| 【発明の名称】 |
冷凍サイクル装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】村上 紳一
【氏名】加藤 信治
【氏名】柚原 博
【氏名】佐藤 幸一
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| 【要約】 |
【課題】電気回路部を必要としない簡潔な構成で、圧縮機吸入圧を良好に制御できるようにする。
【解決手段】凝縮器7下流側と、圧縮機6吸入側との間をバイパス通路14により直接連結するとともに、このバイパス通路14に圧力制御弁15を備える。この圧力制御弁15に、圧縮機6の吸入圧力に直接応動して変位するダイヤフラムと、このダイヤフラムの変位に応じてバイパス通路14を開閉する弁体とを設け、圧縮機6の吸入圧力が設定値まで低下すると、圧力制御弁15の弁体が開弁する。これによると、蒸発器11の熱負荷低下より圧縮機吸入圧力が設定値まで低下すると、弁体が直ちに開弁して、バイパス通路14から冷媒を圧縮機吸入側に直接導入することにより、圧縮機吸入圧力を設定値以上に保持することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 冷媒を圧縮して吐出する圧縮機(6)と、この圧縮機(6)から吐出されたガス冷媒を冷却して凝縮する凝縮器(7)と、この凝縮器(7)で凝縮した冷媒を減圧する減圧装置(10)と、この減圧装置(10)で減圧された低圧冷媒を蒸発させる蒸発器(11)とを備え、この蒸発器(11)で蒸発したガス冷媒を前記圧縮機(6)に吸入させる冷凍サイクル装置において、前記圧縮機(6)吐出側から前記減圧装置(10)の上流側に至る高圧回路部と前記圧縮機(6)の吸入側との間をバイパス通路(14)により直接連結するとともに、このバイパス通路(14)に圧力制御弁(15)を備え、この圧力制御弁(15)は、前記圧縮機(6)の吸入圧力に直接応動して変位する圧力応動部材(26)と、この圧力応動部材(26)の変位に応じて前記バイパス通路(14)を開閉する弁体(21)とを有しており、前記圧縮機(6)の吸入圧力が設定値まで低下すると、前記弁体(21)が開弁するようにしたことを特徴とする冷凍サイクル装置。 【請求項2】 前記圧力応動部材はダイヤフラム(26)であり、このダイヤフラム(26)により仕切られた第1圧力室(27)および第2圧力室(28)を有し、前記第1圧力室(27)内にはガス媒体が所定圧力で封入されており、前記第2圧力室(28)内には前記圧縮機(6)の吸入圧力が導入されるようになっており、前記ダイヤフラム(26)の変位を前記弁体(21)に伝達する作動棒(32)、および前記弁体(21)に閉弁方向のばね力を作用するばね手段(22)を有し、前記第1圧力室(27)内のガス媒体の圧力が前記弁体(21)の開弁方向に作用し、前記第2圧力室(28)内の前記圧縮機吸入圧力が前記弁体(21)の閉弁方向に作用するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル装置。 【請求項3】 前記バイパス通路(14)の入口部を前記凝縮器(7)の下流側に接続したことを特徴とする請求項1または2に記載の冷凍サイクル装置。 【請求項4】 前記蒸発器(11)により冷凍車(1)の冷凍室(2)内の空気を冷却するようにしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の冷凍サイクル装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機吸入圧が所定圧以下に低下することを防止する冷凍サイクル装置に関するもので、例えば、冷凍車に用いて好適なものである。 【0002】 【従来の技術】従来、冷凍車等に用いられる冷凍サイクル装置においては、庫内温度が低下して、冷凍用蒸発器の熱負荷が低下すると、膨張弁等の減圧装置の開度が減少して圧縮機吸入圧が負圧または負圧近傍の値まで低下するという現象が発生する。このように圧縮機吸入圧が低下する状態では、圧縮機へのオイル戻り量が減少して圧縮機の潤滑不足が生じて、圧縮機の耐久性に悪影響を及ぼす。 【0003】このような不具合を解消するため、実開平2−96564号公報においては、図4に示すごとく、サイクル高圧側の受液器9の下流側を圧縮機1の吸入側に直結するバイパス通路14を設けるとともに、このバイパス通路14に電磁弁150を設け、さらに、圧縮機1の吸入側通路に低圧感知スイッチ151を設けている。 【0004】そして、圧縮機吸入圧が所定値まで低下すると、低圧感知スイッチ151によって電磁弁150を開弁して、高圧冷媒をバイパス通路14を通して直接圧縮機1の吸入側に導入することにより、圧縮機吸入圧の低下を防止するようにしている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報の従来技術によると、低圧感知スイッチ151が頻繁に開閉することを防止するために、低圧感知スイッチ151の開時の圧力と閉時の圧力との間にある程度のヒステリシスを設定する必要がある。これに加えて、低圧感知スイッチ151の開閉信号に基づいて電磁弁150が全開状態と全閉状態との間で開閉を繰り返すので、電磁弁150の開閉に伴って圧縮機吸入圧の変動幅がどうしても大きくなり、圧縮機吸入圧のオーバシュート、アンダーシュートか発生してしまい、圧縮機吸入圧を良好に制御できない。 【0006】また、上記従来技術では、低圧感知スイッチ151および低圧感知スイッチ151の信号を電磁弁150に伝える電気回路が必要となり、製品コストの上昇を招く。本発明は上記点に鑑みてなされたもので、電気回路部を必要としない簡潔な構成で、圧縮機吸入圧を良好に制御できるようにすることを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1〜4記載の発明では、凝縮器(7)下流側と、圧縮機(6)の吸入側との間をバイパス通路(14)により直接連結するとともに、このバイパス通路(14)に圧力制御弁(15)を備え、この圧力制御弁(15)は、圧縮機(6)の吸入圧力に直接応動して変位する圧力応動部材(26)と、この圧力応動部材(26)の変位に応じてバイパス通路(14)を開閉する弁体(21)とを有しており、圧縮機(6)の吸入圧力が設定値まで低下すると、弁体(21)が開弁するようにしたことを特徴としている。 【0008】これによると、蒸発器(11)の熱負荷低下より圧縮機吸入圧力が設定値まで低下すると、弁体(21)が直ちに開弁して、バイパス通路(14)から冷媒を圧縮機吸入側に直接導入することにより、圧縮機吸入圧力を設定値以上に保持することができる。特に、圧力応動部材(26)が圧縮機吸入圧力の変動に直接応動して変位するので、圧縮機吸入圧力が設定値以下に低下したときには、弁体(21)を直ちに開弁できるとともに、圧力応動部材(26)の変位量に応じて弁体(21)の開度を連続的に微調整できるので、従来技術のような圧縮機吸入圧力のオーバーシュート、アンダーシュートを生じることなく、圧縮機吸入圧力を良好に制御できる。従って、圧縮機オイル戻り量を低負荷時でも十分確保して、圧縮機(6)の耐久寿命に好結果を与えることができる。 【0009】上記の圧力制御弁(15)は具体的には請求項2記載の発明のように構成できる。すなわち、圧力応動部材はダイヤフラム(26)であり、このダイヤフラム(26)により仕切られた第1圧力室(27)および第2圧力室(28)を有し、第1圧力室(27)内にはガス媒体が所定圧力で封入されており、第2圧力室(28)内には圧縮機(6)の吸入圧力が導入されるようになっており、ダイヤフラム(26)の変位を弁体(21)に伝達する作動棒(32)、および弁体(21)に閉弁方向のばね力を作用するばね手段(22)を有し、第1圧力室(27)内のガス媒体の圧力が弁体(21)の開弁方向に作用し、第2圧力室(28)内の圧縮機吸入圧力が弁体(21)の閉弁方向に作用するように構成できる。 【0010】これによれば、圧縮機吸入圧力の変動に応動して、ダイヤフラム(26)を変位させて弁体(21)の開度を良好に制御できる。また、バイパス通路(14)の入口部は具体的には請求項3に記載の発明のごとく凝縮器(7)の下流側に接続すれば、バイパス通路(14)の圧力制御弁(15)に凝縮後の高圧液冷媒を導入でき、圧力制御弁(15)の作動安定化のために好ましい。 【0011】また、請求項4記載の発明のごとく、蒸発器(11)により冷凍車(1)の冷凍室(2)内の空気を冷却するようにした冷凍車用の冷凍サイクル装置として好適に実施できる。なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1〜図3は本発明を冷凍車に適用した一実施形態を示すもので、冷凍車1はその運転室後方部に冷凍室(冷凍庫)2が設けられており、冷凍室2には冷凍食品等の商品が積み込まれる。冷凍室2の後部には、その内部に冷凍物を搬入したり、冷凍室2内の冷凍物を搬出するための開閉ドア3、4が開閉可能に設けられている。 【0013】そして、冷凍車1には、図1に示すように車両前方部に冷凍サイクル装置5が搭載されている。図2はこの冷凍サイクル装置5を示しており、冷媒を高温高圧に圧縮して吐出する圧縮機6を有する。この圧縮機6は、冷凍車1の運転室下方部のエンジン近傍位置に配置され、図示しない電磁クラッチ、ベルト等を介して車両走行用エンジンによって駆動される。 【0014】この圧縮機6にて高温高圧に圧縮されたガス冷媒は凝縮器7に流入する。この凝縮器7は、図1に示すように車両床下の部位において車両の走行風を受けやすい位置に設置されており、この走行風と電動式の室外ファン8(図2)により送風される冷却風とによって、内部のガス冷媒を冷却して凝縮させる。この凝縮器7の下流側に受液器9を設け、この受液器9にて凝縮後の冷媒の気液を分離して液冷媒を貯留する。 【0015】そして、この受液器9の下流側には、受液器9からの液冷媒を減圧する減圧装置(本実施形態では温度式膨張弁)10を設け、この減圧装置10で減圧された低圧の気液2相冷媒を冷凍用蒸発器11にて蒸発させる。この冷凍用蒸発器11近傍に電動式の冷凍用ファン12を配置し、この冷凍用ファン12により冷凍室2内の空気を冷凍用蒸発器11を通して循環させ、この庫内空気から吸熱して冷媒が蒸発することにより、庫内空気を冷却する。この冷凍用蒸発器11で蒸発したガス冷媒が圧縮機6に吸入される。 【0016】ここで、本実施形態では、減圧装置10と冷凍用蒸発器11と冷凍用ファン12は、1つの冷却ユニット13として構成され、この冷却ユニット13は図1に示すごとく冷凍室2内の車両前方側の天井部に配置されている。また、冷却ユニット13には、図1おいて、冷凍用蒸発器11の下方側に庫内空気の吸込口を設け、冷凍用蒸発器11の車両後方側の面に庫内への吹出口を設け、冷凍用蒸発器13で冷却された冷気は庫内の車両後方側へ向かって略水平方向に吹き出すようになっている。 【0017】一方、冷凍サイクル装置5において、受液器9の下流側と、圧縮機6の吸入側(換言すると、冷凍用蒸発器11の下流側の部位)との間を直接連結するバイパス通路14が設けてあり、このバイパス通路14の途中に圧力制御弁15が設置してある。実際の車両搭載状態では図1に示すように、冷凍サイクル装置5の受液器9の下流側配管は運転室下方部において圧縮機6の吸入側配管に近接して配置されるので、受液器9の下流部と圧縮機6の吸入側との間を短いバイパス通路(バイパス配管)14で連結できる。 【0018】次に、上記圧力制御弁15の具体的構成を図3に基づいて説明すると、圧力制御弁15は、膨張弁の一種である定圧膨張弁と同一の弁機構を採用することができる。圧力制御弁15にはアルミニウム等の金属で形成されたハウジング16を有し、このハウジング16の冷媒入口17はバイパス通路14により受液器9の下流部に連通する。また、ハウジング16の冷媒出口18はバイパス通路14により圧縮機6の吸入側に連通する。 【0019】そして、ハウジング16内部には、冷媒入口17に隣接して弁収容室19が形成され、この弁収容室19の下流側(図3の上方部)には、弁収容室19に対して十分小径の円形の絞り通路20が形成されている。この絞り通路20の弁座部20aに対向して、球状の弁体21が図3の上下方向に変位可能に配置されている。 【0020】この球状の弁体21にはコイルばね(ばね手段)22の一端部が当接して、コイルばね22のばね力が弁体21に対して閉弁方向に加わるようにしてある。コイルばね22の他端部は、ハウジング16に保持されたリング状の支持板23により支持されている。一方、ハウジング16の上端部には弁駆動機構部24が一体に保持固定されている。この弁駆動機構部24のケース25の内部はステンレス等の弾性変形可能な金属薄板で形成されたダイヤフラム(圧力応動部材)26により第1圧力室27と第2圧力室28とに仕切られている。 【0021】第1圧力室27の内部には、ガス封入管29を通してガス媒体が所定圧力P1にて封入されている。ガス封入管29の先端部30はガス媒体を封入した後密封される。ハウジング16のうち、冷媒出口18の近傍部位には圧力導入穴31が形成され、この圧力導入穴31により、絞り通路20の下流側の圧力、すなわち圧縮機6の吸入圧力P2 を第2圧力室28の内部に導入するようになっている。 【0022】また、ダイヤフラム26の変位を弁体21に伝達するために、ダイヤフラム26と弁体21との間に金属製の作動棒32が配置されている。ハウジング16には、この作動棒32を摺動可能に案内する支持穴33が設けられている。このような機構により、ダイヤフラム26が図3の上下方向に変位すると、この変位が作動棒32を介して弁体21に伝達されて、弁体21が変位する。 【0023】次に、上記構成において作動を説明する。冷凍車1の車両エンジンの運転時に、圧縮機6の電磁クラッチに通電すると、この電磁クラッチが接続状態となり、車両エンジンから圧縮機6に動力が伝達され、これにより、圧縮機6が作動する。また、ファン8、12の駆動モータに通電すると、ファン8、12が作動状態となり、冷凍サイクル装置5が運転状態となる。冷凍用蒸発器11で冷却された冷気は冷凍用ファン12により冷凍室2内に吹き出して庫内の商品(冷凍物)を冷却する。 【0024】ところで、上記の冷凍運転において圧縮機吸入圧P2 が設定値より高い間は、後述の理由から弁体21が絞り通路20の弁座部20aに圧着して、圧力制御弁15が閉弁状態(バイパス通路14の閉塞状態)にあるので、バイパス通路14に冷媒は流れない。そして、冷凍運転が続行され、冷凍室2内の温度(庫内温度)が低下して冷凍用蒸発器11の熱負荷が低下すると、減圧装置(膨張弁)10の開度が絞られて圧縮機吸入圧P2 が低下していく。 【0025】ここで、圧力制御弁15において、ダイヤフラム26には第1圧力室27に封入されたガス媒体の所定圧力P1 が弁体21の開弁方向(図3の下向き)に作用するとともに、第2圧力室28内の圧縮機吸入圧P2 が弁体21の閉弁方向(図3の上向き)に作用する。また、コイルばね22のばね力P3 は弁体21の閉弁方向に作用する。 【0026】従って、ダイヤフラム26上下の両圧力室27、29の圧力は、P1 =P2 +P3 となる状態がバランス点であり、この状態となるようにダイヤフラム26が上下両側に変位可能である。そして、圧縮機吸入圧P2 が予め設定した設定値(例えば、0.2kg/cm2 G)より高い間は、P1 <P2 +P3 の関係にあるので、弁体21が絞り通路20の弁座部20aに圧着して、圧力制御弁15が閉弁状態にある。 【0027】いま、冷凍用蒸発器11の熱負荷の低下により圧縮機吸入圧P2 が上記設定値まで低下すると、P1 >P2 +P3 の関係になるので、ダイヤフラム26が下側へ変位する。これにより、作動棒32を介して弁体21が開弁方向(図3の下向き)に変位して、絞り通路20を開口する。これにより、受液器9出口の高圧液冷媒をバイパス通路14および圧力制御弁15を通して圧縮機6の吸入側に直接導入できる。 【0028】この結果、圧縮機吸入圧P2 を上記設定値以上に保持することができるので、圧縮機吸入圧P2 が負圧状態まで低下することを未然に防止できる。ここで、圧力制御弁15の弁体21が開弁するときの圧縮機吸入圧P2 の設定値は、上記の圧力バランスから理解されるように、ガス媒体の所定圧力P1 とコイルばね22のばね力P3 の選択により任意に設定できる。 【0029】なお、高圧液冷媒は圧力制御弁15の絞り通路20にて減圧され、気液2相状態となって、圧縮機6の吸入側に導入される。このバイパス通路14からの気液2相冷媒と蒸発器11通過後のガス冷媒とが混合して圧縮機6に吸入されので、低負荷時でも、圧縮機6へのオイル戻り量を十分確保できる。しかも、圧力制御弁15において圧力応動部材をなすダイヤフラム26には圧縮機吸入圧P2 が直接作用するので、圧縮機回転数の急変時のような過渡時でも、圧縮機吸入圧P2 の変動にそのまま追従して、弁体21を直ちに変位させることができとともに、弁体21の開度をダイヤフラム26の変位量に応じて連続的に微調整できる。そのため、圧縮機吸入圧P2 の圧力制御に際して、オーバシュート、アンダーシュートを生じることなく、圧縮機吸入圧P2 を上記設定値以上に良好に保持できる。 【0030】(他の実施形態)なお、上記した実施形態では、バイパス通路14の入口側を受液器9の下流側に接続しているが、バイパス通路14の入口側を受液器9の上流側(凝縮器7の下流側)に接続してもよいこともちろんである。また、バイパス通路14の入口側を圧縮機吐出側に接続することも可能である。従って、バイパス通路14の入口側はサイクル高圧側回路部のどこに接続してもよい。 【0031】また、圧縮機6の吸入側に冷媒の気液を分離するアキュームレータを配置する冷凍サイクルにおいても同様に本発明は実施できる。この場合、バイパス通路14の出口側をアキュームレータの上流側、下流側のいずれに接続してもよいが、バイパス通路14の出口側をアキュームレータの下流側に接続した方がより好ましい。 【0032】すなわち、バイパス通路14の出口側をアキュームレータの上流側に接続した場合は、アキュームレータ上流側圧力がアキュームレータ部分での圧損分だけ圧縮機吸入圧より高くなるので、これに応じて、圧力制御弁15の開弁時の設定値を高くしなければならないが、バイパス通路14の出口側をアキュームレータの下流側に接続すれば、バイパス通路14からの冷媒を圧縮機6の吸入側に直接導入できるので、アキュームレータ部分での圧損分を考慮して上記設定値を決定する必要がない。 【0033】また、圧力制御弁15で減圧された気液2相冷媒を圧縮機6の吸入側に直接導入できるので、液相冷媒の蒸発潜熱より圧縮機6の吐出ガス冷媒温度を引き下げることができるという利点もある。また、図3に例示した圧力制御弁15においては、ダイヤフラム26の上側の第1圧力室27の内部に所定圧力P1 でガス媒体を封入しているが、第1圧力室27を大気開放室として、この大気開放の第1圧力室27の内部に、圧縮機吸入圧P2 とコイルばね22のばね力P3 とに対抗するばね力P1 を発生するばね手段(例えば、コイルばね)を配置する構成としてもよい。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004260 【氏名又は名称】株式会社デンソー
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| 【出願日】 |
平成11年1月14日(1999.1.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100100022 【弁理士】 【氏名又は名称】伊藤 洋二 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−205664(P2000−205664A) |
| 【公開日】 |
平成12年7月28日(2000.7.28) |
| 【出願番号】 |
特願平11−8142 |
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