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【発明の名称】 ヒートポンプシステム
【発明者】 【氏名】高橋 淳一

【氏名】小林 光

【氏名】北川 寛

【氏名】平井 仁

【要約】 【課題】氷蓄熱および温水蓄熱を利用して夜間電力を有効に利用できるヒートポンプシステムを提供する。

【解決手段】通常のヒートポンプシステムに、第2の減圧弁16と氷蓄熱および温水蓄熱兼用の蓄熱槽18とが介装され、そして氷蓄熱や温水蓄熱を利用して夜間電力の利用が図られるとともに、各種の運転が可能とされている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 圧縮機と室外熱交換器と第1の減圧機構と室内熱交換器とがこの順に環状に接続されるとともに、第2の減圧機構と、氷蓄熱および温水蓄熱兼用の蓄熱槽とが介装され、これらの間に冷媒が循環されてなり、かつ、氷蓄熱運転時は、上記冷媒が上記圧縮機、上記室外熱交換器、上記第2の減圧機構、上記蓄熱槽および上記圧縮機の順に循環され、冷房運転時は、上記冷媒が上記圧縮機、上記室外熱交換器、上記第1の減圧機構、上記室内熱交換器および上記圧縮機の順に循環され、氷蓄熱利用冷房運転時は、上記冷媒が上記圧縮機、上記室外熱交換器、上記蓄熱槽、上記第1の減圧機構、上記室内熱交換器および上記圧縮機の順に循環され、温水蓄熱運転時は、上記冷媒が上記圧縮機、上記蓄熱槽、上記第2の減圧機構、上記室外熱交換器および上記圧縮機の順に循環され、外気を熱源とする暖房運転時は、上記冷媒が上記圧縮機、上記室内熱交換器、上記第1の減圧機構、上記室外熱交換器および上記圧縮機の順に循環され、温水蓄熱利用暖房運転時は、上記冷媒が上記圧縮機、上記室内熱交換器、上記第1の減圧機構、上記蓄熱槽および上記圧縮機の順に循環されることを特徴とするヒートポンプシステム。
【請求項2】 上記圧縮機、上記室外熱交換器、上記第1の減圧機構、上記室内熱交換器、上記第2の減圧機構および上記蓄熱槽は、ユニット化されていることを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプシステム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷房、暖房、氷蓄熱、温水蓄熱および各種の同時運転などを可能にする住宅などに使用されるヒートポンプシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅用ヒートポンプシステムとして、ヒートポンプ給湯が可能で冷房の排熱を給湯加熱に利用することが可能なものや、貯湯槽に冷水蓄熱を行い電力負荷の平準化を図るものなど各種のものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、現在でも、さらなる空調負荷のピーク時の電力負荷平準化や省エネルギー化等が要望されている。本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、請求項1に記載の発明は、氷蓄熱および温水蓄熱を利用して夜間電力を有効に利用できるヒートポンプシステムを提供することを目的とするものである。
【0004】また、請求項2に記載の発明は、据付時や改修時の配管工事に伴う冷媒漏れに対応したヒートポンプシステムを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、請求項1に記載のヒートポンプシステムは、圧縮機と室外熱交換器と第1の減圧機構と室内熱交換器とがこの順に環状に接続されるとともに、第2の減圧機構と、氷蓄熱および温水蓄熱兼用の蓄熱槽とが介装され、これらの間に冷媒が循環されてなり、かつ、氷蓄熱運転時は、上記冷媒が上記圧縮機、上記室外熱交換器、上記第2の減圧機構、上記蓄熱槽および上記圧縮機の順に循環され、冷房運転時は、上記冷媒が上記圧縮機、上記室外熱交換器、上記第1の減圧機構、上記室内熱交換器および上記圧縮機の順に循環され、氷蓄熱利用冷房運転時は、上記冷媒が上記圧縮機、上記室外熱交換器、上記蓄熱槽、上記第1の減圧機構、上記室内熱交換器および上記圧縮機の順に循環され、温水蓄熱運転時は、上記冷媒が上記圧縮機、上記蓄熱槽、上記第2の減圧機構、上記室外熱交換器および上記圧縮機の順に循環され、外気を熱源とする暖房運転時は、上記冷媒が上記圧縮機、上記室内熱交換器、上記第1の減圧機構、上記室外熱交換器および上記圧縮機の順に循環され、温水蓄熱利用暖房運転時は、上記冷媒が上記圧縮機、上記室内熱交換器、上記第1の減圧機構、上記蓄熱槽および上記圧縮機の順に循環されることを特徴とするものである。
【0006】また、請求項2に記載のヒートポンプシステムは、請求項1において、上記圧縮機、上記室外熱交換器、上記第1の減圧機構、上記室内熱交換器、上記第2の減圧機構および上記蓄熱槽は、ユニット化されていることを特徴とするものである。
【0007】請求項1の発明においては、氷蓄熱運転、冷房運転、氷蓄熱利用冷房運転、温水蓄熱運転、外気を熱源とする暖房運転および温水蓄熱利用暖房運転が可能となる。したがって、氷蓄熱および温水蓄熱を利用して夜間電力が有効に利用されるため、空調負荷のピーク時の電力負荷平準化および割安な電力の利用による省ランニングコスト化が図られる。
【0008】請求項2の発明においては、圧縮機、室外熱交換器、第1の減圧機構、室内熱交換器、第2の減圧機構および蓄熱槽がユニット化され一体化されているので、これらの間に冷媒を循環させる冷媒配管が当該ユニット内に収められ、外部には一切不要となるため、据付時や改修時の配管工事の際に、冷媒が当該ユニットの外部に漏れることがない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のヒートポンプシステムの一実施の態様を図面に基づいて説明する。図1は、本実施の態様に係るヒートポンプシステムの冷媒回路図である。同図において、符号1は、圧縮機であり、この圧縮機1の吐出側には、R−22(フロン)等の冷媒が流される冷媒配管2によって、プロペラ式の送風機3が併設されたプレートフィン式の室外熱交換器4が接続されている。冷媒配管2には、電磁開閉弁5が介装されている。
【0010】室外熱交換器4には、冷媒配管6が接続され、この冷媒配管6は、3つの冷媒配管7、8、9に分岐されている。分岐された冷媒配管7は、電磁開閉弁10を介して第1の膨張弁(第1の減圧機構)11に接続されている。この第1の膨張弁11には、両吸込シロッコ式の送風機12が併設された室内熱交換器13が接続されている。室内熱交換器13には、冷媒配管14によって圧縮機1に接続されている。冷媒配管14には電磁開閉弁15が介装されている。
【0011】上記分岐された冷媒配管8は、第2の膨張弁(第2の減圧機構)16に接続され、この第2の膨張弁16には、冷媒配管17によって冷媒過冷却型の氷蓄熱および温水蓄熱兼用の蓄熱槽18が接続されている。氷蓄熱には冷媒過冷却方式を採用している。上記分岐された冷媒配管9は、電磁開閉弁19を介して冷媒配管17に接続されている。
【0012】蓄熱槽18には、冷媒配管20が接続され、この冷媒配管20は、3つの冷媒配管21、22、23に分岐されている。分岐された冷媒配管21は、電磁開閉弁24を介して、冷媒配管7における電磁開閉弁10と第1の膨張弁11との間に接続されている。また、分岐された冷媒配管22は、電磁開閉弁25を介して、冷媒配管14における室内熱交換器13と電磁開閉弁15との間に接続されている。また、分岐された冷媒配管23は、電磁開閉弁26を介して、冷媒配管14における電磁開閉弁15と圧縮機1との間に接続されている。
【0013】上記冷媒配管2における圧縮機1と電磁開閉弁5との間に、冷媒配管27の一端が接続され、この冷媒配管27の他端は、冷媒配管14における電磁開閉弁15より室内熱交換器13側に接続されている。冷媒配管27には、電磁開閉弁28が介装されている。また、冷媒配管2における電磁開閉弁5と室外熱交換器4との間に、冷媒配管29の一端が接続され、この冷媒配管29の他端は、冷媒配管23における電磁開閉弁26より圧縮機1側に接続されている。冷媒配管29には、電磁開閉弁30が介装されている。
【0014】ここで、図1において、二点鎖線で囲った部分、すなわち、圧縮機1、室外熱交換器4、送風機3、第1の膨張弁11、室内熱交換器13、送風機12、第2の膨張弁16、蓄熱槽18、各冷媒配管および各電磁開閉弁は、ユニットAとしてユニット化されて構成されている。これらの機器および冷媒配管は、図2に概略示すように、筐体Bの中に収納されている。ユニットAは、屋外に設置されて、送風機12によって送風される空調空気は、給気ダクトCによって室内Eに導かれ、還気ダクトDによって戻される。なお、同図において、Fはフィルタである。
【0015】このように構成されたヒートポンプシステムは、制御手段によって制御され、次のように各種の運転がなされる。以下、各種の運転について説明する。
【0016】(氷蓄熱運転)本運転は、通常、夏季の夜間に運転される。図3に示すように、本運転では、電磁開閉弁5、第2の膨張弁16および電磁開閉弁26が開弁されるとともに、他の電磁開閉弁および膨張弁は閉弁され、そして冷媒は、実線矢印で示すように、圧縮機1、電磁開閉弁5、室外熱交換器4、第2の膨張弁16、蓄熱槽18、電磁開閉弁26および圧縮機1の順に循環される。
【0017】この間に、圧縮機1から吐出された高温・高圧の冷媒ガスは、室外熱交換器4を通過する。室外熱交換器4は凝縮器として機能し、高温・高圧の冷媒ガスは、室外熱交換器4を通過する間に、凝縮して高圧の冷媒液となった後、第2の膨張弁16により減圧されて低圧二相状態にされる。その後、蓄熱槽18が蒸発器として機能し、冷媒が蓄熱槽18を通過する間に蒸発して低圧ガスとされる一方、蓄熱槽18には氷蓄熱される。その後、冷媒ガスは圧縮機1の吸入側に戻される。
【0018】本運転においては、夜間電力を利用して氷蓄熱を行うので、夜間電力を有効利用することができる。
【0019】(冷房運転)本運転は、通常、夏季に運転される。本運転においては、通常行われている冷房運転がなされる。図4に示すように、本運転では、電磁開閉弁5、電磁開閉弁10、第1の膨張弁11および電磁開閉弁15が開弁されるとともに、他の電磁開閉弁および膨張弁は閉弁され、そして冷媒は、実線矢印で示すように、圧縮機1、電磁開閉弁5、室外熱交換器4、電磁開閉弁10、第1の膨張弁11、室内熱交換器13、電磁開閉弁15および圧縮機1の順に循環される。
【0020】この間に、圧縮機1から吐出された高温・高圧の冷媒ガスは、室外熱交換器4を通過する。この室外熱交換器4は凝縮器として機能し、高温・高圧の冷媒ガスは、この室外熱交換器4を通過する間に、凝縮して高圧の冷媒液となった後、第1の膨張弁11により減圧されて低圧二相状態にされる。その後、室内熱交換器13が蒸発器として機能し、冷媒が室内熱交換器13を通過する間に蒸発して低圧ガスとされる。その後、冷媒ガスは圧縮機1の吸入側に戻される。
【0021】(氷蓄熱利用冷房運転)本運転は、通常、夏季の昼間の電力ピーク時間帯(通常午後1時から午後4時頃)に運転される。図5に示すように、本運転では、電磁開閉弁5、電磁開閉弁19、電磁開閉弁24、第1の膨張弁11および電磁開閉弁15が開弁されるとともに、他の電磁開閉弁および膨張弁は閉弁され、そして冷媒は、実線矢印で示すように、圧縮機1、電磁開閉弁5、室外熱交換器4、電磁開閉弁19、蓄熱槽18、電磁開閉弁24、第1の膨張弁11、室内熱交換器13、電磁開閉弁15および圧縮機1の順に循環される。
【0022】この間に、圧縮機1から出された高温・高圧の冷媒ガスは、室外熱交換器4および蓄熱槽18を通過する。これら室外熱交換器4および蓄熱槽18は凝縮器として機能し、高温・高圧の冷媒ガスは、これらを通過する間に、凝縮して高圧の冷媒液となった後、第1の膨張弁11により減圧されて低圧二相状態にされる。その後、室内熱交換器13が蒸発器として機能し、冷媒が室内熱交換器13を通過する間に蒸発して低圧ガスとされる。その後、冷媒ガスは圧縮機1の吸入側に戻される。
【0023】本運転においては、蓄熱槽18の氷蓄熱を利用して冷媒の凝縮を行うので、冷房能力が向上するとともに、夜間電力により氷蓄熱されているので電力ピークカットを図ることができる。
【0024】(温水蓄熱運転)本運転は、通常、冬季の夜間に運転される。図6に示すように、本運転では、電磁開閉弁28、電磁開閉弁25、第2の膨張弁16および電磁開閉弁30が開弁されるとともに、他の電磁開閉弁および膨張弁は閉弁され、そして冷媒は、実線矢印で示すように、圧縮機1、電磁開閉弁28、電磁開閉弁25、蓄熱槽18、第2の膨張弁16、室外熱交換器4、電磁開閉弁30および圧縮機1の順に循環される。
【0025】この間に、圧縮機1から吐出された高温・高圧の冷媒ガスは、蓄熱槽18を通過する。この蓄熱槽18は凝縮器として機能し、高温・高圧の冷媒ガスは、これらを通過する間に、凝縮して高圧の冷媒液となる一方、蓄熱槽18では温水蓄熱が行われる。その後、冷媒は第2の膨張弁16により減圧されて低圧二相状態にされる。その後、室外熱交換器4が蒸発器として機能し、冷媒が室外熱交換器4を通過する間に蒸発して低圧ガスとされ、その後圧縮機1の吸入側に戻される。
【0026】本運転においては、夜間電力を利用して温水蓄熱を行うので、夜間電力を有効利用することができる。また、外気を熱源として室外熱交換器4によって採熱しこの熱を利用して、温水蓄熱を行うので、省エネルギーおよび省コスト化を図ることができる。
【0027】(外気を熱源とする暖房運転)本運転は、通常、冬季の昼間に運転される。本運転においては、外気を熱源とするヒートポンプとして作動する。図7に示すように、本運転では、電磁開閉弁28、第1の膨張弁11、電磁開閉弁10および電磁開閉弁30が開弁されるとともに、他の電磁開閉弁および膨張弁は閉弁され、そして冷媒は、実線矢印で示すように、圧縮機1、電磁開閉弁28、室内熱交換器13、第1の膨張弁11、電磁開閉弁10、室外熱交換器4、電磁開閉弁30および圧縮機1の順に循環される。
【0028】この間に、圧縮機1から吐出された高温・高圧の冷媒ガスは、室内熱交換器13を通過する。室内熱交換器13は凝縮器として機能し、高温・高圧の冷媒ガスは、この室内熱交換器13を通過する間に、凝縮して高圧の冷媒液となる。その後、冷媒は第1の膨張弁11により減圧されて低圧二相状態にされる。その後、室外熱交換器4が蒸発器として機能し、冷媒が室外熱交換器4を通過する間に蒸発して低圧ガスとされ、その後圧縮機1の吸入側に戻される。
【0029】(温水蓄熱利用暖房運転)本運転は、通常、冬季の朝の暖房ピーク時に運転される。図8に示すように、本運転では、電磁開閉弁28、第1の膨張弁11、電磁開閉弁10、電磁開閉弁19および電磁開閉弁26が開弁されるとともに、他の電磁開閉弁および膨張弁は閉弁され、そして冷媒は、実線矢印で示すように、圧縮機1、電磁開閉弁28、室内熱交換器13、第1の膨張弁11、電磁開閉弁10、電磁開閉弁19、蓄熱槽18、電磁開閉弁26および圧縮機1の順に循環される。
【0030】この間に、圧縮機1から吐出された高温・高圧の冷媒ガスは、室内熱交換器13を通過する。室内熱交換器13は凝縮器として機能し、高温・高圧の冷媒ガスは、この室内熱交換器13を通過する間に、凝縮して高圧の冷媒液となる。その後、冷媒は第1の膨張弁11により減圧されて低圧二相状態にされる。その後、蓄熱槽18が蒸発器として機能し、冷媒がこれらを通過する間に蒸発して低圧ガスとされ、その後圧縮機1の吸入側に戻される。
【0031】本運転においては、外気温度よりも高い温度の蓄熱槽18の温水蓄熱を利用して冷媒の蒸発を行うので、暖房能力が向上するとともに、夜間電力により温熱蓄熱されているので朝の電力ピークカットを図ることができる。
【0032】このようなヒートポンプシステムにあっては、氷蓄熱運転、冷房運転、氷蓄熱利用冷房運転、温水蓄熱運転、外気を熱源とする暖房運転および温水蓄熱利用暖房運転を行うことが可能であるので、氷蓄熱および温水蓄熱を利用して夜間電力を有効に利用することができ、したがって空調負荷のピーク時の電力負荷平準化および割安な電力の利用による省ランニングコスト化を図ることが可能になる。
【0033】さらに、圧縮機1、室外熱交換器4、送風機3、第1の膨張弁11、室内熱交換器13、送風機12、第2の膨張弁16、蓄熱槽18、各冷媒配管および各電磁開閉弁が、筐体Bの中に収納されてユニットAとしてユニット化されているので、外部には一切冷媒配管を施設する必要がないため、据付時や改修時の配管工事の際に、冷媒がユニットAの外部に漏れるのを防止することが可能になる。また、ユニットAとしてユニット化されているので、給気ダクトC、還気ダクトDおよび室内Eへの吹出口、吸込口を設置するだけで、使用可能となる利点がある。特に、小規模の店舗や事務所、あるいは住宅用として好適である。
【0034】なお、上記実施の形態では、ユニットAを屋外に設置するようにしたが、室内熱交換器4側に外気取り入れ用および排気用のダクトを設置すれば、屋内に設置することもできる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載のヒートポンプシステムによれば、氷蓄熱運転、冷房運転、氷蓄熱利用冷房運転、温水蓄熱運転、外気を熱源とする暖房運転および温水蓄熱利用暖房運転を行うことができるから、氷蓄熱および温水蓄熱を利用して夜間電力を有効に利用することができるので、空調負荷のピーク時の電力負荷平準化および割安な電力の利用による省ランニングコスト化を図ることができるという効果を奏する。
【0036】また、請求項2に記載のヒートポンプシステムによれば、圧縮機、室外熱交換器、減圧機構、室内熱交換器、第2の減圧機構および蓄熱槽をユニット化し一体化したから、これらの間に冷媒を循環させる冷媒配管を当該ユニット内に収納することができ、外部には一切冷媒配管を施設する必要がないため、据付時や改修時の配管工事の際に、冷媒が当該ユニットの外部に漏れるのを防止することができる。さらに、ユニット化したことから、ダクトおよび室内への吹出口、吸込口を設置すれば、使用可能となる利点を有する。特に、小規模の店舗や事務所、あるいは住宅用として好適である。
【出願人】 【識別番号】000206211
【氏名又は名称】大成建設株式会社
【識別番号】000229715
【氏名又は名称】日本ピーマック株式会社
【出願日】 平成11年3月5日(1999.3.5)
【代理人】 【識別番号】100096862
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 千春
【公開番号】 特開2000−257975(P2000−257975A)
【公開日】 平成12年9月22日(2000.9.22)
【出願番号】 特願平11−58643