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【発明の名称】 ガス瞬間湯沸器
【発明者】 【氏名】中島 真也

【要約】 【課題】元止式ガス瞬間湯沸器を先止式ガス瞬間湯沸器に対応できるようにする。

【解決手段】元止式ガス瞬間湯沸器Aの給湯接手1に先止式ガス瞬間湯沸器Bの配管11を接続するアダプタ10を設け、該アダプタ10を用いて元止式ガス瞬間湯沸器を先止式ガス瞬間湯沸器に対応できるようにする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 元止式ガス瞬間湯沸器の給湯接手に先止式ガス瞬間湯沸器の配管を接続可能として元止式ガス瞬間湯沸器を先止式ガス瞬間湯沸器に対応できるようにしたことを特徴とするガス瞬間湯沸器。
【請求項2】 元止式ガス瞬間湯沸器の給湯接手に先止式ガス瞬間湯沸器の配管を接続するアダプタを設けたことを特徴とする請求項1記載のガス瞬間湯沸器。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はガス瞬間湯沸器に関し、詳しくは、元止式ガス瞬間湯沸器を先止式ガス瞬間湯沸器に対応できるようにしたガス瞬間湯沸器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のガス瞬間湯沸器は、元止式のものは樹脂製の給湯接手1′(たとえば、図7参照)にキッチンシャワーを先端に有するフレキシブル出湯管を接続しており、また、先止式のものにあっては真鍮スタンプ製の給湯接手1″(たとえば、図8参照)に台所の流し台等の給湯栓への配管を接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のガス瞬間湯沸器はその給湯接手を元止式は樹脂、先止式は真鍮スタンプというように作り分け、また、構造的にも各々が異なるため、特に、先止式のコストが大幅にアップするという問題点があり、また、これらの販売、管理の面からも幾多の問題点があった。この発明のガス瞬間湯沸器は上記課題を解決し、元止式ガス瞬間湯沸器を先止式ガス瞬間湯沸器に対応するためのアダプタを設けることで、上記従来の問題点を解消したガス瞬間湯沸器の提供を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するこの発明の請求項1のガス瞬間湯沸器は、元止式ガス瞬間湯沸器の給湯接手に先止式ガス瞬間湯沸器の配管を接続可能として元止式ガス瞬間湯沸器を先止式ガス瞬間湯沸器に対応できるようにしたことを要旨とする。
【0005】上記課題を解決するこの発明の請求項2のガス瞬間湯沸器は、上記請求項1記載のガス瞬間湯沸器において、元止式ガス瞬間湯沸器の給湯接手に先止式ガス瞬間湯沸器の配管を接続するアダプタを設けたことを要旨とする。
【0006】上記構成を有するこの発明の請求項1記載のガス瞬間湯沸器は、元止式ガス瞬間湯沸器の給湯接手に先止式ガス瞬間湯沸器の配管が接続できるため、元止式ガス瞬間湯沸器を先止式ガス瞬間湯沸器に対応できる。この結果、先止式ガス瞬間湯沸器に特別の給湯接手が不要となるため、そのコストが大幅にダウンできるは勿論のこと、これらの販売、管理の面において便利となる。
【0007】上記構成を有するこの発明の請求項2のガス瞬間湯沸器は、元止式ガス瞬間湯沸器の給湯接手に先止式ガス瞬間湯沸器の配管を接続するアダプタを設けたので、元止式ガス瞬間湯沸器の給湯接手に先止式ガス瞬間湯沸器の配管がアダプタを介して接続できる。この結果、アダプタさえあれば元止式ガス瞬間湯沸器から先止式ガス瞬間湯沸器への対応は容易である。
【0008】
【発明の実施の形態】以上説明したこの発明の構成、作用を一層明らかにするために、以下にこの発明のガス瞬間湯沸器の好適な実施の形態の一例について図面を参照して詳細に説明する。
【0009】図面において、図1〜図3は元止式ガス瞬間湯沸器の一例を示したものであり、図4〜6図は上記元止式ガス瞬間湯沸器を先止式ガス瞬間湯沸器に対応させた場合を示したもので、1は元止式ガス瞬間湯沸器Aの給湯接手で、通常は樹脂で一体形成され、その接続口2を下方に突出して器体に取付け固定されており、熱交換器3からの給湯配管4がミキシング部(図示せず)を介して接続されている。上記給湯接手1の接続口2はフランジ2aの下部に雄ネジ部2bとシール用のOリング5を備えた構造となっている。
【0010】上記給湯接手1には先端にキッチンシャワー6を有するフレキシブル出湯管7を取付けるものであるが、その取付け手段としてはフレキシブル出湯管7の基端部に抜脱しないように備えられている袋ナット8を上記給湯接手1の接続口2の雄ネジ部2bに螺合して締付けることにより出湯管7はOリング5を介して水漏れのないよう気密に取付けできる構造となっている(図2及び図3参照)。なお、上記袋ナット8は外面に滑り止め用のローレットを備えた短筒状に形成され、手動による締付けを容易としている。9はフレキカバーである。
【0011】10は上記元止式ガス瞬間湯沸器Aの給湯接手1に取付けて元止式ガス瞬間湯沸器Aを先止式ガス瞬間湯沸器に対応できるようにするためのアダプタで、対応させる先止式ガス瞬間湯沸器Bの配管(鋼管)11を上記給湯接手1にこのアダプタ10を介して接続するものである。上記アダプタ10は、通常は真鍮スタンプで一体形成され、角頭部12に上記給湯接手1の接続口2の雄ネジ部2bに螺合できる雌ネジ部12aを有し、角頭部12の下部には配管11を接続するための螺筒部12bを一体に備えた構造となっている(図5及び図6参照)。なお、上記アダプタ10は強度的に問題のない樹脂製としてもよいこと勿論である。また、角頭部12は断面六角形とするのがよい。
【0012】そこで、元止式ガス瞬間湯沸器を先止式ガス瞬間湯沸器に対応させるときは、元止式ガス瞬間湯沸器Aの給湯接手1の接続口2の雄ネジ部2aにアダプタ10の角頭部12の雌ネジ部12aを螺合して締付けることによりアダプタ10は給湯接手1にOリング5を介して水漏れのないよう気密に取付けられる(図5参照)。
【0013】次いで、対応させる先止式ガス瞬間湯沸器Bの配管11を上記アダプタ10の螺筒部12bに袋ナット13等を介して接続すれば、元止式ガス瞬間湯沸器Aを先止式ガス瞬間湯沸器Bに対応できる(図4参照)。なお、上記配管11の先端は、たとえば、台所の流し台の給湯栓等に接続するものである。
【0014】上記構成において、元止式ガス瞬間湯沸器を先止式ガス瞬間湯沸器に対応させた場合、元止式ガス瞬間湯沸器の操作ボタン14を出湯状態にセットしておけば、給湯栓の開閉により水圧スイッチ等を介して給湯機能部が作動し出湯、出湯停止が行えるものである。なお、図中15は給水接続口、16はガス入口、17は水抜栓、18はメインバーナ、19はバックカバー、20は内胴である。
【0015】以上この発明のガス瞬間湯沸器の実施の形態の一例について説明したが、この発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
【0016】
【発明の効果】この発明のガス瞬間湯沸器は以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0017】この発明の請求項1のガス瞬間湯沸器によれば、元止式ガス瞬間湯沸器の給湯接手に先止式ガス瞬間湯沸器の配管を接続可能として元止式ガス瞬間湯沸器を先止式ガス瞬間湯沸器に対応できるようにしたので、従来コスト高であった先止式ガス瞬間湯沸器のコストが大幅にダウンできるばかりでなく、その販売、管理の面においても極めて便利である。
【0018】この発明の請求項2記載のガス瞬間湯沸器によれば、元止式ガス瞬間湯沸器の給湯接手に先止式ガス瞬間湯沸器の配管を接続するアダプタを設けたので、このアダプタさえあれば元止式ガス瞬間湯沸器から先止式ガス瞬間湯沸器への対応が容易に行いうる。したがって、現場(たとえば、台所)に元止式ガス瞬間湯沸器が設置されている場合、これをアダプタを用いて先止式ガス瞬間湯沸器に変えることが可能であるなど、必要に応じて元止式ガス瞬間湯沸器を先止式ガス瞬間湯沸器に簡単に変換できる利便がある。
【出願人】 【識別番号】000112015
【氏名又は名称】パロマ工業株式会社
【出願日】 平成10年7月31日(1998.7.31)
【代理人】 【識別番号】100049204
【弁理士】
【氏名又は名称】宮武 陽男 (外1名)
【公開番号】 特開2000−55475(P2000−55475A)
【公開日】 平成12年2月25日(2000.2.25)
【出願番号】 特願平10−230246