| 【発明の名称】 |
空調冷凍室外機の空冷二段式放熱、コンデンサ構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】左明立
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| 【要約】 |
【課題】放熱ファンにより放熱管の放熱を行い、排熱回転ファンによりコンデンサ管の冷却を行う空調冷凍室外機の空冷二段式放熱、コンデンサ構造を提供する。
【解決手段】ケース1内は、一端に排気口11、反対端に吸気口12を形成し、中段位置に中継排気口14、中継吸気口15を具え、中隔板16が区画する。コンプレッサ2は冷媒管3の進入端と循環端に接続し、吸気口位置に設置する。冷媒管は冷媒を通し、一部はケース外で子機を接続し、コンプレッサ付近で冷媒管、排気口付近で放熱管32となる。放熱ファン4は中隔板が区画する中継吸気口内空間に設置し、モータがファン翼を駆動する。排熱回転ファンは中隔板が区画する中継排気口内部ケース内に設置し、モータと同軸で駆動され、外周にはファンスリット翼51を具える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】主にケース、コンプレッサ、冷媒管、放熱ファン、排熱回転ファンにより構成し、該ケースは内部に各部品を設置し、一端には排気口を具え、反対端には吸気口を形成し、中段位置において、中継排気口、及び中継吸気口を具え、中隔板により区画し、該コンプレッサは該冷媒管の進入端と循環端に接続し、該吸気口位置において設置し、該冷媒管は内部に冷媒を循環し、一部は該ケース外部に位置し、子機を接続し、該コンプレッサ付近では冷媒管となり、該排気口付近では放熱管となり、該放熱ファンは該中隔板により区画された中継吸気口内の空間において設置し、モータによりファン翼を駆動し、該排熱回転ファンは該中隔板により区画された中継排気口内部のケース内において設置し、モータと同軸で駆動され、外周にはファンスリット翼を具え、該放熱ファンにより放熱管の放熱を行い、該排熱回転ファンによりコンデンサ管の冷却を行い、二段式の放熱及び凝縮過程を形成することを特徴とする空調冷凍室外機の空冷二段式放熱、コンデンサ構造。 【請求項2】前記ファン翼外周には放熱循環板を設置し囲むことを特徴とする請求項1記載の空調冷凍室外機の空冷二段式放熱、コンデンサ構造。 【請求項3】前記排熱回転ファン外側には回転ファンシュラウドを設置することを特徴とする請求項1記載の空調冷凍室外機の空冷二段式放熱、コンデンサ構造。 【請求項4】前記吸気口、及び前記中継吸気口にはフィルターを設置することを特徴とする請求項1記載の空調冷凍室外機の空冷二段式放熱、コンデンサ構造。 【請求項5】前記コンデンサ管部分の本数は、前記放熱管の本数より多いことを特徴とする請求項1記載の空調冷凍室外機の空冷二段式放熱、コンデンサ構造。 【請求項6】前記構造は直立式或いは横長式を採用することを特徴とする請求項1記載の空調冷凍室外機の空冷二段式放熱、コンデンサ構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は一種の空調冷凍室外機の空冷二段式放熱、コンデンサ構造に関する。特に一種の放熱ファンにより放熱管の放熱を行い、排熱回転ファンによりコンデンサ管の冷却を行い、二段式の放熱及び凝縮過程を行う空調冷凍室外機の空冷二段式放熱、コンデンサ構造に係る。 【0002】 【従来の技術】空調冷凍装置は、ごく普通に見かけるものであるが、冷房効果を提供することができる他に、クーラー、冷凍設備、冷蔵設備等に広く使われているため、我々の生活に欠かせないものである。一般に、公知の空調冷凍装置は水冷式と空冷式の二種に分けられるが、該空冷式の冷房効果は、外部の周辺環境に左右されるため、放熱効果は低く、そのため水冷式が発展して来た。しかし、水冷式は構造上、或いは施工上共に、非常に煩雑であるため、経済効率を考慮すればある一定の規模が必要である。そのため依然として、空冷式の普及率が高い状況である。 【0003】公知の空冷式空調、冷凍装置の内、比較的大型のものは、本体により冷源を提供し、該本体の冷媒に対するコンデンサを通して冷房効果を達成するものである。該冷媒は配管内において循環、流通している。一方、現在良く見られる空調、冷凍装置本体の放熱コンデンサは、大きく二種に分けられる。一つは図1が示すタイプである。該構造は面積が非常に大きな高圧配管AをファンBの後方に設置し、周辺空気を吸入、排出する方式で、該高圧配管Aの放熱コンデンサとする。該方式の欠点は、空気が該高圧配管Aを通過する時、外界の風向が一定でないため、不均一な分布を呈する点である。これは、配管A上の埃の分布により証明することができる。そのため、該高圧冷媒は、コンデンサ後、該コンデンサ区を離れる時、依然としてかなり多くの熱量を含んでおり、これにより、冷房効果は大きく割り引かれ、また消費電力は増大してしまう。特に該方式の大きな欠点は、モータは絶えず熱風に晒されるため、過熱により効率が低下し、また回転速度も減退する点である。これにより、放熱コンデンサ能力は低下し、すべての悪要素が影響し合い、悪循環を形成してしまう。 【0004】公知のもう一つの方式は図2が示すタイプである。該構造は幅が広く厚みが厚い放熱配管CをファンDの前方に設置し、直接風圧を噴出する方式により凝縮過程を達成するものである。該方式の欠点は、空気が該放熱配管Cを通過する時、前記方式同様、不均一な分布を呈し、累積した埃が空気の流量を低下させる点である。この結果、最後には前記方式同様、消費電力は増大し、コンデンサの凝縮効率低下を招く。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上記公知構造の欠点を解決するため、本発明は空調冷凍室外機の空冷二段式放熱、コンデンサ構造の提供を課題とする。それは、冷媒管のルートを放熱とコンデンサの二個の独立した段階に区分するため、有効に冷媒の温度を下げ、コンデンサの効率を向上させることができる。さらにそれは、多くの熱量を含んだ熱風の循環、と言う欠点を解決することができる。またそれは、コンデンサ管の本数を多くし、風速の高速である特徴を具えた回転ファンを採用するため、公知構造の冷媒に対する放熱、凝縮機構の欠点を解決することができる。加えてそれは、コンプレッサの圧力を低下させ、アンペア数を低く設定可能であるため冷房能力は増大し、運転時間は従来品に比較し短くなり、即ち節電の効果を有する。かつそれは、共用のモータが動力源であるため、該モータの出力を最大に利用することができ、モータ本体の運転時、必要な冷却を確実に維持することができる。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、本発明は下記の空調冷凍室外機の空冷二段式放熱、コンデンサ構造を提供する。主にケース、コンプレッサ、冷媒管、放熱ファン、排熱回転ファンにより構成する。該ケースは内部に各部品を設置し、一端には排気口を具え、反対端には吸気口を形成し、中段位置において、中継排気口、及び中継吸気口を具え、中隔板により区画する。該コンプレッサは該冷媒管の進入端と循環端に接続し、該吸気口位置において設置する。該冷媒管は内部に冷媒を具え、一部は該ケース外部に位置し、子機を接続し、該コンプレッサ付近では冷媒管となり、該排気口付近では放熱管となる。該放熱ファンは該中隔板により区画された中継吸気口内の空間において設置し、モータによりファン翼を駆動する。該排熱回転ファンは該中隔板により区画された中継排気口内部のケース内において設置し、モータと同軸で駆動され、外周にはファンスリット翼を具える。該放熱ファンにより放熱管の放熱を行い、該排熱回転ファンによりコンデンサ管の冷却を行い、二段式の放熱及び凝縮を行う。 【0007】 【発明の実施の形態】図3が示すように、本発明は主にケース1内に、コンプレッサ2、冷媒管3、放熱ファン4、排熱回転ファン5を設置し構成する。該ケース1は半閉鎖状で、排熱効果を達成するために、その頂端は開放状の排気口11を具える。後端は該コンプレッサ2の末端で吸気口12を形成し、かつ埃を濾過するため、吸気フィルタ13を具える。同時に、中段位置において、側面が開放した中継排気口14を形成し、その上方両側において、中継吸気口15を具える。該中継排気口14と該中継吸気口15間には、中隔板16を設置して区画とし、これにより、該ケース1は上下が相互に独立した単独の閉鎖空間を形成する。該コンプレッサ2は従来品で、該冷媒管3に接続し、内部の冷媒を循環させることができる。但し、これは公知の技術であるため、ここでは詳述しない。該冷媒管3もまた従来品である。基本的には、前記中隔板16により区画され、該コンプレッサ2と同様の空間に位置するコンデンサ管31と、該放熱ファン4と同様の空間に位置する放熱管32とに分けられる。該冷媒管3の末端には子機を接続することができ、即ち、該子機は本発明ケース1の外となる。該放熱ファン4は排気口11側の放熱管32後方付近に設置し、主にモータ41がファン翼42を駆動して回転を行う。該ファン翼42が送り出す風を確実に該放熱管32に対応させて放熱を経て、排気口11から排出させるため、該ファン翼42は放熱循環板43により挟まれる。該排熱回転ファン5はホイール状で、周囲には若干のファンスリット翼51を具える。その動力はモータ41により、該モータ41の回転時、ファン翼42とファンスリット翼51は駆動され、同期駆動される。該ファンスリット翼51の側面は該中継排気口14に対応し、かつその排気を確実にするため、該排熱回転ファン5の片側には回転ファンシュラウド52を設置する。 【0008】次に図3、4が示すように、本発明の実施時には、先ず動力を起動し、該コンプレッサ2及びモータ41を始動する。これにより、該冷媒管3内部の冷媒は、圧送され、循環を開始し、外界空気は該中継吸気口15より進入する。進入した該空気は、該ファン翼42により送風され、該放熱管32を経由後、該排気口11より排出される。これが、第一段階の放熱と風向のルートである。この時、同時に外界空気は該吸気口12からも進入し、該コンデンサ管31を冷却し、該排熱回転ファン5は該熱空気を該中継排気口14より排出する。これが第二段階の凝縮過程である。こうして、循環を繰り返すのである。 【0009】続いて、冷媒の進行ルートについて述べる。冷媒は該コンプレッサ2により圧縮され、先ず該放熱管32を経由する。この時、その流速は非常に速く、該放熱ファン4により送風されて放熱後、該コンデンサ管31を経由するが、この時、既に半凝縮状態となっている。しかも、該コンデンサ管31を経由する過程において、該吸気口12を経由し進入した空気によりさらに冷却され、図中における黒い部分が示すように完全に凝縮状態となる。この後、該凝縮状態となった空気は子機に流れ、子機は冷房効果を生じる。 【0010】図4矢印が示すように、空気は該コンプレッサ2位置の吸気口12より進入し、該コンデンサ管31を経由後、該排熱回転ファン5により、中継排気口14より排気される。また別に、放熱部分の外界空気は、該中継吸気口15より進入し、放熱ファン4を通過し、放熱管32を経由し、排気口11より排出される。 【0011】図5、6が示すように、本発明は横長式を採用することもできる。該横長式の作用、及び過程は、前記直立式と同一であるが、方向において、差異がある。即ち、図5、6が示す方式は、冷却空気の流れる方向が右から左の水平方向となる。図7は異なるコンプレッサ2を採用した場合の、空間配置を示す。基本原理と作動方式は図3同様であるため、詳述しない。 【0012】 【発明の効果】本発明は冷媒管のルートを放熱と凝縮過程の二個の独立した段階に区分するため、有効に冷媒の温度を下げ、凝縮効率を向上させることができる。さらに、内部の高熱気体の冷媒流速が速いため、放熱管は一本の路程が長いものを、かつ本数を少なく採用する。温度差が大きいため、ファンが煽る熱量は莫大で、また本数が少ないため風の通過の抵抗も少なく、風速は加速され、熱風循環、と言う欠点を消去することができる。また、コンデンサ管は、気体冷媒の温度を低下させる必要があるため、本数は多い。温度差が既に縮まっており、冷媒の流速も冷媒の凝縮効率も低下しているため、ここでは風速の高速である特徴を具えた回転ファンを採用する。こうして、公知構造の冷媒に対する放熱、凝縮機構の欠点を解決することができる。加えて本発明は、凝縮過程と放熱過程の空気が区画され、各自独立するため、その冷却効果を向上させることができる。これにより、コンプレッサの圧力を低下させ、アンペア数を低く設定可能である。そのため冷房能力は増大し、運転時間は従来品に比較し短くなり、即ち節電の効果を有する。かつ、共用のモータが動力源であるため、該モータの出力を最大に利用することができる。また、モータ本体の運転時、必要な冷却を確実に維持することができる。これは、従来の方式の及ばない点である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500233348 【氏名又は名称】左明立
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| 【出願日】 |
平成12年5月23日(2000.5.23) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107962 【弁理士】 【氏名又は名称】入交 孝雄
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| 【公開番号】 |
特開2000−346475(P2000−346475A) |
| 【公開日】 |
平成12年12月15日(2000.12.15) |
| 【出願番号】 |
特願2000−151207(P2000−151207) |
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