| 【発明の名称】 |
吸収冷凍機・冷温水機の高温再生器及びその組立方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】高畠 修蔵
【氏名】中島 邦彦
【氏名】大石 修
【氏名】斉藤 健一
【氏名】荒井 英治
【氏名】大田 益臣
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| 【要約】 |
【課題】高温再生器を構成するそれぞれの部位を分割して、小型・簡易圧力容器相当の小ブロックにして一つ一つの小ブロックの安全性を高め、これらの小ブロックを組み立てる。
【解決手段】吸収冷凍機・冷温水機の高温再生器を構成するそれぞれの部位をブロック化し分割して製作された小ブロック群を、組み合わせ組立・接合して高温再生器集合体を構成する。小ブロック群は、前側バーナ取付ブロック10、後部煙室ブロック12、気液分離ブロック14、管群ヘッダブロック16、上部集合ヘッダブロック18及び下部集合ヘッダブロック等である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 吸収冷凍機・冷温水機の高温再生器を構成するそれぞれの部位をブロック化し分割して製作された小ブロック群を、組み合わせ組立・接合して高温再生器集合体を構成してなることを特徴とする吸収冷凍機・冷温水機の高温再生器。 【請求項2】 小ブロック群が、少なくとも前側バーナ取付ブロック、後部煙室ブロック、気液分離ブロック、管群ヘッダブロック、上部集合ヘッダブロック及び下部集合ヘッダブロックである請求項1記載の吸収冷凍機・冷温水機の高温再生器。 【請求項3】 管群ヘッダブロックが、バーナの取付位置又は/及び排ガスの排出方向により、中央開口管群ブロック、左曲げ管群ブロック、右曲げ管群ブロック又は鉛直管群ブロックに構成されている請求項1又は2記載の吸収冷凍機・冷温水機の高温再生器。 【請求項4】 吸収冷凍機・冷温水機の高温再生器を構成するそれぞれの部位をブロック化し分割して小型・簡易圧力容器相当の小ブロック群を予め製作しておき、それぞれの小ブロックを増減・選択し、選択された複数の小ブロックについて加圧試験及び真空試験を実施した後、高度に真空が維持できるように組立・接合することを特徴とする吸収冷凍機・冷温水機の高温再生器の組立方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、吸収式冷凍機・吸収式冷温水機の構成機器の一つである高温再生器及びその組立方法、詳しくは、高温再生器を分割して小容量化(小型化)し、小型・簡易圧力容器相当の小ブロックにして、集合体として構成する高温再生器及びその組立方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、吸収剤として、例えば、臭化リチウムを用い、冷媒として、例えば、水を用いる吸収冷凍機又は吸収冷温水機が一般に知られている。従来の吸収冷凍機・冷温水機は、吸収器、蒸発器、低温熱交換器、低温再生器、高温熱交換器、高温再生器、凝縮器、溶液循環ポンプ等の構成機器及びこれらを接続する配管等からなっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来の吸収冷凍機・冷温水機において、空冷化、三重効用化を行おうとする場合、高温再生器が大気圧を越える場合があり、各部位構成、耐圧強度において、従来と同一の構造、製法では、安全かつ、安定な運転を継続することができない。吸収冷凍機・冷温水機は、高度に真空を維持することにより適正な能力を得ることができ、また、高度に真空を維持することにより、高温再生器の圧力が過度に上昇することを防止することができる。 【0004】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、本発明の目的は、高温再生器を構成するそれぞれの部位(各構成要素部分)を分割して、一つ一つの安全性を高め、それぞれの部位を小型・簡易圧力容器相当サイズまで小型化し、これらの小ブロック群を組み立てるようにした吸収冷凍機・冷温水機の高温再生器及びその組立方法(製作方法)を提供せんとするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、本発明の吸収冷凍機・冷温水機の高温再生器は、吸収冷凍機・冷温水機の高温再生器を構成するそれぞれの部位をブロック化し分割して製作された小ブロック群を、組み合わせ組立・接合して高温再生器集合体を構成してなるものである(図1〜図10参照)。 【0006】この高温再生器において、小ブロック群は、一例として、少なくとも前側バーナ取付ブロック、後部煙室ブロック、気液分離ブロック、管群ヘッダブロック、上部集合ヘッダブロック及び下部集合ヘッダブロックから構成される(図3〜図10参照)。なお、小ブロック群は、それぞれ必要に応じて増減され、必要に応じて複数をつなぎ、一つ一つの安全性を確認した小ブロックを組み合わせて高温再生器集合体を構成し、安全な高温再生器を製作する。また、管群ヘッダブロックは、一例として、バーナの取付位置又は/及び排ガスの排出方向により、中央開口管群ブロック、左曲げ管群ブロック、右曲げ管群ブロック又は鉛直管群ブロックに構成される(図3〜図5参照)。このように構成することにより、組合せて自由に選べるように自由度を持たせた設計を行うことができる。 【0007】本発明の吸収冷凍機・冷温水機の高温再生器の組立方法は、吸収冷凍機・冷温水機の高温再生器を構成するそれぞれの部位をブロック化し分割して小型・簡易圧力容器相当の小ブロック群を予め製作しておき、それぞれの小ブロックを増減・選択し、選択された複数の小ブロックについて加圧試験及び真空試験を実施した後、高度に真空が維持できるように組立・接合することを特徴としている(図1〜図10参照)。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について説明するが、本発明は下記の実施の形態に何ら限定されるものではなく、適宜変更して実施することができるものである。図1〜図10は、本発明の実施の第1形態による吸収冷凍機・冷温水機の高温再生器又は各小ブロックを示している。高温再生器を構成するそれぞれの部位は、前側バーナ取付ブロック、後部煙室ブロック、気液分離ブロック、管群ヘッダブロック(液管群・煙管群ブロック)、上部集合ヘッダブロック、下部集合ヘッダブロック、排熱回収ブロック、溶液熱交換ブロック、溶液再循環ブロック、連絡配管ブロック等が存在するが、本実施形態では、これらのブロックから選択した前側バーナ取付ブロック10(図9参照)、後部煙室ブロック12(図10参照)、気液分離ブロック14(図7参照)、管群ヘッダブロック16、16a、16b(図3、図4、図5参照)、上部集合ヘッダブロック18(図6参照)、下部集合ヘッダブロック20(図8参照)等を組み合わせて高温再生器を構成する場合を示している。 【0009】図1は、図3〜図10に示す小ブロックを組み立てた状態の高温再生器の縦断面構成説明図、図2は図1に示す高温再生器の側面断面構成説明図である。図1〜図10において、22はエリミネータ、24は側壁(断熱材)、26は架台、28は締付ボルト、30はバーナ、32は燃料供給管、34は上部管寄せ、36は下部管寄せ、38は液管、40、42は耐火材、44、46は締付ボルト孔、48は排ガス管である。管群ヘッダブロックは、バーナの取付位置又は/及び排ガスの排出方向により、図3に示すような中央部に開口50を有する中央開口管群ブロック16、図4に示すような左側に開口50を有する左曲げ管群ブロック16a、図示を省略しているが右側に開口を有する右曲げ管群ブロック、図5に示すような開口を有さない鉛直管群ブロック16b等が構成されている。このため、組合せを自由に選べるように自由度を持たせた設計をすることができる。 【0010】吸収冷凍機・冷温水機は、高度に真空を維持することにより適正な能力を得ることができ、また、高度に真空を維持することにより高温再生器の圧力が過度に上昇することを防止できる。そこで、高温再生器を構成する各ブロックをそれぞれについて加圧試験、真空試験を実施した後、真空維持に必要となる部位は溶接により気密に接合し、高度に真空(例えば、2×10-5atm ・cc/s 以下)が維持できるように組み立て、他の構成要素である吸収器、蒸発器等を含む低温胴部と接続して、所定の性能が得られ、安定した運転ができるように組み立てられた吸収冷凍機・冷温水機が製作される。 【0011】 【発明の効果】本発明は上記のように構成されているので、つぎのような効果を奏する。 (1) 高温再生器を構成するそれぞれの部位(各構成要素部分)を分割して小型・簡易圧力容器相当の小ブロックにしているので、必要に応じて増減することができ、一つ一つのブロックの安全性を確認した上で組み立てることにより、安全な高温再生器を構成することができ、安全でかつ安定した運転を行うことができる。 (2) 各ブロックは小型・簡易圧力容器相当サイズまで小型化されているので、加圧試験、真空試験を容易に行うことができる。 (3) 各構成要素部分に分割して小ブロックにしているので、小ブロック群の選択、組合せに自由度を持たせた設計を行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000199887 【氏名又は名称】川重冷熱工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年1月18日(1999.1.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076705 【弁理士】 【氏名又は名称】塩出 真一 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−205698(P2000−205698A) |
| 【公開日】 |
平成12年7月28日(2000.7.28) |
| 【出願番号】 |
特願平11−9000 |
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