| 【発明の名称】 |
冷蔵倉庫、冷凍倉庫等用クーラーのデフロスト時における熱気漏洩防止機構 |
| 【発明者】 |
【氏名】安藤 一成
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| 【要約】 |
【課題】冷蔵倉庫や冷凍倉庫において使用するクーラーにおいて、従来は、デフロスト時にクーラー内にたまった熱気の一部が倉庫内に漏洩してしまうので、倉庫内の貯蔵物の品質を低下させてしまうことが多々発生していた。
【解決手段】そこで本発明では、クーラー1の吹出口4側及び吸込口5側に風圧動作型逆止ダンパー6、7を設置して熱気の漏洩を防止する機構を提案するものである。そして吸込口側にフード8を設けることにより、風圧動作型逆止ダンパーから一部の熱気が漏洩した場合でも、その一部の熱気を留めて倉庫内への拡散を防止することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 クーラーの吹出口側及び吸込口側に風圧動作型逆止ダンパーを設置したことを特徴とする冷蔵倉庫、冷凍倉庫等用クーラーのデフロスト時における熱気漏洩防止機構【請求項2】 吸込口側にフードを設けたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵倉庫、冷凍倉庫等用クーラーのデフロスト時における熱気漏洩防止機構 |
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵倉庫、冷凍倉庫等用クーラーのデフロスト時における熱気漏洩防止機構に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、冷蔵倉庫や冷凍倉庫においては、倉庫内に設置したクーラーにより冷却を行っているが、クーラーの空気冷却コイルの表面には次第に霜が付着して冷却効率が低下するため、必要に応じてデフロスト運転を行い、霜を解かして除去しなければならない。 【0003】付着した霜を除去する方法としては、クーラーを停止して空気冷却コイルに取り付けた電気ヒータを動作させる電熱加熱方法や、ファンを停止すると共にクーラーの冷媒回路を逆動作させて冷却コイルを加熱側とする圧縮機ホットガス加熱法等があるが、いずれの方法を適用するにしても、霜を解かすために供給される熱がクーラー内に次第にたまっていく。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】このようにしてクーラー内にたまった熱気の一部は、倉庫内に漏洩してしまうので、倉庫内の貯蔵物の品質を低下させてしまうことが多々発生していた。そこで本発明は簡単な構成により、このような課題を解決することを目的とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上述した課題を解決するために本発明では、クーラーの吹出口側及び吸込口側に風圧動作型逆止ダンパーを設置することを提案する。 【0006】また本発明では、更に、吸込口側にフードを設けることを提案する。 【0007】以上の本発明によれば、デフロスト時にクーラーのファンの運転を停止すると、風圧が加わらなくなって風圧動作型逆止ダンパーが閉となるため、クーラー内の熱気が倉庫内に漏洩することを防止することができる。風圧動作型逆止ダンパーは完全な閉鎖を行えるものではないため、吸込口側では熱気が上部からいくぶん漏洩してしまうこともあるが、これはフード内に留めることができる。 【0008】 【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図を参照して説明する。図1、図2は本発明の熱気漏洩防止機構を適用するクーラーの実施の形態を示す説明図である。符号1はクーラーで、内部に空気冷却コイル2とファン3を設置している。符号4は吹出口、5は吸込口であり、夫々に風圧動作型逆止ダンパー6、7を設けている。この風圧動作型逆止ダンパー6、7は、ファン3の動作時の風圧により開となり、ファン3の停止時に閉となる構成である。そして吸込口5側の上部にはフード8を設置している。 【0009】以上の構成において、クーラー1の通常運転時には、図1に示すようにファン3の風圧により風圧動作型逆止ダンパー6、7が開となるため、吸込口5から風圧動作型逆止ダンパー7を経てクーラー1内に流入した倉庫内の空気は空気冷却コイル2により冷却され、風圧動作型逆止ダンパー6を経て吹出口4から倉庫内に吹き出す。 【0010】このような運転により空気冷却コイル2に霜が付着したらクーラー1のデフロスト運転を行う。このデフロスト運転の方法は上述したような適宜の方法を適用することができるのであるが、この際、ファン3は運転を停止する。 【0011】すると風圧動作型逆止ダンパー6、7には風圧が加わらなくなるので、夫々閉となり、このため、クーラー内の熱気が倉庫内に漏洩することを防止することができる。また、このように熱気がクーラー1内から漏洩せず、内部にたまるため、デフロストの効率も上がり、所要時間が短縮される。 【0012】風圧動作型逆止ダンパーは、空気の流通の完全な閉鎖を行えるものではないため、広い開口面積を有する吸込口5側では熱気の一部が上部からいくぶん漏洩してしまうこともあるが、漏洩した熱気はフード8内に留めることができ、倉庫内への拡散を防止することができる。そしてフード8内に留まった熱気は、次に通常運転に戻った際に、吸込口5から風圧動作型逆止ダンパー7を経てクーラー1内に流入させることができる。 【0013】 【発明の効果】本発明は以上のとおりであるので、次のような効果がある。 a.クーラーのデフロスト時に、デフロストのための熱気を倉庫内に漏洩させない。 b.従って庫内貯蔵物の品質の低下を防止することができる。 c.デフロスト運転の所要時間を短縮することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000206211 【氏名又は名称】大成建設株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年7月31日(1998.7.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100071102 【弁理士】 【氏名又は名称】三觜 晃司
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| 【公開番号】 |
特開2000−46454(P2000−46454A) |
| 【公開日】 |
平成12年2月18日(2000.2.18) |
| 【出願番号】 |
特願平10−217947 |
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