| 【発明の名称】 |
複合型冷媒回路設備 |
| 【発明者】 |
【氏名】福原 啓三
【氏名】川▲さき▼ 雅夫
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| 【要約】 |
【課題】複合型冷媒回路設備において、冷蔵の負荷が小さくなっても、圧縮機の何台かが停止することがないようにする。
【解決手段】蓄熱用冷媒回路を含む冷蔵側冷媒回路の系統と、冷凍側冷媒回路の系統との間で蓄熱槽を介して熱移動させる複合型冷媒回路設備において、冷蔵側の圧縮機群に吸入される冷媒の圧力を検出し、検出された圧力が低下しても、圧縮機を停止させるための比較用の圧力設定値を自動変更し、圧縮機が停止するのを防止する。また、前記検出された圧力に応じて、冷蔵側の蓄熱用冷媒回路の圧力調整弁の開度を自動変更し、圧縮機が停止するのを防止する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の圧縮機を並列に接続してなる第1の圧縮機群、第1の凝縮器、第1の絞り装置、及び第1の被冷却環境を冷却する第1の蒸発器を順次環状に接続してなる主冷媒回路と、前記第1の圧縮機、前記第1の凝縮器、蓄熱用絞り装置、蓄熱用熱交換器及び圧力調整弁を順次接続してなる蓄熱用冷媒回路とを含む1系統以上の第1の冷媒回路と、前記蓄熱用冷媒回路により前記蓄熱用熱交換器を介して冷熱を蓄冷する蓄熱剤を収容した蓄熱槽と、第2の圧縮機、第2の凝縮器、前記蓄熱槽の蓄熱剤からの冷熱を供給する冷熱供給用熱交換器、第2の絞り装置、及び前記第1の被冷却環境よりも低温にされる第2の被冷却環境を冷却する第2の蒸発器を順次環状に接続してなる1系統以上の第2の冷媒回路と、前記第1の圧縮機群に吸入される冷媒の圧力を検出する圧力検出器と、検出された圧力と予め設定された所定圧力設定値とを比較し、前記第1の圧縮機群の個々の圧縮機の運転・停止を制御する圧縮機運転・停止制御手段と、前記所定圧力設定値を自動で変更する制御手段とを備えたことを特徴とする複合型冷媒回路設備。 【請求項2】 複数の圧縮機を並列に接続してなる第1の圧縮機群、第1の凝縮器、第1の絞り装置、及び第1の被冷却環境を冷却する第1の蒸発器を順次環状に接続してなる主冷媒回路と、前記第1の圧縮機、前記第1の凝縮器、蓄熱用絞り装置、蓄熱用熱交換器及び圧力調整弁を順次接続してなる蓄熱用冷媒回路とを含む1系統以上の第1の冷媒回路と、前記蓄熱用冷媒回路により前記蓄熱用熱交換器を介して冷熱を蓄冷する蓄熱剤を収容した蓄熱槽と、第2の圧縮機、第2の凝縮器、前記蓄熱槽の蓄熱剤からの冷熱を供給する冷熱供給用熱交換器、第2の絞り装置、及び前記第1の被冷却環境よりも低温にされる第2の被冷却環境を冷却する第2の蒸発器を順次環状に接続してなる1系統以上の第2の冷媒回路と、前記第1の圧縮機群に吸入される冷媒の圧力を検出する圧力検出器と、前記検出された圧力に応じて前記圧力調整弁の開度を自動で変更する制御手段とを備えたことを特徴とする複合型冷媒回路設備。 【請求項3】 現在時刻を検出する手段と、検出した時間によって前記所定圧力設定値又は前記の圧力調整弁の開度を変更する制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の複合型冷媒回路設備。 【請求項4】 前記蓄熱用冷媒回路の運転状態を検出する手段と、検出した運転状態によって前記所定圧力設定値又は前記圧力調整弁の開度を変更する制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の複合型冷媒回路設備。 【請求項5】 前記第1の圧縮機群の個々の圧縮機の運転・停止を検出する手段と、検出した結果によって前記所定圧力設定値又は前記圧力調整弁の開度を変更する制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の複合型冷媒回路設備。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば冷却温度域の異なる被冷却環境をそれぞれ冷却する、いわば蒸発器の冷媒蒸発温度を異にする複数の冷媒回路と、冷熱を蓄熱するための蓄熱槽とを備えた複合型冷媒回路設備に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、例えば食品加工センターや食品店舗等における、被冷却環境たる冷蔵庫やショーケース等を冷却する複合型冷媒回路設備の構成を図6に示す。図6において、1は冷蔵側圧縮機群(第1の圧縮機群)、2は冷蔵側凝縮器(第1の凝縮器)、3は冷蔵側電磁弁、4は冷蔵側膨張弁(第1の絞り装置)、5は冷蔵側蒸発器(第1の蒸発器)、6はこれらを連通する冷蔵側の冷媒配管を示す。 【0003】さらに、7は例えば水等の蓄熱剤を収容した蓄熱槽、8は冷蔵側蓄熱用蒸発器(蓄熱用熱交換器)、9は冷蔵側蓄熱用蒸発器8へ供給する冷媒を断続するための冷蔵側蓄熱用電磁弁、10は冷蔵側蓄熱用膨張弁(蓄熱用絞り装置)、11は冷蔵側過冷却用熱交換器、12,13はそれぞれ冷蔵側過冷却切換電磁弁、14は冷媒配管6に連通され冷媒を冷蔵側過冷却用熱交換器11へ迂回させて送るための冷蔵側過冷却用の冷媒配管、15は冷媒配管6に並列に連通され冷蔵側蓄熱用蒸発器8へ冷媒を送るための冷媒配管、16は冷蔵側蓄熱用蒸発器に出る冷媒の圧力を調整する吸入圧力調整弁、17’は冷蔵用ユニットに吸入される圧力を検知し冷蔵側圧縮機群1の個々の圧縮機の運転・停止を制御する圧力検知器を示す。前記1〜17’の符号を付した構成要素から、冷蔵側蒸発器5のおかれた例えばショーケース(第1の被冷却環境の一例であって、例えば0℃を超える目標温度に設定されている)を冷却する冷蔵側冷媒回路(第1の冷媒回路)が構成されている。 【0004】また、21は冷凍側圧縮機(第2の圧縮機)、22は冷凍側凝縮器(第2の凝縮器)、23は25で示す冷凍側蒸発器(第2の蒸発器)へ供給する冷媒を断続するための冷凍側電磁弁、24は冷凍側膨張弁(第2の絞り装置)、26はこれらを連通する冷凍側の冷媒配管を示す。27は冷凍側過冷却用熱交換器(冷熱供給用熱交換器)を示す。前記21〜27の符号を付した構成要素から、冷凍側蒸発器25のおかれた例えば冷凍庫(第2の被冷却環境の一例であって、例えば0℃以下の目標温度に設定されている)を冷却する冷凍側冷媒回路(第2の冷媒回路)が構成されている。 【0005】また、31は、蓄熱槽7と冷蔵側蓄熱用蒸発器8および冷蔵側過冷却用熱交換器11とを接続する冷媒配管を示す。32は、蓄熱槽7と冷凍側過冷却用熱交換器27とを接続する冷媒配管を示す。尚、ここでは店舗などにおけるショーケース、冷蔵庫、冷凍庫等の負荷側の機器については図示を省略する。 【0006】次に、従来設備の動作につき図6に基づいて説明する。先ず、冷蔵側冷媒回路において、通常運転では冷蔵側圧縮機群1にて圧縮された高温、高圧のガス冷媒は、冷蔵側凝縮器2で冷却・液化され、冷蔵側電磁弁3を経て冷蔵側膨張弁4で減圧された後、冷蔵側蒸発器5に流入し蒸発・吸熱して、ショーケースや冷蔵庫を冷却し、冷蔵側圧縮機群1に還流する。 【0007】蓄熱運転では、蓄熱用電磁弁9を開放することにより冷蔵側圧縮機群1にて圧縮された高温、高圧のガス冷媒は、冷蔵側凝縮器2で冷却・液化され、蓄熱用蒸発器8に流入し蒸発、吸熱して蓄熱用熱交換器に流入した蓄熱剤を冷却し、蓄熱槽7に冷熱を蓄えながら、通常運転と同様の運転にてショーケースや冷蔵庫も冷却し、蓄熱用熱交換器とショーケースや冷蔵庫に分流した冷媒が合流して冷蔵側圧縮機群1に還流する。過冷却運転では、冷蔵側過冷却切替電磁弁12を開放することにより冷蔵側圧縮機1にて圧縮された高温、高圧のガス冷媒は、冷蔵側凝縮器2で冷却・液化され、過冷却用熱交換器11に流入し、予め蓄熱槽7に蓄えられた冷熱を取り出してショーケース等の冷却に供し、冷媒は冷蔵側圧縮機群1に還流する。 【0008】一方、21から27に示す冷凍側冷媒回路の動作については、冷凍側蒸発器25における冷媒の蒸発温度が冷蔵側冷媒回路の冷蔵側蒸発器5における蒸発温度よりも低く設定されていることが異なり、常に冷媒を冷凍側過冷却用熱交換器27に導き、予め冷蔵側の蓄熱槽7に蓄えられた冷熱を取り出してショーケース等の冷却に供するのみの運転である。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】元来、圧力検出器は冷蔵側圧縮機群1の圧縮機の内、ショーケースや冷蔵庫の負荷に見合う台数のみ運転させるためのものであり、ショーケースや冷蔵庫の負荷が小さくなった時に、冷蔵側圧縮機群1の何台かの圧縮機を停止させて消費電力を低減させる目的のものである。しかし、複合型冷媒回路設備においては、蓄熱運転の際、ショーケースや冷蔵庫の負荷が小さくなり、冷蔵側圧縮機群1の圧縮機の何台かが停止したまま運転すると、結果として冷蔵ユニットの能力が低下し、それにより蓄熱用蒸発器に流入する冷媒量が減ることになる。つまり、蓄熱槽7に十分な冷熱を早く蓄えることが行いにくくなることがあった。 【0010】本発明は以上のような従来技術の問題点を解決するためなされてものであり、蓄熱運転時は冷蔵側圧縮機群1の圧縮機を強制的に全台数稼動させるか、または蓄熱用蒸発器に流入する冷媒量を強制的に増加させることにより、結果として冷蔵側圧縮機群1の圧縮機を強制的に全台数稼動させる可能性を高くすることにより早く確実に冷熱を蓄えることができるきわめて効率のよい複合型冷媒回路設備を提供することを目的とするものである。 【0011】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明による複合型冷媒回路設備は、複数の圧縮機を並列に接続してなる第1の圧縮機群、第1の凝縮器、第1の絞り装置、及び第1の被冷却環境を冷却する第1の蒸発器を順次環状に接続してなる主冷媒回路と、前記第1の圧縮機、前記第1の凝縮器、蓄熱用絞り装置、蓄熱用熱交換器及び圧力調整弁を順次接続してなる蓄熱用冷媒回路とを含む1系統以上の第1の冷媒回路と、前記蓄熱用冷媒回路により前記蓄熱用熱交換器を介して冷熱を蓄冷する蓄熱剤を収容した蓄熱槽と、第2の圧縮機、第2の凝縮器、前記蓄熱槽の蓄熱剤からの冷熱を供給する冷熱供給用熱交換器、第2の絞り装置、及び前記第1の被冷却環境よりも低温にされる第2の被冷却環境を冷却する第2の蒸発器を順次環状に接続してなる1系統以上の第2の冷媒回路と、前記第1の圧縮機群に吸入される冷媒の圧力を検出する圧力検出器と、検出された圧力と予め設定された所定圧力設定値とを比較し、前記第1の圧縮機群の個々の圧縮機の運転・停止を制御する圧縮機運転・停止制御手段と、前記所定圧力設定値を自動で変更する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。 【0012】請求項2の発明による複合型冷媒回路設備は、複数の圧縮機を並列に接続してなる第1の圧縮機群、第1の凝縮器、第1の絞り装置、及び第1の被冷却環境を冷却する第1の蒸発器を順次環状に接続してなる主冷媒回路と、前記第1の圧縮機、前記第1の凝縮器、蓄熱用絞り装置、蓄熱用熱交換器及び圧力調整弁を順次接続してなる蓄熱用冷媒回路とを含む1系統以上の第1の冷媒回路と、前記蓄熱用冷媒回路により前記蓄熱用熱交換器を介して冷熱を蓄冷する蓄熱剤を収容した蓄熱槽と、第2の圧縮機、第2の凝縮器、前記蓄熱槽の蓄熱剤からの冷熱を供給する冷熱供給用熱交換器、第2の絞り装置、及び前記第1の被冷却環境よりも低温にされる第2の被冷却環境を冷却する第2の蒸発器を順次環状に接続してなる1系統以上の第2の冷媒回路と、前記第1の圧縮機群に吸入される冷媒の圧力を検出する圧力検出器と、前記検出された圧力に応じて前記圧力調整弁の開度を自動で変更する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。 【0013】請求項3の発明による複合型冷媒回路設備は、現在時刻を検出する手段と、検出した時間によって前記所定圧力設定値又は前記第一の圧力調整弁の開度を変更する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。 【0014】請求項4の発明による複合型冷媒回路設備は、前記蓄熱用熱交換器の運転状態を検出する手段と、検出した運転状態によって前記所定圧力設定値又は前記第一の圧力調整弁の開度を変更する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。 【0015】請求項5の発明による複合型冷媒回路設備は、前記第一の圧縮機群の個々の圧縮機の運転・停止を検出する手段と、検出した結果によって前記所定圧力設定値又は前記第一の圧力調整弁の開度を変更する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。 【0016】 【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による複合型冷媒回路設備を示す構成図である。図1において、符号1〜16、21〜27及び31〜32は、すべて図3に示した従来設備と同一のものであるので、その説明を省略する。そして、冷蔵側圧縮機群(第1の圧縮機群)1、冷蔵側凝縮器(第1の凝縮器)2、冷蔵側膨張弁(第1の絞り装置)4、及び冷蔵側蒸発器(第1の蒸発器)5を順次環状に接続して冷蔵側の冷媒主回路を構成している。 【0017】また、冷蔵側圧縮機群(第1の圧縮機群)1、冷蔵側凝縮器(第1の凝縮器)2、冷蔵側蓄熱用膨張弁(蓄熱用絞り装置)10及び冷蔵側蓄熱用蒸発器(蓄熱用熱交換器)8を順次接続して蓄熱用冷媒回路を構成している。また、冷媒配管6に並列に連通され、冷蔵側過冷却切換電磁弁12、冷蔵側過冷却用熱交換器11、冷蔵側過冷却切換電磁弁13を順次接続して冷蔵側の過冷却用冷媒回路を構成している。そして、前記冷蔵側の冷媒主回路と前記蓄熱用冷媒回路とにより、また必要に応じて前記過冷却用冷媒回路を含んで冷蔵側の第1の冷媒回路を構成している。 【0018】また、冷凍側圧縮機(第2の圧縮機)21、冷凍側凝縮器(第2の凝縮器)22、冷凍側過冷却用熱交換器27を有する第1の冷熱供給回路、冷凍側膨張弁(第2の絞り装置)24、及び冷凍側蒸発器(第2の蒸発器)25を順次環状に接続して冷凍側の第2の冷媒回路を構成している。 【0019】また、17は第一の圧縮機群1に吸入される冷媒の圧力を検出する圧力検出器である。また、41は第一の制御装置であり、圧力検出器17で検出された圧力と予め設定された所定圧力設定値とを比較し、第一の圧縮機群1の個々の圧縮機の運転・停止を制御する圧縮機運転・停止制御手段と、前記所定圧力設定値を自動で変更する制御手段とを含むものである。なお、図1では、冷蔵側の第1の冷媒回路、冷凍側の第2の冷媒回路とも1系統しか図示されていないが、これはそれぞれ1以上の複数系統の冷媒回路を備え、それら複数の系統の間で熱交換を行い、総合的な熱効率を向上させる場合を含むものである。 【0020】次に、この実施の形態における複合型冷媒回路設備の動作について説明する。ここで、例えば冷蔵側冷媒回路において、冷蔵側圧縮機群1や冷蔵側凝縮器2は、被冷却環境(ショーケース等)について予め設定されている最大負荷(最大冷凍能力の一例)を賄えるように設計されているため、ショーケース等に与えられる負荷が減少すると、前記最大負荷とそのときのショーケース等に与えられた負荷との差として、余剰の冷凍能力を生じる。そして、この余剰の冷凍能力に対応する量の冷媒液が、冷蔵側蓄熱用電磁弁9、冷蔵側蓄熱用膨張弁10を通じて冷蔵側蓄熱用蒸発器8に供給され、これによって前記余剰の冷凍能力が冷熱として蓄熱槽7内の蓄熱剤に蓄冷される。 【0021】この複合型冷媒回路設備において、ショーケース等に与えられる負荷が減少しすぎて圧力検知器17aで検知される圧力が低下した場合、予め設定されている所定圧力設定値を自動的に下げることにより冷蔵側圧縮機群1の圧縮機をすべて運転させることができる。このように、冷蔵側圧縮機群1の圧縮機すべてを運転させることにより余剰の冷凍能力が増大し、より早く・確実に冷蔵側冷媒回路から蓄熱槽7の蓄熱剤に冷熱が蓄えられる。 【0022】以上説明したように、この実施の形態によれば、冷蔵側の冷媒回路により蓄熱槽に蓄熱された冷熱を、冷凍側の冷媒回路により利用するようにした冷媒回路設備において、冷蔵側の圧縮機群に吸入される冷媒の圧力を検出し、検出された圧力と予め設定された所定圧力設定値とを比較し、前記圧縮機群の個々の圧縮機の運転・停止を制御し、また、前記所定圧力設定値を自動で変更するようにした。これにより、蓄熱運転時は冷蔵側圧縮機群の圧縮機を強制的に全台数稼動させる可能性を高くし、早く確実に冷熱を蓄えることができるき複合型冷媒回路設備を得ることができる。 【0023】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形態2による複合型冷媒回路設備を示す構成図である。図1において、符号1〜17、21〜27及び31〜32は、すべて図1に示した実施の形態1と同一のものであるので、その説明を省略する。また、42は第二の制御装置であり、圧力検出器17aで検出された圧力に応じて前記第一の圧力調整弁の開度を自動で変更する制御手段を備えたものである。なお、第二の制御装置42は、第一の制御装置41と同様に、圧力検出器17で検出された圧力と予め設定された所定圧力設定値とを比較し、前記第一の圧縮機群の個々の圧縮機の運転・停止を制御する圧縮機運転・停止制御手段を含んでいてもよい。 【0024】次に、この実施の形態における複合型冷媒回路設備の動作について、説明する。動作についても蓄熱槽に冷熱が蓄熱されるところまでは実施の形態1と同一なのでここでは説明を省略する。この複合型冷媒回路設備によると、ショーケース等に与えられる負荷が減少しすぎて圧力検知器で検知される圧力が低下した場合、吸入圧力調整弁16の開度を増大させることにより圧力検知器17で検知される圧力を増大させ、冷蔵側圧縮機群1の圧縮機をすべて運転させる可能性を増大させることができる。このように、冷蔵側圧縮機群1の圧縮機すべてを運転させることにより余剰の冷凍能力が増大し、より早く・確実に冷蔵側冷媒回路から蓄熱槽7の蓄熱剤に冷熱が蓄えられる。 【0025】以上説明したように、この実施の形態によれば、冷蔵側の冷媒回路により蓄熱槽に蓄熱された冷熱を、冷凍側の冷媒回路により利用するようにした冷媒回路設備において、冷蔵側の圧縮機群に吸入される冷媒の圧力を検出し、検出された圧力と予め設定された所定圧力設定値とを比較し、前記圧縮機群の個々の圧縮機の運転・停止を制御し、また、蓄熱用熱交換器に冷媒を流通させる圧力調整弁の開度を自動で変更する。これにより、蓄熱運転時は冷蔵側圧縮機群の圧縮機を強制的に全台数稼動させるか、または蓄熱用蒸発器に流入する冷媒量を強制的に増加させることにより、結果として冷蔵側圧縮機群の圧縮機を強制的に全台数稼動させる可能性を高くして、早く確実に冷熱を蓄えることができる効率のよい複合型冷媒回路設備を提供するができる。 【0026】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形態3による複合型冷媒回路設備を示す構成図であり、1〜17、21〜27、31〜32はすべて実施の形態1の設備と同一のものであるから、説明を省略する。また、43は第三の制御装置であり、現在時刻を検出する手段と、検出した時間によって前記所定圧力設定値又は前記第一の圧力調整弁の開度を変更する制御手段とを備えたものである。そして、第三の制御装置43により、現在時刻を検知したり、通常運転・蓄熱運転・過冷却運転の指令を設備に出したり、第一の圧縮機群1の個々の圧縮機の運転・停止を認識したり、蓄熱槽7内の蓄熱量を検知する。 【0027】次に動作について説明する。実施の形態3による複合型冷媒回路設備によると、検知した現在時刻により、予め設定されている所定圧力設定値を下げたり、吸入圧力調整弁16の開度を増大させ、冷蔵側圧縮機群1の圧縮機をすべて運転させる可能性を増大させることができる。このように、冷蔵側圧縮機群1の圧縮機すべてを運転させることにより余剰の冷凍能力が増大し、より早く・確実に冷蔵側冷媒回路から蓄熱槽7の蓄熱剤に冷熱が蓄えられる。 【0028】以上説明したように、この実施の形態によれば、冷蔵側の冷媒回路により蓄熱槽に蓄熱された冷熱を、冷凍側の冷媒回路により利用するようにした冷媒回路設備において、現在時刻を検出し、検出した時間によって、冷蔵側の圧縮機群に吸入される冷媒の圧力を検出して比較する圧力設定値を自動変更し、また、蓄熱用熱交換器に冷媒を流通させる圧力調整弁の開度を自動で変更する。これにより、蓄熱運転時は冷蔵側圧縮機群の圧縮機を強制的に全台数稼動させか、または蓄熱用蒸発器に流入する冷媒量を強制的に増加させることにより、冷蔵側圧縮機群の圧縮機を強制的に全台数稼動させる可能性を高くして、早く確実に冷熱を蓄えることができる効率のよい複合型冷媒回路設備を得ることができる。 【0029】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形態4による複合型冷媒回路設備を示す構成図であり、1〜17、21〜27、31〜32はすべて実施の形態1の設備と同一のものであるのでここでは説明を省略する。また、44は第四の制御装置であり、蓄熱用冷媒回路の運転状態を検出する手段と、検出した運転状態によって蓄熱運転の指令を出したり、または前記所定圧力設定値又は前記第一の圧力調整弁の開度を変更する手段とを備えたものである。 【0030】次に動作について説明する。実施の形態4による複合型冷媒回路設備によると、制御機器から設備に蓄熱運転の指令が出た時のみ、予め設定されている所定圧力設定値を下げたり、吸入圧力調整弁16の開度を増大させ、冷蔵側圧縮機群1の圧縮機をすべて運転させる可能性を増大させることができる。このように、冷蔵側圧縮機群1の圧縮機すべてを運転させることにより余剰の冷凍能力が増大し、より早く・確実に冷蔵側冷媒回路から蓄熱槽7の蓄熱剤に冷熱が蓄えられる。 【0031】以上説明したように、この実施の形態によれば、冷蔵側の冷媒回路により蓄熱槽に蓄熱された冷熱を、冷凍側の冷媒回路により利用するようにした冷媒回路設備において、蓄熱用冷媒回路の運転状態を検出し、検出した運転状態によって、冷蔵側の圧縮機群に吸入される冷媒の圧力を検出して比較する圧力設定値を自動変更し、また、蓄熱用熱交換器に冷媒を流通させる圧力調整弁の開度を自動で変更する。これにより、蓄熱運転時は冷蔵側圧縮機群の圧縮機を強制的に全台数稼動させるか、または蓄熱用蒸発器に流入する冷媒量を強制的に増加させることにより、結果として冷蔵側圧縮機群の圧縮機を強制的に全台数稼動させる可能性を高くして、早く確実に冷熱を蓄えることができる効率のよい複合型冷媒回路設備を得ることができる。 【0032】実施の形態5.図5はこの発明の実施の形態5による複合型冷媒回路設備を示す構成図であり、1〜17、21〜27、31〜32はすべて実施の形態1の設備と同一のものであるので、ここでは説明を省略する。また、45は第五の制御装置であり、第一の圧縮機群1の個々の圧縮機の運転・停止を検出する手段と、検出した結果によって前記所定圧力設定値又は前記第一の圧力調整弁の開度を変更する制御手段とを備えたものである。 【0033】次に動作について説明する。実施の形態5による複合型冷媒回路設備によると、制御機器から設備に蓄熱指令が出ていて、蓄熱槽内蓄熱量が所定値未満で、しかも第一の圧縮機群1の圧縮機の内少なくとも1台が停止している時は、予め設定されている所定圧力設定値を下げたり、吸入圧力調整弁16の開度を増大させ、冷蔵側圧縮機群1の圧縮機をすべて運転させることができる。このように、冷蔵側圧縮機群1の圧縮機すべてを運転させることにより余剰の冷凍能力が増大し、より早く・確実に冷蔵側冷媒回路から蓄熱槽7の蓄熱剤に冷熱が蓄えられる。 【0034】以上説明したように、この実施の形態によれば、冷蔵側の冷媒回路により蓄熱槽に蓄熱された冷熱を、冷凍側の冷媒回路により利用するようにした冷媒回路設備において、冷蔵側圧縮機群の個々の圧縮機の運転・停止を検出し、検出した結果によって、冷蔵側の圧縮機群に吸入される冷媒の圧力を検出して比較する圧力設定値を自動変更し、また、蓄熱用熱交換器に冷媒を流通させる圧力調整弁の開度を自動で変更する。これにより、蓄熱運転時は冷蔵側圧縮機群の圧縮機を強制的に全台数稼動させるか、または蓄熱用蒸発器に流入する冷媒量を強制的に増加させることにより、結果として冷蔵側圧縮機群の圧縮機を強制的に全台数稼動させる可能性を高くして、早く確実に冷熱を蓄えることができる効率のよい複合型冷媒回路設備を得ることができる。 【0035】 【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。すなわち、この発明によれば、蓄熱運転を行なう冷蔵側圧縮機に、2台以上の圧縮機を搭載し圧力検知器で個々の圧縮機の運転・停止を制御している冷蔵ユニットを使用する際、冷蔵ユニットのすべての圧縮機をすべて強制的に運転させ、冷蔵ユニットの余剰の冷凍能力を増大させ、確実に早く予定の蓄熱量を確保できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006013 【氏名又は名称】三菱電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年5月27日(1999.5.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082175 【弁理士】 【氏名又は名称】高田 守 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−337716(P2000−337716A) |
| 【公開日】 |
平成12年12月8日(2000.12.8) |
| 【出願番号】 |
特願平11−148874 |
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