| 【発明の名称】 |
空気調和装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】▲土▼橋 光浩
【氏名】菊入 良夫
|
| 【要約】 |
【課題】システム停止中における消費電力を低減できるようにすること。
【解決手段】室外機11と室内機12A、12B、12Cとが、また、室内機とリモートコントローラ16、17とが、それぞれ通信可能に構成された空気調和装置10において、室内機の全てが停止状態となるシステム停止中に、室外機、室内機及びリモートコントローラが省エネルギー制御を実施するものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 室外機と室内機とが、また、上記室内機とリモートコントローラとが、それぞれ通信可能に構成された空気調和装置において、上記室内機の全てが停止状態となるシステム停止中に、上記室外機、上記室内機及び上記リモートコントローラが省エネルギー制御を実施することを特徴とする空気調和装置。 【請求項2】 上記省エネルギー制御は、室外機の制御装置が、当該室外機と室内機との定期通信、及び上記室内機とリモートコントローラとの定期通信を停止させることであることを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。 【請求項3】 上記省エネルギー制御は、室外機、室内機又はリモートコントローラが、それぞれの制御装置におけるCPUを、演算処理を停止状態とするスリープモードとし、内部に配設された機器を停止させることであることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和装置。 【請求項4】 上記室外機又は室内機のそれぞれの制御装置におけるCPUは、省エネルギー制御の実施中においても、上記室外機又は上記室内機のそれぞれの機器を停止させる必要があるときに起動状態に復帰して、上記機器を停止させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の空気調和装置。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は空気調和装置に係り、特に室外機と室内機との間、室内機とリモートコントローラとの間にそれぞれ通信が実施される空気調和装置に関する。 【0002】 【従来の技術】空気調和装置には、室外機と室内機との間、室内機とリモートコントローラとの間で、それぞれシリアル通信が常時実施されているものがある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記シリアル通信は、室内機の全てが停止状態となるシステム停止中においても実施状態にある。このため、室外機、室内機およびリモートコントローラのそれぞれの通信機器や制御装置のCPU(中央処理装置)は、システム停止中であっても、システム運転時と同程度の消費電力を必要とする。 【0004】また、室外機や室内機には、システム停止中にもON状態となっている機器、たとえば電磁弁などがある。従って、この場合にも、システム停止中に消費電力を低減することができない。 【0005】本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、システム停止中における消費電力を低減できる空気調和装置を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明は、室外機と室内機とが、また、上記室内機とリモートコントローラとが、それぞれ通信可能に構成された空気調和装置において、上記室内機の全てが停止状態となるシステム停止中に、上記室外機、上記室内機及び上記リモートコントローラが省エネルギー制御を実施することを特徴とするものである。 【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、省エネルギー制御とは、室外機の制御装置が、当該室外機と室内機との定期通信、及び上記室内機とリモートコントローラとの定期通信を停止させることであることを特徴とするものである。 【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、省エネルギー制御とは、室外機、室内機又はリモートコントローラが、それぞれの制御装置におけるCPUを、演算処理を停止状態とするスリープモードとし、内部に配設された機器を停止させることであることを特徴とするものである。 【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明において、室外機又は室内機のそれぞれの制御装置におけるCPUが、省エネルギー制御の実施中においても、上記室外機又は上記室内機のそれぞれの機器を停止させる必要があるときに起動状態に復帰して、上記機器を停止させることを特徴とするものである。 【0010】請求項1乃至3に記載の発明には、次の作用がある。 【0011】室内機の全てが停止状態となるシステム停止中に、室外機、室内機及びリモートコントローラが省エネルギー制御を実施することから、これらの室外機、室内機及びリモートコントローラの通信機器、制御装置のCPU、及びその他の機器に必要とされる電力が低減して、システム停止中における消費電力を低減できる。 【0012】請求項4に記載の発明には、次の作用がある。 【0013】室外機又は室内機のそれぞれの制御装置におけるCPUは、省エネルギー制御の実施中においても、室外機又は室内機のそれぞれの機器を停止させる必要があるときに起動状態に復帰して上記機器を停止させることから、これらの室外機又は室内機の機器を、省エネルギー制御の実施時期に拘わらず最適な時期に停止させて、これらの機器への給電を遮断させることができる。と同時に、室外機又は室内機のそれぞれの制御装置におけるCPUを、上記機器を停止させるまでの間起動状態とせず、省エネルギー制御の実施状態に保持できるので、この間のCPUの消費電力も低減できる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。 【0015】図1は、本発明に係る空気調和装置の一実施の形態を示す系統図である。 【0016】この図1に示すように、空気調和装置10は、例えば一台の室外機11と、3台の室内機12A、12B、12Cとが図示しない冷媒配管によって接続されて構成される。 【0017】又、室外機11の制御装置13と、室内機12A、12B、12Cのそれぞれの制御装置14A、14B、14Cとが、通信線15を用いてシリアル通信可能に接続される。更に、室内機12Aの制御装置14Aがリモートコントローラ16の制御装置18により、又、室内機12Bの制御装置14Bと室内機12Cの制御装置14Cとがリモートコントローラ17の制御装置19により、赤外線などを用いてシリアル通信可能に構成される。 【0018】室外機11の制御装置13と室内機12A、12B、12Cのそれぞれの制御装置14A、14B、14Cとの間のシリアル通信と、室内機12Aの制御装置14Aとリモートコントローラ16の制御装置18との間のシリアル通信と、室内機12B、12Cのそれぞれの制御装置14B、14Cとリモートコントローラ17の制御装置19との間のシリアル通信とは、室内機12A、12B及び12Cの全てが運転状態にある空気調和装置10のシステム運転中に常に実行される。 【0019】室外機11の制御装置13は、全ての室内機12A、12B、12Cが停止状態にあるときに、自ら(室外機11)を含めて、室内機12A、12B及び12Cならびにリモートコントローラ16及び17に省エネルギー制御を実行させる。更に、この室外機11の制御装置13は、室内機12A、12B、12Cを介してリモートコントローラ16、17から省エネルギー制御解除信号が送信されたときに、室外機11を含めて室内機12A、12B及び12C並びにリモートコントローラ16及び17の省エネルギー制御を解除させる。 【0020】上記省エネルギー制御としては、第一に、室外機11の制御装置13が、室外機11の制御装置13と室内機12A、12B、12Cのそれぞれの制御装置14A、14B、14Cとのシリアル通信、室内機12Aの制御装置14Aとリモートコントローラ16の制御装置18との間のシリアル通信、室内機12B、12Cのそれぞれの制御装置14B、14Cとリモートコントローラ17の制御装置19との間のシリアル通信を全て停止させることである。第二に、上記省エネルギー制御としては、室外機11の制御装置13、室内機12A、12B、12Cのそれぞれの制御装置14A、14B、14C、リモートコントローラ16の制御装置18、リモートコントローラ17の制御装置19がそれぞれ自己のCPU(中央処理装置)をスリープモードに設定することである。ここで、スリープモードとは、CPUがレジスタを機能させつつ演算処理の実行を停止して、CPUの消費電力を低減するモードである。 【0021】上記省エネルギー制御としては、第三に、室外機11、室内機12A、12B、12C、リモートコントローラ16及び17内に配設された各種機器を停止又はOFF動作させることである。但し、室外機11と室内機12A、12B、12C内には、省エネルギー制御の実施時に、即座に停止又はOFF動作させては不具合を生ずる機器がある。例えば、室外機11における四方弁(不図示)では、圧縮機の停止後、高圧配管内と低圧配管内での冷媒の圧力がバランスしないときに四方弁を動作させると非常に大きな異音を発生してしまうので、上記冷媒圧力がバランスしたとき(圧縮機の停止後約1時間経過した後)に、四方弁をOFF動作させる必要がある。 【0022】従って、室外機11の制御装置13におけるCPUや、室内機12A、12B、12Cのそれぞれの制御装置14A、14B、14CのCPUは、省エネルギー制御実施中においても、上述の四方弁をOFF動作させるときのように、内部機器を停止又はOFF動作させる時期に至ったときに起動状態に復帰して、これらの内部機器を停止又はOFF動作させる。例えば、上記四方弁の場合には、室外機11の制御装置13のCPUは、省エネルギー制御が実施されて圧縮機が停止した時点からタイマーをカウントさせ、1時間経過後に、省エネルギー制御のスリープモードから起動状態となって四方弁をOFF動作させる。 【0023】次に、図2を参照して、室外機11の制御装置13が実施する省エネルギー制御の実施とその解除を説明する。 【0024】(1)省エネルギー制御の実施図2(A)に示すように、室外機11の制御装置13(実際には制御装置13のCPU)は、室内機12A、12B及び12Cの運転台数が零であるか否かを判定する。(S10)。室外機11の制御装置13は、室内機12A、12B、12Cの運転台数が零である場合に、室内機12A、12B、12Cのそれぞれの制御装置14A、14B、14Cへ省エネルギー制御開始信号をシリアル通信によって送信する(S11)。 【0025】次に、室外機11の制御装置13は、室内機12A、12B、12Cのそれぞれの制御装置14A、14B、14Cから、省エネルギー制御開始信号の受信OK信号を受け取ったか否かを確認する(S12)。室外機11の制御装置13は、室内機12A、12B、12Cの各制御装置14A、14B、14Cから省エネルギー制御開始信号の受信OK信号を受け取っていない場合にはステップS11を再度実行し、受け取った場合には室外機11の省エネルギー制御を実施する(S13)。 【0026】図3(A)に示すように、室内機12A、12B、12Cのそれぞれの制御装置14A、14B、14Cは、上記ステップS11にてなされた室外機11の制御装置13からの省エネルギー制御開始信号を受け取ったか否かを判定する(S20)。室内機12A、12B、12Cのそれぞれの制御装置14A、14B、14Cは、室外機11の制御装置13から省エネルギー制御開始信号を受け取った場合には、室外機11の制御装置13へ受信OK信号を返信する(S21)。引き続き、室内機12Aの制御装置14Aはリモートコントローラ16の制御装置18へ、又、室内機12B、12Cのそれぞれの制御装置14B、14Cはリモートコントローラ17の制御装置19へ、それぞれ省エネルギー制御開始信号を発信する(S22)。 【0027】室内機12A、12B、12Cのそれぞれの制御装置14A、14B、14Cは、対応するリモートコントローラ16の制御装置18、17の制御装置19から省エネルギー制御開始信号の受信OK信号を受信したか否かを確認する(S23)。室内機12A、12B、12Cの各制御装置14A、14B、14Cは、それぞれ上記受信OK信号を受信していない場合には再びステップS22を実行し、受信した場合には室内機12A、12B、12Cの省エネルギー制御を開始する(S24)。 【0028】図4(A)に示すように、リモートコントローラ16の制御装置18は室内機12Aの制御装置14Aから、又、リモートコントローラ17の制御装置19は室内機12B、12Cの制御装置14B、14Cから、それぞれ上記ステップS22にてなされた省エネルギー制御開始信号を受信したか否かを確認する(S30)。リモートコントローラ16の制御装置18、リモートコントローラ17の制御装置19は、それぞれ省エネルギー制御開始信号を受信した場合には、対応する室内機12A、12B、12Cの各制御装置14A、14B、14Cへ受信OK信号を返信し(S31)、引き続き、リモートコントローラ16、17の省エネルギー制御を開始する(S32)。 【0029】上述のようにして、室内機12A、12B及び12Cが全て停止状態にあることが室外機11の制御装置13にて確認されたときに、この室外機11の制御装置13は、室外機11、室内機12A、12B及び12C並びにリモートコントローラ16及び17に省エネルギー制御を実施させ、つまり、前述のシリアル通信を停止させ、且つ室外機11の制御装置13、室内機12A、12B、12Cの各制御装置14A、14B、14C、リモートコントローラ16、17の各制御装置18,19におけるそれぞれのCPUをスリープモードとし、更に室外機11、室内機12A、12B、12C、リモートコントローラ16及び17の内部機器(省エネルギー制御の実施後所定時間経過した後に停止させるものを除く)を停止又はOFF動作させる。 【0030】(2)省エネルギー制御の解除図4(B)に示すように、リモートコントローラ16の制御装置18、リモートコントローラ17の制御装置19は、リモートコントローラ16、17の運転ボタンが操作されたか否かを確認する(S40)。上記運転ボタンが操作された時に、その操作された運転ボタンを有するリモートコントローラ16の制御装置18、又はリモートコントローラ17の制御装置19は、対応する室内機12A、12B、12Cの各制御装置14A、14B、14Cへ省エネルギー制御解除信号を送信する(S41)。 【0031】次に、上記省エネルギー制御解除信号を送信したリモートコントローラ16、17のそれぞれの制御装置18、19は、対応する室内機12A、12B、12Cの各制御装置14A、14B、14Cから省エネルギー制御解除信号の受信OK信号が送信されたか否かを判定する(S42)。上記省エネルギー制御解除信号を送信したリモートコントローラ16の制御装置18、リモートコントローラ17の制御装置19は、上記受信OK信号の返信がなされていない時にはステップS41を再度送信し、なされている時には終了する。 【0032】図3(B)に示すように、室内機12A、12B、12Cのそれぞれの制御装置14A、14B、14Cは、リモートコントローラ16の制御装置18、リモートコントローラ17の制御装置19の少なくとも一つから、ステップS41にてなされた省エネルギー制御解除信号を受信したか否かを確認する(S50)。リモートコントローラ16、17から省エネルギー制御解除信号を受信した室内機12A、12B、12Cの各制御装置14A、14B、14Cは、上記省エネルギー制御解除信号を受信した時に、省エネルギー制御解除信号の受信OK信号を、省エネルギー制御解除信号を送信したリモートコントローラ16、17の制御装置18、19へ返信する(S51)。 【0033】引き続き、リモートコントローラ16、17から省エネルギー制御解除信号を受信した室内機12A、12B、12Cの各制御装置14A、14B、14Cは、室外機11の制御装置13へ省エネルギー制御解除信号を送信する(S52)。省エネルギー制御解除信号を送信した室内機12A、12B、12Cの各14、14B、14Cは、室外機11の制御装置13から省エネルギー制御解除信号の受信OK信号が返信されたか否かを確認する(S53)。省エネルギー制御解除信号を送信した室内機12A、12B、12Cの各制御装置14A、14B、14Cは、上記受信OK信号が確認できない場合に、ステップS52を再度実行し、確認できた場合に終了する(S53)。 【0034】図2(B)に示すように、室外機11の制御装置13は、室内機12A、12B、12Cのそれぞれの制御装置14A、14B、14Cから、何らかのシリアル通信がなされたか否かを判定する(S60)。室外機11の制御装置13は、何らかのシリアル通信があった場合に、それが省エネルギー制御解除信号であるか否かを判定する(S61)。 【0035】室外機11の制御装置13は、室内機12A、12B、12Cの各制御装置14A、14B、14Cから省エネルギー制御解除信号の送信がなされたと判断した時に、該信号を送信した室内機12A、12B、12Cの各制御装置14A、14B、14Cへ省エネルギー制御解除信号の受信OK信号を送信すると同時に、全ての室内機12A、12B、12Cの各制御装置14A、14B、14Cへ省エネルギー制御解除信号を送信する(S62)。 【0036】室外機11の制御装置13は、室内機12A、12B、12Cの各制御装置14A、14B、14Cの全てがステップS62にてなされた省エネルギー制御解除信号を受信したか否かを判断する(S63)。室外機11の制御装置13は、室内機12A、12B、12Cのそれぞれの制御装置14A、14B、14Cのうち一つでも省エネルギー制御解除信号を受信しなかった時に、ステップS62を再度実行し、室内機12A、12B、12Cの各制御装置14A、14B、14Cの全てが省エネルギー制御解除信号を受信した時に、室外機11の省エネルギー制御を解除する(S64)。 【0037】このようにして、室外機11の制御装置13は、少なくともいずれか一つのリモートコントローラ16、17の運転ボタンが操作された時に、室外機11、室内機12A、12B、12C、リモートコントローラ16及び17の省エネルギー制御を解除させ、つまり、前述のシリアル通信を実行して、室外機11の制御装置13、室内機12A、12B、12Cの各制御装置14A、14B、14C、リモートコントローラ16、17の各制御装置18,19のそれぞれにおけるCPUを、スリープモードから起動状態とし、室外機11、室内機12A、12B、12C、リモートコントローラ16、17の内部機器を運転又はON動作させる。 【0038】従って、上記実施の形態によれば、次の効果■及び■を奏する。 【0039】■室内機12A、12B、12Cの全てが停止状態となるシステム停止中に、室外機11、室内機12A、12B、12C、リモートコントローラ16及び17が省エネルギー制御を実施することから、これらの室外機11、室内機12A、12B、12C、リモートコントローラ16及び17内の通信機器、制御装置13、14A、14B、14C、18及び19のCPU、並びにその他の各種機器に必要とされる電力が低減して、システム停止中における消費電力を低減できる。 【0040】■室外機11の制御装置13又は室内機12A、12B、12Cの各制御装置14A、14B、14CにおけるCPUは、省エネルギー制御の実施中においても、室外機11又は室内機12A、12B、12C内のそれぞれの機器(例えば四方弁)を停止させる必要がある時点で、省エネルギー制御のスリープモードから起動状態に復帰して上記機器を停止させることから、これらの室外機11又は室内機12A、12B、12Cの機器を、省エネルギー制御の実施時期にかかわらず最適な時期(例えば、上記四方弁の場合には、省エネルギー制御開始後約1時間経過した後)に停止させ、これらの機器の給電を遮断させることができる。と同時に、室外機11の制御装置13又は室内機12A、12B、12Cの各制御装置14A、14B、14CにおけるそれぞれのCPUを、上記機器を停止させるまでの間起動状態とせず、省エネルギ−制御の実施状態(スリープモード)に保持できるので、この間のCPUの消費電力を低減できる。 【0041】以上、一実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。 【0042】例えば、上記実施の形態では、省エネルギー制御開始後にも運転状態またはON動作状態を継続する機器として、室外機11の四方弁の場合を述べたが、段階的に能力を変更できる圧縮機ユニットのセーブ弁やコントロール弁の場合にも、これらの弁の前後の冷媒圧力がバランスした後に、同様にして、室外機11の制御装置13のCPUをスリープモードから起動状態とし、これらの弁をOFF動作させても良い。ここで、上記圧縮機ユニットは、例えば2台の圧縮機のうち、1台の圧縮機が2つのシリンダ間を、コントロール弁を配設したバイパス通路で連結して、100%能力運転とを実現できるものとし、他の圧縮機が容量を制御できない低速圧縮機とし、これらの両圧縮機と外部のセーブ弁とを組み合わせて、1馬力単位で段階的に能力を変更できるものである。 【0043】さらに、膨張弁やバイパス弁などに関しても、省エネルギー制御に際し、これらの弁の前後の冷媒圧力がバランスした後に、室外機11の制御装置13におけるCPU、室内機12A、12B、12Cの各制御装置14A、14B、14CにおけるCPUをスリープモードから起動状態として、これらの弁を同様にOFF動作させてもよい。 【0044】 【発明の効果】以上のように、本発明に係る空気調和装置によれば、室内機の全てが停止状態となるシステム停止中に、室外機、室内機及びリモートコントローラが省エネルギー制御を実施することから、このシステム停止中における消費電力を低減できる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000001889 【氏名又は名称】三洋電機株式会社
|
| 【出願日】 |
平成10年12月7日(1998.12.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100091823 【弁理士】 【氏名又は名称】櫛渕 昌之 (外1名)
|
| 【公開番号】 |
特開2000−171081(P2000−171081A) |
| 【公開日】 |
平成12年6月23日(2000.6.23) |
| 【出願番号】 |
特願平10−346333 |
|