| 【発明の名称】 |
貯氷検知手段の結露防止構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】阪野 良和
【氏名】加藤 暢彦
|
| 【要約】 |
【課題】貯氷検知手段の本体部を貯氷庫の外面から所定間隔離間して配置することにより、本体部での結露の発生を防止する。
【解決手段】貯氷庫11の天井部に、軸体14の貫通を許容する軸用貫通孔11aが穿設されると共に、取付基部12aの各通孔と対応する位置にボルト用貫通孔11bが夫々穿設される。各ボルト用貫通孔11bに庫内側から挿通されて貯氷庫11の上方に突出するボルト18の軸部に、スペーサ16が外挿される。スペーサ16の上端から突出するボルト18のねじ部を取付基部12aの通孔に挿通してナット20を螺合することで、貯氷検知スイッチ10の本体部12は、スペーサ16の長さ分だけ貯氷庫11の外面から離間した位置に固定される。本体部12から延出する軸部14は、スペーサ16の長さ分だけ貯氷庫11の外部に臨んで、外気との間での熱交換が可能に構成される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 製氷手段(26)で製造した氷塊(54)を順次貯留する貯氷庫(11)の外部に配設される本体部(12)と、該本体部(12)に配設されて貯氷庫(11)の内部まで延出する支持部(14)と、この支持部(14)の貯氷庫(11)内に臨む端部に配設された検知部(64)とからなる貯氷検知手段において、前記本体部(12)をスペーサ(16)を介して貯氷庫(11)の外面から所定間隔離間して配設し、前記支持部(14)を貯氷庫(11)の外部に所要長さに亘って臨ませるよう構成したことを特徴とする貯氷検知手段の結露防止構造。 【請求項2】 前記貯氷庫(11)の外部に臨む支持部(14)を強制的に熱交換する手段(22,24)を備える請求項1記載の貯氷検知手段の結露防止構造。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、製氷手段で製造された氷塊を貯留する貯氷庫に配設され、該貯氷庫内に所定量の氷塊が貯留されたことを検知する貯氷検知手段の結露防止構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】例えば漁船や漁港等での大量の氷塊の需要が見込まれる場所で使用される貯氷庫では、例えば図7に示すように、貯氷庫11の上方に、複数枚の板氷を同時に生成する大型の製氷機(製氷手段)26が架台27を介して配置され、ここで製造された板氷が図示しないアイスクラッシャーにより砕かれて大量の小さな氷塊54となり、該氷塊54がシュート29を介して貯氷庫11の内部に上方から落下放出されるようになっている。この貯氷庫11は、所要形状に成形された外箱56と、この外箱56の内部に所要の隙間を存して配置された内箱58および両箱56,58の隙間に充填された断熱材60とで構成されたものであって、その天井部には、該貯氷庫11内に所定レベル(所定量)まで氷塊54が堆積貯留されたことを検知する貯氷検知スイッチ(貯氷検知手段)10が配設されている。この貯氷検知スイッチ10は、図8に示す如く、貯氷庫11の外部に配設される本体部12と、該本体部12に配設されて貯氷庫11の内部にまで貫通延出している軸体(支持部)14と、該軸体14の貯氷庫11内に臨む端部に配設された検知部としてのパドル64とから基本的に構成される。本体部12は、合成樹脂製のカバー62により、モータや電気接点等の機構(何れも図示せず)を囲繞して構成され、前記軸体14およびパドル64をモータにより回転するよう構成してある。 【0003】そして前記貯氷検知スイッチ10では、常時回転しているパドル64が、庫内に貯留される氷塊54に接触することで所要の抵抗が加わった際に、これを本体部12の内部に配設した検出部で検出することで、貯氷庫内に所定レベル(パドル64に接触するレベル)まで氷塊54が貯留されたことを検知するよう構成されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】前記貯氷庫11では、堆積貯留された氷塊54を冷凍保存するために、前記製氷機26における冷凍系を利用したり、あるいは独立した冷凍系を用いて庫内を強制的に冷却しており、その庫内温度は約−20℃に保持されている。この場合に、貯氷検知スイッチ10は、その本体部12に設けた取付基部12aを、貯氷庫11を形成する外箱56の外面に接触した状態で配設固定され、本体部12から延出する前記軸体14は、その略全長が貯氷庫11の内部に臨んでいた。従って、貯氷庫11の内部に臨んでいる軸体14およびパドル64も約−20℃まで冷却され、貯氷庫11の外部に位置する本体部12も軸体14を介して伝わる冷熱によって冷却されていた。この場合に、貯氷庫11の内部と外部とでは温度差が大きいため、本体部12のモータや電気接点あるいは検出部等の機構に結露が生じ、該結露に起因して錆が発生したり漏電等の不具合を招来する問題が指摘される。 【0005】 【発明の目的】本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、貯氷検知手段の本体部を貯氷庫の外面から所定間隔離間して配置することにより、本体部での結露の発生を好適に防止するよう構成した貯氷検知手段の結露防止構造を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る貯氷検知手段の結露防止構造は、製氷手段で製造した氷塊を順次貯留する貯氷庫の外部に配設される本体部と、該本体部に配設されて貯氷庫の内部まで延出する支持部と、この支持部の貯氷庫内に臨む端部に配設された検知部とからなる貯氷検知手段において、前記本体部をスペーサを介して貯氷庫の外面から所定間隔離間して配設し、前記支持部を貯氷庫の外部に所要長さに亘って臨ませるよう構成したことを特徴とする。 【0007】 【発明の実施の形態】次に、本発明に係る貯氷検知手段の結露防止構造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお、従来の技術で説明した部材と同一の部材に関しては、同一の符号を付すと共にその詳細な説明は省略する。 【0008】前記貯氷庫11に配設される貯氷検知スイッチ(貯氷検知手段)10は、これを構成する前記本体部12の取付基部12aが、該貯氷庫11の外面(外箱56の外面)から所定間隔離間した状態で配置されている。この取付基部12aは、図1に示す如く、本体部12の径方向(軸体14の径方向)の寸法よりも充分に長尺な直径に設定された円盤状板材であって、その中心部に軸体14が挿通されている。また取付基部12aには、その外周縁に近接する位置に、周方向に所定間隔離間して複数の通孔(図示せず)が穿設され、各通孔に後述するボルト18が挿通されるようになっている。 【0009】前記貯氷庫11の天井部には、前記軸体14の貫通を許容する軸用貫通孔11aが穿設されると共に、該貫通孔11aを取囲むようにして、前記取付基部12aの各通孔と対応する位置にボルト用貫通孔11bが夫々穿設されている。各ボルト用貫通孔11bには、庫内側からボルト18の軸部が挿通されて、該軸部を貯氷庫11の上方(外方)に所定長さだけ突出している。各ボルト18の軸部には、前記取付基部12aの通孔より大径のスリーブ状のスペーサ16が外挿されている。そして、各スペーサ16の上端から突出するボルト18のねじ部を取付基部12aの通孔に挿通した状態で、該取付基部12aの上方に延出するねじ部にナット20を螺合することで、貯氷検知スイッチ10の本体部12は、スペーサ16の長さ分だけ貯氷庫11の外面から離間した状態で位置決め固定される。なおスペーサ16は、例えば合成樹脂を材料として形成される。 【0010】前記スペーサ16を介して貯氷庫11に配設された本体部12から延出する軸部14は、前記軸用貫通孔11aを介して庫内に挿通され、その庫内に臨む端部にロックナット66を介してパドル64が一体的に回転するよう配設される。そして、この軸部14の本体部12に近接する部分が、前記スペーサ16の長さ分だけ貯氷庫11の外部に臨んで、外気との間での熱交換が可能に構成されている。なお、軸用貫通孔11aの内径は、軸体14の外径より僅かに大きく設定され、両者11a,14間の隙間を最小限に抑えた状態で該軸体14の回転を許容するよう構成される。また軸用貫通孔11aの上下開放端部やボルト用貫通孔11bの開放端部は、庫内の冷気が逃出するのを防止するために、適宜のシール手段によるシールが施されている。 【0011】前記貯氷庫11の上方に架台27を介して配設される製氷手段としての製氷機26は、図2および図3に示すように、その筐体36の内部上方に、複数の製氷部28が配設されている。この製氷部28は、製氷機26の前後方向(後述する放出口37が設けられる側を前側とした場合の前後方向)に長手方向を整列して垂直に配置した長方形状の2枚の製氷板を前後方向と交差する左右方向(幅方向)に所定間隔離間して平行に配置すると共に、両製氷板の対向面(裏面)間に冷凍系から導出する蒸発管30を蛇行配置して構成される。そして、実施例の製氷機26では、複数の製氷部28が、筐体36内で左右方向に所定間隔で並列に配置されている。なお、各製氷部28の上部には、外部水道系に接続された製氷水の供給管32が配設され、製氷運転時に蒸発管30に冷媒を循環させて両製氷板を強制冷却した状態で、両製氷板の製氷面(表面)に供給管32から製氷水を供給することで、各製氷板の製氷面に板氷34を生成するよう構成されている。また、除氷運転に際して蒸発管30にホットガスを循環させて両製氷板を加熱することで、製氷板と板氷34との氷結面を融解して板氷34を剥離するようになっている。 【0012】前記筐体36の内部における製氷部群の下方に臨む位置には、図2に示すように、筐体36の後方から前方に向かうにつれて所要角度(約30°)で下方傾斜する後側の第1傾斜面38と前側の第2傾斜面39とが、第1傾斜面38より第2傾斜面39が低くなるよう所要の段差で設けられ、前記各製氷部28から剥離した板氷34を後側の第1傾斜面38を介して前側の第2傾斜面39に案内するよう構成される。第2傾斜面39の上端部近傍の上方には、筐体36の左右方向(複数の製氷部28の並列方向)に延在する回転破氷体40が配設されている。回転破氷体40は、全体が円筒形に成形された胴体部42と、該胴体部42の半径方向に突出するよう所要のパターンで配設された複数の突片42とから構成され、胴体部42の軸方向両端部から突出する支持軸46を介して筐体36に回転可能に軸支されると共に、図示しない駆動手段によって回転駆動されるようになっている。また、回転破氷体40から筐体36の後方に僅かに離間した位置には、複数の突片49を櫛歯状に突設した固定破氷体48が回転破氷体40と並列に配置されており、前記第1傾斜面38を介して両破氷体40,48の間に案内された板氷34を、両破氷体40,48の協働作用下に破砕するよう構成されている。 【0013】前記筐体36の前側下部には、前記貯氷庫11に連通する放出口37が形成され、両破氷体40,48により破砕され氷塊54は、前記第2傾斜面39を介して放出口37に案内され、該放出口37から貯氷庫11内に落下放出するよう構成されている。 【0014】前記回転破氷体40の僅か上方には、筐体36に対して着脱自在なプレート50が配設され、該プレート50を筐体36から取外すことで、内部のメンテナンスを行ない得るよう構成されている。このプレート50は、前記製氷部28に近接する上端部から回転破氷体40に近接する下端部に向かうにつれて、筐体36の後方に向かう所要角度で下方傾斜するよう配置され、各製氷部28で製造された板氷34を回転破氷体40と固定破氷体48との間に案内し得るようになっている。このプレート50の下端部と回転破氷体40との離間距離Aは、図2に示すように、該回転破氷体40における突片42の回転軌跡(図の一点鎖線)から僅かに離間し、その隙間から筐体内部の冷気が逃出するのを防止するよう構成される。なお、プレート50の下端部は、回転破氷体40の回転中心を通る垂線より前方に位置するよう設定されているから、該プレート50で案内される板氷34は回転破氷体40により確実に破砕することができる。 【0015】ここで、前記プレート50は筐体36に対して着脱自在とするために、その左右方向の寸法は、筐体36の内部左右方向の寸法より僅かに短かく設定されており、このためにプレート50の左右両端部と筐体36の左右両内側面との間には隙間が生じ(図3参照)、この隙間から内部冷気が逃出する難点があった。そこで実施例の製氷機26では、筐体36の左右両内側面に、前記プレート50の左右両端部が当接するガイド部材52,52を夫々傾斜配置し、該プレート50を、両ガイド部材52,52に後面側の両端部を当接した状態(図2では両者50,52が離間しているが、実際には当接する)で筐体36に位置決め固定するよう構成した。すなわち、プレート50の左右両端部と筐体36の左右両内側面との間に生ずる隙間はガイド部材52,52により塞がれるから、内部冷気の逃出は防止される。 【0016】なお前記プレート50は、図4に示すように、その下端部と回転破氷体40との離間距離Aを保持した状態で、全体の断面形状を略台形状に成形したものであってもよい。この場合には、プレート50の厚み寸法が大きくなるから、断熱効果を期待し得る。但し、プレート50の後面(筐体内部を指向する面)は、上端部から下端部に向けて下方傾斜しているから、板氷34を両破氷体40,48へ円滑に案内し得ると共に、筐体36の内部上方の空間(製氷部28が配設される空間)における前後寸法を大きく稼ぎ得る。 【0017】 【実施例の作用】次に、前述した貯氷検知スイッチの結露防止構造の作用につき説明する。前記貯氷庫11では、貯氷検知スイッチ10を構成する前記軸体14の一部やパドル64が貯氷庫11の内部で冷却されることで、この軸体14を介して前記本体部12へ冷熱が伝達される。しかしながら、実施例の貯氷検知スイッチ10の本体部12は、前記複数のスリーブ16を介して貯氷庫11の外面から所定間隔離間した位置に支持固定されているから、本体部12と貯氷庫11の外面との間に臨む軸体14は外気と接触しており、この外気との熱交換により軸体14の温度は上昇する。すなわち、貯氷検知スイッチ10の本体部12への冷熱の伝達は僅かとなり、内部のモータや電気接点あるいは検出部等の各機構に結露が発生するのは抑制され、錆が発生したり漏電等の不具合の発生を未然に防止し得る。 【0018】なお、貯氷検知スイッチ10の結露防止構造は、貯氷庫11の内部が積極的に冷却される型式に採用した例で説明したが、該検知スイッチ10はこのような使用の他に、庫内を積極的に冷却しない貯氷庫11や、内外の温度差が大きな環境で使用する貯氷庫11に対しても好適に採用することができる。また、庫内と庫外との温度差に応じて、前記軸体14における貯氷庫11の外部に臨む部位の長さを可変(スリーブ16の長さを可変)することで、該軸体14を伝わる冷熱と外気との熱交換を確実に行なわせて、本体部12に冷熱が伝わるのを防止することができる。 【0019】ここで、複数の製氷部28が筐体36の前後方向に所定間隔で並列配置される従来の製氷機では、該製氷機での板氷34の製造量(製氷能力)を増す場合は、製氷部28の配設数を前後方向に増すこととなる。この場合に、第1傾斜面38や第2傾斜面39の傾斜角度は約30°に設定されているため、第1傾斜面38の上面の高さ位置は後方に向かうにつれて高くなる。従って、製氷部28の数を前後方向に増す場合は、第1傾斜面38の上面と最後部の製氷部28の下端との間に所要の高さを確保するために、製氷部群全体の位置を上げなければならず、製氷機自体の高さ寸法が高くなる問題があった。 【0020】これに対して実施例の製氷機では、筐体36の内部に配設した複数の製氷部28は、図3に示すように、筐体36の左右方向に所定間隔で並列配置されているから、製氷部26を左右方向に増設しても、製氷部群全体の位置を上げることなく、第1傾斜面38の上面と各製氷部28の下端との高さを確保することができ、製氷機自体の高さ寸法を各機種(製氷能力が異なる機種)毎に変更することなく一定とすることができる。しかも、複数の製氷部28が両破氷体40,48の延在方向に並列配置されているから、各製氷部28から剥離した板氷34は両破氷体40,48の間に案内されて確実に破砕される。 【0021】前記製氷機26のプレート50は、前述したように上端部から下端部に向けて後方に向かう下方傾斜で配置されているから、その上端部と筐体36の内部後面との間に画成される空間の前後寸法を大きく設定することができる。これにより、製氷部28の前後方向の寸法を大きく設定することができ、筐体36を大型化することなく製氷能力を大きくすることが可能となる。またプレート50の下端部が回転破氷体40の回転中心を通る垂線より前方に位置しているから、各製氷部28から剥離した板氷34を回転破氷体40に確実に案内して破砕させることができる。更に、プレート50の下端部と回転破氷体40との離間距離を、必要最小限(製氷部28で製造される板氷34の厚みよりも狭い距離)に設定すると共に、該プレート50の左右両端部を筐体36に配設したガイド部材52,52に当接するよう配置してあるので、内部冷気の逃出を抑制することができる。なお、プレート50の下端部と回転破氷体40との間から板氷34が外部に通り抜けることもないから、均一な大きさの氷塊54が得られる。 【0022】 【別実施例】図5および図6は、結露防止構造の別実施例を示すものであって、前記貯氷庫11の外部に臨む軸部14を強制的に熱交換する手段22,24を備える点で、前記実施例とは異なっている。但し、貯氷検知スイッチ10の貯氷庫11に対する取付構造は実施例と同一であるので、その説明は省略する。 【0023】図5に示す別実施例では、貯氷検知スイッチ10の貯氷庫11に対する配設位置に近接して、熱交換する手段としてのファン22が配置されている。このファン22は、図示しない電気系統に接続されており、該ファン22を回転した際の風向きが、貯氷検知スイッチ10における貯氷庫11の外部に臨む軸部14に指向するよう設定されている。すなわち、貯氷庫11の内部で冷却された軸体14を伝わる冷熱は、該軸体14における貯氷庫11の外部に臨む部分において、貯氷庫11の内部よりも高温の外気がファン22を介して軸体14に強制的に吹付けられることにより効率的に熱交換されて、軸体14は暖められる。従って、軸体14を介して本体部12に冷熱が伝わることは殆どなく、該本体部12での結露の発生を防止し得る。 【0024】また図6に示す別実施例では、貯氷検知スイッチ10における貯氷庫11の外部に臨む軸部14に、熱交換する手段としてのコードヒータ24が巻回されている。このコードヒータ24は、図示しない電気系統に接続されており、該コードヒータ24に通電して加熱することにより、軸体14を強制的に加熱するよう構成される。すなわち、軸体14を介して本体部12に冷熱が伝わることは殆どなく、該本体部12での結露の発生を防止し得る。 【0025】なお、実施例では貯氷検知スイッチの本体部を、複数のスペーサを介して貯氷庫の外面から離間して配置したが、該スペーサは一個でもよい。すなわち、ボルトの挿通を許容する通孔が穿設されて軸部を囲繞する大きさに設定された筒状のスペーサの周面に複数の開口部を形成し、該スペーサの内部に臨む軸部に外気が接触可能な構成とすればよい。また貯氷検知スイッチ(貯氷検知手段)の貯氷庫に対する配設位置は、貯氷庫の天井部に限らず、側部であってもよい。 【0026】 【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る貯氷検知手段の結露防止構造では、貯氷検知手段の本体部を、貯氷庫の外面から所定間隔離間して配設したので、本体部から延出する支持体の一部は貯氷庫の外部に臨むこととなった。従って、支持体の貯氷庫内に臨む部位は冷却されるが、この冷熱は支持体における貯氷庫の外部に臨む部分で外気と熱交換して温度上昇し、本体部に冷熱は殆ど伝わらず、結露の発生を抑制することができる。これにより、結露の発生による不具合の発生を未然に防止することができる。 【0027】また貯氷庫の外部に臨む支持部を強制的に熱交換する手段を備える場合は、支持部を介して本体部に冷熱が伝わるのを略完全に防止し得るので、結露の発生に起因する不具合の発生を確実に防止し得る。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000194893 【氏名又は名称】ホシザキ電機株式会社
|
| 【出願日】 |
平成11年1月19日(1999.1.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076048 【弁理士】 【氏名又は名称】山本 喜幾
|
| 【公開番号】 |
特開2000−205717(P2000−205717A) |
| 【公開日】 |
平成12年7月28日(2000.7.28) |
| 【出願番号】 |
特願平11−10883 |
|