| 【発明の名称】 |
冷凍冷蔵庫 |
| 【発明者】 |
【氏名】荒木 正雄
【氏名】中津 哲史
【氏名】加藤 睦
|
| 【要約】 |
【課題】防振防音効果を高め、また解体時における材料の分別性を高めた冷凍冷蔵庫を得ること。
【解決手段】冷媒圧縮機3、凝縮器、蒸発器及びこれらを環状に連通する冷媒配管7を備えた冷凍冷蔵庫であって、冷媒圧縮機3を収納した機械室2の壁面4外側に冷媒配管7を支持部材11、10によって支持すると共に、この支持部材11,10に対応する位置近傍の壁面4内側に振動伝達を低減させる弾性部材17を貼り付けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 冷媒圧縮機、凝縮器、蒸発器及びこれらを環状に連通する冷媒配管等を備えた冷凍冷蔵庫において、前記冷媒圧縮機を収納した機械室の壁面外側に冷媒配管を支持部材によって支持すると共に、この支持部材に対応する位置近傍の壁面内側に振動伝達を低減させる弾性部材を貼り付けたことを特徴とする冷凍冷蔵庫。 【請求項2】 壁面を貫通して支持部材を支持する支持体の上下位置の少なくとも一方に弾性部材を貼り付けたことを特徴とする請求項1記載の冷凍冷蔵庫。 【請求項3】 弾性部材に穴部を設け、この穴部に支持部材の支持体を貫通させて前記弾性部材を貼り付けるようにしたことを特徴とする請求項1記載の冷凍冷蔵庫。 【請求項4】 弾性部材及び支持体の上から壁面内側に前記弾性部材及び支持体を覆うようにして分別用の保護テープを貼り付けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。 【請求項5】 壁面に分別用のミシン目を入れたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒配管が環状に連通した冷凍冷蔵庫に係り、より詳しくは、冷媒配管を通じて冷媒圧縮機から箱体に伝わる振動を低減させて、防振、防音効果を高めた冷凍冷蔵庫に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図9は従来の冷凍冷蔵庫の機械室における配管支持構造の一例を示す正面図、図10は図9のBーB断面図である。冷凍冷蔵庫は、冷媒圧縮機3、凝縮器、蒸発器(図示せず)及びこれらを環状に連通する冷媒配管7,8を備えており、箱体1から機械室2に入ってきた冷媒配管7は、差圧弁9を通過した後、機械室2を構成する側壁4の庫内側面(外側面)に、防振材10、支持材11を介してネジ下穴部品13にネジ12を螺入させることによって固定され、さらに消音器15を通過して、冷媒圧縮機3に接続している。なお、6は側壁4の内側にも充填されたウレタン断熱材である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した冷凍冷蔵庫によれば、冷媒配管7の振動は防振材10で減衰させているに過ぎず、冷媒配管7の振動は箱体1に伝達してしまう。すなわち、冷媒配管7自体の振動は防振材10によって減衰されるものの、冷媒配管7の取付け部の振動は、防振材10、支持材11、ネジ12、ネジ下穴部品13から機械室2の側壁4の庫内側面に伝達され、その振動がそのまま箱体1に伝達されて音となり、周囲に放出される。また、上記のように構成した冷凍冷蔵庫によれば、冷凍庫解体時における材料の分別が十分でなく、冷凍冷蔵庫解体後における材料のリサイクル性も考慮する必要があった。 【0004】本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、冷媒圧縮機から箱体に伝達される振動をさらに低減するものであって、低コストで簡単に、防振、防音効果を高めることができる冷凍冷蔵庫を得ること、また、材料のリサイクル性も考慮して冷凍冷蔵庫解体時の材料の分別性を高めることができる冷凍冷蔵庫を得ることを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明に係る冷凍冷蔵庫は、冷媒圧縮機、凝縮器、蒸発器及びこれらを環状に連通する冷媒配管等を備えた冷凍冷蔵庫であって、冷媒圧縮機を収納した機械室の壁面外側に冷媒配管を支持部材によって支持すると共に、この支持部材に対応する位置近傍の壁面内側に振動伝達を低減させる弾性部材を貼り付けた。 【0006】また、壁面を貫通して支持部材を支持する支持体の上下位置の少なくとも一方に弾性部材を貼り付けた。さらに、弾性部材に穴部を設け、この穴部に支持部材の支持体を貫通させて前記弾性部材を貼り付けるようにした。また、弾性部材及び支持体の上から壁面内側にこれら弾性部材及び支持体を覆うようにして分別用の保護テープを貼り付けた。さらに、壁面に分別用のミシン目を入れた。 【0007】 【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は本発明の実施の形態1の要部説明図、図2は図1のAーA断面図、図3は図2の背面図である。1は板金製の外箱、プラスチック製の内箱及びその間に注入されたウレタン断熱材によって構成された冷凍冷蔵庫の箱体である。2は箱体1内に設けられた機械室、3は機械室2内に収容された冷媒圧縮機、4は機械室2を構成する板金製の側壁、5は板金製の底板、6は側壁4の内側に充填されたウレタン断熱材である。 【0008】7は蒸発器(図示せず)と機械室2内の冷媒圧縮機3を接続して冷媒を箱体1から機械室2に移動させる吸込銅配管、8は冷媒を冷媒圧縮機3から吐出させる吐出銅配管で、これらの配管7,8によって冷媒配管を構成している。9は冷媒圧縮機3が停止時に冷媒の逆流を防止するために差圧弁に取付けた逆止弁である。 【0009】10は逆止弁9の下流側に位置して吸込銅配管7を覆うようにして取付けた合成ゴム製の防振材であり、この防振材10によって、冷媒圧縮機3が振動源となって吸込銅配管7に振動が伝達されるとき、吸込銅配管7の取付け部分の重量を重くして、吸込銅配管7自体の振動を低減するようにしてある。11は防振材10を覆いこの防振材10を介して吸込銅配管7を側壁4の庫内側面に固定する鉄板製の支持材で、防振材10を覆う防振材被覆部分11aと、これを側壁4の庫内側面に取り付けるための壁面取付部分11bとからなる。そして、防振材10と支持材11を合わせて、支持部材という。 【0010】12は支持材11の壁面取付部分11bを機械室2の側壁4の庫内側面に固定するために使用するステンレス製のネジである。13は側壁4の庫内側面に設けた穴14に嵌合して取付けられたナイロン製のネジ下穴部品で、ネジ12がネジ下穴部品13に庫内側面方向から螺入して支持材11を側壁4の庫内側面に固定するようになっている。なお、ネジ12とネジ下穴部品13を合わせて、支持体という。15は支持材11等の下流側に位置する銅製の消音機であり、16は送風装置を固定するためのプラスチック部材である。 【0011】17は機械室2を構成する側壁4の内側面に貼り付けた例えば制振材を混入したブチルゴムからなる弾性部材で、吸込銅配管7を支持する支持部材及び支持体を取付けた側壁4の内側面であってネジ下穴部品13の上下に1枚づつ合計で2枚貼り付けてある。この弾性部材17は、冷媒圧縮機3から伝達される吸込銅配管7の振動が箱体1に伝達するのを低減させるためのものであり、ネジ下穴部品13との間に、間隙g(例えば、1mm以内)を隔てて上下方向に貼り付けたもので、例えば、縦(図2のy方向)50mm、横(図2の前後方向)100mm、厚さ(図2のx方向)10mm、質量82gからなる。そして、その材質は全面が接着面となっており、ウレタン断熱材6や側壁4面との接着性は良く、単価も例えば1枚20円程度と安価である。 【0012】なお、上記の弾性部材17は、冷蔵庫の大きさや冷媒圧縮機3の回転数によって振動の大きさが異なるため、その材質(制振材の混入割合等)、種類、厚さ及び大きさをそれぞれの振動に合わせて代えるようにしてもよい。また、弾性部材17としてブチルゴムを用いたが、同様の性質を有するものであれば他のものであってもよい。 【0013】上記のように構成した実施の形態1の作用を説明する。冷媒圧縮機3の振動は吸込銅配管7に伝わり、さらに、防振材10、支持材11、ネジ12、ネジ下穴部品13に伝達され、ネジ下穴部品13と支持材11で挟まれた側壁4の面が振動する。この場合、側壁4において、振動が伝達していく起点であるネジ下穴部品13の周辺が、最もx方向の加速度、変位が大きい。しかしながら、ネジ下穴部品13の周辺に貼り付けた弾性部材17はダンピング効果を高め、かつ、ウレタン断熱材6との密度の差(ブチルゴムの密度1.6g/cm3 、ウレタンの密度約0.05g/cm3 )から質量の効果もあいまって、x方向の側壁4面の振動の成分は、箱体1に広がっていく前に、弾性部材17によって減衰、吸収されて、防振、防音効果が発揮される。こうして、冷媒圧縮機3によって吸込銅配管7が振動しても、機械室カバーや機械室2の側壁4の庫内側の壁面に接触して異音が発生することがなく、また、疲労による配管変形、破壊の防止、さらには輸送時の配管変形が起こることもない。 【0014】比較例表1は、縦50mm、横100mm、厚さ10mmの2枚のブチルゴムからなる弾性部材17を、ネジ下部品13の上下1mm以内の位置から上下方向に1枚づつ貼り付けた場合(実施品)と貼り付けない場合(従来品)における、音圧(dB)及び取付け部近傍の壁面におけるx方向の加速度(m/s2 )の測定結果を示したもので、冷媒圧縮機3の回転数がそれぞれ60rps、50rps、40rpsの場合において測定した。 【0015】 【表1】
【0016】表1から明らかなように、冷媒圧縮機3の回転数が60rpsのときは、従来品の音圧は25.7dB、実施品の音圧は24.4dB、その差は1.3dBであり、また、従来品のx方向の加速度は0.08m/s2 、実施品のx方向の加速度は0.06m/s2 で、その差は0.02m/s2 であった。また、冷媒圧縮機3の回転数が、50rpsのときは、従来品の音圧は25.1dB、実施品の音圧は24.4dB、その差は0.7dBであり、また、従来品のx方向の加速度は0.09m/s2 、実施品のx方向の加速度は0.05m/s2 で、その差は0.04m/sであった。さらに、冷媒圧縮機3の回転数が、40rpsのときは、従来品の音圧は25.6dB、実施品の音圧は24.6dB、その差は1dBであり、また、従来品のx方向の加速度は0.19m/s2 、実施品のx方向の加速度は0.09m/s2 で、その差は0.1m/s2 であった。 【0017】この結果、側壁4内側面のネジ下穴部品13の上下にブチルゴムからなる弾性部材17を2枚貼り付けることで、音圧は0.7dB〜1.3dB低減され、壁面の振動の大きさを表す加速度は、0.02m/s2 〜0.1m/s2 低減されることが確認され、冷凍冷蔵庫の防振、防音効果を向上させることがわかった。また、コスト対効果としても、40円対1dBは良好である。 【0018】[実施の形態2]実施の形態1では、側壁4の内側面のネジ下穴部品13の上下に1枚づつ弾性部材17を貼り付けた場合を示したが、実施の形態2では、弾性部材17をネジ下穴部品13の上側にのみ貼り付け、あるいは、下側にのみ貼り付けたものである(図示せず)。その他の構成は、実施の形態1で示した場合と実質的に同様なので、説明を省略する。 【0019】実施例表2は、ブチルゴムからなる弾性部材17を、機械室2の側壁4の内側面のネジ下穴部品13の上側のみ、または下側のみに貼り付けた場合における、音圧(dB)とネジ下穴部品13の取付け部近傍のx方向の加速度(m/s2 )の測定結果を示したものである。貼り付ける弾性部材17は、厚さ10mmで、縦横寸法はそれぞれ50mm、100mmとし、冷媒圧縮機3の回転数は50rpsとして測定を行った。 【0020】 【表2】
【0021】実施の形態1の比較例で示したように、ブチルゴムからなる弾性部材17の貼付位置が上下2枚である場合は、冷媒圧縮機3の回転数が50rpsのときは、実施品の音圧は、24.4dB、x方向の加速度は0.05m/s2 であったが、本実施例においては、表2に示すように、貼付位置が上のみである場合は、音圧は24.8dB、加速度は0.07m/s2 であり、貼付位置が下のみである場合は、音圧は25dB、加速度は0.08m/s2 であった。この結果、実施の形態1で示したように、ネジ下穴部品13の上下に弾性部材17を貼り付けた実施品と比較して、本実施品では、音圧、加速度ともやや大きくなるが、従来品における音圧25.1dB、加速度0.09m/s2 よりは小さくなっている。 【0022】また、貼り付け位置が上下いずれかの場合は、この両者を比較すると、上側にのみ貼り付ける場合の方が、下側にのみ貼り付ける場合と比べて、音圧、加速度とも小さいことがわかった。これは、ネジ下穴部品13が取付けられている位置は、機械室2の側壁4bの折れ曲り位置に近く、上側に比べて下側の剛性が強いためである。 【0023】[実施の形態3]図4は図1のA−A断面に対応した実施の形態3の断面図、図5は図4の背面図である。実施の形態1では、2枚の弾性部材16をネジ下穴部品13の上下に貼り付けた場合を示したが、実施の形態3では穴の開いた1枚の弾性部材を貼り付けたものである。17は中央部近傍にネジ下穴部品13に挿入する穴18の開いた1枚のブチルゴムからなる弾性部材で、その穴18にネジ下穴部品13を挿入して貼り付けたものである。弾性部材17を取り付けるには、弾性部材17に開けた穴18にネジ下穴部品13を挿入した状態にして、弾性部材17を側壁4の内側に貼り付けるようにしたものである。その他の構成、作用は、実施の形態1で示した場合と実質的に同様なので、説明を省略する。 【0024】なお、実施の形態3においても、実施の形態1と同様に、弾性部材17の材質、種類、厚さ及び大きさを変えることで、振動の大きさに対応することができる。こうして、ネジ下穴部品13を側壁4の内側方向より弾性部材17の穴部18に挿入して側壁4内側面に貼り付けるようにしたので、工作時間も短縮でき、作業性を改善することができる。また、防振、防音効果については、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。 【0025】[実施の形態4]実施の形態1〜3では、吸込銅配管7からの振動に対処するために弾性部材16を側壁4の内側面に取付けたが、実施の形態4では、送風機固定用のプラスチック部材16と機械室2の側壁4の内側面との接点の内側に弾性部材17を貼り付けたものである(図示せず)。こうすると、機械室2における他の振動源に対する防振、防音効果が良好となる。 【0026】[実施の形態5]図6は図1のAーA断面に対応した実施の形態5の要部断面図、図7は図6の背面図である。17は側壁4の内側面の上下に貼り付けたブチルゴムである弾性部材、19は弾性部材17やネジ下穴部品13の上からこれらを覆うようにして内側面に貼り付けた長方形状のポリエチレン製の保護テープで、その表面はウレタン断熱材6との接着性が低くなっている。なお、この保護テープ19の材質はポリエチレン製でなくてもよく、ウレタン断熱材6との接着性が低いものであればよい。こうして、冷凍冷蔵庫の材料のリサイクル性を考慮して、冷凍冷蔵庫の解体時にウレタン断熱材6から弾性部材17を一体として切り離し、ウレタン断熱材6と弾性部材17を分別できるようにしたものである。保護テープ19の表面はウレタン断熱材6との接着性が低くなっているので、保護テープ19が貼り付けられた部分の分別性は良好で、冷凍冷蔵庫を解体する際の材料のリサイクル性が改善される。 【0027】実施例表3は、保護テープ19を貼り付けた場合の音圧(dB)とネジ下穴部品13の取付け部近傍におけるx方向の加速度(m/s2 )の測定結果を示したものである。 【0028】 【表3】
【0029】表3に示すように、圧縮機回転数50rpsで測定したとき、従来品では、音圧は25.1dB、x方向の加速度は0.09m/s2 であり、実施の形態1で示した実施品では、音圧は24.4dB、x方向の加速度は0.05m/s2 である。また、実施の形態5で示した実施品では、音圧は24.7dB、x方向の加速度は0.07m/s2 であった。ウレタン断熱材6との接着性が低いため、音圧、加速度ともに実施の形態1よりは防振、防音効果が低いものの、従来品よりは効果があった。 【0030】[実施の形態6]図8は実施の形態6の背面図である。実施の形態5では弾性部材17を覆うようにして保護テープ19を側壁4の内側面に貼付けたが、実施の形態6ではさらに側壁4にミシン目を設けたものである。20は側壁4に設けたミシン目で、弾性部材17とネジ下穴部品13と覆うようにして側壁4の内側面に貼り付けた保護テープ19のさらに外側周辺に、例えばその穴径が2mm以下となるようにして目入れをしたものである。そして、冷凍冷蔵庫の解体時に、弾性部材17の張り付いた側壁4をミシン目20に沿って切り取り、弾性部材17とウレタン断熱材6を分別できるようにしたものである。 【0031】なお、ウレタン発泡の際に、ミシン目20からウレタンが漏れることも考えられるが、ミシン目20の穴径を2mm以下とした場合は、漏れでる量はわずかであるため問題はない。その他の構成は、実施の形態5で示した場合と実質的に同様なので、説明を省略する。 【0032】冷凍冷蔵庫の解体時に、ミシン目20に沿って側壁4を切り取り、弾性部材17とネジ下穴部品13とを箱体1から分けて、ウレタン断熱材6と箱体1、側壁4などの鉄、剛性ゴムなどを分別する。側壁4にミシン目20を設けたので、ウレタン断熱材6と箱体1、側壁4面などの鉄、剛性ゴムなどを容易に分別することができ、冷凍冷蔵庫を解体するときの材料のリサイクル性を改善することができる。 【0033】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明は、冷媒圧縮機、凝縮器、蒸発器及びこれらを環状に連通する冷媒配管等を備えた冷凍冷蔵庫であって、冷媒圧縮機を収納した機械室の壁面外側に冷媒配管を支持部材によって支持すると共に、この支持部材に対応する位置近傍の壁面内側に振動伝達を低減させる弾性部材を貼り付けたので、冷媒配管から防振材、支持材、ネジ、ネジ下穴部品を伝わってくる振動を箱体に広がるところで減衰、低減させることができ、低コストかつ簡単な手法で防振、防音効果を高めることができる。 【0034】また、壁面を貫通して支持部材を支持する支持体の上下位置の少なくとも一方に弾性部材を貼り付けたので、冷媒配管から防振材、支持材、ネジ、ネジ下穴部品を伝わってくる振動を箱体に広がるところで減衰、低減させることができ、低コストかつ簡単な手法で防振、防音効果を高めることができるうえ、作業性も良好である。 【0035】さらに、弾性部材に穴部を設け、この穴部に支持部材の支持体を貫通させて弾性部材を貼り付けるようにしたので、冷媒配管から防振材、支持材、ネジ、ネジ下穴部品を伝わってくる振動を箱体に広がるところで減衰、低減させることができ、低コストかつ簡単な手法で防振、防音効果を高めることができるうえ、作業性も良好である。 【0036】また、弾性部材及び支持体の上から壁面内側にこれら弾性部材及び支持体を覆うようにして分別用の保護テープを貼り付けたので、冷凍冷蔵庫解体時に、ウレタン断熱材と弾性部材とを容易に分別することができる。さらに、壁面に分別用のミシン目を入れたので、冷凍冷蔵庫解体時に、弾性部材の張り付いた機械室の壁面をミシン目にそって切り取ることができ、ウレタン断熱材、箱体、壁面などの鉄、合成ゴムなどを容易に分別することができ、材料のリサイクル性を改善できる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000006013 【氏名又は名称】三菱電機株式会社
|
| 【出願日】 |
平成11年1月14日(1999.1.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100061273 【弁理士】 【氏名又は名称】佐々木 宗治 (外3名)
|
| 【公開番号】 |
特開2000−205702(P2000−205702A) |
| 【公開日】 |
平成12年7月28日(2000.7.28) |
| 【出願番号】 |
特願平11−7205 |
|