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【発明の名称】 低温ショーケース
【発明者】 【氏名】松崎 崇

【氏名】轟 篤

【要約】 【課題】除霜運転の周期を効率良く延ばすことができる低温ショーケースを提供する。

【解決手段】低温ショーケースにおいて、冷気通路の上流側にはフィンピッチの広い上流側冷却器7を設置する共に、その下流側にはフィンピッチの狭い下流側冷却器8を設置し、この下流側冷却器8の液冷媒供給管31bに従液電磁弁SV2を設け、冷却運転中にこの従液電磁弁SV2を所定時間閉じる液電磁弁制御手段を設ける。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 冷気通路の上流側にはフィンピッチの広い上流側冷却器を設置すると共に、その下流側にはフィンピッチの狭い下流側冷却器を設置し、この下流側冷却器の液冷媒供給管に制御弁を設け、冷却運転中にこの制御弁の開度を所定時間減少させる制御弁制御手段を備えたことを特徴とする低温ショーケース。
【請求項2】 前記制御弁は、全開または全閉可能な開閉弁であり、制御弁制御手段は、冷却運転中に前記開閉弁を所定時間閉じる開閉弁制御手段であることを特徴とする請求項1記載の低温ショーケース。
【請求項3】 前記開閉弁を繰り返して閉じる時間を設定可能な繰返しタイマを備え、この繰返しタイマはサーモ出力接点が閉じたときに計時を開始する構成としたことを特徴とする請求項2記載の低温ショーケース。
【請求項4】 プルダウン運転時に前記開閉弁制御手段による制御を禁止する制御禁止手段を備えたことを特徴とする請求項2または3記載の低温ショーケース。
【請求項5】 冷気通路に沿って複数の冷却器を設置し、前記冷気通路の上流側に設置された冷却器の液冷媒供給管に制御弁を設け、冷却運転中にこの制御弁の開度を所定時間減少させる制御弁制御手段を備えたことを特徴とする低温ショーケース。
【請求項6】 プルダウン運転時に前記制御弁制御手段による制御を禁止する制御禁止手段を備えたことを特徴とする請求項5記載の低温ショーケース。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却器に蓄積した霜を除去する除霜運転を行う低温ショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、冷気通路に冷却器が設置された低温ショーケースでは冷却器の上流側(冷気の入口側)が下流側(冷気の出口側)に比べて着霜量が多いので、冷却器の上流側のフィンピッチを下流側のフィンピッチよりも広く構成することにより、冷却器の上流側が着霜による目詰まりを起こすまでの時間を遅らせて、庫内の商品に悪影響を及ぼす除霜運転の周期を延ばした低温ショーケースが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の構成では、冷却器の下流側が上流側よりもフィンピッチが狭いので、冷却器の下流側が先に目詰まりを起こすことがあり、この場合には除霜運転の周期を効率良く延ばすことは困難であった。
【0004】そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、除霜運転の周期を効率良く延ばすことができる低温ショーケースを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、冷気通路の上流側にはフィンピッチの広い上流側冷却器を設置すると共に、その下流側にはフィンピッチの狭い下流側冷却器を設置し、この下流側冷却器の液冷媒供給管に制御弁を設け、冷却運転中にこの制御弁の開度を所定時間減少させる制御弁制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記制御弁は、全開または全閉可能な開閉弁であり、制御弁制御手段は、冷却運転中に前記開閉弁を所定時間閉じる開閉弁制御手段であることを特徴とするものである。
【0007】これらの発明によれば、フィンピッチの狭い下流側冷却器への液冷媒供給管に設けられた制御弁(開閉弁)を所定時間減少させる制御弁制御手段(開閉弁制御手段)を備えるので、フィンピッチが狭いことによって着霜による目詰まりを起こしやすい下流側冷却器への液冷媒の供給量が減少して、下流側冷却器が目詰まりを起こすまでの時間が長くなり、除霜運転の周期を延ばすことが可能になる。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記開閉弁を繰り返して閉じる時間を設定可能な繰返しタイマを備え、この繰返しタイマはサーモ出力接点が閉じたときに計時を開始する構成としたことを特徴とするものである。
【0009】この発明によれば、繰返しタイマはサーモ出力接点が閉じたときに計時を開始するので、計時を開始してから開閉弁を閉じるまでの時間をサーモ出力接点が閉じている時間よりも短く設定すれば、上流側冷却器へ液冷媒が供給されている間に下流側冷却器への液冷媒の供給を確実に停止することができる。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項2または3記載の発明において、低温ショーケースプルダウン運転時に前記開閉弁制御手段による制御を禁止する制御禁止手段を備えたことを特徴とするものである。
【0011】この発明によれば、プルダウン運転時に開閉弁制御手段による制御を禁止する制御禁止手段を備えるので、プルダウン運転時に下流側冷却器への液冷媒の供給停止が回避され、開閉弁制御手段による冷却能力低下を防止することができる。
【0012】請求項5記載の発明は、冷気通路に沿って複数の冷却器を設置し、前記冷気通路の上流側に設置された冷却器の液冷媒供給管に制御弁を設け、冷却運転中にこの制御弁の開度を所定時間減少させる制御弁制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0013】この発明によれば、冷気通路の上流側に設置された上流側冷却器の液冷媒供給管に制御弁を設け、冷却運転中にこの制御弁の開度を減少させる制御弁制御手段を備えるので、上流側冷却器への液冷媒の供給量が減少し、例えば複数の冷却器のフィンピッチが等しい場合には上流側冷却器の着霜量が多いにもかかわらず、上流側冷却器が目詰まりを起こすまでの時間が長くなり、除霜運転の周期を延ばすことが可能になる。
【0014】請求項6記載の発明は、プルダウン運転時に前記制御弁制御手段による制御を禁止する制御禁止手段を備えたことを特徴とする請求項5記載の低温ショーケース。
【0015】この発明によれば、プルダウン運転時に制御弁制御手段による制御を禁止する制御禁止手段を備えるので、プルダウン運転時における上流側冷却器への液冷媒の供給量の減少が回避され、制御弁制御手段による冷却能力低下を防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0017】図1において、符号1は前面が開放されたオープン型の低温ショーケースを示している。この低温ショーケース1は断熱箱体2を備え、この断熱箱体2の内方には外側仕切壁3及び内側仕切壁4が設けられ、断熱箱体2と外側仕切壁3の間には外側冷気通路5が形成され、外側仕切壁3と内側仕切壁4との間には内側冷気通路6が形成される。低温ショーケース1の背部の内側冷気通路6の上流側には除霜ヒータH1を有する上流側冷却器7が配置されると共に、内側冷気通路6の下流側には除霜ヒータH2を有する下流側冷却器8が配置される。また、外側仕切壁3は低温ショーケース1の前面側下部には延びておらず、この低温ショーケース1の前面側下部には冷気通路9が形成され、この冷気通路7と外側仕切壁3及び内側仕切壁4との間には冷却器用送風機10が設けられる。前記内側仕切壁4の内部には商品陳列室11が形成され、この商品陳列室11には複数段に亘って商品陳列棚12が設けられ、この商品陳列棚12の上には随時商品が陳列される。
【0018】図中で実線矢印は冷気の流れを示している。低温ショーケース1の前面下部の吸込口21から冷気通路9に吸い込まれた冷気は、冷却器用送風機10を経て、外側冷気通路5に導かれる冷気と内側冷気通路6に導かれる冷気とに分岐する。外側冷気通路5に導かれた冷気は、背部の外側冷気通路5を経てショーケース1の天部に至り、外側吹出口22から吹き出される。一方、内側冷気通路6に導かれた冷気は上流側冷却器7及び下流側冷却器8を経て冷却された後に、背部の内側冷気通路6を経てショーケース1の天部に至り、内側吹出口23から吹き出される。これら外側吹出口22及び内側吹出口23から吹き出された冷気は、商品陳列室11を冷却すると共に、当該商品陳列室11の前面部にエアーカーテンを形成し、再び、吸込口21から冷気通路9に吸い込まれる。
【0019】本実施形態では、図2に示すように、前記上流側冷却器7のフィンピッチが広く構成され、前記下流側冷却器8はフィンピッチが狭く構成されている。
【0020】符号31は液冷媒供給管を示し、この液冷媒供給管31には上流側冷却器7への液冷媒の供給を制御する主液電磁弁SV1が設けられ、液冷媒供給管31は途中で液冷媒供給管31a、31bに分岐している。液冷媒供給管31aには膨張弁33が設けられ、液冷媒供給管31aは上流側冷却器7に導入される。また、液冷媒供給管31bには、下流側冷却器8への液冷媒の供給を制御する従液電磁弁(制御弁、開閉弁)SV2及び膨張弁36が設けられ、液冷媒供給管31bは下流側冷却器8に導入される。尚、従液電磁弁SV2には繰返しタイマ35が設けられる。
【0021】上流側冷却器7からはガス冷媒導出管31aが導出され、このガス冷媒導出管31aは下流側冷却器8から導出されるガス冷媒導出管31bと合流して1本のガス冷媒導出管36となり、このガス冷媒供給管36は例えば低温ショーケース1とは別に設置されたコンデンシングユニット(図示せず)に導かれる。
【0022】図3において、符号38は除霜運転を制御する除霜制御手段を示す。この除霜制御手段38では、交流電源39に除霜出力接点DFと除霜ヒータH1、H2とが直列に接続され、これら除霜ヒータH1、H2とリレーR1とが並列に接続される。
【0023】符号40は通常の冷却運転時の主液電磁弁SV1及び従液電磁弁SV2を制御する液電磁弁制御手段(制御弁制御手段)を示す。この液電磁弁制御手段40では、サーモ出力接点THと主液電磁弁SV1とが直列に接続され、これらは交流電源39に接続される。また、a接点R3−aと従液電磁弁SV2とが直列に接続され、b接点R2−bとタイマT1とが直列に接続され、a接点T1−aとb接点T2−bとリレーR2とが直列に接続され、a接点R2−aとタイマT2とが直列に接続され、そして、前記主液電磁弁SV1と、前記a接点R3−a及び従液電磁弁SV2と、前記b接点R2−b及びタイマT1と、前記a接点T1−a、b接点T2−b及びリレーR2と、前記a接点R2−a及びタイマT2とが並列に接続される。また、a接点R3−a及び従液電磁弁SV2の間と、b接点R2−b及びタイマT1の間とが接続されると共に、a接点T1−a及びb接点T2−bの間とリレーR2及びタイマT2の間とが接続されている。尚、b接点R2−b、タイマT1、a接点T1−a、b接点T2−b、リレーR2、a接点R2−a、及びタイマT2とで前記繰返しタイマ35が構成されている。
【0024】符号42は前記液電磁弁制御を禁止する液電磁弁制御禁止手段(制御禁止手段)を示す。この液電磁弁制御禁止手段42では、交流電源39にa接点R1−aとリレーR3とが直列に接続されると共に、交流電源39にa接点R3−aと、b接点T3−bと、タイマT3とが直列に接続され、また、a接点R1−a及びリレーR3の間とb接点T3−b及びタイマT3の間とが接続されている。
【0025】(液電磁弁制御手段による通常の冷却運転の制御)通常の冷却運転時には、図4に示すように、吐出空気温度(庫内温度)が所定の温度に上昇して、サーモ出力接点THが閉じられると、主液電磁弁SV1が通電されて開き、前記下流側冷却器7に液冷媒が供給されて下流側冷却器7が冷却を開始する。また、サーモ出力接点THが閉じられると、図3に示すように、b接点R2−bを介して従液電磁弁SV2に通電され、この従液電磁弁SV2が開いて前記下流側冷却器8に液冷媒が供給され、下流側冷却器8が冷却を開始する。同時に、タイマT1に通電され、図5にも示すように、タイマT1に通電されてから予め設定されたt1分後にa接点T1−aが閉じて、リレーR2及びタイマT2に通電される。リレーR2に通電されることによって、a接点R2−aが閉じると共に、b接点R2−bが開いて従液電磁弁SV2の通電が解除されて従液電磁弁SV2が閉じ、下流側冷却器8が冷却を停止する。同時に、タイマT2に通電されてから予め設定されたt2分後に、b接点T2−bが開いてリレーR2の通電が解除され、b接点R2−bが閉じて従液電磁弁SV2に通電され、この従液電磁弁SV2が開いて下流側冷却器8への液冷媒の供給が開始され、下流側冷却器8が冷却を再開する。その後は、吐出空気温度が降下してサーモ出力接点THが開くまで、下流側冷却器8がt1分間冷却を行ってt2分間冷却を停止する動作が繰り返される。
【0026】この液電磁弁制御手段40の制御によれば、サーモ出力接点THが閉じられた時、下流側冷却器7が冷却を開始すると共に下流側冷却器8が冷却を開始し、t1分が経過した時に下流側冷却器8のみ冷却を停止し、更にt2分が経過した時に下流側冷却器8が冷却を再開する動作を行い、この動作はサーモ出力接点THが開くまで継続されるので、フィンピッチが狭いことにより目詰まりを起こしやすい下流側冷却器8への液冷媒の供給量が減少して、下流側冷却器8が目詰まりを起こすまでの時間が長くなり、商品陳列室11に陳列された商品に悪影響を及ぼす除霜運転の周期を延ばすことが可能になる。
【0027】また、繰返しタイマ35は上流側冷却器7への液冷媒供給を開始するタイミングを司るサーモ出力接点THが閉じたときに計時を開始するので、計時を開始してから従液電磁弁SV2を繰り返して閉じるまでの時間(t1分)をサーモ出力接点THが閉じている時間よりも短く設定すれば、上流側冷却器7へ液冷媒が供給されている間に下流側冷却器8への液冷媒の供給を確実に停止することができる。
【0028】(除霜運転制御手段による除霜運転の制御)前述した通常の冷却運転が所定の時間行われて上流側冷却器7及び下流側冷却器8に霜が蓄積された時に、この霜を除去する除霜運転が開始される。除霜運転が開始されるときには、図4に示すように、除霜出力接点DFが閉じられ、除霜出力接点DFが閉じられると、図3に示すように、除霜ヒータH1、H2に通電され、除霜ヒータH1、H2が昇温して上流側冷却器7及び下流側冷却器8に蓄積された霜が解凍されて除去される。このとき、リレーR1に通電され、液電磁弁制御禁止手段のa接点R1−aが閉じられ、リレーR3と通電開始から予め設定されたt3分間(遅延時間)b接点T3−bを閉じるタイマT3とに通電され、2個のa接点R3−a及びb接点T3−bが閉じる。
【0029】(液電磁弁制御禁止手段によるプルダウン時の制御)除霜運転時には吐出冷気温度が上昇する(図4)ので、除霜運転終了後にはプルダウン運転(急速冷却運転)が行われる。除霜運転終了時には、図6にも示すように、除霜出力接点DFが開かれてa接点R1−aが開くが、a接点R3−a及びb接点T3−bが閉じているので、リレーR3には通電されたままで、2個のa接点R3−aが閉じられたままである。これら2個のa接点R3−aは、前述したように、通電が行われて(除霜運転が開始されて)t3分間閉じられた状態が保持され、繰返しタイマ35により周期的に従液電磁弁SV2を閉じる液電磁弁制御はt3分間禁止される。従って、t3分を除霜運転時間とプルダウン運転時間の和よりも長めに予め設定すれば、少なくともプルダウン運転時には主液電磁弁SV1及び従液電磁弁SV2の両方の開状態が保持され、上流側冷却器7及び下流側冷却器8の両方による冷却運転が行われ、図4に示すように、迅速に吐出空気温度(陳列室11の温度)を降下させることができる。
【0030】この液電磁弁制御禁止手段42によれば、プルダウン運転時に液電磁弁制御手段40による制御を禁止するので、プルダウン運転時に下流側冷却器8への液冷媒の供給停止が回避され、プルダウン運転時の液電磁弁制御手段40による冷却能力低下を防止することができる。
【0031】別の実施形態として、図示を省略したが、冷気通路に沿ってフィンピッチの等しい2台の冷却器を設置し、冷気通路の上流側に設置された上流側冷却器の液冷媒供給管に制御弁を設け、冷却運転中にこの制御弁の開度を減少させる制御弁制御手段を設け、プルダウン運転時には制御弁制御手段による制御を禁止する制御禁止手段を設けてもよい。一般に、冷気通路に沿ってフィンピッチの等しい2台の冷却器を設置した場合には、上流側冷却器の着霜量が多くなる。
【0032】この別の実施形態によれば、冷気通路の上流側に設置された上流側冷却器の液冷媒供給管に制御弁を設け、冷却運転中にこの制御弁の開度を減少させる制御弁制御手段を備えるので、上流側冷却器への液冷媒の供給量が減少し、着霜量が多い上流側冷却器が目詰まりを起こすまでの時間が長くなり、除霜運転の周期を延ばすことが可能になる。
【0033】また、プルダウン運転時に制御弁制御手段による制御を禁止する制御禁止手段を備えるので、プルダウン運転時に上流側冷却器への液冷媒の供給量の減少が回避され、制御弁制御手段による冷却能力低下を防止することができる。
【0034】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本実施形態では、下流側冷却器8の液冷媒供給管31bに従液電磁弁SV2が設けられているが、この従液電磁弁SV2の代わりに例えば流量調整弁を設け、下流側冷却器8への液冷媒の供給量の制御を行ってもよい。また、制御弁は開度を減少させて液冷媒の流量を減少可能な流量調整弁であり、制御弁制御手段は流量調整弁の開度を所定時間t2の間減少させるものであってもよい。
【0035】
【発明の効果】請求項1または2記載の発明によれば、フィンピッチの狭い下流側冷却器への液冷媒供給管に設けられた制御弁(開閉弁)を所定時間減少させる制御弁制御手段(開閉弁制御手段)を備えるので、フィンピッチが狭いことによって着霜による目詰まりを起こしやすい下流側冷却器への液冷媒の供給量が減少して、下流側冷却器が目詰まりを起こすまでの時間が長くなり、除霜運転の周期を延ばすことが可能になる。
【0036】請求項3記載の発明によれば、繰返しタイマはサーモ出力接点が閉じたときに計時を開始するので、計時を開始してから開閉弁を閉じるまでの時間をサーモ出力接点が閉じている時間よりも短く設定すれば、上流側冷却器へ液冷媒が供給されている間に下流側冷却器への液冷媒の供給を確実に停止することができる。
【0037】請求項4記載の発明によれば、プルダウン運転時に開閉弁制御手段による制御を禁止する制御禁止手段を備えるので、プルダウン運転時に下流側冷却器への液冷媒の供給停止が回避され、開閉弁制御手段による冷却能力低下を防止することができる。
【0038】請求項5記載の発明によれば、冷気通路の上流側に設置された上流側冷却器の液冷媒供給管に制御弁を設け、冷却運転中にこの制御弁の開度を減少させる制御弁制御手段を備えるので、上流側冷却器への液冷媒の供給量が減少し、例えば複数の冷却器のフィンピッチが等しい場合には上流側冷却器の着霜量が多いにもかかわらず、上流側冷却器が目詰まりを起こすまでの時間が長くなり、除霜運転の周期を延ばすことが可能になる。
【0039】請求項6記載の発明によれば、プルダウン運転時に制御弁制御手段による制御を禁止する制御禁止手段を備えるので、プルダウン運転時における上流側冷却器への液冷媒の供給量の減少が回避され、制御弁制御手段による冷却能力低下を防止することができる。
【出願人】 【識別番号】000001889
【氏名又は名称】三洋電機株式会社
【出願日】 平成11年3月31日(1999.3.31)
【代理人】 【識別番号】100091823
【弁理士】
【氏名又は名称】櫛渕 昌之 (外1名)
【公開番号】 特開2000−283575(P2000−283575A)
【公開日】 平成12年10月13日(2000.10.13)
【出願番号】 特願平11−91673