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【発明の名称】 自動製氷機の排水皿
【発明者】 【氏名】石田 朋之

【氏名】多賀 勉

【要約】 【課題】製氷水タンクの製氷水放出端やオーバーフロー管から流出して排水皿に落下する製氷水が、該排水皿から外部に飛散しないようにする。

【解決手段】製氷水タンク18の下方に配置される排水皿46の内底部に、前方から後方に向けて下方傾斜する第1傾斜面60が形成される。第1傾斜面60は、製氷水タンク18における製氷水放出端40の移動領域をカバーする領域に亘って形成される。また排水皿46の内底部に、前後方向に所要長さで延在する山形突部62が突設される。山形突部62の排水孔46aを向く側に、排水孔46a側に向けて下方傾斜する第2傾斜面64が形成される。第2傾斜面64は、製氷水タンク18のオーバーフロー管44の下方に対応して位置する。第2傾斜面64は、オーバーフロー管44の移動領域をカバーする領域に亘って形成される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 下向きに開口する多数の製氷小室(14)を画成した製氷室(10)と、この製氷室(10)の直下に傾動自在に配設され、各製氷小室(14)に対応して穿設した噴水孔(24)を有する水皿(20)と、この水皿(20)の下方に一体的に設けられ、製氷水循環系に連通する製氷水タンク(18)とからなる自動製氷機において、前記製氷水タンク(18)の下方に、該タンク(18)の製氷水放出端(40)から流出する製氷水を回収する排水皿(46)が配設され、前記排水皿(46)の内底部には、前記製氷水タンク(18)の製氷水放出端(40)から流出する製氷水が落下する位置に、排水皿(46)に設けた排水孔(46a)側に向けて下方傾斜するタンク用傾斜面(60)が形成されていることを特徴とする自動製氷機の排水皿。
【請求項2】 前記タンク用傾斜面(60)は、前記水皿(20)が傾動前状態から傾動後状態に移動する間に製氷水放出端(40)が移動する領域をカバーする領域に亘って形成されている請求項1記載の自動製氷機の排水皿。
【請求項3】 下向きに開口する多数の製氷小室(14)を画成した製氷室(10)と、この製氷室(10)の直下に傾動自在に配設され、各製氷小室(14)に対応して穿設した噴水孔(24)を有する水皿(20)と、この水皿(20)の下方に一体的に設けられ、製氷水循環系に連通する製氷水タンク(18)と、この製氷水タンク(18)に配設され、該タンク(18)に貯留される余剰の製氷水を排出するオーバーフロー管(44)とからなる自動製氷機において、前記製氷水タンク(18)の下方に、前記オーバーフロー管(44)から流出する製氷水を回収する排水皿(46)が配設され、前記排水皿(46)の内底部には、前記オーバーフロー管(44)から流出する製氷水が落下する位置に、排水皿(46)に設けた排水孔(46a)側に向けて下方傾斜するオーバーフロー管用傾斜面(64)が形成されていることを特徴とする自動製氷機の排水皿。
【請求項4】 前記オーバーフロー管用傾斜面(64)は、前記水皿(20)が傾動前状態から傾動後状態に移動する間にオーバーフロー管(44)が移動する領域をカバーする領域に亘って形成されている請求項3記載の自動製氷機の排水皿。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動製氷機の排水皿に関し、更に詳細には、下向きに多数画成した製氷小室内で多数の氷塊を連続的に製造する自動製氷機において、製氷水タンクの製氷水放出端や該タンクに配設されたオーバーフロー管から流出して排水皿に回収される製氷水が、該排水皿の外部へ飛散するのを有効に防止し得るよう構成した排水皿に関するものである。
【0002】
【従来の技術】下向きに開口する多数の製氷小室に製氷水を下方から噴射供給して、角氷(氷塊)を連続的に製造する噴射式自動製氷機が、喫茶店やレストラン等の施設その他の厨房において好適に使用されている。本発明は、この噴射式自動製氷機に採用される排水皿に関するものであるので、理解に資するため先ず製氷機構の概略につき、図6を参照して説明する。
【0003】図6において、製氷機内に水平に配置した製氷室10の下面に仕切板12が縦横に配設されて、下方に開口する製氷小室14が碁盤目状に多数画成されている。この製氷室10の上面には、図示しない冷凍系に連通する蒸発管16が密着的に蛇行配置され、製氷運転時に冷媒を循環させて前記製氷小室14を強制冷却するようになっている。また製氷室10の直下には、製氷水を貯留する製氷水タンク18を下方に一体的に備えた水皿20が、支軸22により傾動可能に枢支されている。この水皿20および製氷水タンク18は、製氷運転時には水平に位置して前記製氷室10と平行に保持され、除氷運転時には水皿開閉機構(図示せず)により付勢されて、前記支軸22を中心として反時計方向に傾動し、前記製氷小室14を開放するようになっている。
【0004】前記水皿20の表面には、製氷小室14の夫々と対応位置して、噴水孔24および戻り孔(図示せず)が多数穿設されている。また水皿20の裏面には、圧力室26から分岐した複数条の分配管28が設けられ、この分配管28は前記噴水孔24と連通している。前記製氷水タンク18の外底面にポンプモータ30が配設され、このモータ30は、吸込管32を介して吸込んだタンク中の製氷水を吐出管34および圧力室26を介して分配管28に圧送し、各噴水孔24から対応の製氷小室14に噴射し得るようになっている。そして製氷小室14で氷結するに至らなかった製氷水は、前記戻り孔を介して製氷水タンク18に回収される。
【0005】前記製氷水タンク18の下方には、除氷運転時に傾動した該タンク18から放出される製氷水を回収する排水皿36が配設され、該排水皿36に回収した製氷水は、排水皿36に設けられた排水孔36aから機外に排出されるようになっている。また、製氷水タンク18の開放端およびタンク外底面に対し所要の間隙を保持して、図示形状の水案内板38が配設され、タンク傾動時に放出される製氷水を案内して、前記排水皿36に回収し得るよう構成してある。なお、タンク外底面の下方に臨む水案内板38の開放端が、製氷水タンク18からの製氷水の放出端40となる。
【0006】水皿20の上部に給水管42の開口部が臨み、除氷運転に際し該給水管42から常温の水道水が水皿20に供給されるようになっている。この水道水は、前記戻り孔を介して製氷水タンク18に回収される。また、製氷水タンク18の側壁にオーバーフロー管44が配設され、製氷運転に際して必要とする製氷水量を超えて製氷水タンク18に貯留される水道水(製氷水)を、前記排水皿36に排出するよう構成されている。
【0007】前述した構成に係る製氷機構の動作を簡単に説明する。前記製氷小室14を水皿20で閉成した状態で製氷運転を開始すると、前記蒸発管16に冷媒が循環して製氷小室14の強制冷却がなされる。また製氷水タンク18の製氷水が、ポンプモータ30により圧送され、分配管28および噴水孔24を介して製氷小室14に噴射供給され、その一部は小室内壁面に層状に氷結し始める。また氷結し得なかった製氷水は、水皿20の戻り孔を介して製氷水タンク18に回収される。製氷運転が進行して製氷小室14に角氷が生成されると、所要のセンサがこれを検知して除氷運転に切換える。
【0008】次いで冷凍系に設けた弁が切換わって蒸発管16にホットガスが供給され、製氷小室14を加温すると共に、水皿開閉機構が作動して水皿20および製氷水タンク18を傾動させる。これにより製氷小室14が全開され、角氷が図示しない貯氷庫内に向けて放出される。なお、製氷水タンク18の傾動により、該タンク中の製氷水はタンク開放端から放出されて水案内板38に衝突し、該水案内板38とタンク外底面との間隙を通って製氷水放出端40から前記排水皿36に落下して回収される。製氷小室14から角氷が放出されると、水皿開閉機構が逆作動して水皿20および製氷水タンク18を水平姿勢に復帰させ、製氷小室14を再び下方から閉成する。このとき製氷水タンク18は、先の製氷水放出により殆ど空になっているが、給水管42から水皿20に供給される水道水が、該水皿20の前記戻り孔を介して落下するので、次第に水位が回復して次の製氷運転を待機する。なお、製氷運転に際して必要とする製氷水量を超えて製氷水タンク18に貯留される水道水(製氷水)は、前記オーバーフロー管44を介して前記排水皿36に排出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】先に述べた如く、噴射式自動製氷機では、■除氷運転により製氷水タンク18が傾動すると、該タンク中の製氷水はタンク開放端から放出されて水案内板38に衝突し、該水案内板38とタンク外底面との間隙を通って製氷水放出端40か前記排水皿36に落下して回収される。また、■その除氷運転の終期に近付くと、傾動開放していた水皿20および製氷水タンク18は水平姿勢に復帰し、空になっていた製氷水タンク18へ給水管42からの水補給がなされる。この場合において、製氷水タンク18に満杯状態に補給された製氷水は、該タンク18の開放端から溢流し、タンク外底面を伝わった後に製氷水放出端40から滴下して排水皿36に落下回収される。更に、■製氷水タンク18に必要以上に貯留される製氷水は、前記オーバーフロー管44を介して流出して排水皿36に落下回収される。
【0010】前記製氷水タンク18の製氷水放出端40やオーバーフロー管44から流出した製氷水は、全て排水皿36に落下回収されて、該排水皿36の排水孔36aから機外に排出される。この場合において、前記排水皿36の内底面は略平坦であるため、該排水皿36の内底面に落下した製氷水の一部が跳ね上がって側壁を越えて貯氷庫内に飛散し、該貯氷庫内で角氷を融解させたり、あるいは水が再氷結することにより角氷群を相互に固結させてしまう欠点があった。なお、排水皿36の深さ寸法を大きくすれば、貯氷庫内への製氷水の飛散は防止できるが、該排水皿36の深さ分だけ貯氷庫内における有効貯氷容積が小さくなってしまう問題を招く。
【0011】
【発明の目的】本発明は前述した課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、製氷水タンクの製氷水放出端やオーバーフロー管から流出して排水皿に落下する製氷水が、該排水皿から外部に飛散しないようにして、貯氷庫内での氷塊の融解や再氷結等を確実に防止し得る自動製氷機の排水皿を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る自動製氷機の排水皿は、下向きに開口する多数の製氷小室を画成した製氷室と、この製氷室の直下に傾動自在に配設され、各製氷小室に対応して穿設した噴水孔を有する水皿と、この水皿の下方に一体的に設けられ、製氷水循環系に連通する製氷水タンクとからなる自動製氷機において、前記製氷水タンクの下方に、該タンクの製氷水放出端から流出する製氷水を回収する排水皿が配設され、前記排水皿の内底部には、前記製氷水タンクの製氷水放出端から流出する製氷水が落下する位置に、排水皿に設けた排水孔側に向けて下方傾斜するタンク用傾斜面が形成されていることを特徴とする。
【0013】また前述した課題を解決し、所期の目的を好適に達成するため、本願の別発明に係る自動製氷機の排水皿は、下向きに開口する多数の製氷小室を画成した製氷室と、この製氷室の直下に傾動自在に配設され、各製氷小室に対応して穿設した噴水孔を有する水皿と、この水皿の下方に一体的に設けられ、製氷水循環系に連通する製氷水タンクと、この製氷水タンクに配設され、該タンクに貯留される余剰の製氷水を排出するオーバーフロー管とからなる自動製氷機において、前記製氷水タンクの下方に、前記オーバーフロー管から流出する製氷水を回収する排水皿が配設され、前記排水皿の内底部には、前記オーバーフロー管から流出する製氷水が落下する位置に、排水皿に設けた排水孔側に向けて下方傾斜するオーバーフロー管用傾斜面が形成されていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る自動製氷機の排水皿につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお図6に関連して説明した従来例に係る自動製氷機に既出の同一部材については、同一の参照符号で指示して、その詳細説明は省略する。
【0015】図1は、実施例に係る排水皿を採用した噴射式自動製氷機の概略縦断面図であって、前記製氷水タンク18の下方に配置される排水皿46は、略矩形状の底板48の前後および左右の端縁部に、前壁50,後壁52,左側壁54および右側壁56(図2参照)を所要高さで立設して構成されると共に、底板48の後端に近接して右側壁56に偏った位置に排水孔46aが形成されている。なお排水皿46は、前記水皿20および製氷水タンク18に対し、水皿20の支軸22による枢支側が後端で、製氷水タンク18の製氷水放出端40側が前端となるものとして説明する。
【0016】前記排水皿46における底板48の内底部には、図3に示す如く、前記前壁50の上端近傍から後端に向けて所要角度で下方傾斜する案内面58が形成されると共に、該案内面58の下端から更に後端(排水孔46a側)に向けて所要角度で下方傾斜する第1傾斜面(タンク用傾斜面)60が形成されている。この第1傾斜面60は、図5に示す如く、前記水皿20が水平姿勢(傾動前状態)と傾斜姿勢(傾動後状態)との間を移動する間に製氷水タンク18の製氷水放出端40が移動する領域をカバーする領域に亘って形成され、該放出端40から流出する製氷水を全て該第1傾斜面60で受け得るよう構成してある。なお、第1傾斜面60の傾斜角度は、前記製氷水放出端40から流出して該傾斜面60に落下した製氷水が跳ね上がることのない角度に設定される。すなわち、製氷水タンク18(水皿20)が水平姿勢、傾斜姿勢の何れの状態であっても、該タンク18の製氷水放出端40から排水皿46の第1傾斜面60に落下した製氷水は、該排水皿46から外部に飛び出すことはない。
【0017】また、前記排水皿46における底板48の内底部には、図2および図4に示す如く、左側壁54に偏った位置に、前記案内面58の形成位置から後方に向けて所要長さで延在する断面略三角形状の山形突部62が突設されている。この山形突部62の前記排水孔46aを向く側(右側壁56を指向する側)に、該排水孔46a側に向けて所要角度で下方傾斜する第2傾斜面(オーバーフロー管用傾斜面)64が形成され、該第2傾斜面64は、前記製氷水タンク18の側壁に設けられるオーバーフロー管44の下方に対応して位置する。また第2傾斜面64は、図5に示す如く、前記水皿20が水平姿勢(傾動前状態)と傾斜姿勢(傾動後状態)との間を移動する間に前記オーバーフロー管44が移動する領域をカバーする領域に亘って形成されており、該オーバーフロー管44から流出する製氷水を全て該第2傾斜面64で受け得るよう構成してある。なお、第2傾斜面64の傾斜角度は、オーバーフロー管44から流出して該傾斜面64に落下した製氷水が跳ね上がることのない角度に設定される。すなわち、水皿20が水平姿勢、傾斜姿勢の何れの状態であっても、オーバーフロー管44から排水皿46の第2傾斜面64に落下した製氷水は、該排水皿46から外部に飛び出すことはない。
【0018】なお、前記排水皿46の底板48における前記案内面58、第1傾斜面60および山形突部62の形成部位以外の平坦部66には、前記排水孔46aに向けて僅かな傾斜が付され、排水皿46に回収した全ての製氷水を排水孔46aに円滑に導びくよう構成してある。また平坦部66には、前記排水孔46aに向けて製氷水を案内する複数の案内条68が突設されている。
【0019】
【実施例の作用】次に、実施例に係る排水皿の作用につき説明する。製氷運転から除氷運転に切換わると、水皿開閉機構が作動して水皿20および製氷水タンク18を傾動させる(図5の二点鎖線参照)。これにより製氷水タンク18中の製氷水は、タンク開放端から放出されて水案内板38に衝突し、該水案内板38とタンク外底面との間隙を通って製氷水放出端40から前記排水皿46に落下して回収される。
【0020】前記排水皿46における製氷水放出端40からの製氷水が落下する内底部には、前述の第1傾斜面60が排水孔46aに向けて下方傾斜するよう形成されているので、製氷水放出端40から該第1傾斜面60に落下した製氷水は跳ね上がることなく傾斜下方に流れることになる。従って、製氷水が貯氷庫内に飛散することがなく、貯氷庫内での角氷の融解や再氷結等は防止される。
【0021】また、除氷運転中に傾動していた水皿20および製氷水タンク18は、該除氷運転の終期には水平姿勢に復帰する(図5の実線参照)。そして前記給水管42から水皿20に供給される水道水は、前記戻り孔を介して製氷水タンク18に貯留され、その水位は次第に上昇する。製氷水タンク18中の満杯水位に到達した製氷水は、タンク開放端より溢流し、前記製氷水放出端40から排水皿46に落下して回収される。この場合も、製氷水放出端40から流出した製氷水は、前記第1傾斜面60に落下するので、該製氷水が跳ね上がることもなく、貯氷庫内への飛散は確実に防止される。
【0022】更に、前記製氷水タンク18の満杯水位を越えて供給される製氷水(水道水)は、前記オーバーフロー管44から流出し、前記排水皿46に落下して回収される。排水皿46におけるオーバーフロー管44からの製氷水が落下する内底部には、前述の第2傾斜面64が排水孔46aに向けて下方傾斜するよう形成されているので、オーバーフロー管44から該第2傾斜面64に落下した製氷水は跳ね上がることなく傾斜下方に流れることになる。従って、製氷水が貯氷庫内に飛散することがなく、貯氷庫内での角氷の融解や再氷結等は防止される。
【0023】なお、前記山形突部62は、排水皿46の前後方向の全長に亘って形成されてはいないので、該山形突部62を挟んで排水孔46aの形成側とは反対側(山形突部62と左側壁54との間)の平坦部66に第1傾斜面60を伝って流れた製氷水は、山形突部62の開放端側(後端)から排水孔46aに流れて確実に排出される。更に、排水皿46に傾斜面60,64を形成したことで該排水皿46の深さ寸法を大きくしなくてもよいので、貯氷庫内における有効貯氷容積が小さくなることはない。
【0024】実施例では、山形突部を案内面から後方に連続的に形成した場合で説明したが、該山形突部は、前記水皿の水平位置および傾斜位置におけるオーバーフロー管の移動領域の範囲にのみ設けられていればよく、第1傾斜面との間に隙間(平坦部)があってもよい。また、実施例の製氷水タンクは水案内板を備えているが、該水案内板がなくてもよく、製氷氷水タンクの開放端から流出した製氷水を直に排水皿に回収する構成でもよく、この場合にはタンク開放端が製氷水放出端となる。
【0025】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係る自動製氷機の排水皿によれば、製氷水タンクの製氷水放出端またはオーバーフロー管から流出して排水皿に落下する製氷水を、タンク用傾斜面またはオーバーフロー管用傾斜面で受けるよう構成したので、該製氷水が跳ね上がって外部に飛散するのを確実に防止し得る。すなわち、貯氷庫内に製氷水が飛散しないから、貯氷庫内で氷塊が融解したり、製氷水が再氷結して氷塊群が相互に固結するのを確実に防止することができる。また、排水皿の深さ寸法を大きくすることなく対処し得るので、貯氷庫内における有効貯氷容積が小さくなることもない。更に、タンク用傾斜面またはオーバーフロー管用傾斜面は、製氷水放出端またはオーバーフロー管の移動する領域をカバーする領域に亘って形成されているだけなので、該傾斜面が排水皿に回収された製氷水の流れを阻害することはなく、該製氷水の全てを排水孔から排出し得る。
【出願人】 【識別番号】000194893
【氏名又は名称】ホシザキ電機株式会社
【出願日】 平成10年12月25日(1998.12.25)
【代理人】 【識別番号】100076048
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 喜幾
【公開番号】 特開2000−193348(P2000−193348A)
【公開日】 平成12年7月14日(2000.7.14)
【出願番号】 特願平10−371569