| 【発明の名称】 |
冷蔵庫の棚装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】重成 正雄
【氏名】三宅 学
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| 【要約】 |
【課題】冷蔵庫の貯蔵室の収納量の増大を図る。
【解決手段】貯蔵室4の下部一側に前棚7と後棚8を設けると共に、この後棚8に前棚7を収納保持する保持部と、後棚8を貯蔵室4の後部上方に回動起立させる回転支軸等を設け、また、前棚7の下部左右の前後間に脚体7aを設けた構成とし、大きな食品等を収納する際には前棚7を後棚8に収納したり、後棚8と一緒に前棚7を冷蔵室4の後部で回動起立させたり、また、前棚7を所定の位置から上部の棚体5等に移動させるなどして大きなスペースを確保すると共に、小物もより多く収納できるようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 貯蔵室内を上下に分け、食品等を載置収納するように設けられる棚体を左右に分けると共に、その一方を前棚と後棚とに分割形成し、後棚の下部左右に前棚を出し入れ自在に収容保持する保持部を設ける一方、後部左右に回転支軸を設け、同回転支軸を庫内側壁および庫内中央前後間の仕切りにそれぞれ設けられた棚受けの軸受部により回動自在に軸支するとともに、前記前棚の下部左右の前後間に相対向する断面L字状の脚体を設けてなることを特徴とする冷蔵庫の棚装置。 【請求項2】 前記二つの断面L字状の脚体を、その下部先端を互いに外側に向けて形成してなる請求項1記載の冷蔵庫の棚装置。 【請求項3】 前記二つの脚体の下部先端間の寸法を前棚の横幅とほぼ等しくしてなる請求項1または請求項1記載の冷蔵庫の棚装置。 【請求項4】 前記二つの脚体を前記前棚に一体に設けてなる請求項1、2または請求項3記載の冷蔵庫の棚装置。 【請求項5】 前記保持部をコ字状に形成してなる請求項1記載の冷蔵庫の棚装置。 【請求項6】 前記仕切りを前記棚体に一体に設けてなる請求項1記載の冷蔵庫の棚装置。 【請求項7】 前記棚体の一側を庫内側壁の棚受けで支持するようにしてなる請求項1記載の冷蔵庫の棚装置。 【請求項8】 前記軸受部を上面を開口する湾曲状に形成してなる請求項1記載の冷蔵庫の棚装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫の貯蔵室(特に冷蔵室)に設ける棚体の構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の冷蔵庫では、例えば図7の(a)に示すように、その貯蔵室20内を上下に分け、食品等を載置収納する棚体を前後(21と22)に分けた構成とし、大きな食品等を収納する場合には手前の棚体21を取り外したり、庫内側壁に対向させて設けられた他の棚受け23等に移動させるようにしたもの、または、図7の(b)に示すように、下部の棚体を左右に分け、その一方(左側)の棚体24は固定し、他方(右側)の棚体を前棚25と後棚26とに分割形成し、後棚26に前棚25を収納する収納部を設けたり、更に、後棚26の後部左右に回転支軸を設け、この回転支軸を庫内側壁および庫内中央前後間の仕切り27にそれぞれ設けられた棚受け28の後部に設けられた軸受部に回動自在に軸支させた構成とし、大きな食品等を収納する場合には前棚25を後棚26の収納部に収納し、後棚26と共に後方上部に回動起立させるようになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、棚体を図7の(a)に示すように前後に分けただけの冷蔵庫では、手前の棚体21を取り外したとき庫内面積の約半分が大きな食品等を収納するためのスペースとなるため、小物の収容能力が極端に減少するという問題があり、また、図7の(b)に示すような棚装置を有する冷蔵庫でも大きな食品等を収納することにより、小物の収容能力が減少するという問題がある。したがって、本発明においては、上記問題点を解決した冷蔵庫の棚装置を提供することを目的としている。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、貯蔵室内を上下に分け、食品等を載置収納するように設けられる棚体を左右に分けると共に、その一方を前棚と後棚とに分割形成し、後棚の下部左右に前棚を出し入れ自在に収容保持する保持部を設ける一方、後部左右に回転支軸を設け、同回転支軸を庫内側壁および庫内中央前後間の仕切りにそれぞれ設けられた棚受けの軸受部により回動自在に軸支するとともに、前記前棚の下部左右の前後間に断面L字状の脚体を設けた構成とする。 【0005】また、前記二つの断面L字状の脚体を、その下部先端を互いに外側に向けて形成した構成とする。 【0006】また、前記二つの脚体の下部先端間の寸法を前棚の横幅とほぼ等しくした構成とする。 【0007】また、前記二つの脚体を前記前棚に一体に設けた構成とする。 【0008】また、前記保持部をコ字状に形成した構成とする。 【0009】また、前記仕切りを前記棚体に一体に設けた構成とする。 【0010】また、前記棚体の一側を庫内側壁の棚受けで支持する構成とする。 【0011】また、前記軸受部を上面を開口する湾曲状に形成した構成とする。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。図1において、1は鋼板製の外箱2と、合成樹脂製の内箱3と、図示されてない発泡性断熱材とからなる断熱箱体、4は内箱3に区画形成された貯蔵室(冷蔵室)で、この貯蔵室4には上下二段に設けられた複数の棚体5、6、7および8があり、上部の棚体5は貯蔵室4の左右側壁に設けられた棚受け9で支持され、下部一側の棚体6は貯蔵室4の一側に設けられた棚受け(図示せず)と貯蔵室4の下部中央前後間に棚体6と一体に設けられた仕切り10とにより支持され、他側の棚体7および8は貯蔵室4側壁の棚受け11と仕切り10の上部一側に形成されている棚受けとにより支持されている。 【0013】以下、本発明に係わる三つの棚体6、7および8について説明する。これら三つの棚体6、7および8は図2の(a)に示すように全体の約二分の一を占める左側の棚体6と、右側にあって前後に分割形成されている前方の棚体(以下、前棚という)7と、後方の棚体(以下、後棚という)8とからなり、この後棚8の下部左右には前棚7を出し入れ自在に収容保持する図2の(b)に示すようなコ字状の保持部8aが対向して設けられ、また、後方下部左右には回転支軸8bが設けられ、同回転支軸8bを貯蔵室4の側壁(内箱3の側壁)に設けられた棚受け11後部の軸受部11aおよび棚体6と一体の仕切り10の上部一側に形成されている棚受け12後部の軸受部12aにより回動自在に軸支するようになっている。また、前記軸受部11aおよび12aは、上面を開口する湾曲状に形成されている。 【0014】また、前棚7は後棚8の保持部8aへの出し入れ等がスムーズに行えるように、横幅を後棚8の保持部8aー8a間の寸法よりやや小さく形成してある。また、この前棚7の下部左右の前後間には断面形状がL字状で、その下部先端を互いに外側に向けた脚体7aが一体に設けられ、二つの脚体7aの下部先端間の寸法は前棚7の横幅とほぼ等しくなっている。図3の(a)、(b)はそれぞれ図2の(a)のAーA間、BーB間を断面で示したものである。以上、説明したような棚装置であれば貯蔵室4に収納する食品等の大きさや数量に対応して以下に説明するような様々な使い分けができる。 【0015】例えば、図4の(a)に示すように前棚7を後棚8の内側に収納することにより、大きな食品や鍋13等を収納することができ、また、図4の(b)に示すように後棚8と一緒に前棚7を貯蔵室の後部上方へ回動起立させることにより、よりおおきな食品や鍋14等を収容することができる。 【0016】また、前棚7は図5の(a)に示すように貯蔵室右前方の所定位置で上下反転させたり、図5の(b)に示すように棚受け11、12から貯蔵室の底部に下ろすこともできるので前棚7の上下に形成される空間を大小の食品等の収納に利用できる。 【0017】また、前棚7は図6に示すように貯蔵室4の上段に設けられた棚体5に載置することもできるので、貯蔵室4の下部前方一側に鍋13等を収納したことにより収納しきれなくなった小物の食品や食器等を上部に移動させた前棚7に載置することができる。 【0018】 【発明の効果】以上説明したような棚装置を有する冷蔵庫であるならば、貯蔵室に収納する食品等の大きさや数量等に合わせて、その前棚を後棚の収納したり、後棚に収納された前棚を後棚と一緒に貯蔵室の後部上方に回動起立させたり、また、前棚を所定位置で上下反転させたり、別の位置に移動させたりすることができるので、貯蔵室が有効利用され、使い勝手の良い冷蔵庫が得られる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006611 【氏名又は名称】株式会社富士通ゼネラル
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| 【出願日】 |
平成10年6月19日(1998.6.19) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−9381(P2000−9381A) |
| 【公開日】 |
平成12年1月14日(2000.1.14) |
| 【出願番号】 |
特願平10−172665 |
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