の検知温度がT1に達した後は上ヒータ10の発熱量をW2に落とすことで生ゴミが乾燥した時に生ゴミ収納容器1の温度が上昇することになり温度検知手段9と乾燥判定手段24のみによって生ゴミが乾燥していることを判定できるので安価な厨芥処理機を提供することができる。
【0022】(実施例2)次に本発明の第2の実施例について図4、5を用いて説明する。なお上記第1の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。25は所定加熱時間での温度上昇率を測定する温度上昇率測定手段であり、26は温度上昇率測定手段25からの測定信号に基づき生ゴミの投入量を判定する投入量判定手段である。
【0023】以上のように構成された厨芥処理機について図5を用いて動作を説明する。上ヒータ10によって生ゴミが加熱され温度検知手段9の検知温度が上昇しT1に達するまでの時間t1によって温度上昇率測定手段25が温度上昇率を測定する。生ゴミの投入量が多いほど温度検知手段9で検知される温度が上昇しにくいことから温度上昇率測定手段25からの測定信号に基づき投入量判定手段26が生ゴミの投入量を判定する。生ゴミの投入量が多いと蒸気の発生も多くなり、上ヒータ10の発熱量が同じでも蒸気の発生量が多いと温度検知手段9の温度が下がるために温度検知手段9の温度をT1に近づけるために制御手段22が生ゴミの投入量が多いときには上ヒータ10の発熱量をW1、投入量が標準のときには発熱量をW2、投入量が少ないときには発熱量をW3にするように制御を行う。そして、生ゴミが乾燥すると生ゴミ収納容器1内の温度が上昇し温度検知手段9の検知温度も生ゴミ収納容器1内の温度とともに上昇しT2に達する。温度検知手段9の検知温度がT2に達すると乾燥判定手段24が生ゴミが乾燥していると判定し運転を停止する。
【0024】以上のような構成により生ゴミ収納容器1内の温度が上昇するまでは上ヒータ10の発熱量W1で生ゴミを加熱するので生ゴミの温度上昇が早くなるとともに、温度検知手段9の検知温度がT1に達した後は上ヒータ10の発熱量をW2、またはW3にすることで生ゴミが乾燥した時に生ゴミ収納容器1の温度が上昇することになり温度検知手段9と乾燥判定手段24のみによって生ゴミが乾燥していることを判定できるので安価な厨芥処理機を提供することができる。
【0025】(実施例3)次に本発明の第3の実施例について図6、7を用いて説明する。なお上記実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0026】27は温度検知手段9の検知温度から上ヒータ10の発熱量を決定する発熱量決定手段である。
【0027】上記のように構成された厨芥処理機についてその動作を図7を用いて説明する。上ヒータ10によって生ゴミが加熱され温度検知手段9の検知温度が上昇しT1に達するまで上ヒータ10の発熱量をW1とするが、発熱量をW1で一定にしたままだとさらに温度が上昇するので、温度検知手段9の検知温度がT1に達した後は、上ヒータ10の発熱量をW2に下げる。そして、一定時間後温度検知手段9の検知温度がT1より高ければさらに上ヒータ10の発熱量をW3に下げるというように温度検知手段9の検知結果に応じて、段階的に上ヒータ10の発熱量を下げ、温度検知手段9の検知温度がT1より下がった時点で発熱量決定手段27が上ヒータ10の発熱量を決定し、それ以降は発熱量決定手段27の決定した発熱量で運転を続ける。そして、生ゴミが乾燥し、生ゴミ収納容器1内の温度が上昇し温度検知手段9の検知温度がT2に達すると、乾燥判定手段24が生ゴミの乾燥が終了したと判定し運転を停止する。
【0028】以上のような構成により生ゴミ収納容器1内の温度が上昇するまでは上ヒータ10の発熱量W1で生ゴミを加熱するので生ゴミの温度上昇が早くなるとともに、温度検知手段9の検知温度がT1に達した後は上ヒータ10の発熱量をW2、またはW3にすることで生ゴミが乾燥した時に生ゴミ収納容器1の温度が上昇することになり温度検知手段9と乾燥判定手段24のみによって生ゴミが乾燥していることを判定できるので安価な厨芥処理機を提供することができる。
【0029】(実施例4)次に本発明の第4の実施例について図8、9を用いて説明する。なお上記実施例と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0030】10Aは生ゴミを加熱するための第1の上ヒータであり、10Bは第2の上ヒータである。
【0031】以上の構成において第1の上ヒータ10Aと第2の上ヒータ10Bの制御を図9で説明する。温度検知手段9の検知温度がT1に達するまでは第1の上ヒータ10Aと第2の上ヒータ10Bは通電し続けるが温度検知手段9の検知温度がT1に達した後は、第1の上ヒータ10Aは温度検知手段9の検知温度がT1になるようにON、OFFをくり返す。このとき第2の上ヒータ10Bは通電を続けている。
【0032】そして、生ゴミが乾燥してくると第2の上ヒータ10Bの発熱量のみで温度検知手段9の検知温度がT1を越えるために第1の上ヒータ10Aは通電されなくなる。さらに生ゴミの乾燥が進むと温度検知手段9の検知温度がT2に達し乾燥判定手段24が生ゴミの乾燥が終了していると判定し運転を終了する。
【0033】以上のような構成により生ゴミ収納容器1内の温度が上昇するまでは第1の上ヒータ10Aと第2の上ヒータ10Bによって生ゴミを加熱するので生ゴミの温度上昇が早くなるとともに、温度検知手段9の検知温度がT1に達した後は第1の上ヒータ10Aを制御し温度検知手段9の検知温度がT1になるようするので、蒸気発生時には生ゴミ収納容器1内の温度をほぼ一定に保ちつつ生ゴミが乾燥した時に生ゴミ収納容器1の温度が上昇することになり温度検知手段9と乾燥判定手段24のみによって生ゴミが乾燥していることを判定できるので安価な厨芥処理機を提供することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明によれば生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを加熱するための加熱手段と、生ゴミ収納容器内の温度を検知する温度検知手段とを備え、前記温度検知手段の検知温度が所定温度T1に達するまでは加熱手段の発熱量をW1とし、温度検知手段がT1に達した後、加熱手段の発熱量をW1より小さいW2に制御する制御手段を設けることで乾燥処理中でも加熱手段は常に通電し続けるので処理時間が短い厨芥処理機を提供できるものである。
【0035】本発明の請求項2記載の発明によれば生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを加熱するための加熱手段と、生ゴミ収納容器内の温度を検知する温度検知手段と、生ゴミ収納容器内の温度の上昇率を測定する温度上昇率測定手段とを備え、前記温度検知手段の検知温度が所定温度T1に達するまでは加熱手段の発熱量をW1とし、温度検知手段がT1に達した後、前記温度上昇率測定手段の出力に応じて加熱手段の発熱量を制御するので、生ゴミの投入量に関係なく生ゴミ収納容器内の温度を一定にできるので生ゴミの投入量によるばらつきをなくすことができ、加熱手段は常に通電し続けることになり処理時間を短縮できる厨芥処理機を提供できる。
【0036】本発明の請求項3記載の発明によれば生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを加熱するための加熱手段と、生ゴミ収納容器内の温度を検知する温度検知手段と、温度検知手段からの検知温度に基づき加熱手段の発熱量を制御する制御手段と、温度検知手段からの検知温度に基づき加熱手段の発熱量を決定する発熱量決定手段とを備え、温度検知手段の検知温度が所定温度T1に達するまでは加熱手段の発熱量をW1とし、温度検知手段がT1に達した後、温度検知手段の検知温度がT1に近づくように制御手段が加熱手段の発熱量を制御し、温度検知手段の検知温度がT1に近づいた時点で発熱量決定手段が加熱手段の発熱量を決定することで生ゴミ収納容器内の温度を一定にできるので本体によるばらつきをなくすことができ、加熱手段は常に通電し続けることになり処理時間を短縮できる厨芥処理機を提供できる。
【0037】本発明の請求項4記載の発明によれば生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを加熱するための複数の加熱手段と、生ゴミ収納容器内の温度を検知する温度検知手段と、温度検知手段の検知温度がT1に達するまでは複数の加熱手段を通電し、温度検知手段がT1に達した後、T1に達するまで運転した加熱手段より小さい加熱手段で温度検知手段の温度がT1になるように制御するようにしたので加熱手段のON,OFFによるオーバーシュートやアンダーシュートを抑えることができ処理時間を短縮できる厨芥処理機を提供できる。
【0038】本発明の請求項5記載の発明は温度検知手段の検知温度がT2に達したときに乾燥判定手段が生ゴミが乾燥したと判定するので一つの温度検知手段で生ゴミの乾燥を判定することができ安価な厨芥処理機を提供することができる。
【出願人】 【識別番号】000005821
【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
【出願日】 平成11年3月9日(1999.3.9)
【代理人】 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【公開番号】 特開2000−258063(P2000−258063A)
【公開日】 平成12年9月22日(2000.9.22)
【出願番号】 特願平11−61308