トップ :: F 機械工学 照明 加熱 武器 爆破 :: F25 冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒ−トポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化




【発明の名称】 冷凍冷蔵庫の製氷装置
【発明者】 【氏名】倉谷 利治

【氏名】近藤 和彦

【要約】 【課題】製氷時間を犠牲にせず、製氷皿の清掃などの必要が生じた場合には製氷皿を容易に取り出すことができ、清掃などを終了した後は容易に装着して製氷に供せる冷凍冷蔵庫の製氷装置を提供する。

【解決手段】製氷皿と、この製氷皿を着脱自在に支持し且つ離氷させる反転装置を冷凍冷蔵庫本体の開口部側に備えた製氷皿支持体と、冷凍冷蔵庫本体と前記反転装置とを連結するフラットケーブルとを備え、冷凍室内に形成された製氷装置設置部に前記製氷皿支持体を設置するとともに、この製氷皿支持体を冷凍冷蔵庫本体の開口部側に移動可能にした製氷装置により課題を解決できる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 内部に供給された水を凍らせて製氷する製氷皿と、この製氷皿を着脱自在に支持するとともに製氷された氷を反転して離氷させる反転装置を冷凍冷蔵庫本体の開口部側に備えた製氷皿支持体と、冷凍冷蔵庫本体と前記反転装置とを連結するフラットケーブルとを備えた冷凍冷蔵庫の製氷装置であって、冷凍室内に形成された製氷装置設置部に前記製氷皿支持体を設置するとともに、この製氷皿支持体を冷凍冷蔵庫本体の開口部側に移動可能にしたことを特徴とする冷凍冷蔵庫の製氷装置。
【請求項2】 前記製氷皿支持体の側壁にレールを設け、前記製氷装置設置部に設けられたガイドレール上をスライドさせて前記製氷皿支持体を引き出すことにより移動可能にしたことを特徴とする請求項1記載の冷凍冷蔵庫の製氷装置。
【請求項3】 前記フラットケーブルを連結した側の前記製氷皿支持体の側壁に、前記フラットケーブルを挟持するフラットケーブルガイドレールを設けるとともに、前記製氷装置設置部に前記フラットケーブルガイドレールをスライド自在に挟持するレール状ガイドを設けたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の製氷装置。
【請求項4】 前記製氷皿を前記製氷皿支持体に確実に支持するとともに前記製氷皿を取り外す際は容易に取り外せるように、ロック機構およびロック解除機構を設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の製氷装置。
【請求項5】 前記製氷皿支持体を前記製氷装置設置部に確実に装着するとともに前記製氷皿支持体を引き出す際は容易に引き出せるように、ロック機構およびロック解除機構を設けたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の製氷装置。
【請求項6】 前記製氷皿支持体の上部から内部に支持した前記製氷皿が見えるように前記製氷皿支持体の上部に開口部を設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の製氷装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍冷蔵庫の製氷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、冷蔵庫などに製氷装置が組み込まれて使用されるものがある。このような製氷装置としては例えば特開平7−77371号公報に開示された構成が知られている。図9に特開平7−77371号公報に開示された製氷装置を示す。冷凍冷蔵庫本体1Aの製氷装置1は、製氷皿2、反転装置3、貯氷容器5、ポンプ6、給水タンク7、配管4、配管9などによって構成されている。製氷装置1は冷蔵庫内に配置されている。製氷皿2、反転装置3、貯氷容器5は下段の冷凍室10内にあり、ポンプ6、給水タンク7は上段の冷蔵室11内に配置されている。配管9は製氷皿2の上面にノズル13が開口し、ノズル13から製氷皿2に給水するようになっている。反転装置3は図示しない配線により冷凍冷蔵庫本体1A側と連結されている。製氷皿2は、内部の水を凍らせる皿であり、反転装置3はギア列が内蔵されており、製氷皿2を反転して離氷させる働きをする。貯氷容器5は、製氷皿2の下にあり、製氷皿2から落下した氷を貯めておく容器である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、反転装置3が冷凍冷蔵庫本体1Aの開口部側に備えられている製氷装置1の製氷皿2は、前記配線が邪魔になるため、製氷皿2の清掃などの必要が生じても外部に取り出せない問題があった。そこで反転装置3を冷凍冷蔵庫本体1Aの開口部と反対側の奥に装着した製氷装置が提案されたが、この製氷装置は製氷時間が長くなる問題があった。本発明の目的は、製氷時間を犠牲にすることなく、反転装置が冷凍冷蔵庫本体の開口部側に備えられていても、製氷皿の清掃などの必要が生じた場合には製氷皿を容易に取り出すことができ、清掃などを終了した後は容易に装着して製氷に供することができる冷凍冷蔵庫の製氷装置を提供することである。
【0004】
【問題点を解決するための手段】上記課題を解決するため請求項1の発明は、内部に供給された水を凍らせて製氷する製氷皿と、この製氷皿を着脱自在に支持するとともに製氷された氷を反転して離氷させる反転装置を冷凍冷蔵庫本体の開口部側に備えた製氷皿支持体と、冷凍冷蔵庫本体と前記反転装置とを連結するフラットケーブルとを備えた冷凍冷蔵庫の製氷装置であって、冷凍室内に形成された製氷装置設置部に前記製氷皿支持体を設置するとともに、この製氷皿支持体を冷凍冷蔵庫本体の開口部側に移動可能にしたことを特徴とする冷凍冷蔵庫の製氷装置に関する。前記製氷皿支持体は、冷凍冷蔵庫本体の開口部側に、少なくとも前記製氷皿を取り出し可能な位置まで移動可能にすることが好ましい。
【0005】請求項2の発明は、請求項1記載の製氷装置において、前記製氷皿支持体の側壁にレールを設け、前記製氷装置設置部に設けられたガイドレール上をスライドさせて前記製氷皿支持体を引き出すことにより移動可能にしたことを特徴とするものである。
【0006】請求項3の発明は、請求項1あるいは請求項2記載の製氷装置において、前記フラットケーブルを連結した側の前記製氷皿支持体の側壁に、前記フラットケーブルを挟持するフラットケーブルガイドレールを設けるとともに、前記製氷装置設置部に前記フラットケーブルガイドレールをスライド自在に挟持するレール状ガイドを設けたことを特徴とするものである。
【0007】請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の製氷装置において、前記製氷皿を前記製氷皿支持体に確実に支持するとともに前記製氷皿を取り外す際は容易に取り外せるように、ロック機構およびロック解除機構を設けたことを特徴とするものである。
【0008】請求項5の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の製氷装置において、前記製氷皿支持体を前記製氷装置設置部に確実に装着するとともに前記製氷皿支持体を引き出す際は容易に引き出せるように、ロック機構およびロック解除機構を設けたことを特徴とするものである。
【0009】請求項6の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の製氷装置において、前記製氷皿支持体の上部から内部に支持した前記製氷皿が見えるように前記製氷皿支持体の上部に開口部を設けたことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施の形態を詳述する。図1は、本発明の冷凍冷蔵庫の製氷装置の一実施例の斜視図である。図2は、図1に示した本発明の製氷装置を冷凍冷蔵庫本体の開口部側に引き出した状態を説明する斜視図である。図3は、本発明の製氷装置を冷凍冷蔵庫本体の開口部側に引き出した状態を拡大して説明する斜視図である。図4は、本発明の製氷装置、給水タンク、製氷皿、製氷皿支持体、製氷装置設置部などの断面説明図である。図5は、本発明の製氷装置、製氷皿、製氷皿支持体、製氷装置設置部などを拡大して示す断面説明図である。図6(A)は、製氷皿のロック機構およびロック解除機構を説明する斜視図であり、(B)は同ロック機構およびロック解除機構を説明する断面説明図である。図7は、製氷皿と反転装置との連結を説明する斜視図である。図8(A)〜(C)は、製氷皿のロック機構を解除して製氷皿を取り出す工程を説明する説明図である。なお、図1〜8において前記図9の符号と同一符号で示した部分は、従来技術の項で説明したものと同様の機能を持つ部分であり、本発明の理解を妨げない範囲で説明は省略した。
【0011】本発明の冷凍冷蔵庫本体20の製氷装置21は製氷皿2、製氷皿支持体22、製氷皿支持体22の前壁23の後方に備えられた反転装置3、図示しない貯氷容器やポンプ、給水タンク7、配管9などによって構成されている。製氷装置21の製氷皿2、製氷皿支持体22、反転装置3、図示しない貯氷容器は冷凍冷蔵庫本体20の製氷装置設置部25内に配置されている。図示しないポンプ、給水タンク7は上段の冷蔵室11内に配置されている。配管9は製氷皿2の上面にノズル13が開口し、ノズル13から製氷皿2に給水するようになっている。製氷皿支持体22の前壁23の後方に備えられた反転装置3はフラットケーブル24により冷凍冷蔵庫本体20側と連結されている。
【0012】本発明で用いるフラットケーブル(フラットケーブルハーネス)24は所定の幅、厚さなどを有する平型のケーブルであれば特に限定されるものではない。具体的には、例えば、電線を平型に接合したリボン電線(例えば、UL Style2468、2474、2476、2647、2734など)、導体を絶縁体ではさんだテープ電線(カードと呼ぶこともある)(例えば、UL Style2896、2909、20624、20783など)、コンピュータなどに使用するフラットケーブル(例えば、UL Style2651、20028、20012、20028など)、一般的な電線(例えば、JISのVSF電線、KV線など)を通常のテープなどで固定して平型に整形したものなどを挙げることができる。
【0013】製氷皿2は、内部の水を凍らせる皿であり、反転装置3はギア列が内蔵されており、製氷皿2を反転して離氷させる働きをする。図示しない貯氷容器は、製氷皿2の下にあり、製氷皿2から落下した氷を貯めておく容器である。
【0014】後述するように製氷皿支持体22は製氷皿2を確実に支持するとともに製氷皿支持体22に支持した製氷皿2を取り外す際は容易に取り外せる。そして製氷皿支持体22の両側壁に、製氷装置設置部25の側壁に設けたガイドレール26、26に載置されるレール27、27が設けられている。製氷皿支持体22の前壁23の把手部23Aを持ってレール27、27をガイドレール26上をスライドさせて製氷皿支持体22を冷凍冷蔵庫本体20の開口部側に引き出し可能にしてある。引き出す程度は特に限定されないが、少なくとも製氷皿2を製氷皿支持体22の下方から容易に取り出すことができる位置まで製氷皿支持体22を冷凍冷蔵庫本体20の開口部側に引き出せるようにすることが好ましい。
【0015】そして、フラットケーブル24が連結されている側の製氷皿支持体22の側壁にはフラットケーブル24を挟持するフラットケーブルガイドレール28、28が設けられている。フラットケーブル24は両フラットケーブルガイドレール28の間に位置して配置される。一方、製氷装置設置部25の側壁にフラットケーブルガイドレール28、28をスライド自在に挟持するレール状ガイド29、29が設けられている。このようにすると、フラットケーブル24はフラットケーブルガイドレール28、28とレール状ガイド29、29で取り囲まれる空間に収納された状態になるため噛み込みや捩れなどが生じることがなくなる。フラットケーブル24を使用し、フラットケーブル24を挟持するフラットケーブルガイドレール28、28を製氷皿支持体22の側壁に設け、そして製氷装置設置部25の側壁にフラットケーブルガイドレール28、28をスライド自在に挟持するレール状ガイド29、29を設けたので、フラットケーブル24の噛み込みや捩れなどを生じることなく、製氷皿支持体22を冷凍冷蔵庫本体20の開口部側に引き出したり、元の位置に戻したりできる。
【0016】フラットケーブルガイドレール28、28は例えば樹脂製の製氷皿支持体22と一体に形成されていても、あるいは、別に形成した樹脂製あるいは金属製のフラットケーブルガイドレール28、28を樹脂製の製氷皿支持体22に装着して設けてもよい。同様にレール状ガイド29、29は例えば製氷装置設置部25の樹脂製の壁面と一体に形成されていても、あるいは、別に形成された樹脂製あるいは金属製のレール状ガイド29、29を製氷装置設置部25の樹脂製の壁面に装着して設けてもよい。
【0017】製氷皿支持体22を製氷装置設置部25に確実に装着するとともに製氷皿支持体22を引き出す際は容易に引き出せるように、製氷皿支持体22の前壁23の把手部23Aの中央部にロック機構およびロック解除機構が設けられている。図3に示したように、把手部23Aの中央部には可動部23Bが設けられており、この可動部23Bは図示しないバネの弾力により押されて支持されているので指で下方に押すと下方に移動し、そして指を離すと再び元の位置に戻るようになっている。可動部23Bは上面に突き出た凸部30を備えている。一方、この凸部30に対向する製氷装置設置部25の仕切31に凸部30が挿入される図示しない凹部が設けられている。可動部23Bの凸部30をこの凹部に挿入することにより製氷皿支持体22を製氷装置設置部25に確実に装着できる。
【0018】そして製氷皿支持体22を製氷装置設置部25から取り出す際は、可動部23Bを指で下方に押して凸部30を図示しない凹部から離した後、把手部23Aを手前に引っ張れば製氷皿支持体22を冷凍冷蔵庫本体20の開口部側に引き出すことができる。
【0019】製氷皿支持体22を製氷装置設置部25に確実に固定して装着して製氷に使用でき、そして必要に応じて製氷皿支持体22を引き出す際は容易に引き出せる本発明におけるロック機構およびロック解除機構は、上記のように、製氷皿支持体22の前壁23の把手部23Aと、把手部23Aの中央部に設けた可動部23Bと、可動部23Bに備えた凸部30と、この凸部30に対向する製氷装置設置部25の仕切31に設けられた図示しない凹部などから構成されている。
【0020】本発明においては、製氷皿2を製氷皿支持体22に確実に支持するとともに、必要に応じて製氷皿支持体22に支持された製氷皿2を取り外す際は容易に取り外せるように、ロック機構およびロック解除機構が設けられている。図7に示すように製氷皿2の前方には接続部32が設けられている。反転装置3の凸状接続部33をこの接続部32に挿入することにより製氷皿2と反転装置3が接続される。
【0021】一方、図6(A)、(B)に示すように製氷皿2の後方には接続部32に対向する位置に固定部34が設けられている。この固定部34は、製氷皿支持体22の後壁35の下端中央部から固定部34の上部に達するように設けられたU字型穴36の上方に接して挿入されるとともに、後壁35の外面に装着されたストッパー38によって、接続部32の中心と固定部34の中心を結ぶ軸の周りに製氷皿2が回転可能に固定されている。このようにして固定部34を確実に固定することにより製氷皿2が製氷皿支持体22に確実に支持され、製氷、離氷を安定して行うことができる。
【0022】製氷皿2を製氷皿支持体22から取り出す際には、ストッパー38を後壁35に沿って容易に矢印方向に平行移動できる。すなわち、このストッパー38は、上方および下方に突出した後壁35の上端部37および下端部37をスライド自在に挟持するとともに、後壁35の上方に設けられた横長のガイド穴44に対応する位置に凸状ガイド45がガイド穴44に挿入して設けられており、ストッパー38は上端部37および下端部37を挟持した箇所をスムースにスライドするとともに、凸状ガイド45がガイ穴44内をスムースに動いてストッパー38をガイドして、無駄な動きがないようにしている。
【0023】さらに詳しくは、ストッパー38は固定部34の下部をよく固定するための爪部39を備えるとともに少ない力で容易に平行移動させるために上部にレバー部40を備えている。41はバネである。バネ41はストッパー38を固定部34の方向へその弾性力によって押し付けて、固定部34をよく固定する。これらは全て製氷皿2の氷を離氷する際の反転装置3の作動によるトルクにも充分耐えられるようになっている。
【0024】製氷皿2の清掃などを行うために製氷皿2を取り外す際は、レバー部40を矢印方向に押すとバネ41に打ち勝って容易にストッパー38をバネ41の位置まで平行移動させることができ、爪部39を固定部34から外し、製氷皿2を製氷皿支持体22から容易に取り外すことができる。
【0025】上記のように、製氷皿2を製氷皿支持体22に確実に支持でき、必要に応じて製氷皿2を取り外す際は容易に取り外せるような本発明におけるロック機構およびロック解除機構は、製氷皿2の固定部34と、上下の端部37、ガイド穴44およびU字型穴36を備えた製氷皿2の後壁35と、爪部39、レバー部40および凸状ガイド45を備えたストッパー38と、バネ41などから構成されている。
【0026】図8(A)〜(C)に従って、製氷皿2のロック機構を解除して製氷皿2を取り出す工程を説明する。
工程(A);製氷皿2が製氷皿支持体22に確実に支持されている状態を示す。そして製氷皿2の清掃などを行うために製氷皿2を取り外す際は、ストッパー38のレバー部40を矢印方向に押し、ストッパー38を平行移動させ、ストッパー38の爪部39を製氷皿2の固定部34から外す。
工程(B);ストッパー38の爪部39を製氷皿2の固定部34から外した後、製氷皿2の後部を矢印で示したように下方へ少し押し下げる。
工程(C);次いで製氷皿2を矢印で示した方向へ引っ張ると製氷皿2の接続部32を反転装置3の凸状接続部33から引き抜くことができ、製氷皿2を製氷皿支持体22から容易に取り出すことができる。
【0027】本発明においては、製氷皿支持体22の上部から内部に支持した製氷皿2が見えるように製氷皿支持体22の天井42に開口部43を設けてある。製氷皿2を外す時などに製氷皿2内に水が残存しているか、あるいは残存していないかを開口部43を通して確認できるので、製氷皿2内に水が残存しているのを知らずに製氷皿2を製氷皿支持体22から取り外して不意に水をこぼしてしまうようなことがなくなる。
【0028】なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【0029】
【発明の効果】製氷皿と、この製氷皿を着脱自在に支持するとともに製氷された氷を反転して離氷させる反転装置を冷凍冷蔵庫本体の開口部側に備えた製氷皿支持体と、冷凍冷蔵庫本体と前記反転装置とを連結するフラットケーブルとを備え、冷凍室内に形成された製氷装置設置部に前記製氷皿支持体を設置するとともに、この製氷皿支持体を冷凍冷蔵庫本体の開口部側に移動可能にした本発明の冷凍冷蔵庫の製氷装置は、製氷時間を犠牲にすることなく、反転装置が冷凍冷蔵庫本体の開口部側に備えられていても、製氷皿の清掃などの必要が生じた場合には製氷皿を容易に取り出すことができ、清掃などを終了した後は容易に装着して製氷などに供することができる。
【0030】前記製氷皿支持体の側壁にレールを設け、前記製氷装置設置部に設けられたガイドレール上をスライドさせて前記製氷皿支持体を引き出すことにより移動可能にすれば、前記レールを前記ガイドレール上をスライドさせて容易に移動させることができ、前記製氷皿支持体を冷凍冷蔵庫本体の開口部側に引き出したり、元の位置に戻したりできる。
【0031】フラットケーブルを連結した側の前記製氷皿支持体の側壁に、前記フラットケーブルを挟持するフラットケーブルガイドレールを設けるとともに、前記製氷装置設置部に前記フラットケーブルガイドレールをスライド自在に挟持するレール状ガイドを設けた本発明の製氷装置は、フラットケーブルがフラットケーブルガイドレールとレール状ガイドで取り囲まれる空間に収納される状態になるため、製氷皿支持体を引き出したり、あるいは引き出した製氷皿支持体を元の位置に戻す際にフラットケーブルの噛み込みや捩れなどが生じることがない。
【0032】前記製氷皿を前記製氷皿支持体に確実に支持させるとともに前記製氷皿を取り外す際は容易に取り外せるように、ロック機構およびロック解除機構を設けた本発明の製氷装置は、このロック機構により通常の製氷動作では製氷皿と製氷皿支持体が外れることがなくしっかり固定されており、離氷する際の反転装置の作動によるトルクにも充分耐えられ、そして、製氷皿の清掃などの必要が生じた際には、製氷皿支持体を冷凍冷蔵庫本体の開口部側に引き出し、ロック機構を解除して製氷皿支持体から製氷皿を容易に取り外すことができる。
【0033】製氷皿支持体を前記製氷装置設置部に確実に装着するとともに前記製氷皿支持体を引き出す際は容易に引き出せるように、ロック機構およびロック解除機構を設けた本発明の製氷装置は、このロック機構により製氷皿支持体が製氷装置設置部に確実に装着して固定でき、製氷皿支持体を外す時はロック機構を解除して製氷装置設置部から容易に引き出すことができる。
【0034】前記製氷皿支持体の上部から内部に支持した前記製氷皿が見えるように前記製氷皿支持体の上部に開口部を設けた本発明の製氷装置は、製氷皿を外す時などに製氷皿内に残存する水を開口部を通して確認できるので、不意に水をこぼしてしまうようなことがなくなる。
【出願人】 【識別番号】000001889
【氏名又は名称】三洋電機株式会社
【出願日】 平成11年3月1日(1999.3.1)
【代理人】 【識別番号】100062225
【弁理士】
【氏名又は名称】秋元 輝雄
【公開番号】 特開2000−249439(P2000−249439A)
【公開日】 平成12年9月14日(2000.9.14)
【出願番号】 特願平11−53023