| 【発明の名称】 |
受光パネル装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】田近 清
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| 【要約】 |
【課題】部品点数が少なくて製作費を安くすること。
【解決手段】筐体1の開口部3に受光窓付きパネル4が嵌め込まれ、該パネル4の後方に配置した基板12に受信器13が取り付けられており、送信器から投射した赤外線信号を前記受光窓を通して受信器13により受信するようにした受光パネル装置2において、前記パネル4が、前記開口部3に嵌め込まれる透光性パネル本体4Aと、該パネル本体4Aの表面に接着される透光性フイルム4Bとを有し、そのフイルム4Bの裏面に、前記受光窓以外の部分を覆う遮光マスクと、受光窓を覆う赤外線透過膜とが印刷されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 筐体の開口部に受光窓付きパネルが嵌め込まれ、該パネルの後方に配置した基板に受信器が取り付けられており、送信器から投射した赤外線信号を前記受光窓を通して受信器により受信するようにした受光パネル装置において、前記パネルが、前記開口部に嵌め込まれる透光性パネル本体と、該パネル本体の表面に接着される透光性フイルムとを有し、そのフイルムの裏面または前記パネル本体の表面に、前記受光窓以外の部分を覆う遮光マスクと、受光窓を覆う赤外線透過膜とが設けられていることを特徴とする受光パネル装置。 【請求項2】 前記基板に発光器が取り付けられ、前記遮光マスクの発光器対向部分を除去して発光窓が形成されていることを特徴とする請求項1記載の受光パネル装置。 【請求項3】 前記発光窓が所定の色彩を施した光透過膜により覆われていることを特徴とする請求項2記載の受光パネル装置。 【請求項4】 前記発光窓が複数設けられ、該各発光窓が互いに異なる色彩を施した光透過膜により覆われていることを特徴とする請求項3記載の受光パネル装置。 【請求項5】 前記遮光マスク、赤外線透過膜及び光透過膜が印刷により形成されていることを特徴とする請求項3または4記載の受光パネル装置。 【請求項6】 前記筐体が空気調和機の室内ユニット用筐体であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の受光パネル装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば空気調和機の室内ユニットなどに設けられる受光パネル装置に関する。 【0002】 【従来の技術】空気調和機の室内ユニットとして図5に示すものがある。これは、吸気口1a及び送風口1bを備えた筐体1の前面下部にリモートコントロール用受光パネル装置2が設けられたものであって、その受光パネル装置2は、筐体1の開口部3に嵌め込まれたパネル4を有し、該パネル4に受光窓5と複数の発光窓6〜8とが設けられている。 【0003】従来、前記パネル4の構造は、特開平9−215069号公報などに記載されているが、その一例を図6に基づいて説明すると、非透光性合成樹脂材からなるパネル4に受光窓5及び各発光窓6〜8が貫設され、受光窓5に赤外線透過性板10が嵌め込まれると共に、各発光窓6〜8に透光性板11が嵌め込まれている。なお、パネル4の後方に配置したプリント基板12に、受光窓5に対向する受信器13と各発光窓6〜8に対向する複数の発光ダイオード(発光器)14とが配置されている。 【0004】上記構成において、リモートコントロール用送信器15(図5参照)をパネル4に向けた状態で操作することにより、その送信器15から投射した赤外線信号が受光窓5の赤外線透過板10を透過して受信器13に受信され、その受信信号に基づいて制御部により運転やホットスタート及びタイマーの各種動作が行われ、その動作の状況を各発光窓6〜8の透光性板11を介して各発光ダイオード14の発光により確認する。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、パネル4に受光窓5及び各発光窓6〜8を貫設し、その受光窓に赤外線透過性板10を嵌め込むと共に、前記各発光窓6〜8に透光性板11を嵌め込んでおり、部品点数が多く、製作費が高くつく。 【0006】本発明は、上記従来の欠点に鑑み、部品点数が少なくて製作費を安くした受光パネル装置を提供することを目的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、筐体の開口部に受光窓付きパネルが嵌め込まれ、該パネルの後方に配置した基板に受信器が取り付けられており、送信器から投射した赤外線信号を前記受光窓を通して受信器により受信するようにした受光パネル装置において、前記パネルが、前記開口部に嵌め込まれる透光性パネル本体と、該パネル本体の表面に接着される透光性フイルムとを有し、そのフイルムの裏面または前記パネル本体の表面に、前記受光窓以外の部分を覆う遮光マスクと、受光窓を覆う赤外線透過膜とが設けられていることを特徴としている。 【0008】上記構成によれば、パネルが透光性パネル本体と安価な透光性フイルムとからなり、従来に比べて部品点数が少なく、製作費を安くすることができる。また、その透光性パネル本体と透光性フイルムとにより受光窓以外の部分を覆う遮光マスク及び受光窓を覆う赤外線透過膜が挟まれているので、それらを損傷されないように保護することができる。 【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記基板に発光器が取り付けられ、前記遮光マスクの発光器対向部分を除去して発光窓が形成されていることを特徴としている。 【0010】上記構成によれば、受光窓及び発光窓を遮光マスクにより同時に形成することができ、これによって部品点数が増加しないから、製作費を安くすることができる。 【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記発光窓が所定の色彩を施した光透過膜により覆われていることを特徴としている。 【0012】上記構成によれば、光透過膜の色彩により発光窓を所定の色で発光させることができる。 【0013】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記発光窓が複数設けられ、該各発光窓が互いに異なる色彩を施した光透過膜により覆われていることを特徴としている。 【0014】上記構成によれば、光透過膜の色彩により各発光窓を互いに異なる色で発光させるようになっているから、各発光窓に対向する複数の発光器として例えば白光色型発光器を1種類用いるだけでよく、製作費を安くすることができる。 【0015】請求項5記載の発明は、請求項3または4記載の発明において、前記遮光マスク、赤外線透過膜及び光透過膜が印刷により形成されていることを特徴としている。 【0016】上記構成によれば、遮光マスク、赤外線透過膜及び光透過膜を印刷により安価に能率良く形成することができる。 【0017】請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれかに記載の発明において、前記筐体が空気調和機の室内ユニット用筐体であることを特徴としている。 【0018】上記構成によれば、部品点数が少なくて安価な空気調和機の室内ユニットを提供することができる。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3は本発明の実施の一形態である受光パネル装置2を設けた空気調和機の室内ユニットの要部を示すものであって、パネル4が、筐体1の開口部3に嵌め込まれるパネル本体4Aと、該パネル本体4Aの表面に接着されるフイルム4Bとを有している。上記以外の構成で図5及び図6に示す構成と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。 【0020】前記パネル本体4Aは、透明または半透明の透光性硬質合成樹脂材からなり、正面視略矩形状であって、その裏面4隅に突設した係合片16を開口部3の周縁に係合させることにより、筐体1に着脱可能に取り付けられている。 【0021】前記フイルム4Bは、透明または半透明の透光性軟質合成樹脂材からなり、パネル本体4Aとほぼ同形であって、その裏面に、「運転」「ホットスタート」及び「タイマー」の印字部17と、受光窓5及び複数(この実施の形態では3つ)の各発光窓6〜8を形成する遮光マスク18と、受光窓5を覆う赤外線透過膜19と、各発光窓6〜8を覆う互いに異なる色彩(例えばグリーン、レッド、オレンジなど)を施した光透過膜20とが印刷され、その印刷の裏面側に接着層21が形成されている。 【0022】パネル4の製作手順を説明すると、図4(a)に示すように、フイルム4Bの裏面に印字部17を印刷した後、同図(b)に示すように、フイルム4Bの裏面に遮光マスク18を印刷し、続いて、同図(c)に示すように、遮光マスク18により形成された受光窓5に赤外線透過膜19を印刷すると共に、各発光窓6〜8に光透過膜20を印刷し、その印刷の裏面側に接着層21を形成する。次に、そのフイルム4Bをパネル本体4Aの表面に接着すればよい(図1及び図2参照)。 【0023】上記構成によれば、パネル4が透光性パネル本体4Aと安価な透光性フイルム4Bとからなり、従来に比べて部品点数が少なく、製作費を安くすることができる。また、その透光性パネル本体4Aと透光性フイルム4Bとにより遮光マスク18、赤外線透過膜19及び光透過部20が挟まれているので、それらを損傷されないように保護することができる。 【0024】更に、受光窓5及び各発光窓6〜8を遮光マスク18により同時に形成することができ、これによって部品点数が増加しないから、製作費を安くすることができる。しかも、遮光マスク18、赤外線透過膜19及び光透過膜20を印刷により安価に能率良く形成することができる。 【0025】また更に、光透過膜20の色彩により各発光窓6〜8を互いに異なる色で発光させるようになっているから、各発光窓6〜8に対向する複数の発光ダイオード14として例えば白光色型発光ダイオード14を1種類用いるだけでよく、製作費を安くすることができる。 【0026】上記の実施の形態では、印字部17、遮光マスク18、赤外線透過膜19及び光透過膜20をフイルム4Bの裏面に印刷したが、それらをパネル本体4Aの表面に印刷するようにしてもよい。 【0027】また、空気調和機の室内ユニットを例にあげて説明したが、これに限定されるわけではなく、例えば磁気テープ装置などにも適用することができる。 【0028】 【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、パネルが透光性パネル本体と安価な透光性フイルムとからなり、従来に比べて部品点数が少なく、製作費を安くすることができる。また、その透光性パネル本体と透光性フイルムとにより受光窓以外の部分を覆う遮光マスク及び受光窓を覆う赤外線透過膜が挟まれているので、それらを損傷されないように保護することができる。 【0029】請求項2記載の発明によれば、受光窓及び発光窓を遮光マスクにより同時に形成することができ、これによって部品点数が増加しないから、製作費を安くすることができる。 【0030】請求項3記載の発明によれば、光透過膜の色彩により発光窓を所定の色で発光させることができる。 【0031】請求項4記載の発明によれば、光透過膜の色彩により各発光窓を互いに異なる色で発光させるようになっているから、各発光窓に対向する複数の発光器として例えば白光色型発光器を1種類用いるだけでよく、製作費を安くすることができる。 【0032】請求項5記載の発明によれば、遮光マスク、赤外線透過膜及び光透過膜を印刷により安価に能率良く形成することができる。 【0033】請求項6記載の発明によれば、部品点数が少なくて安価な空気調和機の室内ユニットを提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000201113 【氏名又は名称】船井電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年12月25日(1998.12.25) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−193294(P2000−193294A) |
| 【公開日】 |
平成12年7月14日(2000.7.14) |
| 【出願番号】 |
特願平10−371491 |
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