| 【発明の名称】 |
冷凍機のモータ冷却装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】山口 忠司
【氏名】佐藤 裕一
【氏名】徳丸 徹
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| 【要約】 |
【課題】冷凍機をヒートポンプモードで運転する等の凝縮器の温度が高くなる場合にもモータを効果的に冷却することができる冷凍機のモータ冷却装置を提供すること。
【解決手段】蒸発器1、凝縮器2、多段圧縮機3、該多段圧縮機3を駆動するモータ3−1及びエコノマイザ4を具備する冷凍機の該モータを冷却する冷凍機のモータ冷却装置であって、モータ3−1の内部空間3−1aを凝縮器2で凝縮した冷媒液をモータ3−1の内部空間3−1aに導入する配管13からなる冷媒導入路と冷却後の冷媒戻り管14を設け、該冷媒導入路を通る冷媒液を小型熱交換器11を通して過冷却して該モータ3−1の内部空間3−1aに送り、該モータ3−1を冷却した後の冷媒液をエコノマイザ4に戻す。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 蒸発器、凝縮器、多段圧縮機、該多段圧縮機を駆動するモータを具備する冷凍機の該モータを冷却する冷凍機のモータ冷却装置であって、前記凝縮器で凝縮した冷媒液を前記モータの内部空間に導入する冷媒導入路を設け、該冷媒導入路を通る冷媒液を前記蒸発器又は小型熱交換器を通して過冷却して該モータの内部空間に送り、該モータを冷却した後の冷媒液をエコノマイザ又は前記凝縮器に戻すように構成したことを特徴とする冷凍機のモータ冷却装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は冷凍機の圧縮機を駆動するモータを冷却するための冷凍機のモータ冷却装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の冷凍機のモータ冷却装置としては、凝縮器で凝縮された冷媒液をモータの内部空間に送り、モータを冷却し冷却後の冷媒液を蒸発器に送るように構成したものや、凝縮器に戻すようにしたものがある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来構成のモータ冷却装置においては、モータ冷却が充分に行なえないという問題があった。特に冷凍機をヒートポンプモードで運転する場合等、凝縮器の温度が高くなる場合に、モータを充分に冷却することができないという問題があった。 【0004】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、冷凍機をヒートポンプモードで運転する等の凝縮器の温度が高くなる場合にもモータを効果的に冷却することができる冷凍機のモータ冷却装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため本発明は、蒸発器、凝縮器、多段圧縮機、該多段圧縮機を駆動するモータを具備する冷凍機の該モータを冷却する冷凍機のモータ冷却装置であって、凝縮器で凝縮した冷媒液をモータの内部空間に導入する冷媒導入路を設け、該冷媒導入路を通る冷媒液を蒸発器又は小型熱交換器を通して過冷却して該モータの内部空間に送り、該モータを冷却した後の冷媒液をエコノマイザ又は凝縮器に戻すように構成したことを特徴とする。 【0006】上記のように凝縮器からの冷媒液を蒸発器又は小型熱交換器を通して過冷却してモータの内部空間に送り、該モータを冷却するから、凝縮器の温度が低くならない場合、特に冷凍機をヒートポンプモードで運転し、凝縮器の温度が高くなる場合にもモータを充分に冷却することができる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係るモータ冷却装置を具備する冷凍機の構成例を示す図である。図示するように、本冷凍機は蒸発器1、凝縮器2、多段圧縮機3及びエコノマイザ4を具備する構成である。多段圧縮機3はモータ3−1を中心にその両側にそれぞれ羽根車を具備する低段圧縮ユニット3−2と高段圧縮ユニット3−3を配置した構成である。また、エコノマイザ4にはここでは二段構成のものを用いている。 【0008】上記構成の冷凍機において、多段圧縮機3のモータ3−1を起動して、低段圧縮ユニット3−2及び高段圧縮ユニット3−3の羽根車を回転すると、蒸発器1からの冷媒蒸気は配管5を通って、多段圧縮機3の低段圧縮ユニット3−2の吸込口から吸い込まれ圧縮され、更に低段圧縮ユニット3−2の吐出口と高段圧縮ユニット3−3の吸込口を接続する連絡配管3−4を通って高段圧縮ユニット3−3に送られ、圧縮される。 【0009】高段圧縮ユニット3−3で圧縮された冷媒蒸気は配管6を通って凝縮器2に送られ、該凝縮器2で凝縮され冷媒液となる。該冷媒液は配管7を通ってエコノマイザ4に送られ減圧された後、気液分離され、気相分(冷媒蒸気)は配管8を通って多段圧縮機3の高段圧縮ユニット3−3に送られると共に液相(冷媒液)は減圧後、2段目(低段側)に送られ、ここで再び気液分離され、気相分は配管9を通って低段圧縮ユニット3−2の中段に送られ、液相(冷媒液)は配管10を通って蒸発器1に送られる。蒸発器1内で該蒸発器1内に配置された伝熱管群1−1を通る液との間で熱交換され、冷媒液は冷媒蒸気となる。 【0010】多段圧縮機3のモータ3−1を冷却するモータ冷却装置は、凝縮器2から配管7を通ってエコノマイザ4に送られた冷媒液の一部を抽出し、小型熱交換器11を通して過冷却し、該過冷却した冷媒液をポンプ12により配管13を通してモータ3−1の内部空間3−1aに送り、モータ3−1を冷却するように構成されている。該モータ3−1を冷却した冷媒液は配管14を通ってエコノマイザ4に送られる。 【0011】図2は上記小型熱交換器11の構成例を示す図である。図示するように小型熱交換器11に蒸発器1からの冷媒液を供給し、凝縮器2から配管13を通ってモータ3−1の内部空間3−1aに送られる冷媒液を過冷却している。また、モータ3−1の内部空間3−1aに送られる冷媒液を過冷却する方法は、図3に示すように、蒸発器1の内部に伝熱管1−2を設け、該伝熱管1−2に配管13を通してモータ3−1の内部空間3−1aに送られる凝縮器2からの冷媒液を過冷却するようにしてもよい。 【0012】上記のように、モータ3−1の内部空間3−1aに冷媒液を導入する配管(冷媒導入路)13を設け、モータ3−1の内部空間3−1aに凝縮器2で凝縮した冷媒液を蒸発器1又は小型熱交換器11を通して過冷却して送り、該モータ3−1を冷却した後の冷媒液をエコノマイザ4に戻すことにより、冷凍機を凝縮器2の内部温度が高くなるヒートポンプモードで運転した場合でもモータ3−1を充分冷却することが可能となる。 【0013】なお、図示は省略するが、凝縮器2の内部温度が標準の場合は、モータ3−1を冷却した後の冷媒液を凝縮器2に戻すようにしても、モータ3−1は充分に冷却することができる。 【0014】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、凝縮器からの冷媒液を蒸発器又は小型熱交換器を通して過冷却してモータの内部空間に送り、該モータを冷却するから、凝縮器の温度が低くならない場合、特に冷凍機をヒートポンプモードで運転し、凝縮器の温度が高くなる場合にもモータを充分に冷却することができるという優れた効果が得られる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000239 【氏名又は名称】株式会社荏原製作所
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| 【出願日】 |
平成11年4月1日(1999.4.1) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100087066 【弁理士】 【氏名又は名称】熊谷 隆 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−292015(P2000−292015A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月20日(2000.10.20) |
| 【出願番号】 |
特願平11−94909 |
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