| 【発明の名称】 |
空気調和機 |
| 【発明者】 |
【氏名】小泉 淳
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| 【要約】 |
【課題】冷房、暖房または除霜運転などの運転モードに応じて室外熱交換器のパス数を適宜に切り換えることができるようにし、性能を大幅に向上させてより快適な空気調和を実現できるようにした空気調和機を提供する。
【解決手段】室外熱交換器3の冷媒流路3aを、同室外熱交換器と四方弁2との間に第一開閉弁8を備えた第一バイパスaを接続し、膨張弁4との間に第二開閉弁9を備えた第二バイパスbを接続して、前記第一開閉弁および前記第二開閉弁を閉じることにより一パスとなす一方、前記第一開閉弁および前記第二開閉弁を開くことにより三パスに分岐するようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器と、膨張弁と、室内熱交換器とを順次配管接続した冷凍サイクルを構成してなる空気調和機において、前記室外熱交換器を三パスとなし、これらを蛇行するように接続してその第一パスおよび第三パスに配管接続するとともに、同三パスの第一パスおよび第二パスの連結部と前記四方弁との間に、第一開閉弁を備えた第一バイパスを接続する一方、第二パスおよび第三パスの連結部と前記膨張弁との間に、第二開閉弁を備えた第二バイパスを接続してなり、冷房運転時に、前記第一開閉弁および前記第二開閉弁を閉じることにより、前記圧縮機、前記四方弁、前記室外熱交換器、前記膨張弁および前記室内熱交換器からなる冷媒流路を形成し、暖房運転時に、前記第一開閉弁および前記第二開閉弁を開くことにより、前記圧縮機、前記四方弁、前記室内熱交換器、前記膨張弁、前記第二開閉弁を備えた第二バイパス、前記室外熱交換器および前記第一開閉弁を備えた第一バイパスからなる冷媒流路を形成し、除霜運転時に、前記第一開閉弁および前記第二開閉弁を開くことにより、前記圧縮機、前記四方弁、前記第一開閉弁を備えた第一バイパス、前記室外熱交換器、前記第二開閉弁を備えた第二バイパス、前記膨張弁および前記室内熱交換器からなる冷媒流路を形成するようにしたことを特徴とする空気調和機。 【請求項2】 前記室内熱交換器が、複数のパスからなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。 【請求項3】 圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器と、膨張弁と、室内熱交換器とを順次配管接続した冷凍サイクルを構成してなる空気調和機において、前記室内熱交換器を三パスとなし、これらを蛇行するように接続してその第一パスおよび第三パスに配管接続するとともに、同三パスの第一パスおよび第二パスの連結部と第三パスとの間に、前記四方弁に向けて開となる第一逆止弁を備えた第三バイパスを接続する一方、同三パスの第一パスと第二パスおよび第三パスの連結部との間に、同連結部に向けて開となる第二逆止弁を備えた第四バイパスを接続する一方、前記室外熱交換器を六パスとなし、これらを蛇行するように接続してその第三パスおよび第四パスの連結部と第一パスとに配管接続するとともに、同六パスの第一パスおよび第二パスの連結部と前記四方弁との間に第一開閉弁を備えた第一バイパスを接続する一方、同六パスの第二パスおよび第三パスの連結部と、第四パスおよび第五パスの連結部とを連結した連結部と前記膨張弁との間に、第二開閉弁を備えた第二バイパスを接続し、前記第一開閉弁と、同六パスの第五パスおよび第六パスの連結部との間に第五バイパスを接続し、同六パスの第六パスと前記膨張弁との間に第六バイパスを接続してなり、冷房運転時に、前記第一開閉弁および前記第二開閉弁を閉じることにより、前記圧縮機、前記四方弁、前記室外熱交換器、前記第六バイパス、前記膨張弁、前記第二逆止弁、前記室内熱交換器および前記第一逆止弁からなる冷媒流路を形成し、暖房運転時に、前記第一開閉弁および前記第二開閉弁を開くことにより、前記圧縮機、前記四方弁、前記室内熱交換器、前記膨張弁、前記第六バイパス、前記第二開閉弁を備えた第二バイパス、前記室外熱交換器、前記第五バイパス、および前記第一開閉弁を備えた第一バイパスからなる冷媒流路を形成し、除霜運転時に、前記第一開閉弁および前記第二開閉弁を開くことにより、前記圧縮機、前記四方弁、前記第一開閉弁を備えた第一バイパス、前記第五バイパス、前記室外熱交換器、前記第二開閉弁を備えた第二バイパス、前記第六バイパス、前記膨張弁、前記第二逆止弁を備えた第四バイパス、前記室内熱交換器および前記第一逆止弁を備えた第三バイパスからなる冷媒流路を形成するようにしたことを特徴とする空気調和機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わり、より詳細には、冷房、暖房または除霜運転などの運転モードに応じて室外熱交換器のパス数を適宜に切り換えることができるようにし、性能を大幅に向上させてより快適な空気調和を実現できるようにした構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の空気調和機は、例えば図7で示すように、圧縮機1と、四方弁2と、室外熱交換器3と、膨張弁4と、室内熱交換器5とを順次配管接続して冷凍サイクルを形成していた。 【0003】しかしながら、前記室外熱交換器3は、冷房運転時、暖房運転時または除霜運転時とも全て同じパス数のままで冷媒流路が形成されていることから、冷房運転時および暖房運転時ともに最適なパス数とならないために性能を充分に発揮させることができず、また、除霜運転時の除霜時間を短縮させることができないという問題を有していた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上記の問題点に鑑み、冷房、暖房または除霜運転などの運転モードに応じて室外熱交換器のパス数を適宜に切り換えることができるようにし、性能を大幅に向上させてより快適な空気調和を実現できるようにした空気調和機を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解決するため、圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器と、膨張弁と、室内熱交換器とを順次配管接続した冷凍サイクルを構成してなる空気調和機において、前記室外熱交換器を三パスとなし、これらを蛇行するように接続してその第一パスおよび第三パスに配管接続するとともに、同三パスの第一パスおよび第二パスの連結部と前記四方弁との間に、第一開閉弁を備えた第一バイパスを接続する一方、第二パスおよび第三パスの連結部と前記膨張弁との間に、第二開閉弁を備えた第二バイパスを接続してなり、冷房運転時に、前記第一開閉弁および前記第二開閉弁を閉じることにより、前記圧縮機、前記四方弁、前記室外熱交換器、前記膨張弁および前記室内熱交換器からなる冷媒流路を形成し、暖房運転時に、前記第一開閉弁および前記第二開閉弁を開くことにより、前記圧縮機、前記四方弁、前記室内熱交換器、前記膨張弁、前記第二開閉弁を備えた第二バイパス、前記室外熱交換器および前記第一開閉弁を備えた第一バイパスからなる冷媒流路を形成し、除霜運転時に、前記第一開閉弁および前記第二開閉弁を開くことにより、前記圧縮機、前記四方弁、前記第一開閉弁を備えた第一バイパス、前記室外熱交換器、前記第二開閉弁を備えた第二バイパス、前記膨張弁および前記室内熱交換器からなる冷媒流路を形成するようにした構成となっている。 【0006】また、前記室内熱交換器が、複数のパスからなる構成となっている。 【0007】更に、圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器と、膨張弁と、室内熱交換器とを順次配管接続した冷凍サイクルを構成してなる空気調和機において、前記室内熱交換器を三パスとなし、これらを蛇行するように接続してその第一パスおよび第三パスに配管接続するとともに、同三パスの第一パスおよび第二パスの連結部と第三パスとの間に、前記四方弁に向けて開となる第一逆止弁を備えた第三バイパスを接続する一方、同三パスの第一パスと第二パスおよび第三パスの連結部との間に、同連結部に向けて開となる第二逆止弁を備えた第四バイパスを接続する一方、前記室外熱交換器を六パスとなし、これらを蛇行するように接続してその第三パスおよび第四パスの連結部と第一パスとに配管接続するとともに、同六パスの第一パスおよび第二パスの連結部と前記四方弁との間に第一開閉弁を備えた第一バイパスを接続する一方、同六パスの第二パスおよび第三パスの連結部と、第四パスおよび第五パスの連結部とを連結した連結部と前記膨張弁との間に、第二開閉弁を備えた第二バイパスを接続し、前記第一開閉弁と、同六パスの第五パスおよび第六パスの連結部との間に第五バイパスを接続し、同六パスの第六パスと前記膨張弁との間に第六バイパスを接続してなり、冷房運転時に、前記第一開閉弁および前記第二開閉弁を閉じることにより、前記圧縮機、前記四方弁、前記室外熱交換器、前記第六バイパス、前記膨張弁、前記第二逆止弁、前記室内熱交換器および前記第一逆止弁からなる冷媒流路を形成し、暖房運転時に、前記第一開閉弁および前記第二開閉弁を開くことにより、前記圧縮機、前記四方弁、前記室内熱交換器、前記膨張弁、前記第六バイパス、前記第二開閉弁を備えた第二バイパス、前記室外熱交換器、前記第五バイパス、および前記第一開閉弁を備えた第一バイパスからなる冷媒流路を形成し、除霜運転時に、前記第一開閉弁および前記第二開閉弁を開くことにより、前記圧縮機、前記四方弁、前記第一開閉弁を備えた第一バイパス、前記第五バイパス、前記室外熱交換器、前記第二開閉弁を備えた第二バイパス、前記第六バイパス、前記膨張弁、前記第二逆止弁を備えた第四バイパス、前記室内熱交換器および前記第一逆止弁を備えた第三バイパスからなる冷媒流路を形成するようにした構成となっている。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として説明する。第一の実施例を図1乃至図3で示し、第二の実施例を図4乃至図6で示すように、1は本発明による空気調和機を構成する圧縮機、2は四方弁、3は室外熱交換器、4は膨張弁、5は室内熱交換器、6および7は同室内熱交換器5の前後に設けられた二方弁および三方弁で、これらは上記に説明した従来技術の基本構成とほぼ同様に、順次配管接続されて冷凍サイクルが形成されるようにした構成となっている。 【0009】上記に説明した従来技術とほぼ同様の基本構成において、第一の実施例として図1乃至図3で示すように、前記室外熱交換器3の冷媒流路3aを三パスとなし、これらを蛇行するように接続してその第一パスおよび第三パスに配管接続するとともに、同三パスの第一パスおよび第二パスの連結部と前記四方弁2との間に、第一開閉弁8を備えた第一バイパスaを接続する一方、第二パスおよび第三パスの連結部と前記膨張弁4との間に、第二開閉弁9を備えた第二バイパスbを接続してなり、冷房運転時に、前記第一開閉弁8および前記第二開閉弁9を閉じることにより、前記圧縮機1、前記四方弁2、前記室外熱交換器3、前記膨張弁4および前記室内熱交換器5からなる冷媒流路を形成し、暖房運転時に、前記第一開閉弁8および前記第二開閉弁9を開くことにより、前記圧縮機1、前記四方弁2、前記室内熱交換器5、前記膨張弁4、前記第二開閉弁9を備えた第二バイパスb、前記室外熱交換器3および前記第一開閉弁8を備えた第一バイパスaからなる冷媒流路を形成し、除霜運転時に、前記第一開閉弁8および前記第二開閉弁9を開くことにより、前記圧縮機1、前記四方弁2、前記第一開閉弁8を備えた第一バイパスa、前記室外熱交換器3、前記第二開閉弁9を備えた第二バイパスb、前記膨張弁4および前記室内熱交換器5からなる冷媒流路を形成するようにした構成となっており、これによって、冷房運転、暖房運転または除霜運転などの運転モードに応じて前記室外熱交換器3のパス数を適宜切り換えることができるようにし、冷房運転時および暖房運転時ともに好適なパス数となって性能を向上させることができるようにし、また、除霜運転時に前記室外熱交換器3の数カ所から高温の冷媒を流入させることができるようにし、除霜運転時間をより短縮させることができるようにして、夫々の運転モードにおける性能を向上させて快適な空気調和を実現できるようにした構造となる。 【0010】また、前記室内熱交換器5の冷媒流路5aが複数のパスからなる構成となっており、これによって、同室内熱交換器5の熱交換効率を向上させることができるようにした構造となる。 【0011】更に、上記に説明した従来技術とほぼ同様の基本構成において、第二の実施例として図4乃至図6で示すように、前記室内熱交換器5の冷媒流路5aを三パスとなし、これらを蛇行するように接続してその第一パスおよび第三パスに配管接続するとともに、同三パスの第一パスおよび第二パスの連結部と第三パスとの間に、前記四方弁2に向けて開となる第一逆止弁10を備えた第三バイパスcを接続する一方、同三パスの第一パスと第二パスおよび第三パスの連結部との間に、同連結部に向けて開となる第二逆止弁11を備えた第四バイパスdを接続する一方、前記室外熱交換器3の冷媒流路3aを六パスとなし、これらを蛇行するように接続してその第三パスおよび第四パスの連結部と第一パスとに配管接続するとともに、同六パスの第一パスおよび第二パスの連結部と前記四方弁2との間に第一開閉弁8を備えた第一バイパスaを接続する一方、同六パスの第二パスおよび第三パスの連結部と、第四パスおよび第五パスの連結部とを連結した連結部と前記膨張弁4との間に、第二開閉弁9を備えた第二バイパスbを接続し、前記第一開閉弁8と、同六パスの第五パスおよび第六パスの連結部との間に第五バイパスeを接続し、同六パスの第六パスと前記膨張弁4との間に第六バイパスfを接続してなり、冷房運転時に、前記第一開閉弁8および前記第二開閉弁9を閉じることにより、前記圧縮機1、前記四方弁2、前記室外熱交換器3、前記第六バイパスf、前記膨張弁4、前記第二逆止弁11、前記室内熱交換器5および前記第一逆止弁10からなる冷媒流路を形成し、暖房運転時に、前記第一開閉弁8および前記第二開閉弁9を開くことにより、前記圧縮機1、前記四方弁2、前記室内熱交換器5、前記膨張弁4、前記第六バイパスf、前記第二開閉弁9を備えた第二バイパスb、前記室外熱交換器3、前記第五バイパスe、および前記第一開閉弁8を備えた第一バイパスaからなる冷媒流路を形成し、除霜運転時に、前記第一開閉弁8および前記第二開閉弁9を開くことにより、前記圧縮機1、前記四方弁2、前記第一開閉弁8を備えた第一バイパスa、前記第五バイパスe、前記室外熱交換器3、前記第二開閉弁9を備えた第二バイパスb、前記第六バイパスf、前記膨張弁4、前記第二逆止弁11を備えた第四バイパスd、前記室内熱交換器5および前記第一逆止弁10を備えた第三バイパスcからなる冷媒流路を形成するようにした構成となっており、これによって、冷房運転、暖房運転または除霜運転などの運転モードに応じて前記室外熱交換器3のパス数を適宜切り換えることができるようにし、冷房運転時および暖房運転時ともに最適なパス数となって性能を更に向上させることができるようにし、また、除霜運転時に前記室外熱交換器3の数カ所から高温の冷媒を流入させることができるようにし、除霜運転時間をより短縮させることができるようにして、夫々の運転モードにおける性能を大幅に向上させて更に快適な空気調和を実現できるようにした構造となる。 【0012】なお、前記第三バイパスcおよび前記第四バイパスdを開閉する弁体として、前記第一逆止弁10および前記第二逆止弁11が夫々設けられたことにより、コスト的に有利な構成により電気的な制御を行う必要がないようにした構造となっている。 【0013】更に、前記第一開閉弁8および前記第二開閉弁9が、第一電磁弁および前記第二電磁弁からなる構成となっており、これによって、上記に説明した運転モードに応じて、前記室外熱交換器3の前後の冷媒流路を正確に開閉して、同室外熱交換器3のパス数を最適に切り換えできるようにした構成となっている。 【0014】以上の構成により、図1乃至図6で示すように、冷房運転、暖房運転または除霜運転などの運転モードに応じて前記室外熱交換器3のパス数を適宜切り換えることができるようにし、冷房運転時および暖房運転時ともに最適なパス数となって性能を大幅に向上させることができるようにし、また、除霜運転時に前記室外熱交換器3の数カ所から高温の冷媒を流入させることができるようにし、除霜運転時間を短縮させることができるようにして、夫々の運転モードにおける性能を大幅に向上させて快適な空気調和を実現できるようにした空気調和機となる。 【0015】 【発明の効果】以上のように本発明によると、冷房、暖房または除霜運転などの運転モードに応じて室外熱交換器のパス数を適宜に切り換えることができるようにし、性能を大幅に向上させてより快適な空気調和を実現できるようにした空気調和機となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006611 【氏名又は名称】株式会社富士通ゼネラル
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| 【出願日】 |
平成11年1月20日(1999.1.20) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−205684(P2000−205684A) |
| 【公開日】 |
平成12年7月28日(2000.7.28) |
| 【出願番号】 |
特願平11−11354 |
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