| 【発明の名称】 |
冷媒加熱式空気調和機 |
| 【発明者】 |
【氏名】大畑 正
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| 【要約】 |
【課題】室外ユニットの全体騒音を小さくし、しかも室内ユニットからの冷風感を生じさせないようにした、冷媒加熱式空気調和機を提供する。
【解決手段】圧縮機3、室外熱交換器7および室内熱交換器17を含む冷媒回路に燃焼式の冷媒加熱器11を備えた冷媒加熱式空気調和機において、室内熱交換器17の温度を検出する温度センサ41と、この温度センサ41で検出された室内熱交換器17の温度が所定の温度に維持されるように冷媒加熱器11の燃焼量を制御する制御手段43とを備えたものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 圧縮機、室外熱交換器および室内熱交換器を含む冷媒回路に燃焼式の冷媒加熱器を備えた冷媒加熱式空気調和機において、室内熱交換器の温度を検出する温度センサと、この温度センサで検出された室内熱交換器の温度が所定の温度に維持されるように冷媒加熱器の燃焼量を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする冷媒加熱式空気調和機。 【請求項2】 圧縮機、室外熱交換器および室内熱交換器を含む冷媒回路に燃焼式の冷媒加熱器を備えた冷媒加熱式空気調和機において、室内熱交換器の温度を検出する温度センサと、この温度センサで検出された室内熱交換器の温度が当該室内熱交換器のユニット保護温度よりも高くなった場合、冷媒加熱器の燃焼量を制限すると共に、前記室内熱交換器の温度が燃焼制御開始温度よりも低くなった場合、前記室内熱交換器の温度が所定の温度に維持されるように冷媒加熱器の燃焼量を制御し、この制御時における冷媒加熱器の燃焼量が、室温と設定温度との偏差から演算した燃焼量よりも大きくなった場合、通常の燃焼処理に戻す制御手段とを備えたことを特徴とする冷媒加熱式空気調和機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼式の冷媒加熱器を備えた冷媒加熱式空気調和機に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、圧縮機、室外熱交換器および室内熱交換器を含む冷媒回路に燃焼式の冷媒加熱器を備えた冷媒加熱式空気調和機が知られている。 【0003】この種の空気調和機では、暖房運転時に、冷媒加熱器を燃焼運転させて、冷媒加熱運転が行われる。従来では、室内熱交換器の温度がユニット保護温度よりも高くなった場合、冷媒加熱器の燃焼量を制限し、室内熱交換器の温度が解除温度よりも低くなった場合、その制限を解除する運転が行われている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の構成では、暖房負荷が小さくなった場合に、冷媒加熱器の燃焼制限、その解除が頻繁に繰り返されるという問題がある。 【0005】これが頻繁に繰り返されると、燃焼器の燃焼音が大小繰り返し、室外ユニットの全体騒音が大きくなり、しかも冷媒加熱器の燃焼制限時に、室内ユニットからの吹出し温度が低く感じられ、冷風感が生じるという問題がある。 【0006】そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、室外ユニットの全体騒音を小さくし、しかも室内ユニットからの冷風感を生じさせないようにした、冷媒加熱式空気調和機を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、圧縮機、室外熱交換器および室内熱交換器を含む冷媒回路に燃焼式の冷媒加熱器を備えた冷媒加熱式空気調和機において、室内熱交換器の温度を検出する温度センサと、この温度センサで検出された室内熱交換器の温度が所定の温度に維持されるように冷媒加熱器の燃焼量を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。 【0008】請求項2記載の発明は、圧縮機、室外熱交換器および室内熱交換器を含む冷媒回路に燃焼式の冷媒加熱器を備えた冷媒加熱式空気調和機において、室内熱交換器の温度を検出する温度センサと、この温度センサで検出された室内熱交換器の温度が当該室内熱交換器のユニット保護温度よりも高くなった場合、冷媒加熱器の燃焼量を制限すると共に、前記室内熱交換器の温度が燃焼制御開始温度よりも低くなった場合、前記室内熱交換器の温度が所定の温度に維持されるように冷媒加熱器の燃焼量を制御し、この制御時における冷媒加熱器の燃焼量が、室温と設定温度との偏差から演算した燃焼量よりも大きくなった場合、通常の燃焼処理に戻す制御手段とを備えたことを特徴とするものである。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。 【0010】図1において、参照符号1は室外ユニットを示している。この室外ユニット1は、圧縮機3、四方弁5、室外熱交換器7、室外ファン9、冷媒加熱器11およびアキュームレータ13等を備えている。 【0011】この室外ユニット1には太管14a、および細管14bを介して室内ユニット15が接続されている。この室内ユニット15は、室内熱交換器17および室内ファン(クロスフローファン)19等を備えている。 【0012】冷房運転時には、四方弁5が点線位置に切り換えられる。圧縮機3から吐出された冷媒は、四方弁5、管路21を通って室外熱交換器7に流れ、ここで放熱した後、管路22、キャピラリーチューブ23、逆止弁24、細管14bを通って室内熱交換器17に流れる。この室内熱交換器17で吸熱して、室内に冷風を送った後、冷媒は、太管14a、管路25、四方弁5、逆止弁27およびアキュームレータ13を通って圧縮機3に戻される。 【0013】暖房運転時には、四方弁5が実線位置に切り換えられる。圧縮機3から吐出された冷媒は、四方弁5、管路25、太管14aを通って室内熱交換器17に流れ、ここで放熱して、室内に温風を送った後、冷媒は、細管14b、二方弁28、管路29を通って冷媒加熱器11に流れる。 【0014】この冷媒加熱器11で冷媒加熱された冷媒は、管路30およびアキュームレータ13を通って圧縮機3に戻される。 【0015】この冷媒加熱器11には、燃焼器31、ファン32およびバーナモータ33が付設されている。この燃焼器31には燃料ガスの供給系が設けられる。この供給系の燃料管34には、上流側からガス元栓35、二重安全弁としての2つの電磁弁36、37が接続され、更に燃料流量を制御する比例弁(電磁制御弁)38が接続されている。39は排気口を示している。 【0016】この実施形態では、室内熱交換器17に温度センサ41が設けられ、この温度センサ41にコントローラ43が接続されている。 【0017】このコントローラ43は、図2に示すフローチャートに従って、室内ユニット15の保護モードを実行する。 【0018】暖房運転が行われているか否かを確認して(S1)、暖房運転が行われている場合、温度センサ41で検出された室内熱交換器17の温度THが当該室内熱交換器17のユニット保護温度T1よりも高いか否かが判定される(S2)。 【0019】これが高い場合、燃焼器31の燃焼量が制限され(S3)、室内熱交換器17の温度THが燃焼制御開始温度T2よりも低いか否かが判定される(S4)。これが低い場合、室内熱交換器17の温度THが所定温度T3−αと比較され(S5)、T3−αよりも低い場合には、燃焼器31の燃焼量が増加される(S6)。T3−αよりも高い場合には、今度は、所定温度T3+αと比較され(S7)、室内熱交換器17の温度THがT3+αよりも高い場合には、前述した燃焼器31の燃焼量が減少される(S8)。 【0020】いずれの場合も、燃焼器31の燃焼量が、室温と設定温度との偏差から演算された燃焼量(目標燃焼量)と比較され(S9)、この目標燃焼量以上の場合、その目標燃焼量を目標にした燃焼制御(通常の燃焼処理)が行われ(S10)、目標燃焼量以下の場合、S5に戻って同じ手順が繰り返される。 【0021】この実施形態によれば、前述したように、室内熱交換器17の温度THが燃焼制御開始温度T2よりも低くなった場合、室内熱交換器の温度THが所定の温度T3に維持されるように、冷媒加熱器11の燃焼量を制御するので、暖房負荷が小さくなった場合であっても、従来の制御に比べて、冷媒加熱器11の燃焼制限、その解除を頻繁に繰り返す必要がない。 【0022】従って、これが頻繁に繰り返される従来のものと比べ、燃焼器31の燃焼音が大小繰り返すことがなく、室外ユニット1の全体騒音が低く抑えられる。しかも、冷媒加熱器11の燃焼量は、室内熱交換器温度THが所定温度T3に維持されるように制御されるので、室内ユニット15からの吹出し温度が低く感じられることがなく、冷風感が生じることはない。 【0023】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、これに限定されるものでないことは明らかである。 【0024】 【発明の効果】本発明では、冷媒加熱器の燃焼音が大小繰り返すことがなく、室外ユニットの全体騒音が低く抑えられると共に、室内ユニットからの吹出し温度が低く感じられることがなく、冷風感が生じることがない。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001889 【氏名又は名称】三洋電機株式会社 【識別番号】397010583 【氏名又は名称】三洋電機ガス機器株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年3月29日(1999.3.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100091823 【弁理士】 【氏名又は名称】櫛渕 昌之 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−283584(P2000−283584A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月13日(2000.10.13) |
| 【出願番号】 |
特願平11−85600 |
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