| 【発明の名称】 |
通気冷却方式による天然氷の製造方法及び装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】水上 脩
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| 【要約】 |
【課題】第一に、水の密度がほぼ4℃で最大になることであり、水表面からの冷却では、水の対流は起こらず容易に深く氷結しないことである。第二に飲料水の凍結には、水に冷気を直接あてると塵芥などの混入が避けられないことである。
【解決手段】入気室(4)、製氷室(5)及び排気室(6)からなる装置を構成し、冷気を入気筒(7)から除塵フィルタを備えた入気孔(8)を経由して取り入れ、製氷室(5)下部に設置した熱交換管(9)内に導入する。製氷室(5)内の貯水と熱交換を行って氷を製造し、生成した暖気を排気室(6)内の排気孔(10)から排気筒(11)を経由し、自然通気を利用して大気中へ放出する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 低温の空気が下降し、高温の空気が上昇する性質を利用するものであって、貯水の下部に設置した熱交換のための空間に冷気を導入し、貯水と熱交換を行って氷を製造し、熱交換により加温された暖気を自然通気により排出する天然氷の製造方法。 【請求項2】 貯水は野外の天然貯水であることを特徴とする「請求項1」記載の天然氷の製造方法。 【請求項3】 貯水は製氷室に設けられた貯水槽の貯水であることを特徴とする「請求項1」記載の天然氷の製造方法。 【請求項4】 冷気、暖気を強制導入、排気することを特徴とする「請求項1」、「請求項2」及び「請求項3」記載の天然氷の製造方法。 【請求項5】 冷気を導入する入気筒を備えた入気室、貯水面の下部に熱交換を行う空間及び排気筒を備えた排気室とからなる天然氷の製造装置。 【請求項6】 貯水は野外の天然貯水であることを特徴とする「請求項5」記載の天然氷の製造装置。 【請求項7】 貯水は製氷室に設けられた貯水槽の貯水であることを特徴とする「請求項5」記載の天然氷の製造装置。 【請求項8】 冷気、暖気を強制導入、排気することを特徴とする「請求項5」、「請求項6」及び「請求項7」記載の天然氷の製造装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は、冷凍によらない天然氷の製造に有効な技術に関する。 【0002】 【従来の技術】 従来の天然氷の製造技術は、水面上において冷気と水を接触させる方法であり、氷溜池の底部にパイプを設置する方法(特公平2−169977参照)も、パイプは製造された氷が放出する潜熱を逃がすためのものであって、氷の製造は、製造ノズルからの注水により冷気と水を直接接触させる方法となっている。 【0003】 【発明が解決しようとしている課題】 第一に、水の密度がほぼ4℃で最大になることであり、水表面からの冷却では、水の対流が起こらず、容易に深く氷結しないことである。第二に飲料水を凍結には、水に冷気を直接あてると塵芥などの混入が避けられないことである。 【0004】そこで、本発明の目的は、自然冷気を利用する中で効率的な天然製氷の方法及び装置を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】 熱交換手段を貯水下部に設置し、自然通気により熱交換を行い製氷することを特徴とする。 【0006】熱交換手段が貯水下部に設置され、最も密度の高い(4℃)部分から冷却されるため、密度の逆転が生じ、ゆるやかな対流が起こって全般的に冷却され、全面的な氷結を生じる。 【0007】水と通気は、熱交換手段をはさみ、直接接触しないので塵芥などの混入が避けられる。 【0008】 【発明実施の形態】 低温の空気が下降し、高温の空気が上昇する性質を利用し、貯水の下部に設置した熱交換のための空間に冷気を導入し、貯水と熱交換を行って氷を製造し、熱交換により加温された暖気を自然通気により排出することにより天然氷を製造する。 【0009】 【実施例】 図1は、本発明の自然通気による製氷の実施例である。断熱材を材質とする外箱(1)、蓋(2)及び製氷室側壁(3)によって構築された入気室(4)、製氷室(5)及び排気室(6)からなる装置である。 【0010】外気を入気筒(7)から塵埃除去フィルタを備えた入気孔(8)を経由して取り入れ、製氷室(5)下部に設置した熱交換管(9)内に導入し、製氷室(5)内の貯水と熱交換を行って氷を製造し、生成した暖気を排気室(6)内の排気孔(10)から排気筒(11)を経由し、自然通気を利用して大気中へ放出する。 【0011】入気筒(7)・入気孔(8)及び排気孔(10)の向き、並びに両者の高低差及び配置は時々の条件により任意である。 【0012】また、製氷が終わった製氷室(5)を取り外し、熱交換管蓋(12)を熱交換管(9)に装着し、完全断熱状態にして、貯蔵・運搬を行う。次いで、新たな製氷室(5)を取付け氷の製造を継続する。 【0013】排気室(6)を固定し、入気室(4)を移動させ、複数の製氷室(5)を連結・設置し、氷の製造を行う。 【0014】 【発明の効果】熱対流を効果的に利用するので効率的に製氷できる。自然通気により冷却、製氷するので極めて効果的に、省エネルギー化を達成できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599054204 【氏名又は名称】水上 脩
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| 【出願日】 |
平成11年3月17日(1999.3.17) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−266431(P2000−266431A) |
| 【公開日】 |
平成12年9月29日(2000.9.29) |
| 【出願番号】 |
特願平11−112691 |
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